JP2002030795A - 床 材 - Google Patents

床 材

Info

Publication number
JP2002030795A
JP2002030795A JP2000213047A JP2000213047A JP2002030795A JP 2002030795 A JP2002030795 A JP 2002030795A JP 2000213047 A JP2000213047 A JP 2000213047A JP 2000213047 A JP2000213047 A JP 2000213047A JP 2002030795 A JP2002030795 A JP 2002030795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flooring
floor
floor material
wall
reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000213047A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Horiuchi
賢一 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANRITSU KOGYO KK
Original Assignee
SANRITSU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANRITSU KOGYO KK filed Critical SANRITSU KOGYO KK
Priority to JP2000213047A priority Critical patent/JP2002030795A/ja
Publication of JP2002030795A publication Critical patent/JP2002030795A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 床と壁との角部に隙間ができないように連続
的に被覆できる床材を提供する。 【解決手段】 端部1aを折り曲げて使用するリノリウ
ム材から成る床材1であって、折り曲げ部3の裏面の糸
状キャリアを除去して、除去した部分に補強材5を貼付
した。補強材5には切込み5aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リノリウムや合成
樹脂等の可撓性材料から成る床材を用いた床材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築物の床の最終仕上げをす
るために、シート状のリノリウムや合成樹脂(塩化ビニ
ル等)等の可撓性を有する材料から成る床材が用いられ
ている。この場合、床材と壁との境目は幅木で被って処
理することが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法によれば、
幅木と床材とは連続しているわけではなく、その間にわ
ずかな隙間ができ、この隙間にごみやほこりが堆積され
ていき、これらの堆積物は通常の清掃等によってはきれ
いに取り除くことはできず、衛生上の問題があった。こ
のことは、特に、病院や食堂など清潔を旨とする場所に
おいて問題となっていた。
【0004】そこで、本発明は、床と壁との角部に隙間
ができないように連続的に被覆できる床材を提供するこ
とを課題をする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、床材を、端部を折り曲げて使用
するリノリウム材により構成し、折り曲げ部の裏面の糸
状キャリアを除去して、除去した部分に補強材を貼付す
るようにした。さらに、本発明においては、床材を、端
部を折り曲げて使用する少なくとも2枚の可撓性床材に
より構成し、折り曲げ部の一方の床材を除去し、除去し
た部分に補強材を貼付するようにした。
【0006】上記床材は、床と壁との境目だけでなく、
壁、柱、天井等にも使用することができる。したがっ
て、特許請求の範囲に記載された「床材」は、一般の床
材に限らず、壁、柱、天井等の被覆材も意味するもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施形
態を説明する。図1(A)は本発明による床材の一例の
斜視図、(B)は床材を床に布設した状態で示す断面図
である。
【0008】床材1は、リノリウム材から成り、図1
(B)に示すように端部1aを折り曲げて端部1aを壁
6に当て、その他の部分を床7に敷く。リノリウム材
は、亜麻仁油、天然レジン(松脂)、顔料、木片、コル
ク等を混合してシート状にしたものに、糸状キャリア
(ジュート等)で裏張りして製造される。このリノリウ
ム材1の裏面2の折曲げ部分3のジュートを削って凹部
4を形成し、この凹部4に一定幅の補強材5を貼付す
る。
【0009】補強材5としては、種々の材料を使用する
ことができ、その材質は限定されない。例えば、ウレタ
ン樹脂、軟質塩ビ樹脂、ガラス繊維を含む樹脂材料(商
品名「プレグロン」等)、炭素繊維を含む材料(商品名
「ケプラー」等)またはアクリル系繊維を含む材料(商
品名「ベクトロン」等)のうちのいずれか又はそれらを
組み合わせて使用することができる。次例において説明
する補強材についても同様である。
【0010】補強材5には切込み5aが、床6と壁7の
境界に沿う方向に形成されている。床材1は、図1
(A)に示すように予め加工された後、現場に搬入さ
れ、現場において図1(B)に示すように、端部1aが
曲げられて幅木部分が形成される。
【0011】以上のようにすれば、リノリウム材1は裏
面のジュートを除去してあるので曲げ易く、また施工後
に床材1が変形することがない。さらに、補強材5には
切込み5aが形成されているので、容易に折曲げること
ができる。以上のような床材1は、その端部1aは幅木
として機能する。また、その高さを適宜に設定すること
により、壁6に車椅子が当ったときの衝撃やその他の衝
撃から壁を保護することができる。
【0012】図2は第2の実施形態を示し、床材11
は、少なくとも2枚の可撓性床材12,13を接着して
成り、図2(B)に示すように端部11aを折り曲げて
端部11aを壁6に当て、その他の部分を床7に敷く。
可撓性床材12,13は例えば塩ビシート等であり、2
枚に限らず、多層で構成してもよい。床材11の折曲げ
部14においては、一方の床材12の一部が除去され
て、除去された部分に補強材15が貼付されている。補
強材15には切込み15aが、床6と壁7の境界に沿う
方向に形成されている。床材11の端部11aの裏側床
材12aはクッション材を用いて壁6に車椅子等が衝突
した場合に緩衝機能を有するようにしてもよい。
【0013】以上のようにすれば、長尺シートであって
も現場において簡単に幅木部分を折り曲げ施工すること
が可能になる。
【0014】図3は第3の実施形態を示す。この例で
は、図3(A)に示すように、床材11の端部11aに
おいて、表面側の床材13を他の床材12aより少し長
くし、表面側の床材13の端部13aが他の床材12a
より突出するようにした。その他の構成は図2と同様で
ある。そして、表面側の床材13の端部13aを折り曲
げて、他の床材12aの端面を被覆し接着する。接着剤
及び接着方法は特に限定されない。これにより、床材の
端面の処理を行い、図3(B)に示すように表面層がR
形状になって美観を向上させることができる。もちろ
ん、他の床材12aが複数枚である場合も同様に処理す
ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
床と壁との角部に隙間ができないように連続的に被覆す
る床材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による床材の第1の例を示す斜
視図、(B)は床材を施工状態で示す断面図。
【図2】(A)は本発明による床材の第2の例を示す斜
視図、(B)は床材を施工状態で示す断面図。
【図3】(A)は本発明による床材の第3の例を示す斜
視図、(B)は床材を施工状態で示す断面図。
【符号の説明】
1,11 床材 1a,11a 端部 3,14 折り曲げ部 5,15 補強材 5a,15a 切込み

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部を折り曲げて使用するリノリウム材
    から成る床材であって、折り曲げ部の裏面の糸状キャリ
    アを除去して、除去した部分に補強材を貼付したことを
    特徴とする床材。
  2. 【請求項2】 端部を折り曲げて使用する、少なくとも
    2枚の可撓性床材から成る床材であって、折り曲げ部の
    一方の床材を除去し、除去した部分に補強材を貼付した
    ことを特徴とする床材。
  3. 【請求項3】 前記補強材の表面に切込みを形成した請
    求項1または2に記載の床材。
  4. 【請求項4】 前記端部において、表面側の床材が他の
    床材の端面を被覆する請求項2に記載の床材。
JP2000213047A 2000-07-13 2000-07-13 床 材 Pending JP2002030795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000213047A JP2002030795A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 床 材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000213047A JP2002030795A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 床 材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002030795A true JP2002030795A (ja) 2002-01-31

Family

ID=18708864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000213047A Pending JP2002030795A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 床 材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002030795A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010529912A (ja) * 2007-05-24 2010-09-02 ダブリュオー プロダクション エイピーエス エッジ部が基材無しのリノリウムバンドで覆われたリノリウム被覆プレート
JP2011080228A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Takiron Co Ltd 段差部被覆材及びこれを用いた床材の敷設構造
JP2011089252A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Takiron Co Ltd 段差部被覆材及びこれを用いた床材の敷設構造
JP2011174295A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Takiron Co Ltd 床被覆材とそれを用いた床構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010529912A (ja) * 2007-05-24 2010-09-02 ダブリュオー プロダクション エイピーエス エッジ部が基材無しのリノリウムバンドで覆われたリノリウム被覆プレート
JP2011080228A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Takiron Co Ltd 段差部被覆材及びこれを用いた床材の敷設構造
JP2011089252A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Takiron Co Ltd 段差部被覆材及びこれを用いた床材の敷設構造
JP2011174295A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Takiron Co Ltd 床被覆材とそれを用いた床構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4680881B2 (ja) 床板
JP2002030795A (ja) 床 材
JP2003184295A (ja) 腰壁構造
JP2022049093A (ja) ルーバー材、天井構造、壁構造及び建物
JP2007050335A (ja) スプレッダーとそれを用いた床基材への接着剤塗布方法
JPH0642160A (ja) 塗り床の施工方法と巾木シート
JP2020117951A (ja) 階段仕上げ材及び階段仕上げ構造
JPH1061150A (ja) フロア材及びその施工方法
JP4450281B2 (ja) 出隅部材およびその施工方法
JP2802566B2 (ja) 床 板
JP2003326507A (ja) 化粧板およびその製造方法
JP2003334802A (ja) 化粧板およびその製造方法
JP2007315165A (ja) ユニット床材
JPH04297654A (ja) パネル状床材
JP2971751B2 (ja) ケーブル配線用床材
JP4428826B2 (ja) 階段のリフォーム用建材の組合せ
JP2002294984A (ja) 一体化床材、一体化床材の敷設構造および一体化床材の敷設方法
JP2561471Y2 (ja) 置き敷き床材の固定用見切材
JP4917214B2 (ja) 腰壁用巾木及びその施工方法
JPH11324300A (ja) 巾 木
JPH0710205U (ja) 直貼り用床板
JPH0618968Y2 (ja) 二重床パネルの切欠部用蓋
JPH06336816A (ja) 建築用床材
JP2531648Y2 (ja) 階段用養生シート
JP2521379Y2 (ja) 階段仕上げ材