JPH11177210A - 導体パターンの形成方法 - Google Patents

導体パターンの形成方法

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JPH11177210A
JPH11177210A JP33888897A JP33888897A JPH11177210A JP H11177210 A JPH11177210 A JP H11177210A JP 33888897 A JP33888897 A JP 33888897A JP 33888897 A JP33888897 A JP 33888897A JP H11177210 A JPH11177210 A JP H11177210A
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JP
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copper foil
plating
dry film
film resist
resist
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JP33888897A
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English (en)
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Yoshikazu Nakada
好和 中田
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Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
Original Assignee
Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライフィルムレジストと銅箔との密着性と
剥離性とを両立させて、めっきもぐりやドライフィルム
レジストの剥離不良を防止する。 【解決手段】 銅箔13の表面の整面処理として、黒化
処理を行い、更に、ジェットスクラブ研磨を行い、酸洗
した上で、再度、ジェットスクラブ研磨を行う。この
後、銅箔13の表面にドライフィルムレジスト14をラ
ミネートし、このドライフィルムレジスト14を露光現
像処理して、導体パターン15のネガパターン形状のめ
っきレジスト14を形成する。その後、銅箔13に電流
を流して電解Ni/Auめっきを施すことで、銅箔13
の表面のうちのめっきレジスト14から露出する部分に
Ni/Auを析出させてめっきパターン16を形成す
る。その後、ドライフィルムレジスト14を剥離し、め
っきパターン16をエッチングレジストとして銅箔13
をエッチングして導体パターン15を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に電解めっき
処理が施された導体パターンを形成する導体パターンの
形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、配線基板は、基板表面に銅で
導体パターンを形成したものが多用され、その導体パタ
ーンの表面処理として、Ni/Auめっきが施されるこ
とも多い。このNi/Auめっきは、無電解めっき、電
解めっきのいずれでも可能であるが、無電解めっきで
は、浴管理が面倒で、めっき被膜(特にNiめっき被
膜)の膜質が安定せず、また、めっき液が高価で、めっ
きコストが高くつくという欠点がある。
【0003】これに対し、電解めっきでは、このような
欠点は無いが、めっき処理する導体パターンに通電する
ためのめっきリード線を配線基板に形成する必要がある
ため、その分、配線基板に形成する導体パターンの配線
密度が制限されてしまい、近年の高密度配線の要求を十
分に満たすことができないばかりか、めっきリード線が
反射ノイズの発生源となり、しかも、電気的に孤立した
導体パターンにはめっきできないという欠点がある。
【0004】このような欠点を解消するために、めっき
リード線を必要としない電解Ni/Auめっきを用いた
導体パターン形成方法が考えられている。この導体パタ
ーン形成方法は、銅張積層板の銅箔表面にドライフィル
ムレジスト(感光性フィルム)をラミネートし、このド
ライフィルムレジストを露光現像処理することで、導体
パターンのネガパターン形状のめっきレジストを形成す
る。その後、銅箔に電流を流して電解Ni/Auめっき
を施すことで、銅箔表面のうちのめっきレジストから露
出する部分にNi/Auを析出させて、Ni/Auめっ
きパターンを形成する。その後、ドライフィルムレジス
トを剥離し、Ni/Auめっきパターンをエッチングレ
ジストとして銅箔の不要部分をエッチングして導体パタ
ーンを形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記導
体パターン形成方法では、ドライフィルムレジストと銅
箔との界面にめっき液が浸入して、“めっきもぐり”と
称されるめっき不良が発生し、それによって、めっきパ
ターンの線幅が広がって、導体パターンのショートが発
生しやすいという欠点がある。この原因は、ドライフィ
ルムレジストがアルカリ現像/アルカリ剥離であるた
め、中性/弱アルカリの電解Auめっき液中でドライフ
ィルムレジストが膨潤して銅箔から剥がれやすくなるた
めである。
【0006】この対策として、ドライフィルムレジスト
の現像後に、通常のベーク処理よりも高温のベーク処理
を行ってドライフィルムレジストと銅箔との密着性を高
めることが考えられる。しかし、後述する比較例3のよ
うに、過度のベーク処理を行うと、電解めっき処理後の
ドライフィルムレジスト剥離工程で、ドライフィルムレ
ジストが剥がれにくくなって、ドライフィルムレジスト
が部分的に破れて銅箔表面に残存する剥離不良が発生し
やすくなる。このような剥離不良が発生した状態で銅箔
をエッチングすると、ドライフィルムレジストが残存す
る部分がエッチングされずに残ってしまい、導体パター
ンがショートする原因となる。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、ドライフィルムレジ
ストを用いて電解めっきで表面処理した導体パターンを
形成する方法において、ドライフィルムレジストと銅箔
との密着性と剥離性とを両立させることができて、めっ
きもぐりやドライフィルムレジストの剥離不良による銅
箔のエッチング不良を防止できる導体パターンの形成方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の導体パターンの形成方法は、銅
箔表面にドライフィルムレジストをラミネートする前
に、銅箔表面の整面処理として、少なくとも黒化処理
(ブラックオキサイド処理)を行うようにしたものであ
る。ここで、黒化処理は、亜塩素酸塩を主剤とするアル
カリ水溶液に銅箔を浸して、その表面に無数の微細突起
のある黒色の酸化第二銅被膜を形成する酸化処理法であ
る。この黒化処理により、銅箔表面に形成された無数の
微細突起によって、ドライフィルムレジストと銅箔表面
との密着性が向上し、めっきもぐりが発生しなくなる。
しかも、過度のベーク処理が不要であるため、ドライフ
ィルムレジストの剥離性も良好であり、電解めっき処理
後のドライフィルムレジスト剥離工程で、ドライフィル
ムレジストが比較的容易に剥がれる。
【0009】この場合、請求項2のように、銅箔表面を
黒化処理した後、少なくとも酸洗するようにしても良
い。このようにすれば、酸洗によって銅箔表面の酸化第
二銅被膜の表面が溶解されて、銅箔表面が更に粗化さ
れ、ドライフィルムレジストの密着性が更に向上する。
【0010】また、請求項3のように、銅箔表面を黒化
処理した後、ジェットスクラブ研磨等の機械研磨を行
い、酸洗した上で、再度、機械研磨を行うようにしても
良い。このようにすれば、銅箔表面に黒化処理により形
成された酸化第二銅の突起のうち、粗大な突起が機械研
磨によって除去され、銅箔表面の突起の大きさが均一化
されると共に、機械研磨によっても銅箔表面が粗化され
る。更に、酸洗と機械研磨を行うことで、銅箔表面の粗
化と突起の均一化が繰り返されて、銅箔表面の粗化状態
(整面状態)が極めて良好なものとなり、ドライフィル
ムレジストの密着性が更に向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態における導体
パターンの形成方法を図1に基づいて説明する。この実
施形態で用いる銅張積層板11は、例えばプラスチック
BGA(BallGrid Array )パッケージ等に用いられる
プラスチック回路基板であり、例えばBT(ビスマレイ
ミド・トリアジン)エポキシ樹脂等の高耐熱性、誘電特
性、絶縁特性、加工性に優れたプラスチックを基材とす
る単層又は多層のプラスチック基板12の表面に銅箔1
3を接着剤で接着したものである。
【0012】まず、黒化処理の前処理として、銅張積層
板11の銅箔13の表面を脱脂し、塩化第二銅溶液(C
uCl2 ・2H2 O:40g/リットル)で銅箔13の
表面をソフトエッチングした後、例えば35%の塩酸溶
液で酸洗する。この後、黒化処理工程に移り、亜塩素酸
塩を主剤とするアルカリ水溶液に銅張積層板11を浸漬
して、銅箔13の表面を黒化処理する。この黒化処理に
より、銅箔13の表面に、0.1μm程度の微細な突起
を無数に有する黒色の酸化第二銅被膜13aが形成され
る。
【0013】この後、銅箔13の表面にジェットスクラ
ブ研磨を施す。このジェットスクラブ研磨は、例えば平
均粒径23μm(320#)の砥粒を2.5kg/cm
2 で銅箔13の表面に吹き付けることで、銅箔13の表
面に黒化処理で形成された酸化第二銅の突起のうち、粗
大な突起を除去して、銅箔13の表面の突起の大きさを
0.1μm程度に均一化すると共に、銅箔13の表面を
更に粗化する。
【0014】次に、銅箔13の表面を酸洗する。この酸
洗には、例えば10%の硫酸溶液を用い、室温で例えば
2分程度の酸洗を行う。この酸洗により、銅箔13表面
の酸化第二銅被膜13aの表面が溶解されて、銅箔13
の表面が更に粗化される。
【0015】この後、再度、銅箔13の表面にジェット
スクラブ研磨を施す。このジェットスクラブ研磨も前回
のジェットスクラブ研磨と同じ条件で行う。これによ
り、再度、銅箔13の表面の粗大な突起が除去されて、
銅箔13の表面の突起の大きさが0.1μm程度に均一
化されると共に、銅箔13の表面が更に粗化され、その
粗化状態(整面状態)が極めて良好なものとなる。
【0016】以上にて、銅箔13の表面の整面処理を終
了し、次の工程で、銅箔13の表面にドライフィルムレ
ジスト14をラミネートする。このドライフィルムレジ
スト14は、キャリアフィルム(図示せず)上に感光性
レジストを塗布して乾燥したものであり、その上から保
護フィルムを被着したサンドイッチ構造となっている。
そして、ラミネート工程では、ドライフィルムラミネー
ト装置(図示せず)を用いて、保護フィルムを剥がしな
がら、例えば100℃程度に加熱し、ドライフィルムレ
ジスト14(感光性レジスト層)の表面を接着面として
ロール(図示せず)で銅箔13の表面に押圧すること
で、ドライフィルムレジスト14を銅箔13の表面に接
着する。接着後、ドライフィルムレジスト14からキャ
リアフィルムを剥離する。
【0017】この後、露光・現像工程に移り、ドライフ
ィルムレジスト14のうち後述する導体パターン15に
対応しない部分だけを露光し(露光量:100mJ/c
2 )、これをアルカリ性の現像液(例えば1%のNa
2 CO3 溶液)で現像することで、導体パターン15の
ネガパターン形状のめっきレジスト14を形成する。こ
の後、軽くベーク処理して、めっきレジスト(ドライフ
ィルムレジスト)14と銅箔13の表面との密着性を更
に高める。この時のベークの条件は、例えば100℃、
30分である。尚、このベーク処理は省略しても良い。
【0018】次に、電解Ni/Auめっき工程に移り、
銅箔13に電流を流して電解Niめっきを施した後、こ
のNiめっきを下地として電解Auめっきを施す。これ
により、銅箔13の表面のうちのめっきレジスト(ドラ
イフィルムレジスト)14から露出する部分に電解Ni
/Auめっきを施してNi/Auめっきパターン16を
形成する。この際、Niめっき液としては、例えばPH
=5のものを使用し、Auめっき液としては、例えばP
H=6.5のものを使用し、それによって、Niめっき
の膜厚を例えば7μmとし、Auめっきの膜厚を例えば
0.5μmとする。
【0019】この電解Ni/Auめっき終了後、めっき
レジスト(ドライフィルムレジスト)14をアルカリ性
の剥離液(例えば3%のNaOH溶液)に浸して、ドラ
イフィルムレジスト14を銅箔13の表面から剥離す
る。
【0020】この後、銅エッチング工程に移り、Ni/
Auめっきパターン16をエッチングレジストとして銅
箔13の不要部分をエッチングして導体パターン15を
形成する。この際、エッチング液として、アルカリエッ
チング液を使用する。
【0021】以上説明した実施形態の導体パターン形成
方法では、ドライフィルムレジスト14のラミネート前
に、銅箔13の表面の整面処理として、黒化処理を行う
ようにしたので、銅箔13の表面に無数の微細突起のあ
る黒色の酸化第二銅被膜13aを形成することができ
て、銅箔13の表面を適度に粗化することができる。こ
れにより、ドライフィルムレジスト14と銅箔13の表
面との密着性を向上できて、電解Ni/Auめっき時に
ドライフィルムレジスト14と銅箔13との界面にめっ
き液が浸入する“めっきもぐり”を防止できて、良好な
Ni/Auめっきパターン16を形成できる。
【0022】しかも、過度のベーク処理が不要であるた
め、ドライフィルムレジスト14の剥離性を良好に保つ
ことができ、Ni/Au電解めっき処理後のドライフィ
ルムレジスト剥離工程で、ドライフィルムレジスト14
を比較的容易に剥離することができる。これにより、ド
ライフィルムレジスト14の剥離時に、ドライフィルム
レジスト14が部分的に破れて銅箔13の表面に残存す
ることを防止でき、エッチングにより銅箔13のうちの
導体パターン15以外の部分を完全に除去することがで
きて、良好な導体パターン15を形成でき、不完全なエ
ッチングによる導体パターン15のショートを無くすこ
とができる。
【0023】本発明者は、銅箔13の表面の整面処理を
黒化処理で行う効果を評価するために、次の比較例1〜
3の方法で導体パターンを形成して、ドライフィルムレ
ジストの密着性と剥離性を評価したところ、次のような
結果が得られた。
【0024】[比較例1]ドライフィルムレジストのラ
ミネート前の銅箔表面の整面処理をジェットスクラブ研
磨又はバフ研磨のみとした。整面処理後の工程は、前記
実施形態と同じである。
【0025】このように、ジェットスクラブ研磨又はバ
フ研磨のみでも銅箔表面を多少は粗化できるが、粗化の
程度が少なく、ドライフィルムレジストの密着性が不足
して電解Ni/Auめっき時にめっきもぐりが多発し、
導体パターンのショートが多発した。
【0026】[比較例2]銅箔表面の整面処理を、上記
比較例1と同じく、ジェットスクラブ研磨又はバフ研磨
のみとした。そして、ドライフィルムレジスト現像後の
ベーク処理で、ベーク温度を高めの温度(120℃)に
設定して30分間ベークした。ベーク処理後の工程は、
前記実施形態と同じである。
【0027】この比較例2では、ベーク温度を高めの温
度(120℃)に設定して、ドライフィルムレジストの
密着性を高めたが、この程度のベーク温度では、まだ密
着性が不足して、めっきもぐりが発生し、導体パターン
のショートが発生した。
【0028】[比較例3]銅箔表面の整面処理を、前記
比較例1と同じく、ジェットスクラブ研磨又はバフ研磨
のみとした。そして、ドライフィルムレジスト現像後の
ベーク処理で、ベーク温度を上記比較例2より更に高め
の温度(150℃)に設定して30分間ベークした。ベ
ーク処理後の工程は、前記実施形態と同じである。
【0029】この比較例3では、高温のベーク処理によ
りドライフィルムレジストの密着性を上記比較例2より
更に高めることができるため、めっきもぐりを防止でき
るが、電解めっき処理後のドライフィルムレジスト剥離
工程で、ドライフィルムレジストが剥がれにくくなっ
て、ドライフィルムレジストが部分的に破れて銅箔表面
に残存しやすくなり、その後のエッチング工程で、ドラ
イフィルムレジストが残存する部分がエッチングされず
に残ってしまい、導体パターンのショートが多発した。
【0030】これに対し、前記実施形態では、過度のベ
ーク処理を行わなくても、黒化処理により十分にドライ
フィルムレジスト14の密着性を確保できるため、ドラ
イフィルムレジスト14と銅箔13との密着性と剥離性
とを両立させることができ、めっきもぐりやドライフィ
ルムレジストの剥離不良による銅箔13のエッチング不
良を防止でき、導体パターン15のショートを無くすこ
とができる。
【0031】尚、前記実施形態では、銅箔13の表面の
整面処理として、黒化処理後に、ジェットスクラブ研磨
→酸洗→ジェットスクラブ研磨を行うようにしたが、こ
の他に、次のような4通りの整面処理が考えられる。 黒化処理のみ 黒化処理+酸洗のみ 黒化処理+ジェットスクラブ研磨のみ 黒化処理+ジェットスクラブ研磨+酸洗
【0032】また、ジェットスクラブ研磨に代えて、バ
フ研磨、ブラシスクラブ研磨、その他の機械研磨を用い
るようにしても良い。その他、本発明は、銅箔表面にN
i/Au以外の導体の電解めっきを施す場合にも、適用
できる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の導体パターンの形成方法によれば、ドライ
フィルムレジストをラミネートする前に、銅箔表面の整
面処理として、少なくとも黒化処理を行うようにしたの
で、過度のベーク処理を行わなくても、ドライフィルム
レジストの密着性を十分に高めることができて、めっき
もぐりを防止できると共に、ドライフィルムレジストの
剥離性を損なうことがなく、ドライフィルムレジストの
剥離不良による銅箔のエッチング不良を防止でき、導体
パターンのショートを防止できる。
【0034】更に、請求項2では、銅箔表面を黒化処理
した後、少なくとも酸洗するようにしたので、黒化処理
と酸洗との相乗効果によってドライフィルムレジストの
密着性を更に向上することができる。
【0035】また、請求項3では、銅箔表面を黒化処理
した後、ジェットスクラブ研磨等の機械研磨を行い、酸
洗した上で、再度、機械研磨を行うようにしたので、銅
箔表面の粗化状態(整面状態)を一層良好なものとする
ことができ、ドライフィルムレジストの密着性を更に高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における導体パターン形成
方法を説明する工程図
【符号の説明】
11…銅張積層板、12…プラスチック基板、13…銅
箔、13a…酸化第二銅被膜、14…ドライフィルムレ
ジスト、15…導体パターン、16…Ni/Auめっき
パターン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅張積層板の銅箔表面にドライフィルム
    レジストをラミネートし、このドライフィルムレジスト
    を露光現像処理することで、導体パターンのネガパター
    ン形状のめっきレジストを形成し、前記銅箔表面のうち
    の前記めっきレジストから露出する部分に電解めっきを
    施してめっきパターンを形成した後、前記ドライフィル
    ムレジストを剥離し、前記めっきパターンをエッチング
    レジストとして前記銅箔の不要部分をエッチングして導
    体パターンを形成する導体パターンの形成方法におい
    て、 前記銅箔表面に前記ドライフィルムレジストをラミネー
    トする前に、前記銅箔表面の整面処理として、少なくと
    も黒化処理を行うことを特徴とする導体パターンの形成
    方法。
  2. 【請求項2】 前記銅箔表面を黒化処理した後、少なく
    とも酸洗することを特徴とする請求項1に記載の導体パ
    ターンの形成方法。
  3. 【請求項3】 前記銅箔表面を黒化処理した後、ジェッ
    トスクラブ研磨等の機械研磨を行い、酸洗した上で、再
    度、機械研磨を行うことを特徴とする請求項2に記載の
    導体パターンの形成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101144281B1 (ko) * 2009-12-04 2012-05-15 스템코 주식회사 연성 회로 기판의 제조 방법
CN108728841A (zh) * 2018-05-04 2018-11-02 瑞声科技(新加坡)有限公司 压延铜遮光圈片制备方法及压延铜遮光圈片

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