JPH10146877A - 建築用滑り止め付手摺の製造方法 - Google Patents

建築用滑り止め付手摺の製造方法

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JPH10146877A
JPH10146877A JP8344403A JP34440396A JPH10146877A JP H10146877 A JPH10146877 A JP H10146877A JP 8344403 A JP8344403 A JP 8344403A JP 34440396 A JP34440396 A JP 34440396A JP H10146877 A JPH10146877 A JP H10146877A
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JP
Japan
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slip
die
tube
outer periphery
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP8344403A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohisa Miyagawa
直久 宮川
Katsuhisa Kato
勝久 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SYST TECHNICAL KK
Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
SYST TECHNICAL KK
Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 建築用の階段、廊下、浴室、便所等に装設す
る金属又は合成樹脂の外周に、滑り止め用の凹凸部を第
1押し出し成型機内のスクリユーの回転調整によつて成
型する滑り止め付手摺の製造方法に関する。 【解決手段】 手摺本体1の基材管体2の外周に設けた
被膜管体には、内部に押し出し用のスクリユー8を設け
た第1押し出し成型機7よりの溶融材10の送り流量
を、スクリユー8の回転速度の増減によつて長手方向の
一部に滑り止め用の膨出部5と凹弧部とを交互に形成す
る。また、基材管体2の外周に二重管体を被着し、その
二重管体の外周に被膜管体を被着して、膨出部5と凹弧
部及び膨出部の内部に中空部を形成した滑り止め付手摺
の製造方法である。更に、第1押し出し成型機7よりの
流通管9の途中に可変駆動装置の制御成型器を設けて、
膨出部5と凹弧部を形成した滑り止め付手摺の製造方法
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用の階段、廊下、
浴室、便所等の場所に取り付けられる金属又は硬質合成
樹脂よりなる手摺の基材管体の外周の一部に、長手方向
の滑り止め用の膨出部と凹弧部とを押し出し成型機内の
スクリユーの回転速度と、流通管の途中に設けた制御成
型器との昇降調整とによつて成型することを特徴とする
建築用滑り止め付手摺の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の建築用の階段、廊下、浴
室及び便所等に使用する手摺は、木材を長手方向の円形
状にしたものか、金属パイプ又は金属パイプの外周に合
成樹脂を被着したものが滑り止め用手摺として一般的に
使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来普通に使用されて
いる手摺において、木材製の手摺は全体的に強度が弱体
的であると共に、水分の多い浴室ではカビ等が容易に発
生したり、腐り易い等の問題点がある。更に、金属パイ
プに合成樹脂を被膜したものは、大変に滑り易くて怪我
等を生ずる欠点がある。本発明は、この様な従来の欠点
を解決するためのものであり、その主たる目的とする所
は、金属又は合成樹脂よりなる基材管体の外周の一部
に、長手方向の膨出部と凹弧部とを交互に形成すると共
に、その形成の手段として内部にスクリユーを収納した
押し出し成型機と、流通管の途中に設けた制御成型器と
の速度調整によつて、該膨出部と凹弧部の成型と該膨出
部の内部に中空部を形成することを目的とした製造方法
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では基材管体が、金型ダイスの内部を通過中
に外周に被膜管体を成型する滑り止め付手摺の製造方法
であつて、被膜管体を成型するのに第1押し出し成型機
の内部にスクリユーを有し、スタリユーの回転速度の流
量調整によつて該被膜管体を成型すると共に、金型ダイ
スの出口で長手方向の一部に滑り止め用の膨出部と凹弧
部とを交互に形成する。更に、手摺本体の基材管体が金
型ダイス内を通過中に、第2押し出し成型機よりの溶融
材によつて基材管体の外周に二重管体を被着成型する。
その後二重管体の外周に、金型ダイスの内部にスクリユ
ーを収納した第1押し出し成型機よりの溶融材の送り流
量をスクリユーの回転速度の流量調整によつて被膜管体
を被着し、金型ダイスの出口でその長手方向の一部に滑
り止め用膨出部と凹弧部とを交互に形成すると共に、膨
出部の内部に中空部を形成するものである。また、基材
管体が金型ダイスの走行中に、第1押し出し成型機より
の溶融材を流通管の途中に設けた制御成型器の昇降金型
の昇降速度の流量調整によつて基材管体の外周に被膜管
体を被着すると共に、金型ダイスの出口において長手方
向の一部に滑り止め用の膨出部と凹弧部とを交互に形成
するものである。
【0005】
【作用】上記の如く構成される手摺本体(1)の基材管
体(2)は、各種形状の金属又は硬質合成樹脂よりな
り、図1に示す如くその基材管体(2)が金型ダイス
(11)の内部を通過中に、押し出し成型機(7)の内
部の溶融材がスクリユー(8)の回転速度が遅い場合に
は、内部の流量が少ない合成樹脂が通過管(9)を通過
して金型ダイス(11)に送り込まれ、又スクリユー
(8)を速くした場合には、溶融材(10)の流量が多
く送り込まれる。以上の状態の時に、基材管体(2)の
長手方向の一部に溶融材の流量が多い時には厚肉の膨出
部(5)が形成され、溶融材の流量の少ない時には薄肉
の凹弧部(6)を形成する。このように操作を繰り返す
ことによつて、滑り止めとなる膨出部と凹弧部とを混合
に成型するものである。更に、他の製造方法としては、
図5に示す如く基材管体(2)が金型ダイス(11)を
通過中に、第1押し出し成型機(7)より一定量の溶融
材(10)が流通管(9)に押し出された時には、流通
管(9)に設けた制御成型器(19)の可変駆動装置
(20)の昇降金型(18)の上下によつて、溶融材
(10)の流量が交互に増減されて金型ダイス(11)
の出口において滑り止め用の膨出部と凹弧部を成型する
ものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面について説明す
ると、(1)は手摺本体を示し、この手摺本体(1)は
内部の基材管体(2)と、その外周に被着された被膜管
体(3)とで構成されている。この基材管体(2)は、
金属又は硬質合成樹脂で棒状に形成され、図1に示す実
施例では、該基材管体(2)が金型ダイス(11)を通
過中に基材管体(2)の外周に合成樹脂の被膜管体
(3)を被着形成するものである。そして、該被膜管体
(3)を成型する第1押し出し成型機(7)には、内部
に押し出し用のスクリユー(8)を収納してある。この
スクリユー(8)が第1押し出し成型機(7)の内部の
溶融材(10)を、該スクリユー(8)の回転速度によ
る流通管(9)の流量調整によつて金型ダイス(11)
の通過中に該被膜管体(3)を被着すると元に、出口に
おいて長手方向の一部に滑り止め用の厚肉の膨出部
(5)と薄肉の凹弧部(6)とを交互に押し出しながら
成型するものである。 次に、図3に示す実施例では、
棒状に形成された基材管体(2)が金型ダイス(11)
を通過中に、他の第2押し出し成型機(13)の溶融材
(15)が流通管(14)を経て該基材管体(2)の外
周に二重となる合成樹脂の二重管体(16)を被着成型
する その後二重管体(16)の外周に対して、金型ダ
イス(11)の内部でスクリユー(8)を収納してある
第1押し出し成型機(7)よりの溶融材(10)の送り
流量を、スクリユー(8)の回転速度の増減によつて流
量を調整して二重管体(16)の外周に該被膜管体
(3)を被着すると共に、金型ダイス(11)の出口に
おいて被膜管体(3)の外周の長手方向の一部に膨出部
(5)と凹弧部(6)とを交互に形成する。また、製造
工程中に該膨出部(5)には、内部に中空部(17)も
形成することができる。更に、図5に示す実施例では、
棒状に形成された基材管体(2)は金型ダイス(11)
を通過中に第1押し出し成型機(7)よりの溶融材(1
0)を、流通管(9)の途中に装設した制御成型器(1
9)を設けてある可変駆動装置(20)の昇降金型(1
8)の上下の速度調整による溶融材(10)の流量を増
減することで被膜管体(3)を被着すると共に、金型ダ
イス(11)の出口において被膜管体(3)の長手方向
の一部に滑り止めの膨出部(5)と凹弧部(6)とを交
互に成型するものである。符号(21)は冷却水槽、
(22)は送り出し器である。なお、使用する被膜管体
(3)及び二重管体(16)としては、ポリオレフイン
系樹脂、塩化ビニール樹脂、ナイロン樹脂、スチレン系
樹脂等の合成樹脂が使用されるものである。
【0007】
【発明の効果】本発明の滑り止め付手摺の製造方法によ
れば、一般に使用されている木材又は金属パイプ或は外
周に合成樹脂を被着した手摺と異なつて、緊密で一体化
されて使用中に手摺が絶対に滑ることがなく、握りが確
実にできると共に、握つた感触が良好で、その後に元の
形状に確実に戻る効果がある。そして、被膜管体を被着
する押し出し成型機の内部のスクリユーによつて溶融材
の送り出し作業が正確にできると共に、スクリユーの回
転速度の増減によつて流量調整が極めて容易にできる効
果がある。また、溶融材の増減が金型ダイスの出口にお
いて、長手方向の一部に膨出部と凹弧部及び膨出部の内
部に中空部が確実に形成される効果がある。更に、基材
管体の外周に第2押し出し成型機による二重管体を被着
した後に、その二重管体の外周にスクリユーを収納した
第1押し出し成型機によつて滑り止め用の膨出部と凹弧
部とを形成したので、手摺本体を著しく強靭化すると共
に、基材管体の外周に相溶性のある合成樹脂を一体的に
確実に被着することで、強固に一体化させることができ
る。また、基材管体が金型ダイスを通過中に押し出し成
型機よりの溶融材を途中の流通管に設けた制御成型器の
上下速度の調整によつて、被膜管体を被着すると同時
に、金型ダイスの出口で長手方向の一方に滑り止め用の
膨出部と凹弧部とを成型したので、非常に簡単な操作で
膨出部と凹弧部との滑り止め部を形成できる便利な効果
と、昇降金型の上下によつて流量を自由に選定できる便
利な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滑り止め付手摺の一部欠除した製造方
法の縦断正面図である。
【図2】本発明の手摺本体の一部欠除した斜面図であ
る。
【図3】同じく本発明の押し出し成型機を二台使用した
手摺の製造を示す縦断正面図である。
【図4】同じく本発明の二重管体の手摺の斜面図であ
る。
【図5】同じく本発明の他の実施例を示す手摺の製造工
程の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 手摺本体 2 基材管体 3 被膜管体 5 膨出部 6 凹弧部 7 第1押し出し成型機 8 スクリユー 9・14 流通管 10・15 溶融材 11 金型ダイス 13 第2押し出し成型機 16 二重管体 17 中空部 18 昇降金型 19 制御成型器 20 可変駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属又は硬質合成樹脂を以て長手方向の
    棒状に形成された基材管体(2)は、金型ダイス(1
    1)を通過中に該基材管体(2)の外周に被膜管体
    (3)を被着形成した建築用滑り止め付手摺の製造方法
    において、前記被膜管体(3)を成型する内部に、押し
    出し用のスクリユー(8)を収納した第1押し出し成型
    機(7)よりの溶融材(10)の送り流量を、該スクリ
    ユー(8)の回転速度の流量調整によつて該被膜管体
    (3)を被着すると共に、金型ダイス(11)の出口に
    おいて長手方向の一部に滑り止め用の膨出部(5)と凹
    弧部(6)とを交互に形成したことを特徴とする建築用
    滑り止め付手摺の製造方法。
  2. 【請求項2】 金属又は硬質合成樹脂を以て長手方向の
    棒状に形成された基材管体(2)は、金型ダイス(1
    1)を通過中に第2押し出し成型機(13)の溶融材
    (15)により基材管体(2)の外周に二重管体(1
    6)を被着成型し、その後該二重管体(16)に外周に
    金型ダイス(11)の内部でスクリユー(8)を収納し
    た第1押し出し成型機(7)よりの溶融材(10)の送
    り流量を該スクリユー(8)の回転速度の流量調整によ
    つて二重管体(16)の外周に被膜管体(3)を被着
    し、その被膜管体(3)の金型ダイス(11)の出口で
    長手方向の一部に滑り止め用の膨出部(5)と凹弧部
    (6)とを交互に形成すると共に、該膨出部(5)の内
    部に中空部(17)を形成することを特徴とした建築用
    滑り止め付手摺の製造方法。
  3. 【請求項3】 金属又は硬質合成樹脂を以て長手方向の
    棒状に成型された基材管体(2)は、金型ダイス(1
    1)を通過中に第1押し出し成型機(7)よりの溶融材
    (10)を流通管(9)の途中に設けた制御成型器(1
    9)の昇降金型(18)の昇降速度の調整によつて、該
    基材管体(2)の外周に被膜管体(3)を被着すると共
    に、金型ダイス(11)の出口で長手方向の一部に膨出
    部(5)と凹弧部(6)とを交互に成型したことを特徴
    とした建築用滑り止め付手摺の製造方法。
JP8344403A 1996-11-19 1996-11-19 建築用滑り止め付手摺の製造方法 Pending JPH10146877A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000127220A (ja) * 1998-10-21 2000-05-09 Ralph Peter Hegler 管ソケットを有する二重壁管の連続製造方法及びこの方法を実施するための装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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