JPH10338319A - ベルト張替装置 - Google Patents

ベルト張替装置

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JPH10338319A
JPH10338319A JP14767897A JP14767897A JPH10338319A JP H10338319 A JPH10338319 A JP H10338319A JP 14767897 A JP14767897 A JP 14767897A JP 14767897 A JP14767897 A JP 14767897A JP H10338319 A JPH10338319 A JP H10338319A
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JP
Japan
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belt
old
pair
old belt
new
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Application number
JP14767897A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Haruta
正博 春田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
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Publication of JPH10338319A publication Critical patent/JPH10338319A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送長さが数十mにも及ぶようなベルトの張
替を容易に行えるようにする。 【解決手段】 ベルトコンベヤの一対のプーリ間に掛渡
されている無端状態の古いベルトの一部を切断してその
無端状態を解除し、その切断された古いベルトの一端側
に新しいベルトを接続するとともに、その古いベルトの
他端側を引込む際に用いられるベルト張替装置であっ
て、前記古いベルトをその古いベルトの長手方向と直交
する方向に挾持する一対の挾持ローラと、それら一対の
挾持ローラを前記古いベルトを取出す方向に回転駆動さ
せる駆動機構とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトコンベヤの
古いベルトを新しいベルトに張替えるときに好適なベル
ト張替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば、鋳物工場の鋳物砂の搬
送に用いられる搬送長さが数十mにも及ぶベルトコンベ
ヤのベルトの張替(交換)工程を示す説明図である。以
下、各工程順に説明する。
【0003】(a)切断工程 ベルトコンベヤの一対のドラム式のプーリP1 ,P2 間
に掛渡されている古いベルトB′の一部をカッターで切
断して無端状態を解除する。なお、この切断に当って
は、古いベルトB′のうち接続しやすい上面位置が選ば
れ、また、この切断に際しては、切断された古いベルト
B′がプーリP2 から抜け落ちないように、ロープやワ
イヤで古いベルトB′の緊張状態が保たれる(図4
(a)の二点鎖線参照)。ベルトB′の切断箇所(図4
(a)の×印)は、駆動側のプーリP1 又は従動側のプ
ーリP2 のうちのいずれか一方のプーリ(図4(a)で
は従動側のプーリP1 )の近くが切断される。
【0004】(b)接続・引込工程 切断された古いベルトB′の一端側にリールrに巻回さ
れている新しいベルトBの端部が接続される。古いベル
トB′と新しいベルトBとの接続は、ベルトレーシング
やつづり金具等の周知のベルト継手Jで仮接続される。
古いベルトB′の一端に新しいベルトBが仮接続された
後、その古いベルトB′の他端は、図2(b)の矢印方
向に人手により引込まれる。この引込みは、古いベルト
B′と新しいベルトBとの接続箇所がプーリP1 を通過
するまで、すなわち、両プーリP1 ,P2 間に新しいベ
ルトBが掛渡されるまで行われる。
【0005】(c)接続工程 新しいベルトBの引込み終了後、古いベルトB′と新し
いベルトBとの接続箇所から新しいベルトBに少し入っ
た位置で新しいベルトBがカッタにより切断され、古い
ベルトB′が外される。これにより、古いベルトB′と
新しいベルトBとの交換が終了する。新しいベルトBの
長さを両プーリP1 ,P2 に掛渡されるように調整した
のち、リールr側の新しいベルトBがカッタで切断され
る。その後、新しいベルトBの両端部は接着剤で正式に
接続されて、ベルトの張替が終了となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ベルト張替作業において、古いベルトに新しいベルトを
接続したのち、古いベルトを引込んで新しいベルトを張
込むときは、大きな力で古いベルトを引込まなければな
らず、重労働となる欠点があった。特に、ベルトコンベ
ヤが鋳物工場の鋳物砂の搬送に用いられるような搬送長
さが数十mにも及ぶ場合には、その引込力は相当なもの
で、多くの作業員を必要とする欠点があった。
【0007】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、古いベルトの
引込みを自動的に行えるようにしたベルト張替装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るベルト張替
装置は、上記目的を達成するために、ベルトコンベヤの
一対のプーリ間に掛渡されている無端状態の古いベルト
の一部を切断してその無端状態を解除し、その切断され
た古いベルトの一端側に新しいベルトを接続するととも
に、その古いベルトの他端側を引込む際に用いられるベ
ルト張替装置であって、前記古いベルトをその古いベル
トの長手方向と直交する方向に挾持する一対の挾持ロー
ラと、それら一対の挾持ローラを前記古いベルトを取出
す方向に回転駆動させる駆動機構とからなることを特徴
としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係るベル
ト張替装置aの概略構成図である。なお、上記図4と同
一構成には同一符号を用いて説明する。
【0010】ベルト張替装置aは、ベルトコンベヤの下
側のフレームFで、かつ、一対のドラム式のプーリのう
ちの一方のプーリP1 側に設けられている。
【0011】ベルト張替装置aを拡大して示した図2を
基に説明すると、このベルト張替装置aは、フレームF
から所定の間隔を保って吊下した一対の枠材1a,1b
と、これら枠材1a,1b間に水平方向に所定の間隔を
保って設けられた床材2a及び天材2bとを有してい
る。
【0012】床材2a及び天材2bには、ベルトコンベ
ヤのベルトの長手方向と直交する方向に伸びた一対の挾
持ローラ3a,3bが、軸受4a,4bを介して回転自
在にそれぞれ設けられている。
【0013】軸受4a,4bのうち、天材2bに設けら
れている軸受4bは、天材2bに設けられた長孔5を介
して取付けられている。また、この軸受4bには、枠材
1aに回動自在に貫通して設けられているボルト6が設
けられている。
【0014】したがって、ボルト6に螺合されているナ
ット7を回動させることにより軸受4b、すなわち、こ
の軸受4bに軸支されている挾持ローラ3bを他方の挾
持ローラ3a側に近付けたり、あるいは、その他方の挾
持ローラ3b側から離れるように調整することができる
(図2の矢印参照)。
【0015】図3は、図2の一対の挾持ローラ3a,3
bを左側から見た側面図であって、これら一対の挾持ロ
ーラ3a,3bの軸心方向外周には、所定の間隔を保っ
て複数の凸条8,8…が設けられている。
【0016】一対の挾持ローラ3a,3bのうちの床材
2a側に設けられている挾持ローラ3aの支軸3a′に
は、スプロケット9が設けられている。そして、このス
プロケット9は、床材2aに載置されている減速機付モ
ータ(以下、「モータ」という)Mの回転軸に設けられ
ているスプロケットM′との間でチェーン10が掛渡さ
れている。したがって、モータMを回転駆動すると、挾
持ローラ3aは、そのモータMによって回転することが
できる。
【0017】なお、このモータMは、床材2aに常時設
置した状態とすることもできるが、ベルトコンベヤのベ
ルトの張替は数年に1度なので、他のベルトコンベヤと
兼用できるように着脱自在とし、ベルトの張替時のみ設
置するようにすることが望ましい。
【0018】次に、上述のベルト張替装置aを用いたベ
ルトの張替について説明する。古いベルトB′を切断
し、その切断箇所の一端に新しいベルトBを接続するま
では、上記図4(a)の工程と同一である。
【0019】さて、切断された古いベルトB′の他端部
は、一対の挾持ローラ3a,3b間に挿入される。この
古いベルトB′の挿入に際しては、ナット7を回動して
一対の挾持ローラ3a,3b間の間隔を広げることによ
り容易に行うことができる。
【0020】一対の挾持ローラ3a,3b間に古いベル
トB′が挿入された後、ナット7を回動させて軸受4b
を挾持ローラ3a側に引寄せて、古いベルトB′を一対
の挾持ローラ3a,3bで所定の圧力で挾持する。つま
り、挾持ローラ3aがモータMで回転されたときに古い
ベルトB′に対してスリップを起こすことなく回動でき
るように挾持する。なお、このスリップは、一対の挾持
ローラ3a,3bの外周に凸条8,8…を設けているの
で、さらに効果的に防止することができる。
【0021】次いで、モータMを古いベルトB′を引込
むように回動させると、一端部に新しいベルトBを接続
した古いベルトB′が自動的に取出される。
【0022】新しいベルトBが所定長さ取出された時点
で、モータMの回転は停止される。そして、一方の挾持
ローラ3bはナット7の回動により他方の挾持ローラ3
a側から離されてベルトの挾持状態が解除される。
【0023】以後、古いベルトB′と新しいベルトBと
が切断され、新しいベルトBの両端が接着剤で正式に接
続されることは、上記図4(c)の工程と同様である。
【0024】以上のように、このベルト張替装置aを用
いると、古いベルトB′の取出しが自動的に行われるの
で、搬送長さが数十mにも及ぶベルトであっても、一人
の作業員でベルトの張替を行うことができ、省力化を図
ることができる。
【0025】なお、上述のベルト張替装置aは、ベルト
コンベヤのフレームFに固定的に設けるようにしたが、
フレームFに対して着脱自在に設けられるようにし、ベ
ルトの張替の必要なベルトコンベヤにその都度取付ける
ようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るベルト張替装置は、ベルト
コンベヤの一対のプーリ間に掛渡されている無端状態の
古いベルトの一部を切断してその無端状態を解除し、そ
の切断された古いベルトの一端側に新しいベルトを接続
するとともに、その古いベルトの他端側を引込む際に用
いられるベルト張替装置であって、前記古いベルトをそ
の古いベルトの長手方向と直交する方向に挾持する一対
の挾持ローラと、それら一対の挾持ローラを前記古いベ
ルトを取出す方向に回転駆動させる駆動機構とからなる
ので、古いベルトの取出しを自動的に行うことができ
る。したがって、搬送長さが数十mにも及ぶベルトであ
っても、一人の作業員でベルトの張替を行うことがで
き、省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るベルト張替装置の
概略構成図である。
【図2】ベルト張替装置の拡大図である。
【図3】図2の一対の挾持ローラの左側面図である。
【図4】従来のベルトコンベヤのベルトの張替工程図で
ある。
【符号の説明】
1a,1b 吊下材 2a 床材 2b 天材 3a,3b 挾持ローラ 4a,4b 軸受 5 長孔 6 ボルト 7 ナット 8 凸条 9 スプロケット B 新しいベルト B′ 古いベルト P1 ,P2 プーリ F フレーム J ベルト継手 M 減速機付モータ(モータ) M′ スプロケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベヤの一対のプーリ間に掛渡
    されている無端状態の古いベルトの一部を切断してその
    無端状態を解除し、その切断された古いベルトの一端側
    に新しいベルトを接続するとともに、その古いベルトの
    他端側を引込む際に用いられるベルト張替装置であっ
    て、 前記古いベルトをその古いベルトの長手方向と直交する
    方向に挾持する一対の挾持ローラと、 前記一対の挾持ローラを前記古いベルトを取出す方向に
    回転駆動させる駆動機構と、 からなることを特徴とするベルト張替装置。
JP14767897A 1997-06-05 1997-06-05 ベルト張替装置 Pending JPH10338319A (ja)

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