JPH10330676A - ボ−ルペン用水性インキ - Google Patents

ボ−ルペン用水性インキ

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JPH10330676A
JPH10330676A JP15579497A JP15579497A JPH10330676A JP H10330676 A JPH10330676 A JP H10330676A JP 15579497 A JP15579497 A JP 15579497A JP 15579497 A JP15579497 A JP 15579497A JP H10330676 A JPH10330676 A JP H10330676A
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JP
Japan
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water
ball
ink
blue
xanthan gum
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Asuka Ogawa
明日香 小川
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Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールペンチップのボールの回転によるボー
ル受け座の摩耗や変形を極力防止することによって良好
なインキの吐出性を確保し、長筆記距離を可能となした
水性インキ。 【解決手段】 ボールペン用水性インキにおいて、キサ
ンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グァーガムを併
用して使用しているもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールペンに対す
る一般的な要求を満足し、且つボールペンチップのボー
ルの回転によるボ−ル受け座の摩耗を極力防止すること
によって良好なインキの吐出性を確保し、長筆記距離を
可能となした水性インキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボールペンは、比較的細い筆跡が得られ
ると共に、繊維製ペン先や樹脂製ペン先を有する筆記具
と異なり、長期間使用してもペン先の摩耗やつぶれなど
による筆跡巾の変化が少ないことから、多く使用されて
いる。このようなボ−ルペンに使用される水性インキの
粘度は1〜数cp(25℃)のものと、50〜3000
cp(25℃)のものとが知られている。1〜数cp
(25℃)のものは主にインキ吸蔵体として中綿を用い
た構造のボールペンに使用され、50〜3000cp
(25℃)のものは主にインキ貯蔵体として中空の筒体
を用いた構造のものに使用されている。
【0003】ボールペンの筆記の機構は、ボール表面に
付着したインキがボールの回転に伴って、紙などの被筆
記面に転写されるものである。このとき、被筆記面に適
正な量のインキが転写され、更に、筆跡に、にじみ、か
すれ、ボテ等の各種不具合が発生しないという、ボール
ペンに対する一般的な要求を満足するためには、インキ
の粘度、表面張力等の各種物性が適正であることや、高
濃度で耐水性や耐光性に優れた筆跡であることなどが要
求される。
【0004】特に、水性インキを用いたボールペンは、
長距離筆記するとボール受け座が摩耗し、それにより発
生するボール沈み、またはボールペンチップ内のインキ
流通溝の摩擦による変形、閉塞などによりインキの吐出
が不十分となるものである。これは、主溶剤である水の
摩擦係数が油性溶剤よりも大きいため、ボールの回転に
よりボールとボール受け座との間に比較的大きな摩擦抵
抗が発生することによる。そのため、筆記中に筆跡にか
すれが生じて円滑な筆記ができなくなってしまうといっ
た問題があった。この問題を解決するために、インキ中
にオキシエチレン−オキシプロピレン共重合体などの水
溶性切削油や、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
グリセリル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ひ
まし油などの界面活性剤を潤滑剤として添加してインキ
の潤滑性をあげる試みがなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、従
来、潤滑剤として使用されていたオキシエチレン−オキ
シプロピレン共重合体などの水溶性切削油や、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、グリセリル脂肪酸エステ
ルなどは、ボールやボール受座に対する付着力が弱いた
め、潤滑効果を十分に発揮させるためにはある程度多い
量を添加する必要がある。しかしながら、添加量が多す
ぎると、前述したにじみ、かすれ、ボテ等の各種不具合
が発生してしまう。これら不具合が発生しない程度の量
を使用した場合は、結果としてボ−ル受け座の摩耗や変
形は十分には抑制されず、長距離筆記すると筆跡にかす
れが生じてしまう。また、インキへの潤滑剤、増粘剤等
の各種添加剤のイオン性、溶解性などの性質や、添加量
が適正でないと、インキ中の各組成物の溶解・分散バラ
ンスが崩れ、ボール受座に対して研磨剤の働きをする不
溶・凝集物が発生し、長距離筆記すると筆跡にかすれが
生じてしまうというものであった。
【0006】本発明の目的は、ボールペンに対する一般
的な要求を満足し、且つボールの回転によるボ−ル受け
座の摩耗や変形を極力防止することにより良好なインキ
の吐出性を確保し、長距離筆記しても筆跡のかすれを生
じないことを可能となしたボールペン用の水性インキを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、水と着色剤と
樹脂とから少なくともなるボールペン用水性インキにお
いて、前記樹脂がキサンタンガム及びポリヒドロキシプ
ロピル化グァーガムを含むボールペン用水性インキを要
旨とするものである。
【0008】着色剤としては、従来水性インキに用いら
れている染顔料ともに限定無く使用可能であるが、その
具体例を挙げると染料としては、ジャパノールファスト
ブラックDコンク(C.I.ダイレクトブラック1
7)、ウォーターブラック100L(同19)、ウォー
ターブラックL−200(同19)、ウォーターブラッ
ク#7(同19)、カヤセットブラックW9(同1
9)、ダイレクトファストブラックB(同22)、ダイ
レクトファストブラックAB(同32)、ダイレクトデ
ィープブラックEX(同38)、ダイレクトディープブ
ラック(同38類似品)、ダイレクトファストブラック
コンク(同51)、カヤラススプラグレイVGN(同7
1)、カヤクダイレクトブリリアントエローG(C.
I.ダイレクトエロー4)ダイレクトファストエロー5
GL(同26)、アイゼンブリムラエローGCLH(同
44)、ダイレクトファストエローR(同50)、アイ
ゼンダイレクトファストレッドFH(C.I.ダイレク
トレッド1)、ニッポンファストスカーレットGSX
(同4)、ダイレクトファストスカーレット4BS(同
23)、アイゼンダイレクトデュリンBH(同31)、
ダイレクトスカーレットB(同37)、カヤクダイレク
トスカーレット3B(同39)、アイゼンブリムラビン
コンク2BLH(同75)、スミライトレッドF3B
(同80)、アイゼンブリムラレッド4BH(同81)
カヤラススプラルビンBL(同83)、カヤラスライト
レッドF5G(同225)、カヤラスライトレッドF5
B(同226)、カヤラスライトローズFR(同22
7)ダイレクトスカイブルー6B(C.I.ダイレクト
ブルー1)、ダイレクトスカイブルー5B(同15)、
ベンゾブリリアントスカイブルー8GS(同41)、ス
ミライトスプラブルーBRRコンク(同71)、ダイボ
ーゲンターコイズブルーS(同86)、ウォーターブル
ー#3(同86)、カヤラスターコイズブルーGL(同
86)、ダイワブルー215H(同87)、カヤラスス
プラブルーFF2GL(同106)、カヤラススプラブ
ルーFFRL(同108)カヤラススプラターコイズブ
ルーFBL(同199)などの直接染料や、アシッドブ
ルーブラック10B(C.I.アシッドブラック1)、
ニグロシン(同2)、ウォーターブラックR455(同
2)、ウォーターブラックR510(同2)、スミノー
ルミリングブラック8BX(同24)、カヤノールミリ
ングブラックVLG(同26)、カヤノールミリングブ
ラックBRコンク(同31)、ミツイナイロンブラック
GL(同52)、アイゼンオパールブラックWHエクス
トラコンク(同52)、スミランブラックWA(同5
2)、ラニルブラックBGエクストラコンク(同10
7)、カヤノールミリングブラックTLB(同10
9)、スミノールミリングブラックB(同109)、カ
ヤノールミリングブラックTLR(同110)、アイゼ
ンオパールブラックニューコンク(同119)、ウォー
ターブラック187−L(同154)アシッドイエロー
#10(C.I.アシッドエロー1)、カヤクアシッド
ブリリアントフラビンFF(同7:1)、カヤシルエロ
ーGG(同17)、キシレンライトエロー2G140%
(同17)、スミノールレベリングエローNR(同1
9)、ウォーターイエロー#1(同23)、ダイワター
トラジン(同25)、カヤクタートラジン(同23)、
スミノールファストエローR(同25)ダイアシッドラ
イトエロー2GP(同29)、スミノールミリングエロ
ーO(同38)、スミノールミリングエローMR(同4
2)、ウォ−ターイエロー#6(同42)、カヤノール
エローNFG(同49)、スミノールミリングエロー3
G(同72)、スミノールファストエローG(同6
1)、スミノールミリングエローG(同78)、カヤノ
ールエローN5G(同110)、スミノールミリングエ
ロー4G200%(同141)、カヤノールエローNG
(同135)、カヤノールミリングエロー5GW(同1
27)、カヤノ−ルミリングエロー6GW(同14
2)、スミトモファストスカーレットA(C.I.アシ
ッドレッド8)、カヤクシルクスカーレット(同9)、
ソーラールビンエクストラ(同14)、ダイワニューコ
クシン(同18)、ウォータースカーレット(同1
8)、ダイワ赤色102号(同18)、アイゼンボンソ
ーRH(同26)、ダイワ赤色2号(同27)、スミノ
ールレベリングブリリアントレッドS3B(同35)、
カヤシルルビノール3GS(同37)、アイゼンエリス
ロシン(同51)、カヤクアシッドローダミンFB(同
52)、ダイワ赤色106号(同52)、スミノールレ
ベリングルビノール3GP(同57)、ダイアシッドア
リザリンルビノールF3G200%(同82)、アリザ
リンルビノール5G(同83)、アイゼンエオシンGH
(同87)、ウォーターレッド#2(同87)、ダイワ
赤色103WB(同87)、ウォーターピンク#2(同
92)、アイゼンアシッドフロキシンPB(同92)、
ダイワ赤色104号(同92)、ローズベンガル(同9
4)、カヤノールミリングスカーレットFGW(同11
1)、カヤノールミリングルビン3BW(同129)、
スミノールミリングブリリアントレッド3BNコンク
(同131)、スミノールミリングブリリアントレッド
BS(同138)、アイゼンオパールピンクBH(同1
86)、スミノールブリリアントレッドBコンク(同2
49)、カヤクアシッドブリリアントレッド3BL(同
254)、カヤクアシッドブリリアントレッドBL(同
265)、カヤノールミリングレッドGW(同27
6)、ミツイアシッドバイオレット6BN(C.I.ア
シッドバイオレット15)、ミツイアシッドバイオレッ
トBN(同17)、ウォーターバイオレット#1(同4
9)、ウォーターバイオレット#5(同49)、ダイワ
紫1号(同49)、インキバイオレットL10(同4
9)、スミトモパテントピュァブルーVX(C.I.ア
シッドブルー1)、ウォーターブルー#106(同
1)、パテントブルーAF(同7)、ウォーターブルー
#9(同9)、ダイワ青色1号(同9)、インキブルー
L20(同9)、スプラノールブルーB(同15)、ウ
ォーターブルー#116(同15)、オリエントソルブ
ルブルーOBC(同22)、オリエントソルブルブル−
OBX(同22)、スミノ−ルレベリングブルー4GL
(同23)、ミツイナイロンファストブルーG(同2
5)、カヤシルブルーAGG(同40)、カヤシルブル
ーBR(同41)、ミツイアリザリンサフィロールSE
(同43)、スミノールレベリングスカイブルーRエク
ストラコンク(同62)、ミツイナイロンファストスカ
イブルーR(同78)、スミトモブリリアントインドシ
アニン6Bh/e(同83)、サンドランシアニンN−
6B350%(同90)、ウォーターブルー#115
(同90)、ウォーターブルー#105(同90)、オ
リエントソルブルブルーOBB(同93)、スプラノー
ルシアニン7BF(同100)、スミトモブリリアント
ブルー5G(同103)、アシッドブルー(同10
3)、アシランブリリアントブルーFFR(同10
4)、カヤノールミリングウルトラスカイSE(同11
2)、カヤノールミリングシアニン5R(同113)、
アイゼンオパ−ルシアニン2GLH(同158)、ダイ
ワギニアグリーンB(C.I.アシッドグリ−ン3)ア
シッドブリリアントミリンググリーン(同9)、ダイワ
グリーン#70(同16)、カヤノールシアニングリー
ンG(同25)、スミノールミリンググリーンG(同2
7)、ウォーターオレンジ#17(C.I.アシッドオ
レンジ56)などの酸性染料、ウォーターイエロー#2
(C.I.フードエロ−3)、食品用黄色5号(C.
I.フードエロー3)食品用赤色3号(C.I.フード
レッド14)、食品用青色2号(C.I.アシッドブル
ー74)、食品用緑色2号(C.I.アシッドグリーン
5)などの食用染料、マラカイトグリーン(C.I.4
2000)、ビクトリアブルーFB(C.I.4404
5)、メチルバイオレットFN(C.I.4253
5)、ローダミンF4G(C.I.45160)、ロー
ダミン6GCP(C.I.45160)などの塩基性染
料がある。
【0009】顔料としては従来公知の顔料が使用でき、
具体例としては、SpecialBlack 6、同S
170、同S610、同5、同4、同4A、同550、
同35、同250、同100、Printex 150
T、同U、同V、同140U、同140V、同95、同
90、同85、同80、同75、同55、同45、同
P、同XE2、同L6、同L、同300、同30、同
3、同35、同25、同200、同A、同G(以上、デ
グサ・ジャパン(株)製)、#2400B、#235
0、#2300、#2200B、#1000、#95
0、#900、#850、#MCF88,MA600、
MA100、MA7、MA11、#50、#52、#4
5、#44、#40、#33、#32、#30、CF
9、#20B、#4000B(以上、三菱化成工業
(株)製)、MONARCH 1300、同1100、
同1000、同900、同880、同800、同70
0、MOGULL、REGAL 400R、同660
R、同500R、同330R、同300R、同99R、
ELFTEX 8、同12、BLACK PEARLS
2000(以上、米国、キャボットCo.LTD
製)、Raven7000、同5750、同5250、
同5000、同3500、同2000、同1500、同
1255、同1250、同1200、同1170、同1
060、同1040、同1035、同1020、同10
00、同890H、同890、同850、同790、同
780、同760、同500、同450、同430、同
420、同410、同22、同16、同14、同825
Oil Beads 、同H20、同C、Conduc
tex 975、同900、同SC(以上、コロンビヤ
ン・カーボン日本(株)製)などのカーボンブラック、
KA−10、同10P、同15、同20、同30、同3
5、同60、同80、同90、KR−310、同38
0、同460、同480(以上、チタン工業(株)
製)、P25(日本アエロジル(株)製)などの酸化チ
タン、BS−605、同607(以上、東洋アルミ
(株)製)、ブロンズパウダーP−555、同P−77
7(以上、中島金属箔工業(株)製)、ブロンズパウダ
ー3L5、同3L7(以上、福田金属箔工業(株)製)
などの金属粉顔料、また、黒色酸化鉄、黄色酸化鉄、赤
色酸化鉄、群青、紺青、コバルトブルー、クロムグリー
ン、酸化クロムなどの無機顔料、ハンザエー−10G、
同5G、同3G、同4、同GR、同A、ベンジジンエロ
ー、パ−マネントエローNCG、タートラジンレーキ、
キノリンエロー、スダーン1、パ−マネントオレンジ、
インダスレンブリリアントオレンジGN、パーマネント
ブラウンFG、パラブラウン、パーマネントレッド4
R、ファイヤーレッド、ブリリアントカーミンBS、ピ
ラゾロンレッド、レーキレッドC、キナクリドンレッ
ド、ブリリアントカーミン6B、ボルドー5B、チオイ
ンジゴレッド、ファストバイオレットB、ジオキサンバ
イオレット、アルカリブルーレーキ、フタロシアニンブ
ルー、インジゴ、アシッドグリーンレーキ、フタロシア
ニングリーンなどの有機顔料などが挙げられる。また、
この他に硫化亜鉛、珪酸亜鉛、硫酸亜鉛カドミウム、硫
化カルシウム、硫化ストロンチウム、タングステン酸カ
ルシウムなどの無機蛍光顔料、その他公知の有機蛍光顔
料が挙げられる。前記した着色剤は、単独或いは、他と
の組み合わせにより使用でき、その使用量は色調などに
よっても異なるが、少ない場合はインキの発色が悪くな
り、多い場合は着色剤が溶解・分散不足となり各種不具
合が発生するため、水性インキ全量に対して0.1〜4
0重量%が好ましい。
【0010】ここで着色剤として顔料を用いた場合は、
分散剤を併用することが好ましいが分散剤としては、従
来一般に用いられている水溶性もしくは水可溶性樹脂
や、アニオン系もしくはノニオン系の界面活性剤などが
使用できる。高分子分散剤としては、アラビアゴム、ト
ラガントゴムなどの天然ゴム類、サポニンなどのグルコ
シド類、メチルセルロース、カルボキシセルロース、ヒ
ドロキシメチルセルロースなどのセルロ−ス誘導体、リ
グニンスルホン酸塩、セラックなどの天然高分子、ポリ
アクリル酸塩、スチレン−アクリル酸共重合物の塩、ビ
ニルナフタレン−マレイン酸共重合物の塩、β−ナフタ
レンスルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、リン
酸塩、などの陰イオン性高分子やポリビニルアルコー
ル、ポリエチレングリコールなどの非イオン性高分子な
どが挙げられる。また、界面活性剤としては、アルキル
硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、
N−アシルアミノ酸及びその塩、N−アシルメチルタウ
リン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、
アルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン
酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルリン酸塩などの陰イオン界面活性剤、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル類、ソルビタンアルキルエ
ステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエス
テル類などの非イオン性界面活性剤が挙げられる。これ
らの1種または2種以上を選択し、併用しても使用でき
る。その使用量は、少ない場合は添加する目的である分
散効果が弱く、多い場合はインキ中の各組成物の溶解バ
ランスを崩してしまい各種不具合が発生するため、水性
インキ全量に対して1〜20重量%が好ましい。
【0011】更に、顔料インキの場合、顔料を予め水性
媒体に分散した水性インキベースを用いることは、顔料
インキ製造上有利である。具体的には、Fuji SP
Black 8031、同8119、同8167、同
8276、同8381、同8406、Fuji SP
Red 5096、同5111、同5193、同522
0、Fuji SP Bordeaux 5500、F
uji SP Blue 6062、同6133、同6
134、Fuji SP Green 7051、Fu
ji SP Yellow 4060、Fuji SP
Violet9011、Fuji SP Pink
9524、同9527、Fuji SP Orange
534、FUji SP Brown 3074(以
上、富士色素(株)製)、Emacol Black
CN、Emacol BlueFBB、同FB、同K
R、Emacol Green LXB、Emacol
Violet BL、Emacol Brown 31
01、EmacolCarmmine FB、Emac
ol Red BS、Emacol Orange
R、Emacol Yellow FD、同IRN、同
3601、同FGN、同GN、同GG、同F5G、同F
7G、同10GN、同10G、Sandye Supe
r Black K、同C、Sandye Super
Grey B、Sandye Super Brow
n SB、同FRL、同RR、Sandye Supe
r Green L5G、同GXB、Sandye S
uper Navy Blue HRL、同GLL、同
HB、同FBL−H、同FBL−160、同FBB、S
andye Super Violet BL H/
C、同BL、Sandye Super Bordea
ux FR、Sandye Super Pink F
BL、同F5B、Sandye SuperRubin
e FR、Sandye super Carmmin
e FB、Sandye Super Red FF
G、同RR、同BS、Sandye Super Or
ange FL、同R、同BO、Sandye Gol
d Yellow 5GR、同R、同3R、Sandy
e Ywllow GG、同F3R、同IRC、同FG
N、同GN、同GRS、同GSR−130、同GSN−
130、同GSN、同10GN(以上、山陽色素(株)
製)、Rio FastBlack Fx 8012、
同8313、同8169、Rio Fast Red
Fx 8209、同8172、Rio Fast Re
d S Fx 8315、同8316、Rio Fas
t Blue Fx 8170、RioFast Bl
ue FX 8170、Rio Fast Blue
S Fx8312、Rio Fast Green S
Fx 8314(以上、東洋インキ(株)製)、NK
W−2101、同2102、同2103、同2104、
同2105、同2106、同2107、同2108、同
2117、同2127、同2137、同2167、同2
101P、同2102P、同2103P、同2104
P、同2105P、同2106P、同2107P、同2
108P、同2117P、同2127P、同2137
P、同2167P、NKW−3002、同3003、同
3004、同3005、同3007、同3077、同3
008、同3402、同3404、同3405、同34
07、同3408、同3477、同3602、同360
3、同3604、同3605、同3607、同367
7、同3608、同3702、同3703、同370
4、同3705、同3777、同3708、同601
3、同6038、同6559(以上、日本蛍光(株)
製)、コスモカラーS 1000Fシリーズ(東洋ソー
ダ(株)製)、ビクトリアエローG−11、同G−2
0、ビクトリアオレンジ G−16、同G−21、ビク
トリアレッド G−19、同G−22、ビクトリアピン
ク G−17、同G−23、ビクトリアグリーン G−
18、同G−24、ビクトリアブルー G−15、同G
−25(以上、御国色素(株)製)などが挙げられるも
のであり、これらは1種又は2種以上選択して併用でき
るものである。
【0012】溶媒又は分散媒は、必須要件である水の他
に各種の水溶性有機溶剤が使用可能であり、これらは水
性インキとしての種々の品質、例えば、ペン先でのイン
キ乾燥防止、低温時でのインキ凍結防止、顔料の分散媒
などの目的で使用するものである。具体的には、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、1、3−ブチレングリコール、チオジエチレング
リコール、グリセリンなどのグリコ−ル類や、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、2−ピロリドンなどが使用でき、
これらは1種又は2種以上選択して併用できるものであ
る。また、その使用量は、インキ全量に対して5〜40
重量%が好ましい。添加料が少ない場合はインキ中の各
組成物の溶解不足や分散不足により不溶・凝集物が発生
し、多い場合は相対的にインキ中の他の組成物の濃度が
小さくなり、期待する効果が得られにくい。
【0013】キサンタンガム及びポリヒドロキシプロピ
ル化グァーガムはボール受け座の摩耗や変形を抑制する
ために使用するものである。インキ中で水溶性の増粘剤
としても働くため、インキ全体の粘度を上昇させて、着
色剤を保持することによる分散安定化、もしくはインキ
の流動性を低くすることによるインキ漏れの防止など、
各種不具合を発生しにくくすることもできる。また、ポ
リヒドロキシプロピル化グァーガムのポリヒドロキシプ
ロピル化度(置換度)が0.30〜0.50、及び/ま
たは、キサンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グァ
ーガムの添加比率が7:1〜0.5:1使用すると、キ
サンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グァーガムの
相互作用により、本発明の効果が高くなるため好まし
い。更に、キサンタンガムとポリヒドロキシプロピル化
グァーガムとの使用量の合計は、インキ全量に対して
0.01〜15.0重量%が好ましく、少ない場合はボ
ール受け座の摩耗や変形を抑制する効果が少なくなり、
多い場合にはインキが増粘しすぎてボールの回転によっ
てインキが吐出されにくくなる可能性がある。
【0014】キサンタンガム及びポリヒドロキシプロピ
ル化グァーガムの他に、インキの粘度調整のため、又は
着色材等の分散安定化のために、他の水溶性高分子を併
用することもできる。具体的には、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルメチルエーテル、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンオキサ
イド、酢酸ビニルとポリビニルピロリドンの共重合体、
アクリル樹脂のアルカリ金属塩、アクリル酸とアルキル
メタクリレートの共重合体、天然系のアラビアガム、ト
ラガカントガム、グァーガム、ローカストビーンガム、
アルギン酸、カラギーナン、ゼラチン、カゼイン、デキ
ストラン、半合成系のメチルセルロース、エチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、アルギ
ン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエス
テルなどが挙げられる。
【0015】また、黴の発生によるインキの筆記具のイ
ンキ通路におけるインキの流出阻害を抑制するためにデ
ヒドロ酢酸ナトリウム、1,2−ベンゾチアザリン−3
−オン、安息香酸ナトリウムなどの防腐防黴剤を適量加
えることもできる。
【0016】更に、インキと接触する部分に金属を使用
している筆記具の場合、金属の腐食防止のためにベンゾ
トリアゾール、エチレンジアミン四酢酸などの防蝕剤
や、可溶化剤としてオレイン酸のような脂肪酸も添加す
ることが出来る。また、脂肪酸サルコシンエステルがキ
サンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グァーガムの
相互作用を補助し、本発明の効果が高くなるため、キサ
ンタンガム及びポリヒドロキシプロピル化グァーガムと
脂肪酸サルコシンエステルを併用することが好ましい。
【0017】本発明のインキを製造するに際しては、従
来知られている種々の方法が採用できる。例えば、着色
材として染料を用いた場合にはターボミキサーなどの撹
拌機により撹拌混合することによって、着色材として顔
料を用いた場合にはボールミル、サンドグラインダー、
スピードラインミル、ロールミル等の分散機により混合
摩砕することによって容易に得られる。
【0018】
【作用】キサンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グ
ァーガムとをインキに併用することが何故ボ−ル受け座
の摩耗や変形の抑制に効果があるかについては以下のよ
うに推察される。キサンタンガムは大きな側鎖を持つ巨
大分子であり、水溶液中でヘリックス構造になり、更に
会合してダブルヘリックス構造が層状に重なった構造に
なる。そして、キサンタンガムとポリヒドロキシプロピ
ル化グァーガムを併用すると、キサンタンガムの水酸基
とポリヒドロキシプロピル化グァーガムのポリヒドロキ
シプロピル基が水素結合し、キサンタンガムのダブルヘ
リックス構造の層間にポリヒドロキシプロピル化グァー
ガムによる架橋が形成される。このポリヒドロキシプロ
ピル化グァーガムによる架橋は、キサンタンガムの層構
造を固定しすぎず、層構造を崩さないような変形をする
程度に柔軟である。そのため、ボールとボール受け座と
の間の摩擦抵抗をポリヒドロキシプロピル化グァーガム
で架橋されたキサンタンガム層がずれることで吸収しつ
つも、適度な架橋が存在することより層構造が完全には
くずれず、層構造を保ったままインキ中に存在し続け
る。従って層構造が崩壊してインキ中の溶解・分散バラ
ンスが崩れてボール受け座を研磨するような不溶・凝集
物が発生することもなく、ボール受け座が摩擦抵抗を受
けることもないため、ボール受け座の摩耗や変形を抑制
することができ、その結果長距離筆記してもかすれのな
い筆跡を得ることができる。尚、ポリヒドロキシプロピ
ル化グァーガムを使用せずにキサンタンガムを使用した
インキを、ボールペンチップを用いて筆記すると、ダブ
ルヘリックス構造の層がずれてボールとボール受け座と
の間の摩擦抵抗を吸収するが、層間に適度な相互作用が
存在しないため層構造がくずれ、インキ中のキサンタン
ガムの溶解バランスが崩れて偏りが生じ、キサンタンガ
ム及びその他のインキ中成分が不溶化又は凝集したもの
がインキ中に混在してボール受け座の摩耗や変形を促進
する研磨剤のような役割を担ってしまう。また、キサン
タンガムを使用せずにポリヒドロキシプロピル化グァー
ガムを使用したインキを、ボールペンチップを用いて筆
記すると、ポリヒドロキシプロピル化グァーガムは層構
造は形成せずに3次元の網目状構造をとるため、ボール
とボール受け座との間の摩擦抵抗を吸収できなくなり、
その結果網目状構造そのものが崩壊し、ボール受け座は
摩擦抵抗を受けて摩耗、変形する。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。実施例、比較例中の各インキの粘度は、50cp未
満は(株)トキメック製ELD型粘度計標準コーンロー
ター10rpmにて測定、50cp以上600cp未満
は(株)トキメック製ELD型粘度計標準コ−ンロ−タ
−1rpmにて測定、600cp以上2000cp未満
は(株)トキメック製ELD型粘度計STロ−タ−20
rpmにて測定した。測定時の温度は25℃であった。
尚、各実施例中単に「部」とあるのは「重量部」を表
す。
【0020】 実施例1 NKW−6559(黒色水性顔料ベース、日本蛍光化学(株)製) 60.00部 キサンタンガム 0.24部 HP−8(ポリヒドロキシプロピル化グァーガム、メイホール社製、スイス) 0.23部 サルコシネートOH(オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製) 0.80部 プロクセルGXL(防腐剤、ICIジャパン(株)製) 0.10部 エチレングリコール 4.00部 水 34.13部 25%水酸化ナトリウム 0.50部 上記各成分中HP−8、25%水酸化ナトリウム以外を
撹拌機にて2時間混合撹拌を行い、その後HP−8を添
加して再度1時間撹拌を行った後、25%水酸化ナトリ
ウムを添加して、粘度380cpの黒色水性インキを得
た。
【0021】 実施例2 ウォーターピンク#2(染料、オリエント化学工業(株)製) 0.65部 キサンタンガム 0.65部 HP−60(ポリヒドロキシプロピル化グァーガム、メイホール社製、スイス ) 0.10 部 ナイミーンS−215(ポリオキシエチレンオクタデシルアミン、日本油脂( 株)製) 1.00部 グリセリン 3.00部 水 94.60部 上記各成分中キサンタンガム、HP−60以外の成分を
撹拌機にて1時間混合撹拌した後、キサンタンガム、H
P−60を加えて再度3時間撹拌を行い、粘度2950
cpのピンク色水性インキを得た。
【0022】 実施例3 EM YELLOW G(黄色水性顔料ベ−ス、東洋インキ(株)製) 30.00部 キサンタンガム 0.47部 NEO VISCO TK(ポリヒドロキシプロピル化グァーガム、メイホー ル社製、スイス)) 0.37部 サルコシネートLH(ラウロイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製) 1.50部 水 67.00部 25%NaOH水溶液 0.66部 上記各成分中キサンタンガム、NEO VISCO T
K、25%水酸化ナトリウム水溶液以外を3時間混合撹
拌した後、キサンタンガム、NEO VISCOTKを
加えて撹拌機にて1時間攪拌し、その後25%水酸化ナ
トリウム水溶液を加えて、粘度620cpの黄色水性イ
ンキを得た。
【0023】 実施例4 ウォーターブラック250L(染料、オリエント化学工業(株)製) 20.00部 キサンタンガム 0.12部 HP−11(ポリヒドロキシプロピル化グァーガム、メイホール社製、スイス ) 0.20 部 エチレングリコ−ル 7.00部 セラキルアルコール(α−グリセリンオレイルエーテル、日光ケミカルズ(株 )製) 0.80 部 デヒドロ酢酸ナトリウム(防腐剤) 0.15部 水 39.25部 上記各成分中キサンタンガム以外の成分を4時間混合撹
拌した後、キサンタンガムを加えて再度2時間撹拌を行
い、粘度125cpの黒色水性インキを得た。
【0024】 実施例5 NKW−2104(橙色水性顔料ベース、日本蛍光化学(株)製) 28.00部 キサンタンガム 0.50部 HP−8 0.10部 デモールN(β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物Na塩、花王(株) 製) 0.20部 グリセリン 6.50部 エチレングリコール 5.25部 水 59.20部 プロクセルGXL 0.25部 上記の成分を撹拌機にて3時間混合撹拌して、粘度85
8cpの橙色水性インキを得た。
【0025】 実施例6 MA100(カーボンブラック、三菱化成工業(株)製) 8.00部 キサンタンガム 0.11部 NEO VISCO TK 0.21部 グリセリン 2.20部 デヒドロ酢酸ナトリウム 0.22部 水 89.26部 上記成分中キサンタンガム、NEO VISCO TK
以外の成分を2時間攪拌混合した後、キサンタンガム、
NEO VISCO TKを加えて再度2時間撹拌を行
い、粘度95cpの黒色水性インキを得た。
【0026】比較例1 実施例1のキサンタンガムを除き、その量だけ水を加え
た以外は、実施例1と同様になして粘度155cpの黒
色水性インキを得た。
【0027】比較例2 実施例2のキサンタンガムを除きその量だけHP−60
を加えた以外は実施例2と同様になして、粘度1820
cpのピンク色水性インキを得た。
【0028】比較例3 実施例3のキサンタンガムを除きその量だけローカスト
ビーンガムを加えた以外は、実施例3と同様になして粘
度616cpの黄色水性インキを得た。
【0029】比較例4 実施例4のHP−11を除きその量だけ水を加えた以外
は、実施例4と同様になして粘度100cpの黒色水性
インキを得た。
【0030】比較例5 実施例5のHP−8を除きその量だけキサンタンガムを
加えた以外は、実施例5と同様になして粘度1260c
pの橙色水性インキを得た。
【0031】比較例6 実施例6のNEO VISCO TKを除きその量だけ
カルボキシメチルセルロースを加えた以外は、実施例6
と同様になして粘度87cpの黒色水性インキを得た。
【0032】以上、実施例1〜6及び比較例1〜6で得
られた水性インキを、ステンレスボールペンチップ(ボ
−ル素材:超硬合金)を一端に連接したポリプロピレン
製の中空軸筒よりなる透明なインキ収容管に0.8g充
填し、筆記距離及びボール沈み量について試験した。結
果を表1、表2に示す。
【0033】筆記距離:自転式連続螺旋筆記試験機(筆
記試験機 MODEL TS−4C−20 精機工業研
究所製)を用い、筆記速度7cm/sec、荷重100
g、筆記角度70°で連続筆記して、連続した筆跡が得
られなくなる(筆跡のカスレが発生する)までの筆記距
離を測定した。(但し、実施例1〜6の筆跡は充填した
インキをすべて使用するまで連続していた。比較例1〜
6のは充填したインキの20%程度が残っていたが、筆
跡にはかすれが著しくみられた)
【0034】ボール沈み量:上記筆記試験において、筆
記前のボール突出長さと、500m連続筆記後のボール
突出長さとの差をボール沈み量とした。尚、ボール突出
長さは、ボールペンチップを筆記方向が水平となるよう
に置き、ボール先端部にステンレス板を200g荷重で
押し当ててボールがボール受け座に接するようにし、工
具顕微鏡(デジタル式小型測定顕微鏡 MODEL S
TM−DH オリンパス光学工業(株)製)を用い、ボ
−ルペンチップの小口開口端からボール先端までの長さ
を測定した。
【0035】
【表1】 *1:キサンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グァーガムの 添加比率
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る水性インキは、ボール回転によるボール受け座の摩
耗や変形を少なくでき、ボール沈みが極力防止できると
いう初期の目的が充分に達成できるものである。よっ
て、これにより長筆記距離しても筆跡がかすれないこと
が実現されるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と着色剤と樹脂とから少なくともなる
    ボールペン用水性インキにおいて、前記樹脂がキサンタ
    ンガム及びポリヒドロキシプロピル化グァーガムを含む
    ボールペン用水性インキ。
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