JPH1033793A - 遊技制御基板及び遊技制御装置 - Google Patents

遊技制御基板及び遊技制御装置

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JPH1033793A
JPH1033793A JP21333796A JP21333796A JPH1033793A JP H1033793 A JPH1033793 A JP H1033793A JP 21333796 A JP21333796 A JP 21333796A JP 21333796 A JP21333796 A JP 21333796A JP H1033793 A JPH1033793 A JP H1033793A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改竄されたICの発見を容易にすることがで
きる遊技制御基板及び遊技制御装置を提供する。 【解決手段】 遊技制御を管理するアミューズチップ1
9あるいはROM20を装着する役物制御基板18にお
いて、アミューズチップ19あるいはROM20が装着
される領域に、これらのアミューズチップ19あるいは
ROM20を背面側から視認可能とする開口部25、2
6、27を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
パチスロ遊技機、雀球遊技機、アレンジボールといった
遊技制御を伴う遊技機に使用される遊技制御基板、及び
この遊技制御基板により構成される遊技制御装置に関
し、特に遊技制御基板に搭載される制御用ICの不正な
改竄を容易に発見できるようにした遊技制御基板及び遊
技制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機に代表される遊技
球を使用した遊技機においては、遊技球を遊技領域内に
発射し、この発射した遊技球を遊技盤上に形成された遊
技領域内に導いて遊技を行なう。遊技領域内に導かれた
遊技球は、流路を変化させながら流下し、遊技領域に設
けた入賞口に入賞すると、所定の賞球が排出される。そ
して、この遊技球が所定の入賞条件を満足したり、図柄
合わせゲーム(可変表示ゲーム)で大当たりとなると、
遊技者に対して利益乃至特典を付与する特別遊技を行わ
せる。
【0003】一方、パチスロ遊技機においては、所定の
絵柄が設けられた回転ドラムを3列に並べて配置してい
る。そして、コインを投入した後に回転ドラムを回転さ
せ、回転状態にある各ドラムを遊技者の操作により所望
の停止タイミングで順次停止させ、回転ドラムの絵柄が
所定の絵柄(例えば777)で停止した場合を大当たり
としている。このパチスロ遊技機における大当たりで
も、上述したパチンコ遊技機と同様に、遊技者に対して
利益乃至特典を付与する。
【0004】このように、遊技機においては、遊技中に
所定の条件を満足した場合を大当たり状態として、遊技
者に対して利益乃至特典を付与することが行われてい
る。そして、このような遊技は、遊技制御装置により制
御されており、大当たり状態を生起する条件の判定もま
た遊技制御装置によりなされている。
【0005】この遊技制御装置は、遊技制御を行うため
の遊技制御プログラム、各種設定値、また、音声及び画
像データが記憶されたROMや、データを一時的に蓄え
るRAMなどにより構成される記憶手段と、遊技制御プ
ログラムに従って制御動作を行うCPUあるいは各種ゲ
ートアレイなどにより構成される制御手段とを備えてい
る。従って、遊技機において、大当たりとなる条件は、
これらの制御手段及び記憶手段に格納された制御プログ
ラムや各種設定値などにより規定されており、予め定め
られた確率で大当たりとなるようになっている。
【0006】これらの制御手段及び記憶手段はIC化
(以下、制御用ICという)されており、この制御用I
Cが遊技制御基板上に実装されている。また、この遊技
制御基板には、電源部やインタフェース部なども実装さ
れる。
【0007】このように制御手段や記憶手段などが実装
された遊技制御基板は、周囲ノイズによる誤動作を減少
させるために電磁シールド機能を有する筐体に収容され
ている。そして、この筐体内に収容されたものを遊技制
御装置として、遊技機に取り付けている。
【0008】ところで、この遊技制御装置における遊技
の制御は、上述したように制御用IC(制御手段並びに
記憶手段)によりなされているが、この制御用ICを改
竄して不当に利益を得ようとする者が存在する。例え
ば、大当たりの確率を規定の確率よりも高くした制御用
ICに交換する者がいる。
【0009】このような改竄された制御用ICの発見を
容易にするため、遊技制御基板を内包する筐体には透視
部分を設けてあり、外部すなわち遊技制御基板の表面側
(実装側)から制御用ICを視認可能としている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
改竄された制御用IC(以下、改竄ICという)の表面
を覆うように正規の制御用ICを被せて両者を接合した
ものが横行している。より詳細には、正規の制御用IC
よりも十分に小さい改竄用IC等を、正規の制御用IC
の内側(腹の部分)において、この正規の制御用ICに
抱かせるように接合したものが横行している。
【0011】この場合、上述した透視部分を有する筐体
を使用した場合には、改竄ICが正規の制御用ICの内
側に抱かれた状態で隠されているので、表面側からは、
正規の制御用ICしか見えない。従って、改竄ICを発
見することが困難となっていた。なお、遊技制御基板の
背面側からは、この不透明な遊技制御基板自身が、改竄
ICを覆い隠してしまうので、改竄ICを目視して確認
することはできない。
【0012】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、改竄ICの発見を容易にすることができる遊
技制御基板及び遊技制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、請求項1記載の発明は、
遊技制御を管理する遊技制御用演算処理装置を装着する
遊技制御基板において、前記遊技用演算処理装置の装着
領域に、前記遊技用演算処理装置を背面側から視認可能
とする視認可能領域を形成したことを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明は、遊技制御を管理す
る遊技プログラムが格納された記憶媒体を装着する遊技
制御基板において、前記記憶媒体の装着領域に、前記記
憶媒体を背面側から視認可能とする視認可能領域を形成
したことを特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明は、遊技制御を管理す
る遊技制御用演算処理装置及び遊技プログラムが格納さ
れた記憶媒体を装着する遊技制御基板において、前記遊
技用演算処理装置の装着領域及び前記記憶媒体の装着領
域の少なくとも一方に、前記遊技用演算処理装置及び前
記記憶媒体の少なくとも一方を背面側から視認可能とす
る視認可能領域を形成したことを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明は、前記視認可能領域
を、前記遊技用演算処理装置の装着領域及び前記記憶媒
体の装着領域の少なくとも一方に形成した開口部とした
ことを特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4の構成に
加えて、前記開口部に、表面に設けられた表面側配線パ
ターンと背面に設けられた背面側配線パターンとを電気
的に接続するスルーホール処理を施したことを特徴とす
る。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1から請求
項5の何れかに記載の遊技制御基板と、前記遊技制御基
板を内包するとともに、該内包した遊技制御基板を外部
から透視可能とする壁部を備えた筐体とを有することを
特徴とする。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項6記載の構
成に加えて、前記筐体の少なくとも一部を、導電性部材
により構成したことを特徴とする。
【0020】請求項8記載の発明は、請求項6または請
求項7記載の構成に加えて、前記壁部を透明な導電性樹
脂により構成したことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。なお、以下に説明する実施の形
態では、代表的な遊技機としてパチンコ遊技機を例にと
って説明を行う。図1から図4は、本発明に係る遊技機
の実施形態を示したものであり、図1はパチンコ遊技機
1の裏機構を示す背面図、図2は役物制御装置を示す分
解斜視図、図3は役物制御基板の構成を説明する正面
図、図4は役物制御装置の背面図である。
【0022】本発明に係るパチンコ遊技機1は、図1に
示すように、機枠2により囲われている。そして、背面
側の上部には、遊技に使用する遊技球を貯留するための
球貯留タンク3を設けてある。この球貯留タンク3に貯
留された遊技球は球排出路4を流下し、球技球を貯留す
るとともに賞球として排出された遊技球を受け入れるた
めの上皿(図示せず)に排出される。
【0023】この球排出路4の下部には、排出制御装置
5が設けられている。排出制御装置5は、上述した遊技
球の排出を制御するもので、排出する遊技球の個数を制
御したりする。なお、この排出制御装置5は、パチンコ
遊技機1の背面に設けられた裏機構盤10を介して取り
付けられている。この裏機構盤10は、この排出制御装
置5を初めとするパチンコ遊技機1の背面側に取り付け
られる各種機構の取付ベースとなるものである。
【0024】排出制御装置5の左部には役物制御装置6
を設けてある。この役物制御装置6は、遊技制御装置と
して機能するもので、表面側に位置する遊技盤に設けら
れた入賞装置や可変表示装置など各種の役物(図示せ
ず)の制御、遊技中のBGM及びメッセージの出力、大
当たり状態の判定並びに遊技者に対する利益乃至特典の
付与動作の制御といった、パチンコ遊技機1における遊
技に関する制御を行っている。
【0025】この役物制御装置6は、裏機構盤10に対
して止着部材9により取り付けられている。この止着部
材9は、例えば、先端に開放可能な脚部が形成された筒
体を有し、この筒体の中心孔に操作に応じて出没可能な
軸部を挿通して、この軸部の出没に応じて、脚部を開い
たり閉じたりするものである。そして、裏機構盤10か
ら立設されたボスに、この止着部材9の脚部を挿入し、
軸部を出没させることで、ワンタッチで着脱可能に取り
付けられている。
【0026】なお、この役物制御装置6と他の機構、例
えば、排出制御装置5や後述する表示制御装置7などと
は、コネクタケーブルを介して電気的に接続されている
が、このコネクタケーブルは、長さに余裕を持たせてあ
るので、止着部材9操作して役物制御装置6を取り外し
た場合に、この役物制御装置6の背面側を容易に確認で
きるようになっている。
【0027】この役物制御装置6の上部には、表示制御
装置7が設けてある。この表示制御装置7は、パチンコ
遊技機1においてなされる可変表示ゲームの表示機構を
制御するものである。
【0028】また、この役物制御装置6の下部には、発
射制御装置8が設けてある。この発射制御装置8は、表
面側右下部に設けた発射操作ハンドル(図示せず)と電
気的に連絡して、上皿に貯留された遊技球の発射制御動
作を行う。
【0029】次に、本発明の要部を構成する役物制御装
置(遊技制御装置)6について説明する。この役物制御
装置6は、図2に示すように、表面側筐体11と、この
表面側筐体11の背面側開口部を塞ぎ、役物制御装置6
における筐体を形成する背面側筐体15と、表面側筐体
11と背面側筐体15とにより形成された筐体に内包さ
れる役物制御基板18とから概略構成されている。
【0030】表面側筐体11は、方形状の枠で構成され
た表面枠12と、この表面枠12の前方側開口部を背面
側から塞ぐように配設され、表面側の壁部となっている
透明な表板13とから構成されている。要するに、外部
から内部を透視できる透視部を備えている。そして、表
面枠12は、防錆加工された鋼板などで構成されており
導電性を有している。また、表板13は透明な樹脂など
により構成されている。
【0031】また、表板13には、この表板13の背面
側(即ち筐体の内部側に相当)から確率変動部14が取
り付けられている。この確率変動部14は、大当たり確
率を変動させるために設けたもので、仕様上認められた
複数の確率が専用のキーにより選択可能となっている。
なお、この確率変動部14は、後述する役物制御基板1
8に電気的に接続される。
【0032】一方、背面側筐体15は、方形状の枠で構
成された背面枠16と、この背面枠16の背面側開口部
を表面側(即ち筐体の内部側に相当)から塞ぐように配
設され、背面側の壁部となっている透明な背面板17と
から構成されている。要するに、外部から内部を透視で
きる透視部を備えている。そして、上述したように、筐
体に電磁シールド機能を付与するために、この背面枠1
6は防錆加工された鋼板などで構成され導電性を持たせ
ている。また、背面板17については、透明な樹脂など
で構成されている。
【0033】そして、表面側筐体11と背面側筐体15
とによって構成される筐体においては、表面枠12及び
背面枠16を、導電性を有する金属材料(鋼板)により
構成しているので、筐体の本来の目的である電磁シール
ド機能を損なうことない。また、内部を透視可能とする
壁部すなわち表板13及び背面板17を透明な樹脂によ
り構成しているので、筐体内部に対する視認性を確保す
ることができる。
【0034】さらに、筐体(表面側筐体11及び背面側
筐体15)を軽量に構成することができるとともに破損
をし難くすることができる。
【0035】なお、この筐体における壁部すなわち表板
13及び背面板17に関し、これらの表板13及び背面
板17を、内部が透視可能な程度に透明な導電性の樹脂
により構成することもできる。このように構成すると、
筐体による電磁シールド機能を一層向上させることがで
きる。また、本実施形態おいては、表板13及び背面板
17が、それぞれ対応する表面枠12及び背面枠16に
対して筐体の内側から装着されているが、表板13及び
背面板17を筐体の外側から装着するようにしてもよ
い。
【0036】役物制御基板18は、遊技制御基板を構成
しており、本実施形態においては、背面側筐体15に対
してねじ止めなどにより固定されている。そして、この
役物制御基板18上には、CPU及びRAMを含んで構
成され、遊技制御を管理する遊技制御用演算処理装置と
して機能するアミューズチップ19と、役物制御装置6
が実行する各種制御の動作プログラムや各種の設定値、
並びに音声データやBGMのデータが格納された記憶媒
体としてのROM20と、スイッチング動作など各種動
作を行うゲートアレイチップ21とが実装されている。
これらのアミューズチップ19とROM20とが制御用
ICを構成する。また、この役物制御基板18上には、
その他に、電源回路やコネクタなどの素子群が実装され
ている。
【0037】そして、この役物制御基板18におけるア
ミューズチップ19とROM20の実装位置には、図3
に示すように、円形の開口部25、開口部26及び開口
部27が設けられている。これらの開口部25、開口部
26及び開口部27は、いずれもアミューズチップ19
やROM20を役物制御装置6の背面側(即ち、アミュ
ーズチップ19とROM20の実装面とは反対の面側に
相当)より視認可能とするための視認可能領域を形成し
ており、開口部25及び開口部26がアミューズチップ
19の装着位置に対応した位置に開設され、開口部27
がROM20の装着位置に対応して開設されている。
【0038】これらの開口部25、開口部26及び開口
部27により、役物制御基板18に実装されたアミュー
ズチップ19及びROM20を、役物制御基板18の背
面側から視認することができる。
【0039】従って、改竄ICを抱くように正規の制御
用IC(アミューズチップ19及びROM20に相当)
を被せたものが役物制御基板18に実装されていたとし
ても、これらの開口部25、開口部26及び開口部27
を通して、正規の制御用ICに抱かれた改竄IC等を目
視することができ、これにより正規の制御用ICで覆い
隠された不当な改竄ICを容易に発見することができ
る。
【0040】なお、これらの開口部25、開口部26及
び開口部27に関し、各開口部25、開口部26及び開
口部27の開口内縁に、役物制御基板18の表面(アミ
ューズチップ19やROM20などの実装面側)に形成
された表面側配線パターンと背面(アミューズチップ1
9やROM20などが実装されていない面側)に形成さ
れた背面側配線パターンとを電気的に接続するスルーホ
ールメッキ(スルーホール処理)を施してもよい。
【0041】そして、このスルーホールメッキを施した
場合には、ノイズの発生頻度が高い環境下にある役物制
御基板18のノイズ処理や高密度実装を、このスルーホ
ールメッキにより緩和することができ、役物制御基板1
8の限られた面積を有効に使用することができる。
【0042】そして、役物制御基板18が筐体に内包さ
れた状態においても、図4に示すように、背面枠16の
背面側の開口部に配設された透明な背面板17から、開
口部25、開口部26及び開口部27が臨み、これらの
背面板17、開口部25、開口部26及び開口部27を
透視して改竄ICを容易に発見することができる。
【0043】なお、上述した実施形態においては、役物
制御基板18に形成する視認可能領域を円形の開口部2
5、開口部26及び開口部27としたが、開口部の形状
については、任意に選択可能であり、例えば方形状や長
円カプセル状としてもよい。
【0044】また、この視認可能領域については、開口
部に限定されるものではない。例えば、透明ガラスに導
電パターンを形成したいわゆるガラス基板を用い、アミ
ューズチップ19及びROM20の装着領域をこのガラ
ス基板に置き換えてもよい。但し、本実施形態の如く、
この視認可能領域を開口部25、開口部26及び開口部
27により形成した場合には、構成が簡単であると同時
に加工が容易となり、基板を安価に構成することができ
る。
【0045】同様に、アクリル板など透明な樹脂板に導
電パターンを形成して透明基板を作製し、役物制御基板
18としてこの透明基板を用いるようにしてもよい。こ
のように、役物制御基板18の全域を視認可能領域とす
ることもできる。
【0046】また、上述した実施形態における制御用I
Cは、アミューズチップ19及びROM20がそれぞれ
別個の制御用ICとなっていたが、アミューズチップ1
9とROM20とを単一の制御用ICで構成したものに
ついても本発明は適用できる。
【0047】なお、以上の説明においては、パチンコ遊
技機を例に挙げて説明したが、パチスロ遊技機、雀球遊
技機、アレンジボールなどの遊技機にも本発明は有用で
ある。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下の効果を奏する。請求項1の発明によれ
ば、遊技制御を管理する遊技制御用演算処理装置を装着
する遊技制御基板において、前記遊技用演算処理装置の
装着領域に、前記遊技用演算処理装置を背面側から視認
可能とする視認可能領域を形成したので、この視認可能
領域を通して、遊技用演算処理装置を基板の背面側より
視認することができる。従って、正規な演算処理装置に
抱かせることにより不正な遊技用演算処理装置を覆い隠
す不正行為が行われても、この不正な遊技用演算処理装
置を容易に発見することができる。
【0049】請求項2の発明によれば、遊技制御を管理
する遊技プログラムが格納された記憶媒体を装着する遊
技制御基板において、前記記憶媒体の装着領域に、前記
記憶媒体を背面側から視認可能とする視認可能領域を形
成したので、この視認可能領域を介して、記憶媒体を基
板の背面側より視認することができ、正規の記憶媒体に
抱かれた不正な記憶媒体を容易に発見することができ
る。
【0050】請求項3の発明によれば、遊技制御を管理
する遊技制御用演算処理装置及び遊技プログラムが格納
された記憶媒体を装着する遊技制御基板において、前記
遊技用演算処理装置の装着領域及び前記記憶媒体の装着
領域の少なくとも一方に、前記遊技用演算処理装置及び
前記記憶媒体の少なくとも一方を背面側から視認可能と
する視認可能領域を形成したので、遊技制御用演算処理
装置及び記憶媒体を装着する遊技制御基板に関し、これ
らの遊技制御用演算処理装置及び記憶媒体の必要な方に
あるいは双方に対して基板の背面側より視認することが
できる。従って、正規の遊技制御用演算処理装置及び記
憶媒体に抱かれた不正な遊技制御用演算処理装置及び記
憶媒体を容易に発見することができる。
【0051】請求項4の発明によれば、前記視認可能領
域を、前記遊技用演算処理装置の装着領域及び前記記憶
媒体の装着領域の少なくとも一方に形成した開口部とし
たので、構成が簡単になるとともに加工が容易になり、
安価に製造することができる。
【0052】請求項5の発明によれば、前記開口部に、
表面に設けられた表面側配線パターンと背面に設けられ
た背面側配線パターンとを電気的に接続するスルーホー
ル処理を施したので、ノイズの発生頻度が高い環境下に
ある遊技制御基板のノイズ処理や高密度実装を、このス
ルーホールメッキにより緩和することができ、遊技制御
基板の限られた面積を有効に使用することができる。
【0053】請求項6の発明によれば、請求項1から請
求項5の何れかに記載の遊技制御基板と、前記遊技制御
基板を内包するとともに、該内包した遊技制御基板を外
部から透視可能とする壁部を備えた筐体とから遊技制御
装置を構成したので、遊技制御用演算処理装置及び記憶
媒体を備えた遊技制御装置に関し、これらの遊技制御用
演算処理装置及び記憶媒体の必要な方にあるいは双方に
対して筐体の背面側より視認することができ、正規の遊
技制御用演算処理装置及び記憶媒体に抱かれた不正な遊
技制御用演算処理装置及び記憶媒体の発見を容易にする
ことができる。
【0054】請求項7の発明によれば、前記筐体の少な
くとも一部を、導電性部材により構成したので、筐体の
本来の目的である電磁シールド機能を損なうことなく、
遊技制御用演算処理装置及び記憶媒体についての発見を
容易にすることができる。
【0055】請求項8の発明によれば、前記壁部を透明
な導電性樹脂により構成したので、筐体の電磁シールド
機能を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の裏機構を示す背面図である。
【図2】役物制御装置を示す分解斜視図である。
【図3】役物制御基板の構成を説明する正面図である。
【図4】役物制御装置の背面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 機枠 3 球貯留タンク 4 球排出路 5 排出制御装置 6 役物制御装置 7 表示制御装置 8 発射制御装置 9 止着部材 10 裏機構盤 11 表面側筐体 12 表面枠12 13 表板 14 確率変動部 15 背面側筐体 16 背面枠 17 背面板 18 役物制御基板 19 アミューズチップ 20 ROM 21 ゲートアレイチップ 25 開口部 26 開口部 27 開口部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技制御を管理する遊技制御用演算処理
    装置を装着する遊技制御基板において、 前記遊技用演算処理装置の装着領域に、前記遊技用演算
    処理装置を背面側から視認可能とする視認可能領域を形
    成したことを特徴とする遊技制御基板。
  2. 【請求項2】 遊技制御を管理する遊技プログラムが格
    納された記憶媒体を装着する遊技制御基板において、 前記記憶媒体の装着領域に、前記記憶媒体を背面側から
    視認可能とする視認可能領域を形成したことを特徴とす
    る遊技制御基板。
  3. 【請求項3】 遊技制御を管理する遊技制御用演算処理
    装置及び遊技プログラムが格納された記憶媒体を装着す
    る遊技制御基板において、 前記遊技用演算処理装置の装着領域及び前記記憶媒体の
    装着領域の少なくとも一方に、前記遊技用演算処理装置
    及び前記記憶媒体の少なくとも一方を背面側から視認可
    能とする視認可能領域を形成したことを特徴とする遊技
    制御基板。
  4. 【請求項4】 前記視認可能領域を、前記遊技用演算処
    理装置の装着領域及び前記記憶媒体の装着領域の少なく
    とも一方に形成した開口部としたことを特徴とする請求
    項1から請求項3の何れかに記載の遊技制御基板。
  5. 【請求項5】 前記開口部に、表面に設けられた表面側
    配線パターンと背面に設けられた背面側配線パターンと
    を電気的に接続するスルーホール処理を施したことを特
    徴とする請求項4記載の遊技制御基板。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5の何れかに記載の
    遊技制御基板と、 前記遊技制御基板を内包するとともに、該内包した遊技
    制御基板を外部から透視可能とする壁部を備えた筐体と
    を有することを特徴とする遊技制御装置。
  7. 【請求項7】 前記筐体の少なくとも一部を、導電性部
    材により構成したことを特徴とする請求項6記載の遊技
    制御装置。
  8. 【請求項8】 前記壁部を透明な導電性樹脂により構成
    したことを特徴とする請求項6または7記載の遊技制御
    装置。
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JP5629878B1 (ja) * 2013-12-27 2014-11-26 株式会社大都技研 遊技台
JP2015126867A (ja) * 2014-09-18 2015-07-09 株式会社大都技研 遊技台
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