JPH05227643A - ディジタル出力回路 - Google Patents

ディジタル出力回路

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JPH05227643A
JPH05227643A JP4026354A JP2635492A JPH05227643A JP H05227643 A JPH05227643 A JP H05227643A JP 4026354 A JP4026354 A JP 4026354A JP 2635492 A JP2635492 A JP 2635492A JP H05227643 A JPH05227643 A JP H05227643A
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JP
Japan
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output
circuit
contact
signal
master
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Application number
JP4026354A
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English (en)
Inventor
Takehiko Nagahisa
竹彦 長久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接点出力には故障検出方法や2重化構成方法
が確立しておらず、高信頼性を要求されるシステムへの
対応ができなかった。 【構成】 接点部の状態をフォトカプラ9により直接モ
ニターし、実際の出力信号と比較することにより回路の
異常を検出し、この信号をもとに2重化構成時のマスタ
ー/スレーブ切換えを出力接点回路に挿入した接点15の
入・切制御によって行うものである。 【効果】 以上により故障の発生をすみやかに検出する
とともに、2重化のシステムが構成できるようになり、
高信頼度の接点出力が提供できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シーケンサなど電子
制御装置に使用されるディジタル出力回路の接点出力部
の信頼性向上回路技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のシーケンサなどの出力カ
ードに用いられるリレー接点出力カードの出力部の回路
図であり、1は出力信号を記憶保持するためのフリップ
フロップIC、2は1の出力電流を制限するための抵
抗、3はトランジスタ、4 は出力用リレーのコイル部、
5は同接点部を示す。また、6は5に接続された負荷、
7は負荷駆動用電源を示す。
【0003】次に動作について説明する。図示しないC
PUより送られてきた出力信号はフリップフロップIC
1のデータ入力端子に接続され、同じくCPUより送ら
れてくる出力ラッチ信号(IC1のタイミング入力端子
“T”に接続)により、フリップフロップIC1に記憶
保持される。IC1により記憶保持された出力信号は、
電流制限用抵抗2を通しトランジスタ3のベース入力に
接続される。これにより、トランジスタ3をON−OF
F制御することができ、トランジスタのコレクタ出力に
接続したリレーのコイル4に電流を流したり切ったりす
ることができる。リレー接点5はコイル4に連動して動
くため、負荷6と負荷用電源7で構成された負荷回路を
ON−OFF制御することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の接点出力回路は
以上のように構成されていたので、接点部が接触不良を
起こしたり、回路に故障が発生した場合などでも、プラ
ント自体に異常な動作が起こるまで故障が検出できず、
かつ、故障を復旧するために一度プラントを停止しなけ
ればならないなど重大事故につながる可能性が高かっ
た。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、回路および接点部の異常を異常
発生と同時に検出することができ、さらにこの検出信号
をもとにカードの2重化構成を組むことにより、プラン
トを停止させることなくカードの交換ができる高信頼度
システムを構築できることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る高信頼度
接点出力回路は、接点部の動作状態をフィードバックし
出力信号と比較することにより、故障を検出できるよう
にしたものである。
【0007】更にこの検出信号を2重化構成時の切換え
信号とし、2重化切換え回路を組むことにより、冗重化
システムを構築できるようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明による故障検出回路は、接点部の電圧
を直接フォトカプラにより検出することにより行う。
【0009】また、2重化切換え回路は待機側の出力回
路を直接接点で切っているため、動作側に影響をおよぼ
すことがない。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1はフリップフロップ
IC、2は抵抗、3はトランジスタ、4はリレーのコイ
ル、5はリレーの接点、6は負荷、7は負荷用電源であ
り、ここまでは従来技術の場合と同様である。
【0011】8〜11までは、この発明による故障検出回
路を構成するものであり、8は電流制限用の抵抗、9は
AC入力対応フォトカプラ、10は信号プルアップ用抵
抗、11は出力信号と接点部のフィードバック信号を比
較するためのXORゲートICである。
【0012】また、12〜15は2重化構成時の出力回路切
換えのためのものであり、12は電流制限用の抵抗、13は
トランジスタ、14はリレーのコイル、15は出力接点5の
回路に直列に接続されたリレーの接点である。
【0013】次に動作について説明する。基本動作は従
来技術と同様であり省略し、この発明に係る部分の動作
について説明する。フォトカプラ9の入力は出力接点
5,15の両端に接続され、その間に発生する電圧を検出
する。例えば、接点部が開いている場合、負荷用電源7
による電圧が負荷6および抵抗8により電流変換されフ
ォトカプラ9に流れる。従って、フォトカプラの出力側
はONとなり、XORゲートIC11のの入力信号は
“L”となる。次に接点部が閉じている場合は、フォト
カプラ9の入力は0〔V〕であり、出力側はOFF状態
となるため、XORゲートIC11の入力信号は“H”と
なる。XORゲートIC11のもう一方の入力端子にはフ
リップフロップ1の出力信号が接続されており、この信
号との比較を行うことにより故障の有・無を検出するこ
とができる。表1は以上の動作状態と故障の有・無をま
とめたものでこれにより故障をすみやかに検出すること
ができる。
【0014】
【表1】
【0015】実施例2.次に2重化構成時の出力回路切
換え動作について図2を用いて説明する。2重化構成は
図2の如く、同一カードを2枚使用し、両カードの接点
出力部を並列に接続した構成とする。本構成において、
マスターモードはマスター側カードはマスター/スレー
ブ信号が“H”、スレーブ側カードはマスター/スレー
ブ信号が“L”となるように動作回路を作る。マスター
側カードでは、マスター/スレーブ信号の“H”を受け
てトランジスタ13がONし、リレーのコイル14を励磁、
リレー接点15が閉じることにより、出力リレー接点5の
回路が有効となる。スレーブ側カードでは、マスター/
スレーブ信号の“L”を受けてトランジスタ13はOF
F,リレーのコイル14は無励磁となり、リレー接点15が
開くことにより、出力リレー接点5の回路が無効とな
る。この回路において、前記で説明した故障検出回路の
出力信号をもとにマスター/スレーブ信号の切換えを制
御することにより、マスター側カードの異常発生により
マスター/スレーブカードの自動切換えが瞬時に行える
ようになる。尚、スレーブ側カードの接点出力部は、リ
レー接点15により回路としてマスター側から切離される
ため、マスター側の動作に影響を与えることがない。従
って、オンライン状態でスレーブ側のカードを交換でき
るようになる。
【0016】スレーブモードにおいて、マスター側カー
ドはマスター/スレーブ信号が“L”、スレーブ側カー
ドはマスター/スレーブ信号が“H”となるように動作
回路が作られ、その結果、スレーブ側カードのリレー接
点5の回路が有効でマスター側カードのリレー接点5が
無効となるように動作する。
【0017】実施例3.なお、上記実施例では接点出力
としリレー接点を用いた回路の説明を行ったが、接点出
力として半導体スイッチなどを用いたものでも同様の効
果が得られる。
【0018】実施例4.また、故障検出回路としXOR
ゲートICを用いた回路で説明したが、同一の動作を他
の回路で構成しても可能であり、また、CPU側に直接
フィードバックデータを送り、ソフトウェアで故障の判
定をさせても同様の効果が得られる。
【0019】実施例5.更に、この発明のうち、故障検
出回路部だけ、あるいは2重化切換え回路部だけを部分
的に流用しても、それぞれの効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば故障検
出にフォトカプラを用いたため安価に回路が構成でき、
また、広範囲な負荷電圧に対応できる。また、接点部を
直接検出しているので確実な故障検出ができる。
【0021】更に、2重化切換え回路により信頼性の高
い2重化システムが容易に構築でき、かつ。オンライン
でカードの交換ができるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による接点出力の回路図で
ある。
【図2】この発明の応用例である2重化構成時の回路図
である。
【図3】従来の接点出力の回路図である。
【符号の説明】
1 フリップフロップIC 2 抵抗(電流制限用) 3 トランジスタ 4 リレーのコイル(出力用) 5 リレーの接点(出力用) 6 負荷 7 電源(負荷用) 8 抵抗(電流制限用) 9 フォトカプラ(AC入力形) 10 抵抗(プルアップ用) 11 XORゲートIC 12 抵抗(電流制限用) 13 トランジスタ 14 リレーのコイル(2重化切換え用) 15 リレーの接点(2重化切換え用)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル出力記憶部と、このディジタ
    ル出力記憶部によりオン/オフ制御されるリレー駆動部
    と、このリレー駆動部の出力接点とを備えたディジタル
    出力回路において、上記出力接点間の電圧の有無をフォ
    トカプラーによりICレベルのオン/オフ信号に変換
    し、上記ディジタル出力記憶部との比較により異常検出
    を行うことを特徴とするディジタル制御回路。
  2. 【請求項2】 ディジタル出力記憶部と、このディジタ
    ル出力記憶部によりオン/オフ制御されるリレー駆動部
    と、このリレー駆動部の出力接点と、この出力接点と直
    列に接続されるモード切換接点と、このモード切換接点
    をオン/オフ制御するマスタースレーブ信号とを備えた
    第1及び第2の出力カードを設け、上記第1及び第2の
    カードの出力接点が並列に接続されるとともに、上記第
    1のカードもしくは第2のカードのいずれか一方のモー
    ド切換接点がオンされるようマスター/スレーブ信号が
    供給されるディジタル制御回路
  3. 【請求項3】 ディジタル出力記憶部と、このディジタ
    ル出力記憶部によりオン/オフ制御されるリレー駆動部
    と、このリレー駆動部の出力接点と、この出力接点に直
    列に接続されるモード切換接点と、このモード切換接点
    をオン/オフ制御するマスター/スレーブ信号と、上記
    出力接点間の電圧の有無をフォトカプラーによりICレ
    ベルに変換し、上記ディジタル出力記憶部との比較によ
    り異常検出を行う異常検出回路とを備えた第1及び第2
    の出力カードを設け、上記第1および第2の出力カード
    の出力接点が並列に接続されて負荷に供給されるととも
    に、上記第1のカードもしくは第2のカードのいずれか
    一方のモード切換接点が有効となるようマスター/スレ
    ーブ信号が供給され、上記異常検出回路により異常が検
    出されるとマスター/スレーブ信号が反転されて上記第
    1及び第2のカードのモード切換接点が反転されるディ
    ジタル出力回路
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006245988A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Tempearl Ind Co Ltd 制御システム
CN107145103A (zh) * 2017-05-22 2017-09-08 上海自动化仪表有限公司 基于数字量输入的诊断装置
CN109633291A (zh) * 2018-12-20 2019-04-16 兰州空间技术物理研究所 一种空间电场探测系统中偏置电流主备份切换电路

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CN109633291B (zh) * 2018-12-20 2020-11-27 兰州空间技术物理研究所 一种空间电场探测系统中偏置电流主备份切换电路

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