JP6679692B1 - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】ロール紙の大きさによって変化する記録紙の搬送経路に対応して、記録紙にテンションを付与することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】 収容部10に収容されたロール紙Rの転動方向Eにおいて、ロール紙Rの上流に設けられるアーム(第1アーム部21,第2アーム部22)と、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)の先端に設けられる、ロール紙Rから繰り出される記録紙Pに当接可能な第1当接部23と、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)の基端に設けられる、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)の回転支点となる支持部24と、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)を、転動方向Eにおいて、ロール紙Rの上流側から、ロール紙Rに近づく方向Kに付勢する付勢部材28と、第1当接部23と支持部24との間に設けられて、略最大径D1のロール紙Rに当接可能な第2当接部25と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ロール紙を使用する画像形成装置に関するものである。
従来、ロール紙を使用する画像形成装置は、ロール紙から繰り出された記録紙のバタつきを抑えるために、記録紙にテンションをかけることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、バネによって、上方からロール紙を押さえ付けるとともに、ロール紙から繰り出された記録紙を付勢してテンションを付与する押さえローラが開示されている。
特開2018−8468号公報
ところで、ロール紙から繰り出された記録紙の搬送経路は、ロール紙の大きさ(記録紙の残量に応じたロール紙の直径)によって変化する。特許文献1に記載の押さえローラは、ロール紙の大きさの変化に対応して、常にロール紙上部の前方側に当接する。そのため、この構造では、ロール紙の直径が小さくなると、押さえローラの位置からヘッドまでの記録紙の搬送経路が長くなり、記録紙がバタついたり、弛んだりしやすくなる。このように、特許文献1に記載の押さえローラは、結果として、ロール紙の大きさによって変化する記録紙の搬送経路に対応して、記録紙にテンションを付与することができない、という問題がある。
そこで、本発明は、ロール紙の大きさによって変化する記録紙の搬送経路に対応して、記録紙にテンションを付与することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、収容部に収容されたロール紙が転がる方向である転動方向において、前記ロール紙の上流に設けられるアームと、前記アームの先端に設けられる、前記ロール紙から繰り出される記録紙に当接可能な第1当接部と、前記アームの基端に設けられる、前記アームの回転支点となる支持部と、前記アームを、前記転動方向において、前記ロール紙の上流側から、前記ロール紙に近づく方向に付勢する付勢部材と、前記第1当接部と前記支持部との間に設けられて、略最大径の前記ロール紙に当接可能な第2当接部と、を備え、前記ロール紙が略最大径の場合に、前記第1当接部が前記記録紙から離間して、前記第2当接部が前記ロール紙に当接し、前記ロール紙が略最大径より小さくなった場合に、前記第1当接部が前記記録紙に当接して、前記第2当接部が前記ロール紙から離間することを特徴とする。
このように構成された本発明の画像形成装置は、ロール紙の大きさによって変化する記録紙の搬送経路に対応して、記録紙にテンションを付与することができる。
実施例1のサーマルプリンタの前カバーが閉位置の状態を示す斜視図である。 実施例1のサーマルプリンタの前カバーが開位置の状態を示す斜視図である。 実施例1のサーマルプリンタの前カバーが閉位置の状態の構成を示す断面図である。 実施例1の押さえ部材の構成を示す断面図である。 実施例1の押さえ部材の第2姿勢を説明する断面図である。 実施例1の押さえ部材の第3姿勢を説明する断面図である。 実施例1の押さえ部材の作用を説明する断面図である。
以下、本発明による画像形成装置を実現する実施形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
実施例1における画像形成装置は、感熱紙に印刷を行う感熱式のサーマルプリンタに適用される。
[サーマルプリンタの構成]
図1は、実施例1のサーマルプリンタの前カバーが閉位置の状態を示す斜視図である。図2は、実施例1のサーマルプリンタの前カバーが開位置の状態を示す斜視図である。図3は、実施例1のサーマルプリンタの前カバーが閉位置の状態の構成を示す断面図である。以下、図1〜図3に基づいて、実施例1のサーマルプリンタの構成を説明する。
画像形成装置としてのサーマルプリンタ1は、図1に示すように、筺体本体2と、前カバー3と、を備える筺体1Aを有する。
筺体本体2は、図2に示すように、サーマルプリンタ1の前側に開口部2aを有する箱状に形成される。前カバー3は、開口部2aの下部の縁に軸支され、開口部2aを閉塞する閉位置と、開口部2aを開放する開位置と、を移動可能とする。
筺体本体2の内部には、図3に示すように、収容部10と、サーマルヘッドユニット5と、が設けられる。
収容部10は、底仕切部11と、後仕切部12と、上仕切部13と、から構成され、ロール紙Rを収容可能とする。ロール紙Rは、長尺状の連続紙がロール状に巻かれたものである。
底仕切部11は、筺体本体2の内部の底面付近に、サーマルプリンタ1の前方に向けて下方に傾斜した斜面で形成される。後仕切部12は、底仕切部11の後方の端部から起立して形成される。後仕切部12の下方には、後述するストッパ部26を挿入可能な開口12aを有する。上仕切部13は、後仕切部12の上端から前方に向けて延在して形成される。
サーマルヘッドユニット5は、筺体本体2の内部に取り付けられる。
前カバー3が閉位置の状態において、プラテンローラ4は、サーマルヘッドユニット5と対向するように配置される。サーマルヘッドユニット5がプラテンローラ4に当接する方向に付勢された状態で、サーマルヘッドユニット5は、記録紙Pに感熱印刷を行う。
前カバー3の裏面には、プラテンローラ4と、前壁15と、が取り付けられる。プラテンローラ4は、図示しないモータに接続され、ロール紙Rから繰り出された記録紙Pを排出口6に搬送する給紙ローラの役割を果たす。
前壁15は、前カバー3が閉状態において、収容部10に収容されたロール紙Rを前側から支持する。すなわち、前壁15は、ロール紙Rの転動方向Eに、ロール紙Rが転がることを防止する役割を果たす。転動方向Eとは、ロール紙Rからの給紙によってロール紙Rが回転した際に、ロール紙Rが移動しようとする方向をいう。
前壁15と、底仕切部11と、後仕切部12と、上仕切部13と、で囲まれた空間はロール紙Rを収容する収容空間Sを構成する。
このように構成されたサーマルプリンタ1は、プラテンローラ4が回転することで、ロール紙Rから記録紙Pが繰り出される。ロール紙Rから繰り出された記録紙Pは、搬送方向Gに搬送され、サーマルヘッドユニット5によって、感熱印刷が行われる。感熱印刷が行われた記録紙Pは、排出口6から排出される。
また、収容空間Sには、押さえ部材20が設けられる。押さえ部材20は、ロール紙Rの転動方向Eで、ロール紙Rより上流に配置される。
[押さえ部材の構成]
図4は、実施例1の押さえ部材20の構成を示す断面図である。以下、図4に基づいて、実施例1の押さえ部材の構成を説明する。
押さえ部材20は、アームとしての第1アーム部21と第2アーム部22と、第1アーム部21の先端に設けられる第1当接部23と、第1アーム部21の基端に設けられる第2当接部25と、第2アーム部22の基端に設けられる支持部24と、支持部24に設けられる付勢部材28と、第2アーム部22に設けられるストッパ部26と、を備える。
第1アーム部21は、ロール紙Rから離れる方向に凹んだ、断面円弧状に形成される。第1アーム部21の半径r2は、最大径D1のロール紙Rの半径r1より小さく形成される。最大径D1のロール紙Rとは、収容部10に収容可能なロール紙Rのうち、最大径のロール紙Rのことをいう。
第2アーム部22は、ロール紙Rから離れる方向に凹んだ、断面円弧状に形成される。第2アーム部22の半径r3は、最大径のロール紙Rの半径r1より大きく形成される。なお、第2アーム部22の半径r3は、最大径のロール紙Rの半径r1より小さく形成されてもよい。
第1当接部23は、第1アーム部21の先端に設けられる。第1当接部23は、ロール紙Rに近づく方向に突出した断面略円弧に形成される。すなわち、第1当接部23は、突出した曲面となる凸曲面に形成される。なお、第1当接部23は、ロール紙Rの中心軸と平行な回転軸周りに回転可能なローラとしてもよい。
支持部24は、第2アーム部22の基端(下方端)に設けられる。支持部24は、筺体本体2の側壁に取り付けられた、ロール紙Rの中心軸と平行な回転軸27によって軸支され、押さえ部材20の回転支点となる。すなわち、押さえ部材20は、回転軸27を軸として、筺体本体2に回動可能に取り付けられる。
付勢部材28は、例えばトーションばねであり、回転軸27に取り付けられて、押さえ部材20を、転動方向Eにおいて、ロール紙Rの上流側から、ロール紙Rに近づく方向Kに付勢する。
第2当接部25は、第1当接部23と同様に、ロール紙Rに近づく方向に突出した断面略円弧に形成されてもよいが、ロール紙Rとの摺動抵抗を更に小さくするために、ロール紙Rの中心軸と平行な回転軸周りに回転可能なローラとする。第2当接部25は、第1当接部23と支持部24との間に設けられる。第2当接部25は、押さえ部材20が起立した第1姿勢S1で、収容部10に収容された最大径D1のロール紙Rの高さの半分程の位置に形成される。第2当接部25は、回転軸27に垂直な断面において、回転軸27と、第1当接部23への接線とからなる線分Nより、ロール紙Rから遠い位置に形成される。すなわち、第2当接部25は、支持部24の中心軸に垂直な断面において、支持部24と、第1当接部23とを結ぶ線分Nより、ロール紙Rに対して後退した位置に形成される。
言い換えると、第2当接部25は、収容部10に最大径D1のロール紙Rが収容されて、押さえ部材20が起立した第1姿勢S1で、ロール紙Rの転動方向Eにおいて、第1当接部23及び支持部24より上流に形成される。
ストッパ部26は、第2アーム部22の下部から、転動方向Eと反対方向で、斜め上方に傾斜する突起として形成される。ストッパ部26は、図3に示すように、後仕切部12の開口12aに挿入される。ストッパ部26は、押さえ部材20が傾倒した際に、ストッパ部26の上面と、開口12aの上縁が当接して、所定の角度以上傾斜しないようになっている。
[押さえ部材の動作]
図5は、実施例1の押さえ部材の第2姿勢を説明する断面図である。図6は、実施例1の押さえ部材の第3姿勢を説明する断面図である。以下、図3,図5及び図6に基づいて、実施例1の押さえ部材の動作を説明する。
最大径D1のロール紙Rが収容部10に収容された状態では、図3に示すように、押さえ部材20は、略鉛直方向に起立した第1姿勢S1となる。第1姿勢S1では、第1当接部23は、ロール紙Rに当接せず、第2当接部25がロール紙Rに当接する。第1姿勢S1では、ロール紙Rとプラテンローラ4との間の記録紙Pの長さは、記録紙長L1となる。
ロール紙Rから記録紙Pが繰り出されて、ロール紙Rの直径が最大径D1より小さい第1中間径D2になると、記録紙Pの搬送経路が変化する。また、図5に示すように、押さえ部材20は、回転軸27を軸として回転し、転動方向Eにおいて、ロール紙Rの上流側から、ロール紙Rに近づく方向Kに傾倒する第2姿勢S2となる。第2姿勢S2では、ロール紙Rとプラテンローラ4との間の記録紙Pの長さは、記録紙長L1より長い記録紙長L2となる。
第2姿勢S2では、第2当接部25がロール紙Rから離間して、第1当接部23がロール紙Rから繰り出された記録紙Pに当接する。言い換えると、第2姿勢S2では、第1当接部23が、ロール紙Rとプラテンローラ4との間の記録紙Pに当接する。
ロール紙Rから記録紙Pがさらに繰り出されて、ロール紙Rの直径が第1中間径D2より小さい第2中間径D3になると、搬送経路がさらに変化する。また、図6に示すように、押さえ部材20は、回転軸27を軸として回転し、転動方向Eにおいて、ロール紙Rの上流側から、ロール紙Rに近づく方向Kにさらに傾倒する第3姿勢S3となる。第3姿勢S3では、第2当接部25がロール紙Rから離間した状態で、第1当接部23がロール紙Rから繰り出された記録紙Pに当接する。第3姿勢S3では、ロール紙Rとプラテンローラ4との間の記録紙Pの長さは、記録紙長L2より長い記録紙長L3となる。
また、第3姿勢S3では、ストッパ部26の上面が、後仕切部12の開口部12aの上縁に当たる。そのため、第3姿勢S3では、押さえ部材20がロール紙Rのロール紙Rに近づく方向Kにさらに傾倒することを、ストッパ部26が食い止める。
第3姿勢S3の状態で、さらにロール紙Rから記録紙Pがさらに繰り出されると、搬送経路はさらに変化する。また、ロール紙Rの直径は、第2中間径D3より小さくなり、第2当接部25がロール紙Rから離間した状態で、第1当接部23も記録紙Pから離間する。
[画像形成装置の作用]
実施例1の画像形成装置の作用を説明する。実施例1の画像形成装置(サーマルプリンタ1)は、収容部10に収容されたロール紙Rの転動方向Eにおいて、ロール紙Rの上流に設けられるアーム(第1アーム部21,第2アーム部22)と、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)の先端に設けられる、ロール紙Rから繰り出される記録紙Pに当接可能な第1当接部23と、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)の基端に設けられる、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)の回転支点となる支持部24と、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)を、転動方向Eにおいて、ロール紙Rの上流側から、ロール紙Rに近づく方向Kに付勢する付勢部材28と、第1当接部23と支持部24との間に設けられて、略最大径D1のロール紙Rに当接可能な第2当接部25と、を備える(図2)。
これにより、ロール紙Rの直径が、所定の値より小さい第1中間径D2のときに、第2当接部25をロール紙Rから離間して、第1当接部23を記録紙Pに当接させることができる。そのため、ロール紙Rとプラテンローラ4との間の記録紙Pの長さが、記録紙長L2に達した場合に、第1当接部23を記録紙Pに当接させることができる。その結果、ロール紙Rと収容部10との間の摩擦により生ずるロール紙Rの振動により、記録紙Pがバタついたり、たるんだりすることを抑えることができる。そして、プラテンローラ4を駆動するモータの脱調や、印刷乱れ等を防ぐことができる。
一方、ロール紙Rの直径が、第1中間径D2より大きいときは、第2当接部25をロール紙Rに当接させることができる。そのため、ロール紙Rの振動を抑えることができる。また、ロール紙Rの直径が大きいときは、ロール紙Rとプラテンローラ4との間の記録紙Pの記録紙長が短いため、ロール紙Rの振動による記録紙Pのバタつきも、それほど大きくない。
すなわち、ロール紙Rの大きさによって変化する記録紙Pの搬送経路に対応して、記録紙Pにテンションを付与することができる。
実施例1の画像形成装置(サーマルプリンタ1)では、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)は、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)の回転を止めるストッパ部26を有する(図6)。
これにより、ロール紙Rの直径が、所定の値より小さい第2中間径D3のときに、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)がロール紙Rに近づく方向Kに回転することを食い止めることができる。そのため、新しいロール紙Rを収容部10にセットする際に、図7に示すように、収容部10に投入されたロール紙Rによって、傾倒した押さえ部材20を起立させることができる。すなわち、ロール紙Rを交換する際に、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)をわざわざ手で持ち上げるような面倒な作業をしなくても、新しいロール紙Rをセットすることができる。
実施例1の画像形成装置(サーマルプリンタ1)では、第2当接部25は、略最大径D1のロール紙Rの半分の高さに位置する(図2)。
これにより、第2当接部25を、ロール紙Rの高さ方向において、最大径D1のロール紙Rの中央付近に当接させることができる。そのため、第2当接部25が、最大径D1のロール紙Rに当接した際の抵抗を小さくすることができる。
仮に、第2当接部25が、ロール紙Rの高さ方向において、最大径D1のロール紙Rの中央より高い位置で当接する場合、第2当接部25は、最大径D1のロール紙Rを収容部10の底面に押しつける方向に付勢することとなる。そのため、最大径D1のロール紙Rが収容部10内で回転する際の抵抗となる。
一方、第2当接部25が、ロール紙Rの高さ方向において、最大径D1のロール紙Rの中央より低い位置で当接する場合、第2当接部25は、最大径D1のロール紙Rを浮かせる方向に付勢することとなる。そのため、最大径D1のロール紙Rの回転開始時の抵抗は小さくなるが、浮かせる方向の力が強いとロール紙Rが浮いてしまい、振動の原因となる。
つまり、第2当接部25の当接位置は、ロール紙Rの高さ方向において、最大径D1のロール紙Rの中央付近もしくは若干下側が好ましい。これにより、最大径D1のロール紙が回転した際の抵抗を小さくすることができる。
実施例1の画像形成装置(サーマルプリンタ1)では、第2当接部25は、ローラである(図4)。
これにより、第2当接部25とロール紙Rとの摩擦を低減することができる。そのため、ロール紙Rの振動を低減することができる。その結果、記録紙Pのバタつきを防止することができる。
実施例1の画像形成装置(サーマルプリンタ1)では、第1当接部23は、突出した曲面となる凸曲面である(図4)。
これにより、第1当接部23と記録紙Pとの摩擦を低減することができる。そのため、プラテンローラ4を駆動する駆動部に、過大な負担をかけることを防止することができる。
実施例1の画像形成装置(サーマルプリンタ1)では、支持部24の中心軸に垂直な断面において、第2当接部25は、支持部24と第1当接部23とを結ぶ線分Nより、ロール紙Rから遠い位置にある(図4)。
これにより、アーム(第1アーム部21,第2アーム部22)の傾斜量が少ない状態で、第2当接部25をロール紙Rから離間して、第1当接部23を記録紙Pに当接させることができる。そのため、画像形成装置(サーマルプリンタ1)を小型化することができる。
以上、本発明の画像形成装置を実施例1に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、サーマルプリンタ1は、前側が開く前カバー3を備える例を示した。しかし、サーマルプリンタは、上方が開く上カバーを備えてもよい。
実施例1では、ロール紙Rが収容部10に載置される例を示した。しかし、ロール紙Rがシャフトによって支持されて収容部に収容されてもよい。
実施例1では、第1アーム部21と第2アーム部22を、断面円弧状に形成する例を示した。しかし、第1アーム部と第2アーム部は、この態様に限定されず、ロール紙から離れる方向に凹んだ形状であればよい。
実施例1では、押さえ部材20をロール紙Rの後方に設ける例を示した。しかし、押さえ部材20は、ロール紙Rの転動方向Eの上流に設けられていれば、ロール紙Rの前方に設けてもよい。
実施例1では、本発明を感熱紙に印刷を行う感熱式のサーマルプリンタに適用する例を示した。しかし、本発明は、インクリボンを使用するサーマルプリンタに適用することができる。また、本発明は、インパクト方式のプリンタ、レーザプリンタ、インクジェットプリンタ、プロッタ、ワードプロセッサ、ファクシミリ、複写機等、またはこれら2つ以上の機能を備えた複合機等の画像形成装置にも適用可能である。
1 サーマルプリンタ(画像形成装置)
10 収容部
21 第1アーム部(アームの一例)
22 第2アーム部(アームの一例)
23 第1当接部
24 支持部
25 第2当接部
26 ストッパ部
28 付勢部材
D1 最大径
N 線分
P 記録紙
R ロール紙

Claims (6)

  1. 収容部に収容されたロール紙が転がる方向である転動方向において、前記ロール紙の上流に設けられるアームと、
    前記アームの先端に設けられる、前記ロール紙から繰り出される記録紙に当接可能な第1当接部と、
    前記アームの基端に設けられる、前記アームの回転支点となる支持部と、
    前記アームを、前記転動方向において、前記ロール紙の上流側から、前記ロール紙に近づく方向に付勢する付勢部材と、
    前記第1当接部と前記支持部との間に設けられて、略最大径の前記ロール紙に当接可能な第2当接部と、を備え
    前記ロール紙が略最大径の場合に、前記第1当接部が前記記録紙から離間して、前記第2当接部が前記ロール紙に当接し、
    前記ロール紙が略最大径より小さくなった場合に、前記第1当接部が前記記録紙に当接して、前記第2当接部が前記ロール紙から離間する
    ことを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記アームは、前記アームの回転を止めるストッパ部を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2当接部は、略最大径の前記ロール紙の半分の高さに位置する
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2当接部は、ローラである
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1当接部は、突出した曲面となる凸曲面である
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記支持部の回転軸に垂直な断面において、前記第2当接部は、前記支持部と前記第1当接部とを結ぶ線分より、前記ロール紙から遠い位置にある
    ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の画像形成装置。
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