JP3848111B2 - トナー補給容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機やプリンター等の電子写真画像形成装置にトナーを補給するためのトナー補給容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真複写機やプリンター等の画像形成装置には現像剤として微粉末のトナーが使用されている。そして、画像形成装置本体の現像剤が消費された場合には、トナー補給容器を用いて画像形成装置本体へトナーを補給することが行われる。
【0003】
トナーは極めて微細な粉末であるため、トナー補給作業時にトナーが飛散してオペレータや周囲を汚すという問題があった。このため、トナー補給容器を画像形成装置本体の内部に据え置いて、小さな開口部から少量ずつトナーを排出する方式が提案、実用されている。このような方式にあっては、トナーを重力等の作用で自然に排出させるのは困難であり、何らかのトナー攪拌搬送手段が必要となる。
【0004】
特公平7−113796号公報に開示されているトナー補給容器は、全体形状が略円筒形であり、その一端部の円筒面には比較的小さなトナー排出用の開口が設けられている。そして容器内部には螺旋状のトナー攪拌搬送部材が設けられ、容器の端部壁面を貫通して容器外部より駆動を受けるようになっている。また攪拌部材の駆動側と反対側は自由端となっている。
【0005】
特開平7−104572号公報に開示されているトナー補給容器は、容器内に装架されたアジテータ羽根が複数の弾性部材でなり、回転軸から羽根先端までの長さを異ならせて台形形状とすることで、軸線方向へのトナー搬送力を得るものである。
【0006】
これら二つの従来例はともに攪拌部材が容器の端部壁面を貫通しているが、この部分には何らかの軸受けシール機構が必要とされる。シール機構の構成は、攪拌部材の端部にギア部材を連設し、ギア部材と容器壁面との間にシール部材を挟持するようにしたものが一般的である。シール部材としては、ドーナツ状の羊毛フェルトやオイルシール等が用いられる場合が多い。
【0007】
このトナー補給容器は画像形成装置本体内に装着したまま使用され、装置本体側からの駆動によりトナー攪拌部材を回転することでトナーを搬送し、開口部から少量ずつトナーを排出するようになっている。
【0008】
他の従来例として特開平7−44000号公報に開示されているトナー補給容器は、全体形状は円筒形のボトル状をなし、その内面には螺旋状の突起を設け、一端側の壁面の中心付近に小さなトナー排出口を、トナー排出口を設けた側の容器端面に迫り出し部をそれぞれ設けている。螺旋状の突起によって排出口側の端部へ搬送されたトナーは、開口部近傍の迫り出し形状により案内されて容器中心付近の排出口へ持ち上げられて容器外へ排出される。
【0009】
特開平10−260574号公報に開示されているトナー補給容器は、やはり全体形状は円筒形のボトル状で、その内面に螺旋状の突起を設け、一端側の壁面の中心付近に小さなトナー排出口を設けている。そして螺旋状突起によって排出口側の端部へ搬送されたトナーを掻き上げる掻き上げ部と、掻き上げられたトナーを排出口へ案内する案内部を有する。
【0010】
これら二つの従来例は前記二つの従来例と異なり、攪拌部材は容器内に装架されていない。そしてこれら二つのトナー補給容器もまた画像形成装置本体に据え置いて使用され、装置本体側からの駆動を受けて容器本体そのものが回転することでトナーを搬送する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例は事実上すぐれた実績を有するものが多い。
【0012】
本発明は次のような課題を解決することによって上記従来の技術を更に発展させたトナー補給容器を提供することを目的とする。
【0013】
まず特公平7−113796号公報及び特開平7−104572号公報に開示される従来例の場合、少なくとも攪拌部材の駆動を受ける側には前記のとおりの軸受けシール機構があり、部品点数が多い上に組立てには非常に手間がかかり、製造コストが高くなる。
【0014】
このような軸受けシール機構においては、軸受けシール部にトナーが巻き込まれ、溶融固着して粗大な粒子となり、これが現像されて画像に影響することも稀に発生する。
【0015】
さらに使用済のトナー補給容器を回収して再利用しようとする際に、次のような問題があった。まず部品に分解する作業が厄介であり、特に軸受けシール機構の分解は非常に困難で、場合によっては部品を破損してしまう畏れがある。分解できても、シール機構部分に使用されているシール部材やギア部材は損耗が激しく、繰り返し使用には耐えられないため新品と交換せざるを得ない。
【0016】
材料として再利用する場合にも、前記のとおり分解するのが困難である点は依然として大きな問題点である。また軸受けシール機構周辺の部品はそれぞれ摺動性、弾力性等の機能が要求されるため、例えばシール部材とギア部材を含めた全ての部品を同一の材料で構成することは事実上不可能に近い。
【0017】
次に特開平7−44000号公報及び特開平10−260574号公報に開示される従来例の場合は、容器本体内に装架される攪拌部材を持っていないため、前記のような攪拌軸受けにまつわる問題は発生しない。しかし容器本体内面に螺旋状の突起を設けているため、以下のような問題がある。
【0018】
螺旋状の突起は容器内面に突き出しているため、その分は容器の内容積が小さくなるという損失がある。前記損失はトナー搬送能力を高め、よりトナーを確実に搬送・制御しようとすると、螺旋状突起を高く突き出さねばならず、非常に顕著となる。そして螺旋状の突起が高いとトナーを充填するのも容易ではなくなってくる。
【0019】
そして螺旋状の突起が容器内面のほぼ全面に配置されるため、螺旋状の突起の根元等にトナーが滞留して残りやすく、残トナー量が増大する。
【0020】
使用済みトナー補給容器を回収して再使用する場合にも、エアーでの清掃の際に螺旋状突起があるために残トナーを完全に除去するのは容易ではない。特にトナー容器本体が細長くなっ場合に顕著である。
【0021】
特開平10−260574号公報に開示されているトナー補給容器の場合には、部品点数も多くなり組み立ても分解も相当の手間がかかり、製造コストの増大と回収・再生コストの増大とをもたらす。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像形成装置本体に着脱可能に設けられトナーを補給するトナー補給容器であって、
トナーを収納する回転可能な容器本体と、
前記容器本体に設けられたトナー排出口を開封可能に封止する封止部材と、
前記容器本体の回転軸線に沿って前記容器本体の長手方向一端側から他端側に亘ってその中空部に立設されたバッフル板であって、前記バッフル板の長手方向一端側から他端側に亘って且つ前記容器本体の回転軸線に対し傾斜して設けられ前記容器本体の回転に伴いトナーを前記トナー排出口に向けて搬送する傾斜面を備えたバッフル板と、を有し、
前記バッフル板を異なる向きに複数設けたことを特徴とするものである。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定するものではない。
【0048】
(電子写真画像形成装置)
図27は本発明のトナー補給装置を有する電子写真現像装置の縦断面図である。
【0049】
操作者によって、原稿101は原稿台ガラス102の上に置かれる。そして、光学部103の有する複数のミラーとレンズにより感光体ドラム104上に原稿の光像が結像する。一方給送カセット105〜108に積載された記録媒体P(例えば用紙、OHPシート等以下、用紙という)のうち、操作部(不図示)から操作者が入力した情報に基づいたサイズの用紙Pを選択する。そして、送り出しローラ105A〜108Aの内、選択された給送カセットに応じたローラが回転する。そして、給紙カセットから送り出された1枚の用紙Pを搬送部109を経由してレジストローラ110まで搬送する。レジストローラ110は、感光体ドラム104の回転と光学部103のスキャンのタイミングとを同期させて用紙Pを感光ドラム104へ搬送する。そして、用紙Pは、転写手段111によって、感光体ドラム104上の、トナー像を転写される。その後、用紙Pは分離手段112によって感光体ドラム104から分離される。そして、用紙Pは搬送部113により、搬送されて定着部114に到る。そして、定着部114で熱と圧力により、用紙P上のトナー像を定着させる。
【0050】
その後、
1)片面コピーの場合、用紙Pは、反転部115を通過して、排出ローラ116によりトレー117へ排出される。
【0051】
2)多重コピーの場合、用紙Pは反転部115のフラッパー118により、搬送部119,120へ搬送される。そして、レジストローラ110まで達する。その後、前記と同様に画像形成部、定着部を通り、トレー117へ排出される。
【0052】
3)両面コピーの場合、用紙Pは、反転部115を通り、一度、排出ローラ116により、その一部を機外へ排出する。その後、用紙Pの終端がフラッパー118を通過した後、前記排出ローラ116を逆回転させる。そして、用紙Pを再度機内へ搬送する。この用紙Pは、搬送部119,120へ搬送されて、レジストローラ11まで至る。 そして、前記と同様に画像形成部、搬送部、定着部を通りトレー117へ排出される。
【0053】
上記構成の電子写真画像形成装置において、感光体ドラム104の回りには、現像装置201、クリーニング手段202及び、一次帯電手段203が配置されている。現像装置201はトナーを用いて、感光体ドラム104に形成された静電潜像を現像する。そして、前記現像装置201にトナーを供給するためのトナー補給容器1が装置本体124に取り外し可能に装着されている。
【0054】
ここで、前記現像装置201は感光体ドラム104と微小隙間(約300μm)をおいて現像ローラ201aを有する。そして、現像に際しては、現像ブレード201bによって、現像ローラ201a周面に薄層のトナー層を形成する。そして、現像ローラ201aに現像バイアスを加えることにより、感光体ドラム104に形成された静電潜像を現像する。
【0055】
また、帯電手段203は、感光体ドラム104を帯電するものである。また、クリーンミング手段202は感光体ドラム104に残留するトナーを除去するものである。現像によって減少するトナーは、トナー補給装置100から順次補給される。
【0056】
次に、本発明の実施の形態に係るトナー補給容器について図を用いて説明する。
【0057】
《実施の形態1》
本発明に係る実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の実施の形態のトナー補給容器を示す斜視図、図2、図3は本発明の実施の形態のトナー補給容器を示す正面図で、図4はトナー補給容器の側面断面図、図5、図6、図7はバッフルの実施の形態を示す斜視図、図11、図12、図13、図14はトナー補給容器を画像形成装置本体に装着する状況を示す斜視図である。
【0058】
図1から図3において、1はトナー容器本体(以下、容器本体ともいう)、2は封止部材、3はバッフル、7はトナー補給容器をそれぞれ示す。
【0059】
(容器本体1)
図1、図2、図4において1は略円筒状をなすトナー容器本体であり、軸線方向一端側の端壁1hのきわの周面にはトナーを排出する開口部1aを有する。
【0060】
2は前記開口部1aを開閉自在に封止する封止部材で、シャッター2aとその内面に貼着されたパッキン材2bからなる。
【0061】
3は容器本体1の内部に設けられるバッフルであり、傾斜面3aと接続面3bとを有する。このバッフル3は回転軸線1gに対して傾斜し回転軸線方向に伸びて連続して設けられている。傾斜面3aは回転軸線1gに対して傾斜し回転軸線方向に伸びて連続して設けられている。接続面3bは傾斜面3aから延在し容器本体内面に達するよう設けられ、軸線方向に延びて設けられている。後述するように接続面3bはトナーを傾斜面3aに供給し、傾斜面3bはこのトナーを開口部1aへ搬送する。傾斜面3a、接続面3bは板材の一面である。
【0062】
トナー容器本体1はプラスチックを射出成形、ブロー成形、インジェクションブロー成形等の方法で製造するのが好ましいが、他の材料及び製造方法であっても良い。封止部材2及びバッフル3はプラスチックを射出成形で製造するのが好ましいが、他の材料及び製造方法であっても良い。
【0063】
トナー容器本体1は二つの部分あるいはそれ以上の部分に分割し、それらを溶着、接着等の手段で一体化する方法で形成できるが、それらのどれか一部分にバッフル3を一体的に設けるのが好ましい。なお、容器本体1の組み立て方法は実施の形態3の説明のとうりである。
【0064】
(封止部材)
封止部材2のシャッター2aは図2に示すように容器本体1の外形に合わせた円弧状をしており、内面にはパッキン材2bを貼着してある。シャッター2aは容器本体1の開口部1aを閉じる位置と開く位置との間を往復動自在に容器本体1に取り付けられる。取り付け方法は、シャッター2aの両端側に平行な二つのレール(不図示)を設け、前記レール(不図示)に対応する容器本体1の開口部1a周囲に平行な二つのガイド部(不図示)を設け、互いに係合させることで達成できる。このガイド部(不図示)の方向は容器本体1の周面に沿った方向又は回転軸線1gに平行な方向である。
【0065】
シャッター2aの移動方向は容器本体1の周面に沿った方向であっても、容器本体1の回転軸線1gに平行な方向であっても良いが、後者の方向であればトナー補給容器7を回転軸線1gに平行に画像形成装置本体に着脱する際に、その動きを利用してシャッター2aの開閉が行えるので好ましい。
【0066】
パッキン材2bには発泡ポリウレタンが好ましく、これを両面テープでシャッター2aに固定するのが簡便で実用的である。パッキン材2bとしてはポリウレタン以外の発泡体やゴム等の弾性体であっても良く、固定手段も両面テープに限らず、接着剤等を使用した他の固定方法や加熱溶着を利用して固定する方法等が応用できる。
【0067】
シャッター2aを容器本体1に取り付けると、パッキン材2bは所定量圧縮されて、開口部1aを密封する。
【0068】
(バッフル)
図4に示すように容器本体1の内部には容器本体1の回転軸線1g方向に伸びて容器本体1のほぼ全長に渡って伸びるバッフル3が設けられている。バッフル3には容器本体1の回転軸線1gに対して傾斜している傾斜面3aが設けられており、傾斜面3aは回転軸線1gに対して傾斜し回転軸線方向に延びて設けられ容器本体1のほぼ全長に渡って延在している。傾斜面3aの一端は開口部1aに達し、他の一端は反対側の容器本体1の端壁1iまで達している。傾斜面3aの傾斜角θは、容器本体1に充填されるトナーの動的安息角以上の任意の角度に設定するのが好ましい。本実施の形態では17度とした。
【0069】
傾斜面3aの幅W3は開口部1aの幅W1より大きくても何ら差し支えない(図1参照)。逆に前記幅W3が開口部1aの幅W1よりも狭いと、トナーの搬送効率が低下するが、開口部1aの幅W1の半分以上あれば充分に実用的な搬送性能が得られる。本実施の形態では傾斜面3aの幅W3を開口部1aの幅W1と略等しく設定した。
【0070】
バッフル3には図1に示すように傾斜面3aの幅方向の一端から延在し容器本体内面に達する接続面3bを設けてある。接続面3bも容器本体1の回転軸線1gの方向に沿って容器本体1のほぼ全長に渡って設けられている。接続面3bは開口部1aでは大きく、容器本体1のほぼ直径をわたっている。そこで接続面3bは容器本体1の回転軸線1gに直交する面をほぼ二分する状態となっているが、傾斜面3aの傾斜に合わせて傾斜面3aからの延在方向の幅W0が次第に小さくなり、開口部1aと反対側の端部では極小となり、容器本体1内でのトナーの移動を防げることは無い。つまり、接続面3bの形状は図3において、接続部3bと傾斜面3aとの折曲部を斜辺に持つ略直角三角形である。
【0071】
(トナー搬送・排出)
図8、図9、図10を用いて本発明の実施の形態のトナー補給容器7においてトナーが搬送される状況を説明する。トナー補給容器7は図中矢印イの方向(この場合時計回り)に回転している。
【0072】
図8(a)、図8(b)は開口部1aがほぼ上を向いた状態で、トナーTは全く排出されない。図8(a)に示すように接続部3bは、接続部3bの回転軸線1gを中心とする回転によって、接続部3bの移動方向の前面のトナーをすくうように持ち上げる。
【0073】
容器本体1が徐々に矢印方向イに回転していくとやがて図9(a)、図9(b)の状況に至る。接続面3bと容器本体1の内面とによりトナーTは回転軸線1gよりも高い位置まで持ち上げられ、接続面3b上を矢印方向ロに沿って滑落して傾斜面3aに供給される。
【0074】
さらに容器本体1を矢印方向イに回転すると、ついには図10(a)、図10(b)のように開口部1aが真下を向く状態となる。この前後、傾斜面3a上に供給されたトナーTは傾斜面3a上を開口部1aに向い矢印方向ロに沿って移動し、一部は開口部1aからトナー補給容器7の外へと排出される。排出しきれなかったトナーTは、容器本体1がさらに回転すると、傾斜面3aから容器本体1の内面にこぼれ落ち、再び図8(a)、図8(b)からのサイクルを繰り返して行く。
【0075】
このようにトナーTは容器本体1の内面→接続面3a→傾斜面3b→容器本体1の内面という循環を行いながら徐々に開口部1aからトナー補給容器7の外へ排出されるが、トナーTは前記循環の過程を経ることで充分な混合・攪拌を受け、均一なトリボを付与され、現像特性上好ましい状態となって容器本体1から排出されて画像形成装置の現像器へと供給される。
【0076】
(評価)
上述したトナー補給容器7にトナーTを2000g充填し、容器本体1を40回転/分で回転したところ、起動トルクは約0.2Nmであった。更に回転を続けると徐々にトナーTは排出され、最終的な容器本体内のトナー残量は約10gであった。また排出されたトナーTを目開き149μmのステンレス製篩に通したところ、篩網の上に残留物は見い出せず、粗粒の発生は無かったことが確認できた。
【0077】
次に同様にトナーTを2000g充填し、容器本体1を開口部1aのある側を上にして立てた状態で高さ20mmから自由落下を1000回繰り返し(タッピング)、さらに室温32.5℃、湿度85%の環境で1週間放置した後同様の条件でトナーTを排出させたが、起動トルクは約0.2Nmで変わらず、最終的なトナー残量も前記と同様の結果が得られた。また排出されたトナーTを篩にかけたところ、目開き149μmの篩網上に残留物は見い出されず、粗粒の発生は無かったことが確認できた。
【0078】
(実施の形態1における他の実施の形態)
容器本体1は円筒状としたが、前記円筒状だとスムーズに回転させるのが容易で、前記容器本体1内のトナーの動きもスムーズであり、回転させる容器としては容積効率が最も良いので、中空円筒形の容器本体は流動性の良いトナーTに向いている。
【0079】
流動性の比較的良くないトナーTには、例えば図3のような正八角形断面の中空筒状形状が向いている。このような断面形状にすることで、容器本体1を回転した時に、トナーTには八角形の辺と角とで種々の移動速度が与えられる。その速度変化が乱流のような作用となり比較的流動性の良くないトナーであっても充分に空気を含ませ流動性を良化させることが可能となり、かつ現像特性上適正なトリボを付与させることもできる。
【0080】
バッフル3の形態は図1に示すものに限らず、図5、図6、図7に示すように種々の態様が可能である。図5は傾斜面3aを幅方向についても傾斜させ、接続面3bの板面が垂直となった状態で接続面3bに近い側を低くしたもので、このような形態とすることで、傾斜面3aを進行するトナーが傾斜面3aからこぼれ落ちにくくなり、搬送効率を高めることができる。
【0081】
図6は傾斜面3aの接続面3bと反対の側にリブ状の突起3cを設けたものであり、傾斜面3b自体は幅方向には傾いていない。この場合にも傾斜面3aを進行するトナーTが傾斜面3aからこぼれ落ちるのをより確実に防止して搬送効率を高めることができる。リブ状の突起3cの高さを任意に設定することにより、開口部1aに送り込むトナーTと容器本体1内に戻すトナーTの割合を制御することが可能になる。さらに容器本体1の回転軸線1g方向に対してリブ状突起3cの高さを変化させることで、例えば、開口部1aから遠い部分ほどトナーTの搬送効率を上げるといった制御も自在に行うことができる。
【0082】
図7は傾斜面3aを接続面3bの延在する向きとは反対方向に凸な半円形とし、接続面3bがその半円の接円になるようにしたものである。バッフル3をこのような形状にすることで、接続面3bから傾斜面3aへのトナーTの供給をスムーズに行うことができ、そこでのトナーTの飛散を抑制でき、搬送効率が向上する。さらに傾斜面3aの接続面3bと幅方向における反対側が円弧状に立ち上がっているため、図5、図6と同様にトナーTがこぼれ落ちるのを防止する作用もする。図7のバッフル形状は、後述する実施の形態2に示すように、開口部1aの形状が円形の場合には、半円形の傾斜面3aの内径である幅W3を開口部1aの内径に合わせることで、トナーTをスムーズに開口部1aに送り込むことができるので好ましい。
【0083】
なお、図5から図7の何れの場合も、開口部1aの内径よりも幅W3が小さい方がよい。
【0084】
(画像形成装置への装着)
トナー補給容器7の画像形成装置本体4への装着方法について説明する。図11、図12、図13、図14において4は複写機、レーザープリンター、ファクシミリ等の画像形成装置本体であり、ここでは複写機を例示してある。4aは原稿台、4bは操作パネルを示す。
【0085】
図11は画像形成装置本体4の正面から奥へ向って、トナー補給容器7を前記トナー補給容器7の容器本体1の軸線方向1gに沿って(図中矢印ハに沿って)挿入して装着するものであり、最も簡便な方法である。
【0086】
同じく図12は画像形成装置本体4の右側面から、トナー補給容器7を前記トナー補給容器7の容器本体1の回転軸線1g方向に沿って(図中矢印ニに沿って)挿入し、装着する方法であり、トナー補給容器7は画像形成装置本体4の前面の内側に横向きに置かれる。
【0087】
同じく図13は、トナー補給容器7を一旦、図示実線のように前後方向に軸線を合せ不図示の台上に載置し、次にトナー補給容器7の画像形成装置本体4に近い側を支点として、不図示の台を水平面内を矢印ホの方向に回転させるようにして、画像形成装置本体前面に横向きに装着する。このとき回転操作に連動して開口部1aを封止する封止部材2の開閉を行わせることもできる。
【0088】
さらに図14では、トナー補給容器7を画像形成装置本体4の右側面に斜めに挿入し、次に奥側を支点として、やはり水平面内を回転させるようにして(図中矢印ヘに沿って)、画像形成装置本体4の右側に前後方向に装着する。この場合も回転操作に連動して開口部1aを封止する封止部材2の開閉を行わせることもできる。
【0089】
画像形成装置への装着位置、方法は上記に限らず、画像形成装置本体4の構成に応じて適宜選択することが可能である。
【0090】
《実施の形態2》
本発明の実施の形態2を図面を参照して具体的に説明する。図15は本発明の実施の形態2のトナー補給容器を示す斜視図、図16(a)と図17は本発明の実施の形態2のトナー補給容器を示す正面断面図と側面断面図である。
【0091】
図15、図16(a)、図17において、1は略円筒状をなすトナー容器本体であり、回転軸線1g方向の一端側の端壁1hの中央にはトナーTを排出する円筒状に突出した開口部1aを有する。
【0092】
2は前記開口部1aを開閉自在に封止する封止部材で、キャップ状の形状をなす。
【0093】
3は容器本体1内に設けられたバッフルであり、傾斜面3aと接続面3bを有する。
【0094】
トナー容器本体1はプラスチックを射出成形、ブロー成形、インジェクションブロー成形等の方法で製造するのが好ましいが、他の材料及び製造方法であっても良い。封止部材2及びバッフル3はプラスチックを射出成形で製造するのが好ましいが、他の材料及び製造方法であっても良い。
【0095】
トナー容器本体1は二つの部分あるいはそれ以上の部分に分割し、それらを溶着、接着等の手段で一体化する方法で形成できるが、それらのどれか一部分にバッフル3を一体的に設けるのが好ましい。
【0096】
本実施の形態では容器本体1、バッフル3ともにポリスチレンを射出成形することで製造した。
【0097】
なお、容器本体1は図16(b)のように正八角形断面の中空容器としてもよい。
【0098】
(封止部材)
封止部材2はキャップ状の形状であり、その外径は開口部1aの内径より僅かに大きく設定されている。そして、開口部1aに圧入することで開口部1aを密閉する。封止部材2はプラスチックを射出成形することで製造でき、その材質は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのように弾性に富む材料が好適であり、低密度ポリエチレンが最も好ましい。本実施の形態では低密度ポリエチレンとした。
【0099】
(バッフル)
容器本体1の内部には容器本体1の回転軸線1gに沿ってほぼ全長に渡って伸びるバッフル3が設けられている。バッフル3の主要な構成は実施の形態1と同様であり、図7に示す断面円弧の傾斜面3aの形態を採用している。そして傾斜面3aの一端は開口部1aに接続されている。
【0100】
トナーTが排出される原理は実施の形態1の図8(a)、図8(b)、図9(a)、図9(b)、図10(a)、図10(b)で説明したものと全く同様であるが、最終的にトナーTが、容器本体1の端壁1hの中央部に設けられた開口部1aに導かれて容器本体1の外へ排出される点のみが異なる。
【0101】
(評価)
実施の形態2のトナー補給容器7についても、トナーTを2000g充填し、容器本体1を40回転/分で回転したところ、起動トルクは約0.2Nmであった。更に回転を続けると徐々にトナーTは排出され、最終的な容器本体1内のトナー残量は約15gとなった。また排出されたトナーを目開き149μmのステンレス製篩に通したところ、前記篩の篩網上に残留物は見い出されず、粗粒の発生は無かったことが確認できた。
【0102】
次に同様にトナーTを2000g充填し、容器本体1を開口部1aのある側を上にして立てた状態で高さ20mmから自由落下を1000回繰り返し(タッピング)、さらに室温32.5℃、湿度85%の環境で1週間放置した後同様の条件でトナーTを排出させたが、起動トルクは約0.2Nmと変わらず、最終的なトナー残量も前記と同様の結果が得られた。また排出されたトナーTを篩にかけたところ、目開き149μmの篩網上に残留物は見い出されず、粗粒の発生は無かったことが確認できた。
【0103】
《実施の形態3》
本発明の実施の形態3を図面を参照して具体的に説明する。図18は本発明の実施の形態3のトナー補給容器を示す斜視図、図19(a)と図20は本発明の実施の形態3のトナー補給容器を示す正面断面図と側面断面図である。各部分の符号はそれぞれ対応する前各実施の形態に準ずる。
【0104】
この実施の形態では、実施の形態2のバッフル3を、位相を180度ずらして二つ設けたものである。その他の構成は実施の形態2と同様である。
【0105】
実施の形態3と実施の形態2と異なるのはトナーを搬送・排出する能力である。実施の形態2でトナー2000gを略全量排出するのに約20分を要したが、この実施の形態3では同じトナー2000gを略全排出するのに約10分で完了した。また残トナー量は約7gと減少し、粒径149μm以上の粗粒の発生も無かった。本実施の形態に対する変形例として図19(b)に示すように容器本体1を正八角形断面の中空容器としてもよい。
【0106】
(トナー補給容器の組み立て方法)
実施の形態3のトナー補給容器を例として、本発明のトナー補給容器の組み立て方法を説明する。図22は実施の形態3のトナー補給容器を組み立てる状況を示す斜視図である。
【0107】
本発明の実施の形態のトナー補給容器7は極めて単純な構成であり、図22に示すように二つの部材を図中矢印トの方向に挿入して結合するだけで組み立てることができる。ここで、第一の部材5は容器本体1の端壁1h、開口部1a、バッフル3とを一体化したものであり、射出成形にて製造できる。同じく第二の部材6は容器本体1の端壁材1h以外の部分で端壁1iを底とする容器状の有底円筒形の部材である。第二の部材6は射出成形又はブロー成形で製造可能であり、本実施の形態では射出成形で製造した。
【0108】
第一の部材5と第二の部材6を結合する方法としては、超音波溶着、振動溶着などにより溶着するか、ホットメルト接着剤をはじめとする種々の接着剤によって接着すれば、簡便で確実な密閉性が得られる。あるいは端壁1hの外周付近に粘着テープを巻き付けて結合すれば、容易に分解可能とすることもでぎる。この場合、第一の部材5と第二の部材6の間に弾性体を介在させれば、密閉性をより確実にすることができて好ましい。
【0109】
このような組み立て方法による場合、バッフル3と容器本体1の内面とが接する部分の構造に留意する必要がある。前記のような原理でトナーを搬送するため、バッフル3と容器本体内面との間に隙間が生じると、前記隙間をトナーがすり抜けてしまい搬送効率が低下し、残トナー量も増大するので好ましくない。そこで図23(a)、図23(b)に示すような構成とすることで、前記の方法によって組み立ててもトナー搬送効率の低下や残トナー量も増大をもたらさないようにすることができる。図23(a)は、容器本体内面に回転軸線1gの方向に伸びるリブ状の突起1bを2つ平行に設け、その間にバッフル3の接続面3bが挿入されるようにしたものである。これは容器本体1を射出成形で製造する場合に好適な構成である。バッフル3の接続面3bの先端の端面3eは容器本体1と接してはいないが、トナーがすり抜けることなく、搬送効率低下や残トナー量の増大は防止できる。なおリブ状の突起1bは、バッフル3の容器回転方向の下流側だけであっても良い。
【0110】
図23(b)は容器本体1に回転軸線1gの方向に伸びる溝1cを設け、その中にバッフル3の接続面3bが挿入されるようにしたものであり、容器本体1をブロー成形で製造する場合に好適な構成である。トナー搬送の効率や残トナー量は図23(a)の構成と同等である。
【0111】
(トナー補給容器の再生)
使用済のトナー補給容器7を回収し、再生利用する場合を考える。
【0112】
ここでは分解を容易にするため、前記の容器本体1の組み立ては粘着テープにより結合している。分解方法は組み立て方法と逆の手順で行えばよく、まず封止部材2を取り外し、粘着テープを剥して容器本体1を図22に示すような二つの部材5,6に分ければ完了する。第一の部材5、第二の部材6、封止部材2をそれぞれエアーで清掃し、再び組み立てて所定量のトナーTを充填すれば再利用可能である。この際いずれの部品も損耗する部分がないため部品の再利用率は高く、基本的に交換を要する部品はない。また、エアーで清掃を行うにあたつては、入り組んだ部分やエアーの届きにくい部分がないため、簡単で確実に清掃を行うことができる。
【0113】
一方、使用済のトナー補給容器7を粉砕して材料として再利用する場合にも、仮に容器本体1、バッフル3(端壁1hと開口部1aも含む)、封止部材2がそれぞれ異なる材料であっても、分解が容易であるため、分解後に分別して再生することができる。
【0114】
さらに、本発明のトナー補給容器7においてはバッフル3の材料選択の幅が広いため、全ての部品を同一の材料で構成することも可能であり、この場合には容器本体1の組み立てを超音波溶着とし、再利用に当たっては容器を分解することなく粉砕して材料として再生できるので好ましい。材料としてはポリプロピレンやポリエチレンを採用すれば、封止部材2も含めて同一材料にできるので、最も好ましい選択となる。
【0115】
(他の実施の態様)
本発明は以上説明してきた実施の形態に限定されるものではなく、種々の実施の形態が可能である。
【0116】
バッフル3の形態に関して、傾斜面3aの変形例は図5、図6、図7に示したが、接続面3bについても種々の変形例が考えられる。図21(a)、図21(b)にその一例を示す。図21(a)、図21(b)に示すように回転軸線1g近くにおいては接続面3bは回転軸線1gに対してオフセットして放射方向をなした平板部3b1である。途中から平板部3b1に続いて傾斜面3aを設ける側へ弯曲して容器本体1に達する弯曲部3b2となっている。このようにすることにより、弯曲部3b2で容器内のトナーをすくい上げるため、容器回転のより早い時期からトナーは弯曲部3b2にすくいとられるので円滑に傾斜面3aへトナーを移動させることができる。また、トナーを排出するための開口部1aの設置位置も任意の位置に設置可能であり、例えば容器本体1の端壁1hの回転中心からずれた位置でも、容器本体1の端壁1hの外周近くに設けても良い。あるいは容器本体1の端壁1hから円筒状の突出部を設け、その突出部の周面に開口部1aを設けても良い。
【0117】
封止部材2は開口部1aに圧入嵌合するようにしたが、弾性体からなるシール部材(不図示)を介在させて封止するようにしてもよく、あるいは容器本体1と封止部材2に対応するネジ部(不図示)を設けてネジ込んで密閉するようにしても良い。あるいはフィルムを剥離可能に溶着してもよく、特に開口部1aが容器本体1の周面に設けられる場合に利用しやすい。
【0118】
容器本体1を回転させるための駆動力を伝達する手段について説明する。図24(a)、図24(b)、図25(a)、図25(b)にその例を示す。
【0119】
図24(a)、図24(b)は容器本体1の端壁1hの外面に突起1dを設け、これを画像形成装置本体側の駆動伝達部(不図示)と係合させることで回転駆動力を受けるものである。突起1dは四等配して夫々半径方向を向いており、周方向で切った断面は三角形をしており逆爪となっている。この突起1dに係合する不図示の突起が装置本体側に設けられており、くら形に配設した不図示のローラに容器本体1から支持され、装置本体側の突起から突起1dが駆動力を受けて容器本体1が回転する。図25(a)、図25(b)は容器本体1の外周面の全周にわたりギア部1eを設けたものであり、画像形成装置本体側の駆動ギア(不図示)と係合して回転駆動力を受けるものである。
【0120】
図26に示す例は封止部材2が回転駆動力伝達部材をも兼ねる例である。封止部材2は封止部2cと、鍔部2d、駆動力受け部2e、係止部2fとを有している。封止部2cの外径は開口部1aの内径より僅かに大きく設定されている。鍔部2dは封止部2cに隣接し封止部2cより直径が大きい。封止部材2は封止部2cが開口部1aに鍔部2dで止まるまで圧入嵌合されている。開口部1aに封止部材2が圧入嵌合されたトナー補給容器7を前述したように画像形成装置4に挿入、装着する。画像形成装置本体4にトナー補給容器7を装着した後、装置本体4の前扉の開閉またはレバー操作等により、画像形成装置4の係止材4cが封止部材2の係止部2fと係合して、前記係止部2fを回転軸線1gの方向に係止つつ、容器本体1を挿入方向と逆方向に移動させて封止部材2を開封する。トナー排出に際しては画像形成装置本体側の駆動手段4dより封止部材2の駆動力受け部2eに回転駆動力が伝えられる。封止部材2はバッフル3から一体的に延在して設けられた断面が非円形の軸部3dと前記軸部3dに嵌合する、断面が非円形の穴2gにより、軸線方向には移動自在に、回転方向には移動不可に係止されており、封止部材2から軸部3dを介してバッフル3及び容器本体1へと回転駆動力が伝達され、これらが一体的に回転することによりトナーを排出する。この際、容器本体1はローラー4eによってくら形に回転自在に支持され、開口部1aの外周面端部は、軸受4fによって回転自在に支持されている。軸受4fは装置本体4に装架されている。トナー補給容器7を画像形成装置本体4から取り出す際には前記と逆の動作を行う。即ち、前扉又はレバー等を操作することにより、容器本体1が前進し、封止部材2が再び開口部1aに圧入嵌合され、開口部1aが密閉された状態となる。次に画像形成装置4の係止材4cと封止部材2の係止部2fの係合状態を解除して、再密閉された空のトナー補給容器を取り出す。
【0121】
【発明の効果】
トナー補給容器の1回転あたりに複数回トナーを排出することができるので排出効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるトナー補給容器の斜視図である。
【図2】実施の形態1におけるトナー補給容器の正面図である。
【図3】実施の形態1における他の実施の形態のトナー補給容器の正面図である。
【図4】実施の形態1におけるトナー補給容器の側面断面図である。
【図5】バッフルの斜視図である。
【図6】バッフルの斜視図である。
【図7】バッフルの斜視図である。
【図8】(a)はトナーの搬送状態を示すトナー補給容器の正面断面図、
(b)はトナーの搬送状態を示すトナー補給容器の側面断面図である。
【図9】(a)はトナーの搬送状態を示すトナー補給容器の正面断面図、
(b)はトナーの搬送状態を示すトナー補給容器の側面断面図である。
【図10】(a)はトナーの搬送状態を示すトナー補給容器の正面断面図、
(b)はトナーの搬送状態を示すトナー補給容器の側面断面図である。
【図11】トナー補給容器を使用する画像形成装置の斜視図である。
【図12】トナー補給容器を使用する画像形成装置の斜視図である。
【図13】トナー補給容器を使用する画像形成装置の斜視図である。
【図14】トナー補給容器を使用する画像形成装置の斜視図である。
【図15】実施の形態2におけるトナー補給容器の斜視図である。
【図16】(a)は実施の形態2におけるトナー補給容器本体の正面断面図、
(b)は実施の形態2における他の実施の形態のトナー補給容器本体の正面断図である。
【図17】実施の形態2におけるトナー補給容器本体の側面断面図である。
【図18】実施の形態3におけるトナー補給容器の斜視図である。
【図19】(a)は実施の形態3におけるトナー補給容器本体の正面断面図、
(b)は実施の形態3における他の実施の形態のトナー補給容器本体の正面断図である。
【図20】実施の形態3におけるトナー補給容器本体の側面断面図である。
【図21】(a)は他の実施の形態におけるトナー補給容器本体の正面断面図である。
(b)は他の実施の形態におけるトナー補給容器本体の正面断面図である。
【図22】トナー補給容器本体の構成を示す斜視図である。
【図23】(a)はバッフルの接続面とトナー補給容器本体内面の接合構成を示す断面図、
(b)はバッフルの接続面とトナー補給容器本体内面の接合構成を示す断面図である。
【図24】(a)は駆動力伝達手段を示したトナー補給容器本体の正面図、
(b)は駆動力伝達手段を示したトナー補給容器本体の部分側面図である。
【図25】(a)は駆動力伝達手段を示したトナー補給容器本体の正面図、
(b)は駆動力伝達手段を示したトナー補給容器本体の部分側面図である。
【図26】画像形成装置に装着したトナー補給容器の側面断面図である。
【図27】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【符号の説明】
θ…傾斜角
w0…接続面の幅
w1…開口部の幅
w3…傾斜面の幅
T…トナー
イ…回転方向
ロ…移動方向
ハ…挿入方向
ニ…挿入方向
1…容器本体 1a…開口部 1b…突起 1c…溝 1d…突起 1e…ギア部 1g…回転軸線 1h,1i…端壁
2…封止部材 2a…シャッター 2b…パッキン材 2c…封止部 2d…鍔部 2e…駆動力受け部 2f…係止部 2g…穴
3…バッフル 3a…傾斜面 3a1…幅 3b…接続面 3b1…平板部
3b2…弯曲部 3c…突起 3d…軸部 3e…端面
4…画像形成装置本体 4a…原稿台 4b…操作パネル 4c…係止材 4d…駆動手段 4e…ローラ 4f…軸受
5…第一の部材
6…第二の部材
7…トナー補給容器
100…トナー補給装置
101…原稿
102…原稿台ガラス
103…光学部
104…感光体ドラム
105…給送カセット 105A…送り出しローラ
106…給送カセット 106A…送り出しローラ
107…給送カセット 107a…送り出しローラ
108…給送カセット 108a…送り出しローラ
109…搬送部
110…レジストローラ
111…転写手段
112…分離手段
113…搬送部
114…定着部
115…反転部
116…排出ローラ
117…トレー
118…フラッパ
119…搬送部
120…搬送部
121…カバー
122…開口部
124…装置本体 124a…表示手段
201…現像装置 201a…現像ローラ 201b…現像ブレード
202…クリーニング手段
203…一次帯電手段
204a…現像器
M…モータ
P…記録媒体(用紙)
T…トナー

Claims (1)

  1. 画像形成装置本体に着脱可能なトナー補給容器であって、
    トナーを収納する回転可能な容器本体と、
    前記容器本体に設けられたトナー排出口を開封可能に封止する封止部材と、
    前記容器本体の回転軸線に沿って前記容器本体の長手方向一端側から他端側に亘ってその中空部に立設されたバッフル板であって、前記バッフル板の長手方向一端側から他端側に亘って且つ前記容器本体の回転軸線に対し傾斜して設けられ前記容器本体の回転に伴いトナーを前記トナー排出口に向けて搬送する傾斜面を備えたバッフル板と、を有し、
    前記バッフル板を異なる向きに複数設けたことを特徴とするトナー補給容器。
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