JP2017134297A - 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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貴之 金澤
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Abstract

【課題】 本発明は、現像剤容器の外側から封止部材により開口の封止を行うことができる現像剤容器を提供する。
【解決手段】 開口27を開封するための撹拌部材43(開封部材)と、該開口27を封止する封止部材44と、を有し、開口27を境にして撹拌部材43とは反対側の該開口27の外周縁に封止部材44の封止部44bが剥離可能に接着され、撹拌部材43の移動動作に伴って封止部材44の封止部44bによる開口27の封止が解除されることを特徴とする。
【選択図】 図9

Description

本発明は、現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及びこれらの何れかを備えた画像形成装置に関するものである。
<カートリッジ>
画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するもので、例えば電子写真複写機、電子写真プリンターが含まれる。電子写真技術を用いた複写機等の画像形成装置においては、画像形成のために必要な像担持体である感光ドラムや、現像装置、帯電装置、クリーニング装置等の画像形成プロセス手段を一体的に包含したプロセスカートリッジを備えるものが多い。これにより画像形成プロセス手段の寿命等による取り替えの容易化を図ることができる。また、現像装置のみをカートリッジ化した現像カートリッジも利用されている。
図1は、画像形成装置Aの構成を示す断面説明図である。図2は、図1に示すプロセスカートリッジBを拡大した断面説明図である。プロセスカートリッジBまたは現像カートリッジにおける現像装置20は以下の通りである。像担持体である感光ドラム62に接近して配置された現像剤担持体である現像スリーブ32と、該現像スリーブ32の表面上に担持される現像剤としてのトナーTの層厚を規制する現像ブレード42を備えた現像室28を備える。
更に、現像室28に送り込むトナーTを収容する収容部である撹拌室1を備える。撹拌室1内には、該撹拌室1内のトナーTを撹拌・搬送する搬送手段としての撹拌部材43を有する。現像室28と撹拌室1とは、容器本体29bと蓋部材29cとにより構成される現像剤容器29内に設けられる。
撹拌室1と現像室28との間には、トナー供給口として開口27が形成されている。現像スリーブ32の一部は、現像剤容器29の一部に設けられた開口29aから露出して感光ドラム62の表面に対向して設けられる。現像剤容器29の撹拌室1内にトナーTを充填した後、開口27を封止部材44により覆うことにより、トナーTは現像剤容器29の撹拌室1内に密封される。これにより使用前に現像剤容器29からトナーTが漏れるのを防ぐことができる。
<封止部材の自動開封>
プロセスカートリッジBが新品のときは、開口27を封止した封止部材44を開封してから使用する。近年では、ユーザビリティ(usability;使い易さ)の観点から、画像形成装置A本体内にプロセスカートリッジBを装着するだけで、封止部材44が引き剥がされる構成が採用されている。例えば、特許文献1では、トナーシール材の一端を現像剤容器内部の撹拌部材の回転軸に取り付け、画像形成装置本体の駆動と共にトナーシール材が自動的に回転軸に巻き取られる。尚、図2では、撹拌部材43を回転する回転部材45により封止部材44が巻き取られて該封止部材44により封止した開口27が自動開封される。
<封止部材による開口の封止>
次に、図3及び図4を用いて現像剤容器29の撹拌室1内部に設けられる回転部材45を用いて封止部材44を巻き取ることにより開口27を自動開封する場合の封止部材44による開口27の封止構造について説明する。プロセスカートリッジBは二つの枠体で構成されることが多い。図3は、現像装置20を構成する二つの枠体となる容器本体29bと蓋部材29cとを分離した様子を示す分解斜視図である。図4は、現像装置20を構成する二つの枠体となる容器本体29bと蓋部材29cとを分離した様子を示す分解断面図である。
封止部材44により開口27の封止を行うには、図5(a),(b)に示す回転部材45の固定面45eに封止部材44の一端側に設けられた穴部44a(固定部)を取り付けた撹拌ユニット2を別途用意する。そして、図3及び図4に示す容器本体29bの内部に回転可能に支持させて組み付ける。次に、回転部材45の固定面45eに固定されていない封止部材44の自由端部F側に設けられる封止部44bを開口27の周縁部に熱溶着等して剥離可能に貼り付ける。
次に、図3及び図4に示す蓋部材29cと、容器本体29bとを組み付けて接合する。これにより容器本体29bと蓋部材29cとにより構成される現像剤容器29が閉空間となる。更に、図3及び図4に示す容器本体29bの壁面には開閉可能な充填口50が設けられている。該充填口50から現像剤容器29の撹拌室1内にトナーTの充填を行い、トナーTが封入された閉空間を形成する。
このように封止部材44により開口27を封止した後に、容器本体29bと蓋部材29cとを結合する。その後、充填口50から現像剤容器29の撹拌室1内にトナーTの充填を行なってトナーTを封入する。その場合、図3に示すように、現像剤容器29の撹拌室1側(内側)で開口27の周縁部に封止部材44の封止部44bを接着する場合が一般である。これにより封止部材44の封止部44bの接着作業が容易である。
<プロセスカートリッジBの再生産時の封止部材による開口の封止>
使用済みのプロセスカートリッジBを再生産する際には、再生産されるプロセスカートリッジBからトナー漏れが生じないようにすることが重要である。特許文献2では、繰り返し着脱可能なシール部材の提案がなされており再生産時に用いることができる。また、特許文献3では、シール部材を用いない場合であっても、再生産時に封止箇所に手を加えることで、トナー漏れの低減を実現できる再生産方法が提案されている。
特開平05−197288号公報 特開平05−027572号公報 特開2003−140531号公報
ここで、図3及び図4に示すように、現像剤容器29の撹拌室1側(内側)で開口27の周縁部に剥離可能に接着された封止部材44を巻き取って自動開封を行う現像装置20を考慮する。その場合、封止部材44の封止部44bにより開口27の封止を行い、容器本体29bと、蓋部材29cとからなる枠体を組み立てる。その後、充填口50からトナーTを充填する。
充填口50の大きさ(開口面積)を小さくすると、容器本体29bの剛性は高まるがトナーTの充填速度が下がる。一方、充填口50の大きさ(開口面積)を大きくすると、トナーTの充填速度は上がるが、容器本体29bの剛性は低くなる。このため容器本体29bの剛性を高く保ったまま、トナーTの充填速度を向上させることが困難であった。また、容器本体29bに対して開閉可能な充填口50を設けることによるコストアップも懸念される。
また、プロセスカートリッジBの再生産を行う場合、特許文献2、3における再生産時のトナー封止で提案されているような特殊な部材や工程を設けないことがより好ましい。また、現像剤容器の枠体を分離することもなく、使用済みの現像剤容器の内部に存在する封止部材を再利用してトナー封止を行なうことが望ましい。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、現像剤容器の外側から封止部材により開口の封止を行うことができる現像剤容器を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る現像剤容器の代表的な構成は、開口を開封するための開封部材と、前記開封部材に取り付けられ、前記開口を封止する封止部材と、を有し、前記開口を境にして前記開封部材とは反対側の前記開口の外周縁または前記開口を有する壁面に前記封止部材の一部が剥離可能に接着され、前記開封部材の移動動作に伴って前記封止部材が前記開口から剥離され、前記開口を開封することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤容器の外側から封止部材により開口の封止を行うことができる。
本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジの構成を示す断面説明図である。 現像剤容器を構成する二つの枠体となる容器本体と蓋部材とを分離した様子を示す分解斜視図である。 現像剤容器を構成する二つの枠体となる容器本体と蓋部材とを分離した様子を示す分解断面図である。 (a)は、回転部材と封止部材と撹拌部材とを有する撹拌ユニットの構成を示す分解斜視図である。(b)は、回転部材と封止部材と撹拌部材とを組み付けた撹拌ユニットの構成を示す斜視説明図である。 第1実施形態の現像剤容器に設けられた開口の周縁部に封止部材の封止部を剥離可能に接着した様子を示す斜視説明図である。 (a)は、現像装置の構成を示す断面説明図である。(b)は、(a)の矢印X2方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。(c)は、封止部材の構成を示す平面説明図である。 (a)〜(c)は、現像剤容器に設けられた開口の周縁部に貼着された封止部材を剥離する様子を示す断面説明図である。 (a)〜(d)は、第1実施形態において、封止部材を開口から外側に引き出して開口の外側から開口の周縁部に封止部材を剥離可能に接着する様子を示す断面説明図である。 (a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第1実施形態の構成を示す断面説明図である。(b)は、(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。(c)は、第1実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。 (a)は、本発明に係る現像剤容器の第2実施形態において、現像剤容器を構成する二つの枠体となる容器本体と蓋部材とを分離した様子を示す分解断面図である。(b)は、封止部材を開口から外側に引き出しておき、開口の外側から現像剤を充填する様子を示す断面説明図である。 (a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第3実施形態の構成を示す断面説明図である。(b)は、(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。(c)は、第3実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。 (a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第4実施形態の構成を示す断面説明図である。(b)は、(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。(c)は、第4実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。 (a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第5実施形態の構成を示す断面説明図である。(b)は、(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。(c)は、第5実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。 (a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第6実施形態の構成を示す断面説明図である。(b)は、(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。(c)は、第6実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。(d)は、(a)の変形例である。 (a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第7実施形態の構成を示す断面説明図である。(b)は、(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。(c)は、第7実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。 (a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第8実施形態の構成を示す断面説明図である。(b)は、(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。(c)は、第8実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。 (a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第9実施形態の構成を示す断面説明図である。(b)は、(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。(c)は、第9実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。 (a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第10実施形態の構成を示す断面説明図である。(b)は、(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。(c)は、第10実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。 (a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第11実施形態の構成を示す断面説明図である。(b)は、(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。(c)は、第11実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。
図により本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。尚、以下の各実施形態では、現像剤容器29を備えた現像装置20を有するプロセスカートリッジBの一例について説明する。しかし、これに限定されず、現像装置20であれば、現像剤担持体となる現像スリーブ32と、現像剤を収容する枠体からなる現像剤容器29を備えた構成でも良い。また、プロセスカートリッジBでは、像担持体となる感光ドラム62を少なくとも備えていれば良い。
先ず、図1〜図10を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。
<画像形成装置>
図1に示す本実施形態の画像形成装置Aの画像形成プロセスについて、画像形成プロセス手段と共に説明する。本実施形態では、使用済みのプロセスカートリッジBを再生産することを前提として、封止部材44を再利用する場合の一例について説明する。図1は、本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。図2は、本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジの構成を示す断面説明図である。
図1において、画像形成装置A本体の下部に設けられる給送カセット4内に収容された紙等の記録材Pを給送ローラ6により繰り出し、分離パッド14により一枚ずつ分離給送する。その後、記録材Pは、搬送ローラ5により挟持搬送されて搬送ガイド12に沿って一旦停止したレジストローラ13のニップ部に先端部が突き当たり、該記録材Pの腰の強さにより該記録材Pの斜行が補正される。その後、所定のタイミングでレジストローラ13が回転し、記録材Pは、該レジストローラ13により挟持搬送されて静電潜像が形成される像担持体となる感光ドラム62の表面と、転写手段となる転写ローラ7とのニップ部からなる転写部に搬送される。
記録材Pの搬送と同期して、帯電手段である帯電ローラ66により図2の矢印R方向に回転する感光ドラム62の表面を一様に帯電する。その後、像露光手段となるレーザスキャナ3により画像情報に応じたレーザ光3aを出射して一様に帯電された感光ドラム62の表面を選択的に露光して静電潜像を形成する。感光ドラム62と帯電ローラ66は回転体であり、感光ドラム62は、図2の矢印R方向に回転し、帯電ローラ66は感光ドラム62に従動して回転する。レーザスキャナ3は、画像情報に応じたレーザ光3aを図示しないポリゴンミラーによって反射させ、感光ドラム62の表面上を主走査方向及び副走査方向に露光する。
現像剤容器29の撹拌室1内に収容された磁性一成分現像剤からなるトナーTは、該撹拌室1内に回転可能に設けられ、開口27を開封するための開封部材となる撹拌部材43によって撹拌されながら搬送される。撹拌部材43は、開口27に向かって現像剤となるトナーTを搬送する搬送部材を兼ねる。これによりトナーTは、現像剤容器29の容器本体29b内(現像剤容器内)に感光ドラム62の表面に対向して設けられる現像剤担持体である現像スリーブ32が設けられた現像室28内に搬送される。
現像スリーブ32は、中空の回転体であり、内部にマグネットローラ34を配置している。このマグネットローラ34の磁力によって現像スリーブ32の表面にトナーTが担持されて搬送される。更に、現像ブレード42により現像スリーブ32の表面に所望の量のトナーTが薄層担持される。
次に、図示しない現像バイアス電源から現像スリーブ32に現像バイアスを印加することにより該現像スリーブ32の表面に担持されたトナーTを感光ドラム62の表面上に形成された静電潜像に供給してトナー像(現像剤像)として現像する。次に、図示しない転写バイアス電源から回転体である転写ローラ7に転写バイアスを印加することにより感光ドラム62の表面上に形成されたトナー像を同期して搬送された記録材Pに転写する。
トナー像が転写された記録材Pは、定着手段となる定着装置9に搬送され、該定着装置9に設けられた定着ローラと加圧ローラとにより挟持搬送される過程で加熱及び加圧されてトナー像が熱溶融して記録材Pに熱定着される。これにより記録材Pに画像が形成される。トナー像が定着された記録材Pは、搬送ローラ15により搬送された後、排出ローラ10により画像形成装置Aの上部に設けられた排出部11に排出される。
転写後に感光ドラム62の表面上に残留した転写残トナーは、クリーニング手段として弾性を有するクリーニングブレード77により掻き取られてクリーニングされる。クリーニングされたトナーは、廃トナーとして廃トナー室71内に貯留される。
<撹拌ユニット>
次に、図5(a),(b)を用いて撹拌ユニット2の構成について説明する。図5(a)は、回転部材45と封止部材44と撹拌部材43とを有する撹拌ユニット2の構成を示す分解斜視図である。図5(b)は、回転部材45と封止部材44と撹拌部材43とを組み付けた撹拌ユニット2の構成を示す斜視説明図である。図5(a)に示すように、撹拌ユニット2は、開封部材となる撹拌部材43を回転駆動する回転部材45に取り付けられ、開口27を封止する可撓性を有するシート状部材からなる封止部材44と、シート状の撹拌部材43と、回転部材45とから構成される。
本実施形態では、撹拌部材43が開封部材を兼用している。別部材でなく兼用することにより部品点数を少なくすることが可能になり、コストを削減することが可能になる。しかし、これに限定されず、撹拌部材と開封部材とが別部材でも良い。開封部材に封止部材44が取り付けられ、開封部材が現像剤容器29に取り付けられた駆動伝達部材であるギアから駆動を受けて移動することにより、封止部材44も移動し、開口27の縁に接着している封止部44bを剥離することにより開口27を開封する。
また、本実施形態では、現像剤容器29内の現像剤を撹拌する撹拌部材と、該現像剤容器29内の現像剤を開口27に向かって搬送する搬送部材と、開口27を封止した封止部材44を開封する開封部材とを、撹拌ユニット2の撹拌部材43が兼ねる構成とした。他に、撹拌部材と、搬送部材と、開封部材とは、それぞれ別部材であったり、撹拌部材と、搬送部材と、開封部材の少なくとも2つを兼ねる構成であっても良い。
封止部材44は、現像剤容器29を構成する材料と相溶性のあるポリエチレンテレフタレート(PET;Polyethylene Terephthalate)を用いることができる。更に、ポリカーボネート(PC;polycarbonate)、ポリフェニレンサルファイド(PPS;Polyphenylene sulfide)等を用いることができる。
これらは可撓性を有するシート状部材として構成することができる。更に、これらは熱によって溶けて現像剤容器29との接着を可能にしている。また、封止部材44の長手方向(回転部材45の軸方向に直交する方向)の一端部には、固定部となる複数の貫通穴からなる穴部44aが該封止部材44の短手方向(回転部材45の軸方向)に沿って設けられている。
撹拌部材43は、封止部材44と同様にシート状のポリエチレンテレフタレート(PET;Polyethylene Terephthalate)により構成することができる。更に、ポリカーボネート(PC;polycarbonate)、ポリフェニレンサルファイド(PPS;Polyphenylene sulfide)等により構成することができる。これらは、可撓性を有する。撹拌部材43には、該撹拌部材43の長手方向(回転部材45の軸方向)に沿って固定部となる複数の貫通穴からなる穴部43aが設けられている。
図5(a)に示すように、封止部材44と撹拌部材43とは、それぞれの穴部43a,44aを回転部材45の固定面45eに突出した軸部45aに嵌装して支持される。その後、該回転部材45の軸部45aを熱カシメすることにより図5(b)に示すように、回転部材45の固定面45eに固定される。
本実施形態では、回転部材45の固定面45eに対する封止部材44と撹拌部材43との固定は、該封止部材44の穴部44aと、撹拌部材43の穴部43aとに該固定面45eに立設された軸部45aを挿通した後、該軸部45aを熱カシメによって行なった。他に、例えば、両面テープやスナップフィット等により封止部材44と撹拌部材43とを回転部材45の固定面45eに固定したり係止しても良い。
<撹拌ユニットの取り付け方法>
次に、図6を用いて撹拌ユニット2を現像剤容器29に取り付ける方法について説明する。図6に示すように、回転部材45の固定面45eに固定された封止部材44の自由端部F側に設けられる封止部44bは以下の通りである。現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口27の撹拌室1側(内側)の周縁部に該開口27の全周に亘って設けられた接着領域46に熱溶着等によって剥離可能に固定される。
また、図3に示すように、封止部材44の封止部44bが図6に示す接着領域46に接着され、回転部材45が現像剤容器29の容器本体29bに対して回転可能に支持された状態で、封止部材44には、図3に示す折り返し部Uが形成される。この折り返し部Uに沿って封止部材44が折り返される。
現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口27が封止部材44の封止部44bを接着領域46に接着することで封止される。開封部材となる撹拌部材43を回転駆動する撹拌ユニット2の駆動側端部は以下の通りである。回転部材45の駆動側端部に設けられた図5(a),(b)に示す係合穴部45dに図3に示す現像剤容器29の容器本体29bに設けられた貫通穴からなる穴部45bと軸受部45fを介して撹拌ギア部材45cが挿入して係合される。
一方、撹拌ユニット2の非駆動側端部は、回転部材45の非駆動側端部に設けられた図3に示す回転軸45gが現像剤容器29の容器本体29bに設けられた図示しない軸受部に回転可能に支持される。これにより撹拌ユニット2は、現像剤容器29の容器本体29bに対して回転部材45の回転中心45hを中心に図7(a)の矢印C方向に回転可能に支持される。
撹拌ユニット2が現像剤容器29の容器本体29bに回転可能に支持された後、蓋部材29cが現像剤容器29の容器本体29bに対して溶着等により固定される。現像剤容器29の撹拌室1内の封止が完了した後、図3及び図4に示す現像剤容器29の容器本体29bに設けられた充填口50からトナーTを充填した後、該充填口50を図示しない蓋部材等により封止する。
本実施形態では、封止部材44を貼着する際の一実施形態について説明する。図7(a)は、本実施形態の現像装置の構成を示す断面説明図である。図7(b)は、図7(a)の矢印X2方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。図7(c)は、本実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。図7(b)は、図7(a)に示す封止部材44の折り返し部Uと、封止部材44の封止部44bを接着領域46に接着する前の自由端部Fとの間の封止部44bの接着領域46を示す。
撹拌ユニット2の回転による現像剤の搬送方向(図7(a)の矢印C方向)に沿った方向を図7(c)に示す封止部材44の長手方向とする。また、撹拌ユニット2の回転による現像剤の搬送方向(図7(a)の矢印C方向)に対して直交する方向を図7(c)に示す封止部材44の短手方向とする。図7(a)に示すように、新品のプロセスカートリッジBに設けられた封止部材44の封止部44bは、現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口27の撹拌室1側(内側)の周縁部に設けられた接着領域46に接着される。図7(b)に示すように、接着領域46における接着状態は、開口27の全周に亘って均一に接着される。
<開封動作>
次に、図8を用いて封止部材44の封止部44bの開封動作について説明する。新品のプロセスカートリッジBの初回の使用開始時に画像形成装置A本体に設けられた図3に示す駆動源となるモータ16からの回転駆動力が撹拌ギア部材45cを介して回転部材45に伝達される。これにより該回転部材45が回転中心45hを中心に図8(a)の矢印C方向に回転する。
回転部材45の回転により封止部材44には、図8(a)の矢印D方向の引っ張りによる張力が付与され、封止部44bの接着領域46の開封が開始される。回転部材45の回転により封止部材44は、図8(a)に示す状態から図8(b)に示す状態へと開封動作が継続される。そして、図8(c)に示すように、封止部材44の開封が完了すると、封止部材44は、回転部材45の図8(c)の矢印C方向の回転によりシート状の撹拌部材43と共に図8(c)の矢印C方向に回転し続ける。
新品のプロセスカートリッジBの初回の使用開始時に前述した封止部材44の封止部44bの開封動作が行なわれる。回転部材45の図8(c)の矢印C方向の回転により撹拌室1内に収容されたトナーTは、撹拌部材43により撹拌されながら開口27から現像室28内に搬送される。これにより現像スリーブ32が設けられた現像室28内をトナーTで満たして画像形成の準備がなされる。
図7(b)に示す現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口27の長手方向(回転部材45の軸方向)の幅αは、図7(c)に示す封止部材44の短手方向の幅γに比べて短く設定している。これは、開口27から封止部材44が現像室28側に侵入すると、現像スリーブ32の表面に所定の層厚で担持されたトナーTが乱されることを懸念してのことである。
これにより図7(b),(c)に示す開口27の長手方向の幅αと、封止部材44の短手方向の幅γとは、以下の数1式に示す関係に設定される。例えば、開口27の長手方向の幅αは、210mm程度、封止部材44の短手方向の幅γは、212mm程度である。開口27の長手方向の幅αよりも封止部材44の短手方向の幅γが大きく貼り代が確保されていれば良い。
[数1]
α<γ
<再生産方法>
次に、図9を用いてプロセスカートリッジBが所定の寿命まで使用され、トナーTが無くなったプロセスカートリッジBを再生産する方法について説明する。先ず、トナーTが無くなった使用済みプロセスカートリッジBを図1に示す画像形成装置A本体から取り出す。次に、図2に示すプロセスカートリッジBを分解する。その際には、先ず、図2に示すプロセスカートリッジBのクリーニングユニット17と現像装置20とを分離する。クリーニングユニット17と現像装置20とは図示しない軸部材等の連結手段により互いに回動可能に連結されている。図示しない軸部材を抜き取ることでプロセスカートリッジBのクリーニングユニット17と現像装置20とを容易に分離することができる。
図9(a)に示すように、分離した現像装置20の現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口29aから現像スリーブ32とマグネットローラ34とを取り外す。更に、現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口29aの周縁部にビス止めされている現像ブレード42を取り外す。本実施形態では、接着された現像剤容器29の容器本体29bと蓋部材29cとかななる枠体を分離することは困難であるため行わない。
次に、現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口29aからトナーTが無くなった空の現像剤容器29内部にエア等を吹き付ける。これにより現像剤容器29内部に僅かに残存するトナーTをエアと共に開口27,29aから排出させる。次に、図9(a)に示すように、回転部材45を適宜回転させて封止部材44の開放端部となる封止部44b側を開口27,29aから外に引き出す。前記数1式に示すように、封止部材44の短手方向の幅γが開口27の長手方向の幅αよりも大きいため封止部材44の短手方向の幅γの両端部を多少中央側に折り曲げながら封止部材44の開放端部となる封止部44b側を開口27,29aから外に引き出す。
次に、封止部材44の開放端部となる封止部44b側を開口27,29aから外に引き出した状態で開口27,29aを上向きにして該開口27,29aから所望の新品のトナーTを現像剤容器29内部に充填する。図3に示す比較例の現像剤容器29の容器本体29bに設けられた略円形状の充填口50の開口面積よりも現像剤容器29の長手方向の略全長に亘って設けられた開口27,29aの開口面積の方が大きいためトナーTを素早く充填できる。
次に、図9(b)に示すように、開口27から外に引き出した封止部材44の開放端部となる封止部44bを現像室28側の開口27の下辺の外周縁に再度、剥離可能に接着する。図9(b)に示すように、折り返し部Uで封止部材44の折り返しを行う。次に、図9(c)に示すように、開口27の下辺の外周縁に接着した封止部材44の現像室28側の表面に折り返した封止部材44を重ねて貼着する。
最後に、図9(d)に示すように、封止部材44の自由端側の封止部44bを現像室28側の開口27の左右辺及び上辺の外周縁に剥離可能に接着する。このように、本実施形態では、開口27を境Mにして開封部材となる撹拌部材43を有する撹拌ユニット2とは反対側の開口27の外周縁に封止部材44の一部である封止部44bが剥離可能に接着される。
そして、撹拌ユニット2の移動動作(本実施形態では回転動作)に伴って封止部材44が開口27の外周縁から剥離され、該開口27を開封する。尚、開封部材の移動動作は、回転動作以外にも開口27から離れる方向に開封部材が移動する動作であっても良い。また、開封部材となる撹拌部材43も開封部材と撹拌部材とが異なる部材構成であって良い。
図10(a)は、本実施形態の現像剤容器29を備えた現像装置20の構成を示す断面説明図である。図10(b)は、封止部材44の開放端部となる封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着した状態を示す。図10(c)は、本実施形態の封止部材44の構成を示す平面説明図である。図10(a),(b)に示すように、現像剤容器29が再生産される場合に、開口27から外に引き出した封止部材44の開放端部となる封止部44bを現像室28側(外側)の開口27の外周縁に再度、剥離可能に接着する。接着方法は、再度、熱溶着を行うか、両面テープにより接着する。
本実施形態のように、封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着した場合は以下の通りである。回転部材45により封止部材44を巻き取って封止部44bを引き剥がす際に高いトルクが必要となる。このため封止部44bの接着は、引き剥がし可能な程度の接着力を適宜選択する。
次に、図2に示す現像スリーブ32、マグネットローラ34、現像ブレード42を再生産した現像装置20に装着し、クリーニングユニット17を取り付けることでプロセスカートリッジBを組み立てる。汚損が激しい場合には、適宜、部品交換を行う。次に、図1に示す画像形成装置A本体に再生産したプロセスカートリッジBを装着する。
本実施形態では、使用済の封止部材44を再利用することにより低コストでプロセスカートリッジBを再生産することができる。また、現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口27の外側から使用済の封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着することで、簡易な再生産方法で、プロセスカートリッジBを再生産することができる。
本実施形態では、現像剤容器29の現像スリーブ32が設けられる開口29aを利用して該現像剤容器29内にトナーTを充填することができる。そして、該開口29aに連通する現像室28と撹拌室1との間に設けられる開口27の外側から封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着することで該開口27の封止を行うことができる。
現像剤容器29の内部に設けられた回転部材45の回転により封止部材44を巻き取って封止部44bにより封止された開口27の封止解除を行う。そのような現像装置20において、開口27を利用して現像剤容器29内にトナーTを充填した後に封止部材44の封止部44bにより開口27の封止を行う。その場合、現像剤容器29の容器本体29bと蓋部材29cとを先に組み立てた後、トナーTの充填を行い、封止部材44の封止部44bにより開口27の封止を行う。
本実施形態では、封止部材44の封止部44bによる開口27の封止を開口27の外側から行うことで、現像剤容器29の容器本体29bと蓋部材29cとを合体した後に開口27からのトナーTの充填が可能となる。また、現像スリーブ32の長手方向の略全長に亘って開口された広い開口27を利用して現像剤容器29内にトナーTを充填することにより充填速度を速くすることができる。
また、現像剤容器29の内部に設けられた回転部材45の回転により封止部材44を巻き取って封止部44bにより封止された開口27の封止解除を行う。そのような現像装置20の再生産時には、現像剤容器29の開口27の外側から封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着する。これにより現像剤容器29の容器本体29bと蓋部材29cとを分離させることなく簡易にトナーTの封止ができる。
次に、図11を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
前記第1実施形態では、プロセスカートリッジBを再生産することを前提として、封止部材44を再利用する場合の一例について説明した。本実施形態では、プロセスカートリッジBの新品時に現像スリーブ32の長手方向の略全長に亘って開口された広い開口29a,27を利用して現像剤容器29内にトナーTを充填する。その後、封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着する場合について説明する。尚、前記第1実施形態と重複する説明は省略する。
<撹拌ユニット2の取り付け>
図11(a)は、本発明に係る現像剤容器29の第2実施形態において、現像剤容器29を構成する二つの枠体となる容器本体29bと蓋部材29cとを分離した様子を示す分解断面図である。図11(b)は、封止部材44を開口27から外側に引き出しておき、開口29a,27の外側からトナーTを充填する様子を示す断面説明図である。図11(a)に示すように、本実施形態においても前記第1実施形態と同様に撹拌ユニット2を現像剤容器29の容器本体29bに取り付ける。本実施形態では、封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着する前に現像剤容器29の容器本体29bと蓋部材29cとを溶着等により接着する。
次に、図11(b)に示すように、封止部材44の開放端部側の封止部44bを開口27から外に引き出す。その状態で、現像剤容器29の開口29a,27を上向きにして該開口29a,27から現像剤容器29内に図11(b)の矢印E方向にトナーTを充填する。
本実施形態では、現像剤容器29の開口29a,27を介して該現像剤容器29の撹拌室1内にトナーTを充填する。このため図3に示す前記第1実施形態のように現像剤容器29の容器本体29bに充填口50を別途設ける必要は無い。図3に示す充填口50の開口面積に比べて現像スリーブ32の長手方向の略全長に亘って広く開口された開口29a,27のそれぞれの開口面積は大きい。このため該開口29a,27から現像剤容器29内にトナーTを素早く充填できる。トナーTの充填が完了した後は、図9(a)〜(d)に示すように、前記第1実施形態の再生産時と同様に封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着して開口27の封止を行う。
本実施形態では、プロセスカートリッジBの新品時に現像スリーブ32の長手方向の略全長に亘って開口された広い開口29a,27を利用して速い充填速度で現像剤容器29内にトナーTを充填することができる。現像剤容器29内にトナーTを充填するために該現像剤容器29の容器本体29bに充填口50を別途設ける必要が無い。このため現像剤容器29の剛性を維持することができる。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
次に、図12を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の第3実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。図12(a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第3実施形態の構成を示す断面説明図である。図12(b)は、図12(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。図12(c)は、第3実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。
図12(c)に示すように、本実施形態の封止部材44は、可撓性を有するシート状部材から成り、該封止部材44の長手方向の両辺には、一対の方形状の切り欠き部44cが設けられている。切り欠き部44cの封止部材44の長手方向の幅W1は、現像剤容器29の容器本体29bに開口27が設けられた壁部の厚さGに対応して設定されている。
また、該切り欠き部44cの封止部材44の短手方向の幅W2は、現像剤容器29の容器本体29bに開口27が設けられた左右壁部の一部が進入し得る長さに設定される。切り欠き部44cの封止部材44の短手方向の幅W2は、1cm程度である。封止部材44を開口27の縁に貼付けるのりしろ部分と開封後に封止部材44が開口27から現像スリーブ32側に突き出ないように設計するのが好ましい。
図12(a)に示すように、封止部材44の封止部44bにより現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口27を封止する。この状態において、該開口27に対応する封止部材44の一部分は、撹拌ユニット2による現像剤の搬送方向(図12(a)の矢印C方向)に直交する方向(図12(b),(c)の左右方向)における開口27の幅α以下(幅以下)の幅を有する。そして、その他の部分は、開口27の幅αよりも大きな幅γを有する。本実施形態では、開口27に対応する封止部材44の一部分に一対の方形状の切り欠き部44cを設けて構成される。
<再生産>
新品のプロセスカートリッジBからトナーTを排出させるまでの過程は、前記第1実施形態と同様である。図12(a)に示すように、本実施形態では、封止部材44の長手方向の一端部に設けられる固定部となる穴部44aが回転部材45の軸部45aに嵌装されて熱カシメにより固定される。そして、封止部材44の長手方向の他端部に設けられる封止部44bが図12(a)に示すように、開口27の下方の壁面(開口27を有する壁面)の接着領域46に接着された状態で折り返し部Uが形成される。封止部材44は、折り返し部Uに沿って折り返される。
図7(c)に示す前記第1実施形態と同様に、封止部材44の短手方向の最大幅γは、現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口27の長手方向の幅αよりも長く設定してある。本実施形態の封止部材44の折り返し部Uの付近には、切り欠き部44cが設けられいる。
そして、再生産時に封止部材44の自由端部側の封止部44bを開口27から外側に引き出す。そのときに該切り欠き部44cが現像剤容器29の容器本体29bに開口27が設けられた左右壁部に嵌合して該容器本体29bとの干渉を回避する。そして、折り返し部Uで封止部材44をスムーズに折り返して封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着して開口27の封止を行うことができる。封止部材44の封止部44bの接着方法等は、前記第1実施形態と同様であるため重複する説明は省略する。
本実施形態においても図12(a)に示す開口27を境Mにして開封部材となる撹拌部材43を有する撹拌ユニット2とは反対側の開口27の外周縁に封止部材44の一部である封止部44bが剥離可能に接着される。そして、撹拌ユニット2の移動動作(本実施形態では回転動作)に伴って封止部材44が開口27の外周縁から剥離され、該開口27を開封する。
本実施形態では、再生産時に使用済の封止部材44を再度利用することにより低コストが実現出来る。更に、現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口27の外側から封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着して開口27の封止を行うことができる。更に、封止部材44の折り返し部Uに切り欠き部44cを設ける。
これにより該切り欠き部44cが現像剤容器29の容器本体29bに開口27が設けられた左右壁部に嵌合して該容器本体29bとの干渉を回避する。そして、折り返し部Uで封止部材44をスムーズに折り返して封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に容易に接着して開口27の封止を行うことができる。尚、新品時から本実施形態を適用することもできる。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
次に、図13を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の第4実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。図13(a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第4実施形態の構成を示す断面説明図である。図13(b)は、図13(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。図13(c)は、第4実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。
図13(c)に示すように、本実施形態の封止部材44の長手方向の両辺には、一対の直角三角形状の切り欠き部44dが設けられている。これにより本実施形態の封止部材44の封止部44bは、台形形状を有して構成されている。封止部44bの台形形状の短い底44eの長さδは、封止部材44の短手方向の幅である封止部44bの台形形状の長い底44fの長さγに比べて短い。封止部材44の封止部44bの台形形状の短い底44eは、長い底44fよりも回転部材45に近い側に配置される。
また、図13(b)に示すように、開口27の長手方向の幅αと、封止部44bの台形形状の短い底44eの長さδとは同じ長さに設定される。一方、封止部44bの台形形状の長い底44fの長さγは、開口27の長手方向の幅α(=封止部44bの台形形状の短い底44eの長さδ)よりも1cm程度長く設定される。
<再生産>
新品のプロセスカートリッジBからトナーTを排出させるまでの過程は、前記第1実施形態と同様である。本実施形態では、前記第1実施形態と同様に、封止部材44の短手方向の最大幅γは、図13(b)に示す開口27の長手方向の幅αよりも長く設定してある。
本実施形態では、再生産時に封止部材44の自由端部側の封止部44bを開口27から外側に引き出す。そのときに台形形状の封止部44bの短い底44eの長さδが開口27の長手方向の幅αと等しくなる切り欠き部44dが現像剤容器29の容器本体29bに開口27が設けられた左右壁部に嵌合して該容器本体29bとの干渉を回避する。そして、折り返し部Uで封止部材44をスムーズに折り返して封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に容易に接着して開口27の封止を行うことができる。封止部材44の封止部44bの接着方法等は、前記第1実施形態と同様であるため重複する説明は省略する。
本実施形態では、前記第1実施形態のように、再生産時に封止部材44の開放端部となる封止部44b側を開口27,29aから外に引き出す。その際に、封止部材44の短手方向の幅γの両端部を多少中央側に折り曲げながら引き出す必要が無い。このため封止部材44の開放端部となる封止部44b側を開口27,29aから外に引き出し易くなった。
現像剤容器29の開口29a,27を介して該現像剤容器29内にトナーTを充填した後、再度、封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着する。接着領域46は、図13(b)に示すように、台形形状の封止部44bの外周縁に沿った範囲である。図13(b)は、封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着した状態を示す。
本実施形態においても図13(a)に示す開口27を境Mにして開封部材となる撹拌部材43を有する撹拌ユニット2とは反対側の開口27の外周縁に封止部材44の一部である封止部44bが剥離可能に接着される。そして、撹拌ユニット2の移動動作(本実施形態では回転動作)に伴って封止部材44が開口27の外周縁から剥離され、該開口27を開封する。
本実施形態では、使用済の封止部材44を再度利用することにより低コストでの再生産が実現出来る。また、現像剤容器29の外側から封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に容易に接着できる。また、図13(c)に示すように、封止部材44の短手方向の長さが異なる台形形状の封止部44bを用いる。これにより現像剤容器29の容器本体29bに開口27が設けられた左右壁部との干渉を避けて封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着し易い。これによりプロセスカートリッジBを容易に再生産することができる。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
次に、図14を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の第5実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。図14(a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第5実施形態の構成を示す断面説明図である。図14(b)は、図14(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。図14(c)は、第5実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。
本実施形態では、図14(b)に示すように、現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口27を台形形状で構成したものである。開口27の台形形状は、撹拌ユニット2の図14(a)の矢印C方向で示す回転方向の下流側が短い底27aで、上流側が長い底27bで構成される。図14(c)に示すように、本実施形態の封止部材44は、可撓性を有するシート状部材により方形状で構成され、封止部材44の短手方向の幅γは、開口27の台形形状の長い底27bの長さβと同じ長さに設定される。
本実施形態の開口27は、撹拌ユニット2による現像剤の搬送方向(図14(a)の矢印C方向)に直交する方向(図14(b)の左右方向)において異なる複数の幅を有する台形形状で構成される。開口27の異なる複数の幅の一部分は以下の通りである。撹拌ユニット2による現像剤の搬送方向(図14(a)の矢印C方向)に直交する方向(図14(b),(c)の左右方向)における方形状で構成される封止部材44の短手方向の幅γ以上(幅以上)の幅βを有する。その他の部分は、該封止部材44の短手方向の幅γよりも小さな幅αを有する。
<画像形成時>
前記第1実施形態では、図7(b)に示す開口27の長手方向の幅αは、図7(c)に示す封止部材44の短手方向の幅γに比べて短く設定している。これは、回転部材45の回転により封止部材44の封止部44bにより封止されていた開口27が開封された後も更に回転部材45の回転により封止部材44の封止部44bが開放端部となって回転する。その際に該開口27から現像室28側に封止部材44が侵入する。これにより現像スリーブ32の表面上に所定の層厚で担持されたトナーTが乱されることが懸念される。このため封止部材44が開口27から現像室28側に侵入しないように設計している。
本実施形態では、前記第1実施形態と同様に、開口27の台形形状の長い底27b以外は、封止部材44の短手方向の幅γよりも短い。このため回転部材45の回転により封止部材44の封止部44bが開放端部となって回転する際に該開口27から現像室28側に封止部材44が侵入することを防ぐことができる。
<再生産>
再生産時に開口27から現像室28側に封止部材44を引き出す際には、開口27の台形形状の長い底27bから封止部44bを引き出す。前記第1実施形態のように、再生産時に封止部材44の開放端部となる封止部44b側を開口27,29aから外に引き出す。その際に、封止部材44の短手方向の幅γの両端部を多少中央側に折り曲げながら引き出す必要が無い。このため封止部材44の開放端部となる封止部44b側を開口27,29aから外に引き出し易くなった。
現像剤容器29の開口29a,27を介して該現像剤容器29内にトナーTを充填した後、再度、封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に再度接着する。前記第1実施形態と同様の方法で接着を行う。図14(b)は、封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着した状態を示す。
本実施形態においても図14(a)に示す開口27を境Mにして開封部材となる撹拌部材43を有する撹拌ユニット2とは反対側の開口27の外周縁に封止部材44の一部である封止部44bが剥離可能に接着される。そして、撹拌ユニット2の移動動作(本実施形態では回転動作)に伴って封止部材44が開口27の外周縁から剥離され、該開口27を開封する。
本実施形態では、使用済の封止部材44を再度利用することにより低コストで再生産が実現出来る。現像剤容器29の外側から封止部材44の封止部44bの接着を行う簡易な方法で封止部材44を再利用する。そして、図14(b)に示すように、長手方向の長さが異なる台形形状の開口27を用いる。これにより現像室28への封止部材44の侵入を防ぎつつ現像剤容器29の容器本体29bに開口27が設けられた左右壁部との干渉を避けて封止部材44の封止部44bを現像室28側の開口27の外周縁の接着領域46に接着し易い。これによりプロセスカートリッジBを容易に再生産することができる。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
次に、図15を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の第6実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。図15(a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第6実施形態の構成を示す断面説明図である。図15(b)は、図15(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。図15(c)は、第6実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。図15(d)は、図15(a)の変形例である。
本実施形態では、図15(a)に示すように、プロセスカートリッジBの再生産時における封止部材44の封止部44bの接着方法において以下の通りである。図15(a)に示すように、開口27の下辺の周縁部に剥離可能に接着する封止部材44の封止部44bに折り返し部U1を設ける。その他に開口27の上辺の周縁部に剥離可能に接着する封止部材44の封止部44bにも折り返し部U2を設けてせん断剥離をしないように構成している。
図15(d)に示すように、封止部材44の折り返し部U2から封止部44bの端部44b1までの長さを更に長く設定することもできる。封止部材44の封止部44bの接着を剥がす際に開口27の外周縁に沿って、せん断剥離が必要な領域は、その領域の引き剥がし時に回転部材45を回転駆動するモータ16に最大のトルクが必要になる。このときの最大トルクに応じて必要なモータ16の出力が決定される。
本実施形態においても図15(a),(d)に示す開口27を境Mにして開封部材となる撹拌部材43を有する撹拌ユニット2とは反対側の開口27の外周縁に封止部材44の一部である封止部44bが剥離可能に接着される。そして、撹拌ユニット2の移動動作(本実施形態では回転動作)に伴って封止部材44が開口27の外周縁から剥離され、該開口27を開封する。
本実施形態では、図10(a)に示す前記第1実施形態と比較して、開口27の上辺の周縁部に接着された封止部44bのせん断剥離の領域が無くなるためその領域の剥がし時に回転部材45を回転駆動するモータ16のトルクも低減した。また、使用済の封止部材44を再度利用することによりプロセスカートリッジBの再生産が低コストで実現する。また、プロセスカートリッジBの再生産時に現像剤容器29の開口27の外側から封止部材44の封止部44bを開口27の周縁部に接着することができる。尚、プロセスカートリッジBの再生産時に限らず、新品のプロセスカートリッジBの生産時にも適用出来る。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
次に、図16を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の第7実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。図16(a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第7実施形態の構成を示す断面説明図である。図16(b)は、図16(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。図16(c)は、第7実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。
図15(b)に示すように、前記第6実施形態では、プロセスカートリッジBの再生産後の封止部材44の封止部44bを開口27の周縁部に接着する接着強度は均一であった。本実施形態では、図16(b)に示すように、開口27の下辺の周縁部に剥離可能に接着する封止部材44の封止部44bのせん断剥離を伴う接着領域46bの接着強度を他の接着領域46aの接着強度よりも小さく設定したものである。
これにより封止部材44の封止部44bの接着領域は、撹拌ユニット2の図16(a)の矢印C方向の移動動作(本実施形態では回転動作)に伴って該封止部材44が引っ張られる方向(図16(a)の上下方向)において接着強度が異なる。また、封止部材44の封止部44bの接着領域は以下の通りである。撹拌ユニット2の図16(a)の矢印C方向の移動動作(本実施形態では回転動作)に伴って該封止部材44が剥離される。その際に、せん断剥離される接着領域46bの接着強度が、せん断剥離されない接着領域(接着領域46aのうち開口27の上辺の周縁部の接着領域)の接着強度よりも小さくなるように設定されている。
封止部材44の封止部44bの接着を剥がす際に開口27の外周縁に沿って、せん断剥離が必要な領域は、その領域の引き剥がし時に回転部材45を回転駆動するモータ16に最大のトルクが必要になる。このときの最大トルクに応じて必要なモータ16の出力が決定されるため重要である。また、せん断剥離を伴う接着領域46は、そもそも接着力が強いため、せん断剥離にならない接着領域46に比べて接着強度を弱くしても開口27におけるトナーTの封止性を損なうことは無い。本実施形態では、図16(b)の斜線で示す、せん断剥離を伴う接着領域46bは両面テープにより接着して、熱溶着により接着された他の接着領域46aの接着強度よりも小さい接着強度に設定した。
本実施形態においても図16(a)に示す開口27を境Mにして開封部材となる撹拌部材43を有する撹拌ユニット2とは反対側の開口27の外周縁に封止部材44の一部である封止部44bが剥離可能に接着される。そして、撹拌ユニット2の移動動作(本実施形態では回転動作)に伴って封止部材44が開口27の外周縁から剥離され、該開口27を開封する。
本実施形態では、図15(b)に示す前記第6実施形態との比較において以下の通りである。図16(b)に示すように、開口27の下辺の周縁部に剥離可能に接着する封止部材44の封止部44bのせん断剥離を伴う接着領域46bの接着強度を他の接着領域46aの接着強度よりも小さく設定した。これにより接着領域46bの剥がし時に回転部材45を回転駆動するモータ16のトルクも低減した。
また、使用済の封止部材44を再度利用することによりプロセスカートリッジBの再生産が低コストで実現する。また、プロセスカートリッジBの再生産時に現像剤容器29の開口27の外側から封止部材44の封止部44bを開口27の周縁部に接着することができる。尚、プロセスカートリッジBの再生産時に限らず、新品のプロセスカートリッジBの生産時にも適用出来る。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
次に、図17を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の第8実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。図17(a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第8実施形態の構成を示す断面説明図である。図17(b)は、図17(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。図17(c)は、第8実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。
図10(a)に示す前記第1実施形態では、プロセスカートリッジBの再生産時において、開口27の下辺の周縁部に剥離可能に接着する封止部材44の封止部44bの接着位置は、現像剤容器29の現像室28側の開口27の下辺の周縁部に設定した。本実施形態では、開口27が設けられる壁面29b1(リブ先端)に封止部材44の封止部44bの一部を剥離可能に接着したものである。開口27が設けられる壁面29b1(リブ先端)に封止部材44の封止部44bを接着する。これにより図17(b)に示すように、開口27が設けられる壁面29b1(リブ先端)の接着領域46cの接着幅を他の接着領域46aの接着幅よりも小さくすることができる。
本実施形態においても図17(a)に示す開口27を境Mにして開封部材となる撹拌部材43を有する撹拌ユニット2とは反対側の開口27の外周縁に封止部材44の一部である封止部44bが剥離可能に接着される。そして、撹拌ユニット2の移動動作(本実施形態では回転動作)に伴って封止部材44が開口27の外周縁から剥離され、該開口27を開封する。
これにより図10(b)に示す前記第1実施形態との比較において以下の通りである。図17(b)に示すように、開口27の下辺の該開口27が設けられる壁面29b1(リブ先端)の接着領域46cの接着強度を他の接着領域46aの接着強度よりも小さく設定することができる。これにより接着領域46cの剥がし時に回転部材45を回転駆動するモータ16のトルクも低減した。
また、使用済の封止部材44を再度利用することによりプロセスカートリッジBの再生産が低コストで実現する。また、プロセスカートリッジBの再生産時に現像剤容器29の開口27の外側から封止部材44の封止部44bを開口27の周縁部に接着することができる。尚、プロセスカートリッジBの再生産時に限らず、新品のプロセスカートリッジBの生産時にも適用出来る。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
次に、図18を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の第9実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。図18(a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第9実施形態の構成を示す断面説明図である。図18(b)は、図18(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。図18(c)は、第9実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。
前記第8実施形態では、図17(a)に示すように、開口27の上辺の周縁部に剥離可能に接着する封止部材44の封止部44bの接着位置を現像剤容器29の現像室28側の開口27の上辺の周縁部に設定した。一方、開口27の下辺の周縁部に剥離可能に接着する封止部材44の封止部44bの接着位置を開口27の下辺の該開口27が設けられる壁面29b1(リブ先端)に設定した。
本実施形態では、図18(a)に示すように、開口27の上下辺の周縁部に剥離可能に接着する封止部材44の封止部44bの接着位置を開口27の上下辺の該開口27が設けられる壁面29b1,29b2(リブ先端)に設定した。これにより図18(b)に示すように、開口27が設けられる壁面29b1,29b2の接着領域46c,46dの接着幅を開口27の左右辺の周縁部からなる他の接着領域46aの接着幅よりも小さくすることができる。
これにより図10(b)に示す前記第1実施形態との比較において以下の通りである。図18(b)に示すように、開口27の上下辺の該開口27が設けられる壁面29b1,29b2の接着領域46c,46dの接着強度を他の接着領域46aの接着強度よりも小さく設定することができる。更に、開口27の上辺の該開口27が設けられる壁面29b2(リブ先端)の接着領域46dの手前に封止部材44の折り返し部U2が設けられる。
このため図17(a)に示す前記第8実施形態との比較において以下の通りである。せん断剥離を行なう接着領域46が減少し、これにより接着領域46c,46dの剥がし時に回転部材45を回転駆動するモータ16のトルクも低減した。また、使用済の封止部材44を再度利用することによりプロセスカートリッジBの再生産が低コストで実現する。また、プロセスカートリッジBの再生産時に現像剤容器29の開口27の外側から封止部材44の封止部44bを開口27の周縁部に接着することができる。尚、プロセスカートリッジBの再生産時に限らず、新品のプロセスカートリッジBの生産時にも適用出来る。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
次に、図19を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の第10実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。図19(a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第10実施形態の構成を示す断面説明図である。図19(b)は、図19(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。図19(c)は、第10実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。
前記第7実施形態では、図16に示すように、再生産時の封止部材44の封止部44bの接着位置は、現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口27の現像室28側(外側)の周縁部であった。
本実施形態では、図19(a)に示すように、開口27の上方では、再生産時の封止部材44の封止部44bの接着位置を現像室28側(外側)の周縁部に設定する。更に、開口27の下方では、再生産時の封止部材44の封止部44bの接着位置を撹拌室1側(内側)の周縁部に設定した。
本実施形態においても図19(a)に示す開口27を境Mにして開封部材となる撹拌部材43を有する撹拌ユニット2とは反対側の開口27の上方の外周縁に封止部材44の一部である封止部44bが剥離可能に接着される。そして、撹拌ユニット2の移動動作(本実施形態では回転動作)に伴って封止部材44が開口27の外周縁から剥離され、該開口27を開封する。
これにより再生産時の現像剤容器29の組み立て易さが犠牲になるものの開口27の上方の周縁部のみならず開口27の下方の周縁部に接着された封止部材44の封止部44bのせん断剥離の接着領域46を減らすことができる。このため接着領域46の剥がし時に回転部材45を回転駆動するモータ16のトルクも低減させることができる。
このように使用済の封止部材44を再度利用することによりプロセスカートリッジBの再生産が低コストで実現する。また、プロセスカートリッジBの再生産時に現像剤容器29の開口27の上方の周縁部に関しては外側から封止部材44の封止部44bを開口27の上方の周縁部に接着することができる。尚、プロセスカートリッジBの再生産時に限らず、新品のプロセスカートリッジBの生産時にも適用出来る。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
次に、図20を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の第11実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。図20(a)は、本発明に係る現像剤容器を備えた現像装置の第11実施形態の構成を示す断面説明図である。図20(b)は、図20(a)の矢印X1方向から見た封止部材の接着状態を示す正面説明図である。図20(c)は、第11実施形態の封止部材の構成を示す平面説明図である。
本実施形態では、図20(b)に示すように、現像剤容器29の容器本体29bに設けられた開口27の形状を台形状に設定する。そして、図20(a)に示すように、開口27の上方の周縁部には、封止部材44の封止部44bを折り返し部U2で折り返して自由端部Fを剥離可能に接着する。これにより開口27の上方の周縁部の接着領域46aでは、せん断剥離を防止することができる。更に、開口27の下方の周縁部の接着領域46bでは、せん断剥離を行なうものの該接着領域46bの接着強度は、開口27の上方の周縁部の接着領域46aの接着強度よりも小さい。
本実施形態においても図20(a)に示す開口27を境Mにして開封部材となる撹拌部材43を有する撹拌ユニット2とは反対側の開口27の外周縁に封止部材44の一部である封止部44bが剥離可能に接着される。そして、撹拌ユニット2の移動動作(本実施形態では回転動作)に伴って封止部材44が開口27の外周縁から剥離され、該開口27を開封する。
これにより接着領域46a,46bの剥がし時に回転部材45を回転駆動するモータ16のトルクを低減させることができる。また、使用済の封止部材44を再度利用することによりプロセスカートリッジBの再生産が低コストで実現する。また、プロセスカートリッジBの再生産時に現像剤容器29の開口27の外側から封止部材44の封止部44bを開口27の周縁部に接着することができる。これによりプロセスカートリッジBを簡易に再生産することができる。尚、プロセスカートリッジBの再生産時に限らず、新品のプロセスカートリッジBの生産時にも適用出来る。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
27…開口
43…撹拌部材(開封部材)
44…封止部材
44b…封止部(封止部材の一部)

Claims (10)

  1. 開口を開封するための開封部材と、
    前記開封部材に取り付けられ、前記開口を封止する封止部材と、
    を有し、
    前記開口を境にして前記開封部材とは反対側の前記開口の外周縁または前記開口を有する壁面に前記封止部材の一部が剥離可能に接着され、
    前記開封部材の移動動作に伴って前記封止部材が前記開口から剥離され、前記開口を開封することを特徴とする現像剤容器。
  2. 前記封止部材は、可撓性を有するシート状部材から成り、
    前記封止部材により前記開口を封止した状態において、前記開口に対応する前記封止部材の一部分は、前記開封部材による現像剤の搬送方向に直交する方向における前記開口の幅以下の幅を有し、その他の部分は前記開口の幅よりも大きな幅を有することを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
  3. 前記開口に対応する前記封止部材の一部分に切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の現像剤容器。
  4. 前記封止部材は、可撓性を有するシート状部材から成り、
    前記開口は、前記開封部材による現像剤の搬送方向に直交する方向において異なる複数の幅を有し、
    前記開口の異なる複数の幅の一部分は、前記開封部材による現像剤の搬送方向に直交する方向における前記封止部材の幅以上の幅を有し、その他の部分は前記封止部材の幅よりも小さな幅を有することを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
  5. 前記封止部材の接着領域は、前記開封部材の移動動作に伴って前記封止部材が引っ張られる方向において接着強度が異なることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の現像剤容器。
  6. 前記封止部材の接着領域は、前記開封部材の移動動作に伴って前記封止部材が剥離される際に、せん断剥離される接着領域の接着強度が、せん断剥離されない接着領域の接着強度よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の現像剤容器。
  7. 前記現像剤容器が再生産される場合に、前記開口を境にして前記開封部材とは反対側の前記開口の外周縁または前記開口の壁面に前記封止部材の一部が剥離可能に接着されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の現像剤容器。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の現像剤容器と、
    前記現像剤容器内に像担持体に対向して設けられる現像剤担持体と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  9. 画像形成装置の本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の現像剤容器、または請求項8に記載の現像装置のうちの少なくとも1つと、
    静電潜像が形成される像担持体と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の現像剤容器、または請求項8に記載の現像装置、または請求項9に記載のプロセスカートリッジのうちの少なくとも1つが着脱可能に構成され、記録材に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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