JPH10330924A - 酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ターゲットおよびその製造方法 - Google Patents

酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ターゲットおよびその製造方法

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JPH10330924A JP9145210A JP14521097A JPH10330924A JP H10330924 A JPH10330924 A JP H10330924A JP 9145210 A JP9145210 A JP 9145210A JP 14521097 A JP14521097 A JP 14521097A JP H10330924 A JPH10330924 A JP H10330924A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用に耐えうるに十分な機械的、物理的特性
を有する酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ターゲット
およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 Sb2 3 を3〜10重量%含み、残部
がSnO2 および不可避的不純物からなり、密度が4.
2〜6.9であることを特徴とする、酸化錫−酸化第一
アンチモン焼結体ターゲット。SnO2 とSb2 3
末からなる原料粉末を混合し、この原料粉末をカーボン
型中に充填し、熱間でプレス成形するホットプレス法で
焼結体を作成し、次いでこの得られた焼結体を機械加工
してスパッタリングターゲットを製造することを特徴と
する、酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ターゲットの
製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマディスプレイ
パネル(PDP)等の表示装置に用いられる酸化錫(S
nO2 )系透明導電膜を形成するためのスパッタリング
ターゲットに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、液晶ディスプレイ(LCD:Li
quid crystal display)に代わる
表示デバイスとして、プラズマディスプレイパネル(P
DP:plasma display panel)が
注目されている。プラズマディスプレイパネルは液晶デ
ィスプレイに比べて、バックライトが要らないため、よ
り薄く出来る等の利点を有しており、壁掛けTV等への
応用がなされている。
【0003】プラズマディスプレイには、液晶ディスプ
レイと同様、透明電極が必要不可欠であり、ITO(I
ndium−Tin oxide:酸化インジウム−酸
化錫)膜や酸化錫(SnO2 )系透明導電膜が現在用い
られている。ITO膜は、低抵抗でエッチング特性も優
れているが、高価であり、PDP製造プロセス上、耐熱
性や耐薬品性に問題を抱えている。一方、SnO2 系膜
は、抵抗ではITO膜に劣るが、安価で耐熱性や耐薬品
性に優れているという利点を有している。
【0004】現在、SnO2 系膜は主にCVD(化学蒸
着)法で成膜されているが、CVD法は成膜プロセスの
制御が難しいという問題点を有している。成膜プロセス
制御が比較的容易なスパッタ法での成膜も試みられてい
るが、利用に耐えうる十分な特性を備えたSnO2 系の
スパッタリングターゲットが入手困難なため、広く行わ
れるに至っていない。これはSnO2 という物質が難焼
結性の物質であり、スパッタリングターゲットとしての
利用に好適な焼結体を得ることが困難であることに由来
する。
【0005】また、SnO2 の抵抗を下げるため酸化第
一アンチモン(Sb2 3 )を添加することが行われて
いるが、Sb2 3 の添加によっても、その焼結性の改
善には効果が小さく、満足できる焼結体ターゲットは得
られていないのが現状である。
【0006】難焼結性物質の高密度焼結体を得るための
方法として、ホットプレス法やHIP法が一般に用いら
れている。ホットプレス法は、高温で大きな力を押圧型
に加えるためにカーボン製の型を用いている。この方法
をSnO2 系焼結体の製造に適用しようとした場合、密
度を上げるために焼結温度を上げていくと、SnO2
還元されてメタル化してしまうため、低温で焼結せざる
を得ず、十分な高密度焼結体が得られない。また、押圧
型のカーボンとSnO2 が焼結の間に強固に接着してし
まい、離型剤が効かないため、冷却時に型と焼結体の熱
膨脹率差に起因する収縮量の差のために焼結体が割れて
しまうという問題点がある。また、HIP法(hot
isostatic pressing:熱間静水圧焼
結法)では、コストが高くなり過ぎるという問題点があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、利用
に耐えうるに十分な機械的、物理的特性を有する酸化錫
(SnO2 )−酸化第一アンチモン(Sb2 3 )焼結
体ターゲットおよびその製造方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の事項を
その特徴としている。 (1) Sb2 3 を3〜10重量%含み、残部がSn
2 および不可避的不純物からなり、密度が4.2〜
6.9であることを特徴とする、酸化錫−酸化第一アン
チモン焼結体ターゲット。 (2) SnO2 粉末とSb2 3 粉末を混合し、カー
ボン型に充填して、熱間でプレス成形するホットプレス
法により製造された焼結体であって、Sb2 3を3〜
10重量%含み、残部がSnO2 および不可避的不純物
からなり、密度が4.2〜6.9であることを特徴とす
る、酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ターゲット。 (3) Sb2 3 を3〜10重量%含み、残部がSn
2 および不可避的不純物からなり、密度が4.2〜
6.9である酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ターゲ
ットの製造方法であって、SnO2 粉末とSb2 3
末からなる原料粉末を混合し、この原料粉末をカーボン
型中に充填し、熱間でプレス成形するホットプレス法で
焼結体を作成し、次いでこの得られた焼結体を機械加工
してスパッタリングターゲットを製造することを特徴と
する、酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ターゲットの
製造方法。
【0009】(4) Sb2 3 を3〜10重量%含
み、残部がSnO2 および不可避的不純物からなり、密
度が4.2〜6.9である酸化錫−酸化第一アンチモン
焼結体ターゲットの製造方法であって、SnO2 粉末と
Sb2 3 粉末とからなる原料粉末を混合し、この原料
粉末を金型で750kgf/cm2 以上の圧力でプレス
成形し、次いでこの成形体を粉砕し、粉砕して得られた
粉末をカーボン型中に充填して熱間でプレス成形するホ
ットプレス法で焼結体を作成し、その後この焼結体を機
械加工してスパッタリングターゲットを製造することを
特徴とする、酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ターゲ
ットの製造方法。 (5) 熱間でプレス成形するホットプレス法で焼結体
を作成するに際し、カーボン型と焼結体が接する部分の
一部、または全部に介在物を置いて焼結することを特徴
とする、前記(3)または(4)に記載の酸化錫−酸化
第一アンチモン焼結体ターゲットの製造方法。 (6) 介在物が、鉄箔、カーボンシート、ステンレス
箔、ニッケル箔、タンタル箔のうち少なくとも1種であ
ることを特徴とする、前記(5)に記載の酸化錫−酸化
第一アンチモン焼結体ターゲットの製造方法。 (7) 原料粉末であるSnO2 粉末の嵩密度が、1.
4(g/cc)以上であることを特徴とする、前記
(3)または(4)に記載の酸化錫−酸化第一アンチモ
ン焼結体ターゲットの製造方法。
【0010】
【発明の実施の態様】以下に、本発明を詳細に説明す
る。本発明のSnO2 −Sb2 3 焼結体ターゲットに
おいて、Sb2 3 の含有量を3〜10wt%に限定し
た。その理由は、3wt%未満では密度が十分に向上せ
ず、10wt%を超えると透明導電膜としての特性が低
下するからである。Sb2 3 含有量をこの範囲内とす
ることにより、低抵抗かつ十分な密度をもつ焼結体ター
ゲットが得られる。
【0011】また、焼結ターゲットの密度を4.2〜
6.9(g/cc)に限定した理由は、4.2(g/c
c)未満の密度では焼結体の強度が弱く、焼結体ターゲ
ットとして使用するに十分ではないためである。また、
6.9(g/cc)は、100%緻密化した場合の密度
である。焼結体ターゲットの密度をこのような高密度に
することにより、スパッタリング中のパーティクルの発
生が抑制され膜質が向上するとともにターゲット寿命が
長くなり、生産性が向上する。焼結体の密度は、さらに
好ましくは5.0〜6.9(g/cc)がよい。
【0012】本発明においては、ホットプレス時に、カ
ーボン型と焼結体が接する部分の一部、または全部に介
在物を置いて焼結を行うことを特徴としている。これ
は、焼結の間に焼結体とカーボン型が強固に接着してし
まうのを防止するためである。介在物の材質としては、
焼結時にカーボンと反応したり固着したりせず、焼結体
への影響のないものなら何でも用いることができる。例
えば、鉄箔、カーボンシート、ステンレス鋼箔、ニッケ
ル箔、タンタル箔等を用いることができる。ホットプレ
ス焼結は750℃〜820℃の温度範囲で行うことが好
ましい。この温度より低いと、焼結が不十分であり、こ
の温度を越えると還元によりメタルの析出が起こってし
まう恐れがある。
【0013】本発明における原料粉末として用いるSn
2 嵩密度は、1.4以上が適切である。これより低い
嵩密度の原料を使用した場合、十分に高密度の焼結体タ
ーゲットを得ることが困難なためである。これは、Sn
2 が難焼結性物質でホットプレスによっても十分焼結
させることが難しいため、粉末の状態である程度密度が
高くないと、高密度の焼結体が得られないためと考えら
れる。なお、ここでいう嵩密度とは、JIS−R612
6(1970)「人造研削材のかさ比重試験方法」に準
じた方法で測定される嵩密度を示す。
【0014】本発明においては、原料粉末をカーボン型
中でホットプレス焼結する前工程において、金型でプレ
ス成形してもよい。このように、原料粉末を金型でプレ
ス成形することにより粉末が圧縮され、密度の高い凝結
粒子が作られて嵩密度が向上し、より高密度の焼結体タ
ーゲットを得ることができる。750kgf/cm2
下の圧力では嵩密度の向上が不十分で、満足できる密度
向上効果が期待できない。
【0015】本発明で高密度SnO2 −Sb2 3 焼結
体が得られる理由は、Sb2 3 を3〜10wt%含有
することでSnO2 の焼結性が改善されたこと、およ
び、カーボン製型と焼結体の固着による割れを防止する
手段を講じたこと、そして、SnO2 原料粉末、または
原料粉末の嵩密度を高くしたこと等により、SnO2
Sb2 3 焼結体が高密度に製造できたものと考えられ
る。
【0016】
【実施例】以下に、本発明を実施例および比較例により
さらに説明する。なお、使用したSnO2 、Sb2 3
はいずれも純度99.9%のものである。
【0017】実施例1 SnO2 粉末(嵩密度1.41g/cc、平均粒径3μ
m)とSb2 3 粉末(平均粒径1μm)を、重量比で
90:10となるように秤量、混合し、カーボン型に充
填して、800℃で2時間ホットプレス焼結し、6イン
チ×14インチ、厚さ8mmの焼結体を得た。このと
き、カーボン型と焼結体の接触する部分のうち、圧縮方
向に垂直な2面に鉄箔(厚さ30μm)を介在させた。
ホットプレス後、鉄箔はカーボン型と反応しておらず、
焼結体と一体化していた。焼結体表面の鉄箔は研削加工
により取り除くことができた。得られた焼結体の密度は
5.3(g/cc)であった。焼結体を加工して直径4
インチのスパッタリングターゲットを作成した。スパッ
タ試験を行ったところ、スパッタリングターゲットとし
て十分使用に耐えた。
【0018】実施例2 鉄箔の代わりにカーボンシート(厚さ1mm)を用いる
こと以外は実施例1と同様にして、焼結体を得た。カー
ボンシートの両面には離型剤としてBN(ボロンナイト
ライド)を塗布した。ホットプレス後、カーボンシート
はカーボン型にも焼結体にも固着していなかった。得ら
れた焼結体の密度は5.1(g/cc)であった。焼結
体を加工して直径4インチのスパッタリングターゲット
を作成した。スパッタ試験を行ったところ、スパッタタ
ーゲットとして十分使用に耐えた。
【0019】実施例3 SnO2 粉末(嵩密度1.41g/cc、平均粒径3μ
m)とSb2 3 粉末(平均粒径1μm)を、97:3
wt%となるように秤量、混合し、次にこの粉末を金型
で900(kgf/cm2 )の圧力でプレス成形した。
次いでこの成形体を粉砕後カーボン型に充填して、80
0℃で2時間ホットプレス焼結し、6インチ×14イン
チ、厚さ8mmの焼結体を得た。このとき、カーボン型
と焼結体の接触する部分のうち、圧縮方向に垂直な2面
にカーボンシート(厚さ30μm)を介在させた。カー
ボンシートの両面には離型剤としてBN(ボロンナイト
ライド)を塗布した。ホットプレス後、カーボンシート
はカーボン型にも焼結体にも固着していなかった。得ら
れた焼結体の密度は4.8(g/cc)であった。焼結
体を加工して直径4インチのスパッタリングターゲット
を作成し、スパッタ試験を行ったところ、スパッタター
ゲットとして十分使用に耐えた。
【0020】実施例4 SnO2 粉末(嵩密度1.41g/cc、平均粒径3μ
m)とSb2 3 粉末(平均粒径1μm)を、重量比で
90:10となるように秤量、混合し、次にこの粉末を
金型で900(kgf/cm2 )の圧力でプレス成形し
た。次いでこの成形体を粉砕後カーボン型に充填して、
800℃で2時間ホットプレス焼結し、直径3インチ、
厚さ5mmの焼結体を得た。このとき、原料粉末を鉄箔
で包み、カーボン型と焼結体の接触する部分全体に鉄箔
を介在させた。ホットプレス後、鉄箔はカーボン型と反
応しておらず、焼結体と一体化していた。焼結体表面の
鉄箔は研削加工により取り除くことができた。得られた
焼結体の密度は6.2(g/cc)であった。
【0021】比較例1 SnO2 粉末(嵩密度0.8g/cc、平均粒径0.9
μm)とSb2 3 粉末(平均粒径1μm)を90:1
0wt%となるように秤量、混合し、カーボン型(6イ
ンチ×14インチ)に充填して、800℃で2時間ホッ
トプレス焼結した。得られた焼結体はバラバラに割れて
いた。また、カーボン型と接していた部分の焼結体がカ
ーボンに固着していた。
【0022】比較例2 比較例1で、カーボン型と焼結体の接触する部分のう
ち、圧縮方向に垂直な2面に鉄箔(厚さ30μm)を介
在させてホットプレスを同じ条件で実施した。得られた
焼結体の密度は3.4(g/cc)で、非常に脆くてス
パッタターゲットに加工することは困難であった。
【0023】
【発明の効果】従来は密度がせいぜい3.5程度である
が、本発明によれば4.2以上の十分な密度をもったS
nO2 −Sb2 3 焼結体ターゲットを得ることができ
る。これにより、成形焼結後の加工とバッキングプレー
トへの接着加工に耐えうる強度を有し、さらにスパッタ
リング中の熱衝撃に耐えうる強度を有するターゲットが
得られる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01B 13/00 503 H01J 11/02 B H01J 9/02 C04B 35/00 R 11/02 J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Sb2 3 を3〜10重量%含み、残部が
    SnO2 および不可避的不純物からなり、密度が4.2
    〜6.9であることを特徴とする、酸化錫−酸化第一ア
    ンチモン焼結体ターゲット。
  2. 【請求項2】SnO2 粉末とSb2 3 粉末を混合し、
    カーボン型に充填して、熱間でプレス成形するホットプ
    レス法により製造された焼結体であって、Sb2 3
    3〜10重量%含み、残部がSnO2 および不可避的不
    純物からなり、密度が4.2〜6.9であることを特徴
    とする、酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ターゲッ
    ト。
  3. 【請求項3】Sb2 3 を3〜10重量%含み、残部が
    SnO2 および不可避的不純物からなり、密度が4.2
    〜6.9である酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ター
    ゲットの製造方法であって、 SnO2 粉末とSb2 3 粉末からなる原料粉末を混合
    し、この原料粉末をカーボン型中に充填し、熱間でプレ
    ス成形するホットプレス法で焼結体を作成し、次いでこ
    の得られた焼結体を機械加工してスパッタリングターゲ
    ットを製造することを特徴とする、酸化錫−酸化第一ア
    ンチモン焼結体ターゲットの製造方法。
  4. 【請求項4】Sb2 3 を3〜10重量%含み、残部が
    SnO2 および不可避的不純物からなり、密度が4.2
    〜6.9である酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ター
    ゲットの製造方法であって、 SnO2 粉末とSb2 3 粉末からなる原料粉末を混合
    し、この原料粉末を金型で750kgf/cm2 以上の
    圧力でプレス成形し、次いでこの成形体を粉砕し、粉砕
    して得られた粉末をカーボン型中に充填して、熱間でプ
    レス成形するホットプレス法で焼結体を作成し、その後
    この焼結体を機械加工してスパッタリングターゲットを
    製造することを特徴とする、酸化錫−酸化第一アンチモ
    ン焼結体ターゲットの製造方法。
  5. 【請求項5】熱間でプレス成形するホットプレス法で焼
    結体を作成するに際し、カーボン型と焼結体が接する部
    分の一部、または全部に介在物を置いて焼結することを
    特徴とする、請求項3または4に記載の酸化錫−酸化第
    一アンチモン焼結体ターゲットの製造方法。
  6. 【請求項6】介在物が、鉄箔、カーボンシート、ステン
    レス箔、ニッケル箔、タンタル箔のうちから選択された
    少なくとも1種であることを特徴とする、請求項5に記
    載の酸化錫−酸化第一アンチモン焼結体ターゲットの製
    造方法。
  7. 【請求項7】原料粉末であるSnO2 粉末の嵩密度が、
    1.4(g/cc)以上であることを特徴とする、請求
    項3または4に記載の酸化錫−酸化第一アンチモン焼結
    体ターゲットの製造方法。
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