JPH10338137A - 列車集中制御装置 - Google Patents

列車集中制御装置

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JPH10338137A
JPH10338137A JP9152070A JP15207097A JPH10338137A JP H10338137 A JPH10338137 A JP H10338137A JP 9152070 A JP9152070 A JP 9152070A JP 15207097 A JP15207097 A JP 15207097A JP H10338137 A JPH10338137 A JP H10338137A
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Makoto Tanno
信 丹野
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CTCの伝送速度を高めて実質的に伝送情報
量の増加を図る。 【解決手段】 中央装置から各駅装置を順に経由して再
びその中央装置に返ってくるようにした伝送手段と、前
記中央装置の状態の情報及び各駅装置用の情報を一つの
フレームとして送出する、その中央装置側に設けられた
情報送出手段と、前記フレーム中に自己の駅装置用の情
報があるときのその情報を受信する、前記各駅装置側に
それぞれ設けられた受信手段と、自己の駅装置から前記
中央装置に対して送信すべき情報があるときのその情報
を前記フレームに載せて送信する、前記各駅装置側にそ
れぞれ設けられた送信手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車集中制御装置
に係り、特に、高速伝送を実現することのできる列車集
中制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の列車集中制御装置、いわ
ゆるCTC(Centralized Traffic Control )装置(以
下、単に「CTC」というときもある。)は、図3に示
されるような中央装置Cと各駅の駅装置A1 〜An とか
ら構成されている。
【0003】中央装置Cは、中央制御所の指令室に設け
られていて、ホストコンピュータを中心に構成されてい
る。そして、この中央装置Cに対してCPUを中心に構
成されている各駅の駅装置A1 〜An が端末器として接
続されていて、中央装置Cと各駅装置A1 〜An とで一
つの通信ネットワークが形成されている。
【0004】図3に示される従来のCTCは、中央装置
Cと各駅装置A1 〜An の間に、1Pからなる下流回線
L1 と1Pからなる上流回線L2 とが布設されていて、
各駅装置A1 〜An は、下流回線L1 及び上流回線L2
にハイブリットトランスTを介してそれぞれ接続されて
いる。
【0005】この従来のCTCにおける情報の伝送方式
は、ポーリング・セレクティング方式が採用されてい
る。
【0006】すなわち、中央装置Cが制御局としての機
能を有していて、通信の開始及び終了についての責任を
持ち、各駅装置A1 〜An が端末装置(従属局)として
の機能を有している。したがって、中央装置Cが各駅装
置A1 〜An に対して情報(以下、「データ」というと
きもある。)を送出するとともに、中央装置Cに対する
データの有無を問合わせ、各駅装置A1 〜An から中央
装置Cに対して送出すべきデータがあるときは、その問
合わせに対してデータを送出するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、列車
制御の高度化に伴い、中央装置と各駅装置間における情
報量が増加する傾向にあり、したがって、多くの情報を
伝送できるCTCの出現が待たれていた。
【0008】すなわち、上記従来のCTCのポーリング
・セレクティング方式の伝送方式は、下流用及び上流用
の2回線を有しているが、ポーリングに対して応答する
という伝送方式であるため、実質的に1回線であり、ま
た、データの授受に当たっては、モデム等の接続機器の
ON,OFF特性によりトレーニングタイムを必要と
し、後に本発明に係る伝送方式と比較しながら詳述する
が、実情報の半分程度の伝送しかできないという問題点
を含んでいる。
【0009】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、常時送信、全
群情報送信及び各駅再生中継を行うことにより、高速の
情報伝送が可能な列車集中制御装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る列車集中制
御装置は、上記目的を達成するために、中央装置から各
駅装置を順に経由して再びその中央装置に返ってくるよ
うにした伝送手段と、前記中央装置の状態の情報及び各
駅装置用の情報を一つのフレームとして送出する、その
中央装置側に設けられた情報送出手段と、前記フレーム
中に自己の駅装置用の情報があるときのその情報を受信
する、前記各駅装置側にそれぞれ設けられた受信手段
と、自己の駅装置から前記中央装置に対して送信すべき
情報があるときのその情報を前記フレームに載せて送信
する、前記各駅装置側にそれぞれ設けられた送信手段と
を有することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る列車
集中制御装置の概略構成図である。なお、上記図3の従
来装置と同一構成には同一符号を用いて説明する。
【0012】中央装置Cは、中央制御所等の指令室に設
けられていて、ホストコンピュータを中心に構成されて
いる。
【0013】各駅装置A1 〜An は、各駅にそれぞれ設
けられていて、CPUを中心に構成されている。そし
て、これら各駅装置A1 〜An と上記中央装置Cとは、
1Pの通信回線Lを介してループ状に接続されていて、
一つの通信ネットワークが形成されている。
【0014】この通信ネットワークは、図1に矢印で示
されるように、中央装置Cから送出された信号(デー
タ)が各駅装置A1 〜An にそれぞれ設けられている中
継器a,a…を介して再び中央装置Cに返ってくるよう
に構成されている。
【0015】次に、図2のフレーム構成図を参照しなが
ら本発明に係る伝送制御について説明する。
【0016】図2(イ)に示されるフレームは、中央装
置Cから送出されるもので、そのフレームの先頭部には
所定のビットからなる同期情報記録部(s)が設けら
れ、また、そのフレームの最後尾部には所定のビットか
らなるチェック用情報記録部(e)が設けられている。
そして、同期情報記録部(s)からチェック用情報記録
部(e)にかけて、順に、中央装置Cの状態の情報を記
録する中央状態情報記録部(c)、及び各駅装置A1 〜
An 用の情報記録部(1 )〜(n )が設けられている。
【0017】上述の各記録部のうち、同期情報記録部
(s)及びチェック用情報記録部(e)は、周知のデー
タ通信と同様に、中央装置C及び各駅装置A1 〜An で
構成される通信ネットワークのデータ通信の同期検出等
の通信制御用に用いられる。
【0018】上記中央状態情報記録部(c)は、中央装
置Cの稼動状態等の中央装置情報を各駅装置A1 〜An
に伝達するために用いられるものであり、また、上記情
報記録部(1 )〜(n )は、中央装置Cから各駅装置A
1 〜An に対して、所定の情報を伝達し、必要に応じて
各駅装置A1 〜An から中央装置Cに対して所定の情報
を伝達するときに用いられる。なお、図2中、ハッチン
グの記録部は所定の情報が記録されている状態を示して
いる。
【0019】図2(ロ)は、駅装置A1 から所定の情報
を中央装置Cに送信するために駅装置A1 用の情報記録
部(1 )に記録されている状態が示されている。この情
報記録部(1 )に記録されている駅装置A1 用の情報
は、各駅装置A2 〜An を介して再び中央装置Cに達し
たときにその中央装置Cに取込まれて列車制御用のデー
タとされる。
【0020】図2では省略されているが、中央装置Cか
ら駅装置A1 に対して所定の情報を送出するときは、図
2(イ)の情報記録部(1 )にその情報が記録されて中
央装置Cから送出される。そして、その情報は駅装置A
1 に達したときに駅装置A1に取込まれて列車制御用に
用いられる。
【0021】以下、各駅装置A2 〜An も上述と同様に
データの伝授が行われる。なお、図2(ハ)のフレーム
は、各駅装置A1 〜An 全てから中央装置Cに対して所
定の情報が送信される状態を表している。
【0022】次に、上記構成の本発明に係るCTCの伝
送方式と上記図3に示されるCTCのポーリング・セレ
クティング方式の伝送状態を具体的な数値を当てはめて
説明する。
【0023】両者とも一つの中央装置Cに対して駅装置
が10個(A1 〜A10)とし、そして、各駅装置(A1
〜A10)とも2群/24ビットの情報であり、伝送速度
は2400bpsとする。
【0024】従来のCTCの伝送方式 (1)情報量 24ビット×2群×10個=480ビッ
ト (2)情報処理時間 480ビット/2400bps=
200ms (3)トレーニングタイム 1つの駅装置を10msと
すると 10m×10個=100ms (4)ポーリング・セレクティング・タイム 1つの駅
装置のポーリング・セレクティング・タイムを16ms
とすると 16ms×10個=160ms (5)合計処理時間 (2)+(3)+(4)=460
ms
【0025】本発明のCTCの伝送方式 (1)情報量 24ビット×2群×10個=480ビッ
ト (2)情報処理時間 480ビット/2400bps=
200ms (3)中継器処理時間 1つの中継器の処理時間を8m
sとして 8ms×10個=80ms (4)合計処理時間 (2)+(3)=280ms
【0026】上述から明らかなように、本発明のCTC
の伝送時間は従来のCTCの約半分であり、高速伝送が
できることが分る。また、伝送時間を両者同一としたと
きは、本発明の方が従来よりも約2倍の情報量を伝送で
きることが分る。
【0027】なお、上述の例では、中央装置Cと各駅装
置A1 〜An 間は、左回りの1回線としたが、右回りの
回線も布設して情報を伝送できるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る列車集中制御装置は、中央
装置から各駅装置を順に経由して再びその中央装置に返
ってくるようにした伝送手段と、前記中央装置の状態の
情報及び各駅装置用の情報を一つのフレームとして送出
する、その中央装置側に設けられた情報送出手段と、前
記フレーム中に自己の駅装置用の情報があるときのその
情報を受信する、前記各駅装置側にそれぞれ設けられた
受信手段と、自己の駅装置から前記中央装置に対して送
信すべき情報があるときのその情報を前記フレームに載
せて送信する、前記各駅装置側にそれぞれ設けられた送
信手段とからなるので、高速伝送が可能となり、実質的
に伝送情報の増加を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る列車集中制御装置
の概略構成図である。
【図2】フレーム構成図である。
【図3】従来の列車集中制御装置の概略構成図である。
【符号の説明】
C 中央装置 A1 〜An 駅装置 a 中継器 L 通信回線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央装置から各駅装置を順に経由して再
    びその中央装置に返ってくるようにした伝送手段と、 前記中央装置の状態の情報及び各駅装置用の情報を一つ
    のフレームとして送出する、その中央装置側に設けられ
    た情報送出手段と、 前記フレーム中に自己の駅装置用の情報があるときのそ
    の情報を受信する、前記各駅装置側にそれぞれ設けられ
    た受信手段と、 自己の駅装置から前記中央装置に対して送信すべき情報
    があるときのその情報を前記フレームに載せて送信す
    る、前記各駅装置側にそれぞれ設けられた送信手段と、 を有することを特徴とする列車集中制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234428A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Daido Signal Co Ltd Ctc更新用装置

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