JPH10333506A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10333506A
JPH10333506A JP9152861A JP15286197A JPH10333506A JP H10333506 A JPH10333506 A JP H10333506A JP 9152861 A JP9152861 A JP 9152861A JP 15286197 A JP15286197 A JP 15286197A JP H10333506 A JPH10333506 A JP H10333506A
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JP
Japan
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power switch
control means
switch
image forming
power
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JP9152861A
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English (en)
Inventor
Koji Shirosugi
浩司 白杉
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作部ユニットに変わる安価な部品(電源ス
イッチ:数百円)で、エナジースター規格に対応するか
否かを決定できる条件設定を提供する。 【解決手段】 複写機等の画像形成装置において、電源
スイッチ1をオペレータの操作なしに遮断することがで
きる電源スイッチか否か(コイル12を有するか否か)
を判別するスイッチ判別手段TR1,TR2を有する。
複写動作終了後の任意時間経過後、前記電源スイッチ1
を遮断し、画像形成装置への電源供給を遮断する第1制
御手段OUT1と、複写動作終了後の任意時間経過後に
前記画像形成装置の定着装置3等への電源供給のみを遮
断し、前記電源スイッチ1は遮断させない第2制御手段
OUT3とを有する。前記スイッチ判別手段の判別結果
に応じて、前記第1制御手段と第2制御手段のどちらか
を機能させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置、より詳細には、画像形成装置における省エネル
ギー化のための電源遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、複写機等のOA製品においては、
エナジースター規格により、一定時間複写機等を使用し
ない場合は、電源を遮断し、電力の消費を防止する仕様
となっている。しかし、上記仕様は、日本国内及び米国
においては必須仕様であるが、欧州においては必須では
ない。また、欧州においてもある国だけは、エナジース
ター規格仕様にしなければならない等の動きもある。上
記内容において、現在の複写機での対応方法の一実施例
をあげると、操作部ユニットにて日本国内・米国・欧州
の仕向け地設定をしており、操作部ユニットの違いに応
じて、エナジースター規格を対応させるか否かを決定し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】仕向け地が欧州の場
合、エナジースター規格の対応は未対応となるが、ある
国(欧州地域)だけはエナジースター規格を対応しよう
とした場合、現状のままだと、操作部もユニットの仕向
け地を一つ追加しなければならず、操作部ユニットは今
まで三種類でよかったものが一種類追加して四種類にし
なければならず、操作部ユニットのメーカー側での部品
管理が大変になってしまう。また、操作部ユニットは高
額部品(ハードキータイプで数千円)であることからも
コストアップの要因となることも考えられる。
【0004】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、操作部ユニットに変わる安価な部品(電源
スイッチ:数百円)で、上記エナジースター規格に対応
するか否かを決定できる条件設定を提供することを目的
としてなされたものである。
【0005】請求項1の発明は、電源スイッチの種類に
応じて、電源を遮断する第1制御手段又は電源を遮断さ
せない第2制御手段を有し、前記電源スイッチが遮断で
きない状態では前記第1制御手段が機能しないことを保
証することを目的とするものである(第1制御手段は、
電源スイッチを遮断することにより定着装置等への電源
供給を遮断する機能であるため、電源スイッチが遮断で
きないと、定着装置等の電源供給も遮断できなくなり、
無駄な電力を浪費してしまう)。
【0006】請求項2の発明は、電源スイッチの種類に
応じて、第1制御手段により電源スイッチが遮断したか
否かを判別する第2制御手段を機能させることにより、
警告表示の誤表示を防止することを目的とするものであ
る(オペレータの操作なしに遮断できない電源スイッチ
の場合に、電源が遮断されない警告表示を点灯すること
を防止する)。
【0007】請求項3の発明は、電源スイッチの種類
を、第1制御手段(電源スイッチを遮断する)または第
2制御手段(電源スイッチを遮断しない)を選択する第
3制御手段の選択結果よりも優先することにより、電源
スイッチの種類により電源を遮断するか否かを決定する
ようにし、電源スイッチをオペレータの操作なしで遮断
することができる画像形成装置に関しては、電源スイッ
チ遮断を優先させて無駄な電力の消費を防止することを
目的とするものである。
【0008】請求項4の発明は、電源スイッチの種類
を、第1制御手段(電源スイッチを遮断する)または第
2制御手段(電源スイッチを遮断しない)を選択する第
3制御手段の選択結果よりも優先することにより、電源
スイッチの種類により電源を遮断するか否かを決定する
ようにし、電源スイッチをオペレータの操作なしで遮断
できない画像形成装置に関しては、電源スイッチが遮断
できない状態で第1制御手段が機能しないことを保証す
ることを目的とするものである(第1制御手段は、電源
スイッチを遮断することにより定着装置への電源供給を
遮断する機能であるため、電源スイッチが遮断できない
と、定着装置等の電源供給も遮断できなくなり、無駄な
電力を浪費してしまう)。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複写
機等の画像形成装置において、電源をオペレータの操作
なしに遮断することができる電源スイッチか否かを判別
するスイッチ判別手段を有し、前記画像形成装置は、複
写動作終了後の任意時間経過後の前記電源スイッチを遮
断し、画像形成装置への電源供給を遮断する第1制御手
段と、複写動作終了後の任意時間経過後に前記画像形成
装置の定着装置等への電源供給のみを遮断し、前記電源
スイッチは遮断させない第2制御手段とを有し、前記ス
イッチ判別手段の判別結果に応じて、前記第1制御手段
と第2制御手段のどちらかを機能させることを特徴と
し、もって、電源スイッチの種類に応じて、電源を遮断
する第1制御手段又は電源を遮断させない第2制御手段
を有し、前記電源スイッチが遮断できない状態では前記
第1制御手段が機能しないことを保証するようにしたも
のである。
【0010】請求項2の発明は、複写機等の画像形成装
置において、電源をオペレータの操作なしに遮断するこ
とができる電源スイッチか否かを判別するスイッチ判別
手段を有し、前記画像形成装置は、複写動作終了後の任
意時間経過後に前記電源スイッチを遮断し、画像形成装
置への電源供給を遮断する第1制御手段と、該第1制御
手段により電源スイッチが遮断したか否かを判別し、そ
の判別結果により前記スイッチの遮断状態が「否」の時
に、警告表示をするための第2制御手段を有し、前記ス
イッチ判別手段の判別結果に応じて、前記第2制御手段
を機能させるか否かを決定することを特徴とし、もっ
て、電源スイッチの種類に応じて、第1制御手段により
電源スイッチが遮断したか否かを判別する第2制御手段
を機能させることにより、警告表示の誤表示を防止する
ようにしたものである。
【0011】請求項3の発明は、複写機等の画像形成装
置において、電源をオペレータの操作なしに遮断するこ
とができる電源スイッチか否かを判別するスイッチ判別
手段を有し、前記画像形成装置は、複写動作終了後の任
意時間経過後に前記電源スイッチを遮断するための第1
制御手段と、複写動作終了後の任意時間経過後に前記画
像形成装置の定着装置等への電源供給のみを遮断し、前
記電源スイッチを遮断させない第2制御手段と、前記第
1制御手段を機能させるか第2制御手段を機能させるか
を選択する第3制御手段とを有し、前記スイッチ判別手
段の判別結果により、前記電源スイッチがオペレータの
操作なしに遮断することができると判断され、前記第3
制御手段において選択された制御手段が前記第2制御手
段のときは、前記第3制御手段で選択された第2制御手
段から第1制御手段へ切り替えることを特徴とし、もっ
て、電源スイッチの種類を、第1制御手段(電源スイッ
チを遮断する)または第2制御手段(電源スイッチを遮
断しない)を選択する第3制御手段の選択結果よりも優
先することにより、電源スイッチの種類により電源を遮
断するか否かを決定するようにし、電源スイッチをオペ
レータの操作なしで遮断することができる画像形成装置
に関しては、電源スイッチ遮断を優先させて無駄な電力
の消費を防止するようにしたものである。
【0012】請求項4の発明は、複写機等の画像形成装
置において、電源をオペレータの操作なしに遮断するこ
とができる電源スイッチか否かを判別するスイッチ判別
手段を有し、前記画像形成装置は、複写動作終了後の任
意時間経過後に前記電源スイッチを遮断するための第1
制御手段と、複写動作終了後の任意時間経過後に前記画
像形成装置の定着装置等への電源供給のみを遮断し、前
記電源スイッチを遮断させない第2制御手段と、前記第
1制御手段を機能させるか、第2制御手段を機能させる
かを選択する第3制御手段とを有し、前記スイッチ判別
手段の判別結果により、前記電源スイッチがオペレータ
の操作なしに遮断することができないと判断され、前記
第3制御手段において選択された制御手段が第1制御手
段のときは、前記第3制御手段で選択された第1制御手
段から第2制御手段へ切り替えることを特徴とし、もっ
て、電源スイッチの種類を、第1制御手段(電源スイッ
チを遮断する)または第2制御手段(電源スイッチを遮
断しない)を選択する第3制御手段の選択結果よりも優
先することにより、電源スイッチの種類により電源を遮
断するか否かを決定するようにし、電源スイッチをオペ
レータの操作なしで遮断できない画像形成装置に関して
は、電源スイッチが遮断できない状態で第1制御手段が
機能しないことを保証することを目的としたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される複写
機等の画像形成装置における電気回路の要部構成図で、
図中、1は電源スイッチ、2はリレーRAのコイル、2
aはリレーRAの常開接点、3は定着装置の定着ユニッ
ト(定着ヒータ)、4はトライアック、5は直流(D
C)電源ユニット、6はCPUで、電源スイッチ1は可
動接点11と該可動接点11をオン,オフするソレノイ
ドコイル12とよりなり、該電源スイッチ1を介して商
用電源である交流(AC)電源が入力され、この電源ス
イッチ1がオンすると、交流電源はDCユニット5と定
着装置の定着ヒータ3へと供給される。DC電源5は、
交流電源が入力されると、CPU6等へ供給するDC5
VとリレーRAのコイル2及び電源スイッチ内蔵のソレ
ノイドのコイル12の電源となるDC24Vを出力す
る。また、定着ヒータ3には、交流電源スイッチ1がO
Nされた状態で交流電源が入力されていても、該交流電
源はストレートには定着ヒータ3に供給されない。
【0014】定着ヒータ3は、CPU6によりトランジ
スタTR3がオンされてリレーRAのコイル2が付勢さ
れてないとリレー接点2aが交流ラインを導通されない
ようになっている。通常は、複写機等がジャムまたはド
アオープンしているという異常状態でなければ、CPU
6にDC5Vが供給されていれば、リレーコイル2に電
流を流すべく、トランジスタTR3をONするようにな
るため、複写機等が異常でなければリレー接点2aは交
流ラインを導通している状態となる。
【0015】また、定着ヒータ3は、トライアック4を
介して交流ラインに接続されており、トライアック4が
導通状態にならないと点灯しない構成となっている。こ
のトライアック4は、CPU6のOUT3の状態によ
り、導通/非導通が決まる。一般的には、定着ヒータ3
近傍に温度検出素子がもうけられていて、温度データが
CPU6に入力され、その温度データに基づきCPU6
の出力状態が制御されるようにプログラミングされてい
る。
【0016】次に、電源スイッチ1に内蔵されているソ
レノイドのコイル12には、DC24Vが供給されてお
り、CPU6のOUT1を“H”にすることにより、ト
ランジスタTR1がONし、ソレノイドのコイル12に
電流が流れ、ソレノイドがONして電源スイッチ1の接
点11が交流から離れることになり、交流電源が電源ス
イッチ1以降に供給されないため、自動的にソレノイド
のコイル12の電流も流れなくなるとともに、DC電源
ユニット5,CPU6,定着ヒータ3も電源が遮断され
るため、複写機等の装置は、電源OFF状態となる(な
お、電源スイッチ1の接点11が交流ラインから離れる
構成は、図2を参照して後述する)。したがって、通
常、複写機が使用状態の時は、CPU6のOUT1の状
態は、“L”レベルとなっていて、電源を遮断する処理
時のみ、“H”レベルとなるようにプログラミングされ
ている。また、CPU6のIN1には、電源スイッチ1
内蔵のソレノイドのコイル12の電圧状態が入力されて
いる。
【0017】トランジスタTR1がONでなければ、ト
ランジスタTR2のベースにDC24Vが供給されるた
め、トランジスタTR2はONするので、CPU6のI
N1は、“L”レベルとなっている。反対に、トランジ
スタTR1がONすれば、ソレノイドのコイル12に流
れる電流は、トランジスタTR1に流れるため、トラン
ジスタTR2はOFFする。従って、CPU6のIN1
は“H”レベルとなる。ここで、電源スイッチ1に内蔵
されているソレノイドがないときの、CPU6のIN1
の状態を想定すると、ソレノイドのコイル12が存在し
ないため、トランジスタTR2のベースにはDC24V
が供給されないため、トランジスタTR2は常にONす
ることがない。従って、CPU6のIN1は常に“H”
レベルとなる。
【0018】上記のような回路構成によって、複写機等
の電源投入時に、CPU6のIN1の状態が“H”レベ
ルであれば、電源スイッチ1には、内蔵のソレノイドが
装着されていないと判断できる。また、反対に、複写機
等の電源投入時に、CPU6のIN1の状態が“L”で
あれば、電源スイッチ1には、内蔵のソレノイドが装着
されていると判断することができる。
【0019】図2は、図1に示した電源スイッチ1の動
作説明をするための概略構成図で、図2(A)はスイッ
チオンの時の状態、図2(B)はスイッチオフの時の状
態を示す。構成部品としては、図1に示した可動接点1
1(図示せず)及びソレノイドコイル12の他に、オペ
レータが操作するためのスイッチ釦13、スイッチ釦1
3に装着されているマグネット14、ソレノイドのマグ
ネット15、スイッチOFF時に、スイッチ釦13を跳
ね返すためのスプリング16等から構成されている。図
2(A)に示すスイッチON時は、電源投入時のもの
で、これは、オペレータがスイッチ釦13を押すことに
より、マグネット14とソレノイドのマグネット15が
引き合うことによって、オペレータがスイッチ釦13を
離しても、スイッチは図2(A)に示すように、保持さ
れるものである。ソレノイドのマグネット15は、ソレ
ノイドのコイル12に電流を流すことにより、極性が反
転するようになっている。従って、ソレノイドのコイル
12に電流を流すことで、ソレノイドのマグネット15
とマグネット14は反発しあい、スイッチ釦13のスプ
リング16の反発力も加わり、スイッチが開放されて、
図2(B)に示すスイッチOFF時のようになる。念の
ために、図2(A)に示すスイッチON時の状態は、可
動接点11が投入されて接触している状態であり、図2
(B)に示すスイッチOFF時は、可動接点が開放され
ている状態である。
【0020】図3は、電源スイッチの種類を判別する処
理を説明するためのフロー図で、まず、「電源スイッチ
遮断中」がONか否かをチェックして、ONであれば何
もしないようにしている。これは、後述の図4に示すフ
ローチャートでの処理になるのだが、電源スイッチ遮断
処理が実行されると、「電源スイッチ遮断中」がONさ
れるようになっている。前述のように、電源スイッチを
遮断させるには、図1のCPU6のIN1が“H”レベ
ルとなり、電源スイッチ1のソレノイド12が内蔵され
ていない電源スイッチとの区別がつかない状態になって
しまうため、前記「電源スイッチ遮断中」状態をチェッ
クする必要がある。以降は、CPU6のIN1の状態に
より、“H”であれば電源スイッチの種類を、自動的に
OFFできない電源スイッチと確定し、「メモリスイッ
チ:電源スイッチ遮断フラグ」を“OFF”する。反対
に、“L”であれば電源スイッチの種類を、自動的にO
FFできる電源スイッチと確定し、「メモリスイッチ:
電源スイッチ遮断フラグ」を“ON”する。
【0021】ここで、「メモリスイッチ:電源スイッチ
遮断フラグ」の説明をする。図示していないが、CPU
6には、CPU6をコントロールするためのプログラム
が書き込まれているROMと、プログラム上でデータを
操作するためのデータを格納するためのRAMが接続さ
れており、RAMには不揮発エリア(電源をOFFにし
ても、格納されているデータが消去されない)が設けら
れている。前記「メモリスイッチ:電源スイッチ遮断フ
ラグ」は、前記RAMの不揮発エリアに格納されている
フラグである。また、このフラグは、図3のフローの実
行以外でも、書き換えることが可能となっており、図示
はしないが、操作部ユニットのキーを用いて、ある特定
操作により、オペレータもしくはサービスマンがアクセ
スできるようになっている。
【0022】例えば、操作部ユニットには、数値が入力
できる1,2,3,4,5,6,7,8,9の各々の数
値キーが設けられていて、数値キーを1,3,5,5,
3,1の順番で押下すると、前記フラグを“ON”また
は“OFF”に設定できる状態となり、ここで“1”キ
ー押下で“ON”となり、“5”キー押下で“OFF”
と、上記フラグが書き換えられる。
【0023】図4は、コピー終了後の一定時間後に、電
源スイッチ1を遮断させる処理を説明するためのフロー
図で、まず、コピー中状態をチェックし、コピー中であ
れば、電源スイッチを遮断させる時間を決定するタイマ
である「電源遮断用タイマ」をクリアする。これは、コ
ピー終了直後に電源スイッチが遮断されることを防止す
るためである(コピーをしているということは、続けて
複写機が使用される可能性が高いため)。次に、コピー
が終了していれば、電源スイッチを遮断させるベく「電
源遮断用タイマ」がタイムアップしたかチェックをす
る。当然、タイムアップしていなければ、続けて前記タ
イマのカウントアップ処理が行われる。
【0024】次に、前記タイマがタイムアップしていれ
ば「メモリスイッチ:電源スイッチ遮断フラグ」をチェ
ックし、“ON”であれば電源スイッチ1を遮断する処
理を行う(図1のトランジスタTR1をONさせ、電源
スイッチ1内蔵のソレノイドのコイル12に電流を流
し、ソレノイドを駆動し、電源スイッチの可動接点11
を開放する)。同時に、電源スイッチ遮断処理中を示す
べく、「電源スイッチ遮断中フラグ」を“ON”させ
る。
【0025】また、「メモリスイッチ:電源スイッチ遮
断フラグ」が“OFF”のときは、定着装置の定着ヒー
タのみを遮断させるべく、定着装置電源供給遮断処理を
行う(図1のトランジスタTR3をOFFさせ、リレー
RAの接点2aを交流ラインから開放し、定着ヒータ3
への交流電源を断つ)。同時に、定着装置の電源遮断処
理中を示すべく「定着装置電源供給遮断フラグ」を“O
N”させる。
【0026】図5は、電源スイッチが遮断処理をしてい
るにもかかわらず、電源が供給されたままになっている
ときに、警告表示を操作部ユニット上に表示させる処理
を説明するためのフロー図である。このフローは単純で
あり、図4のフローで処理されている「電源スイッチ遮
断中フラグ」の状態のみチェックして、前記フラグが
“ON”であれば、すかさず警告表示を点灯させるベく
「警告表示点灯処理」を行うものである。ここでは、図
4の処理にて、電源スイッチ遮断処理が実行されれば、
電源スイッチ1が正常であれば、図5のフロー実行前
に、電源が遮断されているはずである。従って、「電源
スイッチ遮断中フラグ」が“ON”状態で図5のフロー
が処理されるということは、即、異常とみなしてよいこ
ととなる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明の効果:電源スイッチの
種類に応じて、電源を遮断する第1制御手段か電源を遮
断させない第2制御手段を機能させることにより、電源
スイッチが遮断できない状態で第1制御手段が機能しな
いことが保証できる(第1制御手段は、電源スイッチを
遮断することにより定着装置等への電源供給を遮断する
機能であるため、電源スイッチが遮断できないと、定着
装置等の電源供給も遮断できなくなり、無駄な電力を浪
費してしまう)。
【0028】請求項2の発明の効果:電源スイッチの種
類に応じて、第1制御手段により電源スイッチが遮断し
たか否かを判別する第2制御手段を機能させることによ
り、警告表示の誤操作を防止できる(オペレータの操作
なしに遮断できない電源スイッチの場合に、電源が遮断
されない警告表示を点灯することを防止する)。
【0029】請求項3の発明の効果:電源スイッチの種
類を、第1制御手段(電源スイッチ遮断する)または第
2制御手段(電源スイッチ遮断しない)を選択する第3
制御手段の選択結果よりも優先することにより、電源ス
イッチの種類により電源を遮断するか否かを決定するた
め、電源スイッチをオペレータの操作なしで遮断するこ
とができる画像形成装置に関しては、電源スイッチ遮断
を優先できるため、無駄な電力の消費が防止できる。
【0030】請求項4の発明の効果:電源スイッチの種
類を、第1制御手段(電源スイッチ遮断する)または第
2制御手段(電源スイッチ遮断しない)を選択する第3
制御手段の選択結果よりも優先することにより、電源ス
イッチの種類により電源を遮断するか否かを決定される
ため、電源スイッチをオペレータの操作なしで遮断でき
ない画像形成装置に関しては、電源スイッチが遮断でき
ない状態で第1制御手段が機能しないことを保証できる
(第1制御手段は、電源スイッチを遮断することにより
定着装置等への電源供給を遮断する機能であるため、電
源スイッチが遮断できないと、定着装置等の電源供給も
遮断できなくなり、無駄な電力を浪費してしまう)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される複写機等の画像形成装置
における電気回路の要部構成図である。
【図2】 図1に示した電源スイッチ1の動作説明をす
るための概略構成図である。
【図3】 電源スイッチの種類を判別する処理を説明す
るためのフロー図である。
【図4】 コピー終了後の一定時間後に、電源スイッチ
を遮断させる処理を説明するためのフロー図である。
【図5】 警告表示を操作部ユニット上に表示させる処
理を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
1…電源スイッチ、2…リレーRAのコイル、3…定着
ヒータ、4…トライアック、5…直流電源ユニット、6
…CPU、11…可動接点、12…ソレノイドコイル、
13…スイッチ釦、14,15…マグネット、16…ス
プリング。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機等の画像形成装置において、電源
    スイッチがオペレータの操作なしに遮断することができ
    る電源スイッチか否かを判別するスイッチ判別手段を有
    し、複写動作終了後の任意時間経過後に前記電源スイッ
    チを遮断し、画像形成装置への電源供給を遮断する第1
    制御手段と、複写動作終了後の任意時間経過後に前記画
    像形成装置の定着装置等への電源供給のみを遮断し、前
    記電源スイッチは遮断させない第2制御手段とを有し、
    前記電源スイッチ判別手段の判別結果に応じて、前記第
    1制御手段と第2制御手段のどちらかを機能させること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複写機等の画像形成装置において、電源
    スイッチがオペレータの操作なしに遮断することができ
    る電源スイッチか否かを判別するスイッチ判別手段を有
    し、複写動作終了後の任意時間経過後に前記電源スイッ
    チを遮断し、画像形成装置への電源供給を遮断する第1
    制御手段と、該第1制御手段により電源スイッチが遮断
    したか否かを判別し、その判別結果により前記電源スイ
    ッチの遮断状態が「否」の時に、警告表示をするための
    第2制御手段とを有し、前記スイッチ判別手段の判別結
    果に応じて、前記第2制御手段を機能させるか否かを決
    定することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複写機等の画像形成装置において、電源
    スイッチがオペレータの操作なしに遮断することができ
    る電源スイッチか否かを判別するスイッチ判別手段を有
    し、複写動作終了後の任意時間経過後に前記電源スイッ
    チを遮断するための第1制御手段と、複写動作終了後の
    任意時間経過後に前記画像形成装置の定着装置等への電
    源供給のみを遮断し、前記電源スイッチを遮断させない
    第2制御手段と、前記第1制御手段を機能させるか第2
    制御手段を機能させるかを選択する第3制御手段とを有
    し、前記スイッチ判別手段の判別結果により、前記電源
    スイッチがオペレータの操作なしに遮断することができ
    ると判断され、前記第3制御手段において選択された制
    御手段が前記第2制御手段のときは、前記第3制御手段
    で選択された第2制御手段から第1制御手段へ切り替え
    ることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複写機等の画像形成装置において、電源
    スイッチがオペレータの操作なしに遮断することができ
    る電源スイッチか否かを判別するスイッチ判別手段を有
    し、複写動作終了後の任意時間経過後に前記電源スイッ
    チを遮断するための第1制御手段と、複写動作終了後の
    任意時間経過後に前記画像形成装置の定着装置等への電
    源供給のみを遮断し、前記電源スイッチを遮断させない
    第2制御手段と、前記第1制御手段を機能させるか、第
    2制御手段を機能させるかを選択する第3制御手段とを
    有し、前記スイッチ判別手段の判別結果により、前記電
    源スイッチがオペレータの操作なしに遮断することがで
    きないと判断され、前記第3制御手段において選択され
    た制御手段が第1制御手段のときは、前記第3制御手段
    で選択された第1制御手段から第2制御手段へ切り替え
    ることを特徴とする画像形成装置。
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