JPH10339416A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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JPH10339416A
JPH10339416A JP14552797A JP14552797A JPH10339416A JP H10339416 A JPH10339416 A JP H10339416A JP 14552797 A JP14552797 A JP 14552797A JP 14552797 A JP14552797 A JP 14552797A JP H10339416 A JPH10339416 A JP H10339416A
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JP
Japan
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combustion
waste
gas
melting furnace
drying device
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Application number
JP14552797A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Harada
裕昭 原田
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

Abstract

(57)【要約】 【課題】廃棄物処理装置で発生する熱量を使用して廃棄
物を加熱乾燥する乾燥装置の腐蝕を防止して耐久性を向
上させることができると共に、熱分解反応器および高温
空気加熱器を小型化することができる廃棄物処理装置を
提供する。 【解決手段】廃棄物を加熱乾燥する乾燥装置と、加熱乾
燥された廃棄物を加熱して乾留ガスと熱分解残留物とに
熱分解する熱分解反応器と、前記熱分解残留物を燃焼性
成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置と、水冷壁構
造の燃焼溶融炉とを備え、前記乾留ガスと前記燃焼性成
分とを前記燃焼溶融炉で燃焼し、発生した燃焼灰を溶融
スラグ化すると共に、前記燃焼溶融炉で発生した蒸気を
加熱媒体として前記乾燥装置に供給するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃棄物処理装置、よ
り詳しくは廃棄物を加熱して熱分解して乾留ガスと熱分
解残留物とを生成し、この熱分解残留物を燃焼性成分と
不燃焼性成分とに分離し、前記乾留ガスと前記燃焼性成
分とを燃焼溶融炉に導入して燃焼処理するようにした廃
棄物処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】都市ゴミ等の一般廃棄物や廃プラスチッ
クなどの可燃物を含む産業廃棄物の処理装置の一つに、
廃棄物を熱分解反応器に供給し、低酸素雰囲気において
加熱して熱分解し、乾留ガスと主として不揮発性成分か
らなる熱分解残留物とを生成し、そして、この熱分解残
留物を冷却した後で分離装置に供給して、カーボンを主
体とする燃焼性成分と、例えば金属や陶器、砂利、コン
クリート片等のガレキよりなる不燃焼性成分とに分離
し、更に、この燃焼性成分を粉砕して、この粉砕された
燃焼性成分と前記乾留ガスとを燃焼溶融炉に供給して燃
焼処理し、発生する燃焼灰を溶融スラグ化して、冷却水
槽内に排出して冷却固化させるようにした廃棄物処理装
置が知られている。
【0003】この廃棄物処理装置においては、燃焼溶融
炉の後流側に高温空気加熱器を配置し、この高温空気加
熱器により燃焼溶融炉から排出される燃焼ガスの熱回収
を行っている。この高温空気加熱器により得られた高温
空気を加熱媒体として熱分解反応器に供給して、廃棄物
を加熱して熱分解することが行われている。そのため、
廃棄物が水分を含んでいる場合には、水蒸気が多量に発
生し、乾留ガス中や燃焼ガス中に含まれることになるの
で、熱分解反応器や高温空気加熱器が大型となり、その
結果、建設コストが高く又その据付面積も大きいものと
なるという問題がある。
【0004】また、水分を含んでいる廃棄物を熱分解す
る場合には、顕熱のみならず含まれている水分の蒸発潜
熱の分の熱量も供給する必要があり、そのために熱分解
反応器で必要とする熱量は大きなものとなる。そのため
本出願人は廃棄物を乾燥装置に供給して加熱乾燥した
後、熱分解反応器へ導入することを特開平8−4982
4号で提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この廃
棄物処理装置においては、燃焼溶融炉から排出される燃
焼ガスの一部を加熱媒体として乾燥装置へ供給している
ために、乾燥装置の耐久性に問題が生じる。即ち、かか
る燃焼ガスは腐蝕性を有しているので、直接加熱媒体と
して乾燥装置へ供給するとこの乾燥装置を腐蝕して、結
果として耐久性が劣るものとなる。
【0006】本発明の目的は、前記したような従来の問
題点を解決するためになされたものであって、廃棄物処
理装置で発生する熱量を使用して廃棄物を加熱乾燥す
る、廃棄物処理装置の一部である乾燥装置の腐蝕を防止
でき、耐久性を向上させることができると共に、熱分解
反応器および高温空気加熱器を小型化することができる
廃棄物処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の廃棄物処理装置
は、次のように構成される。 廃棄物を加熱乾燥する乾燥装置と、加熱乾燥された
廃棄物を加熱して乾留ガスと熱分解残留物とに熱分解す
る熱分解反応器と、前記熱分解残留物を燃焼性成分と不
燃焼性成分とに分離する分離装置と、水冷壁構造の燃焼
溶融炉とを備え、前記乾留ガスと前記燃焼性成分とを前
記燃焼溶融炉で燃焼し、発生した燃焼灰を溶融スラグ化
すると共に、前記燃焼溶融炉で発生した蒸気を加熱媒体
として前記乾燥装置に供給するように構成される。
【0008】 廃棄物を加熱乾燥する乾燥装置と、加
熱乾燥された廃棄物を加熱して乾留ガスと熱分解残留物
とに熱分解する熱分解反応器と、前記熱分解残留物を燃
焼性成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置と、水冷
壁構造の燃焼溶融炉と、該燃焼溶融炉から排出される燃
焼ガスを冷却するガス冷却装置とを備え、前記乾留ガス
と前記燃焼性成分とを前記燃焼溶融炉で燃焼し、発生し
た燃焼灰を溶融スラグ化すると共に、前記燃焼溶融炉で
発生した蒸気を加熱媒体として前記乾燥装置に供給し、
更に、前記乾燥装置内の前記廃棄物から発生した蒸気を
凝縮させた後、前記ガス冷却器に供給するように構成さ
れる。
【0009】 前記乾燥装置の後に破砕機を設けて、
加熱乾燥された廃棄物を前記破砕機で破砕し、該破砕さ
れた廃棄物を前記熱分解反応器に供給するように構成さ
れる。 前記乾燥装置で廃棄物を乾留ガス発生温度以下で加
熱乾燥するように構成される。
【0010】つまり、廃棄物を乾燥できる温度である
が、乾留ガスが発生しないように乾留ガス発生温度以下
で乾燥する。この乾留ガスは廃棄物の性状にもよるが2
00℃を超える温度で発生するので250℃以下で加熱
乾燥するのが好ましい。
【0011】また、廃棄物を乾燥できる温度、100℃
以上であるが、混入されているプラスチックが溶融しな
い温度、即ちプラスチック溶融温度以下で乾燥するのが
好ましく、プラスチックは通常150℃を超えた温度で
溶融し始めるので、この150℃以下で加熱乾燥するの
がよい。
【0012】従って、廃棄物を加熱乾燥する温度は、乾
留ガスが発生しない250℃以下が好ましく、また、更
には、プラスチックが溶融しない100℃〜150℃の
範囲が好ましい。 前記乾燥装置に前記廃棄物を攪拌する攪拌装置を備
えて構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る廃棄物処理装
置の一実施の形態を示す系統図であって、廃棄物aは乾
燥装置1で加熱乾燥し破砕器2で破砕された後、熱分解
反応器3で熱分解し、発生した乾留ガスG1と熱分解残
留物cから分離粉砕された燃焼成分d’を燃焼溶融炉4
で高温で燃焼処理し、燃焼ガスG2をガス冷却炉15、
集塵機16、ガス洗浄装置17でクリーンな排ガスG4
にした後、煙突18より大気中に放出する。
【0014】この乾燥装置1は、排ガス量を少なくする
ために間接加熱方式が好ましく、例えば図2に示すよう
にドラム本体21をジャケット式で形成し、このジャケ
ット21c内に加熱媒体である水冷式構造の燃焼溶融炉
4で得られる200℃程度の蒸気s1を供給する。
【0015】さらにドラム本体21の内部に複数の掻上
げ板22を設けると共に、このドラム本体21をモータ
ーの如き駆動装置23により回転するよう構成し、この
ドラム本体21内に供給された廃棄物aを、このドラム
本体21の回転により掻上げ板22で攪拌しながら供給
口21aから排出口21bに移送すると共に、この攪拌
移送の過程で、廃棄物aをジャケット21c内を流れる
蒸気s1により250℃以下で、好ましくは100℃〜
150℃程度に加熱できるように構成する。
【0016】また、この乾燥装置1は必ずしもジャケッ
ト式である必要はなく、例えば加熱管を配置してもよ
く、また、掻上げ板22に代えて攪拌翼を配置してもよ
く、適宜、他の型式を選択してもよい。
【0017】この蒸気s1は乾燥装置1で熱交換してド
レンhとなって排出され、ラインL8を経由して、燃焼
溶融炉4に供給される。一方、ドラム本体21内の廃棄
物aから発生する蒸気s2はラインL9経由で凝縮器2
4に供給され凝縮される。この凝縮水w1は水処理装置
25でスラッジkを除去した後、冷却水w2としてライ
ンL10を経由してガス冷却器15に供給され消費され
る。また、水処理装置25から排出されたスラッジkは
ラインL11を経由して熱分解反応器3に供給されて処
理される。
【0018】また、廃棄物aの形状、大きさは種々雑多
であり、熱分解反応を効率よく行うためには所定の大き
さ、例えば150mm以下に破砕するのがよく、廃棄物を
加熱乾燥後に破砕すれば、その破砕を効率よく行うこと
ができる。そのため、この乾燥装置1で加熱乾燥された
廃棄物aを破砕機2に供給して、例えば150mm程度以
下の適当な大きさに破砕して熱分解反応器3に供給す
る。
【0019】この熱分解反応器3は通常は横型回転式ド
ラムが用いられ、図示しないシール機構により、その内
部は熱分解のために低酸素雰囲気に保持され、しかも、
乾留ガスの漏洩を防止するために、誘引送風機19によ
り、大気圧以下即ち負圧に保持される。また、加熱は、
燃焼溶融炉4の後流側に配置された高温空気加熱器5か
らラインL1経由で供給される加熱空気bにより300
℃〜600℃に、通常は450℃程度に加熱される。
【0020】この加熱により、廃棄物aは低酸素雰囲気
で熱分解し、低温の乾留ガスG1と主として不揮発性の
熱分解残留物cとを生成する。この乾留ガスG1と熱分
解残留物cは排出装置9で分離され、乾留ガスG1はラ
インL2経由で燃焼溶融炉4のバーナ7に供給される。
【0021】一方、熱分解残留物cは冷却装置8により
例えば80℃程度まで冷却された後で、分離装置9に供
給され、ここでカーボンを主体とする燃焼性成分dと、
金属やガレキ等の不燃焼性成分eとに分離され、不燃焼
性成分eはコンテナ10に回収される。
【0022】また、分離装置9で分離された燃焼性成分
dは粉砕機11において、例えば1mm以下の微粉に粉砕
され、この粉砕された微粉状の燃焼性成分d′はライン
L3経由で、燃焼溶融炉4のバーナ7に供給され、乾留
ガスG1と共に、押込送風機12によりラインL4経由
で供給される燃焼用空気fにより、燃焼溶融炉4内で約
1,300℃の高温域で燃焼処理される。
【0023】この燃焼溶融炉4内で発生した燃焼灰は溶
融スラグgとなり炉壁4aの内面に沿って流下し、下部
のスラグ排出口13から水槽14の水中に落下して冷却
固化される。
【0024】そして、燃焼ガスG2は、後流側の高温空
気加熱器5で熱回収された後ラインL5でガス冷却器1
5で冷却された後、集塵装置16で除塵され、更にガス
洗浄装置17で洗浄されて、クリーンな比較的低温の排
ガスG3となって、その一部は押込送風機20を有する
ラインL6経由で冷却装置8にイナートガスとして供給
され、その大部分は煙突18から大気中に放出される。
【0025】また、燃焼溶融炉4は約1,300℃程度
の高温域に保たれるため、その炉壁4aを公知の水冷式
構造で形成し、例えば、炉壁を耐火材とこの耐火材の外
周に配置された多数の水冷管で構成し、この水冷管内に
冷却水を供給するように構成される。この水冷式構造の
図示しない水冷管内或いは水冷ジャケット内で発生した
蒸気s1をラインL7を経由して廃棄物aを加熱乾燥用
の加熱媒体として乾燥装置1に供給する。
【0026】従って、以上の構成の廃棄物処理装置によ
れば、廃棄物aを加熱乾燥した後に熱分解反応器3へ供
給して熱分解する際に、乾燥装置1の加熱媒体として、
腐蝕性のある燃焼ガスG2の代わりに、水冷式の燃焼溶
融炉4で得られる蒸気s1を使用するので、乾燥装置1
の腐蝕を防止して、耐久性を向上させることができる。
【0027】更に、乾燥装置1で廃棄物aから発生する
蒸気s2を凝縮させて、この凝縮水に含まれるスラッジ
kを水処理装置25で除去して熱分解反応器3に供給す
ると共に、凝縮水w2をガス冷却器15に供給するため
に、熱分解反応器3の乾留ガスG1に含まれる水蒸気の
量と高温空気加熱器4の燃焼ガスG2に含まれる水蒸気
の量をそれぞれ減少することができるので、熱分解反応
器3および高温空気加熱器4を小型化することができ
る。
【0028】この乾燥装置1内で廃棄物aから発生する
蒸気s2は悪臭を伴うが、この蒸気s2を凝縮してガス
冷却器15にガス冷却用の水として供給することによ
り、この悪臭を1,000℃以上の燃焼ガスG2と混合
することにより、熱分解できるので、この悪臭による公
害の発生も防止できる。
【0029】また、廃棄物aの破砕を乾燥装置1で加熱
乾燥した後に行うので、容易に破砕し易くなり、また、
廃棄物aを破砕された状態で熱分解するので効率の良い
熱分解を行うことができるため、滞留時間を減少できる
ので、熱分解反応器3を更に小型化できる。
【0030】また、乾燥装置1において、廃棄物aを2
50℃以下で、好ましくは150℃〜100℃で加熱乾
燥する。即ち、廃棄物aの乾留ガス発生温度は、廃棄物
aの熱分解が始まり乾留ガスG1が発生する温度であ
り、廃棄物aの性状にもよるが200℃を超える温度で
ある。一方、プラスチック等が混在している廃棄物aで
は、プラスチックが溶融して乾燥装置1の伝熱面に付着
して伝熱効率を低下させることや廃棄物aの円滑な移動
が妨げられるなどの問題が起きないように、プラスチッ
ク溶融温度以下で加熱乾燥させる必要がある。このプラ
スチック溶融温度は、プラスチックの種類によって異な
るが、通常、150℃程度を超える温度である。
【0031】その上、乾燥装置1に廃棄物aを攪拌する
攪拌装置を設けることにより、効率よく乾燥を行うこと
ができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による廃棄物処理装置によれば、廃棄物を加熱乾燥した
後に熱分解反応器へ供給して熱分解する際に、乾燥装置
の加熱媒体として、腐蝕性のある燃焼ガスを使用せず、
燃焼ガスの代わりに、水冷式の燃焼溶融炉で得られる蒸
気を使用するので、乾燥装置の腐蝕を防止でき、耐久性
を向上させることができる。
【0033】更に、乾燥装置で廃棄物から発生する蒸気
とそれに含まれるダストを、ガス冷却器と熱分解反応器
にそれぞれ導いて廃棄物処理装置内で処理するため、熱
分解反応器の乾留ガスに含まれる水蒸気の量と高温空気
加熱器の燃焼ガスに含まれる水蒸気の量をそれぞれ減少
することができるので、熱分解反応器および高温空気加
熱器を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による廃棄物処理装置の一実施例を示す
系統図である。
【図2】本発明による廃棄物処理装置に用いる乾燥装置
の一実施例の側断面図である。
【符号の説明】
1 … 乾燥装置 2 … 破砕
機 3 … 熱分解反応器 4 … 燃焼
溶融炉 5 … 高温空気加熱器 6 … 排出
装置 7 … バーナ 8 … 冷却
装置 9 … 分離装置 10 … コン
テナ 11 … 粉砕機 12,20
… 押込送風機 13 … スラグ排出口 14 … 水
槽 15 … ガス冷却器 16 … 集
塵装置 17 … ガス洗浄装置 18 … 煙
突 19 … 誘引送風機 21 … ド
ラム本体 22 … 掻上げ板 23 … 駆
動装置 24 … 凝縮器 25 … 水
処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23J 15/00 K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を加熱乾燥する乾燥装置と、加熱
    乾燥された廃棄物を加熱して乾留ガスと熱分解残留物と
    に熱分解する熱分解反応器と、前記熱分解残留物を燃焼
    性成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置と、水冷壁
    構造の燃焼溶融炉とを備え、前記乾留ガスと前記燃焼性
    成分とを前記燃焼溶融炉で燃焼し、発生した燃焼灰を溶
    融スラグ化すると共に、前記燃焼溶融炉で発生した蒸気
    を加熱媒体として前記乾燥装置に供給するように構成し
    た廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】 廃棄物を加熱乾燥する乾燥装置と、加熱
    乾燥された廃棄物を加熱して乾留ガスと熱分解残留物と
    に熱分解する熱分解反応器と、前記熱分解残留物を燃焼
    性成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置と、水冷壁
    構造の燃焼溶融炉と、該燃焼溶融炉から排出される燃焼
    ガスを冷却するガス冷却装置とを備え、前記乾留ガスと
    前記燃焼性成分とを前記燃焼溶融炉で燃焼し、発生した
    燃焼灰を溶融スラグ化すると共に、前記燃焼溶融炉で発
    生した蒸気を加熱媒体として前記乾燥装置に供給し、更
    に、前記乾燥装置内の前記廃棄物から発生した蒸気を凝
    縮させた後、前記ガス冷却器に供給するように構成した
    廃棄物処理装置。
  3. 【請求項3】 前記乾燥装置の後に破砕機を設けて、加
    熱乾燥された廃棄物を前記破砕機で破砕し、該破砕され
    た廃棄物を前記熱分解反応器に供給するように構成した
    請求項1又は2に記載の廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】 前記乾燥装置で廃棄物を乾留ガス発生温
    度以下で加熱乾燥するように構成した請求項1〜3のい
    ずれかに記載の乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記乾燥装置に前記廃棄物を攪拌する攪
    拌装置を備えた請求項1〜4のいずれかに記載の乾燥装
    置。
JP14552797A 1997-06-03 1997-06-03 廃棄物処理装置 Withdrawn JPH10339416A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008540081A (ja) * 2005-05-02 2008-11-20 ピロルブ エス.アール.エル. 熱分解及び関連プラントによる廃棄物処理のための統合プロセス
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