JPH10335785A - 回路形成方法 - Google Patents

回路形成方法

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JPH10335785A
JPH10335785A JP14043997A JP14043997A JPH10335785A JP H10335785 A JPH10335785 A JP H10335785A JP 14043997 A JP14043997 A JP 14043997A JP 14043997 A JP14043997 A JP 14043997A JP H10335785 A JPH10335785 A JP H10335785A
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forming
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JP14043997A
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English (en)
Inventor
Kiyoaki Ihara
清暁 井原
Koji Takagi
光司 高木
Shinichi Iketani
晋一 池谷
Shoichi Fujimori
正一 藤森
Isao Hirata
勲夫 平田
Hiroaki Fujiwara
弘明 藤原
Shuji Maeda
修二 前田
Satoru Ogawa
悟 小川
Yoshihiro Nakagawa
義廣 中川
Masayuki Ishihara
政行 石原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上に導体回路を形成する回路形成方法で
あって、メッキレジストを剥離した際にメッキレジスト
残の生じにくい回路形成方法を提供する。 【解決手段】 樹脂よりなる粗面化処理した表面11を
有する基板10上に導体回路50を形成する際の工程と
して、(1)無電解メッキにより第1の給電層21を形
成する工程、(2)電気メッキにより第2の給電層30
を形成する工程、(3)メッキレジストを用いてパター
ン40を形成する工程、(4)露出している給電層上
に、電気メッキを施す工程、(5)メッキレジストを剥
離する工程及び(6)メッキレジストを剥離した部分の
給電層をエッチングにより除去する工程を備えることを
特徴とする。また、第2の給電層30の厚みが0.5〜
10μmであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器、電気機
器等に用いられるプリント配線板の回路形成方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、樹脂よりなる表面を有する基板
上にセミアディティブ法によって導体回路を形成する方
法について図2を参照して説明する。まず、基板10の
表面11を粗面化処理する[図2(a)]。この粗面化
処理は、基板表面と後で形成する導体回路の密着性をア
ンカー効果によって向上させる目的で行われている。粗
面化処理の方法としては、基板表面に機械的研磨(バフ
ロール研磨、スクラブ研磨等)や、化学的処理を施して
粗面化する方法が一般的であるが、銅張積層板の表面の
銅箔をエッチングして、粗面化した基板表面を得ること
も可能である。そして、基板10の粗面化した面の全面
に、後で導体回路を形成する際に必要となる電気的導通
を取るために、無電解メッキにより給電層20を形成す
る[図2(b)]。次いで、ドライフィルムレジストや
液状レジスト等のメッキレジストを貼り付けもしくは塗
布し、露光、現像して、メッキレジストを用いたパター
ン40を形成する[図2(c)]。次いで、電気メッキ
により、導体回路を形成する部分である、メッキレジス
トで被覆されずに露出している給電層20上に、いわゆ
る厚付けメッキを施して導体回路50を形成する[図2
(d)]。その後、パターン40を形成しているメッキ
レジストを剥離する[図2(e)]。次いで,形成した
給電層20のうちの、導体回路50を形成しない部分
(すなわち、メッキレジストを剥離した部分)の給電層
20をエッチングにより除去して、導体回路50と導体
回路50の間に絶縁部70を形成する[図2(f)]。
なお、ここでいうセミアディティブ法とは、基板10の
表面11の全面に、無電解メッキにより給電層20を形
成し、次いでメッキレジストを用いてパターン40を形
成し、次いで電気メッキを施して導体回路50を形成
し、次いでメッキレジストパターン40を剥離し、次い
で、導体回路50以外の部分の給電層20を除去して回
路形成する方法のことを表している。
【0003】このように従来のセミアディティブ法によ
る回路形成方法では、基板10の粗面化した面の全面
に、無電解メッキにより膜厚が薄い(0.3μm〜1.
0μm程度)給電層20を形成した後、メッキレジスト
をその上に付与してパターン40を形成する。十分なア
ンカー効果を得るために、基板表面の粗度を大きくする
と、メッキレジストが基板表面の給電層20の凹部深く
に入り込み、その結果電気メッキを施して導体回路を形
成した後のメッキレジスト剥離が困難になり、図2
(e)に示すようにメッキレジスト残60を生じる場合
があった。このメッキレジスト残60があると導体回路
50を形成しない部分の給電層20をエッチングにより
除去した後でも、図2(f)に示すように、導体回路5
0と導体回路50の間の絶縁部70となるべき位置にメ
ッキレジスト残60が残存し、得られるプリント配線板
の電気的信頼性を低下させる問題があった。そのため、
メッキレジスト残60の生じにくいセミアディティブ法
による回路形成方法が求められている。
【0004】また、回路形成方法としては銅箔を接着し
た基板を用いるサブトラクティブ法と呼ばれる方法もあ
るが、この方法では厚みが厚い(12μm〜70μm程
度)銅箔をエッチングして回路を形成するので、微細回
路形成が困難であり、微細回路形成ができるセミアディ
ティブ法について前記の問題点を解消することが望まれ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
事情に鑑みてなされたものであって、その目的とすると
ころは、樹脂よりなる粗面化処理した表面を有する基板
上に導体回路を形成するセミアディティブ法による回路
形成方法であって、導体回路を形成するための電気メッ
キ工程の後で、メッキレジストを剥離した際にメッキレ
ジスト残の生じにくい回路形成方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の回
路形成方法は、樹脂よりなる粗面化処理した表面を有す
る基板上に導体回路を形成する際の工程として、(1)
無電解メッキにより第1の給電層を形成する工程、
(2)電気メッキにより第2の給電層を形成する工程、
(3)メッキレジストを用いてパターンを形成する工
程、(4)露出している給電層上に、電気メッキを施す
工程、(5)メッキレジストを剥離する工程及び(6)
メッキレジストを剥離した部分の給電層をエッチングに
より除去する工程を備えることを特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明の回路形成方法は、請
求項1記載の回路形成方法において、第2の給電層の厚
みが0.5μm〜10μmであることを特徴とする。
【0008】請求項1に係る発明では、(1)の無電解
メッキにより給電層を形成する工程の後で、さらに、
(2)の電気メッキにより第2の給電層を形成し、次い
で(3)のメッキレジストを用いてパターンを形成する
工程を行う。従って、十分なアンカー効果を得るため
に、基板表面の粗度が大きい場合でも、第1の給電層単
独の場合に比べ、第2の給電層の表面は平滑になり、そ
のためメッキレジストが基板表面の給電層の凹部深くに
入り込むことがなく、従ってメッキレジストを剥離した
際にメッキレジスト残が生じにくい。そして、この第2
の給電層は電気メッキにより形成しているので、その厚
みの制御が無電解メッキで形成した場合よりも容易であ
るため、第2の給電層の厚みを容易に制御することがで
きる。
【0009】また、請求項2に係る発明の回路形成方法
では、第2の給電層の厚みが0.5μm〜10μmであ
るので、微細な導体回路を形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態の各工程を示す断面図であ
る。
【0011】まず、基板10の表面11を粗面化処理す
る[図1(a)]。この粗面化処理は、基板表面と後で
形成する導体回路の密着性をアンカー効果によって向上
させる目的で行う。粗面化処理の方法としては、基板表
面に機械的研磨(バフロール研磨、スクラブ研磨等)
や、化学的処理等を施して粗面化する方法の他に、銅張
積層板の表面の銅箔をエッチングして、粗面化した基板
表面を得ることも可能である。そして、基板10の粗面
化した表面11の全面に、後で導体回路を形成する際に
必要となる電気的導通を取るために、無電解メッキによ
り第1の給電層21を形成する[図1(b)]。この無
電解メッキで第1の給電層21を形成する場合、まず基
板10の表面11に触媒を付与するが、触媒付与の方法
としては、パラジウムや白金等の貴金属を析出させる方
法が例示できる。無電解メッキの金属としては、銅、ニ
ッケル(ニッケル/リン、ニッケル/ホウ素を含む)、
錫等が例示できる。無電解メッキ液としては、メッキ金
属が銅の場合、還元剤としてホルムアルデヒド、キレー
ト剤としてEDTAを用いるものが好ましく、メッキ金
属がニッケルの場合、還元剤として水素化ホウ素化合
物、次亜リン酸ナトリウム、ヒドラジン等を使用でき
る。また、第1の給電層21の厚みについては特に制限
はないが、0.3μm〜1.0μm程度であることが好
ましい。薄すぎると電気的導通を取るのが困難となり、
厚すぎるとその形成に長時間を要するという問題やメッ
キ皮膜の性能について展延性不足等の問題が生じるおそ
れがあるからである。
【0012】無電解メッキにより第1の給電層21を形
成した後で、さらに、電気メッキにより第2の給電層3
0を形成する[図1(c)]。この電気メッキで使用す
るメッキ液としては、酸性浴、アルカリ性浴の何れも使
用できる。メッキ金属が銅の場合、酸性浴としては硫酸
銅メッキ浴を、アルカリ性浴としてはピロリン酸系のメ
ッキ浴を用いることが好ましい。この第2の給電層30
を形成することにより、第1の給電層21の表面の凹凸
を平滑化して、メッキレジストを付与する前の給電層の
表面が平滑になるようにしている。第2の給電層30の
厚みは0.5μm〜10μmであることが好ましく、よ
り好ましくは1μm〜5μmである。第2の給電層30
の厚みが薄すぎるとメッキレジストを付与する前の給電
層の表面を平滑にする効果が乏しくなり、一方、第2の
給電層30の厚みが10μmを超えるとエッチングして
微細回路を形成することが困難になるという問題が生じ
る。そして、第2の給電層30は電気メッキにより形成
するので、所望の厚みに容易に形成できる。すなわち、
給電層をすべて無電解メッキで形成する場合に比べ、第
2の給電層30の部分は厚み制御が容易であるという利
点がある。
【0013】次いで、メッキレジストを用いてパターン
40を形成する。メッキレジストとしては、ドライフィ
ルムレジストや液状レジスト等を使用でき、これらのレ
ジストを、ラミネート、ロールコート、ディップ、電
着、静電塗装、スクリーン印刷等の方法で、貼り付けも
しくは塗布した後、露光・現像して、パターン40を形
成する[図1(d)]。なお、パターン40の形成は単
なる印刷法等によって行うこともできる。このメッキレ
ジストを用いて形成したパターン40は、次の電気メッ
キを施す工程でレジストの役割を果たし、パターン40
を形成していない部分に、電気メッキによる皮膜が形成
されるようにする。
【0014】次いで、メッキレジストのパターン40が
形成されていない、露出している給電層(第2の給電層
30)上に、電気メッキにより、いわゆる厚付けメッキ
を施して導体回路50を形成する[図1(e)]。この
電気メッキで使用するメッキ液としては、酸性浴、アル
カリ性浴の何れも使用できる。メッキ金属が銅の場合、
酸性浴としては硫酸銅メッキ浴を、アルカリ性浴として
はピロリン酸系のメッキ浴を用いることが好ましい。そ
の後、パターン40を形成しているメッキレジストを剥
離する[図1(f)]。メッキレジストの剥離液は、使
用するメッキレジストの種類によって適宜選択を行えば
良く、特に限定はない。
【0015】次いで,形成した給電層(第1の給電層2
1及び第2の給電層30とからなっている)のうちの、
導体回路50を形成しない部分(すなわち、メッキレジ
ストを剥離した部分)の給電層をエッチングにより除去
して、導体回路50と導体回路50の間に絶縁部70を
形成する[図1(g)]。使用するエッチング液として
は、給電層が銅よりなる場合は、塩化銅系、塩化鉄系、
硫酸/過酸化水素系、過硫酸塩系、アンモニウム塩系の
エッチング液を用いるのが好ましく、給電層がニッケル
を含む場合は、塩化銅系、硫酸/過酸化水素系のエッチ
ング液を用いることが好ましい。
【0016】
【実施例】次に本発明に係る回路形成方法を実施例に基
づいて説明する。
【0017】(実施例1〜実施例5)エポキシ樹脂ガラ
ス布基材銅張積層板の表面の銅箔を塩化第2銅エッチン
グ液で全面エッチングして、樹脂よりなる粗面化処理し
た表面を持つ基板を得た。この粗面化処理した表面に、
無電解銅メッキにより第1の給電層を0.5μmの厚さ
で全面に設け、その後に電気メッキにより第2の給電層
を表1に示す厚さで第1の給電層上の全面に形成した。
その後、メッキレジストとしてドライフィルム(日本合
成化学工業社製、品番501Y25)を用い、露光、現
像して、次の電気メッキ工程でレジストの役割を果たす
パターンを形成した。このパターン形成は最終的にライ
ン/スペース=50μm/50μmの回路が形成される
ように行った。その後、メッキレジストのパターンが形
成されずに、露出している給電層上に、硫酸銅メッキ浴
を用いて電気メッキにより、厚さが15μmのメッキ皮
膜を形成して導体回路を形成した。次いで、剥離液とし
て4重量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液を用いて、メ
ッキレジストを剥離した。メッキレジストを剥離した面
のメッキレジストの残存状態を顕微鏡で観察し(観察面
積1cm2 )、最大長さが2μm以上のメッキレジスト
残があった場合をレジスト剥離性不良とし、最大長さが
2μm未満のメッキレジスト残しかない場合をレジスト
剥離性良好として、得られた結果を表1に示した。ま
た、露出している給電層をエッチングにより除去して、
形成した50μmの幅のラインの状態も顕微鏡で観察
し、ラインの幅が20μm以下に細っている場合は微細
回路形成性不良とし、20μm以下に細っている部分が
ないときは微細回路形成性良好として、得られた結果を
表1に示した。
【0018】(比較例1)電気メッキにより第2の給電
層を形成することなしに、第1の給電層上にメッキレジ
ストのパターンを形成するようにした他は実施例1と同
様にして回路形成をし、得られた基板について実施例1
と同様にしてレジストの残存状態及び微細回路形成性を
調べ、その結果を表1に示した。
【0019】(実施例6〜実施例10)銅張積層板上の
全面に60μmの厚さのエポキシ樹脂層を形成し、この
エポキシ樹脂層を膨潤液(アルコール系水溶液)及び過
マンガン酸系水溶液を用いて粗面化処理を施した。この
粗面化処理した表面に、無電解銅メッキにより第1の給
電層を0.5μmの厚さで全面に設け、その後に電気メ
ッキにより第2の給電層を表1に示す厚さで第1の給電
層上の全面に形成した。その後、メッキレジストとして
ドライフィルム(日本合成化学工業社製、品番501Y
25)を用い、露光、現像して、次の電気メッキを施す
工程でレジストの役割を果たすパターンを形成した。こ
のパターン形成は最終的にライン/スペース=50μm
/50μmの回路が形成されるように行った。その後、
メッキレジストのパターンが形成されずに、露出してい
る給電層上に、硫酸銅メッキ浴を用いて電気メッキによ
り、厚さが15μmのメッキ皮膜を形成して導体回路を
形成した。次いで、剥離液として4重量%濃度の水酸化
ナトリウム水溶液を用いて、メッキレジストを剥離し
た。メッキレジストを剥離した面のメッキレジストの残
存状態を顕微鏡で観察し(観察面積1cm2 )、最大長
さが2μm以上のメッキレジスト残があった場合をレジ
スト剥離性不良とし、最大長さが2μm未満のメッキレ
ジスト残しかない場合をレジスト剥離性良好として、得
られた結果を表1に示した。また、露出している給電層
をエッチングにより除去して、形成した50μmの幅の
ラインの状態も顕微鏡で観察し、ラインの幅が20μm
以下に細っている場合は微細回路形成性不良とし、20
μm以下に細っている部分がないときは微細回路形成性
良好として、得られた結果を表1に示した。
【0020】(比較例2)電気メッキにより第2の給電
層を形成することなしに、第1の給電層上にメッキレジ
ストのパターンを形成するようにした他は実施例6と同
様にして回路形成をし、得られた基板について実施例1
と同様にしてレジストの残存状態の観察及び微細回路形
成性を調べ、その結果を表1に示した。
【0021】
【表1】
【0022】表1の結果から、下記のことが明らかにな
った。実施例1〜5は、比較例1に比べ、レジスト剥離
性が良好であり、レジスト残の発生が少なかった。ま
た、第2の給電層の厚みが0.5μm〜10μmである
実施例1〜4は、厚みが15μmである実施例5よりも
微細回路形成性が良好であることが確認された。そして
実施例6〜10は、比較例2に比べ、レジスト剥離性が
良好であり、レジスト残の発生が少なかった。また、第
2の給電層の厚みが0.5μm〜10μmである実施例
6〜9、は厚みが15μmである実施例10よりも微細
回路形成性が良好であることが確認された。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る発明の回路形成方法で
は、無電解メッキにより第1の給電層を形成した後で、
さらに、電気メッキにより第2の給電層を形成し、次い
でメッキレジストを用いてパターンを形成するので、第
1の給電層単独の場合に比べ、第2の給電層の表面は平
滑になる。そのため、請求項1に係る発明の回路形成方
法によればメッキレジストを剥離した際にメッキレジス
ト残が生じにくいという効果を奏する。
【0024】請求項2に係る発明の回路形成方法では、
第2の給電層の厚みが0.5μm〜10μmであるの
で、上記の効果に加えて、微細な導体回路を形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の各工程を示す断面図であ
る。
【図2】従来技術の各工程を示す断面図である。
【符号の説明】
10 基板 11 表面 20 給電層 21 第1の給電層 30 第2の給電層 40 パターン 50 導体回路 60 レジスト残 70 絶縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤森 正一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 平田 勲夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 藤原 弘明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 前田 修二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小川 悟 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 中川 義廣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 石原 政行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂よりなる粗面化処理した表面を有す
    る基板上に導体回路を形成する際の工程として、(1)
    無電解メッキにより第1の給電層を形成する工程、
    (2)電気メッキにより第2の給電層を形成する工程、
    (3)メッキレジストを用いてパターンを形成する工
    程、(4)露出している給電層上に、電気メッキを施す
    工程、(5)メッキレジストを剥離する工程及び(6)
    メッキレジストを剥離した部分の給電層をエッチングに
    より除去する工程を備えることを特徴とする回路形成方
    法。
  2. 【請求項2】 第2の給電層の厚みが0.5μm〜10
    μmであることを特徴とする請求項1記載の回路形成方
    法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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