JPH10110512A - 建築用滑り止め付手摺及びその製造方法 - Google Patents

建築用滑り止め付手摺及びその製造方法

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JPH10110512A
JPH10110512A JP8297001A JP29700196A JPH10110512A JP H10110512 A JPH10110512 A JP H10110512A JP 8297001 A JP8297001 A JP 8297001A JP 29700196 A JP29700196 A JP 29700196A JP H10110512 A JPH10110512 A JP H10110512A
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JP
Japan
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tube
pipe body
handrail
synthetic resin
die
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Pending
Application number
JP8297001A
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English (en)
Inventor
Naohisa Miyagawa
直久 宮川
Katsuhisa Kato
勝久 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SYST TECHNICAL KK
Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
SYST TECHNICAL KK
Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
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Publication date
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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 建築用の階段、廊下、浴室、便所等に装設す
る金属又は硬質合成樹脂の外周に、滑り止め用の内部に
空間部を設けた膨出突部を長手方向に形成した建築用滑
り止め付手摺及びその製造方法の提供。 【解決手段】 手摺本体1の基材管体2は、金属又は硬
質合成樹脂製で構成し、基材管体2の外周の被膜管体3
には、外周の一部に長手方向の膨出突部4と凹弧部5と
を交互に形成し、該膨出突部4の内部に中空部6を形成
した。また、該基材管体の外周に二重となる二重管体を
重合し、その二重管体の外周に該被膜管体を重合する。
更に、該基材管体が金型ダイス内に進入し、押し出し成
型機より外周に被膜管体を被着させ、金型ダイスの下部
よりの昇降金型によつて膨出突部と凹弧部とを交互に成
形すると共に、膨出突部の内部に空間部を形成する。ま
た、押し出し成型機を二台使用して、基材管体を二重管
体とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築用の階段、廊下、浴
室、便所等の場所に取り付けられる金属又は硬質合成樹
脂よりなる基材管体の外周の長手方向の一部に滑り止め
用の膨出突部と凹弧部とを形成し、その膨出突部の内部
に空間部を設けて柔軟性を充分に達成することを特徴と
する建築用滑り止め付手摺及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の建築用の階段、廊下、浴室
及び便所等に使用する手摺は、木材を長手方向の円形状
にしたものか、金属パイプ又は合成樹脂パイプや金属パ
イプの外周の合成樹脂を被着したものが、滑り止め用手
摺として一般的に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術における手
摺においては、木材製の手摺は弱体的であると共に、製
作に大変手間が係り、且つカビ等が容易に発生する欠点
がある また、金属パイプ製のものは、打ち当たると怪
我や切り傷等が生じ、大変に危険となる問題がある。更
に、金属パイプに合成樹脂を被膜したものは、非常に滑
り易い欠点がある 本発明は、この様な従来の欠点を解決するためのもので
あり、その主たる目的とする所は、金属製又は合成樹脂
製よりなる基材管体の外周の一部に長手方向の膨出突部
と凹弧部とを交互に形成すると共に、その膨出突部のみ
の内部に空間部を形成した手摺にある。更に、押し出し
成型機と金型ダイスと、金型ダイスの昇降シヤツターと
で、内部に空間部を設けた膨出突部と凹弧部とを形成す
る手摺の製造方法を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、手摺本体を内部の基材管体と外
周の被膜管体とより構成し、被膜管体には、外周の一部
に長手方向の膨出突部と凹弧部とを交互に形成すると共
に、該膨出突部の内部に空間部を形成してある。更に、
手摺本体の基材管体には、外周に二重となる二重管体を
介在被着し、その二重管体の外周に表面露出する被膜管
体には、長手方向の一部に膨出突部と凹弧部とを交互に
形成し、その膨出突部の内部に空間部を形成したもので
ある。また、走行する基材管体は、金型ダイス内に進入
すると、押し出し成型機よりの流出により基材管体の外
周に被膜管体を形成させる。この時、金型ダイスの下方
より昇降金型によつて、膨出突部と凹弧部とを交互に形
成すると同時に、速度調整によつて膨出突部の内部に緩
衝等の役目を果たす空間部を形成した製造方法である。
【0005】
【作用】上記の如く構成される手摺本体(1)の基材管
体(2)は、図9に示す如く、各種の金属又は硬質合成
樹脂を以て構成され、その基材管体(2)に嵌装され
る、予め内部に空間部(6)を設けた膨出突部(4)と
凹弧部(5)とを交互に設けた被膜管体(3)を被嵌し
て構成する。また、上記の構成される滑り止め付手摺の
製造方法としては、図10に示す工程がある。この工程
は、基材管体(2)が走行中に押し出し成型機(1)が
作動し、金型ダイス(11)によつて基材管体(2)の
外周に被膜管体(3)を構成する。この時、金型ダイス
(11)の下部に位置する昇降金型(13)の速度調整
の制御によつて下方に向かつた膨出突部(4)を形成す
ると共に、内部に空間部(6)を形成する。また、膨出
突部(4)と交互に凹弧部(5)を長手方向の一部に形
成するものである。更に、図11に示すものは、図10
に示す工程に第2押し出し成型機(18)を装設し、該
基材管体(2)の外周に二重となる二重管体(8)を被
着した外周に被膜管体(3)を上記同様な工程で製作す
るものである。
【0006】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面について説明
すると、(1)は手摺本体を示し、この手摺本体(1)
は、内部の基材管体(2)とその外周に被嵌する被膜管
体(3)とで構成される、この基材管体(2)は、金属
製又は硬質合成樹脂製よりなる。該被膜管体(3)は、
軟質合成樹脂を使用し、外周の長手方向の一部に膨出突
部(4)と凹弧部(5)とを所定間隔を設けて交互に形
成し、膨出突部(4)の内部に空間部(6)を形成して
ある。なお、該膨出突部(4)は、内部にブロー成形等
より各種形状の空間部(6)を形成するものである。図
6に示す実施例では、手摺本体(1)には、内部の基材
管体(2)と被膜管体(3)との間に合成樹脂等よりな
る二重管体(8)を被嵌する。該二重管体(8)の外周
に被膜管体(3)を被着してある。該被膜管体(3)に
は、外周の長手方向の一部に膨出突部(4)と凹弧部
(5)とを交互に所定間隔を以て形成する。この該膨出
突部(4)の内部には、緩衝用の空間部(6)を形成し
てある。更に、図10と図11に示す滑り止め付手摺の
製造方法の工程を説明する。先ず、手摺本体(1)の内
部の基材管体(2)が金型ダイス(11)内を通過中に
第1押し出し成型機(10)よりの溶融された合成樹脂
の注入により、該基材管体(2)の外周に被膜管体
(3)を被着する。この時、該金型ダイス(11)の下
部より可変駆動装置(12)の昇降金型(13)が速度
調整によつて流量が変化して膨出突部(4)と凹弧部
(5)とを交互に成形すると共に、速度調整によつて流
量が変化して該膨出突部(4)の内部に空間部(6)形
成することができる。また、図11に示すものは、該金
型ダイス(11)に連結した第1押し出し成型機(1
0)に加えて、第2押し出し成型機(18)によつて該
基材管体(2)の外周に二重管体(8)を補強用として
被着してある。そして、該二重管体(8)には、外周に
被膜管体(3)が溶融されて、膨出突部(4)と凹弧部
(5)とを形成して被着される。また、金型ダイス(1
1)を通過した手摺本体(1)は、その後前進して冷却
水槽(14)内を通り、引き出し機(15)を経て定尺
切断機(16)により所定寸法に切断して滑り止め付の
手摺を製造するものである。また、第1及び第2押し出
し成型機(10)及び(18)に使用する軟質合成樹脂
としては、ポリオレフイン系樹脂、塩化ビニール、ポリ
スチレン、ナイロン等の各種の構成材料を使用するもの
である。また、カビ等を防止する抗菌材を使用する。そ
して、図10、図11に示す金型ダイス(11)に連動
する可変駆動装置(12)を金型ダイス(11)の下方
に装設した理由としては、可変駆動装置(12)の上方
で昇降金型(13)を作動したものと比較すると、各押
し出し成型機で溶融された合成樹脂は、常時一定方向に
一定量を供給されて移動し、昇降金型(13)によつて
膨出突部(4)と凹弧部(5)への給量を調節できる。
従つて、余分な樹脂材料が基材管体(2)の外周にたれ
落ちないように昇降金型(13)を下部に装設し、上方
に昇降金型(13)を装設したもののように基材管体
(2)の周囲にたれ落ちるのを防止するものである。
【0007】
【発明の効果】本発明の滑り止め手摺によれば、従来の
木材又は金属パイプ或は外周に合成樹脂を被着した手摺
と異なつて、使用中に手摺が絶対に滑ることなく握りが
確実にできると共に、握つた後に元の形状に確実に復元
する効果がある そして、基材管体の手摺に被着した軟
質合成樹脂の被膜管体には、が摺の長手方向の一部に膨
出突部と凹弧部とを交互に形成したことにより、使用時
に手指が膨出突部に止まり、滑ることなく停止できるの
で、老人、子供等に対して安全性が充分に達成できる効
果がある。また、該膨出突部の内部に空間部を形成した
ことにより、手摺を手で握つた時に、膨出突部が押圧さ
れて手指等に喰い込み状態となつて確実に滑りを止め、
老人や子供等の握力の少ない人たちでも安全に滑らず握
ることができる効果がある。更に、基材管体の外周に二
重とする二重管体を被着した外周に被膜管体を被着して
形成したので、手摺本体を著しく強靱化すると共に、二
重管体と被膜管体とは相溶性があるため、強固に密接し
て該被膜管体の回転等を確実に防止して一体化される効
果がある。また、基材管体が金型ダイス内に進入すると
共に、外周の長手方向の一部に下向きの昇降金型によつ
て膨出突部と凹弧部とが交互にように成形できる。ま
た、昇降金型の昇降速度の調整と、合成樹脂の流れを制
御することによつて、膨出突部と凹弧部との間隔及び膨
出突部の内部の空間部との形成とを自由に選定できる便
利な効果がある 且つ、手摺の表面に形成される金型ダ
イスによる境の長手方向に生ずる溶融段部も、金型ダイ
スの出口によつて境が平坦状に押圧され、綺麗に仕上げ
ることができる利点もある 更に、軟質合成樹脂の内部
にカビ防止等の抗菌材を添加すれば、非常に衛生的な効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の完成された手摺本体の全体斜面図であ
る。
【図2】同じく本発明の手摺の一部欠除した斜面図であ
る。
【図3】同じく本発明の手摺の縦断正面図である。
【図4】同じく本発明の図3A−A線の縦断側面図であ
る。
【図5】同じく本発明の図3B−B線の縦断側面図であ
る。
【図6】同じく本発明の他の実施例を示す一部欠除した
斜面図である。
【図7】本発明の図3C−C線の縦断側面図である。
【図8】同じく図6D−D線の縦断側面図である。
【図9】同じく本発明の基材管体と被膜管体とを嵌合し
て手摺本体を構成する一部欠除した斜面図である。
【図10】同じく本発明の手摺を製造する工程の縦断側
面図である。
【図11】同じく本発明の押し出し成型機を二台使用し
た手摺の製造工程の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 手摺本体 2 基材管体 3 被膜管体 4 膨出突部 5 凹弧部 6 空間部 8 二重管体 10 第1押し出し成型機 11 金型ダイス 12 可変駆動装置 13 昇降金型 14 冷却水槽 18 第2押し出し成型機
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手摺本体は、内部の基材管体と外周の被
    膜管体とにより構成され、該基材管体を金属製又は硬質
    合成樹脂製で形成し、該被膜管体は軟質合成樹脂よりな
    り、その外周の長手方向の一部に膨出突部と凹弧部とを
    交互に形成し、該膨出突部には、内部に空間部を形成し
    たことを特徴とする建築用滑り止め付手摺。
  2. 【請求項2】 手摺本体は、内部の基材管体と外周の被
    膜管体より構成され、該基材管体を金属製又は合成樹脂
    製から構成し、該基材管体と該被膜管体との間に合成樹
    脂製の二重管体を介在し、該被膜管体には、外周の一部
    に長手方向の膨出突部と凹弧部とを交互に形成し、該膨
    出部には、内部に空間部を形成したことを特徴とする請
    求項1の建築用滑り止め付手摺
  3. 【請求項3】 走行する基材管体は、金属又は硬質合成
    樹脂よりなり、該基材管体が金型ダイス内に進入して押
    し出し成型機よりの流出により、基材管体の外周に被膜
    管体を形成させ、金型ダイスの下部よりの昇降金型によ
    つて膨出突部と凹弧部とを交互に形成すると同時に、該
    膨出突部の内部に空間部を形成することを特徴とする請
    求項1の建築用滑り止め付手摺の製造方法。
JP8297001A 1996-10-03 1996-10-03 建築用滑り止め付手摺及びその製造方法 Pending JPH10110512A (ja)

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