JPH10335295A - 基板処理槽および基板処理装置 - Google Patents

基板処理槽および基板処理装置

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JPH10335295A
JPH10335295A JP14778097A JP14778097A JPH10335295A JP H10335295 A JPH10335295 A JP H10335295A JP 14778097 A JP14778097 A JP 14778097A JP 14778097 A JP14778097 A JP 14778097A JP H10335295 A JPH10335295 A JP H10335295A
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processing liquid
substrate
tank
liquid discharge
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Hiroyuki Araki
浩之 荒木
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理液の滞留個所をなくして薬液の置換やパ
ーティクルの追い出しを確実に行う。 【解決手段】 コントローラ23は、各電空レギュレー
タ24,25をそれぞれ介して左右の空気調圧式レギュ
レータ19,20毎に空気圧がそれぞれ略サインカーブ
で経時的に交互に異なるように制御しており、空気調圧
式レギュレータ19,20をそれぞれ介して左右の処理
液吐出ノズル9から異なる流量の処理液が基板4の左右
下方側から中央部側に向けて供給される。これによっ
て、処理槽3内での処理液の対流方向および対流強さを
変化させて、処理槽3内の全ての位置で対流させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置用の半
導体ウエハや液晶表示器用のガラス基板などの基板を浸
漬させてその表面にエッチングや洗浄などの各種処理を
施す処理液を貯留する基板処理槽および、この基板処理
槽が基板処理部に用いられている基板処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置用の半導体ウエハや液
晶表示器用のガラス基板などを用いた精密電子基板の製
造プロセスにおいては、各種処理液をそれぞれ貯留した
複数の処理槽にわたって基板を順次浸漬させることによ
り基板に薬液処理や水洗処理などの一連の各種処理が施
されている。この一連の各種処理として、例えば窒化膜
除去処理があるが、これは、窒化膜除去用の薬液として
燐酸溶液を貯留した燐酸槽と、燐酸槽での処理後、基板
に燐酸が残っていると必要以上に窒化膜除去が進行する
ので、これを防止するために基板に残っている燐酸を純
水によって洗い流す機能水洗槽と、さらに精密に基板を
水洗する最終水洗槽と、最終水洗槽での処理を終えた基
板を乾燥させるスピンドライヤなどが用いられる。な
お、機能水洗槽では燐酸の付着した基板の収容後、貯留
していた純水を排出し、その後、基板を収容したまま新
たな純水を供給して基板をさらに水洗した後、再び水洗
に使用した純水を排出するという工程を幾度か繰り返し
て急速に基板に付着した燐酸を洗い流すものである。ま
た、最終水洗槽とは水洗に使用して排出された純水の比
抵抗を測定し、所定の比抵抗になるまで水洗することに
より基板を精密に水洗するものである。このような窒化
膜除去処理の他に、一連の各種処理として、レジスト剥
離処理、酸化膜エッチング処理、ライトエッチング処理
および拡散前洗浄処理などがある。
【0003】また、このような多槽式の基板処理装置に
対して、単槽式の基板処理装置としては、処理槽に異な
る種類の処理液を順次供給し、例えば、エッチング処理
と水洗処理といった異なる処理を単一の処理槽を用いて
順次行っている。
【0004】これらの多槽式の燐酸槽などの薬液槽、機
能水洗槽および最終水洗槽などの処理槽や、単槽式の処
理槽などでは、複数の基板をその主面同士を平行に対向
させて一列に整列させて収容している。そして、これら
複数の基板は処理槽内の基板保持部によって直接、また
はキャリアに収容された状態で保持されている。そし
て、前記処理槽内の底部には一対の管状の処理液吐出ノ
ズルがその長手方向を複数の基板の列と同じ方向に向け
た状態で配設されている。処理液吐出ノズルには処理液
を吐出する吐出口が開けられている。吐出口は基板に向
かって処理液を吐出するように処理液吐出ノズルの基板
に面する側に開けられたり、処理槽底面に向かって処理
液を吐出し、処理液を処理槽底面に一旦当てて緩やかに
上昇させるために処理槽底面に面する側に開けられたり
している。また、処理槽底面が2つの傾斜面からなる側
面視V字状の谷部を形成している場合、一対の処理液吐
出ノズルから吐出される処理液をそれぞれ傾斜面に沿っ
て吐出し、谷部の最深部にて処理液を合流させて上昇さ
せるために傾斜面の傾斜方向に吐出口を開けている場合
もある。
【0005】以上のようにして供給された処理液は処理
槽上部の開口からオーバーフローする。このとき、処理
によって生じたパーティクルなどの汚染物質が処理液と
共に処理槽外に排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の基
板処理槽では処理槽内の例えば基板保持部近辺や底面の
外周部分、すなわち底面と側面とがなす隅部などが処理
液の流れが遅い滞留個所となっており、これら滞留個所
では薬液と純水との置換や汚染物質の追い出しなどが妨
げられて基板品質に影響を及ぼしているという問題を有
していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、処理液の滞留個所をなくして薬液と純水との置換や
汚染物質の追い出しなどを確実に行って基板品質を向上
させることができる基板処理槽および基板処理装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の基板処理槽は、処理液を貯留し、処理液内に基板を浸
漬して所定処理を施す基板処理槽において、基板処理槽
内に配された一対の処理液供給部と、一対の処理液供給
部の内の何れかに対する処理液の供給圧力および/また
は供給量を両側で経時的に異なるように制御する制御部
とを有したことを特徴とするものである。
【0009】上記構成により、処理液供給部の供給圧力
または供給量が両側で経時的に異なるように制御するの
で、処理槽内で対流が起こると共にその対流が経時的に
変化することで、処理液の滞留個所が無くなり薬液の置
換や汚染物質の追い出しが確実に行われる。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の基板処理
槽における一対の処理液供給部はそれぞれ浸漬された基
板に向かって処理液を吐出する処理液供給管で構成さ
れ、制御部は処理液供給部からの処理液供給圧力および
/または供給量を両側で交互に異なるように制御するこ
とを特徴とするものである。
【0011】上記構成により、処理液供給部の供給圧力
または供給量を両側で交互に異なるように制御するの
で、処理槽内での対流の方向が変化することで、処理槽
内の全ての位置で処理液の滞留個所が無くなり、薬液の
置換や汚染物質の追い出しが確実に行われる。
【0012】さらに、本発明の請求項3に記載の基板処
理装置は、基板を処理液に浸漬させてその表面に各種処
理を施す基板処理部を有する基板処理装置において、基
板処理部に、請求項1または2のいずれかに記載の基板
処理槽が設けられたことを特徴とするものである。
【0013】上記構成により、請求項1または2に記載
の基板処理槽は、基板処理装置に容易に適応可能であっ
て、基板に対して満遍なく薬液処理や洗浄処理をするこ
とが可能となり、品質の良い基板処理を行うことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
おける基板処理槽が適用されている基板処理装置の概略
構成を示す断面図である。ここでは、半導体ウエハを被
処理基板として、エッチング処理と水洗処理とを単一の
装置で行う単槽式の基板処理装置を例に説明する。
【0015】図1において、基板処理装置1には、処理
液2を貯留するための処理槽3が設けられており、貯留
された、例えばフッ酸などの処理液2に基板4が浸漬さ
れることによりエッチングなどの各種処理が施されるよ
うになっている。この処理槽3は、例えば上部が開口し
横断面が矩形の箱型に形成され、そして、底面は2つの
傾斜面からなる側面視V字状の谷部を有している。そし
て、その全体は例えば石英またはPTFE(ポリテトラ
フロロエチレン)、PVDF(フッ化ビニリデン)、P
EEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PFA(4フ
ッ化エチレン−パーフロロアルキルビニルエーテル共重
合樹脂)などの耐化学薬品性(耐侵食性)を有する樹脂
材料から構成されている。
【0016】また、この基板処理装置1には基板4を保
持して処理槽3に対して昇降することによって、基板4
を処理槽3内の処理液2に浸漬または、処理液2から露
出させるハンドリング装置5が設けられている。このハ
ンドリング装置5は背板6とこの背板6の下端において
背板6に対して、長手方向が垂直に配された3本のアー
ム部材7からなる基板保持部8を有している。これら3
本のアーム部材7の上面にはアーム部材7の長手方向に
対して直角方向に伸びる溝部が形成されており、各溝部
により基板4がそれぞれ保持されている。また、これら
の溝部はアーム部材7の長手方向に複数形成されてお
り、複数の溝部によって複数の基板4がそれぞれの主面
が平行になる状態で所定距離を置いて保持されている。
【0017】さらに、このハンドリング装置5は処理槽
3に対して上昇した状態で図示しない搬送手段から基板
4を受け取り、基板処理時にはハンドリング装置5は降
下して基板4を処理槽3内の処理液2に浸漬するように
なっている。また、基板処理が終了するとハンドリング
装置5が上昇して基板4を処理液2から露出させ、この
状態で搬送手段が基板4を次工程へと搬送するようにな
っている。
【0018】さらに、この処理槽3の底部には、処理槽
3内に処理液2を供給する一対の処理液吐出ノズル9が
備えられており、これらの処理液吐出ノズル9も上記処
理槽3と同様に石英またはPTFEなどの耐侵食性のあ
る樹脂材料から構成されている。なお、一対の処理液吐
出ノズル9のうち、図1左側に示されているものを第1
処理液吐出ノズル91、右側に示されているものを第2
処理液吐出ノズル92とする。この処理液吐出ノズル9
は、それぞれ吐出口10を有する外管11と、これに内
設され、吐出口10と略反対側に開口する開口部12を
有する内管13とを備えた二重管構造となっている。こ
の内管13は処理液供給システム14に接続されてお
り、基板4の各種の処理時には、内管13から外管11
を通じて処理槽3内に処理液2が供給されるとともに、
このような処理液2の供給が継続的に行われることによ
り、処理液2が基板4から脱落したパーティクルなどの
汚染物質と共に処理槽3の上部開口部のオーバーフロー
面15を越えてオーバーフローして排出されるようにな
っている。このとき、内管13に供給された処理液2は
一旦外管11の内周面に衝突し、その後、吐出口10を
介して処理槽3内に噴出するため、処理槽3内では均一
な処理液2の対流が得られるようになっている。
【0019】この処理液供給システム14は、純水の供
給源から2方向に分岐して一対の処理液吐出ノズル9に
至る処理液供給管16に、開閉バルブ17を介して薬液
(フッ酸原液)の供給源に接続される薬液供給管18が
接続された構成となっており、基板4の水洗処理時に
は、上記開閉バルブ17が閉じられて純水のみが上記処
理槽3に供給され、エッチング処理時には、上記開閉バ
ルブ17が開かれて薬液(フッ酸原液)が純水に混入さ
れることにより所定濃度の薬液が生成されて、処理液供
給管16さらに一対の処理液吐出ノズル9を介して処理
槽3内に供給されるようになっている。この2方向に分
岐した各処理液供給管16の途中にはそれぞれ、第1処
理液吐出ノズル91に至る空気調圧式レギュレータ1
9、第2処理液吐出ノズル92に至る空気調圧式レギュ
レータ20が設けられており、各処理液供給管16をそ
れぞれ通過する処理液の流れる圧力を可変可能に構成し
ている。これらの空気調圧式レギュレータ19,20に
はそれぞれ、各エアー配管21,22をそれぞれ介し
て、コントローラ23で制御されてエアー圧力を可変可
能な電空レギュレータ24,25がそれぞれ接続されて
おり、各処理液供給管16をそれぞれ通過する処理液の
供給圧力がコントローラ23および電空レギュレータ2
4,25で制御される空気圧によって、第1処理液吐出
ノズル91、第2処理液吐出ノズル92からの処理液供
給量が、経時的に交互に異なるようになっている。これ
らの電空レギュレータ24,25には開閉バルブ26を
介して分岐したエアー配管27が接続され、各電空レギ
ュレータ24,25にそれぞれエアーを供給している。
【0020】このとき、コントローラ23は、電空レギ
ュレータ24,25に対してそれぞれが出力する空気圧
が図2(a)に示すように略サインカーブで経時的に交
互に増減する空気圧に制御されている。図2(a)に示
すように空気圧が制御されると、これに同期して空気調
圧式レギュレータ19,20で処理液が流れる圧力が可
変されることになって、処理液供給管16さらに第1処
理液吐出ノズル91、第2処理液吐出ノズル92を介し
て図2(b)に示すような経時的に交互に異なる処理液
流量に制御されて、処理槽3内に供給されるようになっ
ている。
【0021】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。まず、純水の供給源から処理液供給管16を介して
純水が供給され処理液吐出ノズル9から純水が供給され
る。このとき処理槽3のオーバーフロー面15を越えて
処理槽3内の汚染物質が排出される。
【0022】純水が処理槽3からオーバーフローする
と、上昇した状態において搬送手段から基板4を受け取
ったハンドリング装置5が降下し、基板4を純水に浸漬
する。その後、薬液の供給源に接続された開閉バルブ1
7を開けて所定濃度の薬液を処理液吐出ノズル9から吐
出し処理槽3内の純水を薬液に置換する。この実施形態
ではフッ酸を用いることによって基板4にエッチング処
理を施す場合を例に説明する。
【0023】このとき、コントローラ23は、各電空レ
ギュレータ24,25をそれぞれ介して左右の空気調圧
式レギュレータ19,20毎に空気圧がそれぞれ図2
(a)に示すように略サインカーブで経時的に交互に異
なるように制御されており、空気調圧式レギュレータ1
9,20をそれぞれ介して一対の第1処理液吐出ノズル
91、第2処理液吐出ノズル92から図2(b)に示す
ような経時的に交互に異なる流量の薬液が基板4の左右
下方の両側から中央部側に向けて供給される。例えば、
時間t1では、電空レギュレータ24が出力する空気圧
が最大であり、電空レギュレータ25が出力する空気圧
が最小になるように制御されており、これに連動して、
第1処理液吐出ノズル91に接続された空気調圧式レギ
ュレータ19では薬液の流量が最大となり、かつ、第2
処理液吐出ノズル92に接続された空気調圧式レギュレ
ータ20では薬液の流量が最小となって、図1に示すよ
うに、第1処理液吐出ノズル91から勢い良く薬液が吐
出され、第2処理液吐出ノズル92からは薬液が少しし
か出ないことになる。このため、処理槽3内の薬液の流
れは大きく第1処理液吐出ノズル91側から第2処理液
吐出ノズル92側に旋回するように流れることになる。
さらに、時間が経過して、例えば、時間t2では、電空
レギュレータ24による空気圧と、電空レギュレータ2
5による空気圧とは同等であり、これに連動して、空気
調圧式レギュレータ19による薬液の流量と、空気調圧
式レギュレータ20による薬液の流量とにおいても同等
となるので、第1処理液吐出ノズル91、第2処理液吐
出ノズル92から吐出される薬液の量は等しくなる。よ
って、処理槽3内の薬液の流れは、図3に示すように、
保持されている基板4の下方中央部で当たって上昇する
ことになる。さらに、時間が経過して、例えば、時間t
3では、電空レギュレータ24に対して空気圧が最小と
なり、電空レギュレータ25に対しては空気圧が最大に
なるように制御されており、これに連動して、空気調圧
式レギュレータ19では薬液の流量が最小となり、か
つ、空気調圧式レギュレータ20では薬液の流量が最大
となって、図4に示すように、第2処理液吐出ノズル9
2から勢い良く薬液が吐出され、第1処理液吐出ノズル
91からは薬液が少ししか出ないことになり、処理槽3
内の薬液の流れは大きく第2処理液吐出ノズル92側か
ら第1処理液吐出ノズル91側に旋回するように流れる
ことになる。このように、一対の第1処理液吐出ノズル
91と第2処理液吐出ノズル92とから吐出される薬液
の量を経時的に交互に異なるように変化させるため、薬
液の流れは大きく第1処理液吐出ノズル91側から第2
処理液吐出ノズル92側へ旋回するように流れたり、ま
た、その逆に第2処理液吐出ノズル92側から第1処理
液吐出ノズル91側へ旋回するように流れたりして、処
理液の流れ方向(対流)および流れる強さが順次変化し
てスイングすることになる。このため、従来、滞留しや
すかった基板支持部や槽端部などの滞留個所において
も、処理液の流れが起こって滞留状態とはならず、これ
らの滞留個所での純水から薬液への置換や汚染物質の追
い出しも良好に行われることになる。このように、処理
液の流れ方向がスイングすることで処理槽3内の全ての
個所で満遍なく対流が起こるため、薬液によるエッチン
グ処理で生じた汚染物質は、その対流による上昇流と共
に効率良く表面に浮いてくる。さらに、薬液の供給が継
続して行われるため、薬液が、処理槽3のオーバーフロ
ー面15を越えてオーバーフローすることで、汚染物質
は処理槽3の外部に薬液と共に排出されることになる。
【0024】このようにして、一定時間エッチング処理
が施されると、次いで、上記処理液供給システム14の
開閉バルブ17が閉じられて処理槽3内に純水が供給さ
れる。純水が供給されると、処理槽3内の薬液がオーバ
ーフローに伴い処理槽3の外部に排出される一方、処理
槽3に純水が貯留され、これにより基板4に水洗処理が
施される。このときにもエッチング処理時と同様に、純
水の流れ方向がスイングするように純水が継続して供給
されることにより、処理槽3内の全ての個所で満遍なく
対流が起こるため、薬液から純水への置換やパーティク
ルなどの汚染物質の追い出しも良好に行われて、処理槽
3のオーバーフロー面15から純水がオーバーフロー
し、水洗処理によって生じたパーティクルなどの汚染物
質が処理槽3の外部に純水と共に効率良く排出されるこ
とになる。
【0025】このような水洗処理が終了すると、上記ハ
ンドリング装置5が上昇し、基板4が搬送手段によって
次工程へと搬送される。
【0026】なお、本実施形態の基板処理装置1では、
本発明に係る基板処理槽3が適用される単槽式の基板処
理装置の一例であって、基板処理装置や処理槽の具体的
な構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可
能である。例えば、単槽式の基板処理装置だけではなく
多槽式の基板処理装置に対しても適用可能なことはいう
までもないことである。要は、本願発明の構成は、処理
液に基板4を浸漬させて処理を行うタイプの基板処理装
置であればよく、1種類または2種類以上の処理を行う
基板処理装置に対して容易に適用可能であることはいう
までもないことである。
【0027】(第1変形例)図5は処理槽3の平面図で
ある。前記実施形態の基板処理装置1では、コントロー
ラ23によって制御される各電空レギュレータ24,2
5さらに空気調圧式レギュレータ19,20で処理液が
流れる圧力が変化させられて、第1処理液吐出ノズル9
1、第2処理液吐出ノズル92からの処理液流量が交互
に経時的に異なるように制御することで、処理槽3の全
ての位置で対流させるべく対流方向を順次交互に変化さ
せたが、本第1変形例では、これらの各電空レギュレー
タ24,25および空気調圧式レギュレータ19,20
の代わりにポンプ32,33を用いる。図5に示すよう
にポンプ32,33は処理液の供給源に接続されてい
る。そして、さらにポンプ32,33はそれぞれ処理液
吐出ノズル91a,92aに接続されており、処理液吐
出ノズル91a,92aに処理液を供給する。また、ポ
ンプ32,33はコントローラ31に接続されている。
コントローラ31はポンプ32,33の処理液の送出量
を制御する。その制御は以下の通りである。すなわち、
ポンプ32の処理液の送出量を増加させているときポン
プ33の処理液の送出量を減少させ、また、一定時間が
経過したときは逆にポンプ32の処理液の送出量を減少
させる一方、ポンプ33の処理液の送出量を増加させ
る。そして、この制御を連続して行う。これによって、
処理液吐出ノズル91a,92aからの処理液の吐出量
が交互に経時的に異なるように制御することができ、処
理槽3の全ての位置で対流させるべく対流方向を順次交
互に変化させることができる。なお、本変形例1ではポ
ンプ32,33の送出量を増減させたが、コントローラ
31によってポンプ32,33を所定時間毎に交互にス
イッチングするように制御してもよい。
【0028】(第2変形例)図6は処理槽3の平面図で
ある。本第2変形例では開閉バルブ群42,43が処理
液の供給源に接続されている。そして、さらに開閉バル
ブ群42,43はそれぞれ処理液吐出ノズル91a,9
2aに接続されている。開閉バルブ群42,43はそれ
ぞれ、同様の複数の開閉バルブ42a,42b,42c
・・および、同様の複数の開閉バルブ43a,43b,
43c・・が処理液吐出ノズル91a,92aと処理液
の供給源との間で並列に接続されたものである。また、
開閉バルブ群42,43はコントローラ41に接続され
ている。
【0029】本第2変形例ではコントローラ41によっ
て開閉バルブ群42の内、開いている開閉バルブ数を増
加させる一方で開閉バルブ群43の内、開いている開閉
バルブ数を減少させる。そして、一定時間が経過したと
きは逆に開閉バルブ群42の内、開いている開閉バルブ
数を減少させる一方、開閉バルブ群43の内、開いてい
る開閉バルブ数を増加させる。このような制御を連続し
て行うことによって、処理液吐出ノズル91a,92a
からの処理液の吐出量が交互に経時的に異なるように制
御することができる。なお、開閉バルブ42a〜42c
・・が並列に接続された開閉バルブ群42と、開閉バル
ブ43a〜43c・・が並列に接続された開閉バルブ群
43とを交互に開閉するようにしてもよい。
【0030】(第3変形例)図7は第3変形例に係る基
板処理槽の要部拡大図である。本変形例の処理液供給管
16aは図1の処理液供給管16途中にある空気調圧式
レギュレータ19,20を用いずに図1の処理液供給管
16の分岐部分Aにダンパ51を設けたものである。該
ダンパ51は駆動部53によって図7の矢印Bのように
揺動する。そして、前記駆動部53にはコントローラ5
2が接続されている。前記コントローラ52は駆動部5
3を制御してダンパ51を揺動させる。こうすることに
よって、第1処理液吐出ノズル91、第2処理液吐出ノ
ズル92からの処理液の吐出量が交互に経時的に異なる
ように制御することができ、処理槽3の全ての位置で対
流させるべく対流方向を順次交互に変化させることがで
きる。この場合、ダンパ51による流路開口面積を順次
増加、減少させるようにしてもよいし、ダンパ51によ
って、第1処理液吐出ノズル91に至る流路と第2処理
液吐出ノズル92に至る流路とを選択的に交互に開閉し
てもよい。
【0031】(第4変形例)図8は第4変形例にかかる
基板処理槽の縦断面図である。本変形例では図6に示す
第2変形例のコントローラ41で制御される開閉バルブ
群42,43のそれぞれに接続される処理液吐出ノズル
91a,92aの代わりにコントローラ61で制御され
る開閉バルブ62,63のそれぞれに接続される第1処
理液吐出ノズル91b、第2処理液吐出ノズル92bお
よび、開閉バルブ64,65のそれぞれに接続される第
1処理液吐出ノズル91c、第2処理液吐出ノズル92
cを上下に2対配設するようにしてもよい。この場合、
開閉バルブ62,64を一組とし、開閉バルブ63,6
5を一組としてそれぞれ交互に開閉を行ってもよい。ま
た、こうすれば、第1処理液吐出ノズル91bと第3処
理液吐出ノズル91cとから吐出される処理液の量と第
2処理液吐出ノズル92bと第4処理液吐出ノズル92
cとから吐出される処理液の量とが交互に経時的に変化
する。
【0032】また、最初、すべての開閉バルブ62,6
3,64,65を開けた状態から、ある時点では開閉バ
ルブ62,64の何れかを開け、かつ開閉バルブ63,
65の両方を開け、また、一定時間経過後は、その逆
に、開閉バルブ63,65の何れかを開け、かつ開閉バ
ルブ62,64の両方を開けることで処理液の吐出量を
経時的に変化させてもよい。
【0033】さらに、本実施形態では、処理槽3内の対
流方向を経時的に交互に変化させてスイングさせるべ
く、両側の処理液吐出ノズル9からの処理液吐出圧力
(処理液吐出量)を制御したが、この処理液吐出圧力の
制御方法の他にも、処理液吐出ノズル9の吐出口10の
開口方向を上下所定角度範囲内で可変制御することによ
っても、処理槽3内の対流方向を経時的に交互に変化さ
せてスイングさせることができる。この場合には、左右
両側の各処理液吐出ノズル9を回動させる新たなる回動
機構が必要になると共に、回動部分と固定部分とのシー
ル性や、相互のこすれによるパーティクル対策など、そ
の構成が複雑なものとなる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、処理液供給部
の供給圧力または供給量を両側で経時的に異なるように
制御するため、処理槽内で満遍なく対流が起こって処理
液の滞留個所が無くなり純水と薬液との置換や汚染物質
の追い出しを確実に行うことができる。
【0035】また、請求項2の発明によれば、処理液供
給部の供給圧力または供給量を両側で交互に異なるよう
に制御するため、処理槽内での対流の方向を変化させる
ことができて、処理槽内の全ての位置でより満遍なく対
流させて純水と薬液との置換や汚染物質の追い出しを確
実に行うことができる。
【0036】さらに、請求項3の発明によれば、請求項
1または2に記載の基板処理槽を基板処理装置に容易に
適応させることができて、満遍なく薬液処理や洗浄処理
をすることができ、品質の良い基板処理を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における基板処理槽が適用
されている基板処理装置の概略構成を示すと共に左対流
状態を示す縦断面図である。
【図2】(a)は図1のコントローラによる電空レギュ
レータの空気圧制御を示す図、(b)は図1の電空レギ
ュレータによる空気調圧式レギュレータの処理液流量制
御を示す図である。
【図3】図1の基板処理装置の左右吐出量が同等の状態
を示す断面図である。
【図4】図1の基板処理装置の右対流状態を示す断面図
である。
【図5】図1の処理液スイング供給システムとは別の例
を模式的に示す平面図である。
【図6】図1および図5の処理液スイング供給システム
とはさらに別の例を模式的に示す平面図である。
【図7】図1および図5、図6の処理液スイング供給シ
ステムとはさらに別の例を模式的に示す平面図である。
【図8】図1および図5〜図7の処理液スイング供給シ
ステムとはさらに別の例を模式的に示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 基板処理装置 2 処理液 3 処理槽 4 基板 9,9a,9b,9c 処理液吐出ノズル 10 吐出口 11 外管 13 内管 14 処理液供給システム 16,16a 処理液供給管 17,26,42a〜42c・・,43a〜43c・
・,62〜65 開閉バルブ 18 薬液供給管 19,20 空気調圧式レギュレータ 21,22,27 エアー配管 23,31,41,52,61 コントローラ 24,25 電空レギュレータ 32,33 ポンプ 42,43 開閉バルブ群 51 ダンパ 53 駆動部 91 第1処理液吐出ノズル 92 第2処理液吐出ノズル 91a,92a 処理液吐出ノズル 91b 第1処理液吐出ノズル 91c 第3処理液吐出ノズル 92b 第2処理液吐出ノズル 92c 第4処理液吐出ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理液を貯留し、該処理液内に基板を浸
    漬して所定処理を施す基板処理槽において、 基板処理槽内に配された一対の処理液供給部と、 一対の処理液供給部の内の何れかに対する処理液の供給
    圧力および/または供給量を両側で経時的に異なるよう
    に制御する制御部とを有したことを特徴とする基板処理
    槽。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理槽において、 前記一対の処理液供給部はそれぞれ浸漬された基板に向
    かって処理液を吐出する処理液供給管で構成され、前記
    制御部は前記処理液供給部からの処理液供給圧力および
    /または供給量を両側で交互に異なるように制御するこ
    とを特徴とする基板処理槽。
  3. 【請求項3】 基板を処理液に浸漬させてその表面に各
    種処理を施す基板処理部を有する基板処理装置におい
    て、 前記基板処理部に、請求項1または2のいずれかに記載
    の基板処理槽が設けられたことを特徴とする基板処理装
    置。
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