JPH10334711A - トンネル灯制御装置 - Google Patents

トンネル灯制御装置

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Publication number
JPH10334711A
JPH10334711A JP9143795A JP14379597A JPH10334711A JP H10334711 A JPH10334711 A JP H10334711A JP 9143795 A JP9143795 A JP 9143795A JP 14379597 A JP14379597 A JP 14379597A JP H10334711 A JPH10334711 A JP H10334711A
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JP
Japan
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vehicle
block
tunnel
entry
dimming
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JP9143795A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsushima
嶋 邦 生 松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル内を走行する車両を直接的に検出し
て、トンネル灯の調光を効率的に行なうトンネル灯制御
装置を提供すること。 【解決手段】 トンネル灯制御装置として、トンネルを
長手方向に複数のブロックA〜Fに区分けし、各ブロッ
クの出入口に設けられ車両の進入を検出する車両感知手
段S1〜S6と、車両感知手段の検出結果に基づいてト
ンネル灯の明るさを制御する調光制御手段3とを備え
た。調光制御手段は、各ブロックの車両感知手段がその
ブロックへの車両の進入を検出したとき、当該車両進入
ブロックよりも前方のブロックのトンネル灯1を点灯ま
たは増光制御する一方、前記車両進入ブロックより後方
のブロックのトンネル灯を消灯または減光制御する。こ
れにより、トンネル内を、車両が走行しているブロック
は明るく照明し、車両が走行していないブロックは暗く
照明するというように効率的に調光できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル内を車両が走
行中にトンネル内を明るく照明する一方、車両が走行し
ていないときはトンネル内を暗く調光して節電するトン
ネル灯制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトンネル灯制御装置としては、例
えば特開平7−326210号公報に記載されたものが
ある。このトンネル灯制御装置はトンネル内の交通量を
所定の時間ごとにあらかじめ計測して得たデータと、現
在の交通量の実測値とを比較し、ファジー推論によって
次の所定時間の交通量を予測し、この予測値に基づいて
トンネル灯を明るくしたり、暗くしたりするものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトンネル灯制御装置にあっては、計測する対象は所
定時間内(例えば1時間毎の1日中)の交通量であり、
しかも上記所定時間内の交通量をメモリデータ作成時と
現在の2度にわたって測定していることになり、膨大な
データの収集と処理が必要になる。また、そのようにし
て膨大な量のデータを処理し、ファジー推論によって次
の所定時間の交通量を予測したとしても、トンネル灯制
御装置に求められる機能、効用はトンネル灯を効率良く
調光して無駄な電力消費を防止しようということであ
る。また、翻って考えれば、ファジー推論に基づこうが
基づかなかろうが、トンネル内を車両が走行していると
きは、たとえ走行車両が1台のみであってもトンネル灯
は明るくするのが安全対策の上からも好ましく、交通量
が多いから明るく、少ないから暗く照明してよいという
ものでもない。
【0004】本発明は以上の、思想に基づいてなされた
もので、トンネル内を走行する車両を直接的に検出し
て、トンネル灯の調光を効率的に行なうトンネル灯制御
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、トンネル灯制御装置として、トンネルを長
手方向に複数のブロックに区分けし、各ブロックの出入
口に設けられ車両の進入を検出する車両感知手段と、車
両感知手段の検出結果に基づいてトンネル灯の明るさを
制御する調光制御手段とを備え、調光制御手段は、各ブ
ロックの車両感知手段がそのブロックへの車両の進入を
検出したとき、当該車両進入ブロックよりも前方のブロ
ックのトンネル灯を点灯または増光制御する一方、前記
車両進入ブロックより後方のブロックのトンネル灯を消
灯または減光制御するようにしたことを要旨とするもの
である。これにより、トンネル内を、車両が走行してい
るブロックは明るく照明し、車両が走行していないブロ
ックは暗く照明するというように効率的に調光できる。
また、トンネルに進入した車両にとって、前方に明るい
ブロックが見えてくればそのブロックには車両が走行し
ているか、渋滞、停車または事故が発生しているかの判
断ができ、安全の上で利点がある。
【0006】本願第2発明は、トンネル灯制御装置とし
て、トンネルの入り口に設けられこのトンネルへの車両
の進入を検出する車両進入感知手段と、前記車両進入感
知手段の検出結果に基づいてトンネル灯の明るさを制御
する調光制御手段とを備え、調光制御手段は、クロック
と、調光部と、これらクロックおよび調光部の動作を制
御する制御部とを有していることを要旨とする。そし
て、調光制御手段は、車両進入感知手段がトンネルへの
車両の進入を検出したとき、制御部がクロックを起動さ
せるとともに、調光部に所定の時間トンネル灯を点灯ま
たは増光制御させる一方、前記所定の時間の経過ととも
にトンネル灯を消灯または減光制御する。これにより車
両通過後、所定の時間が経過した後は次の車両が進入し
ない限りトンネル灯を消灯または減光することができ、
効率的な調光が可能となる。
【0007】本願第3発明は、トンネル灯制御装置とし
て、トンネルの入り口に設けられこのトンネルへの車両
の進入を検出する車両進入感知手段と、トンネルから車
両が退出したことを検出する車両退出感知手段と、前記
車両進入感知手段および車両退出感知手段の検出結果に
基づいてトンネル灯の明るさを制御する調光制御手段と
を備え、調光制御手段は、車両進入感知手段が車両の進
入を検出する毎にカウントアップし、車両退出感知手段
が車両の退出を検出する毎にカウントダウンするアップ
ダウンカウンタと、調光部と、これらアップダウンカウ
ンタおよび調光部の動作を制御する制御部とを有してい
ることを要旨とする。そして、調光制御手段は、車両進
入感知手段がトンネルへの車両の進入を検出したとき、
制御部がアップダウンカウンタを起動して+1加算さ
せ、また車両退出感知手段がトンネルからの車両の退出
を検出したとき、−1減算させ、前記アップダウンカウ
ンタがカウント値0になるまでの間トンネル灯を点灯ま
たは増光制御する一方、アップダウンカウンタがカウン
ト値0になったときにトンネル灯を消灯または減光制御
する。これにより、トンネル内を車両が走行している間
はトンネル灯を明るく点灯させ、またトンネル内を車両
が走行していない間はトンネル灯消灯または減光するこ
とができ、効率的な調光が可能となる。また、トンネル
内に車両がいるかいないかの判定を行なうことができ
て、トンネル内での事故やトラブルの発生を検出するこ
とも可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、トンネルを長手方向に複数のブロックに区分けし、
各ブロックの出入口に設けられ車両の進入を検出する車
両感知手段と、車両感知手段の検出結果に基づいてトン
ネル灯の明るさを制御する調光制御手段とを備えたもの
であり、調光制御手段は、各ブロックの車両感知手段が
そのブロックへの車両の進入を検出したとき、当該車両
進入ブロックよりも前方のブロックのトンネル灯を点灯
または増光制御する一方、前記車両進入ブロックより後
方のブロックのトンネル灯を消灯または減光制御すると
いう作用を有する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載のトンネル灯制御装置において、トンネル灯を点
灯または増光制御されるブロックは、車両進入ブロック
よりも1つ前方のブロックである一方、トンネル灯を消
灯または減光制御されるブロックは車両進入ブロックよ
り1つ後方のブロックであるようにしたものであり、ト
ンネル灯の調光制御区域を狭い範囲で効率よく行なえる
という作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2記載のトンネル灯制御装置において、各ブロックの出
入口には、車両進入ブロックへ車両が進入したことを検
出する車両進入感知手段と、1つ前のブロックを車両が
退出したことを検出する車両退出感知手段とが別個に設
けられ、車両退出感知手段は車両進入感知手段よりも所
定距離だけ前方に設けられ、調光制御手段は、車両進入
感知手段が車両進入ブロックへの車両の進入を検出した
とき、当該車両進入ブロックよりも前方のブロックのト
ンネル灯を点灯または増光制御する一方、車両退出感知
手段が1つ前のブロックからの車両の退出を検出したと
き、前記車両進入ブロックより1つ後方のブロックのト
ンネル灯を消灯または減光制御するようにしたものであ
り、車両退出後のブロックの減光を遅延させることによ
り、安全性をより確実にすという作用を有する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、トンネ
ルの入り口に設けられこのトンネルへの車両の進入を検
出する車両進入感知手段と、前記車両進入感知手段の検
出結果に基づいてトンネル灯の明るさを制御する調光制
御手段とを備え、調光制御手段は、クロックと、調光部
と、これらクロックおよび調光部の動作を制御する制御
部とを備えたものであり、調光制御手段は、車両進入感
知手段がトンネルへの車両の進入を検出したとき、制御
部がクロックを起動させるとともに、調光部に所定の時
間トンネル灯を点灯または増光制御させる一方、前記所
定の時間の経過とともにトンネル灯を消灯または減光制
御するという作用を有する。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4記載のトンネル灯制御装置において、前記トンネル灯
を点灯または増光制御している所定時間は、車両がトン
ネルへ進入してから退出するまでの時間よりも充分に長
い時間であるようにしたものであり、車両の通過途中で
トンネル灯の消灯または減光が生じないようにするとい
う作用を有する。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、トンネ
ルの入り口に設けられこのトンネルへの車両の進入を検
出する車両進入感知手段と、トンネルから車両が退出し
たことを検出する車両退出感知手段と、前記車両進入感
知手段および車両退出感知手段の検出結果に基づいてト
ンネル灯の明るさを制御する調光制御手段とを有し、調
光制御手段は、車両進入感知手段が車両の進入を検出す
る毎にカウントアップし、車両退出感知手段が車両の退
出を検出する毎にカウントダウンするアップダウンカウ
ンタと、調光部と、これらアップダウンカウンタおよび
調光部の動作を制御する制御部とを備えたものであり、
調光制御手段は、車両進入感知手段がトンネルへの車両
の進入を検出したとき、制御部がアップダウンカウンタ
を起動して+1加算させ、また車両退出感知手段がトン
ネルからの車両の退出を検出したとき、−1減算させ、
前記アップダウンカウンタがカウント値0になるまでの
間トンネル灯を点灯または増光制御する一方、アップダ
ウンカウンタがカウント値0になったときにトンネル灯
を消灯または減光制御するという作用を有する。
【0014】なお本発明は、トンネル内の保守点検時ま
たは事故や火災等の非常時には、トンネル灯制御装置を
手動または遠隔操作して、トンネル内の全ブロックある
いは特定ブロックの照明を点灯、減光、増光、消灯する
などの調光制御するようにしてもよい。
【0015】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態に係るトンネル灯制御装置を組み込んだトンネ
ルの一部分の構成を概略的に示す断面図である。このト
ンネルは、所定の距離毎に複数のブロック(ブロック
A,B,C,D,E,F,・・・・,とする)に分割さ
れている。各ブロックにはトンネル灯1が設けられ、ま
たブロックA〜Fの出入口には車両感知手段としてのセ
ンサーが設けられている。ここでブロックの出入り口と
は、ブロックAについては当該ブロックAの入り口に相
当し、ブロックBについては当該ブロックBの入り口で
あるとともにブロックAの出口に相当する、いわゆる隣
接するブロック間の境界となる部分をいう。ブロックA
の入り口にはセンサーS1が設けられ、ブロックBの入
り口(ブロックAの出口に相当)にはセンサーS2が設
けられている。以下同様にして、ブロックCの入り口に
はセンサーS3、ブロックDの入り口にはセンサーS
4、ブロックEの入り口にはセンサーS5、ブロックF
の入り口にはセンサーS6が設けられている。なお図1
において、符号2はトンネル内を走行する車両を示し、
この車両2は同図中矢印Pの方向へ走行する。
【0017】図2は本実施の形態に係るトンネル灯制御
装置の回路構成を概略的に示すブロック図である。ま
た、図3は上記トンネル灯制御装置に用いられる調光制
御手段の回路構成を示すブロック図である。この実施の
形態に係るトンネル灯制御装置は、各ブロックA〜F毎
のトンネル灯1と、センサーS1〜S6と、調光制御手
段3とから構成されている。調光制御手段3は、図3に
示すように、各ブロックA〜Fのトンネル灯を増光/点
灯(以下、増光で代表させる)或いは減光/消灯(以
下、減光で代表させる)制御する調光部4と、センサー
S1〜S6から出力された車両感知信号と、その信号に
対応するトンネル分割のブロックA〜Fとの照合をとる
センサ・ブロック照合部5と、調光制御手段3全体の動
作をコントロールする制御部6とから構成されている。
制御部6は、例えばCPUから成り、センサーS1〜S
6から出力された車両感知信号を受けてセンサ・ブロッ
ク照合部5においてブロックA〜Fのうちどのブロック
のトンネル灯1を制御する信号であるかを照合する。ま
た制御部6は、センサ・ブロック照合部5における照合
結果に基づいて調光部4に対応するブロックのトンネル
灯1を調光させる。センサ・ブロック照合部5は、例え
ばメモリから成り、各センサーS1〜S6から出力され
た車両感知信号に対応してトンネル灯1が調光制御され
るブロックのデータがテーブル形式で格納されている。
【0018】図4は、上記センサ・ブロック照合部5に
格納されたセンサーS1〜S6とブロックA〜Fとの対
応テーブルの一例を示す図である。このテーブルに示す
ように、センサーS1にはブロックBが対応し、このセ
ンサーS1から出力された車両感知信号によってブロッ
クBのトンネル灯1が増光制御される。また、センサー
S2にはブロックCおよびAが対応し、このセンサーS
2から出力された車両感知信号によってブロックCのト
ンネル灯1が増光制御される一方、ブロックAのトンネ
ル灯1が減光制御される。以下同様にして、 センサーS3からの出力信号: ブロックDを増光;ブロックBを減光 センサーS4からの出力信号: ブロックEを増光;ブロックCを減光 センサーS5からの出力信号: ブロックFを増光;ブロックDを減光 ・・・ ・・・ ・・・ というようにセンサーS1〜S6とブロックA〜Fの調
光関係が設定されている。
【0019】かかる構成を有するトンネル灯制御装置の
動作について説明する。図1に示すように車両2がブロ
ックAの入り口から当該ブロックAへ進入すると、この
進入はセンサーS1によって検出される。もし、センサ
ーS1の設置位置がトンネルの入り口であるとすると、
実際にはこのセンサーS1の設置位置よりももっと手前
の位置に別のセンサー(例えばS0)が設けてあり、こ
のセンサーS0が車両2のトンネルへの接近を検出する
ことによりブロックAのトンネル灯1が増光される。上
述のようにセンサーS1が車両2の進入を検出すると、
センサーS1からは車両感知信号が出力される。この車
両感知信号は、調光制御手段3の制御部6へ入力され、
制御部はセンサ・ブロック照合部5へ上記車両感知信号
を送付してセンサーS1に対応するブロックを照合す
る。センサ・ブロック照合部5のテーブルにはセンサー
S1からの車両感知信号ではブロックBに対して増光制
御すべきデータが格納されているから、制御部6は調光
部4に対して所定の制御信号を送付する。これにより、
ブロックBのトンネル灯1が増光制御される。これによ
り車両2の運転者にとっては、ブロックAに進入した時
点で1つ先のブロックBが明るく照明されているので運
転に支障をきたすことなく安全にトンネル内を走行して
行くことができる。
【0020】次に、車両2がブロックBへ進入すると、
この進入はセンサーS2によって検出される。センサー
2による検出は車両2のブロックBへの進入検出である
とともに、この車両2のブロックAからの退出検出でも
あり、センサーS2からは車両感知信号が出力される。
この車両感知信号は、調光制御手段3の制御部6へ入力
され、制御部はセンサ・ブロック照合部5へ上記車両感
知信号を送付してセンサーS2に対応するブロックを照
合する。センサ・ブロック照合部5のテーブルにはセン
サーS2からの車両感知信号ではブロックCに対して増
光制御する一方で、ブロックAに対して減光制御すべき
データが格納されているから、制御部6は調光部4に対
して所定の制御信号を送付する。これにより、ブロック
Cのトンネル灯1が増光制御される一方、ブロックAの
トンネル灯1が減光制御される。これにより車両2の運
転者にとっては、ブロックBに進入した時点で1つ先の
ブロックCが明るく照明される。このような動作が順次
進行することにより、トンネル内においては、車両2の
進入ブロックよりも1つ前方のブロックのトンネル灯1
が増光制御され、また車両2の進入ブロックよりも1つ
後方のブロックのトンネル灯1が減光制御される。な
お、増光制御されるブロックは車両2の進入ブロックよ
りも2つ以上前方のブロックであってもよい。また、減
光制御されるブロックは車両2の進入ブロックよりも2
つ以上後方のブロックであってもよい。
【0021】(実施の形態2)図5は本発明の第2の実
施の形態に係るトンネル灯制御装置を組み込んだトンネ
ルの一部分の構成を概略的に示す断面図である。この実
施の形態に係るトンネルは、上記第1の実施の形態にお
けるトンネルとほとんど同じ構成を有するから同じ部分
には同じ符号を付して重複した説明を省略する。第1の
実施の形態と異なる点は、ブロックA〜Fの出入口に設
けられたは車両感知手段としてのセンサーS1〜S6に
加えて、センサーS11〜S16が別個に設けられてい
る点である。そして、この第2の実施の形態において
は、センサーS1〜S6は各ブロックA〜Fの出入口に
設けられ、車両進入ブロックへ車両が進入したことを検
出する車両進入感知手段としての機能を有する。これに
対して、センサーS11〜S16は、上記車両進入ブロ
ックの1つ前のブロックを車両が退出したことを検出す
る車両退出感知手段としての機能を有する。そして、セ
ンサーS11〜S16は、それぞれ対応するセンサーS
1〜S6よりも所定距離(例えば数メートル〜10メー
トル)だけ前方(車両2の進行方向先方)に設けられて
いる。
【0022】図6は本実施の形態に係るトンネル灯制御
装置の回路構成を概略的に示すブロック図である。ま
た、図7は上記トンネル灯制御装置に用いられる調光制
御手段の回路構成を示すブロック図である。この実施の
形態に係るトンネル灯制御装置の回路は、上記第1の実
施の形態におけるトンネル灯制御装置の回路と基本的に
同じ構成を有し、調光制御手段3にセンサーS1〜S6
と、センサーS11〜S16の出力信号が別々に入力さ
れる点が異なっている。また、調光制御手段3の構成も
また図3に示したものと同様であり、調光制御手段3の
制御部6にセンサーS1〜S6と、センサーS11〜S
16の出力信号が別々に入力される点が異なっている。
【0023】図8は、上記センサ・ブロック照合部5に
格納されたセンサーS1〜S6およびセンサーS11〜
S16とブロックA〜Fとの対応テーブルの一例を示す
図である。上述のように、センサーS1〜S6は車両進
入感知手段としての機能を有し、またセンサーS11〜
S16は車両退出感知手段としての機能を有するから、
センサ・ブロック照合部5には、図8(a)に示すよう
にセンサーS1〜S6に対応する増光されるべきブロッ
クを表した増光ブロック対応テーブル10と、図8
(b)に示すようにセンサーS11〜S16に対応する
減光されるべきブロックを表した減光ブロック対応テー
ブル11とが設けられている。したがって、上記図8
(a)の増光ブロック対応テーブル10に示すように、
センサーS1にはブロックBが対応し、このセンサーS
1から出力された車両感知信号によってブロックBのト
ンネル灯1が増光制御される。また、センサーS2には
ブロックCが対応し、このセンサーS2から出力された
車両感知信号によってブロックCのトンネル灯1が増光
制御される。以下同様にして、 センサーS3からの出力信号: ブロックDを増光 センサーS4からの出力信号: ブロックEを増光 センサーS5からの出力信号: ブロックFを増光 ・・・ ・・・ ・・・ というようにセンサーS1〜S6とブロックA〜Fの調
光関係が設定されている。
【0024】また一方、上記図8(b)の増光ブロック
対応テーブル11に示すように、センサーS11には対
応するブロックが存在せず、このセンサーS11から出
力された車両感知信号によってはトンネル灯1の調光は
されない。センサーS12にはブロックAが対応し、こ
のセンサーS12から出力された車両感知信号によって
ブロックAのトンネル灯1が減光制御される。また、セ
ンサーS13にはブロックBが対応し、このセンサーS
13から出力された車両感知信号によってブロックBの
トンネル灯1が減光制御される。以下同様にして、 センサーS14からの出力信号: ブロックCを減光 センサーS15からの出力信号: ブロックDを減光 ・・・ ・・・ ・・・ というようにセンサーS11〜S16とブロックA〜F
の調光関係が設定されている。
【0025】かかる構成を有するトンネル灯制御装置の
動作について説明する。図5に示すように車両2がブロ
ックAの入り口から当該ブロックAへ進入すると、この
進入はセンサーS1によって先ず検出され、続いて所定
距離だけ離れた位置に設置されたセンサーS11によっ
ても検出される。センサーS1およびセンサーS11が
車両2を検出すると、各センサーS1からは車両進入感
知信号が出力され、S11からは車両退出感知信号が出
力される。これらの車両感知信号は、調光制御手段3の
制御部6へ一定時間の時間差をもって入力される。制御
部6は、先ずセンサ・ブロック照合部5の増光ブロック
対応テーブル10へ上記センサーS1からの車両進入感
知信号を送付してセンサーS1に対応するブロックを照
合する。センサ・ブロック照合部5の増光ブロック対応
テーブル10にはセンサーS1からの車両進入感知信号
ではブロックBに対して増光制御すべきデータが格納さ
れているから、制御部6は調光部4に対して所定の制御
信号を送付する。これにより、ブロックBのトンネル灯
1が増光制御される。これにより車両2の運転者にとっ
ては、ブロックAに進入した時点で1つ先のブロックB
が明るく照明されているので運転に支障をきたすことな
く安全にトンネル内を走行して行くことができる。
【0026】他方、制御部6はセンサ・ブロック照合部
5の減光ブロック対応テーブル11へ上記センサーS1
1からの車両退出感知信号を送付してセンサーS11に
対応するブロックを照合する。センサ・ブロック照合部
5の減光ブロック対応テーブル11にはセンサーS11
からの車両退出感知信号で減光制御すべきブロックが存
在しないから、このときは、いずれのブロックA〜Fも
減光されない。
【0027】次に、車両2がブロックBへ進入すると、
この進入はセンサーS2およびS12によって相次いで
検出される。センサーS2により出力されたブロックB
への車両進入感知信号およびセンサーS12により出力
されたブロックAからの車両退出感知信号は調光制御手
段3の制御部6へ一定時間の時間差をもって入力され
る。制御部6は、先ずセンサ・ブロック照合部5の増光
ブロック対応テーブル10へ上記センサーS2からの車
両進入感知信号を送付してセンサーS2に対応するブロ
ックを照合する。センサ・ブロック照合部5の増光ブロ
ック対応テーブル10にはセンサーS2からの車両進入
感知信号ではブロックCに対して増光制御すべきデータ
が格納されているから、制御部6は調光部4に対して所
定の制御信号を送付する。これにより、ブロックCのト
ンネル灯1が増光制御される。これにより車両2の運転
者にとっては、ブロックBに進入した時点でさらに1つ
先のブロックCが明るく照明されているので運転に支障
をきたすことなく安全にトンネル内を走行して行くこと
ができる。
【0028】他方、制御部6はセンサ・ブロック照合部
5の減光ブロック対応テーブル11へ上記センサーS1
2からの車両退出感知信号を送付してセンサーS12に
対応するブロックを照合する。センサ・ブロック照合部
5の減光ブロック対応テーブル11にはセンサーS12
からの車両進入感知信号ではブロックAに対して減光制
御すべきデータが格納されているから、制御部6は調光
部4に対して所定の制御信号を送付する。これにより、
ブロックAのトンネル灯1が減光制御され、無駄な照明
を抑えることができる。本実施の形態によれば、このよ
うな動作が順次進行することにより、トンネル内におい
ては、車両2の進入ブロックよりも1つ前方のブロック
のトンネル灯1が増光制御され、また車両2の進入ブロ
ックよりも1つ後方のブロックのトンネル灯1が減光制
御される。
【0029】(実施の形態3)図9は本発明の第3の実
施の形態に係るトンネル灯制御装置の回路構成を概略的
に示すブロック図である。この実施の形態に係るトンネ
ル灯制御装置は、トンネルの入り口に設けられこのトン
ネルへの車両の進入を検出する車両進入感知手段として
のセンサーS7と、前記車両進入感知手段の検出結果に
基づいてトンネル灯1の明るさを制御する調光制御手段
3とを備えて成る。また、調光制御手段3は、クロック
7と、調光部4と、これらクロック7および調光部4の
動作を制御する制御部6とを有している。この実施の形
態では、トンネルの中は特にブロック分けされておら
ず、車両進入感知手段としては1個のセンサーS7が使
用されているものとする。また、調光制御手段3もまた
トンネル灯1全体についての調光制御を行なうようにな
っている。
【0030】かかる構成を有するトンネル灯制御装置の
動作について以下説明する。調光制御手段3は、センサ
ーS7がトンネルへの車両の進入を検出したとき、制御
部6へ車両退出感知信号を送付する。こに基づき、制御
部6はがクロック7を起動させるとともに、調光部4に
所定の時間トンネル灯を増光制御させる。図10はこの
調光制御動作における動作時間を説明するタイムチャー
トである。図10において、(a)は調光制御手段3に
よる調光制御時間を表し、(b)は車両2がトンネルに
進入してから退出するまでの時間(所要通過時間)を表
す。車両2はそれぞれ異なった速度で走行するから、所
要通過時間には一定の幅が設けられている。図10にお
いて、t1は車両2がトンネルに進入した時点であり、
センサーS7による車両進入感知タイミングでもある。
t2およびt3は車両2がトンネル退出する時点であり
車両速度によってt2からt3までのばらつきがあるも
のとする。またt4は調光制御手段3による調光制御終
了時点を表し、このt4は車両が退出するタイミングよ
りも充分に遅い時点(例えば(t3−t1)時間の2
倍)に設定してある。
【0031】したがってトンネルを車両2が通過する所
要通過時間は、(t2−t1)から(t3−t1)まで
の幅がある。これに対して、調光制御手段3による調光
制御時間は(t4−t1)に設定され、しかも上述のよ
うに、t4は車両が退出するタイミングよりも充分に遅
い時点に設定してある。このようにトンネル灯1を増光
制御している時間は、車両がトンネルへ進入してから退
出するまでの時間よりも充分に長い時間が設定してある
から、通常の道路事情の下では車両2がトンネルを通過
する前にトンネル灯1が減光されるということは起こら
ない。
【0032】なお、この第3の実施の形態においても上
記第1の実施の形態におけると同様、トンネル内を複数
のブロックに分け、それぞれのブロックに車両進入感知
手段としてのセンサー(S1〜S6のように)を設ける
とともに、調光制御手段3のクロックを複数設け、ブロ
ック毎に調光を時間制御するようにしてもよい。
【0033】(実施の形態4)図11は本発明の第4の
実施の形態に係るトンネル灯制御装置の回路構成を概略
的に示すブロック図である。この実施の形態に係るトン
ネル灯制御装置は、トンネルの入り口に設けられこのト
ンネルへの車両の進入を検出する車両進入感知手段とし
てのセンサーS7と、トンネルからの車両の退出を検出
する車両退出感知手段としてのセンサーS10と、セン
サーS7およびセンサーS10の検出結果に基づいてト
ンネル灯1の明るさを制御する調光制御手段3とを備え
て成る。また、調光制御手段3は、アップダウンカウン
タ8と、調光部4と、これらアップダウンカウンタ8お
よび調光部4の動作を制御する制御部6とを有してい
る。この実施の形態では、上記第3の実施の形態におけ
ると同様、トンネルの中は特にブロック分けされておら
ず、車両進入感知手段としてのセンサーS7と、車両退
出感知手段としてのセンサーS10が各1個使用されて
いるものとする。また、調光制御手段3もまたトンネル
灯1全体についての調光制御を行なうようになってい
る。
【0034】かかる構成を有するトンネル灯制御装置の
動作について以下説明する。車両2がトンネルの入り口
から当該トンネルへ進入すると、この進入はセンサーS
7によって先ず検出される。センサーS7が車両2を検
出すると、センサーS7からは車両進入感知信号が出力
され、この車両進入感知信号は、調光制御手段3の制御
部6へ入力される。制御部6は、先ず車両進入感知信号
の入力によりアップダウンカウンタ8を起動させて、こ
のアップダウンカウンタ8をカウントアップ(+1加
算)させる。さらに制御部6は、調光部4に対してトン
ネル灯1を増光すべき制御信号を送付する。これによ
り、トンネル灯1が増光制御され、車両2の運転者にと
っては、明るい照明の下で運転に支障をきたすことなく
安全にトンネル内を走行して行くことができる。
【0035】次に、車両2がトンネル出口から退出する
と、この退出はセンサーS10によって検出される。セ
ンサーS10が車両2を検出すると、センサーS10か
らは車両退出感知信号が出力され、この車両退出感知信
号は、調光制御手段3の制御部6へ入力される。制御部
6は、車両退出感知信号の入力によりアップダウンカウ
ンタ8をカウントダウン(−1減算)させる。アップダ
ウンカウンタ8は、トンネルへ車両2が次々と連続的に
進入する場合はその都度カウントアップし、カウント値
が増大して行く。また一方、アップダウンカウンタ8
は、トンネルから車両2が次々と連続的に退出する場合
はその都度カウントダウンし、カウント値が減少して行
く。そして制御部6は、アップダウンカウンタ8がカウ
ントダウンして行ってそのカウント値が0になったとき
に調光部4に対してトンネル灯1を減光すべき制御信号
を送付する。これにより、トンネル灯1が減光制御さ
れ、無駄な照明を抑えることができる。
【0036】なお、この第4の実施の形態においても上
記第1の実施の形態におけると同様、トンネル内を複数
のブロックに分け、それぞれのブロックに車両進入感知
手段としてのセンサーおよび車両退出感知手段としての
センサーをそれぞれ複数個(例えばS1〜S6、S11
〜S16のように)を設けるとともに、調光制御手段3
のアップダウンカウンタを複数設け、ブロック毎に調光
をアップダウンカウント制御するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トンネル灯制御装置として、トンネルを長手方向に複数
のブロックに区分けし、各ブロックの出入口に設けられ
車両の進入を検出する車両感知手段と、車両感知手段の
検出結果に基づいてトンネル灯の明るさを制御する調光
制御手段とを備え、調光制御手段は、各ブロックの車両
感知手段がそのブロックへの車両の進入を検出したと
き、当該車両進入ブロックよりも前方のブロックのトン
ネル灯を点灯または増光制御する一方、前記車両進入ブ
ロックより後方のブロックのトンネル灯を消灯または減
光制御するようにしたため、トンネル内を、車両が走行
しているブロックは明るく照明し、車両が走行していな
いブロックは暗く照明するというように効率的に調光で
きる。
【0038】また、トンネルに進入した車両にとって、
前方に明るいブロックが見えてくればそのブロックには
車両が走行しているかまたは事故が発生しているかの判
断ができ、安全の上で利点がある。
【0039】さらに、車両が通過していないトンネル或
いはブロックの照明を抑えることにより無駄な電力の使
用をなくすことができ経済的であるとともに、トンネル
灯自体にとっても常時最大能力の電流を流されないた
め、トンネル灯の寿命を延ばすことができるという効果
も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るトンネル灯制
御装置を組み込んだトンネルの一部分の構成を概略的に
示す断面図
【図2】前記実施の形態におけるトンネル灯制御装置の
回路構成を概略的に示すブロック図
【図3】前記実施の形態におけるトンネル灯制御装置に
用いられる調光制御手段の回路構成を示すブロック図
【図4】前記実施の形態におけるセンサ・ブロック照合
部に格納されたセンサーとブロックとの対応関係を表す
テーブルの一例を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るトンネル灯制
御装置を組み込んだトンネルの一部分の構成を概略的に
示す断面図
【図6】前記第2の実施の形態におけるトンネル灯制御
装置の回路構成を概略的に示すブロック図
【図7】前記第2の実施の形態におけるトンネル灯制御
装置に用いられる調光制御手段の回路構成を示すブロッ
ク図
【図8】(a)前記第2の実施の形態におけるセンサ・
ブロック照合部に格納されたセンサーとブロックとの増
光ブロック対応テーブルの一例を示す図 (b)前記第2の実施の形態におけるセンサ・ブロック
照合部に格納されたセンサーとブロックとの減光ブロッ
ク対応テーブルの一例を示す図
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るトンネル灯制
御装置の回路構成を概略的に示すブロック図
【図10】(a)前記第3の実施の形態の調光制御手段
による調光制御動作における動作時間を説明するタイム
チャート (b)前記第3の実施の形態における車両がトンネルに
進入してから退出するまでの時間を表すタイムチャート
【図11】本発明の第4の実施の形態に係るトンネル灯
制御装置の回路構成を概略的に示すブロック図
【符号の説明】
1 トンネル灯 2 車両 3 調光制御手段 4 調光部 5 センサ・ブロック照合部 6 制御部 7 クロック 8 アップダウンカウンタ A〜F ブロック S1〜S6、S11〜S16 センサー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネルを長手方向に複数のブロックに
    区分けし、各ブロックの出入口に設けられ車両の進入を
    検出する車両感知手段と、車両感知手段の検出結果に基
    づいてトンネル灯の明るさを制御する調光制御手段とを
    備え、調光制御手段は、各ブロックの車両感知手段がそ
    のブロックへの車両の進入を検出したとき、当該車両進
    入ブロックよりも前方のブロックのトンネル灯を点灯ま
    たは増光制御する一方、前記車両進入ブロックより後方
    のブロックのトンネル灯を消灯または減光制御すること
    を特徴とするトンネル灯制御装置。
  2. 【請求項2】 トンネル灯を点灯または増光制御される
    ブロックは、車両進入ブロックよりも1つ前方のブロッ
    クである一方、トンネル灯を消灯または減光制御される
    ブロックは車両進入ブロックより1つ後方のブロックで
    あることを特徴とする請求項1記載のトンネル灯制御装
    置。
  3. 【請求項3】 各ブロックの出入口には、車両進入ブロ
    ックへ車両が進入したことを検出する車両進入感知手段
    と、1つ前のブロックを車両が退出したことを検出する
    車両退出感知手段とが別個に設けられ、車両退出感知手
    段は車両進入感知手段よりも所定距離だけ進行方向の前
    方に設けられ、調光制御手段は、車両進入感知手段が車
    両進入ブロックへの車両の進入を検出したとき、当該車
    両進入ブロックよりも前方のブロックのトンネル灯を点
    灯または増光制御する一方、車両退出感知手段が1つ前
    のブロックからの車両の退出を検出したとき、前記車両
    進入ブロックより1つ後方のブロックのトンネル灯を消
    灯または減光制御することを特徴とする請求項2記載の
    トンネル灯制御装置。
  4. 【請求項4】 トンネルの入り口に設けられこのトンネ
    ルへの車両の進入を検出する車両進入感知手段と、前記
    車両進入感知手段の検出結果に基づいてトンネル灯の明
    るさを制御する調光制御手段とを備え、調光制御手段
    は、クロックと、調光部と、これらクロックおよび調光
    部の動作を制御する制御部とを有して成り、調光制御手
    段は、車両進入感知手段がトンネルへの車両の進入を検
    出したとき、制御部がクロックを起動させるとともに、
    調光部に所定の時間トンネル灯を点灯または増光制御さ
    せる一方、前記所定の時間の経過とともにトンネル灯を
    消灯または減光制御することを特徴とするトンネル灯制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記トンネル灯を点灯または増光制御し
    ている所定時間は、車両がトンネルへ進入してから退出
    するまでの時間よりも充分に長い時間であることを特徴
    とする請求項4記載のトンネル灯制御装置。
  6. 【請求項6】 トンネルの入り口に設けられこのトンネ
    ルへの車両の進入を検出する車両進入感知手段と、トン
    ネルから車両が退出したことを検出する車両退出感知手
    段と、前記車両進入感知手段および車両退出感知手段の
    検出結果に基づいてトンネル灯の明るさを制御する調光
    制御手段とを備え、調光制御手段は、車両進入感知手段
    が車両の進入を検出する毎にカウントアップし、車両退
    出感知手段が車両の退出を検出する毎にカウントダウン
    するアップダウンカウンタと、調光部と、これらアップ
    ダウンカウンタおよび調光部の動作を制御する制御部と
    を有して成り、調光制御手段は、車両進入感知手段がト
    ンネルへの車両の進入を検出したとき、制御部がアップ
    ダウンカウンタを起動して+1加算させ、また車両退出
    感知手段がトンネルからの車両の退出を検出したとき、
    −1減算させ、前記アップダウンカウンタがカウント値
    0になるまでの間トンネル灯を点灯または増光制御する
    一方、アップダウンカウンタがカウント値0になったと
    きにトンネル灯を消灯または減光制御することを特徴と
    するトンネル灯制御装置。
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