JPH08199755A - 建築用滑り止め付手摺の製造方法 - Google Patents
建築用滑り止め付手摺の製造方法Info
- Publication number
- JPH08199755A JPH08199755A JP4605095A JP4605095A JPH08199755A JP H08199755 A JPH08199755 A JP H08199755A JP 4605095 A JP4605095 A JP 4605095A JP 4605095 A JP4605095 A JP 4605095A JP H08199755 A JPH08199755 A JP H08199755A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- handrail
- mold
- hollow member
- extruder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
成樹脂の被着層を成型し、その被着層の外周の一部に滑
り止めの凹凸被膜部を長手方向に連続的に形成する滑り
止め付手摺の製造方法の提供。 【構成】 送行する硬質合成樹脂中空部材8の外周に第
1押出成型機1より合成樹脂の被着層を全体に被着し、
その後、第2押出成型機3よりのシヤツター昇降金型5
による合成樹脂によつて被着層の外周表面の一部に厚肉
突出部10と薄肉凹弧部11とを交互に形成した凹凸被
膜部を連続的に成型する。その後、冷却水槽13を経て
定尺切断機15によつて所定寸法に切断して手摺を製造
する。
Description
その他の場所に挿着される硬質合成樹脂中空体の外周全
体に合成樹脂の被着層を成型し、その被着層の外周面の
一部に滑り止めの凹凸被膜部を形成したことを特徴とす
る建築用滑り止め付手摺の製造方法に関するものであ
る。
構造物に使用する手摺は、木製を長手方向に形成したも
のを使用するか、又は金属パイプ自体のものか、更に外
周に合成樹脂を被嵌したものを手摺として使用すること
が一般的に使用されているものである。
る前者のものは、材料が木製のために非常に強度が弱体
的であると共に、製作に手間が係り、且つカビ等が容易
に発生すると云う問題点を有している。また、後者にお
ける金属パイプのものは、大変に滑り易い欠点と、打ち
当たると怪我や切傷等が生じる。また、金属パイプの外
周に合成樹脂を被着しただけのものでは、大変に滑り易
いと云う問題点がある。本発明は、この様な従来の問題
点を解決するためのもので、その主たる目的とする所
は、中心の送行する硬質合成樹脂中空部材に、最初の金
型内の通過中に全外周に被着層を成型する。その後、第
2金型を通過中に第2押出成型機の合成樹脂が可変駆動
装置のシヤツター昇降金型の昇降作用によつて該被着層
の外周表面の一部に長手方向に対して横方向の凹凸被膜
部を連続的に重合成型させ、その後冷却水槽で経た後に
切断機で所定長さに切断するものである。更に、前記硬
質合成樹脂中空部材の内部にジヨイント用に便利な金属
製管体を挿入することがある。また、該被着層と凹凸被
膜部との合成樹脂の各内部にカビの発生を防止する抗菌
剤を添加したことを特徴としている。
に、本発明の滑り止め付手摺の製造方法においては、送
行される硬質合成樹脂中空部材に対し、最初の第1金型
内の通過中に第1押出成型機よりの合成樹脂によつて全
外周に被着層を連続的に成型する。その後、第2金型を
通過中に第2押出成型機の合成樹脂が上方に位置する可
変駆動装置のシヤツター昇降金型の昇降作用によつて該
被着層の外周表面の一部に長手方向に対して横方向に順
次交互に凹凸被膜部を連続的に成型する。その後に冷却
水槽によつて固化させ、その後に定尺切断機により手摺
を製造するものである。また、硬質合成樹脂中空部材の
内部に金属製管体を挿入して強度の不足を補強したり、
継手用に供するものである。更に、該被着層の凹凸被膜
部の合成樹脂の内部には、合成樹脂に生ずるカビ等の発
生するのを防止するための抗菌剤を添加したものであ
る。
明すると、(A)は、完成された手摺を示し、この手摺
(A)を成形するには、水平方向より送行される各種の
硬質合成樹脂中空部材(8)を最初の第1金型(2)内
部を通過中に、第1押出成型機(1)よりの溶融された
合成樹脂によつて該硬質合成樹脂中空部材(8)の全外
周に所定厚さの被着層(9)を長手方向に連続して圧接
成型する。その後、被着層(9)を被膜した該硬質合成
樹脂中空部材(8)は、第1金型(2)と隣接されてい
る第2金型(4)内を通過中に第2押出成型機(3)の
溶融される合成樹脂が該被着層(9)の外周表面の一部
に至る時に、上部に装設されている可変駆動装置(6)
の昇降杆(7)の下方に設けられているシヤツター昇降
金型(5)の昇降作動によつて該被着層(9)の外周表
面の一部に長手方向に対して横方向の厚肉突出部(1
0)と薄肉凹弧部(11)とを順次交互に凹凸被膜部
(12)を連続的に成型してある。
(A)は、その後前進して冷却水槽(13)内を通過
し、引取機(14)を経て定尺切断機(15)により所
定寸法に切断して滑り止め付の手摺を製造するものであ
る。なお、硬質合成樹脂中空部材(8)に使用する構成
材料としては、硬質塩化ビニール、ナイロン、スチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフイン系樹脂を使用す
るものであり、硬度HS(A)95以上を用いる。ま
た、第1押出成型機(1)及び第2押出成型機(3)の
構成材料の合成樹脂としては軟質塩化ビニール、ナイロ
ン、スチレン、ポリオレフイン系樹脂を使用するもので
ある。
(A)の該硬質合成樹脂中空部材(8)の内部には、強
度補強する点と、手摺(A)との継手等の目的のために
金属製管体(16)を挿着してある。また、請求項1で
述べている被着層(9)と凹凸被膜部(12)との各々
の合成樹脂の内部にカビの発生を防止する抗菌剤を添加
混合したものを使用するものである。
空部材(8)を楕円形中空部材(17)とし、その外周
に被着層(18)を被膜成型し、その被着層(18)の
一部に凹凸被膜部(21)を長手方向に形成した実施例
を示したものである。また、図10に示すものは、硬質
合成樹脂中空部材(8)を方形状中空部材(19)と
し、その外周に被着層(20)を被膜成型し、その被着
層(20)の一部外周に凹凸被膜部(21)を長手方向
に成型した実施例を示したものである。なお、第1金型
(2)の合成樹脂と第2金型(4)とに用いる合成樹脂
は、同一材料のものを使用するが、硬質合成樹脂中空部
材(8)と該被着層(9)、凹凸被膜部(12)との合
成樹脂は、統一の構成材料を使用するとはかぎらない。
法の作動状態を説明すると、第1押出成型機(1)より
供給された硬質合成樹脂中空部材(8)を第1金型
(2)を通過中に被着層(9)を外周全面に被着し、そ
の後、第2金型(4)内の通過の時に第2押出成型機
(3)よりの溶融の相溶性を有する合成樹脂が該被着層
(9)の外周表面の一部に至る時に、可変駆動装置
(6)の作動により昇降杆(7)のシヤツター昇降金型
(5)の昇降の速度作用によつて厚肉突出部(10)と
薄肉凹弧部(11)とを交互に適宜自由に調整すること
で凹凸被膜部(12)の間隔等を容易に選定できるもの
である。その後、冷却水槽(13)で冷却し、引取機
(14)を経て定尺切断機(15)によつて滑り止め付
手摺を製造するものである。
金属パイプの外周に合成樹脂を被着したものと異なつ
て、手摺の握りが確実にできる安定感と良好な感触があ
ると共に、美観が著しく優れた効果と、従来の木製と比
較すると形状に優れ、且つ強靭化されると共に、カビの
発生を防止して長期間に亘つて安心して使用できる効果
がある。そして、連続的に送行する硬質合成樹脂中空部
材に対して、第1押出成型機によつて全外周に合成樹脂
の被着層を成型することによつて補強し、その後第2押
出成型機によつて隣接する第2金型において該被着層の
外周表面の一部に、シヤツター昇降金型による長手方向
に対して厚肉突出部と薄肉凹弧部とによる凹凸被膜部を
連続的に形成したことにより、滑り止め付手摺が連続し
て容易にできる効果と、シヤツター昇降金型の昇降速度
の調整により握り部となる凹凸被膜部の凹凸が自由に選
定できる便利な効果と、手摺の長手方向の一部に対して
横方向の凹凸が正確に成型できると共に、被着層と凹凸
被膜部との両者を無理なく押圧して両者の結合状態が密
接に押出成型できる効果がある。更に、第1金型及び第
2金型より押出成型された手摺を冷却水槽を経て連続的
に引取して定尺切断機によつて切断することにより、製
作上に面倒な手間を要せず、2台の金型によつて強固で
美しい手摺が容易確実に製造できる効果がある。
樹脂中空部材の内部に金属製管体を挿着したことによ
り、硬質合成樹脂中空部材を補強すると共に、継手等の
作業を極めて容易とする効果がある。更に、被着層と凹
凸被膜部との合成樹脂の内部にカビの発生を防止する抗
菌剤を添加したことによつて、湿度の高い場所に使用し
てもカビ等の生ずる憂いがなく、長期に亘つて美観を維
持できると云う効果がある。
面図である。
面図である。
る。
設けた状態の断面図である。
である。
である。
した一部欠除した斜面図である
用した断面図である。
を使用した断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 送行する硬質合成樹脂中空部材(8)
は、最初の第1金型(2)内の通過中に第1押出成型機
(1)よりの合成樹脂によつて硬質合成樹脂中空部材
(8)の全外周に被着層(9)を連続圧接成型し、その
後、該硬質合成樹脂中空部材(8)は、第2金型(4)
内を通過中に第2押圧成型機(3)の合成樹脂が可変駆
動装置(6)のシヤツター昇降金型(5)の昇降作用に
よつて該被着層(9)の外周表面の一部に長手方向に対
して横方向に厚肉突出部(10)と薄肉凹弧部(11)
とを順次交互に凹凸被膜部(12)を連続的に成型さ
せ、第1金型(2)の合成樹脂と第2金型(4)の合成
樹脂とは同効質のため強固に一体的に融合し、その後に
冷却水槽(13)によつて固化させ、次いで定尺切断機
(15)により手摺を製造することを特徴とする建築用
滑り止め付手摺の製造方法 - 【請求項2】 請求項1の押し出し成型された手摺の該
硬質合成樹脂中空部材(8)の内部に金属製管体(1
6)を挿着したことを特徴とする請求項1の建築用滑り
止め付手摺の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1の合成樹脂の被着層(9)と凹
凸被膜部(12)との合成樹脂の各内部にカビの発生を
防止する抗菌剤を添加したことを特徴とする請求項1の
建築用滑り止め付手摺の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605095A JP2838773B2 (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 建築用滑り止め付手摺の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605095A JP2838773B2 (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 建築用滑り止め付手摺の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08199755A true JPH08199755A (ja) | 1996-08-06 |
JP2838773B2 JP2838773B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=12736205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4605095A Expired - Lifetime JP2838773B2 (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 建築用滑り止め付手摺の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2838773B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP4605095A patent/JP2838773B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2838773B2 (ja) | 1998-12-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0265019B1 (en) | Apparatus and process for forming and applying a profile and adjacent rib-type zipper to a traveling film web | |
TWI436924B (zh) | 擠花袋(piping bag)、用於製造擠花袋之胚料及製造擠花袋之方法 | |
JPH04148907A (ja) | 登泡層が裏打ちされた表皮材を貼合したポリプロピレン樹脂成形体の成形方法 | |
JPS6213316A (ja) | 有駒フイルムを製造する方法および装置 | |
JP2004322583A (ja) | コルゲート管の製造方法およびこの製造方法により製造されたコルゲート管 | |
CA2232681A1 (en) | Coextruded handle and method of making same | |
MXPA06013767A (es) | Manga pastelera, preforma para fabricar una manga pastelera y metodo de fabricacion de una manga pastelera. | |
JPH08199755A (ja) | 建築用滑り止め付手摺の製造方法 | |
JP2838778B2 (ja) | 建築用滑り止め付手摺の製造方法 | |
JP2884392B2 (ja) | 建築用滑り止め付手摺の製造法 | |
DE59801061D1 (de) | Verfahren zur Herstellung einer Mehrkammer-Verpackungstube | |
JP2847282B2 (ja) | 建築用滑り止め付手摺製造方法 | |
JP2838770B2 (ja) | 建築用手摺の製造方法 | |
JPH10110512A (ja) | 建築用滑り止め付手摺及びその製造方法 | |
US4009237A (en) | Process for producing shaped synthetic resin articles varying in shape of longitudinal section | |
JPH08326257A (ja) | 滑り止め付手摺 | |
EP0291136B1 (en) | Plastic tube with solid crossribs on the outer surface, a moulding device therefor; installation comprising such a device and a method for moulding a plastic tube | |
KR100276359B1 (ko) | 고분자 복합패널 및 그 제조 장치 | |
JP3379007B2 (ja) | 建築用緩衝付手摺の製造方法 | |
TWI289528B (en) | Layered tube and tubular product formed by layered tube | |
JP2004500996A (ja) | 廃プラスチックを用いたスパイラルパイプ及びその成形装置 | |
JPH10146877A (ja) | 建築用滑り止め付手摺の製造方法 | |
JPH01203786A (ja) | シャワーホースとその製造方法 | |
JP5567612B2 (ja) | 手摺りの製造方法と製造装置 | |
JP2007284936A (ja) | 熱可塑性樹脂製複合板およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081016 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091016 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101016 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111016 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131016 Year of fee payment: 15 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |