JPH10330010A - 排紙収納機構 - Google Patents

排紙収納機構

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JPH10330010A
JPH10330010A JP14409397A JP14409397A JPH10330010A JP H10330010 A JPH10330010 A JP H10330010A JP 14409397 A JP14409397 A JP 14409397A JP 14409397 A JP14409397 A JP 14409397A JP H10330010 A JPH10330010 A JP H10330010A
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JP
Japan
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tray
recording paper
paper
discharged
record paper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14409397A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Hatakeyama
利彦 畠山
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ内から排出された記録紙をトレイ上
に安定的に載置させるようにして多量の排出された前記
記録紙を収納可能な排紙収納機構を提供すること 【解決手段】 少なくとも記録紙2を載置するためのト
レイ21を上下方向に可動とし、前記トレイ21を上方
向に付勢するコイルばね18を設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排紙収納機構に係
り、特に、プリンタ内から排出された多量の記録紙を収
納可能な排紙収納機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からプリンタ内で記録に供された記
録紙は排紙ローラによりプリンタ内から排出され、排出
された記録紙はトレイなどを有する排紙収納機構に収納
されるようになっている。
【0003】図4はこのような排紙収納機構の一例を示
したもので、前記排紙収納機構1は、プリンタ内から排
出された記録紙2を載置するためのトレイ3と、前記ト
レイ3上に重積載置されるように排出された前記記録紙
2の先端4が当接する用紙ストッパ5とを有している。
一方、前記トレイ3の基端部6aの上方には、回転駆動
される排紙ローラ7およびこの排紙ローラ7に圧接する
補助ローラ8とが配設されており、一対の記録紙ガイド
9、10間に案内されて前記排紙収納機構1に放出され
るようになっている。
【0004】図3に示すように、前記トレイ3と前記排
紙ローラ7の高低差aによっては、前記トレイ3上に記
録紙2が未収納あるいは前記トレイ3上に収納済みの記
録紙2が数枚程度の時に、プリンタ内から排出された記
録紙2は、前記トレイ3あるいは前記トレイ3上の収納
済みの記録紙2に対して直角に近い大きな角度bを有し
ているため、先端4が前記トレイ3あるいは前記トレイ
3上の収納済みの記録紙2の上面11に当接した状態を
維持し、滑り落ちることができない。
【0005】そのため、前記トレイ3もしくは前記トレ
イ3上の収納済みの記録紙2の上面11の位置である排
紙収納位置を、プリンタ内から排出された記録紙2が当
接した後に前記トレイ3もしくは前記トレイ3上の収納
済みの記録紙2の上面11に沿って滑ることを可能とす
るために、図4に示すように、前記トレイ3は前記排紙
ローラ7に対して前記角度bを直角から離れた鋭角にす
るような適当な高低差cをもった位置に水平に固設され
ている。
【0006】前記用紙ストッパ5は、排出された前記記
録紙2の先端4側が載置される前記トレイ3の先端部6
bに鉛直方向に位置するように一体に形成されており、
前記用紙ストッパ5は前記排出された記録紙2の先端4
が当接することによりこの排出された記録紙2を抑止す
るように形成されている。このように構成された排紙収
納機構1により、プリンタ内から排出された記録紙2は
順次、トレイ3上にその先端4から落下し、前記トレイ
3または前記トレイ3上の収納済みの記録紙2の上面1
1に前記排出された記録紙2の先端4が当接したうえで
前記トレイ3または前記トレイ3上の収納済みの記録紙
2の上面11に沿って滑り、前記排出された記録紙2の
先端4が前記用紙ストッパ5に当接して抑止され、前記
トレイ3上に収納されていくようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の排紙収納機構1においては、排出された前記記録紙2
の先端4が、前記トレイ3あるいは前記トレイ3上の収
納済みの記録紙2の上面11に沿って滑るようにするた
め、前記排紙ローラ7と前記トレイ3との鉛直距離を小
さくせざるを得ず、このため収納可能な記録紙2の枚数
が制限され、多量の記録紙2を収納するのには好適では
なかった。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、各記録紙を前記トレイ上に安定的に載置させ
るようにして多量の排出された記録紙を収納可能な排紙
収納機構を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の本発明の排紙収納機構の特徴は、プリ
ンタ内から排出された記録紙を載置するためのトレイ
と、前記トレイ上に重積載置されるように排出された前
記記録紙の先端が当接する用紙ストッパとを有する排紙
収納機構において、少なくとも前記トレイを上下方向に
可動とし、前記トレイを上方向に付勢する弾性部材を設
けた点にある。このような構成を採用したことにより、
前記トレイ上に収納された記録紙の重さに比例して前記
トレイが下方向に移動するため、排紙収納位置を、排出
された記録紙が滑るような位置にほぼ一定に保持するこ
とができ、多量の記録紙を重積載置して収納可能とな
る。
【0010】前記目的を達成するため請求項2に記載の
本発明の排紙収納機構の特徴は、請求項1において、排
出された前記記録紙の先端側が載置される前記トレイの
先端部近傍を回動可能に支持した点にある。
【0011】このような構成を採用したことにより、ト
レイ上に収納された記録紙の重さに比例して、前記トレ
イが、先端部近傍を支持されて回動可能となるため、排
紙収納位置を、排出された記録紙が滑るように安定的に
保持することができ、多量の記録紙を収納可能となる。
【0012】前記目的を達成するため請求項3に記載の
本発明の排紙収納機構の特徴は、請求項1または請求項
2において、前記弾性部材を前記トレイの底面に設けた
点にある。
【0013】このような構成を採用したことにより、前
記弾性部材を取付けるための特殊な構造を要せず、ま
た、効率的に前記弾性部材による上方向への付勢がされ
ることにより、排紙機構が簡易で効率的な構造を有する
とともに多量の記録紙を収納可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図2を参照して説明する。
【0015】図1および図2は、請求項3に記載の本発
明の排紙収納機構の実施の一形態を示したものである。
【0016】本実施形態における排紙収納機構12は、
ほぼ平板状に形成された基台13を有しており、この基
台13の一端部14の上面には、2個の第1ブラケット
15が図1の紙面に直交する前記基台13の幅方向に間
隔を隔てて相互に平行に突設されている。
【0017】また、前記基台13の他端部16の上面で
あって前記基台13の幅方向中央位置には、円筒形状の
第1ばね保持部材17が形成されており、この第1ばね
保持部材17の外周面(図示されてはいない)に弾性部
材の一例としてのコイルばね18の下端部19が嵌合さ
れている。このため、このコイルばね18は、前記第1
ばね保持部材17に下端部19を保持されつつ、上方向
に付勢力を発揮するようになっている。
【0018】なお、前記コイルばね18は、前記基台1
3の他端部16の上面中央位置に1個だけ配設されるよ
うになっているが、これに限る必要はなく、前記基台1
3の他端部16の上面に前記基台13の幅方向に間隔を
隔てて2個以上配設するようにしてもよいし、また、前
記第1ばね保持部材17によらず、前記基台13に直接
埋設するようにしてもよい。
【0019】また、前記基台13の前記他端部16の端
20には、後述するトレイ21の反時計方向への回動を
停止するための回動ストッパ22が当接するストッパ当
接部23が突設されている。
【0020】なお、前記基台13は、プリンタなどの記
録装置と別個に配設するようにしてもよいし、記録装置
の本体と一体的に形成するようにしてもよい。
【0021】一方、前記基台13に突設した2つの前記
第1ブラケット15には、排出された記録紙2を載置す
るためのトレイ21が回動可能に支持されている。すな
わち、このトレイ21の先端部24の底面には、前記基
台13上面の2つの前記第1ブラケット15のそれぞれ
に対応する位置に、1対の第2ブラケット25が互いに
平行に垂設されており、これら一対の第2ブラケット2
5のそれぞれの間に、対応する前記2つの第1ブラケッ
ト15がそれぞれ遊挿され、前記第2ブラケット25
に、その間に遊嵌された前記第1ブラケット15を貫通
するように回動ピン26を挿通することにより、前記ト
レイ21が前記基台13に回動可能に支持されるように
なっている。
【0022】また、前記トレイの先端部24の上面に
は、排出された記録紙2の先端4が当接することにより
この排出された記録紙2を抑止するための用紙ストッパ
27が、前記トレイ21に鉛直方向に位置するように突
設されており、前記用紙ストッパ27は、前記トレイ2
1に対する位置を保持しながら、前記トレイ21ととも
に回動するようになっている。
【0023】また、前記トレイ21の基端部28底面に
は、前記基台13上の第1ばね保持部材17に対向する
位置に円筒形状の第2ばね保持部材29が垂設されてお
り、この第2ばね保持部材29の外周面に前記コイルば
ね18の上端部30が嵌合されている。このため、前記
トレイ21は、前記コイルばね18により上方向に付勢
されるようになっている。
【0024】そして、前記トレイ21は、記録紙2が収
納されていない状態においては、前記コイルばね18が
最大限伸長することになるため、図1に示す状態よりさ
らに時計方向に傾斜した位置をとることとなる。その
後、前記トレイ21上に重積載置される記録紙2の枚数
が増加するにつれて、次第に前記コイルばね18の縮み
が大きくなり、最終的には図2に示す位置をとる。すな
わち、前記トレイ21は、このトレイ上に重積載置され
た記録紙の重みの増加とともに、前記コイルばね18に
よる上方向の付勢力に抗して反時計方向に回動されるよ
うになっている。
【0025】なお、前記第1ブラケット15を設けずに
前記基台13の側面31と前記第2ブラケット25を回
動可能に枢着したり、前記第2ブラケット25を設けず
に前記第1ブラケット15と前記トレイ21の側面32
を回動可能に枢着したり、あるいは、両ブラケット1
5、25を設けずに、蝶番などで前記トレイ21を前記
基台13に対し回動可能に支持してもよい。
【0026】また、前記トレイ21は、回動可能に支持
せず、2個以上の前記コイルばね18によって上方向に
付勢され、前記トレイ21上に重積載置された記録紙2
の重みの増加とともに下方向に可動とするようにしても
よい。
【0027】また、前記トレイ21の基端部28には、
前記コイルばね18の付勢力に抗して最大限反時計方向
に回動された前記トレイ21が水平状態を維持するよう
前記トレイ21の反時計方向への回動を停止するための
L字状の回動ストッパ22が突設されている。この回動
ストッパ22は、前記基台13上に突設されたストッパ
当接部23に着座するようになっている。
【0028】なお、前記回動ストッパ22は、前記基端
部28に限らず、前記トレイ21の底面に形成するよう
にしてもよい。
【0029】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0030】本実施形態によれば、前記トレイ21上に
記録紙2が載置されていない状態において前記トレイ2
1が先端部24を支持されるとともに前記コイルばね1
8により上方向に付勢されていることにより大きく傾い
ているため、排紙ローラ7によりプリンタ内から排出さ
れた記録紙2は、前記トレイ21に当接した後に前記ト
レイ21上を滑り落ち、記録紙2の先端4が前記用紙ス
トッパ27に当接し、抑止されることにより前記トレイ
21上に載置された状態で収納される。そして、2枚目
の記録紙2は、前記トレイ21上に載置されている1枚
目の記録紙2の上面11に沿って滑り落ち、前記1枚目
の記録紙2の上に重積載置された状態で収納される。す
なわち、排出された記録紙2は、前記トレイ21に当接
した状態を保持せずに滑り落ちることができる。
【0031】そして、プリンタ内から排出され順次前記
トレイ21上に収納される記録紙2の枚数が増加する
と、その重量により前記トレイ21は前記コイルばね1
8による上方向への付勢力に抗して反時計方向に徐々に
回動することになる。このため、プリンタ内から排出さ
れて順次前記トレイ21上に載置される最上位の記録紙
2の水平方向に対する角度dは次第に小さくなるが、プ
リンタから排出された記録紙と前記最上位の記録紙2と
の鉛直方向の距離eも次第に小さくなるため、プリンタ
から排出された記録紙2は小さな角度で最上位の記録紙
2に当接することになり、当接した後最上位の記録紙の
上面11に沿って滑ることができる。
【0032】そして、前記トレイ21は図2に示すよう
に水平になったところで、前記回動ストッパ22により
停止する。
【0033】したがって、本発明の実施形態によれば、
排紙収納位置を、記録紙2が当接しない最上位の記録紙
2に沿って滑ることを可能とする位置に安定的に保持す
ることが可能になり、多量の記録紙2を収納することが
できる。また、前記トレイ21の底面を上方向に付勢す
る前記コイルばね18を設けたことにより、効率よく前
記トレイ21の上方向への付勢がなされ、本発明に係る
排紙収納機構が簡易な構造をとることが可能となる。
【0034】なお、本発明は前記実施の形態のものに限
定されるものではなく、必要に応じて種々変更すること
が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る排紙収納
機構によれば、トレイが載置される記録紙の重量により
次第に下降することになるためプリンタ内から排出され
た多量の記録紙を安定的に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る排紙機構の実施形態を示す側面
【図2】 図1の実施形態においてトレイ上の記録紙が
増加した状態を示す側面図
【図3】 従来の排紙収納機構の問題点を示す側面図
【図4】 従来の排紙機構を示す側面図
【符号の説明】
18 コイルばね 21 トレイ 27 用紙ストッパ 15 第1ブラケット 25 第2ブラケット 22 回動ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ内から排出された記録紙を載置
    するためのトレイと、前記トレイ上に重積載置されるよ
    うに排出された前記記録紙の先端が当接する用紙ストッ
    パとを有する排紙収納機構において、少なくとも前記ト
    レイを上下方向に可動とし、前記トレイを上方向に付勢
    する弾性部材を設けたことを特徴とする排紙収納機構。
  2. 【請求項2】 排出された前記記録紙の先端側が載置さ
    れる前記トレイの先端部近傍を回動可能に支持したこと
    を特徴とする請求項1に記載の排紙収納機構。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材を前記トレイの底面を上方
    向に付勢するように設けたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の排紙収納機構。
JP14409397A 1997-06-02 1997-06-02 排紙収納機構 Withdrawn JPH10330010A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14409397A JPH10330010A (ja) 1997-06-02 1997-06-02 排紙収納機構

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JP14409397A JPH10330010A (ja) 1997-06-02 1997-06-02 排紙収納機構

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JP14409397A Withdrawn JPH10330010A (ja) 1997-06-02 1997-06-02 排紙収納機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111547557A (zh) * 2019-02-08 2020-08-18 富士施乐株式会社 纸张排出装置以及图像形成装置

Cited By (2)

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CN111547557A (zh) * 2019-02-08 2020-08-18 富士施乐株式会社 纸张排出装置以及图像形成装置
CN111547557B (zh) * 2019-02-08 2024-04-05 富士胶片商业创新有限公司 纸张排出装置以及图像形成装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040803