JP2010281127A - 合成樹脂被覆手摺及びその手摺被覆材成形方法 - Google Patents

合成樹脂被覆手摺及びその手摺被覆材成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 アルミ押出材の手摺芯材を被覆した合成樹脂押出材の手摺被覆材に、その長手方向に交差して隆起突出した滑り止め突起を配置する。
【解決手段】 連続工程の押出成形工程として、幅方向両端に手摺芯材10と嵌合する突条22を配置した熱可塑性樹脂の押出基板23を板状に成形し、突起成形工程として、押出基板23の表面に滑り止め突起21を成形し、断面成形工程として、板状の押出基板23を手摺芯材被覆20の断面形状に成形して、手摺被覆材20を形成する。突起成形工程は、押出板23の成形速度と同速移動し且つ高速復帰する金型を用いて押出基板23の側面に滑り止め突起21を真空吸引成形する。滑り止め突起21の配置によって、傾斜した手摺Aや濡れた手摺Aの手滑りを防止して安全性を確保できる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、階段、玄関、ベランダ、浴室、鉄道車両、公園等に用いられる手摺に関し、特に表面に合成樹脂を被覆した合成樹脂被覆手摺に関し、またその手摺被覆材成形方法に関する。
この種の合成樹脂被覆手摺として、アルミ押出成形の手摺芯材と、該手摺芯材の表面を被覆した合成樹脂押出成形の手摺被覆材を備えたものが知られており、下記特許文献1によれば、手摺芯材を、下端に平坦面を配置した断面円形にして、下端の平坦面の幅方向両端にV字受溝を配置した中空材によるものとし、手摺被覆材を、上記平坦面の幅に合せて下端を開口した断面円形にして、該開口の幅方向両端にV字突条を配置したものとし、V字溝条とV字突条の嵌合によって手摺芯材に手摺被覆材を被覆し、上記開口によって開放した手摺芯材の平坦面に嵌合した支持部材を介して、該手摺を壁面からのブラケットに固定したものとされる。また、下記特許文献2によれば、手摺芯材を、下端を開口した断面倒コ字状にして、同じく開口の幅方向両端にL字溝条を配置したアルミ押出材によるものとし、手摺被覆材を、上記開口に合せて同じく下端を開口した断面円形にして該開口の幅方向両端に上向き突条を配置したものとし、L字溝条と上向き突条の嵌合によって手摺芯材に、その4ヶ所のコーナー位置で内接するように手摺被覆材を被覆し、手摺芯材の開口に支持部材を介して床面起立の垂直材からのブラケットに固定したものとされる。
特開2005−256274号公報 特開2005−113411号公報
これら先行文献の手摺被覆材は、いずれも下端を開口して断面円形とした合成樹脂押出材であるから、それぞれに図示されるように該手摺被覆材はその長手方向に同一断面形状をなすことによって、その表面を平滑面としたものとされている。
しかし乍ら、該合成樹脂押出材によって成形した手摺被覆材は、その表面が平滑面となるから、例えば、手摺で伝い歩きをする場合のように、手摺を手で握って移動する際に手が滑ることも多く、特に階段や傾斜地に傾斜状態で設置されている手摺にあっては、この傾向が顕著になり易い。また、例えば、浴室に設置されている手摺にあっては、手摺を掴んで体重を掛けて立ち上がろうとしても、手摺が濡れていることによって、同様に此の傾向が顕著になり易く、このような場合、特に老人や障害者には手の滑りに起因して転倒を招く危険も残されている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、その解決課題とするところは、合成樹脂押出材を用い乍ら、手の滑りを可及的に抑制して、その設置場所を問わずに手握りを確実になし得るようにした合成樹脂被覆手摺を提供するにあり、また、これに用いる手摺被覆材を簡易且つ確実に得られる手摺被覆材成形方法を提供するにある。
上記課題に沿って本発明は、アルミ押出成形の手摺芯材に被覆した合成樹脂押出成形の手摺被覆材に、長手方向に交差する一体の滑り止め突起を隆起突出することによって、手の滑りを抑制して確実な手握りとこれによる安全性の確保をなし得るものとするように、請求項1に記載の発明を、アルミ押出成形の手摺芯材と、該手摺芯材を被覆した合成樹脂押出成形の手摺被覆材を備えた手摺であって、該手摺被覆材の表面に長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起を配置してなることを特徴とする合成樹脂被覆手摺としたものである。
請求項2に記載の発明は、上記に加えて、上記滑り止め突起を、確実な手握りとこれによる安全性の確保を常に維持し得るものとするように、これを、上記滑り止め突起を、手摺被覆材の少なくとも前後側面に長手方向に断続配置してなることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂被覆手摺としたものである。
請求項3に記載の発明は、同じく上記に加えて、上記滑り止め突起の形状を、その平面形状において円形、矩形、方形といった形状、更には文字や模様図形の形状を含めた適宜なものとして、滑り止め機能を有効に発揮し得るものとするように、これを、上記滑り止め突起を、平面円形、矩形、短帯状等適宜形状としてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の手摺被覆材を有する合成樹脂被覆手摺としたものである。
請求項4に記載の発明は、上記押出基板を成形し、該押出基板にその長手方向に交差突出した滑り止め突起を有する手摺被覆材を、押出成形直後の押出樹脂高温状態の変形自在性を活用して、一連の工程によって手摺被覆材を成形し得る手摺被覆材の成形方法を提供するように、これを、熱可塑性樹脂によって手摺被覆材の押出基板を成形する押出成形工程と、押出成形直後の押出基板表面にその長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起を成形する突起成形工程を備えることを特徴とする合成樹脂被覆手摺の手摺被覆材成形方法としたものである。
請求項5に記載の発明は、同じく、上記押出基板を成形し、該押出基板にその長手方向に交差突出した滑り止め突起を有する手摺被覆材を、押出成形直後の押出樹脂高温状態の変形自在性を活用して、一連の工程によって手摺被覆材を成形するとともに該成形を可及的簡易且つ確実になし得る手摺被覆材の成形方法を提供するように、これを、熱可塑性樹脂によって手摺被覆材の押出基板を板状に成形する押出成形工程と、押出成形直後の押出基板表面にその長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起を成形する突起成形工程と、上記押出基板を手摺被覆材の断面形状に成形する断面成形工程とを一連に備えることを特徴とする合成樹脂被覆手摺の手摺被覆材成形方法としたものである。
請求項6に記載の発明は、同じく、上記押出基板を成形し、該押出基板にその長手方向に交差突出した滑り止め突起を有する手摺被覆材を、押出成形直後の押出樹脂高温状態の変形自在性を活用して、一連の工程によって手摺被覆材を成形するとともに該成形を可及的簡易且つ確実にして成形不良を解消して歩留まりを可及的高度に確保し得る手摺被覆材の成形方法を提供するように、これを、熱可塑性樹脂によって手摺被覆材の押出基板を該手摺被覆材の断面形状に成形する押出成形工程と、押出成形直後の押出基板を板状とし該押出基板表面にその長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起を成形する突起成形工程と、該押出基板を再度手摺被覆材の断面形状に矯正する矯正工程を一連に備えることを特徴とする合成樹脂被覆手摺の手摺被覆材成形方法としたものである。
請求項7に記載の発明は、上記に加えて、押出成形時に手摺芯材との嵌合条を同時に成形することによって、手摺芯材に対する手摺被覆材の被覆を容易になし得るものとするように、これを、上記押出成形工程によって、押出基板に手摺芯材との嵌合条を同時に成形することを特徴とする請求項4、5又は6に記載の合成樹脂被覆手摺の手摺被覆材成形方法としたものである。
請求項8に記載の発明は、同じく上記に加えて、上記押出基板に対する滑り止め突起の成形を、押出基板の押出成形に同期して行なうことによって、成形形状の崩れや変形等のトラブルを発生することなく、滑り止め突起を外観よく確実に成形し得るものとするように、これを、上記突起成形工程を、押出成形工程の押出基板の成形速度と同速に進行し且つ高速に復帰する往復動の成形金型を用いたプレス乃至吸引成形によって行なうことを特徴とする請求項4、5、6又は7に記載の合成樹脂被覆手摺の手摺被覆材成形方法としたものである。
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として、上記課題解決の手段としたものである。
本発明は以上のとおりに構成したから、請求項1に記載の発明は、アルミ押出成形の手摺芯材に被覆した合成樹脂押出成形の手摺被覆材に、長手方向に交差する一体の滑り止め突起を隆起突出することによって、手の滑りを抑制して確実な手握りとこれによる安全性の確保をなし得るものとして、合成樹脂押出材を用い乍ら、手の滑りを可及的に抑制して、その設置場所を問わずに手握りを確実になし得るようにした合成樹脂被覆手摺を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、上記に加えて、上記滑り止め突起を、確実な手握りとこれによる安全性の確保を常に維持し得るものとすることができる。
請求項3に記載の発明は、同じく上記に加えて、上記滑り止め突起の形状を、その平面形状において円形、矩形、方形といった形状、更には文字や模様図形の形状を含めた適宜なものとして、滑り止め機能を有効に発揮し得るものとすることができる。
請求項4に記載の発明は、上記押出基板を成形し、該押出基板にその長手方向に交差突出した滑り止め突起を有する手摺被覆材を、押出成形直後の押出樹脂高温状態の変形自在性を活用して、一連の工程によって手摺被覆材を成形し得る手摺被覆材の成形方法を提供することができる。
請求項5に記載の発明は、同じく、上記押出基板を成形し、該押出基板にその長手方向に交差突出した滑り止め突起を有する手摺被覆材を、押出成形直後の押出樹脂高温状態の変形自在性を活用して、一連の工程によって手摺被覆材を成形するとともに該成形を可及的簡易且つ確実になし得る手摺被覆材の成形方法を提供することができる。
請求項6に記載の発明は、同じく、上記押出基板を成形し、該押出基板にその長手方向に交差突出した滑り止め突起を有する手摺被覆材を、押出成形直後の押出樹脂高温状態の変形自在性を活用して、一連の工程によって手摺被覆材を成形するとともに該成形を可及的簡易且つ確実にして成形不良を解消して歩留まりを可及的高度に確保し得る手摺被覆材の成形方法を提供することができる。
請求項7に記載の発明は、上記に加えて、押出成形時に手摺芯材との嵌合条を同時に成形することによって、手摺芯材に対する手摺被覆材の被覆を容易になし得るものとすることができる。
請求項8に記載の発明は、同じく上記に加えて、上記押出基板に対する滑り止め突起の成形を、押出基板の押出成形に同期して行なうことによって、成形形状の崩れや変形等のトラブルを発生することなく、滑り止め突起を外観よく確実に成形し得るものとすることができる。
合成樹脂被覆手摺の縦断面図である。 手摺被覆材の滑り止め突起の平面形状のパタン図である。 手摺被覆材の断面図である。 手摺被覆材成形の工程図である。 押出基板から手摺被覆材に至る形状変化の斜視図である。 他の例に係る手摺被覆材成形の工程図である。 押出基板から手摺被覆材に至る形状変化の斜視図である。 更に他の例に係る手摺被覆材成形の工程図である。 押出基板から手摺被覆材に至る形状変化の斜視図である。 手摺被覆材の断面図と滑り止め突起の平面形状を示すパタン図である。
以下本発明を更に具体的に説明すれば、図1乃至図5においてAは合成樹脂被覆手摺であり、該手摺Aは、アルミ押出成形の手摺芯材10と、該手摺芯材10の表面を被覆した合成樹脂押出成形の手摺被覆材20を備え、該手摺被覆材20の表面に長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起21を配置したものとしてある。
本例にあって手摺Aは、アルミ押出材を所定長さに切断加工した所定形状の手摺芯材10に、例えば、比較的耐候性がよく、成形性に優れ、またリサイクル可能な樹脂として、ASA、AES等の熱可塑性樹脂の樹脂押出材を用いて、上記手摺芯材10の長さに合せて切断加工した手摺被覆材20を該手摺芯材10に被覆して構成したものとしてあり、該手摺被覆材20の被覆は、手摺芯材10の下面前後に配置した一方を溝条11、他方を突条22とする嵌合条を相互に嵌合固定するように、手摺芯材10に対する長手方向端部からのスライド嵌合や上方からのスナップイン嵌合し、必要に応じて接着等の固定措置を施すことによって、これを行なったものとしてある。
本例の手摺被覆材にあって上記滑り止め突起21は、これを、手摺被覆材20の前後側面に長手方向に断続配置したものとし、このとき、該滑り止め突起21は、これを、平面円形、矩形、短帯状等適宜形状としてあり、本例にあって該滑り止め突起21は、例えば、手摺被覆材20の前後の側面片側に上下2段をなすように断続配置した、平面円形をなす半球状、即ち、手摺被覆材20の側面からその表面側に隆起突出するように配置した中空の球面体をなすものとしてある。本例の滑り止め突起21は、上下2段に断続配置した所定ピッチ多数の突起パタンを反転形成した後述の成形金型を用い、該成形金型による突起パタンを、手摺被覆材20の長手方向に繰り返し配置することによって、該滑り止め突起21の半球の球面体を全体に亘って等間隔のピッチによる規則的な外観をなすようにしてある。
即ち、本例の滑り止め突起21は、手摺被覆材20表面から隆起突出の高さを1cm程度以下、例えば数mm程度、隆起突出の径を1cm〜2cm程度、例えば1cm程度、配置ピッチ(中心間距離)を1cm〜3cm程度、例えば2cm程度として、上記等間隔のピッチを繰り返すように、手摺被覆材20表面に上記規則的な外観をなすように点在配置してあり、これによって、手摺Aを成人が手握りしたとき、親指とその余の指が滑り止め突起21が当るようにして、坂や階段に傾斜設置した場合や濡れている場合を含めて、手摺Aに対する手の滑りを可及的に防止し、手の滑りに起因して歩行者がバランスを崩したり、更には転倒したりする危険を可及的に回避し得るようにしてある。
このように表面に長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起21を有する手摺被覆材20を、その成形方法によって説明すれば、該成形方法は、図4及び図5、図6及び図7、図8及び図9に示す如くに複数のものとすることができる。
即ち、図4及び図5に示す第1の成形方法は、熱可塑性樹脂によって手摺被覆材20の押出基板23を成形する押出成形工程と、押出成形直後の押出基板23表面にその長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起21を成形する突起成形工程を備えることによって、該手摺被覆材20の成形を行なうものとしてあり、図6及び図7に示す第2の成形方法は、熱可塑性樹脂によって手摺被覆材20の押出基板23を板状に成形する押出成形工程と、押出成形直後の押出基板23表面にその長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起21を成形する突起成形工程と、上記押出基板23を手摺被覆材20の断面形状に成形する断面成形工程とを一連に備えることによって、該手摺被覆材20の成形を行なうものとしてあり、また、図8及び図9に示す第3の成形方法は、熱可塑性樹脂によって手摺被覆材20の押出基板23を該手摺被覆材20の断面形状に成形する押出成形工程と、押出成形直後の押出基板23を板状とし該押出基板23表面にその長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起21を成形する突起成形工程と、該押出基板23を再度手摺被覆材20の断面形状に矯正する矯正工程を一連に備えることによって、該手摺被覆材20の成形を行なうものとしてあり、いずれも熱可塑性樹脂を押出成形して可塑化した押出基板23の形状自在性を活用して、これに所定の成形を施して、手摺被覆材20を成形するようにしてあり、このとき、本例のこれら成形方法は、上記押出成形工程によって、押出基板23に手摺芯材10との上記突条22とした嵌合条を同時に成形するものとしてある。
一般に押出成形は、アルミ、樹脂を問わず、長手方向に同一断面形状をなすことによって、例えば筋目状をなす長手方向に連続した隆起した突出条を形成することは可能であるが、この場合、手摺被覆材20の滑り止め作用を充分に発揮するものとはなし難く、従って、手摺Aの滑り止めとすることは適当ではないが、本例のように、押出成形工程を一次の工程とすることによって押出基板23を押出成形した直後に、突起成形工程を二次の工程とすることによって滑り止め突起21を成形し、更に第1及び第2の成形方法にあっては、断面成形工程を三次の工程とすることによって手摺被覆材20としての所定の断面形状に成形し又は矯正することによって、押出成形材を用いた、アルミ手摺芯材被覆用の手摺被覆材20でありながら、その表面に交差するように隆起突出した外観のよい滑り止め突起21を形成することが可能となる。
即ち、押出成形工程直後の押出基板23は、溶融樹脂の押出成形を経ることによって溶融温度に近い高温状態にあるために形状自在性を有して、該押出基板23に対する様々な成形加工を行なうことが可能であり、従って、押出成形工程の直後に、上記突起成形又はこれと断面成形工程乃至矯正工程を一連の工程として、例えば、押出成形用の押出機の押出方向後方に、突起成形金型又はこれと断面成形用金型乃至矯正用金型を直列に配置して、押出基板23に対する所定の成形加工を一連に施すようにすればよい。
このとき押出成形は、加熱溶融した上記熱可塑性樹脂を押出成形金型に加圧通過するように、常法に従ってこれを行なえばよいが、例えば、突起成形工程は、該押出成形金型に続いて突起形成用金型として、プレス金型乃至吸引金型を直列配置し、また、断面成形工程乃至矯正工程は、その後に冷却金型を配置し、押出成形した押出基板23をプレス金型乃至吸引金型、更には冷却金型に連続的に通過させることによって、高温状態にある押出基板23の形状自在性を活用して、滑り止め突起21の成形を行い、また、断面形状の成形乃至矯正を施すようにすればよい。
第1の成形方法にあって、その一次の押出成形工程は、手摺被覆材20の断面形状、本例にあっては、両端内側に嵌合条 を配置した断面C字状の押出基板23を成形し、これに二次の突起形成工程を施して滑り止め突起21を成形するものとし、その後に成形の形状を維持した状態で冷却工程を施すようにすればよい。この場合、押出金型及びプレス金型乃至吸引金型が大きくなるが、2工程によって効率よく手摺被覆材20の成形を行なうことができる。
第2の成形方法にあって、その一次の押出成形工程は、板状、例えば平板乃至湾曲板、本例にあっては両端裏面又は両端内側に上記突条22とした嵌合条を配置した板状に押出基板23を成形し、これに二次の突起成形工程を施して滑り止め突起21を成形し、その後に該押出基板23を、上記冷却金型上に載置して押出基板23の自重変形によって、該押出基板23を手摺被覆材20の断面形状に成形すればよい。この場合、冷却金型による断面成形工程を必要とするが、押出金型及びプレス乃至吸引金型をコンパクト化して低コストに手摺被覆材20の成形をなし得るとともに、一般に、第1の成形方法でも事実上冷却工程を施すことになるから、その効率においても大差ないものとすることができる。
第3の成形方法にあって、その一次の押出成形工程は、第1の成形方法と同様に、手摺被覆材20の断面形状、本例にあっては同じく両端内側に上記突条22とした嵌合条を配置した断面C字状の押出基板23を成形する一方、二次の突起成形工程に際して、該断面形状の押出基板23を板状、即ち平板乃至湾曲板に拡開するように板状化し、該板状化状態で滑り止め突起21を成形し、その後に、再度押出基板23の断面形状を手摺被覆材20のものに矯正すればよい。この場合、押出金型は手摺被覆材20に合せて大きくなるが、第2の成形方法と同様に効率よい成形を行なうとともに該第2の成形方法に生じることある成形不良を解消して、手摺被覆材20の成形を高歩留りのものとすることができる。
即ち、第2の成形方法による場合、滑り止め突起 成形後の断面成形工程において、押出基板23の手摺被覆材20への断面成形に成形不良が発生して、歩留り低下の傾向を生じることがある。これは、押出速度、押出成形位置と断面成形位置の距離等の、押出成形工程から断面成形工程に至る移動時間、金型や雰囲気温度等の条件によって、移動中の押出基板23が空冷され、押出成形直後の形状自在性に変化を来し、押出基板23に板状に復帰しようとする復元力が生じる結果、該復元力が断面成形の阻害要因となるためと見られるが、当初から押出基板23を最終形態の手摺被覆材20の断面形状に押出成形し、板状化して滑り止め突起21を成形し、その後に再度手摺被覆材20の断面形状に復元するように矯正する第3の成形方法によると、矯正時に断面形状への復元力が作用し、該矯正がスムーズ且つ確実になされる結果、押出基板23の形状自在性に幾分の変化が生じても、これによる成形不良を防止して、歩留り向上をなし得るに至るためと見られる。
このとき、上記滑り止め突起21を成形する突起形成工程は、上記第1乃至第3の各成形方法にあって、これを、押出成形工程の押出基板23の成形速度と同速に進行し且つ高速に復帰する往復動の成形金型を用いたプレス乃至吸引成形、例えば真空吸引成形によって行なうのが、滑り止め突起21の成形形状の崩れや変形等のトラブルを発生することなく、滑り止め突起を美麗にして外観よく確実に成形する上で好ましい。
本例の真空吸引成形による突起成形工程は、上記押出基板23を、例えば、その上下で挟持するように、一方に滑り止め突起21形状に合せてこれを反転したパタンをなすように配置した多数の凹型を、他方にこれに対応する多数の凸型を配置した、上下を対として対向する上下一対のプレス乃至吸引金型による成形金型を用い、これら金型の間隔を拡大するように上下に開放して押出基板23を受け入れて、該間隔を狭小化するように上下に近接することによって、押出基板23に滑り止め突起21を成形するようにしてあり、このとき上記第3の成形方法にあっては、該成形金型の押出基板23への対接面を平板乃至湾曲板の板状として、該突起形成工程時に板状化と滑り止め突起21の成形を同時に行なうようにするのが簡便にして好ましい。これによって、滑り止め突起21の形状を精密且つ確実に隆起突出し且つ表面の崩れや表面の荒れといった成形不良のない外観良好なものとすることができる。
また、該真空吸引成形の成形金型は、これを押出基板23の押出成形の速度、即ち押出基板23の進行速度と同速進行、即ち等速移動して、押出基板23の進行下で、これに成形1回分の所定長さ分の滑り止め突起21を成形する一方、該成形後に上下に分離した成形金型を高速で定位置に復帰して、次の所定長さ分の滑り止め突起21の成形を行なう如くに金型の往復動作と順次の真空成形によって、該押出基板23に対して、本例にあって上記半球の球面体を全体に亘って等間隔のピッチに配置した滑り止め突起21を成形するようにしてある。
このとき該突起成形工程の真空吸引成形は、成形金型の往復動作の順次の成形により押出基板23の進行速度と同期したものとなるから、滑り止め突起21の形状が、例えば、手摺被覆材20の長手方向に向けて崩れ変形したりすることによる成形不良を解消し且つ復帰した金型による滑り止め突起21の成形位置がずれてその配置ピッチが異なるといったことも解消することができる。従って、真空吸引成形とその等速移動の同期の併用によって、上記球形の滑り止め突起21を含めて、その形状の如何を問わずに美麗な隆起突出による滑り止め突起21の成形を確実に行なうことができる。
なお、第1乃至第3の成形方法にあっては、それぞれ成形した手摺被覆材20の放熱のために、例えば水冷の冷却工程を施すとともに該水冷の冷却工程後に設置した引取機によって手摺被覆材20の引き取りを行なうものとしてあるから、該引取機の引き取り速度によって、上記押出基板23の押出速度及びその進行速度が規制されるから、上記成形金型の往復動作は、該引取機の引き取り速度を基準としてその等速移動及び高速復帰の条件を設定すればよく、これによって、これら工程における速度の相違に起因する撓みや捩れ等の発生を防止し得るに至る。
断面成形工程乃至その後の冷却工程を経た後に、切断機によって成形材を所定長さに切断加工することによって、該手摺被覆材20を得られるから、該手摺被覆材20を、工場や手摺設置現場において、その嵌合条の突条22を手摺芯材10の溝条11とした嵌合条にスライド嵌合、スナップイン嵌合等によって被嵌して該手摺芯材10に対して該手摺被覆材20を一体化すればよい。このとき必要あれば接着等の固定措置を施すことができる。
図10は、上記球形の滑り止め突起21に代えて、滑り止め突起21の平面形状の例を示すとともにそのときの手摺被覆材20の断面形状を示したもので、(a)は、長めの楕円状の短帯状とした滑り止め突起21を側面片側に上下2段水平に断続配置した例、(b)は、長めの楕円状の短帯状とした滑り止め突起21を交差方向に向けて断続配置した例、(c)は、滑り止め突起を四角形として、上記球形のものと同程度の密度に側面片側に上下2段に断続配置した例、(d)は、長めの楕円状の短帯状とした滑り止め突起21を長手方向に向けて傾斜して断続配置した例、(e)は、球形の滑り止め突起21を側面片側に千鳥状に断続配置した例、(f)は、滑り止め突起21を三角形として、同じく上記球形のものと同程度の密度に側面片側に上下2段に断続配置した例、(g)は、滑り止め突起21を星形として、同じく上記球形のものと同程度の密度に側面片側に上下2段に断続配置した例であり、滑り止め突起21は、これらの例のように、適宜の平面形状とその配置形態に隆起突出したものとすることができる上、該滑り止め突起21は、これを、更に、文字、省庁章、都道府県章、社章、動植物、キャラクターといったように適宜の模様図形とすることも可能であり、また、これら図形、文字、模様図形等を組合せて配置することも可能である。
以上のように構成した手摺被覆材20を手摺芯材10に被覆して形成した手摺Aは、その手摺被覆材20の長手方向に交差した滑り止め突起21によって、合成樹脂押出材を用い乍ら、手の滑りを可及的に抑制して、その設置場所を問わずに手握りを確実になし得るようにすることができ、また、この手摺被覆材20の上記成形方法は、既存の押出機を用いて、これに2次成形手段及び3次成形手段を追加的に配置することによって、押出成形における熱可塑性樹脂の溶融状態を活用する一連の工程として、効率よく簡易且つ確実にして美麗な滑り止め突起21を備える、量産に適したものとすることができ、例えば押出成形した後に改めてバッチ処理を施すものに比して省エネルギー効果を確保することができる。
図示した例は以上のとおりとしたが、滑り止め突起を押出基板の全面に成形し、該滑り止め突起を手摺被覆材の外周方向全体に亘るように配置すること、上記隆起突出した形状の表面に凹凸やシボを形成配置したものとすること、必要に応じて一体化した手摺芯材と手摺被覆材に接着、ネジ止め等固定措置を施すこと等を含めて、手摺芯材、手摺被覆材、滑り止め突起等の各具体的形状、構造、材質、これらの関係、これらに対する付加、手摺被覆材成形方法における押出成形工程、突起成形工程、断面成形工程、矯正工程成形等の各具体的方法、成形手段、これらの関係、これらに対する付加等は、上記発明の要旨に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
A 合成樹脂被覆手摺
10 手摺芯材
11 溝条
20 手摺被覆材
21 滑り止め突起
22 突条
23 押出基板

Claims (8)

  1. アルミ押出成形の手摺芯材と、該手摺芯材を被覆した合成樹脂押出成形の手摺被覆材を備えた手摺であって、該手摺被覆材の表面に長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起を配置してなることを特徴とする合成樹脂被覆手摺。
  2. 上記滑り止め突起を、手摺被覆材の少なくとも前後側面に長手方向に断続配置してなることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂被覆手摺。
  3. 上記滑り止め突起を、平面円形、矩形、短帯状等適宜形状としてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の手摺被覆材を有する合成樹脂被覆手摺。
  4. 熱可塑性樹脂によって手摺被覆材の押出基板を成形する押出成形工程と、押出成形直後の押出基板表面にその長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起を成形する突起成形工程を備えることを特徴とする合成樹脂被覆手摺の手摺被覆材成形方法。
  5. 熱可塑性樹脂によって手摺被覆材の押出基板を板状に成形する押出成形工程と、押出成形直後の押出基板表面にその長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起を成形する突起成形工程と、上記押出基板を手摺被覆材の断面形状に成形する断面成形工程とを一連に備えることを特徴とする合成樹脂被覆手摺の手摺被覆材成形方法。
  6. 熱可塑性樹脂によって手摺被覆材の押出基板を該手摺被覆材の断面形状に成形する押出成形工程と、押出成形直後の押出基板を板状とし該押出基板表面にその長手方向に交差突出した一体多数の滑り止め突起を成形する突起成形工程と、該押出基板を再度手摺被覆材の断面形状に矯正する矯正工程を一連に備えることを特徴とする合成樹脂被覆手摺の手摺被覆材成形方法。
  7. 上記押出成形工程によって、押出基板に手摺芯材との嵌合条を同時に成形することを特徴とする請求項4、5又は6に記載の合成樹脂被覆手摺の手摺被覆材成形方法。
  8. 上記突起成形工程を、押出成形工程の押出基板の成形速度と同速に進行し且つ高速に復帰する往復動の成形金型を用いたプレス乃至吸引成形によって行なうことを特徴とする請求項4、5、6又は7に記載の合成樹脂被覆手摺の手摺被覆材成形方法。

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