JPH04290030A - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

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JPH04290030A
JPH04290030A JP3054582A JP5458291A JPH04290030A JP H04290030 A JPH04290030 A JP H04290030A JP 3054582 A JP3054582 A JP 3054582A JP 5458291 A JP5458291 A JP 5458291A JP H04290030 A JPH04290030 A JP H04290030A
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Japan
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JP3054582A
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Inventor
Katsuhiro Okuzawa
奥沢 勝広
Fusashi Tashiro
維史 田代
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割多重方式のネッ
トワークシステムに係り、人命に関わる車両/船舶/航
空機などの交通システムや工場のプラントシステムのよ
うに、特に高信頼性を要求されるネットワークシステム
のデータ転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ伝送ネットワークシステム
は、例えば特開平2−39903号公報に記載の方式に
より、いわゆるフェイルセーフを確保している。
【0003】図9は、従来の列車情報システムの構成の
一例を示すブロック図である。ここでは、指令側伝送局
と受令側伝送局とが1台の場合を示しているが、一般に
は伝送局はさらに多い。指令側伝送局100と受令側伝
送局102とは、データ伝送路101を介して、種々の
データを伝送しあう。指令側伝送局100は、送信部1
05と、受信部106と、モード制御部104と、モー
ド反転部103とを備えている。受令側伝送局102は
、受信部107と、モード交番検出部108と、送信部
109とを備えている。指令機器113からの指令信号
110は、モード制御部104を作動させる。モード制
御部104の出力信号111は、モード反転部103お
よび送信部105により、伝送路101への出力情報1
15となる。伝送路101を介して情報115を受信し
た受信部107からの信号は、モード交番検出部108
に送られ、受令機器114への制御信号112となる。
【0004】図10は、図9の列車情報システムの動作
を説明するタイムチャートである。図10は、指令機器
113からの指令信号110と、モード制御部104の
出力信号すなわちモード反転部103への入力信号11
1と、モード反転部103の出力信号115と、受令機
器114への制御信号112との関係を示している。
【0005】さて、指令機器113が危険側指令,例え
ば,ブレーキ開放指令110を発すると、モード制御部
104はそのデータを通過させる。したがって、モード
反転部103は、“1”を入力すれば“0”を発生し、
逆に“0”を入力すれば“1”を発生する。この反転信
号は、送信部105により、出力信号115となり、デ
ータ伝送路101を介して、受令側伝送局102に転送
される。
【0006】受令側伝送局102においては、受信部1
07がその信号115を受信する。送信部109は、受
信信号115をそのまま出力する。モード交番検出部1
08は、受信信号115の交番の有無を判定する。交番
である場合は、危険側指令の制御信号112を受令機器
114に与え、ブレーキを危険側に解放させる。
【0007】データ伝送路101は、モード反転部10
3の入力信号111と出力信号115とが一巡する毎に
反転する発振系を構成しており、モードの状態レベルの
時間の長さTtは一巡する周期を示している。
【0008】次に、指令機器113が安全指令,例えば
,ブレーキ指令110を発するときは、モード制御部1
04はデータをカットする。したがって、データ伝送路
101を一巡することにより生じていたモード交番デー
タは停止する。
【0009】受令側伝送局102においては、モード交
番検出部108が交番データでなくなったことを確認し
たのち、安全側指令の制御信号112を受令機器114
に与え、ブレーキを安全側にかける。
【0010】この列車情報システムの伝送路を巡回する
情報の中には、モード交番データの他に、各受令機器を
制御する制御情報やサービス情報などが含まれている。 サービス情報は例えば客室内の情報表示などに利用され
、制御情報は各伝送局に接続されている全ての受令機器
の制御に利用される。これらの情報は、それぞれを区別
することなく統一して転送する。この統一した情報をフ
レームという。
【0011】図11は、1フレーム中に含まれるモード
交番データの関係の一例を示す図である。31と32と
は伝送路に転送される1フレームのデータ群、301と
311とは先頭フラグ、305と315とはフレームエ
ラーチエックフラグ、306と316とは末尾フラグ、
303と313とはモード反転部のモード交番データビ
ットである。302,312,304,314は制御情
報,サービス情報,モード交番データビット303,3
13以外のモード交番データである。モード交番データ
ビット303,313はTt時間毎に“0”と“1”の
状態を交互に繰り返す。
【0012】列車の運転は、モード交番データの有無の
検出により実行している。この制御方式によれば、例え
ばリレーや電磁弁などのハードウェアの故障だけでなく
、伝送路の切断の有無も含めて制御ができる。また、モ
ード交番データは、伝送路上で他の情報と混在してよく
、伝送ネットワークの用途を制限しない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記制御方式で
は、1フレームの情報の中に、フェイルセーフ性を持つ
べきモード交番情報とそれ以外の情報とが混在している
。この、1フレームの情報の中には、高速で転送しなけ
ればならない情報とそうでない情報とがある。特にモー
ド交番データは、ブレーキ情報等の人命に関わる情報を
含んでおり、システムの信頼性と安全性を向上させるた
め、極力速い速度でネットワーク伝送路上を周回させる
必要がある。その場合、伝送局は光伝送のように数百M
bps(メガビット/秒)程度のものから数kbps程
度のものまで伝送速度がさまざまである。
【0014】モード交番データは、ブレーキ情報等の人
命に関わる情報を含んでいることから、伝送路の伝送速
度が低速であっても、極力速く転送しなければならない
。従来の方式では、モード交番データの伝送速度は、指
令側伝送局と受令側伝送局との伝送処理時間や1フレー
ムの情報量や伝送路の伝送速度などによって変化してし
まう問題があった。特に、列車情報システムでは、編成
車両数により、情報が一巡する周期Ttが変化する欠点
があった。すなわち、モード交番データをはじめとする
高速転送すべきデータ群は、編制車両数等の状況に応じ
て伝送速度が低下してしまう。
【0015】情報群には、フェイルセーフ性を持つべき
モード交番情報等の内容がシステムに依存しない共通の
情報群と内容がシステム構成に依存する固有の情報群と
がある。例えば、列車情報システムにおいては、ローカ
ル線,在来線,地下鉄線などにより、また普通車,急行
列車,特急列車などによって、システム毎に固有の情報
群の情報量が異なり、設計や検査の項目が異なる。
【0016】本発明の一つの目的は、時分割多重方式の
ネットワークにおいて人命に関わるモード交番データ等
の重要な情報群を指令機器と受令機器との間で高速転送
可能でありシステムの信頼性と安全性を向上させるデー
タ転送方式を提供することである。
【0017】本発明の他の目的は、伝送路に送出する情
報フレームの中で、内容がシステムに依存しない共通の
情報群と内容がシステム毎に異なる情報群とを区別する
データ転送フォーマット形式により、ハードウエアとソ
フトウエアの設計を共通化し、検査項目,診断方法,保
守方法を統一化するデータ転送方式を提供することであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、所定の指令を発する指令側伝送局とその
指令を受け取る受令側伝送局とを含む複数の伝送局を伝
送路で結び、伝送路に時分割多重データからなるフレー
ムを送出し、高速伝送すべきデータとその他のデータと
を混在させて伝送するデータ転送方式において、高速伝
送すべきデータ専用の第1ビット群を常にブロックの最
前に置き、その他のデータ用の第2ビット群を複数に分
割して第1ビット群の後に時分割的に付加し、第1ビッ
ト群と第2ビット群の一部とを一つのブロックとして伝
送するデータ転送方式を提案するものである。
【0019】換言すれば、全伝送局に共通のデータ専用
の第1ビット群を常にブロックの最も前に置き、その他
のデータ用の第2ビット群を複数に分割して第1ビット
群の後に時分割的に付加し、第1ビット群と前記第2ビ
ット群の一部とを一つのブロックとして伝送するデータ
転送方式を提案するものである。
【0020】前記第1ビット群を固定長とし、その他の
データ用のビット群を可変長または固定長とすることが
できる。
【0021】いずれの場合も、第1ビット群をカウント
する第1アドレスカウンタとその他のデータ用のビット
群をカウントする第2〜第Nアドレスカウンタとをそれ
ぞれ設け、第1アドレスカウンタのカウント終了後に第
2アドレスカウンタを起動させ、第2アドレスカウンタ
のカウント終了後に第3アドレスカウンタを起動させ、
以下、順次第Nアドレスカウンタまで起動させ、第1ア
ドレスカウンタの出力値を第1ビット群のためのアドレ
ス信号とし、第1アドレスカウンタと第2アドレスカウ
ンタとの出力値の和を第2ビット群のためのアドレス信
号とし、第1アドレスカウンタと第2アドレスカウンタ
と第3アドレスカウンタとの出力値の和を第3ビット群
のためのアドレス信号とし、以下、順次第Nまでのアド
レスカウンタまでの出力値の和をもって、その他のデー
タ用のビット群を操作するアドレス信号とするアドレス
発生方式を採用可能である。
【0022】
【作用】本発明においては、従来の転送すべきファイル
を1フレーム単位としてデータを転送していた方式に代
え、1ファイルをNビットからなるいくつかのブロック
に分割し、Nビットのブロックを単位としてデータを転
送する。前記ブロックは、モード交番データ等の重要な
情報群をkビットとし、常にブロックの先頭として各回
必ず送り、残りのビット群は他の目的の情報群(N−k
ビット)に割当て、必要な速度に応じて数回毎に1回送
るフォーマット形式とする。すなわち、重要な情報群は
、他の情報群と取り扱いを区別して、ループ伝送路上を
速い周期で巡回させ、そうでない情報群は、それぞれに
最適なより遅い周期で巡回させる。
【0023】各伝送局は、ブロック単位でデータを書き
込みながら読み出しを行う。例えば、伝送局Aは、次の
伝送局Bにデータを転送し、伝送局BはAからのデータ
を書き込みながら隣の伝送局Cにデータを転送する。以
下、伝送局D→E→F→・・・→N→Aという順に、ブ
ロック毎にデータを転送し一巡させる。
【0024】したがって、伝送路上には、常にブロック
単位にデータが存在しており、ブロックの中にはモード
交番情報を含む高速に転送すべき情報群が含まれている
。これらの情報群を小刻みに繰り返し転送すると、高速
に転送すべき情報群はループ伝送路上を高速に巡回でき
る。そのため、指令側伝送局は重要な情報群を従来より
も非常に速い速度でモニタでき、指令側伝送局と受令側
伝送局間での情報交換の応答が速くなり、信頼性および
安全性の高いシステムの運転が可能となる。その周期は
、伝送局の伝送処理時間,ネットワークの伝送局数,情
報量,伝送速度に影響されない。
【0025】
【実施例】図1は、指令側伝送局100と受令側伝送局
102の間に受令側伝送局400を介在させた列車情報
システムに本発明のデータ転送方式を適用した一実施例
の構成を示す系統図である。指令側伝送局100と受令
側伝送局400,102とには、複数の指令機器113
や受令機器114が接続され、各伝送局は伝送路101
を通して情報を交換する。
【0026】図2は、ブロック化した情報の流れを説明
する図である。この場合、各ブロックは、ブロック先頭
にモード交番情報を含む高速転送用のデータ群を置き、
次にオン/オフ接点情報を置き、その後ろにサービス情
報を置いて3ワードとしてある。モード交番情報群は人
命に関わるブレーキ,ドアのクローズおよびロック等等
の状態の監視や指令に使用され、オン/オフ接点情報群
は照明や冷暖房等の制御指令および各機器からのステー
タス情報に使用され、サービス情報は客室内の情報表示
等に使用される。1ブロックが3ワードであるために、
先頭や末尾コードは2ワードのコード情報としたが、図
11のように、1ビットのフラグで表しても支障はない
。また、受信時に1ワードまたは1ビット単位でエラー
を検出し処理すれば、伝送局のメモリ内に、図11のよ
うに、フレームエラーチェックフラグを保持する必要が
なくなり、情報の拡張が容易になる。
【0027】指令側伝送局100は、図2のように、ブ
ロック毎に順次データを送信する。受令側伝送局400
は、指令側伝送局100から送信されてくるブロックデ
ータを受信する。受令側伝送局400は、次のブロック
データを受信しながら、先に受信したブロックデータの
所定の場所に自局の情報を書き込み、隣の受令側伝送局
102に送信する。受令側伝送局102は、ブロックデ
ータを受信後、次のブロックデータを受信しながら、先
に受信したブロックデータの所定の場所に自局の情報を
書込み、指令側伝送局100に送信する。
【0028】この場合、モード交番情報は各ブロックの
先頭に配置してあるため、ネットワーク伝送路上を高速
に周回できる。指令側伝送局100は、モード交番情報
を従来よりも速い速度でモニタでき、システム制御の安
全性が向上する。この例では、伝送路をループ状に構成
しているが、本発明はスター状,ツリー状,バス状に構
成した伝送路に対しても有効である。また、伝送路は有
線である必要はなく、無線であってもよい。さらに、従
来のモード交番データの伝送速度は、伝送局の伝送処理
時間,ネットワークの伝送局数,情報量,伝送速度等に
よって変化するが、本発明のデータ転送処理方式におい
ては、モード交番データは、前述の条件に左右されずに
、高速に転送される。
【0029】このように、伝送局間ではブロック単位に
情報の授受が行われるが、伝送局内部ではこれらの情報
の参照,更新等の処理のために、情報を一時保持する必
要がある。図3は、伝送局内のメモリに先頭番地から情
報を順次格納する場合のメモリマップを示す図である。
【0030】モード交番情報は、同一情報であるが、転
送されてくる順に書き込んでいくため、何度もメモリ内
に格納される。読み出しは、書き込んだ順に先頭番地か
ら実行すればよい。このような格納方式のメモリ素子と
しては、FIFO(First−inFirst−ou
t)メモリが有効である。最近は、情報端末機器の普及
に伴い、画像用メモリなど高速,高機能のFIFOメモ
リが多品種供給されるようになったので、これらのメモ
リを使用し、回路を小型化できる。また、図3の情報群
はワード単位で区切ってあるが、実用上はワード単位に
固執する必要はない。
【0031】次に、図4を参照して、各情報毎にメモリ
内に格納する実施例を説明する。このデータ転送処理方
式では、メモリ内に各種の情報を整理して格納し、メモ
リ容量を効率よく使用できる。ブロック毎に転送されて
くる情報をメモリ内に整理して格納する場合やメモリか
らブロック毎に送信する場合には、図4のメモリマップ
上のアドレスを図5のように任意に選択する必要がある
【0032】図6は、その目的を達成するためのアドレ
ス発生回路の一例を示すブロック図である。先頭検出器
904は、先頭のコード情報900が来ると、モード交
番情報カウンタ907とオン/オフ接点情報カウンタ9
08とサービス情報カウンタ909とにロード信号90
6を出力し、各カウンタに決められた値をプリセットす
る。一方、セレクタ915は、デコーダ916の制御に
より、各ブロックの1ワード目にアドレス912をメモ
リアドレス901として出力し、2ワード目にアドレス
913をメモリアドレス901として出力し、3ワード
目にアドレス914をメモリアドレス901として出力
する。ここで、第1演算器910は、モード交番情報カ
ウンタの出力912とオン/オフ接点情報カウンタ90
8の出力とを加算している。第2演算器911は、演算
器1の出力913とサービス情報カウンタの909の出
力とを加算している。末尾検出器903は、末尾のコー
ド情報900を検出すると、信号905を出力し、カウ
ンタ907,908,909を停止させる。
【0033】このアドレス発生回路は、1ファイルの情
報量が増減しても各カウンタのプリセット値を変えるこ
とにより、柔軟に対処できる。また、モード交番情報,
オン/オフ接点情報,サービス情報は、本例ではそれぞ
れ1ワードとしているが、各カウンタのプリセット値を
変えれば、即座に任意のワード数に変更可能である。例
えば、モード交番情報の情報量は、システムによらず一
定であるので固定長とし、オン/オフ接点情報やサービ
ス情報は、システムにより情報量が異なるため固定長ま
たは可変長とすれば、システム毎に設計の変更を行う必
要がなく、各種システムについてハードウエアやソフト
ウエアを共通化できる。また、各カウンタの情報量はそ
の都度決定されるので、カウンタ自身が情報量を監視し
、規定の情報量をカウントした後に自己停止するように
すれば、メモリ上の末尾コードもその末尾検出器も不要
となる。このことは、回路の小型化や情報の拡張を容易
にする。
【0034】最近の列車情報システムにおいては、汎用
端末機器の利用など座席を単位としたパーソナルな高レ
ベルの情報サービスが求められてきている。上記ブロッ
ク中にシリアル通信チャンネル用ビットを設けると、こ
の要求に応えることができる。図7は、シリアル通信と
ブロックとの関係を示す図である。この例では、シリア
ル通信チャンネルは、サービス情報群の中の1ワードの
うちの14ビット目を送信用に、12ビット目を受信用
ビットとした。例えば、シリアル通信で代表的なRS−
232Cを利用し、データ7ビットで偶数パリティそし
て2ストップビットに設定した際、ブロック内に格納す
るタイミング(クロック:T2)は、RS−232Cの
1ビットの転送速度T1よりも十分早い周期で行う。一
例として転送速度が4.8kbpsの場合、T1は20
8.3μsであるので、T2は少なくとも1/2以下の
周期で取り込む必要がある。このようにブロック内に取
り込んだシリアル通信チャンネルを用いれば、図8に示
す方法により、パソコン同士で通信できる。例えば、パ
ソコン1が特定のブロックAのサービス情報内の14ビ
ット目にデータを送信した場合、パソコン2は同ブロッ
クAのサービス情報の14ビット目のデータを受信する
ことにより、パソコン通信を行う。パソコン2からの送
信データは、ブロックAのサービス情報内の12ビット
目を通してパソコン1が受け取る。この種のパソコン通
信を実現するには、ブロックAが伝送路上を高速に周回
することが必要である。例えば、転送速度が4.8kb
psのRS−232Cで1/16分周とした場合、約1
0kHz以上の速度で周回しなければならない。周回速
度が遅いと、受信エラーやデータ誤りが起こり得る。そ
の場合は、ブロックの先頭のモード交番情報内にシリア
ル通信チャンネルを割り当てて対処する。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、時分割多重方式のネッ
トワークシステムにおいて、モード交番データなどの人
命に関わる重要な情報群と他の目的の情報群をブロック
単位に構成して転送する方式により、特に重要な情報群
は、伝送局の伝送処理時間,ネットワークの伝送局数,
情報量,伝送速度などの条件に影響されず、ネットワー
ク伝送路上を高速に周回できる。そのため、各伝送局か
らの情報交換の応答が速くなり、システムの制御の信頼
性および運転の安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】指令側伝送局100と受令側伝送局102の間
に受令側伝送局400を介在させた列車情報システムに
本発明のデータ転送方式を適用した一実施例の構成を示
す系統図である。
【図2】ブロック化した情報の流れを説明する図である
【図3】伝送局内のメモリに先頭番地から情報を順次格
納する場合のメモリマップを示す図である。
【図4】データ転送フォーマットの一例を示す図である
【図5】1ファイルをブロック化する様式の一例を示す
図である。
【図6】アドレス発生回路の一例を示すブロック図であ
る。
【図7】シリアル通信とブロックとの関係を示す図であ
る。
【図8】本発明によるシリアル通信の概念を示す図でる
【図9】従来の列車情報システムの構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図10】図9の列車情報システムの動作を説明するタ
イムチャートである。
【図11】1フレーム中に含まれるモード交番データの
関係の一例を示す図である。
【符号の説明】
100  指令側伝送局 101  データ伝送路 102  受令側伝送局 103  モード反転部 104  モード制御部 105,109  送信部 106,107  受信部 108  モード交番検出部 110  指令信号 111  モード反転部入力波形 112  受令信号 113  指令機器 114  受令機器 115  モード反転部出力波形 31,32  1フレームのデータ群 301,311  先頭フラグ 303,313  モード交番データビット305,3
15  フレームエラーチェックフラグ306,316
  末尾フラグ 302,312,304,314  制御情報,サービ
ス情報,303,313以外のモード交番データ400
  受令側伝送局 900  コード情報 902  書き込みクロック 903  末尾検出器 904  先頭検出器 907  モード交番情報カウンタ 908  オン,オフ接点情報カウンタ909  サー
ビス情報カウンタ 910  演算器1 911  演算器2 915  セレクタ 916  デコーダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の指令を発する指令側伝送局と前
    記指令を受け取る受令側伝送局とを含む複数の伝送局を
    伝送路で結び、当該伝送路に時分割多重データからなる
    フレームを送出し、高速伝送すべきデータとその他のデ
    ータとを混在させて伝送するデータ転送方式において、
    前記高速伝送すべきデータ専用の第1ビット群を常にブ
    ロックの最前に置き、前記その他のデータ用の第2ビッ
    ト群を複数に分割して前記第1ビット群の後に時分割的
    に付加し、前記第1ビット群と前記第2ビット群の一部
    とを一つのブロックとして伝送することを特徴とするデ
    ータ転送方式。
  2. 【請求項2】  所定の指令を発する指令側伝送局と前
    記指令を受け取る受令側伝送局とを含む複数の伝送局を
    伝送路で結び、当該伝送路に時分割多重データからなる
    フレームを送出し、複数のデータを伝送するデータ転送
    方式において、前記全伝送局に共通のデータ専用の第1
    ビット群を常にブロックの最も前に置き、前記その他の
    データ用の第2ビット群を複数に分割して前記第1ビッ
    ト群の後に時分割的に付加し、前記第1ビット群と前記
    第2ビット群の一部とを一つのブロックとして伝送する
    ことを特徴とするデータ転送方式。
  3. 【請求項3】  請求項1または2に記載のデータ転送
    方式において、前記第1ビット群を固定長とし、前記そ
    の他のデータ用のビット群を可変長または固定長とする
    ことを特徴とするデータ転送方式。
  4. 【請求項4】  請求項1ないし3のいずれか一項に記
    載のデータ転送方式において、前記第1ビット群をカウ
    ントする第1アドレスカウンタと前記その他のデータ用
    のビット群をカウントする第2〜第Nアドレスカウンタ
    とをそれぞれ設け、前記第1アドレスカウンタのカウン
    ト終了後に第2アドレスカウンタを起動させ、前記第2
    アドレスカウンタのカウント終了後に第3アドレスカウ
    ンタを起動させ、以下、順次第Nアドレスカウンタまで
    起動させ、第1アドレスカウンタの出力値を第1ビット
    群のためのアドレス信号とし、第1アドレスカウンタと
    第2アドレスカウンタとの出力値の和を第2ビット群の
    ためのアドレス信号とし、第1アドレスカウンタと第2
    アドレスカウンタと第3アドレスカウンタとの出力値の
    和を第3ビット群のためのアドレス信号とし、以下、順
    次第Nまでのアドレスカウンタまでの出力値の和をもっ
    て、前記その他のデータ用のビット群を操作するアドレ
    ス信号とすることを特徴とするデータ転送方式。
JP3054582A 1991-03-19 1991-03-19 データ転送方式 Pending JPH04290030A (ja)

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JP3054582A JPH04290030A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 データ転送方式

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JP3054582A JPH04290030A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 データ転送方式

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JP3054582A Pending JPH04290030A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 データ転送方式

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JP (1) JPH04290030A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10338137A (ja) * 1997-06-10 1998-12-22 Nippon Signal Co Ltd:The 列車集中制御装置

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JPH10338137A (ja) * 1997-06-10 1998-12-22 Nippon Signal Co Ltd:The 列車集中制御装置

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