JPH10331378A - 建築等の手摺 - Google Patents

建築等の手摺

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Publication number
JPH10331378A
JPH10331378A JP17752297A JP17752297A JPH10331378A JP H10331378 A JPH10331378 A JP H10331378A JP 17752297 A JP17752297 A JP 17752297A JP 17752297 A JP17752297 A JP 17752297A JP H10331378 A JPH10331378 A JP H10331378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
resin layer
core
handrail
hard synthetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP17752297A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohisa Miyagawa
直久 宮川
Katsuhisa Kato
勝久 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SYST TECHNICAL KK
Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
SYST TECHNICAL KK
Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by SYST TECHNICAL KK, Tokiwa Chemical Industries Co Ltd filed Critical SYST TECHNICAL KK
Priority to JP17752297A priority Critical patent/JPH10331378A/ja
Publication of JPH10331378A publication Critical patent/JPH10331378A/ja
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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】握りと緩衝とを確実にして滑りを防止する手摺
を提供する。 【解決手段】手摺本体は、金属製又は硬質合成樹脂製の
芯体2に、長手方向の外周の表面側に硬質合成樹脂層3
を被着し、芯体2の裏面側には長手方向の中空部4を設
けて発泡合成樹脂層又は軟質合成樹脂層5を接合部6を
以て連接したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築等の階段、廊下、
浴室、便所等の場所に取り付けられる金属又は硬質合成
樹脂の芯体の外周に、長手方向の硬質合成樹脂層と長手
方向の発泡合成樹脂層の二種類を被着することにより手
摺の握りの滑り止めと、手指の感触を良好とする建築等
の手摺に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種に用いる建築等の階段、廊
下、浴室及び便所等に使用する手摺は、木材を円形状等
に削設形成したものか、金属パイプ又は金属パイプの外
周に合成樹脂を被着したものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の手摺における欠
点は、木製の手摺は製作に時間と手間が大変に係ると共
に弱体的な点もあり、高価であるのにカビ等が容易に発
生する欠点と、打撲に対して緩衝しない欠点もある。ま
た、金属製パイプのものは、接触の感覚が悪く、且つ滑
り易くて打ち当たると怪我や切り傷等が生じて非常に危
険となる問題点がある。更に、金属パイプに合成樹脂を
被着したものは、指の握りが非常に滑り易い点と、握り
部分を緩衝しない問題点がある。本発明は上記の従来の
問題点を解決するたものであり、その主たる目的とする
所は、金属製又は硬質合成樹脂よりなる芯体の外周に、
長手方向の表面側に木目調を達成できる硬質合成樹脂層
を被着し、裏面側に滑りと緩衝との役目をする中空部を
設けた発泡合成樹脂層又は軟質合成樹脂層を被着するこ
とで、握りと緩衝とを確実にして滑りを防止する手摺を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の手摺本体は、金属製又は硬質合成樹脂製より
なる芯体を有し、芯体には長手方向の表面に硬質合成樹
脂層を被着形成する。芯体の壁面部の裏面には、長手方
向の中空部を芯体との間に設けた発泡合成樹脂層又は軟
質合成樹脂層を、該硬質合成樹脂層の端縁に連接して緩
衝と滑り止めに供するものである。また、請求項に1に
おける芯体と該中空部との間に表面の硬質合成樹脂層を
延設して設けた薄肉部を、芯体の外周に被着することを
特徴とする。
【0005】
【作用】本発明の手摺本体(1)の用法を説明すると、
各種の取着具(10)(10)を以て壁面部(11)等
に取着するものである。この場合、手摺本体(1)の木
目調を施した硬質合成樹脂層(3)を表面側に位置さ
せ、壁面部(11)の裏面側に発泡合成樹脂層又は軟質
合成樹脂層(5)の中空部(4)側を装着することによ
つて掴み易く、且つ滑りを確実に防止して安全に使用で
きるものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、手摺本体(1)は、内部に長手方向の金属製又
は硬質合成樹脂製を以て構成した芯体(2)を形成す
る。この芯体(2)には、外周の長手方向の表面となる
部分に硬質合成樹脂層(3)を被着する。該硬質合成樹
脂層(3)には、木目模様(12)(12)を形成する
ために木粉を混合してある。また、該芯体(2)は、壁
面側となる裏面に長手方向の各種形状の中空部(4)
を、該芯体(2)との間に設けた発泡合成樹脂層又は軟
質合成樹脂層(5)を形成する。該発泡合成樹脂層又は
軟質合成樹脂層(5)の両端縁は、該硬質合成樹脂層
(3)の端辺と接合部(6)(6)を以て連接してあ
る。また、図3に示すものは、芯体(2)と裏面の該中
空部(4)との間に、該硬質合成樹脂層(3)を延設し
て設けた薄肉部(7)を芯体(2)の外周に被着したも
のである。
【0007】次に、本発明の製造方法としての押し出し
成形は、走行する長手方向の芯体(2)が金型ダイスに
送り込まれ、二台の押し出し成形機を使用し、一台目の
押し出し成形機には硬質合成樹脂を使用し、二台目の押
し出し成形機には発泡合成樹脂又は軟質合成樹脂を使用
し、各々の押し出し成形機からの各樹脂が金型ダイスの
内部に注入され、芯体(2)の外周に二種類の樹脂層を
被着形成するものである。
【0008】本発明に使用される硬質合成樹脂の材料と
しては、ポリオレフイン系樹脂、塩化ビニール、ポリス
チレン系樹脂、ナイロン等の材料の内、硬い樹脂を使用
する。また、木造建築住宅には、木粉を混合して木目調
とする。更に、発泡合成樹脂層又は軟質合成樹脂層に使
用される材料としては、ポリオレフイン系樹脂、塩化ビ
ニール、ポリスチレン系樹脂、ナイロン等の中から軟質
の樹脂を使用する。また、発泡合成樹脂層又は軟質合成
樹脂層には木粉を混合すると、樹脂が硬化するために木
粉を混合しない。更に本発明には、硬質合成樹脂層及び
発泡合成樹脂層又は軟質合成樹脂層に対して、抗菌材を
混合させることによりカビ等の繁殖を防止するものであ
る。
【0009】
【発明の効果】以上の如く本発明の手摺によれば、従来
使用されている木材、金属パイプ、合成樹脂パイプの手
摺のように使用中に握つた時に滑ることなく安全である
と共に、手の握りの感触が著しく優れている効果があ
る。そして、芯体の長手方向の表面側に被着した硬質合
成樹脂層によつて、通路側に擦り傷が生ずるのを確実に
防止できると共に、木粉を混合して容易に木目調に仕上
げられる効果がある。また、芯体の壁面側に位置する発
泡合成樹脂層又は軟質合成樹脂層を被着したことによ
り、手指で握つた時に大変に柔らかで手触りが良好であ
ると共に、確実に手滑りを防止する効果もある。更に、
芯体と該発泡合成樹脂層又は軟質合成樹脂層との間に、
長手方向の中空部を設けたことで手指の握りが容易で、
復元力があるために手触りがよく、感触に優れている。
また、該中空部と芯体との間に硬質合成樹脂と一体に延
設した長手方向の薄肉部を芯体の外周に被着したので、
芯体を確実に保護して全体が強固な手摺となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手摺本体を壁面部に装設した一部欠除
した状態の斜面図である。
【図2】同じく本発明の手摺本体の一部欠除した斜面図
である。
【図3】同じく本発明の他の実施例を示した一部欠除し
た斜面図である。
【符号の説明】
1 手摺本体 2 芯体 3 硬質合成樹脂層 4 中空部 5 発泡合成樹脂層又は軟質合成樹脂層 6 接合部 7 薄肉部 11 壁面部 12 木目模様部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手摺本体(1)には、長手方向の金属製
    又は硬質合成樹脂製よりなる芯体(2)を設け、該芯体
    (2)には、長手方向の表面に硬質合成樹脂層(3)を
    被着形成し、且つ該芯体(2)には、壁面側の裏面に長
    手方向の中空部(4)を該芯体(2)との間に設けた発
    泡合成樹脂層又は軟質合成樹脂層(5)を、該硬質合成
    樹脂層(3)の端縁に接合部(6)(6)によつて連接
    したことを特徴とした建築等の手摺。
  2. 【請求項2】 請求項1における芯体(2)と中空部
    (4)との間に該硬質合成樹脂層(3)の延設した長手
    方向の薄肉部(7)を、芯体(2)の外周に被着したこ
    とを特徴とする請求項1の建築等の手摺。
JP17752297A 1997-05-29 1997-05-29 建築等の手摺 Pending JPH10331378A (ja)

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