JPH10331632A - 内燃機関の排気マニホルド装置 - Google Patents

内燃機関の排気マニホルド装置

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JPH10331632A
JPH10331632A JP9157427A JP15742797A JPH10331632A JP H10331632 A JPH10331632 A JP H10331632A JP 9157427 A JP9157427 A JP 9157427A JP 15742797 A JP15742797 A JP 15742797A JP H10331632 A JPH10331632 A JP H10331632A
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JP
Japan
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exhaust manifold
exhaust
branch pipes
internal combustion
combustion engine
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JP9157427A
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Hiroaki Haneda
裕彰 羽根田
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Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • F01N13/10Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
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    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • F01N13/10Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
    • F01N13/102Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds having thermal insulation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、排気マニホルドを1点集合形式と
するとともに、各分岐管の集合部位に設けた各分岐管よ
りも大なる容量を有する容量によって排気干渉をなくす
ことができ、トルク及び出力を向上し得るとともに、排
気マニホルドを小型化することができ、レイアウトの制
約を受ける惧れをなくすことを目的としている。 【構成】 このため、多気筒を有する内燃機関に取り付
けられるとともにこの内燃機関の各排気ポートに夫々連
通する分岐排気通路を備えた各分岐管を有する排気マニ
ホルドと、排気マニホルドからの熱及び音を遮断すべく
配設される排気マニホルドカバーとを有する内燃機関の
排気マニホルド装置において、排気マニホルドを1点集
合形式とするとともに各分岐管の集合部位に各分岐管よ
りも大なる容量を有する容量部を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内燃機関の排気マ
ニホルド装置に係り、特に排気マニホルドを1点集合形
式とするとともに、各分岐管の集合部位に設けた各分岐
管よりも大なる容量を有する容量によって排気干渉をな
くすことができ、トルク及び出力を向上し得るととも
に、排気マニホルドを小型化することができ、レイアウ
トの制約を受ける惧れが全くない内燃機関の排気マニホ
ルド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等に搭載される内燃機関には、排気
を導出する排気マニホルド装置が設けられている。排気
マニホルド装置は、内燃機関内の複数個の気筒数に合致
する個数の分岐管と、これらの分岐管の集合する集合部
位とを有し、各排気ポートには各分岐管内の分岐排気通
路が連通されている。
【0003】内燃機関の排気マニホルド装置としては、
特開平4−269322号公報に開示されるものがあ
る。この公報に開示される内燃機関の排気マニホールド
は、複数気筒を有する内燃機関において、各気筒に対応
する分岐管と集合管への合流点を1点にするとともに、
各分岐管は一定の角度により集合管に交わるように構成
し、排気干渉を生ずることなく、出力を向上させてい
る。
【0004】また、実公平7−24576号公報に開示
されるものがある。この公報に開示される排気マニホー
ルド触媒コンバータは、触媒が担持されたメタル担体
を、筒状の外筒に挿入して固定し、外筒の上流部に排気
マニホールド側に接続される第1のケースを嵌合させ、
第1のケースの下流側端部と外筒とを全周溶接にて接合
し、外筒の下流部に排気管に接続される第2のケースの
ケースを嵌合させ、第2のケースの上流側端部と外筒と
を全周溶接にて接合し、第1のケースと外筒との嵌合代
を、第2のケースと外筒との嵌合代よりも大としてい
る。
【0005】更に、実開昭64−51719号公報に開
示されるエンジンの排気マニホールド構造は、吸気行程
の連続しない複数の気筒からなる第1気筒群に接続さ
れ、下流側に集合部を有する第1分岐通路群と、吸気行
程の連続しない複数の気筒からなる第2気筒群に接続さ
れ、下流側に集合部を有する第2分岐通路群と、第1分
岐通路群の集合部と第2分岐通路群の集合部とに連なる
最終集合部と、を備えたエンジンの排気マニホールド構
造において、エンジン本体の前方に第1分岐通路群が配
設されるとともに、第1分岐通路群とエンジン本体との
間に第2分岐通路群が配設され、第2分岐通路群から最
終集合部に渡って、膨張室を構成する膨出部が形成され
ている。
【0006】更にまた、実開平2−103121号公報
に開示されるエンジン用排気マニホールド構造は、多気
筒エンジンの本体側部に各気筒毎に接続された複数の排
気通路体と、各排気通路体の下流側を気筒数よりも少な
い数の排気通路に集合させるべく排気通路体の下流端に
形成された集合部とを有し、複数の排気通路体の1つ
が、他の排気通路体の1つと互いに交差するように重ね
合わされた形式のエンジン用排気マニホールド構造であ
って、互いに交差する排気通路体の一方が、他方の排気
通路体の軸線に概ね沿う向きに延在するリブを有してい
る。また、同様の形式のエンジン用排気マニホールド構
造であって、互いに概ね平行をなす2つの排気通路体間
に架設されたリブを有し、かつリブが2つの排気通路体
の少なくともいずれか一方の中心を超えた外側位置まで
延出されている。
【0007】また、実開平5−14524号公報に開示
されるエキゾーストマニホールド装置は、多気筒4サイ
クルエンジンの各シリンダ排気管の集合位置に開口して
空室を設けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の内燃
機関の排気マニホルド装置においては、排気干渉による
トルク及び出力低下を防止するために、種々構造のもの
がある。
【0009】例えば、図16に示す如く、排気マニホル
ド102を、独立ポートたる4本の第1〜第4分岐管1
04−1、104−2、104−3、104−4と、こ
れらの第1〜第4分岐管104−1、104−2、10
4−3、104−4が集まる集合部132とにより1点
集合形式(「1点集合型」とも言う)に形成し、4本の
第1〜第4分岐管104−1、104−2、104−
3、104−4の管長を長くするとともに、第1〜第4
分岐管104−1、104−2、104−3、104−
4の管長を略同一としている。
【0010】しかし、排気干渉をなくすための構造によ
って4本の第1〜第4分岐管の長さが長くなり、レイア
ウト上の制約が大きく、スペースを有効利用することが
できないという不都合がある。
【0011】また、図17に示す如く、排気マニホルド
202を、4本の第1〜第4分岐管204−1、204
−2、204−3、204−4と、これらの第1〜第4
分岐管204−1、204−2、204−3、204−
4が集まる集合部232とにより形成するとともに、点
火順位に合わせ非干渉ポート同士を合流、すなわち連続
しない2つの気筒同士を合流させている。つまり、第
1、第4分岐管204−1、204−4を合流させると
ともに、第2、第3分岐管204−2、204−3を合
流させ、合流後に前記集合部232に集合させている。
【0012】この結果、集合部周辺の構成がすっきりと
するものの、専有スペースが大きく、実用上不利である
という不都合がある。
【0013】更に、図18に示す如く、1本のステンレ
ス製のパイプをL字状に湾曲させて第1分岐管304−
1と主管334とを形成し、この主管334に第2〜第
4分岐管304−2、304−3、304−4を接続
し、ハシゴ状(「ハシゴ型」とも言う)の排気マニホル
ド302を形成している。このとき、第1分岐管304
−1の管径は、他の第2〜第4分岐管304−2、30
4−3、304−4の管径に比し、大きく形成されてい
る。なお符号306は鋼板製のシリンダヘッド側取付フ
ランジ部、308は鋼板製の排気管側取付フランジ部、
312はEGR通路管、314はスタッドボルト、31
6は前記排気マニホルド302直下に設けられる触媒ケ
ース、318は排気管である。
【0014】しかし、前記排気マニホルド直下に触媒ケ
ースを設けたマニバータタイプにおいては、レイアウト
の制約上、排気干渉をなくすことができないという不都
合がある。
【0015】更にまた、前記排気マニホルドからの熱及
び音を遮断すべく配設される排気マニホルドカバーにお
いては、図19及び図20に示す如く、排気マニホルド
カバー122が、平面部材同士を単につなぎ合わせた形
状に形成されていることが多く、流線型のものに比し、
強度的に劣るとともに、外観が悪いという不都合があ
る。
【0016】また、前記排気マニホルドカバー122に
水平方向に延びる平面部位がほとんどないことにより、
注意書きや操作方法等のインフォメーションを告示する
スペースがなく、実用上不利であるという不都合があ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、多気筒を有する内燃機関
に取り付けられるとともにこの内燃機関の各排気ポート
に夫々連通する分岐排気通路を備えた各分岐管を有する
排気マニホルドと、この排気マニホルドからの熱及び音
を遮断すべく配設される排気マニホルドカバーとを有す
る内燃機関の排気マニホルド装置において、前記排気マ
ニホルドを1点集合形式とするとともに各分岐管の集合
部位に各分岐管よりも大なる容量を有する容量部を設け
たことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
容量部によって排気干渉をなくし、トルク及び出力を向
上するとともに、排気マニホルドを小型化し、レイアウ
トの制約を受ける惧れをなくしている。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。
【0020】図1〜図10は、この発明の第1実施例を
示すものである。図1において、2は多気筒、例えば4
気筒を有する内燃機関(図示せず)に取り付けられる1
点集合形式の排気マニホルド、4は分岐管である。
【0021】この排気マニホルド2の上流側に、鋼板製
のシリンダヘッド側取付フランジ部6を設けるととも
に、排気マニホルド2の下流側には、鋼板製の排気管側
取付フランジ部8を設ける。
【0022】そして、排気マニホルド2は分岐管4、例
えば4本の第1〜第4分岐管4−1、4−2、4−3、
4−4を有する。これらの第1〜第4分岐管4−1、4
−2、4−3、4−4は、内部に前記内燃機関の図示し
ない各排気ポートに夫々連通する分岐排気通路(図示せ
ず)を備えている。
【0023】また、前記排気マニホルド2の取付部10
に図示しない排気マニホルドカバーを取り付け、この排
気マニホルドカバーによって排気マニホルド2からの熱
及び音を遮断している。
【0024】なお符号12は前記シリンダヘッド側取付
フランジ部6に接続されるEGR通路管、14は前記排
気管側取付フランジ部8のスタッドボルト、16は前記
排気マニホルド2の直下、つまり直下流側に設けられる
触媒ケース、18は排気管である。
【0025】更に、第1〜第4分岐管4−1、4−2、
4−3、4−4の集合部位に第1〜第4分岐管4−1、
4−2、4−3、4−4よりも大なる容量を有する容量
部20を設ける構成とする。
【0026】詳述すれば、この容量部20は、前記排気
マニホルド2の第1〜第4分岐管4−1、4−2、4−
3、4−4の長さを略等しくすべく、上流側が下流側か
ら離間する分岐管方向、すなわち第1分岐管4−1方向
に延びる管状に形成されるとともに、通路径が第1〜第
4分岐管4−1、4−2、4−3、4−4の図示しない
分岐排気通路の径よりも大に形成されるものである。
【0027】また、前記排気マニホルド2は、第1〜第
4分岐管4−1、4−2、4−3、4−4中の2本、例
えば第2、第3分岐管4−2、4−3を合流させた後に
前記容量部20に接続される。
【0028】そして、図1〜図3に示す如く、第2分岐
管4−2の途中に第3分岐管4−3を合流させることに
より、第2分岐管4−2の管径を他の第1、第3、第4
分岐管4−1、4−3、4−4の管径よりも大に形成す
る。このとき、第2分岐管4−2の管径は、前記容量部
20内の通路径よりも小に形成されている。
【0029】ここで、各種排気マニホルド構造による効
果比較について説明する。
【0030】先ず、4種類の排気マニホルド(「EXマ
ニ」とも言う)を準備する。
【0031】第1例の排気マニホルドであるEXマニ
(B)は、図4に示す如く、ハシゴ型であり、第1分岐
管の管径をφ40mmとするとともに、他の第2〜第4
分岐管の管径をφ32mmとしている。
【0032】また、第2例の排気マニホルドであるEX
マニ(C)は、図5に示す如く、EXマニ(B)のもの
と同様であるとともに、基準モデルとなるハシゴ型であ
り、第1〜第4分岐管の全分岐管の管径をφ32mmと
している。
【0033】第3例の排気マニホルドであるEXマニ
(D)は、図6に示す如く、1点集合型であり、集合部
から触媒までの管径をφ40mmからφ60mmに変更
したものである。
【0034】第4例の排気マニホルドであるEXマニ
(E)は、図7に示す如く、EXマニ(D)のものと同
様な1点集合型であるが、本実施例の如く集合部位に容
量部を形成したものである。
【0035】さすれば、図8及び図9から明かな如く、
トルクを向上し得るという結果が得られた。
【0036】このため、排気マニホルドを小型化して
も、形状を工夫するとともに、容量部を設ける方策とす
れば、基本モデルと比較した際に、性能を向上させた排
気マニホルドを製作することが可能であることが理解で
きた。
【0037】ここで、図9における説明を追加すると、
EXマニ(E)の6.4%の数値は、図8の4000r
pm付近でEXマニ(C)をベースとして算出たもので
あり、以下に式を記載する。 (例)EXマニ(E) (10[N・m]−2[N・m])/125[N・m]
×100=6.4
【0038】次に作用について説明する。
【0039】前記内燃機関の駆動時には、内燃機関の各
気筒から排出される排気ガスが、排気マニホルド2の第
1〜第4分岐管4−1、4−2、4−3、4−4を経
て、第1〜第4分岐管4−1、4−2、4−3、4−4
の集合部位である容量部20に至る。
【0040】このとき、容量部20の大なる容量によっ
て排気干渉が解消され、トルク及び出力の低下が防止さ
れる。
【0041】これにより、1点集合形式とした排気マニ
ホルド2の分岐管4の集合部位に分岐管4よりも大なる
容量とすべく設けた容量部20によって排気干渉をなく
すことができ、トルク及び出力を向上し得て、実用上有
利である。
【0042】また、前記排気マニホルド2に容量部20
を設けることにより、排気マニホルド2を小型化するこ
とができ、長さ的に短縮することによって全体として専
用スペースを小とすることができ、例えば排気ガス規制
に対応するために、マニバータタイプとすべく排気マニ
ホルド2の直下に触媒ケース16を配設しても、レイア
ウトの制約を受ける惧れが全くないものである。
【0043】更に、前記容量部20を、上流側が下流側
から離間する分岐管方向、すなわち第1分岐管4−1方
向に延びる管状に形成するとともに、通路径が第1〜第
4分岐管4−1、4−2、4−3、4−4の図示しない
分岐排気通路の径よりも大に形成したことにより、前記
排気マニホルド2の第1〜第4分岐管4−1、4−2、
4−3、4−4の長さを略等しくすることができ、排気
干渉をなくし、排気干渉によるトルク及び出力の低下を
回避して、トルク及び出力を向上させることができるも
のである。
【0044】更にまた、前記排気マニホルド2を形成す
る際に、第1〜第4分岐管4−1、4−2、4−3、4
−4中の2本、例えば第2、第3分岐管4−2、4−3
を合流させた後に前記容量部20に接続させる構成とし
たことにより、排気マニホルド2の第1〜第4分岐管4
−1、4−2、4−3、4−4の長さを略等しくするこ
とができ、排気干渉の回避に寄与し得る。
【0045】図10〜図15はこの発明の第2実施例を
示すものである。この第2実施例において、上述第1実
施例と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明
する。
【0046】この第2実施例の特徴とするところは、前
記排気マニホルド2を被覆する排気マニホルドカバー2
2を、第1〜第4分岐管4−1、4−2、4−3、4−
4の形状に合致すべく形成するとともに、上部に告示用
の平面部24を形成した点にある。
【0047】すなわち、前記排気マニホルドカバー22
を形成する際に、図10〜図15に夫々示す如く、第1
〜第4分岐管4−1、4−2、4−3、4−4の形状に
合致すべく、且つ極力曲面部位を多用して形成するもの
である。このとき、上述第1実施例における容量部20
の外形にも合致させる。
【0048】そして、前記排気マニホルドカバー22の
成形後には、図15に示す如く、排気マニホルドカバー
22の上部に水平方向に延びる告示用の平面部24を形
成する。
【0049】この平面部24は、図11及び図14に示
す如く、注意書きや操作方法等のインフォメーションを
告示するスペースとして機能する。
【0050】さすれば、前記排気マニホルド2を被覆す
る排気マニホルドカバー22を、第1〜第4分岐管4−
1、4−2、4−3、4−4の形状に合致すべく形成し
たことにより、排気マニホルドカバー22の強度を向上
させることができ、実用上有利であるとともに、外観を
も向上し得るものである。
【0051】また、前記排気マニホルドカバー22の上
部に告示用の平面部24を形成したことにより、注意書
きや操作方法等のインフォメーションを告示するスペー
スを大とし得るとともに、インフォメーションの注目度
が上がり、視認性を良好とし得る。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明は、多
気筒を有する内燃機関に取り付けられるとともにこの内
燃機関の各排気ポートに夫々連通する分岐排気通路を備
えた各分岐管を有する排気マニホルドと、排気マニホル
ドからの熱及び音を遮断すべく配設される排気マニホル
ドカバーとを有する内燃機関の排気マニホルド装置にお
いて、排気マニホルドを1点集合形式とするとともに、
各分岐管の集合部位に各分岐管よりも大なる容量を有す
る容量部を設けたので、容量部によって排気干渉をなく
すことができ、トルク及び出力を向上し得て、実用上有
利である。また、前記排気マニホルドに容量部を設ける
ことにより、排気マニホルドを小型化することができ、
長さ的に短縮することによって全体として専用スペース
を小とすることができ、例えばマニバータタイプとして
も、レイアウトの制約を受ける惧れが全くないものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す内燃機関の排気マ
ニホルド装置の概略斜視図である。
【図2】排気マニホルドの平面図である。
【図3】排気マニホルドの正面図である。
【図4】EXマニ(B)の概略図である。
【図5】EXマニ(C)の概略図である。
【図6】EXマニ(D)の概略図である。
【図7】EXマニ(E)の概略図である。
【図8】各EXマニにおけるエンジン回転数とブレーク
トルクとの関係を示す図である。
【図9】各EXマニの効果比較を示す図である。
【図10】この発明の第2実施例を示す排気マニホルド
カバー装着時の正面図である。
【図11】排気マニホルドカバー装着時の平面図であ
る。
【図12】排気マニホルドカバー装着時の左側面図であ
る。
【図13】排気マニホルドカバーの正面図である。
【図14】排気マニホルドカバーの平面図である。
【図15】排気マニホルドカバーの右側面図である。
【図16】この発明の第1の従来技術を示す排気マニホ
ルドの概略斜視図である。
【図17】この発明の第2の従来技術を示す排気マニホ
ルドの概略斜視図である。
【図18】この発明の第3の従来技術を示す排気マニホ
ルドの概略斜視図である。
【図19】この発明の第4の従来技術を示す排気マニホ
ルドカバーの正面図である。
【図20】排気マニホルドカバーの右側面図である。
【符号の説明】
2 排気マニホルド 4 分岐管 4−1 第1分岐管 4−2 第2分岐管 4−3 第3分岐管 4−4 第4分岐管 6 シリンダヘッド側取付フランジ部 8 排気管側取付フランジ部 10 取付部 12 EGR通路管 14 スタッドボルト 16 触媒ケース 18 排気管 20 容量部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒を有する内燃機関に取り付けられ
    るとともにこの内燃機関の各排気ポートに夫々連通する
    分岐排気通路を備えた各分岐管を有する排気マニホルド
    と、この排気マニホルドからの熱及び音を遮断すべく配
    設される排気マニホルドカバーとを有する内燃機関の排
    気マニホルド装置において、前記排気マニホルドを1点
    集合形式とするとともに各分岐管の集合部位に各分岐管
    よりも大なる容量を有する容量部を設けたことを特徴と
    する内燃機関の排気マニホルド装置。
  2. 【請求項2】 前記容量部は、前記排気マニホルドの各
    分岐管の長さを略等しくすべく、上流側が下流側から離
    間する分岐管方向に延びる管状に形成されるとともに、
    通路径が各分岐管の分岐排気通路の径よりも大に形成さ
    れる特許請求の範囲の請求項1に記載の内燃機関の排気
    マニホルド装置。
  3. 【請求項3】 前記排気マニホルドは、各分岐管中の2
    本の分岐管を合流させた後に容量部に接続される特許請
    求の範囲の請求項1または請求項2に記載の内燃機関の
    排気マニホルド装置。
  4. 【請求項4】 前記排気マニホルドカバーは、各分岐管
    の形状に合致すべく形成されるとともに、上部に告示用
    の平面部を形成した特許請求の範囲の請求項1に記載の
    内燃機関の排気マニホルド装置。
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