JP3747573B2 - ボ−ルペン用水性インキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボールペンに対する一般的な要求を満足し、且つボールペンチップのボールの回転によるボ−ル受け座の摩耗を極力防止することによって良好なインキの吐出性を確保し、長筆記距離を可能となした水性インキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ボールペンは、比較的細い筆跡が得られると共に、繊維製ペン先や樹脂製ペン先を有する筆記具と異なり、長期間使用してもペン先の摩耗やつぶれなどによる筆跡巾の変化が少ないことから、多く使用されている。このようなボ−ルペンに使用される水性インキの粘度は1〜数cp(25℃)のものと、50〜3000cp(25℃)のものとが知られている。1〜数cp(25℃)のものは主にインキ吸蔵体として中綿を用いた構造のボールペンに使用され、50〜3000cp(25℃)のものは主にインキ貯蔵体として中空の筒体を用いた構造のものに使用されている。
【0003】
ボールペンの筆記の機構は、ボール表面に付着したインキがボールの回転に伴って、紙などの被筆記面に転写されるものである。このとき、被筆記面に適正な量のインキが転写され、更に、筆跡に、にじみ、かすれ、ボテ等の各種不具合が発生しないという、ボールペンに対する一般的な要求を満足するためには、インキの粘度、表面張力等の各種物性が適正であることや、高濃度で耐水性や耐光性に優れた筆跡であることなどが要求される。
【0004】
特に、水性インキを用いたボールペンは、長距離筆記するとボール受け座が摩耗し、それにより発生するボール沈み、またはボールペンチップ内のインキ流通溝の摩擦による変形、閉塞などによりインキの吐出が不十分となるものである。これは、主溶剤である水の摩擦係数が油性溶剤よりも大きいため、ボールの回転によりボールとボール受け座との間に比較的大きな摩擦抵抗が発生することによる。そのため、筆記中に筆跡にかすれが生じて円滑な筆記ができなくなってしまうといった問題があった。この問題を解決するために、インキ中にオキシエチレン−オキシプロピレン共重合体などの水溶性切削油や、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、グリセリル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油などの界面活性剤を潤滑剤として添加してインキの潤滑性をあげる試みがなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような、従来、潤滑剤として使用されていたオキシエチレン−オキシプロピレン共重合体などの水溶性切削油や、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、グリセリル脂肪酸エステルなどは、ボールやボール受座に対する付着力が弱いため、潤滑効果を十分に発揮させるためにはある程度多い量を添加する必要がある。しかしながら、添加量が多すぎると、前述したにじみ、かすれ、ボテ等の各種不具合が発生してしまう。これら不具合が発生しない程度の量を使用した場合は、結果としてボ−ル受け座の摩耗や変形は十分には抑制されず、長距離筆記すると筆跡にかすれが生じてしまう。また、インキへの潤滑剤、増粘剤等の各種添加剤のイオン性、溶解性などの性質や、添加量が適正でないと、インキ中の各組成物の溶解・分散バランスが崩れ、ボール受座に対して研磨剤の働きをする不溶・凝集物が発生し、長距離筆記すると筆跡にかすれが生じてしまうというものであった。
【0006】
本発明の目的は、ボールペンに対する一般的な要求を満足し、且つボールの回転によるボ−ル受け座の摩耗や変形を極力防止することにより良好なインキの吐出性を確保し、長距離筆記しても筆跡のかすれを生じないことを可能となしたボールペン用の水性インキを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、水と着色剤と樹脂とから少なくともなるボールペン用水性インキにおいて、前記樹脂がキサンタンガム及びポリヒドロキシプロピル化グァーガムを含むボールペン用水性インキを要旨とするものである。
【0008】
着色剤としては、従来水性インキに用いられている染顔料ともに限定無く使用可能であるが、その具体例を挙げると染料としては、ジャパノールファストブラックDコンク(C.I.ダイレクトブラック17)、ウォーターブラック100L(同19)、ウォーターブラックL−200(同19)、ウォーターブラック#7(同19)、カヤセットブラックW9(同19)、ダイレクトファストブラックB(同22)、ダイレクトファストブラックAB(同32)、ダイレクトディープブラックEX(同38)、ダイレクトディープブラック(同38類似品)、ダイレクトファストブラックコンク(同51)、カヤラススプラグレイVGN(同71)、カヤクダイレクトブリリアントエローG(C.I.ダイレクトエロー4)ダイレクトファストエロー5GL(同26)、アイゼンブリムラエローGCLH(同44)、ダイレクトファストエローR(同50)、アイゼンダイレクトファストレッドFH(C.I.ダイレクトレッド1)、ニッポンファストスカーレットGSX(同4)、ダイレクトファストスカーレット4BS(同23)、アイゼンダイレクトデュリンBH(同31)、ダイレクトスカーレットB(同37)、カヤクダイレクトスカーレット3B(同39)、アイゼンブリムラビンコンク2BLH(同75)、スミライトレッドF3B(同80)、アイゼンブリムラレッド4BH(同81)カヤラススプラルビンBL(同83)、カヤラスライトレッドF5G(同225)、カヤラスライトレッドF5B(同226)、カヤラスライトローズFR(同227)ダイレクトスカイブルー6B(C.I.ダイレクトブルー1)、ダイレクトスカイブルー5B(同15)、ベンゾブリリアントスカイブルー8GS(同41)、スミライトスプラブルーBRRコンク(同71)、ダイボーゲンターコイズブルーS(同86)、ウォーターブルー#3(同86)、カヤラスターコイズブルーGL(同86)、ダイワブルー215H(同87)、カヤラススプラブルーFF2GL(同106)、カヤラススプラブルーFFRL(同108)カヤラススプラターコイズブルーFBL(同199)などの直接染料や、アシッドブルーブラック10B(C.I.アシッドブラック1)、ニグロシン(同2)、ウォーターブラックR455(同2)、ウォーターブラックR510(同2)、スミノールミリングブラック8BX(同24)、カヤノールミリングブラックVLG(同26)、カヤノールミリングブラックBRコンク(同31)、ミツイナイロンブラックGL(同52)、アイゼンオパールブラックWHエクストラコンク(同52)、スミランブラックWA(同52)、ラニルブラックBGエクストラコンク(同107)、カヤノールミリングブラックTLB(同109)、スミノールミリングブラックB(同109)、カヤノールミリングブラックTLR(同110)、アイゼンオパールブラックニューコンク(同119)、ウォーターブラック187−L(同154)アシッドイエロー#10(C.I.アシッドエロー1)、カヤクアシッドブリリアントフラビンFF(同7:1)、カヤシルエローGG(同17)、キシレンライトエロー2G140%(同17)、スミノールレベリングエローNR(同19)、ウォーターイエロー#1(同23)、ダイワタートラジン(同25)、カヤクタートラジン(同23)、スミノールファストエローR(同25)ダイアシッドライトエロー2GP(同29)、スミノールミリングエローO(同38)、スミノールミリングエローMR(同42)、ウォ−ターイエロー#6(同42)、カヤノールエローNFG(同49)、スミノールミリングエロー3G(同72)、スミノールファストエローG(同61)、スミノールミリングエローG(同78)、カヤノールエローN5G(同110)、スミノールミリングエロー4G200%(同141)、カヤノールエローNG(同135)、カヤノールミリングエロー5GW(同127)、カヤノ−ルミリングエロー6GW(同142)、スミトモファストスカーレットA(C.I.アシッドレッド8)、カヤクシルクスカーレット(同9)、ソーラールビンエクストラ(同14)、ダイワニューコクシン(同18)、ウォータースカーレット(同18)、ダイワ赤色102号(同18)、アイゼンボンソーRH(同26)、ダイワ赤色2号(同27)、スミノールレベリングブリリアントレッドS3B(同35)、カヤシルルビノール3GS(同37)、アイゼンエリスロシン(同51)、カヤクアシッドローダミンFB(同52)、ダイワ赤色106号(同52)、スミノールレベリングルビノール3GP(同57)、ダイアシッドアリザリンルビノールF3G200%(同82)、アリザリンルビノール5G(同83)、アイゼンエオシンGH(同87)、ウォーターレッド#2(同87)、ダイワ赤色103WB(同87)、ウォーターピンク#2(同92)、アイゼンアシッドフロキシンPB(同92)、ダイワ赤色104号(同92)、ローズベンガル(同94)、カヤノールミリングスカーレットFGW(同111)、カヤノールミリングルビン3BW(同129)、スミノールミリングブリリアントレッド3BNコンク(同131)、スミノールミリングブリリアントレッドBS(同138)、アイゼンオパールピンクBH(同186)、スミノールブリリアントレッドBコンク(同249)、カヤクアシッドブリリアントレッド3BL(同254)、カヤクアシッドブリリアントレッドBL(同265)、カヤノールミリングレッドGW(同276)、ミツイアシッドバイオレット6BN(C.I.アシッドバイオレット15)、ミツイアシッドバイオレットBN(同17)、ウォーターバイオレット#1(同49)、ウォーターバイオレット#5(同49)、ダイワ紫1号(同49)、インキバイオレットL10(同49)、スミトモパテントピュァブルーVX(C.I.アシッドブルー1)、ウォーターブルー#106(同1)、パテントブルーAF(同7)、ウォーターブルー#9(同9)、ダイワ青色1号(同9)、インキブルーL20(同9)、スプラノールブルーB(同15)、ウォーターブルー#116(同15)、オリエントソルブルブルーOBC(同22)、オリエントソルブルブル−OBX(同22)、スミノ−ルレベリングブルー4GL(同23)、ミツイナイロンファストブルーG(同25)、カヤシルブルーAGG(同40)、カヤシルブルーBR(同41)、ミツイアリザリンサフィロールSE(同43)、スミノールレベリングスカイブルーRエクストラコンク(同62)、ミツイナイロンファストスカイブルーR(同78)、スミトモブリリアントインドシアニン6Bh/e(同83)、サンドランシアニンN−6B350%(同90)、ウォーターブルー#115(同90)、ウォーターブルー#105(同90)、オリエントソルブルブルーOBB(同93)、スプラノールシアニン7BF(同100)、スミトモブリリアントブルー5G(同103)、アシッドブルー(同103)、アシランブリリアントブルーFFR(同104)、カヤノールミリングウルトラスカイSE(同112)、カヤノールミリングシアニン5R(同113)、アイゼンオパ−ルシアニン2GLH(同158)、ダイワギニアグリーンB(C.I.アシッドグリ−ン3)アシッドブリリアントミリンググリーン(同9)、ダイワグリーン#70(同16)、カヤノールシアニングリーンG(同25)、スミノールミリンググリーンG(同27)、ウォーターオレンジ#17(C.I.アシッドオレンジ56)などの酸性染料、ウォーターイエロー#2(C.I.フードエロ−3)、食品用黄色5号(C.I.フードエロー3)食品用赤色3号(C.I.フードレッド14)、食品用青色2号(C.I.アシッドブルー74)、食品用緑色2号(C.I.アシッドグリーン5)などの食用染料、マラカイトグリーン(C.I.42000)、ビクトリアブルーFB(C.I.44045)、メチルバイオレットFN(C.I.42535)、ローダミンF4G(C.I.45160)、ローダミン6GCP(C.I.45160)などの塩基性染料がある。
【0009】
顔料としては従来公知の顔料が使用でき、具体例としては、Special Black 6、同S170、同S610、同5、同4、同4A、同550、同35、同250、同100、Printex 150T、同U、同V、同140U、同140V、同95、同90、同85、同80、同75、同55、同45、同P、同XE2、同L6、同L、同300、同30、同3、同35、同25、同200、同A、同G(以上、デグサ・ジャパン(株)製)、#2400B、#2350、#2300、#2200B、#1000、#950、#900、#850、#MCF88,MA600、MA100、MA7、MA11、#50、#52、#45、#44、#40、#33、#32、#30、CF9、#20B、#4000B(以上、三菱化成工業(株)製)、MONARCH 1300、同1100、同1000、同900、同880、同800、同700、MOGUL L、REGAL 400R、同660R、同500R、同330R、同300R、同99R、ELFTEX 8、同12、BLACK PEARLS 2000(以上、米国、キャボットCo.LTD製)、Raven7000、同5750、同5250、同5000、同3500、同2000、同1500、同1255、同1250、同1200、同1170、同1060、同1040、同1035、同1020、同1000、同890H、同890、同850、同790、同780、同760、同500、同450、同430、同420、同410、同22、同16、同14、同825Oil Beads 、同H20、同C、Conductex 975、同900、同SC(以上、コロンビヤン・カーボン日本(株)製)などのカーボンブラック、KA−10、同10P、同15、同20、同30、同35、同60、同80、同90、KR−310、同380、同460、同480(以上、チタン工業(株)製)、P25(日本アエロジル(株)製)などの酸化チタン、BS−605、同607(以上、東洋アルミ(株)製)、ブロンズパウダーP−555、同P−777(以上、中島金属箔工業(株)製)、ブロンズパウダー3L5、同3L7(以上、福田金属箔工業(株)製)などの金属粉顔料、また、黒色酸化鉄、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄、群青、紺青、コバルトブルー、クロムグリーン、酸化クロムなどの無機顔料、ハンザエー−10G、同5G、同3G、同4、同GR、同A、ベンジジンエロー、パ−マネントエローNCG、タートラジンレーキ、キノリンエロー、スダーン1、パ−マネントオレンジ、インダスレンブリリアントオレンジGN、パーマネントブラウンFG、パラブラウン、パーマネントレッド4R、ファイヤーレッド、ブリリアントカーミンBS、ピラゾロンレッド、レーキレッドC、キナクリドンレッド、ブリリアントカーミン6B、ボルドー5B、チオインジゴレッド、ファストバイオレットB、ジオキサンバイオレット、アルカリブルーレーキ、フタロシアニンブルー、インジゴ、アシッドグリーンレーキ、フタロシアニングリーンなどの有機顔料などが挙げられる。また、この他に硫化亜鉛、珪酸亜鉛、硫酸亜鉛カドミウム、硫化カルシウム、硫化ストロンチウム、タングステン酸カルシウムなどの無機蛍光顔料、その他公知の有機蛍光顔料が挙げられる。前記した着色剤は、単独或いは、他との組み合わせにより使用でき、その使用量は色調などによっても異なるが、少ない場合はインキの発色が悪くなり、多い場合は着色剤が溶解・分散不足となり各種不具合が発生するため、水性インキ全量に対して0.1〜40重量%が好ましい。
【0010】
ここで着色剤として顔料を用いた場合は、分散剤を併用することが好ましいが分散剤としては、従来一般に用いられている水溶性もしくは水可溶性樹脂や、アニオン系もしくはノニオン系の界面活性剤などが使用できる。高分子分散剤としては、アラビアゴム、トラガントゴムなどの天然ゴム類、サポニンなどのグルコシド類、メチルセルロース、カルボキシセルロース、ヒドロキシメチルセルロースなどのセルロ−ス誘導体、リグニンスルホン酸塩、セラックなどの天然高分子、ポリアクリル酸塩、スチレン−アクリル酸共重合物の塩、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合物の塩、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、リン酸塩、などの陰イオン性高分子やポリビニルアルコール、ポリエチレングリコールなどの非イオン性高分子などが挙げられる。また、界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、N−アシルアミノ酸及びその塩、N−アシルメチルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、アルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩などの陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類などの非イオン性界面活性剤が挙げられる。これらの1種または2種以上を選択し、併用しても使用できる。その使用量は、少ない場合は添加する目的である分散効果が弱く、多い場合はインキ中の各組成物の溶解バランスを崩してしまい各種不具合が発生するため、水性インキ全量に対して1〜20重量%が好ましい。
【0011】
更に、顔料インキの場合、顔料を予め水性媒体に分散した水性インキベースを用いることは、顔料インキ製造上有利である。具体的には、Fuji SP Black 8031、同8119、同8167、同8276、同8381、同8406、Fuji SP Red 5096、同5111、同5193、同5220、Fuji SP Bordeaux 5500、Fuji SP Blue 6062、同6133、同6134、Fuji SP Green 7051、Fuji SP Yellow 4060、Fuji SP Violet9011、Fuji SP Pink 9524、同9527、Fuji SP Orange 534、FUji SP Brown 3074(以上、富士色素(株)製)、Emacol Black CN、Emacol BlueFBB、同FB、同KR、Emacol Green LXB、EmacolViolet BL、Emacol Brown 3101、Emacol Carmmine FB、Emacol Red BS、Emacol Orange R、Emacol Yellow FD、同IRN、同3601、同FGN、同GN、同GG、同F5G、同F7G、同10GN、同10G、Sandye Super Black K、同C、Sandye Super Grey B、Sandye Super Brown SB、同FRL、同RR、Sandye Super Green L5G、同GXB、Sandye Super Navy Blue HRL、同GLL、同HB、同FBL−H、同FBL−160、同FBB、Sandye Super Violet BL H/C、同BL、Sandye Super Bordeaux FR、Sandye Super Pink FBL、同F5B、Sandye Super Rubine FR、Sandye super Carmmine FB、Sandye Super Red FFG、同RR、同BS、Sandye Super Orange FL、同R、同BO、Sandye Gold Yellow 5GR、同R、同3R、Sandye Ywllow GG、同F3R、同IRC、同FGN、同GN、同GRS、同GSR−130、同GSN−130、同GSN、同10GN(以上、山陽色素(株)製)、Rio Fast Black Fx 8012、同8313、同8169、Rio Fast Red Fx 8209、同8172、Rio Fast Red S Fx 8315、同8316、Rio Fast Blue Fx 8170、Rio Fast Blue FX 8170、Rio Fast Blue S Fx8312、Rio Fast Green S Fx 8314(以上、東洋インキ(株)製)、NKW−2101、同2102、同2103、同2104、同2105、同2106、同2107、同2108、同2117、同2127、同2137、同2167、同2101P、同2102P、同2103P、同2104P、同2105P、同2106P、同2107P、同2108P、同2117P、同2127P、同2137P、同2167P、NKW−3002、同3003、同3004、同3005、同3007、同3077、同3008、同3402、同3404、同3405、同3407、同3408、同3477、同3602、同3603、同3604、同3605、同3607、同3677、同3608、同3702、同3703、同3704、同3705、同3777、同3708、同6013、同6038、同6559(以上、日本蛍光(株)製)、コスモカラーS 1000Fシリーズ(東洋ソーダ(株)製)、ビクトリアエロー G−11、同G−20、ビクトリアオレンジ G−16、同G−21、ビクトリアレッド G−19、同G−22、ビクトリアピンク G−17、同G−23、ビクトリアグリーン G−18、同G−24、ビクトリアブルー G−15、同G−25(以上、御国色素(株)製)などが挙げられるものであり、これらは1種又は2種以上選択して併用できるものである。
【0012】
溶媒又は分散媒は、必須要件である水の他に各種の水溶性有機溶剤が使用可能であり、これらは水性インキとしての種々の品質、例えば、ペン先でのインキ乾燥防止、低温時でのインキ凍結防止、顔料の分散媒などの目的で使用するものである。具体的には、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1、3−ブチレングリコール、チオジエチレングリコール、グリセリンなどのグリコ−ル類や、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、2−ピロリドンなどが使用でき、これらは1種又は2種以上選択して併用できるものである。また、その使用量は、インキ全量に対して5〜40重量%が好ましい。添加料が少ない場合はインキ中の各組成物の溶解不足や分散不足により不溶・凝集物が発生し、多い場合は相対的にインキ中の他の組成物の濃度が小さくなり、期待する効果が得られにくい。
【0013】
キサンタンガム及びポリヒドロキシプロピル化グァーガムはボール受け座の摩耗や変形を抑制するために使用するものである。インキ中で水溶性の増粘剤としても働くため、インキ全体の粘度を上昇させて、着色剤を保持することによる分散安定化、もしくはインキの流動性を低くすることによるインキ漏れの防止など、各種不具合を発生しにくくすることもできる。また、ポリヒドロキシプロピル化グァーガムのポリヒドロキシプロピル化度(置換度)が0.30〜0.50、及び/または、キサンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グァーガムの添加比率が7:1〜0.5:1使用すると、キサンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グァーガムの相互作用により、本発明の効果が高くなるため好ましい。更に、キサンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グァーガムとの使用量の合計は、インキ全量に対して0.01〜15.0重量%が好ましく、少ない場合はボール受け座の摩耗や変形を抑制する効果が少なくなり、多い場合にはインキが増粘しすぎてボールの回転によってインキが吐出されにくくなる可能性がある。
【0014】
キサンタンガム及びポリヒドロキシプロピル化グァーガムの他に、インキの粘度調整のため、又は着色材等の分散安定化のために、他の水溶性高分子を併用することもできる。具体的には、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンオキサイド、酢酸ビニルとポリビニルピロリドンの共重合体、アクリル樹脂のアルカリ金属塩、アクリル酸とアルキルメタクリレートの共重合体、天然系のアラビアガム、トラガカントガム、グァーガム、ローカストビーンガム、アルギン酸、カラギーナン、ゼラチン、カゼイン、デキストラン、半合成系のメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステルなどが挙げられる。
【0015】
また、黴の発生によるインキの筆記具のインキ通路におけるインキの流出阻害を抑制するためにデヒドロ酢酸ナトリウム、1,2−ベンゾチアザリン−3−オン、安息香酸ナトリウムなどの防腐防黴剤を適量加えることもできる。
【0016】
更に、インキと接触する部分に金属を使用している筆記具の場合、金属の腐食防止のためにベンゾトリアゾール、エチレンジアミン四酢酸などの防蝕剤や、可溶化剤としてオレイン酸のような脂肪酸も添加することが出来る。また、脂肪酸サルコシンエステルがキサンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グァーガムの相互作用を補助し、本発明の効果が高くなるため、キサンタンガム及びポリヒドロキシプロピル化グァーガムと脂肪酸サルコシンエステルを併用することが好ましい。
【0017】
本発明のインキを製造するに際しては、従来知られている種々の方法が採用できる。例えば、着色材として染料を用いた場合にはターボミキサーなどの撹拌機により撹拌混合することによって、着色材として顔料を用いた場合にはボールミル、サンドグラインダー、スピードラインミル、ロールミル等の分散機により混合摩砕することによって容易に得られる。
【0018】
【作用】
キサンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グァーガムとをインキに併用することが何故ボ−ル受け座の摩耗や変形の抑制に効果があるかについては以下のように推察される。
キサンタンガムは大きな側鎖を持つ巨大分子であり、水溶液中でヘリックス構造になり、更に会合してダブルヘリックス構造が層状に重なった構造になる。そして、キサンタンガムとポリヒドロキシプロピル化グァーガムを併用すると、キサンタンガムの水酸基とポリヒドロキシプロピル化グァーガムのポリヒドロキシプロピル基が水素結合し、キサンタンガムのダブルヘリックス構造の層間にポリヒドロキシプロピル化グァーガムによる架橋が形成される。このポリヒドロキシプロピル化グァーガムによる架橋は、キサンタンガムの層構造を固定しすぎず、層構造を崩さないような変形をする程度に柔軟である。そのため、ボールとボール受け座との間の摩擦抵抗をポリヒドロキシプロピル化グァーガムで架橋されたキサンタンガム層がずれることで吸収しつつも、適度な架橋が存在することより層構造が完全にはくずれず、層構造を保ったままインキ中に存在し続ける。従って層構造が崩壊してインキ中の溶解・分散バランスが崩れてボール受け座を研磨するような不溶・凝集物が発生することもなく、ボール受け座が摩擦抵抗を受けることもないため、ボール受け座の摩耗や変形を抑制することができ、その結果長距離筆記してもかすれのない筆跡を得ることができる。尚、ポリヒドロキシプロピル化グァーガムを使用せずにキサンタンガムを使用したインキを、ボールペンチップを用いて筆記すると、ダブルヘリックス構造の層がずれてボールとボール受け座との間の摩擦抵抗を吸収するが、層間に適度な相互作用が存在しないため層構造がくずれ、インキ中のキサンタンガムの溶解バランスが崩れて偏りが生じ、キサンタンガム及びその他のインキ中成分が不溶化又は凝集したものがインキ中に混在してボール受け座の摩耗や変形を促進する研磨剤のような役割を担ってしまう。また、キサンタンガムを使用せずにポリヒドロキシプロピル化グァーガムを使用したインキを、ボールペンチップを用いて筆記すると、ポリヒドロキシプロピル化グァーガムは層構造は形成せずに3次元の網目状構造をとるため、ボールとボール受け座との間の摩擦抵抗を吸収できなくなり、その結果網目状構造そのものが崩壊し、ボール受け座は摩擦抵抗を受けて摩耗、変形する。
【0019】
【実施例】
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。実施例、比較例中の各インキの粘度は、50cp未満は(株)トキメック製ELD型粘度計標準コーンローター10rpmにて測定、50cp以上600cp未満は(株)トキメック製ELD型粘度計標準コ−ンロ−タ−1rpmにて測定、600cp以上2000cp未満は(株)トキメック製ELD型粘度計STロ−タ−20rpmにて測定した。測定時の温度は25℃であった。尚、各実施例中単に「部」とあるのは「重量部」を表す。
【0020】
Figure 0003747573
上記各成分中HP−8、25%水酸化ナトリウム以外を撹拌機にて2時間混合撹拌を行い、その後HP−8を添加して再度1時間撹拌を行った後、25%水酸化ナトリウムを添加して、粘度380cpの黒色水性インキを得た。
【0021】
Figure 0003747573
上記各成分中キサンタンガム、HP−60以外の成分を撹拌機にて1時間混合撹拌した後、キサンタンガム、HP−60を加えて再度3時間撹拌を行い、粘度2950cpのピンク色水性インキを得た。
【0022】
Figure 0003747573
上記各成分中キサンタンガム、NEO VISCO TK、25%水酸化ナトリウム水溶液以外を3時間混合撹拌した後、キサンタンガム、NEO VISCOTKを加えて撹拌機にて1時間攪拌し、その後25%水酸化ナトリウム水溶液を加えて、粘度620cpの黄色水性インキを得た。
【0023】
Figure 0003747573
上記各成分中キサンタンガム以外の成分を4時間混合撹拌した後、キサンタンガムを加えて再度2時間撹拌を行い、粘度125cpの黒色水性インキを得た。
【0024】
Figure 0003747573
上記の成分を撹拌機にて3時間混合撹拌して、粘度858cpの橙色水性インキを得た。
【0025】
Figure 0003747573
上記成分中キサンタンガム、NEO VISCO TK以外の成分を2時間攪拌混合した後、キサンタンガム、NEO VISCO TKを加えて再度2時間撹拌を行い、粘度95cpの黒色水性インキを得た。
【0026】
比較例1
実施例1のキサンタンガムを除き、その量だけ水を加えた以外は、実施例1と同様になして粘度155cpの黒色水性インキを得た。
【0027】
比較例2
実施例2のキサンタンガムを除きその量だけHP−60を加えた以外は実施例2と同様になして、粘度1820cpのピンク色水性インキを得た。
【0028】
比較例3
実施例3のキサンタンガムを除きその量だけローカストビーンガムを加えた以外は、実施例3と同様になして粘度616cpの黄色水性インキを得た。
【0029】
比較例4
実施例4のHP−11を除きその量だけ水を加えた以外は、実施例4と同様になして粘度100cpの黒色水性インキを得た。
【0030】
比較例5
実施例5のHP−8を除きその量だけキサンタンガムを加えた以外は、実施例5と同様になして粘度1260cpの橙色水性インキを得た。
【0031】
比較例6
実施例6のNEO VISCO TKを除きその量だけカルボキシメチルセルロースを加えた以外は、実施例6と同様になして粘度87cpの黒色水性インキを得た。
【0032】
以上、実施例1〜6及び比較例1〜6で得られた水性インキを、ステンレスボールペンチップ(ボ−ル素材:超硬合金)を一端に連接したポリプロピレン製の中空軸筒よりなる透明なインキ収容管に0.8g充填し、筆記距離及びボール沈み量について試験した。結果を表1、表2に示す。
【0033】
筆記距離:自転式連続螺旋筆記試験機(筆記試験機 MODEL TS−4C−20 精機工業研究所製)を用い、筆記速度7cm/sec、荷重100g、筆記角度70°で連続筆記して、連続した筆跡が得られなくなる(筆跡のカスレが発生する)までの筆記距離を測定した。(但し、実施例1〜6の筆跡は充填したインキをすべて使用するまで連続していた。比較例1〜6のは充填したインキの20%程度が残っていたが、筆跡にはかすれが著しくみられた)
【0034】
ボール沈み量:上記筆記試験において、筆記前のボール突出長さと、500m連続筆記後のボール突出長さとの差をボール沈み量とした。尚、ボール突出長さは、ボールペンチップを筆記方向が水平となるように置き、ボール先端部にステンレス板を200g荷重で押し当ててボールがボール受け座に接するようにし、工具顕微鏡(デジタル式小型測定顕微鏡 MODEL STM−DH オリンパス光学工業(株)製)を用い、ボ−ルペンチップの小口開口端からボール先端までの長さを測定した。
【0035】
【表1】
Figure 0003747573
【0036】
【表2】
Figure 0003747573
【0037】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明に係る水性インキは、ボール回転によるボール受け座の摩耗や変形を少なくでき、ボール沈みが極力防止できるという初期の目的が充分に達成できるものである。よって、これにより長筆記距離しても筆跡がかすれないことが実現されるものである。

Claims (1)

  1. 水と着色剤と樹脂とから少なくともなるボールペン用水性インキにおいて、前記樹脂がキサンタンガム及びポリヒドロキシプロピル化グァーガムを含むボールペン用水性インキ。
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