JPH10336194A - 永続的仮想コネクションの予約制御方式 - Google Patents

永続的仮想コネクションの予約制御方式

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JPH10336194A
JPH10336194A JP14270997A JP14270997A JPH10336194A JP H10336194 A JPH10336194 A JP H10336194A JP 14270997 A JP14270997 A JP 14270997A JP 14270997 A JP14270997 A JP 14270997A JP H10336194 A JPH10336194 A JP H10336194A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM交換機ネットワーク等のネットワーク
ドメインに対する効率的かつ正確なPVCコネクション
の予約制御を実現することにある。 【解決手段】 パス定義/変更/削除部203が、PV
Cコネクションオブジェクト管理テーブル206に、P
VCコネクションの設定の定義を、PVCコネクション
オブジェクトとして予め設定しておく。各PVCコネク
ションオブジェクトは、アクティブ状態又はインアクテ
ィブ状態を示す属性を有する。予約制御部205から対
象PVCコネクションのアクティベート要求又はディア
クティベート要求が発行された場合に、PVC用アクテ
ィブ/インアクティブ状態制御部204が、対象PVC
コネクションの設定定義を示すPVCコネクションオブ
ジェクトをPVCコネクションオブジェクト管理テーブ
ル206から即座に読み出して、その設定定義に基づく
コマンド群を迅速に各NE102に発行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想コネクション
単位を用いて永続的仮想コネクションを設定可能なAT
M交換機ネットワーク等の情報通信ネットワークにおけ
る当該コネクションの予約制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM(非同期転送モード)交換機ネッ
トワーク(以下、ネットワークドメインと呼ぶ)は、複
数のATM交換機(以下、NE:ネットワークエレメン
トと呼ぶ)が物理的な回線インタフェースで接続された
ネットワークであり、また、ATM用ネットワーク管理
システム(以下、NMS:Network Management System
という)は、特にATM交換機ネットワークを管理する
ことを目的として、リソース(資源)管理、コネクショ
ン管理、障害(アラーム)管理、セキュリティ管理、及
びトラヒック管理等の機能を有するシステムである。
【0003】ネットワークドメイン上において、各NE
や回線を有機的に接続するための単位として、VP(仮
想パス)やVC(仮想チャネル)等のプリミティブな仮
想コネクション単位が知られている。
【0004】そして、図25に示されるように、これら
のVP又はVCが、各NE内のネットワークインタフェ
ース(UNI:User Network Interface/NNI:Netw
orkNetwork Interface )同士を接続する物理リンクに
割り付けられて定義されることによって、 End-to-End
の永続的仮想コネクションであるPVC(永続的仮想チ
ャネル:Permanent Virtual Channel )コネクションが
確保される。
【0005】PVCコネクションは回線インタフェース
が有する固定帯域の一部を常時占有することになるた
め、回線インタフェースの帯域を有効に活用するために
は、PVCコネクションに対する予約制御機能の実現が
要請されている。また、時間帯や曜日によって上記帯域
の占有度の偏りが著しい場合には、利用時間帯や曜日に
よって利用価格を変動させることによってコネクション
の分散化を図る等の、一種のコネクション管理が必要と
なってくる。
【0006】これらの事実は、PVCコネクションを時
間毎に切り替える等の予約制御機能がPVCコネクショ
ンに対するコネクション管理機能と密接に関わっている
ことを意味するため、これら2つのネットワーク機能を
どのように関係付けて回線を有効に活用するかが、AT
M用NMSが解決すべき重要な課題となる。
【0007】ATM交換機ネットワークを中心とする情
報通信ネットワークは、ITU−TやISOなどの多く
の国際的なネットワーク運用事業者、又はNE機器ベン
ダも参加して、その標準化が進められいる。従って、A
TM用NMSは、上記ネットワーク運用事業者又はNE
機器ベンダを単位として、運用されている。そして、こ
のようなATM用NMSの運用者にとって、ネットワー
ク構築の設備導入コストの削減と顧客が使用するPVC
コネクションの回線帯域の確保とをどうバランスさせる
かが重要な課題であり、その観点からも、PVCコネク
ションの予約制御機能とPVCコネクションに対するコ
ネクション管理機能とが有機的に結合したATM用NM
Sが要請されている。
【0008】ATM用NMSとしてネットワークドメイ
ン内のリソース(資源)管理、コネクション管理、障害
(アラーム)管理、セキュリティ管理、及びトラヒック
管理等の機能を有する製品は従来知られており、また個
々のNE間の End-to-End のPVCコネクションの設定
機能は、従来の接続管理(Connection Management )機
能の一部として既に実用化されている。
【0009】また、従来、PVCコネクションの設定に
必要となるコマンドファイルが予め各NEに用意され、
これらのコマンドファイルに記述された一連のコマンド
が指定時間に起動される形式としてのPVCコネクショ
ンの予約制御機能も、既に実用化されている。
【0010】更に、従来の一般的な回線交換ネットワー
クであるSTM(同期転送モード)交換機ネットワーク
において、専用線を指定時間に生成させ又は消滅させる
といった予約制御機能も実現されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数のATM
交換機から構成されるネットワークドメインを対象とし
た End-to-End のPVCコネクションの設定と予約制御
機能については、その機能的な必要性は認識されながら
も、それを実現する具体的な技術やシステム製品は存在
していないのが実情である。
【0012】即ち、従来のATM用NMSは、PVCコ
ネクションの設定と連携したコネクションの予約制御機
能は具備しておらず、時間帯に応じたPVCコネクショ
ンの切替え要請や、一定周期毎の大量のセルの透過とい
った事態に柔軟に対応することが困難であるという問題
点を有している。
【0013】従って、従来は、個々のNE間で、 End-t
o-End のPVCコネクションを設定する必要があるが、
その設定においては、ルート決定、品質レベルの決定等
の多くのパラメータの設定を伴うため、人為的ミスの混
入が入り込む可能性が高いという問題点を有している。
【0014】また、各NE毎にコマンドファイルが設定
され、それに記述された一連のコマンドが指定時間に起
動される従来方式においても、1つのPVCコネクショ
ンを設定するために複数のNEのそれぞれで設定された
コマンドファイル内の接続先データ等が各コマンドファ
イル間で相互に整合せず、PVCコネクションが正常に
設定されない事態等が発生する可能性が高いという問題
点を有していた。
【0015】本発明の課題は、ATM交換機ネットワー
ク等のネットワークドメインに対する効率的かつ正確な
PVCコネクションの予約制御を実現することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報通信ネッ
トワーク(ネットワークドメイン)を構成する各ネット
ワーク要素装置(NE102)と通信することにより情
報通信ネットワークに仮想コネクション単位を用いた永
続的仮想コネクション(PVC)を設定するための予約
制御を実行する装置を前提とする。
【0017】永続的仮想コネクション設定管理手段(P
VCコネクションオブジェクト管理テーブル206)
は、永続的仮想コネクションの設定データを管理する。
予約制御手段(予約制御部205)は、永続的仮想コネ
クション設定管理手段が管理する永続的仮想コネクショ
ンを対象として、その設定スケジュールを制御する。
【0018】活性/非活性状態制御手段(PVC用アク
ティブ/インアクティブ状態制御部204)は、予約制
御手段が発行する任意の永続的仮想コネクションの状態
切替え要求に基づいて、永続的仮想コネクション設定管
理手段が管理するその永続的仮想コネクションの活性状
態と非活性状態とを切替えると共に、その永続的仮想コ
ネクションが使用するリソースを保持するネットワーク
要素装置に対して、そのリソースの状態の変更要求を発
行する。
【0019】一般に、PVCコネクション等の永続的仮
想コネクションの設定の定義はルート決定、品質レベル
の決定等の多くのパラメータの定義を伴うため、予約時
間毎にその設定の定義をし直すことは、大きな処理負荷
を伴う。そこで、本発明においては、永続的仮想コネク
ションの設定データが予め永続的仮想コネクション設定
管理手段によって管理され、予約制御手段からの状態切
替え要求に基づいて、永続的仮想コネクション設定管理
手段が管理するその永続的仮想コネクションの活性状態
と非活性状態とを切替えて、ネットワーク要素装置に対
する設定要求を発行する。これにより、永続的仮想コネ
クションの設定の切替えを、迅速かつ複数のネットワー
ク要素装置間で正確に実行することができる。
【0020】上記予約制御手段は、永続的仮想コネクシ
ョンの設定を所定の固定期間において予約する固定期間
設定予約手段(時刻・継続期間設定処理部701)と、
永続的仮想コネクションの設定を周期的に予約する周期
的設定予約手段(定期起動設定処理部702)と、固定
期間設定予約手段又は周期的設定予約手段による予約内
容に応じて時刻監視を行う時刻監視タイマ手段(時刻監
視タイマ703)と、時刻監視タイマ手段による時刻監
視結果に基づいて、活性/非活性状態制御手段に対して
状態切替え要求を発行する状態切替え要求発行手段(ア
クティブ/インアクティブ状態制御部起動処理部70
4)とを更に含むように構成することができる。
【0021】これにより、自由度の高い予約制御が可能
となる。ここまでの発明の構成において、予約制御手段
が設定した1つのスケジュールにおいて、そのスケジュ
ールが設定された永続的仮想コネクションが使用する各
ネットワーク要素装置内の各リソースが、その予約制御
手段が既に設定している他のスケジュールによって使用
されているか否かをチェックする競合チェック手段(競
合チェック部1001)を更に含むように構成すること
ができる。
【0022】この競合チェック手段は、例えば、予約制
御手段が設定した1つのスケジュールにおいて、そのス
ケジュールが設定された永続的仮想コネクションが使用
する各ネットワーク要素装置内の各リソースが、その予
約制御手段が既に設定している他のスケジュールとの間
で重複して使用されるか否かを、各ネットワーク要素装
置に問い合せることによりチェックするネットワーク要
素装置問合せ照合手段(シナリオ展開部1002、競合
判定部1003)を更に含む。
【0023】この競合チェック手段の一構成により、ス
ケジュールされた永続的仮想コネクションが使用する各
リソースの使用状況が各ネットワーク要素装置に直接問
い合せられることにより、スケジュールされた永続的仮
想コネクションの競合の有無をリアルタイムにチェック
することができる。
【0024】また、競合チェック手段は、例えば、永続
的仮想コネクションと、それが使用する各ネットワーク
要素装置内の各リソースとの対応関係を保持する永続的
仮想コネクション−リソース対応記憶手段(PVC−V
P/VC割当対応テーブル1203)と、予約制御手段
が設定した1つのスケジュールにおいて、そのスケジュ
ールが設定された永続的仮想コネクションが使用する各
ネットワーク要素装置内の各リソースが、その予約制御
手段が既に設定している他のスケジュールとの間で重複
して使用されるか否かを、永続的仮想コネクション−リ
ソース対応記憶手段を参照することによりチェックする
永続的仮想コネクション−リソース対応照合手段(PV
C−VP/VC対応照合部1202)とを更に含む。
【0025】この競合チェック手段の一構成により、ス
ケジュールされた永続的仮想コネクションの各構成要素
の競合状況を永続的仮想コネクション−リソース対応記
憶手段に保持されたリソース情報に基づいてチェックす
ることが可能となり、ネットワーク要素装置に対するコ
マンドの発行とそこからのレスポインスの受信が不要と
なるため、競合チェック処理の高速化を図ることが可能
となる。
【0026】また、競合チェック手段は、例えば、永続
的仮想コネクションと、それが使用する各ネットワーク
要素装置内の各リソースと、その永続的仮想コネクショ
ンが設定される時間の対応関係を保持する永続的仮想コ
ネクション−リソース−時間対応記憶手段(PVC−V
P/VC−時間割当対応テーブル1503)と、予約制
御手段が設定した1つのスケジュールにおいて、そのス
ケジュールが設定された永続的仮想コネクションが使用
する各ネットワーク要素装置内の各リソースが、その予
約制御手段が既に設定している他のスケジュールとの間
で所定時間単位で重複して使用されるか否かを、永続的
仮想コネクション−リソース−時間対応記憶手段を参照
することによりチェックする永続的仮想コネクション−
リソース−時間対応照合手段(PVC−VP/VC−時
間対応照合部1502)とを更に含む。
【0027】この競合チェック手段の一構成により、時
間を単位とした永続的仮想コネクションの切替えを実現
することが可能となり、使用率が高い回線インタフェー
スでの帯域資源の有効活用等が可能となる。
【0028】上述の発明の構成において、競合チェック
手段におけるスケジューリングの単位である所定時間単
位を変更する時間単位変更手段を更に含むように構成す
ることができる。
【0029】これにより、ネットワーク運用管理者は、
帯域の余裕度やスケジュール競合チェックに要求される
精度、及びチェック処理性能等の要因に応じて、スケジ
ュール時間間隔を可変することが可能となり、より精度
の細かい永続的仮想コネクションの予約制御が可能とな
る。
【0030】また、前述したネットワーク要素装置問合
せ照合手段、永続的仮想コネクション−リソース対応照
合手段、又は永続的仮想コネクション−リソース−時間
対応照合手段の何れかによる制御を切り替える制御切替
え手段を更に含むように構成することができる。
【0031】これにより、永続的仮想コネクションのス
ケジュール指定を、ネットワーク運用管理者等の希望に
沿って柔軟に切替えることが可能となる。なお、本発明
は、計算機により使用されたときに、上述の本発明の構
成によって実現される機能と同様の機能を計算機に行わ
せるための計算機読出し可能記憶媒体として構成するこ
ともできる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。基本構成 まず、図1〜図6に基づいて、本発明の実施の形態の基
本構成について説明する。
【0033】図1は、本発明の実施の形態におけるNM
Sネットワークの構成図である。ATM交換機である複
数のNE102が構成するネットワークドメインに対し
て、インターネット等の標準プロトコルであるIPプロ
トコルに基づくネットワークであるIP(Internet Pro
tocol )ネットワーク105を介してNMSサーバ10
1が接続され、このNMSサーバ101が、複数のNE
102によって構成されるネットワークドメインを対象
として、 End-to-End のPVCコネクションの設定と予
約制御を実現する。なお、NMSネットワークは、必ず
しもIPネットワークである必要はなく、どのようなネ
ットワークであってもよい。
【0034】各NMSサーバ101は、それが接続され
ているローカルなIPネットワーク106に接続される
ローカル端末103から操作され、或いは、別のIPネ
ットワーク107に接続されるリモート端末104から
操作される。
【0035】図2は、図1のNMSサーバ101の実施
の形態の内部構成図である。リソース管理部202は、
それが含まれるNMSサーバ101が管理するネットワ
ークドメイン内の各NE102が有する回線や各種通信
ユニットの種別、インタフェース、帯域、及び各NE1
02に設定されているVP及びVC等の、要素(リソー
ス)に関するデータを管理する部分である。
【0036】プロトコル管理部207は、それが含まれ
るNMSサーバ101とそれが管理するネットワークド
メイン内の各NE102との間のコマンド及びレスポン
スの通信を、IPネットワーク105(図1)を介し
て、所定の通信プロトコル(例えばTL/1プロトコ
ル)に従って実行する。
【0037】コネクション管理部201は、それが含ま
れるNMSサーバ101が管理するネットワークドメイ
ン内の各NE102に対するPVCコネクションの設定
/解除を制御する。
【0038】コネクション管理部201内のパス定義/
変更/削除部203は、図1のローカル端末103やリ
モート端末104からNMSサーバ101を操作するオ
ペレータからの指示に基づいて、PVCコネクションの
パスを定義、変更、又は削除する機能を有し、そこで定
義されたPVCコネクションデータは、そのコネクショ
ン管理部201内のPVCコネクションオブジェクト管
理テーブル206に登録される。
【0039】予約制御部205は、PVCコネクション
オブジェクト管理テーブル206内の各PVCコネクシ
ョンオブジェクトを対象として、その現在の状態の切替
え時期を規定するスケジュールデータの定義、変更と、
その定義されたスケジュールの時刻データに基づく時刻
監視を行う。そして、予約制御部205は、現在時刻が
PVCコネクションオブジェクト管理テーブル206内
の何れかのPVCコネクションオブジェクトに対応して
予約制御部205内に設定されているスケジュールの時
刻データが示す指定時刻に達すると、コネクション管理
部201内のPVC用アクティブ/インアクティブ状態
制御部204に対して、その対象PVCコネクションの
状態切替え要求を発行する。
【0040】PVC用アクティブ/インアクティブ状態
制御部204は、対象PVCコネクションの状態切替え
要求を受け取ると、まず、PVCコネクションオブジェ
クト管理テーブル206から対象PVCコネクションに
対応するPVCコネクションオブジェクトを抽出し、そ
こに設定されているスケジュールデータ及び対象PVC
コネクションの設定定義データに基づいて、リソース管
理部202、プロトコル管理部207、及びIPネット
ワーク105(図1)を介して、図1の各NE102に
対し、その対象PVCコネクションの状態をアクティベ
ート又はディアクティベートさせるために必要となるコ
マンド群を発行する。この結果、各NE102におい
て、そのコマンド群が正常に処理され、NE102が構
成するネットワークドメインにおいて対象PVCコネク
ションが設定又は解除される。
【0041】各NE102における対象PVCコネクシ
ョンの設定/解除結果は、正常終了を示すレスポンスと
して、IPネットワーク105(図1)からNMSサー
バ101内のプロトコル管理部207及びリソース管理
部202を介して、コネクション管理部201内のPV
C用アクティブ/インアクティブ状態制御部204に届
く。この結果、PVC用アクティブ/インアクティブ状
態制御部204が、対象PVCコネクションに対応する
PVCコネクションオブジェクト管理テーブル206内
のPVCコネクションオブジェクトの状態を、その属性
として設定されているスケジュールデータに基づいて、
アクティブ状態からインアクティブ状態に又はインアク
ティブ状態からアクティブ状態に切り替える。
【0042】図2に示される構成において、コネクショ
ン管理部201がPVC用アクティブ/インアクティブ
状態制御部204及び予約制御部205を有すること
が、本実施の形態の本発明に関連する特徴である。PV
Cコネクションの設定の定義はルート決定、品質レベル
の決定等の多くのパラメータの定義を伴うため、予約時
間毎にその設定の定義をし直すことは、大きな処理負荷
を伴う。そこで、本実施の形態では、パス定義/変更/
削除部203が、PVCコネクションオブジェクト管理
テーブル206に、PVCコネクションの設定の定義
を、PVCコネクションオブジェクトとして予め設定し
ておく。そして、各PVCコネクションオブジェクト
は、アクティブ状態又はインアクティブ状態を示す属性
を有する。このような構成により、予約制御部205か
ら対象PVCコネクションのアクティベート要求又はデ
ィアクティベート要求が発行された場合に、PVC用ア
クティブ/インアクティブ状態制御部204が、対象P
VCコネクションの設定定義を示すPVCコネクション
オブジェクトをPVCコネクションオブジェクト管理テ
ーブル206から即座に読み出して、その設定定義に基
づくコマンド群を迅速に各NE102に発行することが
できる。
【0043】図3は、図2の構成により実現されるPV
Cコネクションの予約制御の表示画面ウインドウ例を示
す図である。“Select Endpoint ”表示エリアには、 E
nd-to-End のPVCコネクションの各End-Point である
NE102(図1)や物理リンクが、階層的に表示され
ている。
【0044】上記表示エリアの右側には、“Select End
point ”表示エリアで選択されて反転表示されているEn
d-Point に対しNMSサーバ101上で管理されている
PVCコネクションの一覧が表示される。この一覧にお
ける各PVCコネクションのエントリは、各NE102
により構成されるネットワークドメイン上におけるその
PVCコネクションのアクティブ状態/インアクティブ
状態を示す“State ”表示エリア、そのPVCコネクシ
ョンのタイプを示す“Type”表示エリア、そのPVCコ
ネクションの固有名を表示する“Connection Name ”表
示エリア、及びそのPVCコネクションに対してスケジ
ュールの予約が既に存在するか否かを示す“Schedule”
表示エリアを有している。
【0045】図4に、“State ”表示エリアに設定され
る状態と“Schedule”表示エリアに設定される状態の種
別を示す。“State ”表示エリアに設定される“Inacti
ve”は、前述したインアクティブ状態を示し、“Activ
e”は前述したアクティブ状態を示している。また、“S
chedule”表示エリアに設定される“Scheduled ”は、
スケジュールが既に予約されている状態を示し、“non
”はスケジュールがまだ予約されていない状態を示
す。
【0046】図3に示される表示画面例においては、
“TestNE1 ”というNE102の配下の“tESTlINK1 ”
という物理リンク上に存在する“Test1-VPC ”というP
VCコネクションが、インアクティブ状態(“Inactiv
e”)であり、かつ、スケジュールがまだ予約されてい
ない(“non ”)ことを示している。
【0047】図5は、図2に示される各構成部分と、図
1のローカル端末103やリモート端末104からNM
Sサーバ101を操作するオペレータと、それらの端末
からNMSサーバ101を管理するNMSサーバ101
の管理者と、NE102との間のデータフローの例を示
す図である。
【0048】セキュリティ管理部501(図2には特に
は図示されていない)、リソース管理部202、及びコ
ネクション管理部201は、図1のローカル端末103
やリモート端末104からNMSサーバ101を操作す
るオペレータ(NMSオペレータ)から、図6に示され
る、PVCコネクションの設定に関連する入力・要求
や、PVCコネクションの状態を制御するための入力・
要求、及びPVCコネクションのスケジュールを制御す
るための入力・要求を受信し、それぞれの入力・要求に
対応する応答を返す。
【0049】また、コネクション管理部201は、図1
のローカル端末103やリモート端末104からNMS
サーバ101を管理する管理者(NMS管理者)から、
図6に示されるPVCコネクションのスケジュール条件
設定入力・要求を受信し、それを図2に示される予約制
御部205に引き渡す。これに対して予約制御部205
が返すスケジュール条件設定応答は、コネクション管理
部201を介して、NMS管理者に返される。なお、ス
ケジュール条件設定入力・要求の一部である後述するス
ケジュール競合に関するチェック型又はチェックレベル
の問合せ(図21及び図22参照)は、NMSオペレー
タも行うことができる。
【0050】コネクション管理部201又はリソース管
理部202は、各NE102と通信する必要が生じた場
合には、プロトコル管理部207に対して(又はリソー
ス管理部202を介してプロトコル管理部207に対し
て)、コマンド発行要求を発行する。プロトコル管理部
207は、そのコマンド発行要求に基づいてNE102
に対してコマンドを発行し、その結果NE102から返
されるレスポインスをコネクション管理部201又はリ
ソース管理部202に返す。
【0051】特にコネクション管理部201は、PVC
コネクションの作成・変更・削除、又はPVCコネクシ
ョンのアクティベート又はディアクティベートが必要に
なった場合には、PVCコネクションオブジェクト管理
テーブル206(図2)に対し必要な書込み操作や読出
し操作を実行しながら、プロトコル管理部207(又は
リソース管理部202及びプロトコル管理部207)を
介してNE102と通信する。スケジュール制御機能 図7は、図2の予約制御部205における、スケジュー
ル制御機能を実現するための構成を示す図である。
【0052】時刻・継続期間設定処理部701は、図1
のローカル端末103やリモート端末104からNMS
サーバ101を操作するオペレータによって、PVCコ
ネクションオブジェクト管理テーブル206(図2)に
定義されているPVCコネクションオブジェクトに対応
する対象PVCコネクションに対してスケジュール設定
を指定された場合に動作し、スケジュールデータとして
入力される対象PVCコネクションの状態変化の開始時
期と継続期間の入力を制御する。
【0053】また、スケジュール設定の指定において、
定期起動が要求された場合には、定期起動設定処理部7
02が動作し、デイリー、ウイークリー、マンスリーと
いった定期起動の指定と、そのバリエーションに応じた
開始時期と継続期間の入力を制御する。
【0054】入力されたスケジュールデータは、例え
ば、対象PVCコネクションに対応するPVCコネクシ
ョンオブジェクト管理テーブル206内のPVCコネク
ションオブジェクトの一部の属性として登録される。或
いは、入力されたスケジュールデータは、後述する競合
チェック処理を経て、後述する図15に示されるPVC
−VP/VC−時間割当対応テーブル1502に登録さ
れる。
【0055】また、時刻・継続期間設定処理部701又
は定期起動設定処理部702は、オペレータにより入力
されたスケジュールデータに基づいて、時刻監視タイマ
703に対して、対象PVCコネクションの識別データ
と時刻データを発行する。
【0056】時刻監視タイマ703は、現在時刻がその
時刻監視タイマ703に設定されている何れかの上記時
刻データが示す指定時刻に達すると、対象PVCコネク
ションの識別データと共にタイムアウト通知を、PVC
用アクティブ/インアクティブ状態制御部起動処理部7
04に通知する。
【0057】PVC用アクティブ/インアクティブ状態
制御部起動処理部704は、上述のタイムアウト通知を
受け取ると、コネクション管理部201内のPVC用ア
クティブ/インアクティブ状態制御部204に対して、
上記タイムアウト通知と共に通知された識別データに対
応するPVCコネクションの状態切替え要求を発行す
る。
【0058】この要求に基づいて、前述したようにし
て、PVC用アクティブ/インアクティブ状態制御部2
04が、各NE102へのコマンド群の発行処理と、そ
れに基づく対象PVCコネクションに対応するPVCコ
ネクションオブジェクト管理テーブル206内のPVC
コネクションオブジェクトのアクティブ状態/インアク
ティブ状態の切替え処理を実行する。
【0059】図8は、図7の構成を有する予約制御部2
05が実行する制御処理を示す動作フローチャートであ
る。まず、予約制御部205は、スケジュール設定パタ
ーン問合せ処理を実行することにより、定期起動か個別
指定起動かをNMSオペレータに問い合せる(ステップ
801→802)。
【0060】NMSオペレータは、個別指定起動を指定
する場合には、前述した図3に示されるPVCコネクシ
ョンの予約制御の表示画面ウインドウ上で、図9のAと
して示されるような画面指定を行う。
【0061】このようにしてNMSオペレータが個別指
定起動を指定した場合は、時刻・継続期間設定処理部7
01が、単独開始・終了時刻をNMSオペレータに問い
合せ(ステップ803)、その結果NMSオペレータに
よって指定された単独指定期間が正しいか否かをチェッ
クし(ステップ804)、単独タイマ監視プロセス起動
処理により、時刻監視タイマ703のプロセスを起動す
る(ステップ805→812)。
【0062】一方、NMSオペレータは、定期起動を指
定する場合には、前述した図3に示されるPVCコネク
ションの予約制御の表示画面ウインドウ上で、図9のB
又はCとして示されるような画面指定を行う。
【0063】このようにしてNMSオペレータが定期起
動を指定した場合は、定期起動設定処理部702が、定
期開始・終了時刻をNMSオペレータに問い合せ(ステ
ップ807)、その結果NMSオペレータによって指定
された定期指定期間が正しいか否かをチェックし(ステ
ップ808)、定期タイマ監視プロセス起動処理によ
り、デイリー時刻監視タイマプロセスとウイークリー時
刻監視タイマプロセスを起動する(ステップ809、8
10、811)。
【0064】デイリー時刻監視タイマプロセスとウイー
クリー時刻監視タイマプロセスは、それぞれ1日に1回
及び1週間に1回の頻度で時刻監視タイマ703のプロ
セスを起動することにより、それぞれ指定された時間帯
又は曜日におけるタイムアウト処理を実現する(ステッ
プ810→812、ステップ811→812)。
【0065】前述したように、時刻監視タイマ703
は、現在時刻がその時刻監視タイマ703に設定されて
いる何れかの上記時刻データが示す指定時刻に達する
と、対象PVCコネクションの識別データと共にタイム
アウト通知を、PVC用アクティブ/インアクティブ状
態制御部起動処理部704に通知する。
【0066】PVC用アクティブ/インアクティブ状態
制御部起動処理部704は、上述のタイムアウト通知を
受け取ると、まず、タイマ監視種別を判定した後(ステ
ップ813)、PVCコネクションオブジェクト管理テ
ーブル206を参照することにより現在のPVCコネク
ションの状態の正当性を照合し(ステップ814)、そ
の照合結果に矛盾がなければ、PVC用アクティブ/イ
ンアクティブ状態制御部204に対して、上記タイムア
ウト通知と共に通知された識別データに対応するPVC
コネクションの状態切替え要求を発行する(ステップ8
15)。競合チェック機能(その1) 図10は、予約制御部205による予約制御時における
競合チェック機能(その1)を実現するための構成図で
ある。
【0067】競合チェック機能(その1)では、スケジ
ュールの競合チェック時に、そのスケジュールに対応す
る対象PVCコネクションが使用する各NE102上の
リソースの使用状況が各NE102に問い合せられるこ
とにより、スケジュールされた対象PVCコネクション
の競合の有無をチェックすることができる。
【0068】図10において、コネクション管理部20
1(図2参照)内に競合チェック部1001が具備され
る。以下、この競合チェック部1001による競合チェ
ック処理について、図11に示される動作シーケンス図
に基づいて説明する。
【0069】まず、予約制御部205は、図1のローカ
ル端末103やリモート端末104からNMSサーバ1
01を操作するオペレータによって所定の対象PVCコ
ネクションに対するスケジュール競合チェック(図6参
照)を指定された場合に、競合チェック部1001に対
して、指定された対象PVCコネクションに対するスケ
ジュールの競合チェック要求を発行する(ステップ11
01)。
【0070】競合チェック部1001は、この要求を受
け取ると、シナリオ展開部1002を起動する。シナリ
オ展開部1002は、まずPVCコネクションオブジェ
クト管理テーブル206内の対象PVCコネクションに
対応するPVCコネクションオブジェクトデータを抽出
することにより、対象PVCコネクションが通過する各
NE102内の回線及び通信ユニットの種別、帯域や、
各NE102が割り当てているVP/VC等の、対象P
VCコネクションを形成する構成要素を抽出する(ステ
ップ1102)。
【0071】次に、シナリオ展開部1002は、その抽
出した対象PVCコネクションを形成する構成要素に基
づいて、NE102別に、競合チェックのためのシナリ
オを生成し(ステップ1103)、その生成したシナリ
オに基づいて、NE102毎の要求であるNE別チェッ
ク要求を、リソース管理部202(図2)に発行する
(ステップ1104)。
【0072】リソース管理部202は、受信したNEチ
ェック要求に基づいて、各NE102内において対象P
VCコネクションが使用する具体的な要素(リソース:
OE(Office Equipment)、VP、VC等)を抽出し、
抽出した各要素に関するデータを各NE102から収集
するための、NE102毎及び要素毎の要素別データ収
集要求を、プロトコル管理部207(図2)に発行する
(ステップ1106)。
【0073】プロトコル管理部207は、NE102毎
及び要素毎の要素別データ収集要求に対応する各NE1
02に対するコマンド群である要素別Retrieveコマンド
群を生成し(ステップ1107)、それらを、IPネッ
トワーク105(図1)を介して各NE102に対して
発行する(ステップ1108)。
【0074】その結果、各NE102からプロトコル管
理部207に、上記要素別Retrieveコマンド群のそれぞ
れに対応する要素別Retrieveレスポンス群が返される
(ステップ1109)。
【0075】プロトコル管理部207は、受信した要素
別Retrieveレスポンス群に対応するNE102毎及び要
素毎の要素別データ収集結果を生成し、それをリソース
管理部202に返す(ステップ1110)。
【0076】リソース管理部202は、NE102毎
に、そのリソース管理部202が要求した全ての要素別
データ収集要求に対応する要素別データ収集結果を受信
した時点で、それらを、NE102毎の結果であるNE
別チェック結果として、競合チェック部1001内の競
合判定部1003に返す(ステップ1111)。
【0077】競合判定部1003は、NE102毎に、
それぞれのNE102に対応するNE別チェック結果を
判定することにより、それぞれのNE102において対
象PVCコネクションが使用する各要素の競合が発生す
るか否かを判定する(ステップ1112)。
【0078】そして、競合判定部1003は、PVCコ
ネクション競合判定処理によって、全てのNE102に
対するステップ1112での判定結果を集計し、その集
計結果をスケジュールチェック結果として予約制御部2
05に返す(ステップ1114)。
【0079】以上の制御処理により、スケジュールされ
たPVCコネクションの各構成要素の使用状況が各NE
102に直接問い合せられることにより、スケジュール
された対象PVCコネクションの競合の有無をリアルタ
イムにチェックすることができる。競合チェック機能(その2) 図12は、予約制御部205による予約制御時における
競合チェック機能(その2)を実現するための構成図で
ある。
【0080】競合チェック機能(その2)では、コネク
ション管理部201(図2参照)内に競合チェック部1
201が具備され、その競合チェック部1201内に、
PVCコネクション毎に、それが使用する各NE102
内のVP/VCをリソース管理部202(図2)へのポ
インタとして指し示すPVC−VP/VC割当対応テー
ブル1203が具備される。そして、対象PVCコネク
ションのスケジュールの競合チェック時に、競合チェッ
ク部1201内に具備されるPVC−VP/VC対応照
合部1202が、PVC−VP/VC割当対応テーブル
1203を参照することにより、対象PVCコネクショ
ンが使用するVP/VCがスケジュールの定義及びその
競合チェックが完了しているPVCコネクションが使用
するVP/VCと競合しないか否かを、チェックするこ
とができる。
【0081】まず、図2に示されるコネクション管理部
201内のパス定義/変更/削除部203においてPV
Cコネクションが定義されると、その定義されたPVC
コネクションのデータは、そのコネクション管理部20
1内のPVCコネクションオブジェクト管理テーブル2
06に登録されると共に、図12に示される競合チェッ
ク部1201内のPVC−VP/VC割当対応テーブル
1203にも登録される。
【0082】図13は、PVC−VP/VC割当対応テ
ーブル1203の構成例を、リソース管理部202(図
2)の構成例と併せて示した図である。この構成例は、
PVCコネクションとしてVCC(Virtual Channel Co
nnection)を想定したものである。勿論、PVCコネク
ションとしてVPC(Virtual Path Connection )が想
定されてもよく、その場合には、以下の説明におけるV
CをVPに置き換えて考えればよい。
【0083】PVC−VP/VC割当対応テーブル12
03においては、VCC(PVCコネクション)は、各
NE102内に定義されるVCコネクションへのポイン
タと各NE102間の接続関係を示すポインタとからな
るポインタセットのチェーンであるVCCコネクション
データ1301と、それによって指し示され、リソース
管理部202内の各VCオブジェクト1303へのポイ
ンタとVCオブジェクト1303間の接続関係を示すポ
インタとからなるポインタセットの集合であるVCコネ
クションデータ1302とによって規定される。
【0084】次に、図14は、PVC−VP/VC対応
照合部1202が実行する競合チェック処理(その2)
を示す動作フローチャートである。まず、図2に示され
る予約制御部205が、図1のローカル端末103やリ
モート端末104からNMSサーバ101を操作するオ
ペレータによって、所定の対象VCC(PVCコネクシ
ョン)に対するスケジュール競合チェック(図6参照)
を指定されると、予約制御部205は、PVC−VP/
VC対応照合部1202を起動する。
【0085】PVC−VP/VC対応照合部1202
は、まず、PVC−VP/VC割当対応テーブル120
3から、対象VCCに対応するVCCコネクションデー
タ1301を抽出する(ステップ1401)。
【0086】次に、PVC−VP/VC対応照合部12
02は、VCCコネクションデータ1301の先頭から
1組のポインタセットの抽出を試みる(ステップ140
2→1403)。
【0087】この結果、ポインタセットが抽出される
と、PVC−VP/VC対応照合部1202は、そのポ
インタセット内の1つのポインタによって指し示される
VCコネクションデータ1302内の1つのポインタに
よって更に指し示される、リソース管理部202内のV
Cオブジェクト1303の抽出を試みる(ステップ14
03→1404→1405)。
【0088】この結果、リソース管理部202において
1つのVCオブジェクト1303が抽出されると、PV
C−VP/VC対応照合部1202は、リソース管理部
202においてそのVCオブジェクト1303に対して
設定されているそのVCオブジェクト1303の使用状
態を読み込み(ステップ1406)、その状態を判定す
る(ステップ1407)。
【0089】そして、抽出されたVCオブジェクト13
03がまだ他のVCC(PVCコネクション)によって
使用されておらず、その判定結果がOKである場合に
は、PVC−VP/VC対応照合部1202は、現在の
VCCコネクションデータ1301内の1つのポインタ
により指し示されるVCコネクションデータ1302内
の他の1つのポインタにより他のVCコネクションデー
タ1302を更に辿り、そのVCコネクションデータ1
302内の1つのポインタによって更に指し示される、
リソース管理部202内のVCオブジェクト1303の
抽出を試み(ステップ1407→1404→140
5)、その抽出結果に基づいて上述と同様のVCオブジ
ェクト1303の使用状態の判定処理を実行する。
【0090】一方、抽出されたVCオブジェクト130
3が既に他のVCC(PVCコネクション)によって使
用されており、その判定結果がNGである場合には、P
VC−VP/VC対応照合部1202は、そのVCオブ
ジェクト1303が使用済であることを示すNG内容を
競合内容累積テーブル1409に書き込む(ステップ1
408)。その後、PVC−VP/VC対応照合部12
02は、上述の場合と同様にして、リソース管理部20
2内の新たなVCオブジェクト1303の抽出を試み
(ステップ1407→1404→1405)、その抽出
結果に基づいて上述と同様のVCオブジェクト1303
の使用状態の判定処理を実行する。このようにして、P
VC−VP/VC対応照合部1202は、1つのNE1
02内の2つのVCによってそのNE102内に確立さ
れる1つのVCコネクションについて、その使用状態を
検査する。
【0091】現在のVCCコネクションデータ1301
のポインタセット内の1つのポインタに対してVCオブ
ジェクト1303が抽出されなくなると、PVC−VP
/VC対応照合部1202は、VCCコネクションデー
タ1301の上記ポインタセット内の他の1つのポイン
タによって指し示されるVCCコネクションデータ13
01の他の1つのポインタセットの抽出を試みる(ステ
ップ1405→1402→1403)。
【0092】この結果、新たなポインタセットが抽出さ
れると、PVC−VP/VC対応照合部1202は、そ
のポインタセット内の1つのポインタに基づいて、上述
と同様のVCコネクションデータ1302の抽出及びそ
れに属するリソース管理部202内のVCオブジェクト
1303の抽出とその使用状態の判定処理が繰り返され
る。
【0093】このようにして、PVC−VP/VC対応
照合部1202は、対象VCCに対応する各NE102
内のそれぞれ2つずつのVCによりそのNE102内に
確立される1つずつのVCコネクションについて、それ
ぞれの使用状態を検査することができる。
【0094】VCCコネクションデータ1301からの
全てのポインタセットの抽出が完了すると、PVC−V
P/VC対応照合部1202は、競合内容累積テーブル
1409に何れかのVCオブジェクト1303が使用済
であることを示すNG内容が1つでも書き込まれている
場合には、その情報を予約制御部205(図2)を介し
てNMSオペレータに返してスケジュールの再設定又は
キャンセルを促し、そうでない場合には、競合なしを示
す情報を予約制御部205(図2)を介してNMSオペ
レータに返し、それと同時に、リソース管理部202内
の検査対象となった全てのVCオブジェクト1303
に、使用済状態を設定する(ステップ1403→141
0)。
【0095】以上の制御処理により、スケジュールされ
たPVCコネクションの各構成要素の競合状況をNMS
サーバ101内のリソース管理部202に保持されたV
P/VCに基づいてチェックすることが可能となり、N
E102に対するコマンドの発行とそこからのレスポイ
ンスの受信が不要となるため、競合チェック処理の高速
化を図ることが可能となる。競合チェック機能(その3) 図15は、予約制御部205による予約制御時における
競合チェック機能(その3)を実現するための構成図で
ある。
【0096】競合チェック機能(その3)は、競合チェ
ック機能(その2)を前提とする。従って、図15に示
される競合チェック部1501は、図15に示される構
成のほかに、特には図示しないが、図12に示される構
成を包含している。この場合に、図15に示されるPV
C−VP/VC−時間対応照合部1502は、図12に
示されるPVC−VP/VC対応照合部1202の機能
を包含しており、図15に示されるPVC−VP/VC
−時間割当対応テーブル1503は、図12に示される
PVC−VP/VC割当対応テーブル1203とは別に
具備される。
【0097】競合チェック機能(その3)では、まず、
PVC−VP/VC−時間対応照合部1502が、前述
した図14のステップ1401〜1407と同じ図16
のステップ1601〜1607の競合チェック処理を実
行することによって、リソース管理部202上におい
て、対象VCC(対象PVCコネクション)が使用する
何れかのVCオブジェクト1303が他のVCCによっ
て使用済であることを抽出した場合に、更にそのVCオ
ブジェクト1303について、PVC−VP/VC−時
間割当対応テーブル1503を参照することにより、時
間別VC競合判定処理を実行することが特徴である(図
16のステップ1608)。
【0098】図16のステップ1608の時間別VC競
合判定処理は、図17の動作フローチャートによって示
される。この動作フローチャートを実行するPVC−V
P/VC−時間対応照合部1502のプロセスには、図
12に示されるPVC−VP/VC対応照合部1202
から、競合が検出されたVCに対応する識別子であるV
CI(Virtual ChannelIdentifier)又はVPに対応す
る識別子のVPI(Virtual Path Identifier )が引き
渡され、図2に示される予約制御部205から、個別指
定起動か定期起動(デイリー/ウイークリー)かを示す
スケジュールパターンと、実際のスケジュールデータと
が引き渡される。
【0099】まず、PVC−VP/VC−時間対応照合
部1502は、PVC−VP/VC−時間割当対応テー
ブル1503を読み込んだ後(ステップ1701)、入
力スケジュールパターンが、個別指定起動か定期起動
(デイリー/ウイークリー)かを判別し(ステップ17
02)、その判別結果に応じて、デイリー(Daily )競
合判定処理(ステップ1703)、ウイークリー(Week
ly)競合判定処理(ステップ1704)、又は個別競合
判定処理(ステップ1705)の何れかの処理を起動す
る。
【0100】これら3つの競合判定処理のうち、デイリ
ー競合判定処理が基本であるため、まず、それについて
図18の動作フローチャートに従って説明する。PVC
−VP/VC−時間対応照合部1502のプロセスは、
競合が検出されたリソース管理部202内のVCオブジ
ェクト1303(図13参照)へのポインタpと、競合
チェック処理の対象であるVCCのスケジュールデータ
である開始時刻及び終了時刻を引数として、図18の動
作フローチャートで示される処理を起動する。以下、図
18の動作フローチャートで示される処理の各ステップ
は全てPVC−VP/VC−時間対応照合部1502が
実行する。
【0101】まず、ローカル変数Flagにヌル値(Null)
が初期設定され、ローカル変数Iに開始時刻が設定さ
れ、更に後述する仮累積テーブル1818の内容が初期
化される(ステップ1801)。
【0102】次に、ステップ1810で変数Iの値が+
1ずつインクリメントされながら、ステップ1802で
その変数Iの値が終了時刻(end-time)に達したと判定
されるまで、ステップ1802〜ステップ1810の処
理が繰り返し実行される。
【0103】即ち、まず、競合が検出されているリソー
ス管理部202内のVCオブジェクト1303(図13
参照)へのポインタpと、変数Iの値とを引数として、
PVC−VP/VC−時間割当対応テーブル1503が
参照される(ステップ1803)。
【0104】図19は、PVC−VP/VC−時間割当
対応テーブル1503の構成例を、リソース管理部20
2(図2)の構成例と併せて示した図である。この構成
例は、PVCコネクションとしてVCCを想定したもの
である。勿論、PVCコネクションとしてVPCが想定
されてもよく、その場合には、以下の説明におけるVC
をVPに置き換えて考えればよい。
【0105】図19に示されるように、PVC−VP/
VC−時間割当対応テーブル1503においては、日毎
及びスケジュールが設定されているVCオブジェクト1
303毎に、24時間に対応する24要素からなる配列
において、そのVCオブジェクト1303が使用される
時間に対応する配列要素に使用済を示す値が設定され
る。そして、この配列は、それが有するポインタによっ
て、リソース管理部202内の上記VCオブジェクト1
303にリンクされている。
【0106】ステップ1803では、PVC−VP/V
C−時間割当対応テーブル1503内の、ポインタpに
対応する配列データ上で、変数Iの値に対応する配列要
素に使用済を示す値が設定されているか否かが判定され
る。これにより、競合が検出されているVCオブジェク
ト1303に関して、対象VCCと他のVCCとが時間
単位で競合するか否かを、検出することができる。
【0107】ステップ1803でのテーブル照合の結
果、変数Iの値に対応する時間においてまだ予約が設定
されていない場合には、変数Flagの値がヌル値であれ
ば、変数Iの値がインクリメントされて、次の時間に対
する照合処理が実行される(ステップ1804→180
7→1810→1802→1803)。
【0108】一方、ステップ1803でのテーブル照合
の結果、変数Iの値に対応する時間において既に予約が
設定されている場合には、まず最初は変数Flagに変数I
の値が設定される(ステップ1804→1805→18
06)。
【0109】その後、変数Iがインクリメントされて時
間が進むにつれてしばらく既予約状態が続くと、ステッ
プ1804→1805→1810という一連の処理が繰
り返し実行される。この間、変数Flagには、未予約状態
から既予約状態に変化した時点の時刻情報が保持されて
いる。
【0110】更に続いて、変数Iがインクリメントされ
て時間が進むにつれて再び未予約状態が検出された時点
で、ステップ1804→1807→1808という一連
の処理が実行されることにより、ステップ1808にお
いて、ポインタpで示されるVCオブジェクト1303
について、変数Flagで示される時刻から変数Iで示され
る時刻まで競合が発生したことを示す情報が、仮累積テ
ーブル1818に設定される。
【0111】その後、変数Flagの内容がヌル値にリセッ
トされ(ステップ1809)、変数Iの値がインクリメ
ントされて、次の時間に対する照合処理が再開される
(ステップ1809→1810→1802→180
3)。
【0112】以上の一連の動作が繰り返されることによ
り、変数Iの値が終了時刻の値に等しくなると、以下の
処理が実行される。即ち、直前まで競合状態が発生して
おり変数Flagにヌル値以外の値が設定されている場合に
は、ポインタpで示されるVCオブジェクト1303に
ついて、変数Flagで示される時刻から変数Iで示される
終了時刻まで競合が発生したことを示す情報が、仮累積
テーブル1818に設定される(ステップ1811→1
812)。
【0113】直前まで競合状態が発生しておらず変数Fl
agにヌル値が設定されている場合には、ステップ181
2は実行されない。その後、仮累積テーブル1818の
内容が読み込まれ(ステップ1813)、その結果、1
つも競合状態が検出されなかった場合には、競合なしを
示す戻り値を伴って、図18の動作フローチャートで示
されるサブルーチンから図17の動作フローチャートで
示されるサブルーチンに制御が復帰し、更に図16のス
テップ1608で示される処理に制御が復帰する。
【0114】そして、この場合には、PVC−VP/V
C−時間対応照合部1502は、図14で説明したステ
ップ1404と同じ図16のステップ1604の処理に
戻って、VCオブジェクト1303の抽出とその使用状
態の判定処理を続行する(ステップ1608→160
4)。
【0115】一方、仮累積テーブル1818の内容にお
いて1つでも競合状態が検出された場合は、現在対象と
されているVCオブジェクト1303に関する競合内容
(競合日時/時間等)が、競合内容累積テーブル160
9に書き込まれた後(図18のステップ1817)、競
合ありを示す戻り値を伴って、図18の動作フローチャ
ートで示されるサブルーチンから図17の動作フローチ
ャートで示されるサブルーチンに制御が復帰し、更に図
16のステップ1608で示される処理に制御が復帰す
る。
【0116】その後、PVC−VP/VC−時間対応照
合部1502は、図14で説明したステップ1404と
同じ図16のステップ1604の処理に戻って、VCオ
ブジェクト1303の抽出とその使用状態の判定処理を
続行する(ステップ1608→1604)。
【0117】VCCコネクションデータ1301(図1
3参照)からの全てのポインタセットの抽出が完了する
と、PVC−VP/VC−時間対応照合部1502は、
競合内容累積テーブル1609に何れかのVCオブジェ
クト1303の競合状態が1つでも書き込まれている場
合には、その情報を予約制御部205(図2)を介して
NMSオペレータに返してスケジュールの再設定又はキ
ャンセルを促し、そうでない場合には、競合なしを示す
情報を予約制御部205(図2)を介してNMSオペレ
ータに返し、それと同時に、リソース管理部202内の
検査対象となった全てのVCオブジェクト1303に、
使用済状態を設定し、かつPVC−VP/VC−時間割
当対応テーブル1503に、対象VCCのスケジュール
データを設定する(ステップ1603→1610)。
【0118】以上の制御処理は、デイリー定期起動が指
定された場合の処理(図17のステップ1703)であ
るが、ウイークリー定期起動又は個別指定起動が指定さ
れている場合には、図9に示される指定情報から各起動
日及び各起動日における開始時刻及び終了時刻を特定で
きるため、PVC−VP/VC−時間対応照合部150
2は、図17に示されるウイークリー競合判定処理(ス
テップ1704)及び個別競合判定処理(ステップ17
05)において、スケジュールデータから各起動日及び
各起動日における開始時刻及び終了時刻を算出し、各起
動日毎に図18に示されるデイリー競合判定処理を起動
すればよい。
【0119】以上の制御処理により、時間を単位とした
PVCコネクションの切替えを実現することが可能とな
り、使用率が高い回線インタフェースでの帯域資源の有
効活用等が可能となる。競合チェック機能(その4) 図20は、予約制御部205による予約制御時における
競合チェック機能(その4)を実現するための構成図で
あり、図21は、図20の競合チェック部2001内の
割当対応時間変換処理部2002が実現する制御動作を
示す動作フローチャートである。
【0120】図15〜図19を用いて説明した競合チェ
ック処理は、図19に示されるように、1時間を最小単
位とするスケジュールを扱うことが可能であるが、図2
0の構成では、スケジュール設定における時間間隔を、
NMS管理者(図5及び図6参照)の希望に合わせて可
変することができる。
【0121】以下、割当対応時間変換処理部2002が
実現する図21の動作フローチャートで示される制御処
理について説明する。まず、NMS管理者からの指定に
基づいて、スケジュール時間間隔が設定される(図21
のステップ2101)。
【0122】次に、現在の時間間隔の問合せが実行され
る(ステップ2102)。ステップ2101と2102
の処理の結果、スケジュール時間間隔の変更が必要か否
かが判定され(ステップ2103)、必要なければその
まま処理が終了する。
【0123】一方、ステップ2101で設定されたスケ
ジュール時間間隔がステップ2102の問合せによって
得られた現在の時間間隔と異なり、スケジュール時間間
隔の変更が必要である場合には、まず、デフォルト時間
に対する間隔倍率が計算される(ステップ2103→2
104)。
【0124】次に、PVC−VP/VC割当対応テーブ
ル1203内の各VCオブジェクト1303に対応する
配列(図19参照)のサイズが設定される(ステップ2
105)。
【0125】続いて、照合繰返条件(変数Iに関する図
18のステップ1802の条件)が換算され(ステップ
2106)、照合繰返条件変数の設定(図18のステッ
プ1801での変数Iへの開始時刻の設定等)が実行さ
れ(ステップ2107)、開始/終了時刻が換算され
(ステップ2108)、それらが変数へ設定されて(ス
テップ2109)、割当対応時間変換処理部2002に
よる処理が終了する。
【0126】以上の制御処理により、NMS管理者は、
帯域の余裕度やスケジュール競合チェックに要求される
精度、及びチェック処理性能等の要因に応じて、スケジ
ュール時間間隔を可変することが可能となり、より精度
の細かいPVCコネクションの予約制御が可能となる。競合チェック機能(その5) 図22は、予約制御部205による予約制御時における
競合チェック機能(その5)を実現するための構成図で
あり、図23は、図22の競合チェック部2201内の
チェック形態切替部2202が実現する制御動作を示す
動作フローチャートである。
【0127】図1のローカル端末103やリモート端末
104からNMSサーバ101を操作するNMSオペレ
ータ又はNMS管理者が、スケジュールの競合チェック
要求を発行する場合に、チェック型別の問合せ又はチェ
ックレベル別の問合せという2段階の階層で競合チェッ
ク要求を発行することができる。
【0128】そして、チェック型別の問合せとして、ネ
ットワークドメイン直接参照型の競合チェック要求が発
行された場合には、前述した図10及び図11に基づく
競合チェック制御が実行される(図22のステップ22
02)。
【0129】一方、チェック型別の問合せとしてはNM
S内リソースオブジェクト参照型であって、チェックレ
ベル別問合せとしては時間チェック無しの競合チェック
要求が発行された場合には、前述した図12のPVC−
VP/VC対応照合部1202による競合チェック制御
が実行される(図22のステップ2203→220
4)。
【0130】更に、チェック型別の問合せとしてはNM
S内リソースオブジェクト参照型であって、チェックレ
ベル別問合せとしては時間チェック有りの競合チェック
要求が発行された場合には、前述した図15のPVC−
VP/VC−時間対応照合部1502による競合チェッ
ク制御が実行される(図22のステップ2203→22
05)。
【0131】以上の制御動作により、チェック型とチェ
ックレベルの組合せによって、PVCコネクションのス
ケジュール指定を、NMS管理者等の希望に沿って柔軟
に切替えることが可能となる。コマンドの実施例 最後に、図2のNMSサーバ101内のプロトコル管理
部207からNE102に対して発行される要素別Retr
ieveコマンドの実施例を以下に示す。
【0132】まず、下記は、NE102内の通信ユニッ
トであるOE(Office Equipment)に設定されているV
Cに関するデータの収集を要求するコマンドである。 RTRV−VC:<ffffffsuuc-xxxx-xxxx> また、下記は、NE102内のOEに設定されているV
P/VCコネクションに関するデータの収集を要求する
コマンドである。 RTRV−CONN::OE=ffffffsuuc, VPI=xxxx
,VCI=xxxx ここで、 ffffff:筐体のフレーム番号 s :シェルフ番号 uu :ユニット番号 c :カード番号 xxxx :VPI/VCI である。
【0133】以上の要素別Retrieveコマンド例により、
NE102内の指定された情報がレスポンスとしてNM
Sサーバ101に返される。本実施の形態を実現するプ
ログラムが記録された記録媒体についての補足本発明
は、計算機により使用されたときに、上述の本発明の実
施の形態の各構成によって実現される機能と同様の機能
を計算機に行わせるための計算機読出し可能記憶媒体と
して構成することもできる。
【0134】この場合に、図24に示されるように、例
えばフロッピィディスク、CD−ROMディスク、光デ
ィスク、リムーバブルハードディスク等の可搬型記憶媒
体2402や、ネットワーク回線2403経由で、本発
明の実施の形態の各種機能を実現するプログラムが、N
MSサーバ2401の本体2404内のメモリ(RAM
又はハードディスク等)2405にロードされて、実行
される。
【0135】
【発明の効果】本発明によれば、永続的仮想コネクショ
ンの設定の切替えを、迅速かつ複数のネットワーク要素
装置間で正確に実行することが可能となる。
【0136】また、本発明によれば、自由度の高い予約
制御が可能となる。本発明による競合チェック手段の一
構成によれば、スケジュールされた永続的仮想コネクシ
ョンが使用する各リソースの使用状況が各ネットワーク
要素装置に直接問い合せられることにより、スケジュー
ルされた永続的仮想コネクションの競合の有無をリアル
タイムにチェックすることが可能となる。
【0137】本発明による競合チェック手段の他の構成
によれば、スケジュールされた永続的仮想コネクション
の各構成要素の競合状況を永続的仮想コネクション−リ
ソース対応記憶手段に保持されたリソース情報に基づい
てチェックすることが可能となり、ネットワーク要素装
置に対するコマンドの発行とそこからのレスポインスの
受信が不要となるため、競合チェック処理の高速化を図
ることが可能となる。
【0138】本発明による競合チェック手段の更に他の
構成によれば、時間を単位とした永続的仮想コネクショ
ンの切替えを実現することが可能となり、使用率が高い
回線インタフェースでの帯域資源の有効活用等が可能と
なる。
【0139】また、本発明によれば、ネットワーク運用
管理者は、帯域の余裕度やスケジュール競合チェックに
要求される精度、及びチェック処理性能等の要因に応じ
て、スケジュール時間間隔を可変することが可能とな
り、より精度の細かい永続的仮想コネクションの予約制
御が可能となる。
【0140】加えて、本発明によれば、永続的仮想コネ
クションのスケジュールの指定レベルを、ネットワーク
運用管理者等の希望に沿って柔軟に切替えることが可能
となる。
【0141】最後に、本発明は、ATM交換機等の既存
のネットワーク要素装置を改造する必要なく、永続的仮
想コネクションに対する予約制御が可能となるという効
果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるNMSネットワー
クの構成図である。
【図2】NMSサーバの内部構成図である。
【図3】PVCコネクションの予約制御画面の例を示す
図である。
【図4】PVCコネクションの予約制御における状態種
別の例を示す図である。
【図5】PVCコネクションの予約制御のデータフロー
の例を示す図である。
【図6】PVCコネクションの予約制御における入力・
要求の内訳を示す図である。
【図7】スケジュール制御機能の構成図である。
【図8】予約制御部の動作フローチャートである。
【図9】PVCコネクションの予約制御における画面指
定フローを示す図である。
【図10】競合チェック部の構成図(その1)である。
【図11】競業チェック処理(その1)の動作シーケン
ス図である。
【図12】競合チェック部の構成図(その2)である。
【図13】PVC−VP/VC割当対応テーブルとリソ
ース管理部の構成例を示す図である。
【図14】競業チェック処理(その2)の動作フローチ
ャートである。
【図15】競合チェック部の構成図(その3)である。
【図16】競業チェック処理(その3)の動作フローチ
ャート(その1)である。
【図17】競業チェック処理(その3)の動作フローチ
ャート(その2)である。
【図18】競業チェック処理(その3)の動作フローチ
ャート(その3)である。
【図19】PVC−VP/VC−時間割当対応テーブル
とリソース管理部の構成例を示す図である。
【図20】競合チェック部の構成図(その4)である。
【図21】競業チェック処理(その4)の動作フローチ
ャートである。
【図22】競合チェック部の構成図(その5)である。
【図23】競業チェック処理(その5)の動作フローチ
ャートである。
【図24】本実施の形態を実現するプログラムが記録さ
れた記録媒体の説明図である。
【図25】PVCコネクションの概念図である。
【符号の説明】
101 NMSサーバ 102 ATM交換機(NE) 103 ローカル端末 104 リモート端末 105、106、107 IPネットワーク 201 コネクション管理部 202 リソース管理部 203 パス定義/変更/削除部 204 PVC用アクティブ/インアクティブ状態
制御部 205 予約制御部 206 PVCコネクションオブジェクト管理テー
ブル 207 プロトコル管理部 501 セキュリティ管理部 701 時刻・継続期間設定処理部 702 定期起動設定処理部 703 時刻監視タイマ 704 アクティブ/インアクティブ状態制御部起
動処理部 1001、1201、1501、2001、2201
競合チェック部 1002 シナリオ展開部 1003 競合判定部 1202 PVC−VP/VC対応照合部 1203 PVC−VP/VC割当対応テーブル 1409、1609 競合内容累積テーブル 1502 PVC−VP/VC−時間対応照合部 1503 PVC−VP/VC−時間割当対応テー
ブル 1818 仮累積テーブル 2002 割当対応時間変換処理部 2202 チェック形態切替部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報通信ネットワークを構成する各ネッ
    トワーク要素装置と通信することにより前記情報通信ネ
    ットワークに仮想コネクション単位を用いた永続的仮想
    コネクションを設定するための予約制御を実行する装置
    であって、 前記永続的仮想コネクションの設定データを管理する永
    続的仮想コネクション設定管理手段と、 該永続的仮想コネクション設定管理手段が管理する永続
    的仮想コネクションを対象として、その設定スケジュー
    ルを制御する予約制御手段と該予約制御手段が発行する
    任意の前記永続的仮想コネクションの状態切替え要求に
    基づいて、前記永続的仮想コネクション設定管理手段が
    管理する該永続的仮想コネクションの活性状態と非活性
    状態とを切替えると共に、該永続的仮想コネクションが
    使用するリソースを保持する前記ネットワーク要素装置
    に対して、該リソースの状態の変更要求を発行する活性
    /非活性状態制御手段と、 を含むことを特徴とする永続的仮想コネクションの予約
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、 前記予約制御手段は、 前記永続的仮想コネクションの設定を所定の固定期間に
    おいて予約する固定期間設定予約手段と、 前記永続的仮想コネクションの設定を周期的に予約する
    周期的設定予約手段と、 前記固定期間設定予約手段又は前記周期的設定予約手段
    による予約内容に応じて時刻監視を行う時刻監視タイマ
    手段と、 該時刻監視タイマ手段による時刻監視結果に基づいて、
    前記活性/非活性状態制御手段に対して前記状態切替え
    要求を発行する状態切替え要求発行手段と、 を更に含むことを特徴とする永続的仮想コネクションの
    予約制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置であって、 前記予約制御手段が設定した1つのスケジュールにおい
    て、該スケジュールが設定された前記永続的仮想コネク
    ションが使用する前記各ネットワーク要素装置内の各リ
    ソースが、該予約制御手段が既に設定している他のスケ
    ジュールによって使用されているか否かをチェックする
    競合チェック手段を更に含む、 ことを特徴とする永続的仮想コネクションの予約制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置であって、 前記競合チェック手段は、前記予約制御手段が設定した
    1つのスケジュールにおいて、該スケジュールが設定さ
    れた前記永続的仮想コネクションが使用する前記各ネッ
    トワーク要素装置内の各リソースが、該予約制御手段が
    既に設定している他のスケジュールとの間で重複して使
    用されるか否かを、前記各ネットワーク要素装置に問い
    合せることによりチェックするネットワーク要素装置問
    合せ照合手段を更に含む、 ことを特徴とする永続的仮想コネクションの予約制御装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の装置であって、 前記競合チェック手段は、 前記永続的仮想コネクションと、それが使用する前記各
    ネットワーク要素装置内の各リソースとの対応関係を保
    持する永続的仮想コネクション−リソース対応記憶手段
    と、 前記予約制御手段が設定した1つのスケジュールにおい
    て、該スケジュールが設定された前記永続的仮想コネク
    ションが使用する前記各ネットワーク要素装置内の各リ
    ソースが、該予約制御手段が既に設定している他のスケ
    ジュールとの間で重複して使用されるか否かを、前記永
    続的仮想コネクション−リソース対応記憶手段を参照す
    ることによりチェックする永続的仮想コネクション−リ
    ソース対応照合手段と、 を更に含むことを特徴とする永続的仮想コネクションの
    予約制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の装置であって、 前記競合チェック手段は、 前記永続的仮想コネクションと、それが使用する前記各
    ネットワーク要素装置内の各リソースと、該永続的仮想
    コネクションが設定される時間の対応関係を保持する永
    続的仮想コネクション−リソース−時間対応記憶手段
    と、 前記予約制御手段が設定した1つのスケジュールにおい
    て、該スケジュールが設定された前記永続的仮想コネク
    ションが使用する前記各ネットワーク要素装置内の各リ
    ソースが、該予約制御手段が既に設定している他のスケ
    ジュールとの間で所定時間単位で重複して使用されるか
    否かを、前記永続的仮想コネクション−リソース−時間
    対応記憶手段を参照することによりチェックする永続的
    仮想コネクション−リソース−時間対応照合手段と、 を更に含むことを特徴とする永続的仮想コネクションの
    予約制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の装置であって、 前記競合チェック手段における前記所定時間単位を変更
    する時間単位変更手段を更に含む、 ことを特徴とする永続的仮想コネクションの予約制御装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の装置であって、 前記競合チェック手段は、 前記予約制御手段が設定した1つのスケジュールにおい
    て、該スケジュールが設定された前記永続的仮想コネク
    ションが使用する前記各ネットワーク要素装置内の各リ
    ソースが、該予約制御手段が既に設定している他のスケ
    ジュールとの間で重複して使用されるか否かを、前記各
    ネットワーク要素装置に問い合せることによりチェック
    するネットワーク要素装置問合せ照合手段と、 前記永続的仮想コネクションと、それが使用する前記各
    ネットワーク要素装置内の各リソースとの対応関係を保
    持する永続的仮想コネクション−リソース対応記憶手段
    と、 前記予約制御手段が設定した1つのスケジュールにおい
    て、該スケジュールが設定された前記永続的仮想コネク
    ションが使用する前記各ネットワーク要素装置内の各リ
    ソースが、該予約制御手段が既に設定している他のスケ
    ジュールとの間で重複して使用されるか否かを、前記永
    続的仮想コネクション−リソース対応記憶手段を参照す
    ることによりチェックする永続的仮想コネクション−リ
    ソース対応照合手段と、 前記永続的仮想コネクションと、それが使用する前記各
    ネットワーク要素装置内の各リソースと、該永続的仮想
    コネクションが設定される時間の対応関係を保持する永
    続的仮想コネクション−リソース−時間対応記憶手段
    と、 前記予約制御手段が設定した1つのスケジュールにおい
    て、該スケジュールが設定された前記永続的仮想コネク
    ションが使用する前記各ネットワーク要素装置内の各リ
    ソースが、該予約制御手段が既に設定している他のスケ
    ジュールとの間で所定時間単位で重複して使用されるか
    否かを、前記永続的仮想コネクション−リソース−時間
    対応記憶手段を参照することによりチェックする永続的
    仮想コネクション−リソース−時間対応照合手段と、 前記ネットワーク要素装置問合せ照合手段、前記永続的
    仮想コネクション−リソース対応照合手段、又は前記永
    続的仮想コネクション−リソース−時間対応照合手段の
    何れかによる制御を切り替える制御切替え手段と、 を更に含むことを特徴とする永続的仮想コネクションの
    予約制御装置。
  9. 【請求項9】 情報通信ネットワークを構成する各ネッ
    トワーク要素装置と通信することにより前記情報通信ネ
    ットワークに仮想コネクション単位を用いた永続的仮想
    コネクションを設定するための予約制御を実行するため
    の計算機により使用されたときにそれによって読み出さ
    れる記憶媒体であって、 前記永続的仮想コネクションの設定データを管理する永
    続的仮想コネクション設定管理機能と、 該永続的仮想コネクション設定管理機能が管理する永続
    的仮想コネクションを対象として、その設定スケジュー
    ルを制御する予約制御機能と、 該予約制御機能によって発行される任意の前記永続的仮
    想コネクションの状態切替え要求に基づいて、前記永続
    的仮想コネクション設定管理機能によって管理される該
    永続的仮想コネクションの活性状態と非活性状態とを切
    替えると共に、該永続的仮想コネクションが使用するリ
    ソースを保持する前記ネットワーク要素装置に対して、
    該リソースの状態の変更要求を発行する活性/非活性状
    態制御機能と、 を前記計算機に行わせるための計算機読出し可能記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の計算機読出し可能記
    録媒体であって、 前記予約制御機能として、 前記永続的仮想コネクションの設定を所定の固定期間に
    おいて予約する固定期間設定予約機能と、 前記永続的仮想コネクションの設定を周期的に予約する
    周期的設定予約機能と、 前記固定期間設定予約機能又は前記周期的設定予約機能
    による予約内容に応じて時刻監視を行う時刻監視タイマ
    機能と、 該時刻監視タイマ機能による時刻監視結果に基づいて、
    前記活性/非活性状態制御機能に対して前記状態切替え
    要求を発行する状態切替え要求発行機能と、 を更に前記計算機に行わせるための計算機読出し可能記
    録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の計算機読出し可能記
    録媒体であって、 前記予約制御機能によって設定された1つのスケジュー
    ルにおいて、該スケジュールが設定された前記永続的仮
    想コネクションが使用する前記各ネットワーク要素装置
    内の各リソースが、該予約制御機能によって既に設定さ
    れている他のスケジュールによって使用されているか否
    かをチェックする競合チェック機能を、 更に前記計算機に行わせるための計算機読出し可能記録
    媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の計算機読出し可能
    記録媒体であって、 前記競合チェック機能として、前記予約制御機能によっ
    て設定された1つのスケジュールにおいて、該スケジュ
    ールが設定された前記永続的仮想コネクションが使用す
    る前記各ネットワーク要素装置内の各リソースが、該予
    約制御機能によって既に設定されている他のスケジュー
    ルとの間で重複して使用されるか否かを、前記各ネット
    ワーク要素装置に問合せることによりチェックするネッ
    トワーク要素装置問合せ照合機能を、 更に前記計算機に行わせるための計算機読出し可能記録
    媒体。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の計算機読出し可能
    記録媒体であって、 前記競合チェック機能として、 前記永続的仮想コネクションと、それが使用する前記各
    ネットワーク要素装置内の各リソースとの対応関係を永
    続的仮想コネクション−リソース対応テーブルとして記
    憶する機能と、 前記予約制御機能により設定された1つのスケジュール
    において、該スケジュールが設定された前記永続的仮想
    コネクションが使用する前記各ネットワーク要素装置内
    の各リソースが、該予約制御機能により既に設定されて
    いる他のスケジュールとの間で重複して使用されるか否
    かを、前記永続的仮想コネクション−リソース対応テー
    ブルを参照することによりチェックする永続的仮想コネ
    クション−リソース対応照合機能と、 を更に前記計算機に行わせるための計算機読出し可能記
    録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の計算機読出し可能
    記録媒体であって、 前記競合チェック機能として、 前記永続的仮想コネクションと、それが使用する前記各
    ネットワーク要素装置内の各リソースと、該永続的仮想
    コネクションが設定される時間の対応関係を永続的仮想
    コネクション−リソース−時間対応テーブルとして記憶
    する機能と、 前記予約制御機能により設定された1つのスケジュール
    において、該スケジュールが設定された前記永続的仮想
    コネクションが使用する前記各ネットワーク要素装置内
    の各リソースが、該予約制御機能により既に設定されて
    いる他のスケジュールとの間で所定時間単位で重複して
    使用されるか否かを、前記永続的仮想コネクション−リ
    ソース−時間対応テーブルを参照することによりチェッ
    クする永続的仮想コネクション−リソース−時間対応照
    合機能と、 を更に前記計算機に行わせるための計算機読出し可能記
    録媒体。
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