JPH07329786A - 列車運行管理装置 - Google Patents
列車運行管理装置Info
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- JPH07329786A JPH07329786A JP6125623A JP12562394A JPH07329786A JP H07329786 A JPH07329786 A JP H07329786A JP 6125623 A JP6125623 A JP 6125623A JP 12562394 A JP12562394 A JP 12562394A JP H07329786 A JPH07329786 A JP H07329786A
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- Japan
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- train
- schedule
- central processing
- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 中央処理部1aは、列車の運行状況を監視し
て運行が乱れていれば運転整理ダイヤを作成する。そし
てその運転整理ダイヤを伝送する該当駅と該当ダイヤを
決定する。中央伝送部1bは、中央処理部1aで作成さ
れた運転整理ダイヤを該当駅に伝送する。駅伝送部2a
は、実行ダイヤや運転整理ダイヤを受信する。駅制御部
22bは、あらかじめ中央処理装置1から受信した実行ダ
イヤに基づき、連動装置3に対して進路制御出力を行
う。また、運転整理ダイヤを受信した場合は、実行ダイ
ヤに運転整理ダイヤを反映させる。 【効果】 運転整理ダイヤを絞りこんで中央処理装置か
ら駅制御装置へ伝送することにより、伝送回線の伝送負
荷を軽減することができる。
て運行が乱れていれば運転整理ダイヤを作成する。そし
てその運転整理ダイヤを伝送する該当駅と該当ダイヤを
決定する。中央伝送部1bは、中央処理部1aで作成さ
れた運転整理ダイヤを該当駅に伝送する。駅伝送部2a
は、実行ダイヤや運転整理ダイヤを受信する。駅制御部
22bは、あらかじめ中央処理装置1から受信した実行ダ
イヤに基づき、連動装置3に対して進路制御出力を行
う。また、運転整理ダイヤを受信した場合は、実行ダイ
ヤに運転整理ダイヤを反映させる。 【効果】 運転整理ダイヤを絞りこんで中央処理装置か
ら駅制御装置へ伝送することにより、伝送回線の伝送負
荷を軽減することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中央処理装置から各駅に
設けられた駅制御装置に運転整理ダイヤを伝送する列車
運行管理装置に関する。
設けられた駅制御装置に運転整理ダイヤを伝送する列車
運行管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】分散形運行管理装置では、当日の始業前
までにその日の制御に使用する実行ダイヤを、中央処理
装置から各駅制御装置に対して伝送回線を通じて伝送す
る。各駅制御装置は、その実行ダイヤを使用して列車の
進路制御を行う。
までにその日の制御に使用する実行ダイヤを、中央処理
装置から各駅制御装置に対して伝送回線を通じて伝送す
る。各駅制御装置は、その実行ダイヤを使用して列車の
進路制御を行う。
【0003】万一列車の運転が乱れ、実行ダイヤ通り列
車を制御できなくなった場合は、中央処理装置側で列車
の運転の乱れが収束するように、自動または人間系で実
行ダイヤを修正し運転整理ダイヤを作成する。
車を制御できなくなった場合は、中央処理装置側で列車
の運転の乱れが収束するように、自動または人間系で実
行ダイヤを修正し運転整理ダイヤを作成する。
【0004】この運転整理ダイヤは中央処理装置から各
駅の駅制御装置へ伝送されるが、伝送は路線の起点駅や
任意の駅から順番に行われ、各駅毎に関係する運転整理
ダイヤがすべて伝送される。また列車の乗務員に対して
は、指令所より列車無線を通じて、あるいは駅員から運
行通告券を介してダイヤの変更が指示される。
駅の駅制御装置へ伝送されるが、伝送は路線の起点駅や
任意の駅から順番に行われ、各駅毎に関係する運転整理
ダイヤがすべて伝送される。また列車の乗務員に対して
は、指令所より列車無線を通じて、あるいは駅員から運
行通告券を介してダイヤの変更が指示される。
【0005】運行管理装置の情報の中ではダイヤ情報の
情報量が多く、また分散形運行管理装置において、特に
運転整理ダイヤの伝送には、リアルタイム性が要求され
る。つまり分散形運行管理装置では高速の伝送路が必要
となる。
情報量が多く、また分散形運行管理装置において、特に
運転整理ダイヤの伝送には、リアルタイム性が要求され
る。つまり分散形運行管理装置では高速の伝送路が必要
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】鉄道の伝送路は直線的
に数10kmから100km 以上、またステ―ション数も数10ケ
所に昇るため、新たに高速の伝送路を設備するのは非常
に困難である。このため既設の電話回線やメタル回線な
どの低速の伝送回線を使うことが現実的だが、この伝送
方法では情報量が多い運転整理ダイヤを転送するにはリ
アルタイム性に欠けるため、伝送すべき運転整理ダイヤ
を実際の制御に支障が起きないように絞り込むことでリ
アルタイム性を確保できる列車運転整理デ―タの伝送方
法が望まれていた。
に数10kmから100km 以上、またステ―ション数も数10ケ
所に昇るため、新たに高速の伝送路を設備するのは非常
に困難である。このため既設の電話回線やメタル回線な
どの低速の伝送回線を使うことが現実的だが、この伝送
方法では情報量が多い運転整理ダイヤを転送するにはリ
アルタイム性に欠けるため、伝送すべき運転整理ダイヤ
を実際の制御に支障が起きないように絞り込むことでリ
アルタイム性を確保できる列車運転整理デ―タの伝送方
法が望まれていた。
【0007】そこで本発明は、このような従来からの要
望を実現するためになされたもので、列車の運行が乱れ
たときに中央処理装置が作成した複数の列車の整理ダイ
ヤのうち、あらかじめ定められた位置に達した列車の整
理ダイヤを絞りこんで伝送することで、伝送回線の伝送
負荷を軽減することができる列車運行管理装置を提供す
ることを目的とする。
望を実現するためになされたもので、列車の運行が乱れ
たときに中央処理装置が作成した複数の列車の整理ダイ
ヤのうち、あらかじめ定められた位置に達した列車の整
理ダイヤを絞りこんで伝送することで、伝送回線の伝送
負荷を軽減することができる列車運行管理装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために請求項1に記載の発明は、各列車の運行状況を監
視し、各列車の実行ダイヤが格納された中央処理装置
と、各駅毎に設けられ、中央処理装置から各々の駅に対
応した実行ダイヤが伝送される駅制御装置と、実行ダイ
ヤと各列車の運行状況が異なった場合に運転整理ダイヤ
を作成し、この運転整理ダイヤの内各々の駅に対応した
特定位置に列車が達した際に、該当駅に設けられた駅制
御装置への該当列車の運転整理ダイヤの伝送を指示する
中央処理部と、この中央処理部で指示された運転整理ダ
イヤを伝送する中央伝送部と、駅制御装置に設けられ、
中央伝送部から伝送され駅伝送部で受信された運転整理
ダイヤに基づいて、実行ダイヤを訂正する駅制御部とを
有してなる。
ために請求項1に記載の発明は、各列車の運行状況を監
視し、各列車の実行ダイヤが格納された中央処理装置
と、各駅毎に設けられ、中央処理装置から各々の駅に対
応した実行ダイヤが伝送される駅制御装置と、実行ダイ
ヤと各列車の運行状況が異なった場合に運転整理ダイヤ
を作成し、この運転整理ダイヤの内各々の駅に対応した
特定位置に列車が達した際に、該当駅に設けられた駅制
御装置への該当列車の運転整理ダイヤの伝送を指示する
中央処理部と、この中央処理部で指示された運転整理ダ
イヤを伝送する中央伝送部と、駅制御装置に設けられ、
中央伝送部から伝送され駅伝送部で受信された運転整理
ダイヤに基づいて、実行ダイヤを訂正する駅制御部とを
有してなる。
【0009】又請求項2に記載の発明は、各列車の運行
状況を監視し、各列車の実行ダイヤが格納された中央処
理装置と、各駅毎に設けられ、中央処理装置から各々の
駅に対応した実行ダイヤが伝送される駅制御装置と、実
行ダイヤと各列車の運行状況が異なった場合に運転整理
ダイヤを作成し、この運転整理ダイヤのうち前記実行ダ
イヤと異なる運転整理ダイヤを抽出する運転整理ダイヤ
抽出手段と、運転整理ダイヤ抽出手段で抽出された運転
整理ダイヤから、列車と駅を要素とした変更ダイヤを作
成する変更ダイヤ作成手段と、各々の駅に対応した特定
位置に列車が達した際に、該当列車と該当駅の組み合わ
せと一致する変更ダイヤ作成手段により作成された変更
ダイヤを抽出して該当駅に設けられた駅制御装置へ伝送
する伝送手段と、駅制御装置に設けられ、伝送手段から
伝送された変更ダイヤを受信し、中央処理装置から予め
伝送されている実行ダイヤを変更ダイヤで更新する制御
手段とを有してなる。
状況を監視し、各列車の実行ダイヤが格納された中央処
理装置と、各駅毎に設けられ、中央処理装置から各々の
駅に対応した実行ダイヤが伝送される駅制御装置と、実
行ダイヤと各列車の運行状況が異なった場合に運転整理
ダイヤを作成し、この運転整理ダイヤのうち前記実行ダ
イヤと異なる運転整理ダイヤを抽出する運転整理ダイヤ
抽出手段と、運転整理ダイヤ抽出手段で抽出された運転
整理ダイヤから、列車と駅を要素とした変更ダイヤを作
成する変更ダイヤ作成手段と、各々の駅に対応した特定
位置に列車が達した際に、該当列車と該当駅の組み合わ
せと一致する変更ダイヤ作成手段により作成された変更
ダイヤを抽出して該当駅に設けられた駅制御装置へ伝送
する伝送手段と、駅制御装置に設けられ、伝送手段から
伝送された変更ダイヤを受信し、中央処理装置から予め
伝送されている実行ダイヤを変更ダイヤで更新する制御
手段とを有してなる。
【0010】又請求項3に記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の列車運行管理装置において、中央処理装
置に各々の駅制御装置を伝送回線で結合して構成され
る。又請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2
記載の列車運行管理装置において、中央処理装置と各々
の前記駅制御装置とをル―プ状に伝送回線で結合して構
成される。
請求項2記載の列車運行管理装置において、中央処理装
置に各々の駅制御装置を伝送回線で結合して構成され
る。又請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2
記載の列車運行管理装置において、中央処理装置と各々
の前記駅制御装置とをル―プ状に伝送回線で結合して構
成される。
【0011】
【作用】上述した構成により中央処理装置で作成された
運転整理ダイヤのうち、各駅に対応した特定位置に列車
が達した際に、該当駅に備えられた駅制御装置へその列
車の運転整理ダイヤのみが伝送される。このように伝送
することにより、伝送回線の伝送負荷を軽減することが
できる。
運転整理ダイヤのうち、各駅に対応した特定位置に列車
が達した際に、該当駅に備えられた駅制御装置へその列
車の運転整理ダイヤのみが伝送される。このように伝送
することにより、伝送回線の伝送負荷を軽減することが
できる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す列車運行管
理装置の全体構成図である。中央処理装置1は中央処理
部1a、中央伝送部1bから構成される。中央処理部1
aは、当日の列車進路制御に使用される実行ダイヤを駅
制御装置用に編集したり、列車の運行を監視して実行ダ
イヤと比較し、運行が乱れていればそれを収束させるよ
うに運転整理ダイヤを作成する。そしてこの運転整理ダ
イヤを伝送する該当駅と該当ダイヤの決定を行う。中央
伝送部1bは、中央処理部1aが作成した運転整理ダイ
ヤを該当駅に伝送する。駅制御装置2は各駅毎に設置さ
れ、駅伝送部2a、駅制御部2bから構成される。駅伝
送部2aは、中央伝送部1bと1対1で結合し、実行ダ
イヤや運転整理ダイヤを受信する。駅制御部2bは、あ
らかじめ中央処理装置1から受信した実行ダイヤに基づ
き、各駅制御装置2毎に対応して備えられた連動装置3
に対して進路制御デ―タの出力を行う。また駅伝送部2
aで運転整理ダイヤを受信した場合は、駅制御部2bは
実行ダイヤに運転整理ダイヤを反映させる制御を行う。
連動装置3は、駅制御部2bからの進路制御デ―タの出
力を受けて、転てつ機や信号の制御を行う。
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す列車運行管
理装置の全体構成図である。中央処理装置1は中央処理
部1a、中央伝送部1bから構成される。中央処理部1
aは、当日の列車進路制御に使用される実行ダイヤを駅
制御装置用に編集したり、列車の運行を監視して実行ダ
イヤと比較し、運行が乱れていればそれを収束させるよ
うに運転整理ダイヤを作成する。そしてこの運転整理ダ
イヤを伝送する該当駅と該当ダイヤの決定を行う。中央
伝送部1bは、中央処理部1aが作成した運転整理ダイ
ヤを該当駅に伝送する。駅制御装置2は各駅毎に設置さ
れ、駅伝送部2a、駅制御部2bから構成される。駅伝
送部2aは、中央伝送部1bと1対1で結合し、実行ダ
イヤや運転整理ダイヤを受信する。駅制御部2bは、あ
らかじめ中央処理装置1から受信した実行ダイヤに基づ
き、各駅制御装置2毎に対応して備えられた連動装置3
に対して進路制御デ―タの出力を行う。また駅伝送部2
aで運転整理ダイヤを受信した場合は、駅制御部2bは
実行ダイヤに運転整理ダイヤを反映させる制御を行う。
連動装置3は、駅制御部2bからの進路制御デ―タの出
力を受けて、転てつ機や信号の制御を行う。
【0013】列車の運行が乱れたときに該当駅の整理ダ
イヤを、該当駅の駅制御装置2に伝送するために、中央
処理装置1が運転整理ダイヤを絞りこんで伝送する手段
について述べる。
イヤを、該当駅の駅制御装置2に伝送するために、中央
処理装置1が運転整理ダイヤを絞りこんで伝送する手段
について述べる。
【0014】図2は実行ダイヤを示す図である。実行ダ
イヤは例えば縦軸に距離、横軸に時間を示した列車運行
ダイヤ図において、列車の進路制御を行うために元とな
るダイヤである。図2においてTr1〜Tr5は列車を
示し、S1〜S5は駅を示す。列車Tr1は駅S2にお
いて列車Tr2に、又駅S5において列車Tr4に接続
する。又列車Tr3は駅S2において列車Tr4に、又
駅S5において列車Tr5に接続する。この様なダイヤ
において列車Tr2が駅S1に予定の到着時刻よりΔt
だけ遅延して到着した場合、このまま列車Tr2を走行
させると後続の列車Tr3、Tr4、Tr5にも影響を
与え、ダイヤが非常に乱れてしまう。そこで中央処理装
置1は、運転整理と呼ばれる手法でダイヤの乱れを最小
限に抑えるため、図3に示される運転整理ダイヤを作成
する。点線は図2に示される実行ダイヤだが、列車Tr
3,Tr5は図2に示される実行ダイヤの通り走行さ
せ、列車Tr1,Tr2,Tr4に対しては修正した運
転整理ダイヤの通り走行させることにより、ダイヤの乱
れを最小限に収束させることが可能である。
イヤは例えば縦軸に距離、横軸に時間を示した列車運行
ダイヤ図において、列車の進路制御を行うために元とな
るダイヤである。図2においてTr1〜Tr5は列車を
示し、S1〜S5は駅を示す。列車Tr1は駅S2にお
いて列車Tr2に、又駅S5において列車Tr4に接続
する。又列車Tr3は駅S2において列車Tr4に、又
駅S5において列車Tr5に接続する。この様なダイヤ
において列車Tr2が駅S1に予定の到着時刻よりΔt
だけ遅延して到着した場合、このまま列車Tr2を走行
させると後続の列車Tr3、Tr4、Tr5にも影響を
与え、ダイヤが非常に乱れてしまう。そこで中央処理装
置1は、運転整理と呼ばれる手法でダイヤの乱れを最小
限に抑えるため、図3に示される運転整理ダイヤを作成
する。点線は図2に示される実行ダイヤだが、列車Tr
3,Tr5は図2に示される実行ダイヤの通り走行さ
せ、列車Tr1,Tr2,Tr4に対しては修正した運
転整理ダイヤの通り走行させることにより、ダイヤの乱
れを最小限に収束させることが可能である。
【0015】ところで、分散形の運行管理装置では実行
ダイヤは各駅制御装置2が持つため、中央処理装置1が
作成した運転整理ダイヤを駅制御装置2に伝送する必要
がある。図3に示される運転整理ダイヤを中央処理装置
1が作成した際、実際の列車の位置関係が図4(a)に
示される場合について説明する。列車Tr1は駅S3
で、実行ダイヤが図2に示されるA1点から図3に示さ
れるA2点に変更されているため、駅S3に到達する前
に、運転整理ダイヤを駅S3の駅制御装置2に伝送し、
実行ダイヤを変更する必要がある。図4(b)は図4
(a)を拡大したもので、T1〜T11は列車の在線位置
を検知する軌道回路で、列車Tr1は軌道回路T5に在
線している。各列車の在線位置の情報は、軌道回路T1
〜T11から中央処理装置1へと送られ、中央処理装置1
は各列車の在線位置の情報を常に把握している。この情
報を利用して運転整理ダイヤを駅制御装置2に伝送する
ことを考える。つまり図4(b)において、駅S3の運
転整理ダイヤの伝送タイミングの位置を例えば軌道回路
T6に予め決めておき、列車Tr1が軌道回路T6に進
入したときに、列車Tr1の駅S3で変更すべき運転整
理ダイヤを駅S3の駅制御装置2に伝送するようにす
る。
ダイヤは各駅制御装置2が持つため、中央処理装置1が
作成した運転整理ダイヤを駅制御装置2に伝送する必要
がある。図3に示される運転整理ダイヤを中央処理装置
1が作成した際、実際の列車の位置関係が図4(a)に
示される場合について説明する。列車Tr1は駅S3
で、実行ダイヤが図2に示されるA1点から図3に示さ
れるA2点に変更されているため、駅S3に到達する前
に、運転整理ダイヤを駅S3の駅制御装置2に伝送し、
実行ダイヤを変更する必要がある。図4(b)は図4
(a)を拡大したもので、T1〜T11は列車の在線位置
を検知する軌道回路で、列車Tr1は軌道回路T5に在
線している。各列車の在線位置の情報は、軌道回路T1
〜T11から中央処理装置1へと送られ、中央処理装置1
は各列車の在線位置の情報を常に把握している。この情
報を利用して運転整理ダイヤを駅制御装置2に伝送する
ことを考える。つまり図4(b)において、駅S3の運
転整理ダイヤの伝送タイミングの位置を例えば軌道回路
T6に予め決めておき、列車Tr1が軌道回路T6に進
入したときに、列車Tr1の駅S3で変更すべき運転整
理ダイヤを駅S3の駅制御装置2に伝送するようにす
る。
【0016】この伝送方法について図5乃至図9を用い
て詳細に説明する。図5は中央処理部1aの動作フロ―
チャ―ト、図6は中央伝送部1bの動作フロ―チャ―
ト、図7は駅伝送部2aの動作フロ―チャ―ト、図8は
駅制御部2bの動作フロ―チャ―ト、図9は各伝送デ―
タファイルを説明する図である。
て詳細に説明する。図5は中央処理部1aの動作フロ―
チャ―ト、図6は中央伝送部1bの動作フロ―チャ―
ト、図7は駅伝送部2aの動作フロ―チャ―ト、図8は
駅制御部2bの動作フロ―チャ―ト、図9は各伝送デ―
タファイルを説明する図である。
【0017】まず中央処理部1aの動作を図5,図9を
用いて説明する。中央処理部1aには予め各列車毎の実
行ダイヤとダイヤ乱れが生じ運転整理が行われて作成さ
れた該当する列車の運転整理ダイヤが図9(a)に示さ
れる実行ダイヤテ―ブルDJ(1列車分のみ示す)、図
9(b)に示される運転整理ダイヤテ―ブルDS(運転
整理が行われる列車のうち1列車分のみ示す)という形
で格納されている。そして実行ダイヤDJと運転整理ダ
イヤDSとを比較して、実行ダイヤDJと異なる運転整
理ダイヤDSを抽出し、列車Trと駅Sを要素とした図
9(c)に示される変更ダイヤが作成され変更ダイヤリ
ストDHに格納される(STEP1)。
用いて説明する。中央処理部1aには予め各列車毎の実
行ダイヤとダイヤ乱れが生じ運転整理が行われて作成さ
れた該当する列車の運転整理ダイヤが図9(a)に示さ
れる実行ダイヤテ―ブルDJ(1列車分のみ示す)、図
9(b)に示される運転整理ダイヤテ―ブルDS(運転
整理が行われる列車のうち1列車分のみ示す)という形
で格納されている。そして実行ダイヤDJと運転整理ダ
イヤDSとを比較して、実行ダイヤDJと異なる運転整
理ダイヤDSを抽出し、列車Trと駅Sを要素とした図
9(c)に示される変更ダイヤが作成され変更ダイヤリ
ストDHに格納される(STEP1)。
【0018】次に各駅毎に対応して運転整理ダイヤDS
を伝送する伝送タイミングの位置(軌道回路の情報)が
予め格納されている図9(d)に示される運転整理ダイ
ヤ伝送位置テ―ブルT1Iと、軌道回路から中央処理装
置1へと送られてきた各列車の存線位置が格納されてい
る図9(e)に示される追跡テ―ブルT1Tを参照し、
現在走行している列車Trがどの駅へ運転整理ダイヤD
Sを送信するタイミングになったかを示す図9(f)に
示される伝送タイミングテ―ブルT1Dが作成される
(STEP2,STEP3)。
を伝送する伝送タイミングの位置(軌道回路の情報)が
予め格納されている図9(d)に示される運転整理ダイ
ヤ伝送位置テ―ブルT1Iと、軌道回路から中央処理装
置1へと送られてきた各列車の存線位置が格納されてい
る図9(e)に示される追跡テ―ブルT1Tを参照し、
現在走行している列車Trがどの駅へ運転整理ダイヤD
Sを送信するタイミングになったかを示す図9(f)に
示される伝送タイミングテ―ブルT1Dが作成される
(STEP2,STEP3)。
【0019】そして伝送タイミングテ―ブルT1Dの組
み合わせと一致する情報を変更ダイヤリストDHから抽
出し、変更ダイヤDHXとして送信待バッファBSに格
納する(STEP4,STEP5)。
み合わせと一致する情報を変更ダイヤリストDHから抽
出し、変更ダイヤDHXとして送信待バッファBSに格
納する(STEP4,STEP5)。
【0020】次に中央伝送部1bの動作を図6を用いて
説明する。まず送信待バッファBSに格納された変更ダ
イヤDHXを送信パケットBCにコピ―する(STEP
6)。そして送信パケットBC内の駅デ―タSから送信
すべき駅を決定し、その駅に設置された駅制御装置2の
駅伝送部2aとデ―タリンクを確立する(STEP
7)。デ―タリンクが確立されれば送信パケットBCを
該当する駅伝送部2aへ送信する(STEP8)。
説明する。まず送信待バッファBSに格納された変更ダ
イヤDHXを送信パケットBCにコピ―する(STEP
6)。そして送信パケットBC内の駅デ―タSから送信
すべき駅を決定し、その駅に設置された駅制御装置2の
駅伝送部2aとデ―タリンクを確立する(STEP
7)。デ―タリンクが確立されれば送信パケットBCを
該当する駅伝送部2aへ送信する(STEP8)。
【0021】次に駅伝送部2aの動作を図7を用いて説
明する。まず中央伝送部1bとデ―タリンクを確立する
と(STEP9)、駅伝送部2aでは送信パケットBC
を受信し(STEP10)、送信パケットBCの内容を受
信テ―ブルT1Jに格納する(STEP11)。
明する。まず中央伝送部1bとデ―タリンクを確立する
と(STEP9)、駅伝送部2aでは送信パケットBC
を受信し(STEP10)、送信パケットBCの内容を受
信テ―ブルT1Jに格納する(STEP11)。
【0022】次に駅制御部2bの動作を図8,図9を用
いて説明する。駅制御部2bに予め格納されている図9
(g)に示される駅におけるダイヤテ―ブルDE内を受
信テ―ブルT1J内の変更ダイヤDHXの列車Trから
検索し(STEP12)、その内容を受信テ―ブルT1J
内の変更ダイヤDHXで更新する(STEP13)。
いて説明する。駅制御部2bに予め格納されている図9
(g)に示される駅におけるダイヤテ―ブルDE内を受
信テ―ブルT1J内の変更ダイヤDHXの列車Trから
検索し(STEP12)、その内容を受信テ―ブルT1J
内の変更ダイヤDHXで更新する(STEP13)。
【0023】以上説明したように軌道回路により列車の
存線位置が検出され、この存線位置と予め駅毎に対応し
て定められている伝送位置が一致した時に、その駅に対
応するデ―タを送信することで、伝送回線の伝送負荷を
軽減することができる。
存線位置が検出され、この存線位置と予め駅毎に対応し
て定められている伝送位置が一致した時に、その駅に対
応するデ―タを送信することで、伝送回線の伝送負荷を
軽減することができる。
【0024】次に図10は本発明の他の実施例を示す列車
運行管理装置の全体構成図である。中央処理装置11は中
央処理部11a、中央伝送部12aから構成される。駅制御
装置12は駅伝送部12a、駅制御部12bから構成され、各
駅制御装置12に対してそれぞれ連動装置13が備えられて
いる。中央伝送部11bと駅伝送部12aはル―プ形の結合
をなしている。
運行管理装置の全体構成図である。中央処理装置11は中
央処理部11a、中央伝送部12aから構成される。駅制御
装置12は駅伝送部12a、駅制御部12bから構成され、各
駅制御装置12に対してそれぞれ連動装置13が備えられて
いる。中央伝送部11bと駅伝送部12aはル―プ形の結合
をなしている。
【0025】中央処理装置11と駅制御装置12間の伝送方
法について図11乃至図13を用いて詳細に説明する。図11
は中央処理部11aの一部動作フロ―チャ―ト、図12は中
央伝送部11bの動作フロ―チャ―ト、図13は送信待テ―
ブルT1Sの構成を示す図である。
法について図11乃至図13を用いて詳細に説明する。図11
は中央処理部11aの一部動作フロ―チャ―ト、図12は中
央伝送部11bの動作フロ―チャ―ト、図13は送信待テ―
ブルT1Sの構成を示す図である。
【0026】中央処理部11aの動作を図11,図13を用い
て説明する。本実施例の中央処理部11aの動作は、図5
で示した中央処理部1aの動作フロ―チャ―トにおいて
(1)及び(2)に別のル―チン(図11)を付加する。
本実施例では中央処理装置11から駅制御装置12への伝送
方式をポ―リング方式で行っている。ポ―リング方式で
は他のデ―タの伝送中でも変更ダイヤDHXが格納でき
るように、変更ダイヤリストDHから伝送タイミングテ
―ブルT1Dと一致する情報を抽出した後、スタック構
造の図13に示される送信待テ―ブルT1Sに変更ダイヤ
DHXを格納する。送信待テ―ブルT1Sは先入れ先出
し(FIFO)のスタック構造になっており、ポインタ
POから格納されたデ―タを取り出し、ポインタPO+
Pに随時変更ダイヤDHXを格納する(STEP14,S
TEP15)。
て説明する。本実施例の中央処理部11aの動作は、図5
で示した中央処理部1aの動作フロ―チャ―トにおいて
(1)及び(2)に別のル―チン(図11)を付加する。
本実施例では中央処理装置11から駅制御装置12への伝送
方式をポ―リング方式で行っている。ポ―リング方式で
は他のデ―タの伝送中でも変更ダイヤDHXが格納でき
るように、変更ダイヤリストDHから伝送タイミングテ
―ブルT1Dと一致する情報を抽出した後、スタック構
造の図13に示される送信待テ―ブルT1Sに変更ダイヤ
DHXを格納する。送信待テ―ブルT1Sは先入れ先出
し(FIFO)のスタック構造になっており、ポインタ
POから格納されたデ―タを取り出し、ポインタPO+
Pに随時変更ダイヤDHXを格納する(STEP14,S
TEP15)。
【0027】次に中央伝送部11bの動作を図12を用いて
説明する。送信待テ―ブルT1SのポインタPOに変更
ダイヤDHXが格納れているか常時監視し(STEP1
6)、格納されていれば送信パケットBCに変更ダイヤ
DHXをコピ―し(STEP17)、送信パケットBC内
の駅デ―タSから送信すべき駅を決定し、その駅Sの駅
伝送部12aにポ―リングを行う(STEP18)。この駅
伝送部12aとデ―タリンクが確立されれば、送信パケッ
トBCを送信して(STEP19,STEP20)、送信待
テ―ブルT1Sから変更ダイヤDHXを1つ押し出す
(STEP21)。
説明する。送信待テ―ブルT1SのポインタPOに変更
ダイヤDHXが格納れているか常時監視し(STEP1
6)、格納されていれば送信パケットBCに変更ダイヤ
DHXをコピ―し(STEP17)、送信パケットBC内
の駅デ―タSから送信すべき駅を決定し、その駅Sの駅
伝送部12aにポ―リングを行う(STEP18)。この駅
伝送部12aとデ―タリンクが確立されれば、送信パケッ
トBCを送信して(STEP19,STEP20)、送信待
テ―ブルT1Sから変更ダイヤDHXを1つ押し出す
(STEP21)。
【0028】駅制御装置12の動作は図7,図8と同様で
ある。このようにデ―タリンクの確立をポ―リング方式
とし、中央伝送部11bが送信したい駅伝送部12aを指定
してから伝送が行われることになる。
ある。このようにデ―タリンクの確立をポ―リング方式
とし、中央伝送部11bが送信したい駅伝送部12aを指定
してから伝送が行われることになる。
【0029】次に中央処理装置11と駅制御装置12間の伝
送方法の他の実施例について図14,図15を用いて詳細に
説明する。図14は中央処理部11aの動作フロ―チャ―
ト、図15は駅伝送部12aの動作フロ―チャ―トを示す図
である。
送方法の他の実施例について図14,図15を用いて詳細に
説明する。図14は中央処理部11aの動作フロ―チャ―
ト、図15は駅伝送部12aの動作フロ―チャ―トを示す図
である。
【0030】本実施例では中央処理装置11から駅制御装
置12への伝送方式をブロ―ドキャスト方式で行ってい
る。中央処理部11aの動作は図11,図13と同様である。
中央伝送部11bの動作を図14を用いて説明する。送信待
テ―ブルT1SのポインタPOに変更ダイヤDHXが存
在すれば、変更ダイヤDHXを送信パケットBCに格納
する(STEP22,STEP23)。送信待テ―ブルT1
SのポインタPO+Pを1つずつずらして変更ダイヤD
HXを送信パケットBCに渡していき、送信待テ―ブル
T1S内に変更ダイヤDHXがなくなるか、送信パケッ
トBC内の変更ダイヤDHXが予め定められた送信ダイ
ヤ数rに達するまで行われる(STEP24,STEP2
5,STEP26)。
置12への伝送方式をブロ―ドキャスト方式で行ってい
る。中央処理部11aの動作は図11,図13と同様である。
中央伝送部11bの動作を図14を用いて説明する。送信待
テ―ブルT1SのポインタPOに変更ダイヤDHXが存
在すれば、変更ダイヤDHXを送信パケットBCに格納
する(STEP22,STEP23)。送信待テ―ブルT1
SのポインタPO+Pを1つずつずらして変更ダイヤD
HXを送信パケットBCに渡していき、送信待テ―ブル
T1S内に変更ダイヤDHXがなくなるか、送信パケッ
トBC内の変更ダイヤDHXが予め定められた送信ダイ
ヤ数rに達するまで行われる(STEP24,STEP2
5,STEP26)。
【0031】送信パケットBCへの変更ダイヤDHXの
格納が終了すると駅伝送部12aへ送信パケットBCがブ
ロ―ドキャスト伝送される(STEP27)。各駅伝送部
12aへの伝送が終わり、再び中央伝送部11bへ戻ってき
た送信パケットBC′と送信前の送信パケットBCとを
比較し、不一致であれば再送し、一致していれば送信パ
ケットBCのポインタqをクリアして終了する(STE
P28,STEP29,STEP30)。送信パケットBCに
デ―タがなければ、一定時間t後に再度送信待テ―ブル
T1Sの検索に戻る(STEP27,STEP31)。
格納が終了すると駅伝送部12aへ送信パケットBCがブ
ロ―ドキャスト伝送される(STEP27)。各駅伝送部
12aへの伝送が終わり、再び中央伝送部11bへ戻ってき
た送信パケットBC′と送信前の送信パケットBCとを
比較し、不一致であれば再送し、一致していれば送信パ
ケットBCのポインタqをクリアして終了する(STE
P28,STEP29,STEP30)。送信パケットBCに
デ―タがなければ、一定時間t後に再度送信待テ―ブル
T1Sの検索に戻る(STEP27,STEP31)。
【0032】次に駅伝送部12aの動作を図15を用いて説
明する。送信パケットBCを受信すると、受信テ―ブル
T1Jに送信パケットBCの内容をコピ―し(STEP
32)、次駅の駅伝送部12aへ送信パケットBCを送信す
る(STEP33)。受信テ―ブルT1Jに格納された変
更ダイヤDHXのうち、他駅の情報は消去し、自駅の情
報のみ受信テ―ブルT1Jに残して処理を終了する。
明する。送信パケットBCを受信すると、受信テ―ブル
T1Jに送信パケットBCの内容をコピ―し(STEP
32)、次駅の駅伝送部12aへ送信パケットBCを送信す
る(STEP33)。受信テ―ブルT1Jに格納された変
更ダイヤDHXのうち、他駅の情報は消去し、自駅の情
報のみ受信テ―ブルT1Jに残して処理を終了する。
【0033】駅制御部12bの動作は図8と同様である。
このようにしてデ―タリンクの確立はブロ―ドキャスト
方式とし、中央伝送部11bが送信した複数駅のデ―タを
全駅に伝送し、各駅の駅伝送部12aが自駅のデ―タなら
取込み、そうでなければ消去する構成としている。
このようにしてデ―タリンクの確立はブロ―ドキャスト
方式とし、中央伝送部11bが送信した複数駅のデ―タを
全駅に伝送し、各駅の駅伝送部12aが自駅のデ―タなら
取込み、そうでなければ消去する構成としている。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では列車の
運行が乱れたときに中央処理装置が作成した複数列車の
整理ダイヤのうち、あらかじめ定められた位置に達した
列車の整理ダイヤのみを絞りこんで伝送することで、伝
送回線の伝送負荷を軽減することができる。
運行が乱れたときに中央処理装置が作成した複数列車の
整理ダイヤのうち、あらかじめ定められた位置に達した
列車の整理ダイヤのみを絞りこんで伝送することで、伝
送回線の伝送負荷を軽減することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す列車運行管理装置の全
体構成図である。
体構成図である。
【図2】実行ダイヤを示す図である。
【図3】運転整理ダイヤを示す図である。
【図4】駅と軌道回路及び列車の位置関係を示す図であ
る。
る。
【図5】図1に示される中央処理部の動作フロ―チャ―
トを示す図である。
トを示す図である。
【図6】図1に示される中央伝送部の動作フロ―チャ―
トを示す図である。
トを示す図である。
【図7】図1に示される駅伝送部の動作フロ―チャ―ト
を示す図である。
を示す図である。
【図8】図1に示される駅制御部の動作フロ―チャ―ト
を示す図である。
を示す図である。
【図9】各伝送デ―タファイルを説明する図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す列車運行管理装置
の全体構成図である。
の全体構成図である。
【図11】図10に示される中央処理部の一部動作フロ―
チャ―トを示す図である。
チャ―トを示す図である。
【図12】図10に示される中央処理部の動作フロ―チャ
―トを示す図である。
―トを示す図である。
【図13】送信待テ―ブルの構成を示す図である。
【図14】図10に示される中央処理部の動作フロ―チャ
―トを示す図である。
―トを示す図である。
【図15】図10に示される駅伝送部の動作フロ―チャ―
トを示す図である。
トを示す図である。
1,11 中央処理装置 1a,11a 中央処理部 1b,11b 中央伝送部 2,12 駅制御装置 2a,12a 駅伝送部 2b,12b 駅制御部 3,13 連動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 真一郎 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内
Claims (4)
- 【請求項1】 各列車の運行状況を監視し、各列車の実
行ダイヤが格納された中央処理装置と、 各駅毎に設けられ、前記中央処理装置から各々の駅に対
応した実行ダイヤが伝送される駅制御装置と、 前記実行ダイヤと各列車の運行状況が異なった場合に運
転整理ダイヤを作成し、この運転整理ダイヤの内各々の
駅に対応した特定位置に列車が達した際に、該当駅に設
けられた駅制御装置への該当列車の運転整理ダイヤの伝
送を指示する中央処理部と、 この中央処理部で指示された運転整理ダイヤを伝送する
中央伝送部と、 前記駅制御装置に設けられ、前記中央伝送部から伝送さ
れ、駅伝送部で受信された前記運転整理ダイヤに基づい
て、前記実行ダイヤを訂正する駅制御部とを有する列車
運行管理装置。 - 【請求項2】 各列車の運行状況を監視し、各列車の実
行ダイヤが格納された中央処理装置と、 各駅毎に設けられ、前記中央処理装置から各々の駅に対
応した実行ダイヤが伝送される駅制御装置と、 前記実行ダイヤと各列車の運行状況が異なった場合に運
転整理ダイヤを作成し、この運転整理ダイヤのうち前記
実行ダイヤと異なる運転整理ダイヤを抽出する運転整理
ダイヤ抽出手段と、 この運転整理ダイヤ抽出手段で抽出された運転整理ダイ
ヤから、列車と駅を要素とした変更ダイヤを作成する変
更ダイヤ作成手段と、 各々の駅に対応した特定位置に列車が達した際に、該当
列車と該当駅の組み合わせと一致する前記変更ダイヤ作
成手段により作成された変更ダイヤを抽出して該当駅に
設けられた駅制御装置へ伝送する伝送手段と、 前記駅制御装置に設けられ、前記伝送手段から伝送され
た変更ダイヤを受信し、前記中央処理装置から予め伝送
されている実行ダイヤを前記変更ダイヤで更新する制御
手段とを有する列車運行管理装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の列車運行管
理装置において、 前記中央処理装置に各々の前記駅制御装置を伝送回線で
結合してなる列車運行管理装置。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の列車運行管
理装置において、 前記中央処理装置と各々の前記駅制御装置とをル―プ状
に伝送回線で結合してなる列車運行管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6125623A JPH07329786A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 列車運行管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6125623A JPH07329786A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 列車運行管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07329786A true JPH07329786A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14914651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6125623A Pending JPH07329786A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 列車運行管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07329786A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10338137A (ja) * | 1997-06-10 | 1998-12-22 | Nippon Signal Co Ltd:The | 列車集中制御装置 |
JP2018135077A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | 株式会社日立製作所 | 運行情報提供装置 |
CN110136405A (zh) * | 2019-05-14 | 2019-08-16 | 河南蓝信科技有限责任公司 | 一种上道作业安全防护系统及方法 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP6125623A patent/JPH07329786A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10338137A (ja) * | 1997-06-10 | 1998-12-22 | Nippon Signal Co Ltd:The | 列車集中制御装置 |
JP2018135077A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | 株式会社日立製作所 | 運行情報提供装置 |
CN110136405A (zh) * | 2019-05-14 | 2019-08-16 | 河南蓝信科技有限责任公司 | 一种上道作业安全防护系统及方法 |
CN110136405B (zh) * | 2019-05-14 | 2020-11-27 | 河南蓝信科技有限责任公司 | 一种上道作业安全防护系统及方法 |
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