JPH10339993A - トナー補給方法及びトナー容器及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

トナー補給方法及びトナー容器及び電子写真画像形成装置

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JPH10339993A
JPH10339993A JP9163418A JP16341897A JPH10339993A JP H10339993 A JPH10339993 A JP H10339993A JP 9163418 A JP9163418 A JP 9163418A JP 16341897 A JP16341897 A JP 16341897A JP H10339993 A JPH10339993 A JP H10339993A
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container
toner container
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後藤  達也
Shinichi Onodera
小野寺  真一
Ayumi Murakami
歩 村上
Yutaka Ban
伴  豊
Kiyouta Miyazaki
京太 宮崎
Kazuhiko Komata
一彦 小俣
Shohei Takeda
昌平 武田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーを回転部材と非接触で搬送することに
より、粗粒の発生を完全に防止する。部品点数、組立工
数を少なくして、製造コストを低減する。 【解決手段】筒状のトナー容器1の内壁に交互に案内す
る突起部2R,2Lを有する。軸線方向端部に排出口4
を有する。この容器を揺動させることにより、順次案内
部材をトナーがすべり落ち、徐々にトナーが搬送され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
プリンター等の画像形成装置にトナーを補給するための
トナー補給方法及びトナー容器及び電子写真画像形成装
置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述の従来の
技術をさらに発展させたものであって、下記のようなト
ナー補給方法及びトナー容器及び電子写真画像形成装置
を提供することを目的とする。 (1)製造コスト低減 (2)トナーをトナー容器から排出するための駆動トル
ク低減 (3)トナー漏れ防止 (4)トナーが溶融固着した粗大粒子の発生防止 (5)画像形成装置本体のスペースの有効利用 (6)トナー容器の大容量化対応 (7)再生利用しやすい (8)トナーを効果的にほぐして確実に排出させる
【0003】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は内部に軸方向から見て左側と右側に交互に中心より左
右方向へ向ってトナー排出口へリードを有して延設され
た突起部を備えた中空筒状のトナー容器と、前記トナー
容器を支持してトナー容器を軸方向から見て左側と右側
の突起部が交互に上昇下降するように揺動する揺動手段
とを用いて、トナー容器を横置きして揺動することによ
り、トナー容器中のトナーをトナー排出口へ攪拌しなが
ら移動させトナー排出口からトナーを送り出すことを特
徴とするトナー補給方法である。
【0004】本出願に係る第2の発明は横置きで用いら
れ内部に軸方向から見て左側と右側に交互に左右の中心
より左右方向へ向ってトナー排出口へリードを有して延
設された突起部と、端部にトナー排出口を有し、前記突
起部を内壁に設ける中空筒状の容器本体と、を有するこ
とを特徴とするトナー容器である。
【0005】本出願に係る第3の発明は前記左右の突起
部は容器本体を軸方向から見て互いに重なり部を有する
ことを特徴とする第2の発明に記載のトナー容器であ
る。
【0006】本出願に係る第4の発明は前記左又は右側
の突起部の下端側の端部は左右に関し反対側の突起部と
の間にトナーがとおる通路を構成していることを特徴と
する第2又は第3の発明に記載のトナー容器である。
【0007】本出願に係る第5の発明は前記トナー排出
口は容器本体にトナーを充填された後にキャップにより
栓をされていることを特徴とする第2の発明に記載のト
ナー容器である。
【0008】本出願に係る第6の発明は前記突起部は板
状の案内部材であることを特徴とする第2の発明に記載
のトナー容器である。
【0009】本出願に係る第7の発明は前記容器本体は
円筒形であって円筒の端板中心にトナー排出口を有する
ことを特徴とする第2の発明に記載のトナー容器であ
る。
【0010】本出願に係る第8の発明は前記容器本体は
円筒形であって、円筒の底部近くにおいて、円筒の端板
に揺動中立位置の左右に長いトナー排出口を有すること
を特徴とする第2の発明に記載のトナー容器である。
【0011】本出願に係る第9の発明は前記容器本体は
円筒形であって前記突起部は夫々容器本体の円周の中心
を中心とするら旋状であることを特徴とする第2から第
8の何れか1つの発明に記載のトナー容器である。
【0012】本出願に係る第10の発明は前記容器本体
は円筒の底部にこの円筒を切る水平面の底面を有し、前
記突起部は直線状であることを特徴とする第2から第8
の発明の何れか1つに記載のトナー容器である。
【0013】本出願に係る第11の発明は前記容器本体
は容器本体の中心を中心として揺動可能に支持して用い
られるものであって、揺動運動の死点において突起部の
最下端は容器本体の中心から下した垂線よりも前記死点
側へ離れる位置にあることを特徴とする請求項2から1
0の発明の何れか1つに記載のトナー容器である。
【0014】本出願に係る第12の発明は前記容器本体
は直円筒形であることを特徴とする第2から第9の発明
の何れか1つ又は11に記載のトナー容器である。
【0015】本出願に係る第13の発明は前記容器本体
は中空円筒形部分と、この円筒形部分につづいて円筒形
部分と同心でトナー排出口側へ向って直径を減少する中
空円錐形部分と、を有することを特徴とする第2から第
9発明の何れか1つ又は第11の発明に記載のトナー容
器である。
【0016】本出願に係る第14の発明は前記容器本体
は外周に容器本体と同一中心の画像形成装置本体に装着
された際、画像形成装置本体のギアと噛み合うギアが一
体又は固定して設けられていることを特徴とする第2か
ら第13の発明の何れか1つの発明に記載のトナー容器
である。
【0017】本出願に係る第15の発明はトナー容器を
装着されてトナーの補給を受け、記録媒体に画像を形成
する電子写真画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、 b.前記電子写真感光体ドラムに形成された潜像をトナ
ーを用いて現像するための現像手段と、 c.横置きで用いられ内部に軸方向から見て左側と右側
に交互に中心より左右方向へ向ってトナー排出口へリー
ドを有し延設された突起部と、端部にトナー排出口を有
し、前記突起部を内壁に設ける中空筒状の容器本体と、
を有し、トナーの充填されたトナー容器を取り外し可能
に装着する装着手段と、 d.前記装着手段に装着されたトナー容器を揺動させる
揺動手段と、 e.トナー容器のトナー排出口から送り出されるトナー
を受け入れる前記現像手段に用いるトナーを貯留するト
ナーホッパーと、を有することを特徴とする電子写真画
像形成装置である。
【0018】本出願に係る第16の発明は前記トナー容
器は外周にトナー容器の容器本体と同一中心で容器本体
に一体又は固定されたギアを有して揺動自在に画像形成
装置本体に支持され、前記揺動手段は正逆転可能なモー
タと、前記モータで駆動されるギア列とを有し、前記ギ
ア列の出力ギアはトナー容器に有する前記ギアと噛合す
ることを特徴とする第15の発明に記載の電子写真画像
形成装置である。
【0019】本出願に係る第17の発明は前記揺動手段
はトナー容器を取り付けるホルダーを有し、このホルダ
ーを揺動する揺動装置を有することを特徴とする第15
の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0020】本出願に係る第18の発明は前記トナー容
器はトナー排出口がキャップで密栓されており、画像形
成装置本体のトナー容器の装着部を開閉するドア動作と
連動する開栓手段を有することを特徴とする第15から
第17の発明の何れか1つに記載の電子写真画像形成装
置である。
【0021】本出願に係る第19の発明は前記開栓装置
は前記ドアを閉めた際に開栓動作を行うことを特徴とす
る第18の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0022】本出願に係る第20の発明は前記ドアは回
動して開閉するものであって、前記ドアの回動中心と同
心に前記ドアと共に回動するギアと、前記ギアと噛合う
開栓方向のラックを有し開閉方向に移動自在に支持され
キャップとの係合部を有するオープナーを有することを
特徴とする第18又は第19の発明に記載の電子写真画
像形成装置である。
【0023】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やプリンター等の
画像形成装置には現像剤として微粉末のトナーが使用さ
れている。そして、画像形成装置本体の現像剤が消費さ
れた場合には、トナー容器を用いて画像形成装置へトナ
ーを補給することが行われている。
【0024】トナーは極めて微細な粉末であるため、ト
ナー補給作業時にトナーが飛散してオペレータや周囲を
汚すという問題があった。このため、トナー容器を画像
形成装置本体の内部に据え置いて、小さな開口部から少
量ずつトナーを排出する方式が提案、実用されている。
このような方式にあってはトナーは重力等の作用で自然
に排出させるのは困難であり、何らかのトナー撹拌搬送
手段が必要となる。
【0025】そこでトナー容器内部には螺旋状のトナー
撹拌搬送部材が設けられ、トナー容器の端部壁面を貫通
して容器外部より駆動を受けるようになっている。また
撹拌部材の駆動側と反対側は自由端となっている。
【0026】撹拌部材がトナー容器の端部壁面を貫通し
ている部分には何らかの軸受けシール機構が必要とされ
る。シール機構の構成は、撹拌部材の端部にギア部材を
連設し、ギア部材と容器壁面との間にシール部材を挟持
するようにしたものが一般的である。シール部材として
は、ドーナツ状の羊毛フエルトやオイルシール等が用い
られる場合が多い。
【0027】このトナー容器は画像形成装置本体内に装
着したまま使用され、画像形成装置本体側からの駆動に
よりトナー攪拌搬送部材で回転することでトナーを搬送
し、開口部から少量ずつトナーを落下、排出するように
なっている(特公平7−113796号公報、特開平6
−99176号公報参照)。
【0028】また内部にねじ羽根を有する円筒形トナー
容器を回転してトナーを排出することが提案されている
(特開平7−44000号公報参照)。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。
【0030】(実施の形態1)図12は本発明に係るト
ナー補給装置を有する電子写真画像形成装置の縦断面図
である。
【0031】原稿101は原稿台ガラス102の上に置
かれ光学部103の複数のミラーとレンズにより感光体
ドラム104上に原稿の情報が結像するように配置され
る。給紙カセット105〜108に積載された用紙Pの
うち不図示の操作部から使用者が入力した情報もしくは
原稿101の紙サイズから最適な給紙カセット105〜
108を用紙サイズ情報から選択する。そして給紙、分
離装置105A〜108Aにより搬送された1枚の用紙
Pを搬送部109を経由してレジストローラ110まで
搬送し、前記感光体ドラム104の回転と、光学部10
3のスキャンのタイミングとを同期させて用紙Pを搬送
する。転写、分離帯電器111,112で感光体ドラム
104上のトナー像を転写された用紙Pは搬送部113
により、搬送されて定着部114にた到り、定着部11
4で熱と圧力により用紙P上のトナーを定着させたあと 1)片面コピーの場合、排紙反転部115を通過し排紙
ローラ116により排紙トレー117へと排出される。 2)多重コピーの場合、排紙反転部115のフラッパー
118の制御により用紙Pは再給紙搬送路119,12
0を搬送され、レジストローラ110まで達し、前記と
同様に画像形成、搬送、定着部を通り、今度は排紙トレ
イ117上に排出される。 3)両面コピーの場合、排紙反転部115を通り、一度
排紙ローラ116により用紙Pの一部を機外に排出し、
用紙Pの終端がフラッパー118を通過し、排出ローラ
116に挟持させているタイミングに前記フラッパー1
18を制御し、前記排紙ローラ116を逆回転させ用紙
Pを再度機内へ搬送し、再給紙搬送路119,120を
搬送され、レジストローラ110まで搬送し、前記と同
様に画像形成、搬送定着部を通り今度は排紙トレイ11
7上に排出される。
【0032】上記構成の電子写真画像形成装置におい
て、感光体ドラム104の回りには現像装置201とク
リーニング器202、一次帯電器203等の装置が配置
されている。現像装置201は原稿101の情報を光学
部103により感光体ドラム104に静電潜像として結
像した情報を顕在化するために前記感光体ドラム104
上に吸着させるトナーを供給しており、前記現像装置2
01はトナーを補給するためのトナー容器1が装置本体
14に着脱可能に設けられている。
【0033】上記において、現像装置201は感光体ド
ラム104と微小隙間(約300μm)をおいて現像ロ
ーラ201aを有し、現像に際しては、現像ブレード2
01bによってトナーに摩擦帯電電荷を与えると共に現
像ローラ201aに薄層のトナー層を形成し、感光体ド
ラム104との間に現像バイアスを加えることにより感
光体ドラム104上の潜像を現像する。
【0034】現像によって減少するトナーはトナーホッ
パー201cに貯留されており、トナーホッパー201
cにトナーがなくなると図示されれないトナー残量検知
手段により検出され表示部(不図示)に表示される。こ
れによって使用者は図14に示すようにドア21を開い
てトナーの充填されたトナー容器1を装着し、図13の
ようにドアー21を閉めると後述のようにトナー容器1
は開栓され、画像形成装置の作動と共にトナー容器1が
揺動して装置本体14のトナーホッパー201cにトナ
ーが補給される。
【0035】図1は本発明に係るトナー容器の全容を示
したものである。中空円筒状のトナー容器1はその内壁
にトナー案内部材として螺旋の部分をなす突起形状の案
内羽根2が交互に設けられている。トナー容器1と一体
に形成されたフランジ部3はその外周に揺動駆動を行な
うためのギア3aが設けられている。さらにトナー容器
1の一方の端壁である前部端壁1bにはトナー排出口4
が開けられている。そして他方の後部端壁1aは閉塞さ
れている。即ち、トナー容器1は容器状である。上記に
おいて、トナー容器1、ギア3a、トナー排出口4は同
一中心を有する。
【0036】上記トナー容器1はポリエチレン等のプラ
スチック材料で形成され、射出成形、ブロー成形、イン
ジョクションブロー成形等の方法で製造するのが好まし
いが、他の材料及び製造方法であっても良い。またこれ
らは一体的に形成するのが好ましいが、2部品あるいは
それ以上の部品に分割し、それらを溶着、接着等の手段
で一体化する方法をとっても良い。
【0037】このように非常に単純な構成であるので回
収して再利用することもあるいは、分解して材料として
再生することも容易に可能である。
【0038】図3(a),(b)に示すようにトナー容
器1の内壁に沿ってトナー排出口4の軸方向の反対側か
ら見て右ねじれの案内羽根2R1,2R2,2R3,2
R4(2Rと総称する)が等ピッチPで設けられ、この
右ねじれの案内羽根に対して右ねじれの案内羽根2Rの
中間に1/2ピッチずらせて左ねじれの案内羽根2L
1,2L2,2L3(2Lと総称する)が等ピッチPで
設けられている。左右の案内羽根2R,2Lはねじれ角
が等しい。これらの案内羽根2R,2Lは図3(b)に
示すように夫々左右対称にトナー容器1の下半円に部分
的に設けられ、左右の案内羽根2R,2Lは軸方向から
見て重なり部分を有する。本例では左右夫々の案内羽根
2R,2Lは四分円よりやや大きな範囲にトナー容器1
内に配設されている。トナー容器1をトナー排出口4の
軸方向反対側から見て、各案内羽根2R,2Lは夫々半
ピッチ手前側の逆ねじれ勝手の案内羽根2R,2Lと間
をおいて最下端部2Eが始まっていて各最下端部2Eと
対向する案内羽根間には通路a,b,c,d,e,fが
設けてある。また、案内羽根2R1の最下端部2Eと後
部端壁1a間は通路gを設けてある。
【0039】上記案内羽根2R,2Lは夫々板状であり
トナー容器1の内壁側に対して直立している。
【0040】次にトナー容器1の画像形成装置本体14
への取付け及び駆動手段について図5を用いて説明す
る。まず、操作者は画像形成装置本体の現像装置(不図
示)位置に対応して設けられた装置本体ドア21を開
き、ホルダー10にトナー容器1をセットする。ホルダ
ー10はセットされたトナー容器10の円筒中心を中心
としてトナー容器1を揺動可能に支持する。この場合、
ホルダー10を固定しておいてトナー容器1をホルダー
10に対して回動自在に嵌合してもよく、本例のように
ホルダー10を揺動自在に支持してホルダー10にトナ
ー容器1を固定してもよい。何れの場合もホルダー10
は軸方向へ移動せず、トナー容器1はホルダー10に軸
方向へ移動しないように保持される。この際、図6に示
すように、排出口4を封止しているキャップ5の凸部5
aの根本の溝5bが画像形成装置本体14に図示矢印方
向に移動自在に設けられたオープナー23のU溝23a
に係合する。次に画像形成装置本体14のドア21を枢
軸21aを中心にして閉めるとドア21の回動中心に設
けられたギア部22も一体的に回転しギア部22と噛合
しているラック部23bを有しトナー容器1の軸方向と
平行に移動自在に支持されているオープナー23が図5
において上方へ引き上げられ、キャップ5はトナー容器
1より引き抜かれる。トナー容器1に設けられたギア3
aは画像形成装置本体14に設けられたアイドラギア1
1を介してギア12に噛合し、ギア12を持つ画像形成
装置本体14に設けられたモータ13につながる。
【0041】画像形成装置本体14からの制御信号によ
ってモータ13の正逆転を繰り返して行なえば、トナー
容器1の中心と同心で揺動自在に支持されているホルダ
ー10と共にトナー容器1は揺動を繰り返すようになっ
ている。
【0042】図2〜図4を用いて、トナー容器1内をト
ナーが搬送されている様子を説明する。図2(a),
(b)、図3(a),(b)、図4(a),(b)のう
ち各々下に示した図(b)は、トナー容器1を軸直角断
面方向から見た図であり、各々上に示した図(a)は夫
々の場合において真上から観察した様子を表したもので
ある。
【0043】図3(b)から図2(b)に示すようにト
ナー容器1が後部端壁1a側から見て時計回りの方向に
揺動した場合案内羽根2L1,2R2間のトナーは矢印
,で示すように案内羽根2L1及び2R1に沿って
すべり落ち通路bをとおり案内羽根2L1と2L2が対
向する側へ進む。次に反時計回りに揺動して図3(b)
に示すように中立の位置にくると案内羽根2L1,2L
2間のトナーは矢印,に示すように案内羽根2R
1,2L2間へ寄せられ、さらに図4(b)に示す位置
まで同方向へ揺動すると案内羽根2R2と2L2間のト
ナーは矢印,に示すように案内羽根2R2及び2L
2に沿ってすべり落ち通路cをとおり案内羽根2R2と
2R3とが対向する側へ進む。さらに再び時計回りに揺
動して図3(b)の中立位置を通過するにともない今度
は矢印,に示すように案内羽根2R2と2R3間の
トナーが案内羽根2L2と2R3との間へ寄せられる。
これらの繰り返しによりトナーは徐々にトナー排出口4
へと搬送されるものである。
【0044】さらに作用を詳細に述べる。上記作用はト
ナー容器1に充填されたトナーに対して同時的に行われ
るものであり、図3(b)から図2(b)へトナー容器
1が回転した状態においては、案内羽根2R1と後部端
壁1a間、案内羽根2L1,2R2間、案内羽根2L
2,2R3間、案内羽根2L3,2R4間の夫々のトナ
ーは案内羽根2R1と後部端壁1aとの間の通路g、半
ピッチずれた左右ねじれの隣接する案内羽根間の通路
b,d,fをとおり、夫々、後部端壁1aと案内羽根2
L1間、案内羽根2L1,2L2間、案内羽根2L2,
2L3間及び案内羽根2L3とトナー排出口4間へ出て
トナーの撹拌とトナー排出口4側への送り出しが行われ
る。
【0045】上記状態の図2から図3へ示すようにトナ
ー容器1が後部端壁1a側から見て反時計方向に揺動し
てくると、後部端壁1aと案内羽根2L1間、案内羽根
2L1,2L2間、案内羽根2L2,2L3間のトナー
は夫々案内羽根2R1,2L1間、案内羽根2R2,2
L2間、案内羽根2R3,2L3間へ進み、案内羽根2
L3とトナー排出口4間のトナーはトナー排出口4のあ
る前部端壁1bに当り、その上方のトナーはせり上げら
れ、トナー排出口4より画像形成装置本体14のトナー
ホッパー201cへ投入される。
【0046】図3から図4に示すようにさらに後部端壁
1a側から見て反時計方向にトナー容器1が回転すると
案内羽根2R1,2L1間、案内羽根2R2,2L2
間、案内羽根2R3,2L3間のトナーは通路a,c,
eをとおり案内羽根2R1,2R2間、案内羽根2R
2,2R3間、案内羽根2R3と前部端壁1bとの間へ
出る。また案内羽根2R4と前部端壁1b間のトナーは
その上方のトナーを持ち上げる作用をし、持ち上げられ
たトナーの一部はトナー排出口4から排出され画像形成
装置本体14のトナーホッパー201cへ投入される。
【0047】図4から図3に示すように後部端壁1a側
から見て時計回りにトナー容器1が回転すると後部端壁
1aと案内羽根2R1間、案内羽根2R1,2R2間、
案内羽根2R2,2R3間、案内羽根2R3と前部端壁
1b間のトナーは、夫々後部端壁1aと案内羽根2R1
間の通路g側、案内羽根2L1,2R2間、案内羽根2
L2,2R3間、案内羽根2L3,2L4間へ進む。
【0048】上記を繰り返すことにより、トナー容器1
内のトナーはトナー排出口4側へ向って進み、トナー排
出口4側ではトナー排出口4がトナー容器1の中心に位
置するため、トナーは盛り上がりトナー排出口4からト
ナーが画像形成装置本体14のトナーホッパー201c
へ送り出される。
【0049】このように本発明によれば、撹拌部材等の
接触によらずトナーを搬送するのでトナーが溶融固着し
て粗大な粒子を発生したりする心配がない。
【0050】ここで、トナー容器1の揺動角度と案内羽
根2の関係は次に述べるような位置関係にあることが好
ましい。すなわち、例えば図2(b)に示したような左
上死点(図2のように後部端壁1a側から見て時計回り
に回動した際の死点をいう)に達したとき案内羽根2の
最下端部2Eはトナー容器1の最下点を角度αだけ超過
した位置となるようにする。こうすることによって左右
の案内羽根2L,2Rはトナー容器1を軸方向からみて
互いに重なり部を有することとなり、左ねじれの案内羽
根2L1,2L2,2L3に沿ってすべり落ちてきたト
ナーが次の死点からの戻りの揺動によりさらにトナー排
出口4寄りの右ねじれの案内羽根2R2,2R3,2R
4のトナー排出口4と対向する面側の下方に夫々より効
率良く到達することが可能である。
【0051】右上死点の状態である図4(b)において
も案内羽根2Lの最下端部2Eを同様に設ける。
【0052】さらに、左上死点及び右上死点に於いて、
反対方向への揺動を開始するまでに数秒間の停止時間を
設けておくことが好ましい。この間にトナーは充分な距
離を滑り落ちより効率良く搬送することが可能となる。
具体的には揺動の駆動手段に於いて例えばモータ13を
一時的に停止させれば良い。あるいは、完全に停止させ
なくても緩やかに揺動の折り返しを行なえば同様の効果
を得られることは明白である。
【0053】また本発明に於いては、次のような効果も
期待できる。
【0054】すなわちトナー容器1を揺動することによ
り、トナー容器1内のトナーを搬送するのみならず同時
に充分な撹拌を行なうことができるためブリッジ解消効
果を有しさらに、トナーを均一化し、適正トリボに寄与
するものである。特にトナー容器1の回転方向が切換わ
る時にトナーに衝撃的な力が作用し長期間の輸送・放置
を経て凝固したトナーでも充分にほぐして確実に排出さ
せることができる。トナーをほぐす効果の観点からは、
回転方向の切換えは、停止させることなく瞬時に行うこ
とが好ましい。
【0055】次にトナーの排出口4について説明する。
本発明に係るトナー容器1に於いては、軸方向に搬送さ
れるトナーの最下流の端部側に開口があれば良くトナー
排出口4の詳細な位置あるいは形状は特に限定されな
い。従って画像形成装置本体側からの制約によってある
程度自由にトナー排出口4の位置及び形状を設計するこ
とが可能である。
【0056】例えば、図7(a)に示すトナー排出口4
−1は、トナー容器1が揺動した場合にも必ず最下点が
開口しているように円弧状の開口を前部端壁1bに設け
たものである。また図7(b)示す排出口4−2は、揺
動の中心に開口を設けたものでトナー容器1の揺動によ
っても開口は常に一定の位置を保つようになる。この場
合にはトナー容器1の軸方向の中間部から端部のトナー
排出口4−2に向って軸方向に絞り込んだ円錐形状部1
dを有し、その円錐角の2分の1の角度は案内羽根2の
ねじり角度よりも浅いものであって円錐形状部1d内に
も案内羽根2が存在する。
【0057】いずれにしても、トナー排出口4は画像形
成装置本体14側のトナー受口(トナーホッパー201
c)と連通しており、トナー容器1から供給されたトナ
ーが画像形成に供せられるようになる。
【0058】なお、本発明に於ける駆動手段としては前
述のモータの正逆転によるものに限定することは本質で
はなくトナー容器1に揺動運動を与えるものであればい
ずれの手段であっても良い。
【0059】例えば他の実施の形態として図8に示すよ
うにリンクを用いて回転運動を往復運動に変換するよう
な機構であってもかまわない。
【0060】図8において、トナー容器1は、Oを中心
に揺動自在に支持されているホルダー30に固定され
る。ホルダー30には、中心Oから半径方向に距離R離
れてピン31が設けられていて、ピン31はリンク32
の一端に回動可能に係合している。リンク32の他端は
回転自在に支持される軸34aを備えた円板34の周縁
に軸34a中心から距離r離れて設けられたピン33に
回動可能に係合する。ここでR>rとなっている。円板
34に図示しないモータ等により回転運動を与えれば、
リンク32を介してホルダー30が揺動運動を行ないト
ナー容器1は揺動する。
【0061】(実施の形態2)実施の形態2を図9〜図
11を用いて説明する。
【0062】ここで特に記述しない部分については実施
の形態1と同様である。
【0063】図9においてトナー容器1は、断面が円を
弦に切った形で軸方向に同一形状で延在し、弦に相当す
る底部分に平面6を有する。またトナーの案内板7は平
板状をなし、平面6に対し、交互に取付けられている。
この案内板7は等ピッチでトナー容器1の円筒中心側か
らトナー排出口4へ向って且つ左方へ向って斜設した案
内羽根7L1,7L2,7L3,7L4と、円筒中心側
からトナー排出口4へ向って且つ右方へ向って斜設した
案内羽根7R1,7R2,7R3を交互に設けてある。
【0064】図9(a)、図10(a)、図11(a)
はトナー容器1の水平断面図であり、図9(b)、図1
0(b)、図11(b)はそれぞれの場合において図9
(a)、図10(a)、図11(a)の軸直角断面図で
ある。図9(b)、図10(b)、図11(b)におい
て平面6に対して垂直な方向(図中矢印)から観察した
ときのトナーが搬送されていく様子を図9(a)、図1
0(a)、図11(a)に表してある。
【0065】実施の形態1と同様トナー容器1が後部端
壁1a側から見て時計回りの方向に揺動した場合図9
(a)に黒矢印で示すように、トナーは案内板7に沿っ
てすべり落ちる。
【0066】次に、後部端壁1a側から見てトナー容器
1が反時計回りに揺動を開始すると図9(a)に白矢印
で示す向きにトナーは動き出し、図10(b)の中立の
位置を経た後に図11に示した状態に達する。図11
(a)でもトナーは黒矢印のように移動し、図9(b)
と比べてトナー容器1の軸線に対して反対側に寄せられ
ると同時により排出側寄りの案内板7に達するようにな
る。図11(b)から更に後部端壁側から見て反対側の
反時計方向へのトナー容器1の揺動が続けば図11
(a)に白矢印で示した向きにトナーは動き出し、さら
にトナー排出口4側へと移動する。
【0067】これらの繰り返しによりトナーは徐々にト
ナー排出口4へと搬送されるものである。
【0068】実施の形態2においてトナー容器1の底部
に平面6を有しているので、トナー容器1が揺動して傾
いたときに平面6が斜面を形成することにより、この斜
面に沿ってもトナーがすべり落ちるという効果を有す
る。すなわち、トナーは案内板7と平面6の両方の傾斜
により搬送されるためより効率の良いトナー搬送が可能
である。
【0069】上述ではトナー容器(容器本体)の形状は
断面が円または欠円形のものを述べたが、これに限定さ
れる訳ではなく断面が多角形、例えば四角形或は長円形
等でもよい。また容器本体の長手方向が総て同一断面に
限られる訳ではなく、実施の形態の説明で述べたように
円筒と円錐の組合せのように長手方向(軸方向)で断面
の大きさを変えてもよい。
【0070】また実施の形態では、トナー容器内に案内
羽根を設けてあるが、羽根形状に限られず、上記案内羽
根間に形成されるトナーの通路を溝形状で備えてもよい
ことは明白であって、案内羽根を例えば断面が三角形と
してトナー容器の内壁から三角形の幅の広い基底として
立設してもよく、一般に突起部であればよい。
【0071】また案内羽根はトナー容器の内壁から直立
させているが、トナー容器の内壁に対して傾斜して設け
てもよい。
【0072】また、案内羽根根本とトナー容器の内壁間
は円弧等の曲面でなめらかにつらなるようにしてもよ
い。
【0073】また、容器本体内部に設ける突起部も板状
に限られない。そして突起のピッチも必ずしも一定でな
くてもよく、目的により、軸方向に次第にピッチを変更
するようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記の効果がある。 (1)トナー容器は部品点数、組立工数を少なくし、製
造コストを低減する。 (2)トナー容器に軸受けシール機構がないため、回転
トルクが上昇しない。 (3)トナー容器に軸受けシール機構がないため、この
部分からのトナー漏れもない。 (4)トナー容器中でトナーが溶融固着した粗大粒子が
発生しない。 (5)トナー容器の容器本体の形状に自由度があり、画
像形成装置本体のスペースを有効に利用できる。 (6)トナー容器の大容量化にも対応できる。 (7)使用済みトナー容器の再生利用が容易にできる。
即ち一体物であって摩耗部分がなく清掃するのみで再利
用できる。またトナー容器は全体を同一樹脂で製作でき
るので分解して選別することなく粉砕して成形材料に再
生することも容易である。 (8)長期間の輸送・保管を経た後でもたとえトナー容
器を画像形成装置へ装着する前に予かじめ振らなくても
トナーをほぐして確実に排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施の形態を示し
【図1】一部断面で示すトナー容器の斜視図である。
【図2】実施の形態1を示し(a)はトナー容器の水平
断面図、(b)は(a)の軸直角断面図である。
【図3】実施の形態1を示し(a)はトナー容器の水平
断面図、(b)は(a)の軸直角断面図である。
【図4】実施の形態1を示し(a)はトナー容器の水平
断面図、(b)は(a)の軸直角断面図である。
【図5】画像形成装置本体のトナー補給装置を示す平面
図である。
【図6】トナー容器の開栓手段の一部を示す斜視図であ
る。
【図7】(a),(b)は夫々が実施の形態1の変形例
を示す正面図、(c)は(b)の平面図である。
【図8】他のトナー補給装置を示す正面図である。
【図9】(a)は実施の形態2の水平断面図であり、
(b)は(a)の軸直角断面図である。
【図10】(a)は実施の形態2の水平断面図であり、
(b)は(a)の軸直角断面図である。
【図11】(a)は実施の形態2の水平断面図であり、
(b)は(a)の軸直角断面図である。
【図12】画像形成装置の縦断面図である。
【図13】画像形成装置の斜視図である。
【図14】画像形成装置のトナー補給の説明のための斜
視図である。
【符号の説明】
1…トナー容器 1a…後部端壁 1b…前部端壁 1
d…円錐形状部 2…案内羽根 2L1,2L2,2L3…左ねじれの案
内羽根 2R1,2R2,2R3,2R4…右ねじれ案
内羽根 2E…最下端部 3…フランジ部 3a…ギア 4…トナー排出口 4−1,4−2…トナー排出口 5…キャップ 5a…凸部 5b…溝 6…平面 7…案内板 7L1,7L2,7L3,7L4,7R
1,7R2,7R3…案内羽根 10…ホルダー 11…アイドラギア 12…ギア 13…モータ 14…装置本体 21…ドア 21a…枢軸 22…ギア部 23…オープナー 23a…U溝 23b…ラック部 30…ホルダー 31…ピン 32…リンク 33…ピン 34…円板 34a…軸 101…原稿 102…原稿台ガラス 103…光学部 104…感光体ドラム 105…給紙カセット 105A…給紙分離装置 106…給紙カセット 106A…給紙分離装置 107…給紙カセット 107A…給紙分離装置 108…給紙カセット 108A…給紙分離装置 109…搬送部 110…レジストローラ 111…転写帯電器 112…分離帯電器 113…搬送部 114…定着部 115…排紙反転部 116…排紙ローラ 117…排紙トレー 118…フラッパー 119…再給紙搬送路 120…再給紙搬送路 201…現像装置 201a…現像ローラ 201b…
現像ブレード 201c…トナーホッパー 202…クリーニング器 203…一次帯電器 P…用紙 a,b,c,d,e,f,g…通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伴 豊 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宮崎 京太 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小俣 一彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 武田 昌平 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に軸方向から見て左側と右側に交互
    に中心より左右方向へ向ってトナー排出口へリードを有
    して延設された突起部を備えた中空筒状のトナー容器
    と、前記トナー容器を支持してトナー容器を軸方向から
    見て左側と右側の突起部が交互に上昇下降するように揺
    動する揺動手段とを用いて、トナー容器を横置きして揺
    動することにより、トナー容器中のトナーをトナー排出
    口へ攪拌しながら移動させトナー排出口からトナーを送
    り出すことを特徴とするトナー補給方法。
  2. 【請求項2】 横置きで用いられ内部に軸方向から見て
    左側と右側に交互に左右の中心より左右方向へ向ってト
    ナー排出口へリードを有して延設された突起部と、端部
    にトナー排出口を有し、前記突起部を内壁に設ける中空
    筒状の容器本体と、を有することを特徴とするトナー容
    器。
  3. 【請求項3】 前記左右の突起部は容器本体を軸方向か
    ら見て互いに重なり部を有することを特徴とする請求項
    2に記載のトナー容器。
  4. 【請求項4】 前記左又は右側の突起部の下端側の端部
    は左右に関し反対側の突起部との間にトナーがとおる通
    路を構成していることを特徴とする請求項2又は3に記
    載のトナー容器。
  5. 【請求項5】 前記トナー排出口は容器本体にトナーを
    充填された後にキャップにより栓をされていることを特
    徴とする請求項2に記載のトナー容器。
  6. 【請求項6】 前記突起部は板状の案内部材であること
    を特徴とする請求項2に記載のトナー容器。
  7. 【請求項7】 前記容器本体は円筒形であって円筒の端
    板中心にトナー排出口を有することを特徴とする請求項
    2に記載のトナー容器。
  8. 【請求項8】 前記容器本体は円筒形であって、円筒の
    底部近くにおいて、円筒の端板に揺動中立位置の左右に
    長いトナー排出口を有することを特徴とする請求項2に
    記載のトナー容器。
  9. 【請求項9】 前記容器本体は円筒形であって前記突起
    部は夫々容器本体の円周の中心を中心とするら旋状であ
    ることを特徴とする請求項2から8の何れか1つに記載
    のトナー容器。
  10. 【請求項10】 前記容器本体は円筒の底部にこの円筒
    を切る水平面の底面を有し、前記突起部は直線状である
    ことを特徴とする請求項2から8の何れか1つに記載の
    トナー容器。
  11. 【請求項11】 前記容器本体は容器本体の中心を中心
    として揺動可能に支持して用いられるものであって、揺
    動運動の死点において突起部の最下端は容器本体の中心
    から下した垂線よりも前記死点側へ離れる位置にあるこ
    とを特徴とする請求項2から10の何れか1つに記載の
    トナー容器。
  12. 【請求項12】 前記容器本体は直円筒形であることを
    特徴とする請求項2から9の何れか1つ又は11に記載
    のトナー容器。
  13. 【請求項13】 前記容器本体は中空円筒形部分と、こ
    の円筒形部分につづいて円筒形部分と同心でトナー排出
    口側へ向って直径を減少する中空円錐形部分と、を有す
    ることを特徴とする請求項2から9の何れか1つ又は1
    1に記載のトナー容器。
  14. 【請求項14】 前記容器本体は外周に容器本体と同一
    中心の画像形成装置本体に装着された際、画像形成装置
    本体のギアと噛み合うギアが一体又は固定して設けられ
    ていることを特徴とする請求項2から13の何れか1つ
    に記載のトナー容器。
  15. 【請求項15】 トナー容器を装着されてトナーの補給
    を受け、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装
    置において、 a.電子写真感光体ドラムと、 b.前記電子写真感光体ドラムに形成された潜像をトナ
    ーを用いて現像するための現像手段と、 c.横置きで用いられ内部に軸方向から見て左側と右側
    に交互に中心より左右方向へ向ってトナー排出口へリー
    ドを有し延設された突起部と、端部にトナー排出口を有
    し、前記突起部を内壁に設ける中空筒状の容器本体と、
    を有し、トナーの充填されたトナー容器を取り外し可能
    に装着する装着手段と、 d.前記装着手段に装着されたトナー容器を揺動させる
    揺動手段と、 e.トナー容器のトナー排出口から送り出されるトナー
    を受け入れる前記現像手段に用いるトナーを貯留するト
    ナーホッパーと、を有することを特徴とする電子写真画
    像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記トナー容器は外周にトナー容器の
    容器本体と同一中心で容器本体に一体又は固定されたギ
    アを有して揺動自在に画像形成装置本体に支持され、前
    記揺動手段は正逆転可能なモータと、前記モータで駆動
    されるギア列とを有し、前記ギア列の出力ギアはトナー
    容器に有する前記ギアと噛合することを特徴とする請求
    項15に記載の電子写真画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記揺動手段はトナー容器を取り付け
    るホルダーを有し、このホルダーを揺動する揺動装置を
    有することを特徴とする請求項15に記載の電子写真画
    像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記トナー容器はトナー排出口がキャ
    ップで密栓されており、画像形成装置本体のトナー容器
    の装着部を開閉するドア動作と連動する開栓手段を有す
    ることを特徴とする請求項15から17の何れか1つに
    記載の電子写真画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記開栓装置は前記ドアを閉めた際に
    開栓動作を行うことを特徴とする請求項18に記載の電
    子写真画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記ドアは回動して開閉するものであ
    って、前記ドアの回動中心と同心に前記ドアと共に回動
    するギアと、前記ギアと噛合う開栓方向のラックを有し
    開閉方向に移動自在に支持されキャップとの係合部を有
    するオープナーを有することを特徴とする請求項18又
    は19に記載の電子写真画像形成装置。
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