JP2003340081A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2003340081A JP2002147667A JP2002147667A JP2003340081A JP 2003340081 A JP2003340081 A JP 2003340081A JP 2002147667 A JP2002147667 A JP 2002147667A JP 2002147667 A JP2002147667 A JP 2002147667A JP 2003340081 A JP2003340081 A JP 2003340081A
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幸二 中野
Yoshihiro Hayashi
嘉弘 林
Tatsuji Oyama
竜児 大山
Hideki Ogawa
秀樹 小川
Hideki Ishikawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機において、遊技領域を覆う透
明カバーを立体化する際の視認性の低下を防止する。 【解決手段】 遊技領域53を覆う透明カバー41の平
面部42によって覆われる部分には、センター役物56
(普通入賞口54及び図柄表示装置55)、普通入賞口
62、始動ゲート57、始動入賞装置58、大入賞装置
60及び普通入賞口64、65が配されている。重要な
構成要素である図柄表示装置55、始動入賞装置58及
び大入賞口59に対面する平面部42部分が一連の平面
状とされていて、光の屈折に伴う虹状の発色が生じない
から視認性が良く、遊技者が不快を感じるおそれがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機の
技術分野に属し、詳しくは遊技領域の前面側に配される
透明カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機においては、遊技盤の前
方に平板状の透明板(多くはガラス板)が配されて、そ
の透明板と遊技盤との間に遊技領域となる空間が形成さ
れる。遊技領域には入賞装置や遊技釘、風車等が配置さ
れ、発射装置にて発射されて遊技領域に撃ち込まれた遊
技球の挙動によって遊技が行われ、入賞等が成立すれば
遊技球(賞球)が払い出されるのが普通である。
【0003】従って、遊技の実行だけなら透明板(ガラ
ス板)は1枚だけでよいのだが、主に不正行為に対する
耐性を高めるために、さらにもう1枚の透明カバー(こ
れも多くはガラス板)を透明板の外側(遊技者側)に配
していた。ところで、遊技者が注視する遊技盤の表面に
はいわゆるセル画が施され、また入賞装置等にもさまざ
まな装飾が施されているにもかかわらず、それらと遊技
者との間に介在する透明カバーが平板であるために装飾
性を十分に発揮できないことがあった。また、パチンコ
遊技機の枠体の多くがプラスチック製にされていてさま
ざまなデザインが可能になっているのに、透明カバーが
平坦なガラス板では枠体のデザインと釣り合わないこと
もあった。
【0004】このような事情から、透明カバーを球面状
の立体として上記の問題の解決を図る発明が提案された
(特開2001−259194号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透明カ
バー全体を球面状にした場合、透過する光の屈折に伴う
虹状の発色が見られ、それが遊技領域の視認性を損なう
という問題が生じた。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
記載のパチンコ遊技機は、遊技盤と、前記遊技盤に装着
された図柄表示装置と、前記遊技盤の前方に配されて自
身と前記遊技盤との間に遊技領域となる空間を形成する
平板状の透明板と、該透明板の遊技者側に配される透明
カバーとを備えて、前記遊技領域における遊技球の挙動
によって遊技が行われるパチンコ遊技機において、前記
透明カバーは、プラスチック製であり、少なくとも前記
図柄表示装置の表示部に対面する部分は平面状で、該平
面状の部分が他の部分よりも遊技者側に突出した3次元
形状であることを特徴とする。
【0007】透明カバーを例えば球面状にするのではな
くて、図柄表示装置の表示部に対面する部分は平面状に
しているので、この平面状部分では光の屈折に伴う虹状
の発色は無く、そのような発色が原因で図柄表示装置の
表示部の視認性を損なうおそれもない。
【0008】図柄表示装置の表示部とは、例えば液晶や
CRTの表示画面、ドラムやベルト等の図柄が遊技者に
面する部分である。そのような表示部は、いわゆる大当
たりの表示に用いられるので、遊技者が最も注目する部
分である。透明カバーは、その表示部と遊技者との間に
介在する部分が平板状であり、上述のように表示部の視
認性を損なわないので、遊技者が不快を感じるおそれが
ない。また、遊技上で最重要と言っても過言ではない図
柄が虹状の発色で誤認識されるおそれもない。
【0009】しかも、透明カバーは、上記の平面状の部
分が他の部分よりも遊技者側に突出した3次元形状であ
るから、パチンコ遊技機のデザインを立体的にできる。
請求項2記載のパチンコ遊技機は、遊技盤と、該遊技盤
の前方に配されて自身と前記遊技盤との間に遊技領域と
なる空間を形成する平板状の透明板と、該透明板の遊技
者側に配される透明カバーと、特別遊技において開放さ
れる大入賞口を備え前記遊技領域に配置される大入賞装
置と、そこへの入賞が前記特別遊技の実行、不実行を決
めるための処理の開始に必須で前記遊技領域に配置され
る始動入賞装置とを備えて、前記遊技領域における遊技
球の挙動によって遊技が行われるパチンコ遊技機におい
て、前記透明カバーは、プラスチック製であり、少なく
とも前記大入賞口に対面する部分及び前記始動入賞装置
に対面する部分が一連の平面状で、該平面状の部分が他
の部分よりも遊技者側に突出した3次元形状であること
を特徴とする。
【0010】透明カバーを例えば球面状にするのではな
くて、大入賞口に対面する部分及び始動入賞装置に対面
する部分を一連の平面状にしているので、この平面状部
分では光の屈折に伴う虹状の発色は無く、そのような発
色が原因で大入賞口及び始動入賞装置の視認性を損なう
おそれもない。
【0011】大入賞口は特別遊技(いわゆる大当たり遊
技)において開放されるので、重要な入賞口であり特別
遊技の実行時には遊技者が大いに注目する部分である。
一方、始動入賞装置は、そこへの入賞が特別遊技の実
行、不実行を決めるための処理の開始に必須であるか
ら、特別遊技の実行前の状態で遊技者が大いに注目する
部分である。
【0012】また、これら大入賞口及び始動入賞装置は
上記のように重要な入賞口(入賞装置)であるから、そ
の周辺での遊技球の挙動、特にこれらに向かって流下す
る遊技球の挙動は遊技者にとって重要であり、注目す
る。これら大入賞口に対面する部分及び始動入賞装置に
対面する部分が一連の平面状とされていて視認性が良い
ので、大入賞口及び始動入賞装置のみでなく、これらへ
の球筋、これらの周辺での遊技球の挙動、入賞の有無等
を遊技者が確実に視認できる。
【0013】しかも、透明カバーは、上記の平面状の部
分が他の部分よりも遊技者側に突出した3次元形状であ
るから、パチンコ遊技機のデザインを立体的にできる。
請求項3記載のパチンコ遊技機は、請求項2記載のパチ
ンコ遊技機において、前記パチンコ遊技機には、前記遊
技盤に装着されて前記特別遊技の開始に先立って該特別
遊技が実行されることを表示する図柄表示装置が備わっ
ており、前記透明カバーの前記一連の平面状の部分に
は、前記図柄表示装置の表示部に対面する部分も含まれ
ていることを特徴とする。
【0014】大入賞口に対面する部分及び始動入賞装置
に対面する部分だけでなく図柄表示装置の表示部に対面
する部分も平面状であるから、光の屈折に伴う虹状の発
色が原因で図柄表示装置の表示部の視認性を損なうおそ
れもない。図柄表示装置の表示部は、いわゆる大当たり
の表示に用いられるので、遊技者が最も注目する部分で
あり、この表示部の視認性が透明カバーによって損なわ
れないから、遊技者が不快を感じるおそれがない。ま
た、遊技上で最重要と言っても過言ではない図柄が虹状
の発色で誤認識されるおそれもない。
【0015】請求項4記載のパチンコ遊技機は、請求項
2又は3記載のパチンコ遊技機において、前記透明カバ
ーの前記平面状の部分は前記遊技盤上の全ての入賞口が
含まれる領域を覆うので、大入賞口及び始動入賞装置だ
けでなく全ての入賞口について入賞の有無を遊技者が確
実に視認できる。また、各入賞口への球筋、その周辺で
の遊技球の挙動等も視認できる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0017】
【実施例】図1に示すように、パチンコ遊技機10はプ
ラスチック製の本体枠12、上下一対のヒンジ14、1
5により本体枠12に蝶着されているプラスチック製の
中枠16を備えており、これら本体枠12及び中枠16
にて各部を支持する構造である。なお、図示はしない
が、パチンコ遊技機10の向かって左側に周知のカード
リーダユニット(CRユニット)が取付けられる場合が
ある。
【0018】中枠16には窓枠体22、皿ユニット24
及び下部ユニット26が取り付けられている。また、下
部ユニット26の下方には本体枠12に固着された幕板
28が配されている。窓枠体22は、上ヒンジ14と中
ヒンジ17とによって軸支されて扉状に開閉可能に中枠
16に保持されている。通常は、窓枠体22は中枠16
に装着された錠装置23にて中枠16にロックされてお
り、中枠16自身も錠装置23によって本体枠12にロ
ックされている。錠装置23を例えば時計回りに開錠操
作すれば窓枠体22を開放でき、これを反時計回りに開
錠操作すれば中枠16を開放できる。窓枠体22は、ヒ
ンジ軸等、ごく一部の金属製部品を除いて、全てプラス
チック製である。
【0019】窓枠体22の背後には、中枠16に保持さ
れた遊技盤50(図3参照)が配されており、窓枠体2
2を閉じた状態では遊技盤50の全域が覆われ開けば遊
技盤50を露出させることができる。皿ユニット24
は、発射装置に供給するための遊技球を貯留し、また賞
球として払い出された遊技球を受け容れる受皿30と、
これを支持する扉板31とからなっている。また、扉板
31には、パチンコ遊技機10の本体部から賞球又は貸
球として払い出される遊技球を受皿30に導入するため
の導入樋34が設けられている。
【0020】扉板31は、中ヒンジ17と下部ユニット
26との境界部に配されたヒンジ(図示されない)とに
よって軸支されることで中枠16に保持されているの
で、皿ユニット24を中枠16に対して扉状に開閉可能
である。なお、皿ユニット24のための錠機構は無く、
皿ユニット24は窓枠体22を開放しなければ開放でき
ない構造であり、窓枠体22を介して施錠される。
【0021】受皿30の上部の前縁部には、CRユニッ
トに挿入したプリペイドカードによる遊技球の貸出を要
求するための貸出ボタン、プリペイドカードの排出を要
求するための精算ボタン、プリペイドカードの残高を表
示するための残高表示器が装着されている。
【0022】受皿30の内部には、遊技球を外部に排出
するための球抜き通路(図示は省略、排出口は受皿30
の最下部に開口している。)が設けられており、受皿3
0の上面と扉板31の上隅部とに球抜き通路を開閉する
ための球抜き操作部32、33が設けられている。球抜
き操作部32を開放操作すると、受皿30から発射装置
に向かう遊技球を1列で誘導する供給経路の末端部分と
球抜き通路とが連通し、受皿30の遊技球が供給経路か
ら球抜き通路に流入して排出される。一方、球抜き操作
部33を開放操作すると、扉板31を貫通している導入
樋34の床部分が開放されて導入樋34と球抜き通路と
が連通し、導入樋34から上流(本体部側)に貯まって
いた遊技球が球抜き通路に流入して排出される。
【0023】皿ユニット24も、ヒンジ軸等、ごく一部
の金属製部品を除いて、全てプラスチック製である。下
部ユニット26には灰皿35と発射ハンドル36が装着
されている。下部ユニット26は全てプラスチック製で
ある。
【0024】図2に示すように、窓枠体22には円形の
窓40が設けられ、そこにはプラスチック製の透明カバ
ー41がはめ込まれている。透明カバー41の中央部は
平坦な平面部42であり、その左右は円錐の側面状の傾
斜面43となっている。また、外周部分44は窓40の
内周に密着する筒状であり、その端部には位置決め及び
針金等の挿入防止を目的としたフランジ45が設けられ
ている。このため、透明カバー41と窓40の隙間から
針金等を挿し込むことはできない。
【0025】透明カバー41は、図2(c)に良好に示
されるとおり、平面部42が他の部分よりも遊技者側に
突出した3次元形状である。また透明カバー41の背後
には透明板に該当するガラス板46が配され、窓枠体2
2に保持されている。
【0026】遊技盤50の構造は図3に示すとおりであ
る。遊技盤50にはガイドレール51、52が取り付け
られており、これらによって囲まれる略円形の領域が遊
技領域53となる。遊技領域53の中央部には、上部に
普通入賞口54を、下部に図柄表示装置55(表示部は
3個の7セグメントLED)を備えるセンター役物56
が取り付けられており、その下方には始動ゲート57が
配されている。始動ゲート57の下方には電動チューリ
ップである始動入賞装置58が配され、その下方には大
入賞口59を備える大入賞装置60(図示は大入賞口5
9が開放された状態)が配されている。
【0027】センター役物56の横には、ランプ風車6
1及び普通入賞口62がそれぞれ左右で対をなして配さ
れている。また、普通入賞口62の下方には、サイド飾
り63と一体化された普通入賞口64、65がそれぞれ
左右で対をなして配されている。
【0028】そして、遊技領域53の最下部には、遊技
領域53を通過してきた遊技球をアウト球として排出す
るためのアウト穴66が設けられている。なお、遊技領
域53には周知の障害釘や風車も配されているが、これ
らの図示と説明は省略する。
【0029】このパチンコ遊技機10においては、遊技
球が始動ゲート57を通過すると抽選処理が行われ、そ
の抽選が当たりであると始動入賞装置58が開放され
る。開放された始動入賞装置58は開放時間が設定値に
達するか設定個数の入賞があると閉鎖される。なお、始
動入賞装置58が閉鎖されていてもこれに入賞可能であ
る。
【0030】始動入賞装置58に入賞すると、いわゆる
保留満杯のときを除いて大当たり抽選が行われ、図柄表
示装置55にては図柄の変動表示後に大当たり抽選の結
果を示す図柄が確定表示される。大当たり抽選が当たり
であると、例えば777のように3図柄が揃った態様の
大当たり図柄が確定表示され、これが外れであると3図
柄が揃わない態様の外れ図柄(例えば771、359
等)が確定表示される。そして、大当たり抽選が当たり
であれば、大当たり図柄の確定表示を待ってから特別遊
技が開始され大入賞口59が上限回数例えば16ラウン
ドまで開放される。
【0031】また、始動入賞装置58、大入賞口59、
普通入賞口62、64、65に入賞すれば、各入賞口に
対応する個数の賞球が払い出される。上述したように、
窓枠体22を閉じた際には遊技盤50の前面側を覆う
が、このときに遊技領域53の手前(遊技者)側の限界
がガラス板46によって規定される。また、ガラス板4
6と遊技者の間には透明カバー41が位置する。
【0032】透明カバー41の外周は、図3に2点鎖線
で示すとおり、ガイドレール51、52に沿っており
(遊技領域53の輪郭にほぼ対応しており)、窓枠体2
2を閉じた際には遊技領域53のほぼ全域を覆う。そし
て、中央の平面部42によって覆われる部分には、セン
ター役物56(普通入賞口54及び図柄表示装置5
5)、普通入賞口62、始動ゲート57、始動入賞装置
58、大入賞装置60及び普通入賞口64、65が配さ
れている。
【0033】すなわち、平面部42は、パチンコ遊技に
必須の要素である入賞口の全てが含まれる領域を覆って
おり、それらの中には特別遊技(いわゆる大当たり遊
技)において開放される大入賞口59も、そこへの入賞
が特別遊技の実行、不実行を決めるための大当たり抽選
処理の開始に必須となる始動入賞装置58も含まれてい
る。
【0034】大入賞口59は特別遊技(いわゆる大当た
り遊技)において開放されるので、重要な入賞口であり
特別遊技の実行時には遊技者が大いに注目する部分であ
る。一方、始動入賞装置58は、そこへの入賞が特別遊
技の実行、不実行を決めるための大当たり抽選処理の開
始に必須であるから、特別遊技の実行前の状態で遊技者
が大いに注目する部分である。
【0035】また、これら大入賞口59及び始動入賞装
置58は上記のように重要な入賞口(入賞装置)である
から、その周辺での遊技球の挙動、特にこれらに向かっ
て流下する遊技球の挙動は遊技者にとって重要であり、
注目する。これら大入賞口59に対面する部分及び始動
入賞装置58に対面する平面部42部分が一連の平面状
とされていて、光の屈折に伴う虹状の発色が生じないか
ら視認性が良く、大入賞口59及び始動入賞装置58の
みでなく、これらへの球筋、これらの周辺での遊技球の
挙動、入賞の有無等を遊技者が確実に視認できる。
【0036】言うまでもないが、大入賞口59及び始動
入賞装置58だけでなく普通入賞口54、62、64、
65についても入賞の有無を遊技者が確実に視認でき、
各入賞口54、62、64、65への球筋、その周辺で
の遊技球の挙動等も視認できる。
【0037】また、始動入賞装置58を開放動作させる
きっかけとなる始動ゲート57も透明カバー41の平面
部42によって覆われる部分に含まれているので、始動
ゲート57のみでなく、これへの球筋、これの周辺での
遊技球の挙動、通過の有無等を遊技者が確実に視認でき
る。
【0038】さらに、特別遊技の開始に先立ってこれ実
行されることを大当たり図柄で表示する図柄表示装置5
5も透明カバー41の平面部42によって覆われる部分
に含まれている。図柄表示装置55の表示部は大当たり
図柄の表示に用いられるので、遊技者が最も注目する部
分であり、この表示部の視認性が透明カバー41(平面
部42)によって損なわれないから、遊技者が不快を感
じるおそれがない。また、遊技上で最重要と言っても過
言ではない図柄が虹状の発色で誤認識されるおそれもな
い。
【0039】以上のように、透明カバー41の中央部を
平面部42としているので、遊技領域53の中央部の視
認性が例えば虹色の発色などで損なわれることがなく、
視認性は良好である。このため視認性の低下が原因とな
って遊技者が不快を感じるおそれはない。
【0040】しかも、透明カバー41は、平面部42が
他の部分よりも遊技者側に突出した3次元形状であるか
ら、パチンコ遊技機10のデザインを立体的にできる。
以上、実施例にしたがって本発明の実施の形態を説明し
たが、本発明はこの例に限定されるものではない。
【0041】例えば実施例では図柄表示装置55の表示
部を3個の7セグメントLEDで構成しているが、液晶
ディスプレイ、CRT、プラズマディスプレイ、ELデ
ィスプレイ等の表示手段を採用してもよい。或いはドラ
ムやベルトによる回転式の表示装置を用いてもよい。
【0042】また、実施例では、透明カバー41の平面
部42にて覆われる領域にセンター役物56(図柄表示
装置55)、普通入賞口62、始動ゲート57、始動入
賞装置58、大入賞装置60及び普通入賞口64、65
を配置しているが、少なくとも図柄表示装置55が含ま
れる領域、望ましくは図柄表示装置55、始動入賞装置
58及び大入賞口59が含まれる領域(図柄表示装置を
備えない機種にあっては大入賞口のみでもよい)が透明
カバー41の平面部42にて覆われればよく、重要度の
低い普通入賞口54、62、64、65のいくつか又は
全部が平面部42にて覆われる領域の外に配されてもよ
い。
【0043】なお、始動入賞装置58は、これに入賞す
ると開放される構成とすることができる。この場合、始
動ゲート57は必須ではなくなるがこれを設けてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の正面図。
【図2】 実施例のパチンコ機の窓枠体の説明図であ
り、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はAA−
AA断面図である。
【図3】 実施例のパチンコ機の遊技盤の正面図。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機 22 窓枠体 40 窓 41 透明カバー 42 平面部 46 ガラス板 50 遊技盤 53 遊技領域 54、62、64、65 普通入賞口 55 図柄表示装置 56 センター役物 57 始動ゲート 58 始動入賞装置 59 大入賞口 60 大入賞装置
フロントページの続き (72)発明者 林 嘉弘 愛知県名古屋市守山区川宮町460番地 有 限会社愛和ライト内 (72)発明者 大山 竜児 愛知県名古屋市守山区川宮町460番地 有 限会社愛和ライト内 (72)発明者 小川 秀樹 愛知県名古屋市守山区川宮町460番地 有 限会社愛和ライト内 (72)発明者 石川 英樹 愛知県名古屋市守山区川宮町460番地 有 限会社愛和ライト内 Fターム(参考) 2C088 DA15 DA17 EA02 EA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤と、前記遊技盤に装着された図柄
    表示装置と、前記遊技盤の前方に配されて自身と前記遊
    技盤との間に遊技領域となる空間を形成する平板状の透
    明板と、該透明板の遊技者側に配される透明カバーとを
    備えて、前記遊技領域における遊技球の挙動によって遊
    技が行われるパチンコ遊技機において、 前記透明カバーは、プラスチック製であり、少なくとも
    前記図柄表示装置の表示部に対面する部分は平面状で、
    該平面状の部分が他の部分よりも遊技者側に突出した3
    次元形状であることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技盤と、該遊技盤の前方に配されて自
    身と前記遊技盤との間に遊技領域となる空間を形成する
    平板状の透明板と、該透明板の遊技者側に配される透明
    カバーと、特別遊技において開放される大入賞口を備え
    前記遊技領域に配置される大入賞装置と、そこへの入賞
    が前記特別遊技の実行、不実行を決めるための処理の開
    始に必須で前記遊技領域に配置される始動入賞装置とを
    備えて、前記遊技領域における遊技球の挙動によって遊
    技が行われるパチンコ遊技機において、 前記透明カバーは、プラスチック製であり、少なくとも
    前記大入賞口に対面する部分及び前記始動入賞装置に対
    面する部分が一連の平面状で、該平面状の部分が他の部
    分よりも遊技者側に突出した3次元形状であることを特
    徴とするパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のパチンコ遊技機におい
    て、 前記パチンコ遊技機には、前記遊技盤に装着されて前記
    特別遊技の開始に先立って該特別遊技が実行されること
    を表示する図柄表示装置が備わっており、 前記透明カバーの前記一連の平面状の部分には、前記図
    柄表示装置の表示部に対面する部分も含まれていること
    を特徴とするパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のパチンコ遊技機に
    おいて、 前記透明カバーの前記平面状の部分は前記遊技盤上の全
    ての入賞口が含まれる領域を覆うことを特徴とするパチ
    ンコ遊技機。
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