JPH10335502A - 読み出し専用メモリ、不揮発性メモリ、メモリセル、メモリセルのプログラミング方法及びメモリセル成形方法 - Google Patents

読み出し専用メモリ、不揮発性メモリ、メモリセル、メモリセルのプログラミング方法及びメモリセル成形方法

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JPH10335502A
JPH10335502A JP11604098A JP11604098A JPH10335502A JP H10335502 A JPH10335502 A JP H10335502A JP 11604098 A JP11604098 A JP 11604098A JP 11604098 A JP11604098 A JP 11604098A JP H10335502 A JPH10335502 A JP H10335502A
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memory
well
transistor
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Ting-Wah Wong
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的に消去可能でプログラム可能な小型の
不揮発性メモリを提供する。 【解決手段】 本発明が提供する不揮発性メモリは、上
張りのコントロールゲートを備える必要がなく、半導体
基板38に埋め込まれたP型井戸34内に形成される。
その結果、通常の論理処理技術を、不揮発性メモリセル
を形成するために使用してよい。基板の熱い電子注入が
使用されるとともに、そのエミッタ(拡散領域25)が
電荷インジェクタとして作用する横向きのバイポーラト
ランジスタ62が形成されるので、プログラミング効率
が改善され、必要なプログラミング電圧および電流が、
他の装置で使用される比較的高電圧および高電流よりも
減少される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に消去可能
でかつプログラム可能な、読み出し専用メモリ、不揮発
性メモリ、不揮発性メモリ、メモリセル、メモリセルの
プログラミング方法及びメモリセル成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性メモリは、それに対する電力が
切られても、そこに記憶された情報を保持するという利
点がある。消去可能でプログラム可能なROM(EPR
OM(erasable programmable read only memory))、
電気的に消去可能でプログラム可能なROM(EEPR
OM(electrically erasable and programmable reado
nly memory))、およびフラッシュEEPROMメモリ
(flash EEPROM memory)などの、いくつかの異ったタ
イプの不揮発性メモリが存在する。EPROMは、光を
当てることによって消去可能であるが、浮動ゲートにチ
ャネル電子を注入させることによって電気的にプログラ
ム可能である。従来のEEPROMは、同一のプログラ
ム可能機能を有するが、光によって消去し得る代りに、
電子トンネル現象によって消去およびプログラムされ
る。これによって、情報をこれらのメモリに記憶すれ
ば、その情報が電源が切られたときにも保持され、必要
ならば、適当な技術を使用してメモリを再プログラムす
るために消去が可能である。フラッシュEEPROM
は、ブロック消去され、一般的に通常のEEPROMよ
りもより良い読み出しアクセス時間を与える。
【0003】最近では、フラッシュメモリは可成りの人
気がある。例えば、フラッシュメモリは、速い更新が必
要とされるコードを記憶するのが望ましいとされる小型
制御装置、モデム、およびSMARTカードなどのため
の、オン−チップメモリを提供する際によく利用され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュメモリおよ
びEEPROMは、密接に関係しているものの、多くの
場合、フラッシュメモリの方が好まれる。その理由は、
フラッシュメモリの方がセルがより小さく、より経済的
に製造することができるためである。しかしながら、フ
ラッシュメモリおよびEEPROMは、しばしば非常に
類似したセル特性を有する。
【0005】不揮発性メモリのセルは、小型制御装置な
どの、メモリセルで作動する論理デバイスと呼ばれる電
子的構成要素に一般的に使用されるトランジスタとは多
くの点において異っている。論理デバイスは、単一のゲ
ート電極を使用するトランジスタから構成される。不揮
発性メモリは通常、コントロール電極および浮動ゲート
電極と呼ばれる、2つのゲート電極を含んでいる。一つ
の電極は他の電極の上に位置する。この構造上の相違か
ら、不揮発性メモリと論理デバイスは異る処理によって
製作される。このため、処理の複雑さや製造コストが相
当に増大することもある。
【0006】特にEEPROMにおいては、通常、セル
を電気的にプログラムするには、セルに印加される相当
の電位が必要とされる。これらの電位によって、N+
域から浮動ゲートへの電子のトンネル現象が誘導され
る。また通常のトランジスタ動作で必要とされるよりも
相当に大きな電圧をメモリセルに与えなければならない
という必要性から複雑さが増すこともある。
【0007】産業において論理メモリおよび不揮発性メ
モリのための別々の加工技術の必要性が受け入れられる
ようになるとともに、当該産業における人々によって、
EEPROMをプログラムするには十分な電圧が必要で
あり、フラッシュEEPROMをプログラムするには十
分な電流が必要であることが認められるようになった。
しかし、特別な加工技術の必要性、あるいは、比較的よ
り高いプログラム電圧やより高い電流の必要性のない、
電気的に消去可能でプログラム可能な不揮発性メモリに
対する相当な要求がなお存在する。
【0008】さらに、従来のフラッシュEEPROMに
おいては、通常、セルを電気的にプログラムするにはセ
ルに印加される高い電流が必要とされる。この電流の比
較的わずかな量がドレイン空乏層領域から浮動ゲートに
注入されることとなる。それゆえ、注入効率(たとえ
ば、10-6〜10-9)が比較的低い。高電流が必要とさ
れるが、低電圧において動作する高電流ポンプを設計を
しなければならないために、複雑さが増す。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し得る電気的に消去可能でプログラム可能な読み出し
専用メモリを提供する。この読み出し専用メモリは、浮
動ゲート電極と、チャネルと、ソースおよびドレインと
を有する検出セル(sensing cell)を備える。バイポー
ラトランジスタは、チャネル空乏層領域を介して浮動ゲ
ート電極に基板の熱い電子(hot electron)を注入する
ことによって浮動ゲート電極をプログラムするための電
子を供給するのに用いられる。バイポーラトランジスタ
は、そのコレクタが検出セルのチャネルのバイアスされ
た空乏層領域でもあるように構成される。
【0010】その他に、本発明は、上記課題を解決し得
る不揮発性メモリを提供する。この不揮発性メモリは、
第1の導電型を有する半導体層を備える。第1の導電型
とは正反対の第2の導電型の第1の井戸(well)が、そ
の半導体層内に形成される。第1の井戸は、Vss、また
はそれよりもさらに正の電位にバイアスされたN型井戸
(N-well)である。第1の導電型を有する第2の井戸
が、第1の井戸内に埋め込まれる。第1の導電型を有す
る第2の井戸は負にバイアスされたP型井戸(P-well)
である。メモリセルはこの第2の井戸内に形成される。
セルは、浮動ゲート、ソースおよびドレインを有する。
ソースおよびドレインは第2の導電型のものである。
【0011】さらにその他に、本発明は、上記課題を解
決し得るメモリセルを提供する。このメモリセルは、N
型井戸を有する半導体層を備える。P型井戸がそのN型
井戸内に形成される。センストランジスタは、浮動ゲー
トと、基板内に電子を注入するように配置されたバイポ
ーラトランジスタとを有する。注入された(ポンプ)電
子はセンストランジスタのチャネル下の電界によって加
速され、浮動ゲートに注入されることが可能である。
【0012】また、本発明は、上記課題を解決し得る、
メモリセルをプログラミングするための方法を提供す
る。その方法は、セレクトトランジスタをオフにするス
テップを有する。キャリアは、基板の熱いキャリア注入
によって、浮動ゲートに注入されることとなる。
【0013】その他に、本発明は、上記課題を解決し得
る、メモリセルをプログラミングするための他の方法を
提供する。この方法は、バイポーラトランジスタを使用
して、基板電子を生成するステップを有する。基板電子
はチャネル下の電界によって加速され、メモリセルの浮
動ゲートに注入される。これら加速された電子は、基板
の「熱い」電子と呼ばれる。
【0014】また、本発明は、上記課題を解決し得る、
メモリセルを形成するための方法を提供する。この方法
は、基板内のチャネル上に浮動ゲートを形成するステッ
プを有する。拡散は、その浮動ゲート直下のチャネルか
ら間隔を置いて基板内に形成され、浮動ゲートの下に拡
がる。ソースおよびドレインは、セルに対して形成さ
れ、浮動ゲートの長さを実質上横断するように配置され
る。
【0015】本発明は、上記課題を解決し得る他の不揮
発性メモリを提供する。この不揮発性メモリは、浮動ゲ
ートを有するセンストランジスタを備える。結合コンデ
ンサが、浮動ゲートの一端側に形成される。結合コンデ
ンサは浮動ゲート上の電位を制御するように配置され
る。浮動ゲートは上張りのコントロールゲート電極を必
要としない。トンネリングコンデンサが浮動ゲートの別
の一端側に形成される。トンネリングコンデンサは電子
が浮動ゲートから取り除かれるための径路を提供する。
またそれは、センストランジスタの下のチャネル領域に
電子を提供するための電荷インジェクタ部分として作用
する。トンネリングコンデンサは、横向きのバイポーラ
トランジスタのエミッタを形成する接合と、そのバイポ
ーラトランジスタのコレクタとして作用する、浮動ゲー
トの下のセンストランジスタのチャネルのバイアスされ
た空乏層領域とを有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。ただし、いくつかの図面に
おいて、類似する構成要素には同一符号が付されてい
る。図1に示されたメモリセル10は、トンネリングコ
ンデンサ(tunneling capacitor) 18、センストランジ
スタ(sense transistor)12とセレクトトランジスタ
(selecttransistor)16、そして結合コンデンサ14
を備える。この構造は、電気的に絶縁された浮動ゲート
22が半導体層上に位置する形で有利に構成される。
【0017】図1に示すように、トンネリングコンデン
サ18は、フラッシュノード(フラッシュ節点)24に
よって制御され、結合コンデンサ14は、コントロール
ノード(コントロール節点)28によって制御される。
図2に示すように、センストランジスタ12のドレイン
29は、ドレインノード(ドレイン節点)26に接続さ
れ、セレクトトランジスタ16のソース31は、ソース
ノード(ソース節点)30に接続される。セレクトトラ
ンジスタ16のゲート33(図3参照)は、セレクトノ
ード(セレクト節点)32(図1参照)に接続される。
【0018】図2に示されたセル10を実現するための
設計には、接触子(contact) としてのフラッシュノード
24と、一般的にN型拡散である拡散領域25が含まれ
る。浮動ゲート22は拡散領域25上に拡がり、トンネ
リングコンデンサ18を構成する。同様に、浮動ゲート
22は拡散領域27上に拡がり、結合コンデンサ14を
構成する。図2に示されているように、結合コンデンサ
14のコントロールノード28を接触子によって実現さ
せてよい。
【0019】ドレインノード26は、図2に示されてい
るような拡散領域29に接続された接触子を含む。ソー
スノード30は、図示されたような接触子によって実現
させてよい。センストランジスタ12のソースとセレク
トトランジスタ16のドレインは、図2において符号2
0によって示されたように共通している。セレクトトラ
ンジスタ16のゲート電極33は、図外の接触子に接続
された伝導層33として形成される。ソースノード30
およびドレインノード26から成る単一の組は、別々の
ゲート22および33を備える2つのトランジスタを形
成する。
【0020】センストランジスタ12およびセレクトト
ランジスタ16の関係は、図3に示されている。浮動ゲ
ート22は、ドレイン29と共通接合部20とを備える
トランジスタのゲートを形成する。同様に、ゲート33
はソース31と共通接合部20との間の伝導を制御する
ように作用する。センストランジスタ12は、チャネル
47を有し、セレクトトランジスタ16はチャネル35
を有する。図示された態様において、チャネル47とチ
ャネル35は、P型の半導体素材であるとともに、P型
井戸(P-well)34の部分である。P型井戸34は、N
型井戸(N-well)内に順番に形成される。最後に、N型
井戸36は、P型基板38内に形成される。P型井戸3
4は、符号70に示されているように負にバイアスして
よく、そしてN型井戸は36は、符号72に示されてい
るように正にバイアスしてよい。N型井戸36は、Vss
に等しいか、またはそれよりも正の電位にバイアスして
もよい。
【0021】図4は、トンネリングコンデンサ18と結
合コンデンサ14とにそれぞれ結合した状態の浮動ゲー
ト22の配置を説明するためのものである。浮動ゲート
22は、センストランジスタ12とセレクトトランジス
タ16のソースからドレインの方向に概ね平行に沿った
一組の電界酸化物領域50a,50bの上に拡がる。図
4の一端において、浮動ゲート22は、N型拡散でよい
下層領域25との相互作用によってトンネリングコンデ
ンサ18を形成する。トンネリング酸化物42は、浮動
ゲート22を拡散領域25から絶縁する。同様に、ゲー
ト酸化物40は浮動ゲート22をチャネル47から絶縁
する。最後に、浮動ゲート22は酸化物51によって結
合コンデンサ14の拡散領域27から絶縁される。こう
して、浮動ゲート22は、センストランジスタ12とコ
ンデンサ14および18の部分となる。
【0022】セル10は、プログラムミングのために基
板の熱い電子の高効率的な注入を利用し、かつ、消去の
ためにファウラ・ノルドハイムのトンネリング現象を利
用するようなフラッシュEEPROMとして説明され
る。基板の熱い電子の注入処理は、応用物理学ジャーナ
ルの第48巻(1997年)の第286ページに記載さ
れた「シリコンから二酸化シリコン内への熱い電子の放
出確率」と題された、ニン、オズバーン、およびユー氏
らによる論文と、電子デバイスに関するIEEEトラン
ザクションED−31巻第7号(1984年7月)の第
934ページに記載された「基板の熱い電子注入EPR
OM」と題された、アイタン、マクレアリ、アムラニ、
およびシャピア氏らによる論文と、IEDM(1989
年)の第263ページに記載された「バンドからバンド
へのトンネリングによって誘導された熱い電子の注入:
不揮発性メモリデバイスのための新たなプログラミング
機構」と題された、チェン、カヤ、およびパターソン氏
らによる論文と、IEDM(1995年)の第283ペ
ージに記載された「基板電流によって誘導された熱い電
子(SCIHE) 注入:フラッシュメモリのための新たな収束
スキーム」と題された、フー、ケンケ、およびベナジー
氏らによる論文に記載されている。その詳細について
は、これらの文献を参照することにより明かとなるであ
ろう。
【0023】プログラミングは、基板の熱い熱電子の効
率的な注入によってなされる。図4に示されているよう
に、符号60で示された基板電子(e)は、センストラ
ンジスタ12から電界酸化物50aによって絶縁された
拡散領域25を順方向バイアスすることによって生成さ
れる。基板電子60のいくらかは電界酸化物50a直下
の領域を通ってセンストランジスタ12直下のチャネル
領域47へと拡散する。プログラムされることを必要と
するセルに対して、チャネル領域47は空乏層領域48
が形成されるようにバイアスされる。電子(e)が空乏
層領域48に到達すると、その電子(e)は、チャネル
47の電位(表面反転層領域の電位)とP型井戸34の
電位との電位差である電界Vcsによって加速される。こ
れらの電子(e)のいくつかは、十分なエネルギを取得
し、効果的酸化物障壁の高さの電位を越えて、浮動ゲー
ト22に注入される。一方、プログラムされることを必
要としないセルに対しては、チャネル47からP型井戸
34への電位は効果的酸化物障壁の高さ未満である。こ
うした場合、電子(e)は、障壁の高さを克服するだけ
の十分なエネルギを取得せず、浮動ゲート22に注入さ
れることはない。
【0024】拡散領域25、電界酸化物50a直下のP
型領域、およびセンストランジスタ12直下のバイアス
された空乏層領域48は、横向きのバイポーラトランジ
スタ62を形成する。バイポーラトランジスタ62は、
電荷インジェクタとして作用し、基板電子を拡散領域2
5から浮動ゲート22へと注入する。拡散領域25をエ
ミッタとし、電界酸化物50a直下のP型領域をベース
とすれば、コレクタは空乏層領域48となる。空乏層領
域48は、N+ 型ソース20とN+ 型ドレイン29、お
よびP型井戸34の電位によって制御される。チャネル
領域47は、プログラミングの間、センストランジスタ
12を読み出すためのチャネルとして機能すると共に、
バイポーラトランジスタ62のコレクタとして機能する
ので、小型のセル設計が実現される。
【0025】基板の熱い電子の注入の効率は、多数の特
性に依存する。ここで、空乏層領域48を議論すると、
電子は、格子フォノン散乱を伴って、ある電子平均自由
行路で空乏層領域48にわたって散乱する。これらの電
子のいくらかは、それほど散乱されることなく、効果的
な障壁の高さを克服するのに十分なエネルギを取得する
とともに、浮動ゲート22へ注入される。いくつかの電
子は、効果的な障壁の高さのエネルギを取得せず、浮動
ゲート22には注入されない。注入効率は、ドーピング
濃度とチャネル47からP型井戸34への電位であるV
csとに強く依存する。
【0026】セル10は、N型井戸36に埋め込まれた
P型井戸34内に位置しているので、プログラミングの
間、浮動ゲート22は、拡散領域27をVpp(7〜14
ボルトであってよい)まで上昇させることによって、結
合コンデンサ14を介してより高い電圧に容量性的に結
合される。浮動ゲート22が獲得する電圧は、ノード2
4および28がアース電位にあるときの浮動ゲート上の
電圧と、ノード28上の電圧をR倍(但し、Rは結合比
率)した値との和に依存する。結合比率Rは、一次近似
的に、コンデンサ14の容量を、結合コンデンサ14の
容量と、トンネリングコンデンサ18の容量と、浮動ゲ
ート22とチャネル領域47の間の容量との総和で割っ
た値に等しい。
【0027】セレクトトランジスタ16がオフであると
き、センストランジスタ12のドレイン29の電位は、
供給電位Vccに近いか、それよりも高い電位に絞ること
ができる。セレクトトランジスタ16がオフであると
き、ソース20の電位はチャネル47の電位に追従す
る。チャネル47の電位はチャネル領域の表面反転領域
の電位である。浮動ゲート22の電位がドレイン29の
電位より高い、センストランジスタ12の一つのしきい
値電圧であるとき、チャネル電位はドレイン29の電位
と同一である。一方、浮動ゲート22の電位がドレイン
29の電位とセンストランジスタ12のしきい値電圧の
和よりも小さいとき、チャネル電位は浮動ゲート22と
センストランジスタ12のしきい値電圧との差となる。
【0028】井戸電位は、P型井戸34に印加される電
圧70である。P型井戸34は、N型井戸36内に埋め
込まれるとともに、N型井戸36は近似的にVssまたは
それよりも高い電圧72に設定されるために、P型井戸
34の電位VP を負のバイアス、一般的には−1ボルト
から−2ボルトのバイアスにすることが可能である。さ
らに、それは通常、酸化物バリアの有効高さ未満で、い
かなる電位擾乱問題も回避される。
【0029】チャネル領域47の電位とP型井戸34の
電位(VP )70との電位差は、空乏層領域48にわた
る電圧である。プログラムすべきセルに対しては、ドレ
イン29の電圧は一般的にVcc近くまで高められる。セ
ンストランジスタ12直下のチャネル47内の空乏層領
域48がチャネル電位からP型井戸の電位70を差し引
いた値に等しい電位降下を伴って形成される。
【0030】プログラムされないセルに対しては、ドレ
イン29の電圧はゼロボルトに設定される。そのとき、
空乏層領域48にわたる電圧降下は、一般的に酸化物バ
リアの有効高さ未満の、VP の絶対値に等しい。
【0031】セル10の消去は、浮動ゲート22からノ
ード24へのファウラ・ノルドハイムのトンネリング現
象によって実現される。このノード24は、それゆえ、
フラッシュノードと呼ばれている。消去の間、浮動ゲー
ト22は、拡散領域27をアースに接続することによっ
て、コンデンサ14を介してアース電位に近い電位に容
量性的に結合される。拡散領域25に関しては、それは
7から10ボルトまでの正の電位(Vpp)まで帯電され
る。コンデンサ18にわたる電圧は、浮動ゲート22の
電位と拡散領域25の電位との電位差である。電位差が
8から10ボルトを越えるとき、十分なトンネリング電
流が生成され、浮動ゲート22を、数ミリ秒から数秒ま
での時間枠内に負の電位まで消去することが可能であ
る。ただしこれはトンネリング酸化物42の厚さに依存
する。
【0032】セル10のプログラミング状態を読み出す
には以下のようにすればよい。選択された横列に対し
て、浮動ゲート22は、拡散領域27を1.8ボルトか
ら5ボルトの電位に絞ることによって、容量性的により
高い電位に結合される。浮動ゲート22は、ノード24
および28が両方ともにアース電位に保持されたときの
浮動ゲートの電位と、コントロールノード28上の電位
に結合比率を掛けた値の和に等しいものとして計算する
ことができる電位Vjgに結合される。
【0033】読み出し中のドレイン29の電位は、2ボ
ルト未満の電圧に制限される。これによって、読み出し
擾乱が回避される。
【0034】読み出されるべく選択されたセルに対し
て、セレクトノード32はVccに絞られ、そしてソース
ノード30はアースに絞られる。選択されなかったゲー
ト33とノード28、30、および32もアースに絞ら
れる。選択されなかった縦列26もアースに絞られる。
【0035】こうした電位が選択されたセルに印加され
ると、電流がセンストランジスタ12を通って流れる。
この電流は、その後、図外の電流センス増幅器に送られ
る。浮動ゲート22上の電圧がセンストランジスタ12
上のしきい値電圧よりも大きくなるとともに、おそらく
20マイクロアンペアよりも大きな、より高い電流が流
れる場合、セル状態は伝導状態として検出される。浮動
ゲート22の電位がしきい値電圧未満となるとき、たと
えば1マイクロアンペア以下の、より低い電流が流れ、
非伝導状態が検出される。
【0036】検出された伝導状態を1状態と呼ぶことが
できる。また非伝導状態を0状態と呼ぶことができる。
【0037】セルのプログラミング、読み出し、および
消去動作は、実施態様の一例として、以下の表のように
まとめることができる。
【0038】
【表1】
【0039】Vs は、数ナノアンペアから数十ミリアン
ペアの範囲にある注入電流レベルによって設定されたノ
ード電圧であるが、プログラミング速度要求に依存す
る。一般的に、プログラミング速度は数十ミリ秒から数
十マイクロ秒がよい。Vbiasは、Vssに成り得るP型井
戸34上のバイアスであり、あるいは、それは注入効率
を高めるために−1ボルトから−2ボルトに絞られ得
る。拡散領域31をバイアスするための電位とP型井戸
34を負にバイアスするための電位とから成る2つの負
のバイアス電位を生成するための適当なオンチップ回路
は、アディソン・ウェズリー社から(1985年12月
に)出版されたグラッサーおよびドバープール氏らによ
って著された「VLSI回路の設計および解析」と題さ
れた著書の第301〜329ページの記載に見出すこと
ができる。その詳細については、この文献を参照するこ
とにより明かになるであろう。なお、Vssは、外部アー
ス電位である。
【0040】図1に示されているように、セル10は、
単一素子として使用してもよいが、図5に示されている
ように、それをアレイ(array) として結合させることも
可能である。そのアレイには、複数のセル10、10
a、10b、10c、10d、および10eが図示され
ている。フラッシュノード24は、同一横列にある複数
のセルのフラッシュノードのすべてを単一ノードとして
結合させることによって形成される。これによって、同
一横列のすべてのセルが同時に消去され、かつ、プログ
ラムされることが可能となる。
【0041】この場合、コントロールノード28は、同
一横列にある個々のセルのコントロールノードのすべて
を一緒に単一ノードとして結合させることによって形成
される。これによって、同一横列にあるすべてのセルの
浮動ゲート22を同時に、プログラミング中には7から
14ボルトといった比較的高い電位(Vpp)まで、そし
て読みだし中にはVcc近くまで、上昇させることが可能
になる。その後、(バイト幅またはページ幅になり得
る)同一横列にあるすべてのセルを、一緒にプログラム
することが可能である。
【0042】ソースノード30は、同一横列にあるすべ
てのセルのソースラインを一緒に接続させることによっ
て形成される。同様に、セレクトゲートノード32は同
一横列にあるすべてのセルを単一のノードとして接続さ
せることによって形成することができる。
【0043】ドレインノード26は、同一縦列にあるす
べてのセルのドレインノードを単一のノードとして一緒
に接続させることによって形成される。このノード26
は、図外のセンス増幅器に導かれる。
【0044】アレイにおけるセルは、単一重合二重金属
処理(a single poly, double metalprocess) などの従
来の加工技術を使用することによって形成されることも
ある。コントロールゲート電極が存在しないため、通常
の論理加工技術と完全に両立する加工技術を使用しても
よい。
【0045】本明細書においてすでに記載した例示パラ
メータ集合によって、2.7ボルト以上の電位Vccを有
する、0.35μmまたはそれよりも高い特徴サイズが
完成する。本技術によれば、電圧をより低下させかつサ
イズをより小さくすることが許されるが、パラメータは
それに応じて大きさが比例する。
【0046】出発となる基板素材は一般的に、例えば1
0〜25オーム・cmの抵抗率範囲を有する、P型(1
00)シリコンである。P型井戸34は、いわゆる三重
井戸処理(triple well process) において、N型井戸3
6内に埋め込まれる。P型井戸34は、例えば立方セン
チあたり1×1016〜5×1016個の原子の範囲にある
ドーピング濃度で、一般的に例えば2〜4μmの深さを
有する。
【0047】N型井戸36は、一般的に例えば4〜8μ
mの深さを有する。ドーピング濃度は、立方センチあた
り4×1015〜1×1016個の原子の範囲にある。三重
井戸は、N型井戸36をカウンタドーピングするP型井
戸34によって形成される。
【0048】三重井戸における素子の形成は、以下のよ
うに行われる。N型井戸36の植え込み(インプラン
ト)は、たとえば、立方センチあたり1.0×1013
1.5×1013個の原子の照射量(投与量)でかつ16
0kevから約100kevまでのエネルギを有する燐
(P31)を使ってなされる。N型井戸36の植え込み
は、1125℃〜1150℃において一般的に6〜12
時間の高温ステップを使って行われる。その後、N型井
戸36は、P型井戸34の植え込みによってカウンタド
ープされる。P型井戸34の植え込みに対する一般的な
照射量(投与量)は、ボロン(B11)といった種を使用
して、30〜180kevのエネルギで立方センチあた
り1.5×1013〜2.5×1013個の原子とすること
ができる。
【0049】N型井戸36およびP型井戸34は、その
後、一般的に6〜12時間、1125〜1150℃の状
態に置かれる。こうすることによって、井戸が望ましい
ドーピング濃度と深さになる。
【0050】井戸が形成された後、標準的な論理電界酸
化物の形成およびチャネルストップ形成のステップが適
用される。電界酸化物50a、50bと植え込み照射量
は、プログラミングと消去に対するVppレベルと論理処
理能によって決定される、7〜14ボルトの電界しきい
値を実現するように調節される。電界酸化物とチャネル
ストップの形成がなされた後、N+ 拡散領域25および
27が、燐の植え込みといったイオンの植え込みを、3
0〜60kevのエネルギでかつ立方センチあたり1.
2×1014〜2.5×1014個の原子の投与量で行うこ
とによって形成される。この処理の後に15から35分
間の、925〜1000℃の焼きなましサイクルを行っ
てよい。
【0051】N+ 拡散領域25および27が形成された
後、ゲート酸化物40とトンネル酸化物42が形成され
る。例えば、レジストでマスクするステップの前に、7
0〜90オングストロームのドライ酸化物をウエハにわ
たって成長せさてよい。レジストは、トンネル酸化物4
2の領域とその周辺のN型チャネルおよびP型チャネル
領域を除いたすべてのものを覆うようにしてよい。その
後、N型およびP型チャネルのしきい値調整植え込みが
レジストによって覆われないすべての領域になされる。
バッファ付き酸化物エッチ(BOE)が、レジストによ
って覆われない領域内の酸化物を食刻するために使用さ
れる。レジストが取り除かれた後、ドライ酸化物を、9
75〜1050℃の焼きなましの前に、例えば、部分酸
素の中において900℃で85〜100オングストロー
ムの厚さまで成長させる。これによって、一般的な12
0〜150オングストロームの厚さのゲート酸化物40
と、85〜100オングストロームのトンネル酸化物4
2とが形成される。
【0052】その後、浮動ゲート22を、酸化物40が
成長した後に重合シリコン、ケイ化物、または金属から
形成してよい。標準的なゲートのパタン化を使用して、
ゲートのパタン化の後にソース/ドレインの植え込みス
テップを行う。この系列によって、2つのコンデンサと
2つのトランジスタが形成される。トンネリング酸化物
42は2つの電極とN+ 拡散領域25および浮動ゲート
22の間にサンドウイッチされる。こうして、トンネリ
ングコンデンサ18が形成される。浮動ゲート22とN
+ 拡散領域27にサンドウイッチされたゲート酸化物4
0は、結合コンデンサ14を形成する。浮動ゲート22
とチャネル領域47との間にサンドウイッチされたゲー
ト酸化物40は、センストランジスタ12を形成する。
セレクトトランジスタ16は、ゲート酸化物40とセレ
クトゲート33によって形成される。
【0053】これらのコンデンサおよびトランジスタが
完成されると、接触および相互接続のための次に続くす
べての処理が、標準的なロジックリヤエンド処理(logic
rear end processing) の後に行われる。
【0054】多数のパラメータとレベルが上記説明の中
で与えられたが、当業者であればこれらのパラメータや
レベルは、実質的に説明目的のためのものであることが
理解できよう。例えば、ドープされた接合の導電型やバ
イアス極性を逆転させて、基板の熱いホール注入を使用
してセル構造を実現してもよい。また、特許請求の範囲
の要件内のあらゆる変更や変形は、本発明の真の精神と
範囲に包含されるものである。
【0055】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、特別な加
工技術の必要性、あるいは、比較的より高いプログラム
電圧やより高い電流の必要性のない、電気的に消去可能
でプログラム可能な不揮発性メモリを提要することがで
きる。また、小型のセル設計を実現することができる。
【0056】本発明が提供する不揮発性メモリは、上張
りのコントロールゲートを備える必要がなく、半導体基
板に埋め込まれたP型井戸内に形成される。その結果、
通常の論理処理技術を、不揮発性メモリセルを形成する
ために使用してよい。基板の熱い電子注入が使用される
とともに、そのエミッタ(拡散領域)が電荷インジェク
タとして作用する横向きのバイポーラトランジスタが形
成されるので、プログラミング効率が改善され、必要な
プログラミング電圧および電流を、他の装置で使用され
る比較的高電圧および高電流よりも減少させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一態様を説明するための概略図
である。
【図2】図1に示された実施態様における半導体構成の
レイアウトを示した平面図である。
【図3】図2における3−3ラインに沿った断面図であ
る。
【図4】図2における4−4ラインに沿った断面図であ
る。
【図5】図1に示されたセル用のアレイ配置を説明する
ための概略図である。
【符号の説明】 10、10a〜e メモリセル 12 センストランジスタ 14 結合コンデンサ 16 セレクトトランジスタ 18 トンネリングコンデンサ 20 共通接合 22 浮動ゲート 25、27、29、31 N+ 拡散領域 33 セレクトゲート 35、47 チャネル 40、42、51、50a、50b 酸化物 48 空乏層領域 60 基板電子 62 バイポーラトランジスタ 70、72 バイアス

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に消去可能でかつプログラム可能
    な読み出し専用メモリにおいて、 (a) 浮動ゲート電極、チャネル、ソースおよびドレ
    インを有する検出セルと、 (b) 前記チャネルを介して前記浮動ゲートに基板の
    熱いキャリアを注入することによって、前記浮動ゲート
    電極をプログラムする際の電子を供給するように適合さ
    せられ、かつ、そのコレクタが前記検出セルのチャネル
    下のバイアスされた空乏層領域となるように配置された
    バイポーラトランジスタと、をそれぞれ具備することを
    特徴とする読み出し専用メモリ。
  2. 【請求項2】 前記浮動ゲート電極は、前記検出セルの
    唯一のゲート電極であることを特徴とする請求項1に記
    載の読み出し専用メモリ。
  3. 【請求項3】 セレクトトランジスタ及びセンストラン
    ジスタを備えたことを特徴とする請求項2に記載の読み
    出し専用メモリ。
  4. 【請求項4】 前記セレクトトランジスタとセンストラ
    ンジスタは、共通接合を共有するように構成されたこと
    を特徴とする請求項3に記載の読み出し専用メモリ。
  5. 【請求項5】 前記浮動ゲート電極が、センストランジ
    スタおよび一組のコンデンサとを構成することを特徴と
    する請求項1に記載の読み出し専用メモリ。
  6. 【請求項6】 前記浮動ゲート電極が、一組のドープさ
    れた領域上に拡がるとともに、結合コンデンサとトンネ
    リングコンデンサとを形成するように構成されたことを
    特徴とする請求項5に記載の読み出し専用メモリ。
  7. 【請求項7】 プログラミングの間に、前記バイポーラ
    トランジスタのエミッタが順方向バイアスされるように
    構成されたことを特徴とする請求項1に記載の読み出し
    専用メモリ。
  8. 【請求項8】(a) 第1の導電型を有する半導体層
    と、 (b) 前記半導体層内に存在し、前記第1の導電型と
    は正反対の導電型を有するとともに、外部アース電位に
    等しいか或いはそれよりもより正の電位にバイアスされ
    たN型井戸である第1の井戸と、 (c) 前記第1の導電型を有し、前記第1の井戸内に
    埋め込まれるとともに、負にバイアスされたP型井戸で
    ある第2の井戸と、 (d) 前記第2の井戸内に形成され、浮動ゲートと前
    記第2の導電型のソースおよびドレインを有するメモリ
    セルと、をそれぞれ具備することを特徴とする不揮発性
    メモリ。
  9. 【請求項9】 前記浮動ゲートは、前記メモリセルの唯
    一のゲート電極であることを特徴とする請求項8に記載
    の不揮発性メモリ。
  10. 【請求項10】 前記浮動ゲート電極が、前記第2の導
    電型の一組の領域上に拡がって一組のコンデンサを形成
    し、 前記一組のコンデンサの一つが、前記メモリセルの消去
    経路を構成するように配置され、 前記一組のコンデンサの他の一つが前記メモリセルを読
    み出すための電位を印加するように配置された、ことを
    特徴とする請求項9に記載の不揮発性メモリ。
  11. 【請求項11】(a) N型井戸を有する半導体層と、 (b) 前記N型井戸内に埋め込まれたP型井戸と、 (c) 浮動ゲートと、 (d) 前記浮動ゲートへの熱い電子注入のための電子
    を注入するように配置されたバイポーラトランジスタを
    有するセンストランジスタと、をそれぞれ備えたことを
    特徴とするメモリセル。
  12. 【請求項12】 前記P型井戸は、負にバイアスされた
    ことを特徴とする請求項11に記載のメモリセル。
  13. 【請求項13】 セレクトトランジスタと、結合コンデ
    ンサと、トンネリングコンデンサとをそれぞれ備えたこ
    とを特徴とする請求項11に記載のメモリセル。
  14. 【請求項14】 前記結合コンデンサが、前記半導体層
    内のN型領域上の前記浮動ゲートの互いに対向する端側
    に形成されたことを特徴とする請求項13に記載のメモ
    リセル。
  15. 【請求項15】 前記バイポーラトランジスタのコレク
    タは、前記センストランジスタのチャネルのバイアスさ
    れた空乏層領域に対応することを特徴とする請求項11
    に記載のメモリセル。
  16. 【請求項16】 前記浮動ゲートは、前記メモリセルの
    唯一のゲート電極であることを特徴とする請求項11に
    記載のメモリセル。
  17. 【請求項17】 メモリセルをプログラミングするため
    の方法において、 (a) セレクトトランジスタをオフにするステップ
    と、 (b) 基板の熱いキャリア注入によって、キャリアを
    浮動ゲートに注入するステップと、をそれぞれ有するこ
    とを特徴とするメモリセルのプログラミング方法。
  18. 【請求項18】 P型井戸内に前記セレクトトランジス
    タを形成し、前記P型井戸を負にバイアスするステップ
    を有することを特徴とする請求項17に記載のメモリセ
    ルのプログラミング方法。
  19. 【請求項19】 前記セレクトトランジスタのドレイン
    電圧は、少なくとも近似的には供給電圧であることを特
    徴とする請求項17に記載のメモリセルのプログラミン
    グ方法。
  20. 【請求項20】 前記キャリアは電子であることを特徴
    とする請求項17に記載のメモリセルのプログラミング
    方法。
  21. 【請求項21】 上張りのコントロールゲートを使用す
    ることなく、前記浮動ゲートを動作させるステップを有
    することを特徴とする請求項17に記載のメモリセルの
    プログラミング方法。
  22. 【請求項22】 前記メモリセルの動作を制御するため
    に、前記浮動ゲートにより形成されたコンデンサを使用
    するステップを有することを特徴とする請求項21に記
    載のメモリセルのプログラミング方法。
  23. 【請求項23】 チャネルを有するメモリセルをプログ
    ラミングするための方法において、 (a) 基板電子をバイポーラトランジスタによって生
    成するステップと、 (b) 前記チャネルを介する基板の熱い電子注入によ
    って、前記メモリセルの浮動ゲートに前記基板電子を注
    入するステップと、をそれぞれ有することを特徴とする
    メモリセルのプログラミング方法。
  24. 【請求項24】 前記メモリセルは、N型井戸内に埋め
    込まれたP型井戸内に形成され、 前記方法は、前記P型井戸を負にバイアスするステップ
    を有することを特徴とする請求項23に記載のメモリセ
    ルのプログラミング方法。
  25. 【請求項25】 セレクトトランジスタをオフにするス
    テップを有することを特徴とする請求項23に記載のメ
    モリセルのプログラミング方法。
  26. 【請求項26】 上張りのコントロールゲートを使用す
    ることなく、前記浮動ゲートの動作を制御するステップ
    を有することを特徴とする請求項25に記載のメモリセ
    ルのプログラミング方法。
  27. 【請求項27】 前記浮動ゲートは、下層にある拡散領
    域とで一つのコンデンサを形成するとともに、 前記方法は前記コンデンサを使用して、前記浮動ゲート
    を制御するステップを有することを特徴とする請求項2
    6に記載のメモリセルのプログラミング方法。
  28. 【請求項28】 基板の熱い電子注入に対する電子供給
    源であるソースを提供するために使用されるバイポーラ
    トランジスタのエミッタを順方向バイアスするステップ
    を有することを特徴とする請求項23に記載のメモリセ
    ルのプログラミング方法。
  29. 【請求項29】 メモリセルを形成するための方法にお
    いて、 (a) 基板内のチャネル上に浮動ゲートを形成するス
    テップと、 (b) 前記基板内に前記浮動ゲート直下の前記チャネ
    ルから間隔を置いて、 前記浮動ゲート下に広がる拡散領域を形成するステップ
    と、 (c) 前記浮動ゲートの長さに対して実質上横断的に
    配置された、前記メモリセルに対するソースおよびドレ
    インを形成するステップと、をそれぞれ有することを特
    徴とするメモリセル形成方法。
  30. 【請求項30】 前記浮動ゲートの対向端に付随する一
    組のコンデンサを形成するステップを有することを特徴
    とする請求項29に記載のメモリセル形成方法。
  31. 【請求項31】 前記メモリセルの前記ソースとの共通
    接合を有するセレクトトランジスタを形成するステップ
    を有することを特徴とする請求項30に記載のメモリセ
    ル形成方法。
  32. 【請求項32】 前記浮動ゲート上にコントロールゲー
    トを与えることなく、前記メモリセルを形成するステッ
    プを有することを特徴とする請求項31に記載のメモリ
    セル形成方法。
  33. 【請求項33】 N型井戸に埋め込まれたP型井戸内に
    前記メモリセルを形成するステップを有することを特徴
    とする請求項29に記載のメモリセル形成方法。
  34. 【請求項34】 前記P型井戸に対して負のバイアスを
    かけるステップを有することを特徴とする請求項33に
    記載のメモリセル形成方法。
  35. 【請求項35】 前記メモリセルの一端側に電界酸化物
    領域を形成するステップを有することを特徴とする請求
    項29に記載のメモリセル形成方法。
  36. 【請求項36】 前記電界酸化物領域の下に拡がる横向
    きのバイポーラトランジスタを形成するステップを有す
    ることを特徴とする請求項35に記載のメモリセル形成
    方法。
  37. 【請求項37】 プログラミングする際に、前記バイポ
    ーラトランジスタのエミッタに順方向バイアスをかける
    ステップを有することを特徴とする請求項36に記載の
    メモリセル形成方法。
  38. 【請求項38】(a) 上張りのコントロールゲート電
    極が除かれた浮動ゲートを有するセンストランジスタ
    と、 (b) 前記浮動ゲートの一端側に形成され、前記浮動
    ゲート上の電位を制御するように配置された結合トラン
    ジスタと、 (c) 前記浮動ゲートの他端側に形成され、電子が前
    記浮動ゲートから除去されるための経路を提供するとと
    もに、前記浮動ゲートに注入される電子を提供するため
    の電荷ポンプ部分として作用し、横向きのバイポーラト
    ランジスタのエミッタを形成する接合、および、該横向
    きのバイポーラトランジスタのコレクタとして作用する
    ように配置された、前記浮動ゲート下のセンストランジ
    スタチャネルのバイアスされた空乏層領域を含むトンネ
    リングコンデンサと、をそれぞれ備えたことを特徴とす
    る不揮発性メモリ。
  39. 【請求項39】 前記センストランジスタとの共通接合
    を有するセレクトトランジスタを備えたことを特徴とす
    る請求項38に記載の不揮発性メモリ。
  40. 【請求項40】 前記センストランジスタは第1の導電
    型のソースおよびドレインを有するともに、前記センス
    トランジスタは、第2の導電型にある第1の井戸内に形
    成され、前記第1の井戸は、前記第1の導電型の第2の
    井戸内に形成されたことを特徴とする請求項39に記載
    の不揮発性メモリ。
  41. 【請求項41】 前記第1の導電型はN型であり、前記
    第2の導電型はP型であるとともに、前記第1の井戸に
    は負のバイアスがかけられ、前記第2の井戸には正のバ
    イアスがかけられることを特徴とする請求項40に記載
    の不揮発性メモリ。
  42. 【請求項42】 プログラミングの際に、前記トンネリ
    ングコンデンサの接合に順方向バイアスがかけられるよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項38に記載の不
    揮発性メモリ。
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