JP3483319B2 - シート供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート供給装置及び画像形成装置

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JP3483319B2
JP3483319B2 JP28042094A JP28042094A JP3483319B2 JP 3483319 B2 JP3483319 B2 JP 3483319B2 JP 28042094 A JP28042094 A JP 28042094A JP 28042094 A JP28042094 A JP 28042094A JP 3483319 B2 JP3483319 B2 JP 3483319B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ,複写機,フ
ァクシミリ等の画像形成装置に原稿や記録紙等のシート
を供給することの可能なシート供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ,複写機等の画像形成装
置に用いられるシート供給装置は、シート収容部に多数
枚積載された原稿,記録紙等のシートを、給送ローラ等
により一枚ずつ次工程に向けて順次自動給送するように
構成されている。
【0003】上記従来のシート供給装置において、収容
されているシートの残量を確認するには、シートを積載
しているトレイやカセットを装置本体から引き出して直
接シートの量を見て確認したり、或いはシート給送装置
に設けられている残量検知装置により確認するようにし
ている。
【0004】この残量検知装置としては、トレイやカセ
ット等のシート収容部にスリット等を設けて、目視によ
りシート残量を確認するようにしたものや、シートの残
量に応じてレバーが移動する機構を設けて、該レバーの
位置でシートの残量を表示するようにしたものがある。
【0005】また、その他の残量検知装置としては、大
量のシートを収容可能とするデッキ等のシート収容部を
備えたシート供給装置に設けられるもので、前記シート
を積載保持するシート積載板の移動する経路に沿って複
数の検知スイッチを設けて、シート積載量の変化に応じ
て移動するシート積載板の位置を前記検知スイッチによ
り検知し、この検知信号に基づいてシートの残量を表示
するようにしたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た検知スイッチを設けるものでは、例えばシート残量を
全体の 100%,75%,50%,25%の4つの段階で検知す
る場合には4ヶ所に検知スイッチを設ける必要があり、
即ち検知する段階の数と同じ数の検知スイッチが必要と
なるため、検知する段階を多くすると前記検知スイッチ
を増やさなければならず、コストが高くなるという問題
があった。
【0007】また、上記シート供給装置を備えたプリン
タや複写機等の画像形成装置をネットワーク環境等でホ
ストコンピュータにより遠隔操作する場合には、該ホス
トコンピュータ側からはシート供給装置内のシート残量
を把握することができないため、該シート残量を確認す
るために、ユーザが装置近く(上記従来例では装置本体
の表示部を覗ける位置、或いはシート収容部を引き出し
て直接見れる位置)まで移動しなければならず、ユーザ
にとって不便であった。
【0008】そこで、本発明の目的は、安価で且つ簡単
な構成でシートの残量検知が行え、またそのシート残量
を遠隔にいるユーザに知らせることが可能なシート供給
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、シートの積載量に応じて移動するシ
ート積載手段と、前記シート積載手段の位置を検知する
ことによってシートの残量を検知するシート残量検知手
段を備えたシート供給装置において、前記シート積載手
段は、カムを有し、前記残量検知手段は、前記カムによ
り揺動可能なカムフォロアと、該カムフォロアに直交す
る方向に平行に取り付けられた複数のアーム部材と、該
アーム部材にそれぞれ設けられた形状の異なる検知カム
と、該検知カムのそれぞれと摺接して作動する検知手段
とを有し、前記カムフォロアの揺動量に応じて前記各ア
ーム部材の前記各検知カムにより前記各検知手段が検知
/非検知状態となり、該検知手段の検知/非検知状態の
組み合わせにより前記検知手段の数よりも多くの前記シ
ート積載手段の位置を検知するように構成したことを特
徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】また、前記シート供給装置は、シートの残
量として検出された信号をホストコンピュータに送信し
て、該ホストコンピュータにシートの残量を表示させる
ことを特徴とする。
【0013】また、シートに画像情報に応じて画像を形
成する画像形成装置においては、上述の如く構成された
シート供給装置を備えたことを特徴とし、更にシートの
残量として検出された信号をホストコンピュータに送信
して、該ホストコンピュータにシートの残量を表示させ
ることを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成にあっては、シート積載手段の移動量
に応じて揺動するカムフォロアが、前記シート積載手段
の位置に応じて複数の検知手段を各々作動させ、前記複
数の検知手段の検知/非検知の組み合わせによってシー
ト積載手段の位置を検知するようにしているため、前記
シート積載手段の位置を前記検知手段の数よりも多くの
段階で検知することができ、例えば、2本のアーム部材
を備えたカムフォロアを、その揺動量に応じて各々作動
する2個の検知スイッチにより検知し、前記検知スイッ
チの検知/非検知の組み合わせによって位置検知を行う
ことにより、各検知スイッチの検知信号の組み合わせ数
である4ヶ所の検知を行うことができ、検知スイッチの
数の2倍の検知が行える。
【0015】また、上記構成にあっては、シート残量と
して検出した信号を遠隔にいるユーザのホストコンピュ
ータに送信して、該ホストコンピュータ上にシート残量
を表示するようにしているため、上記シート供給装置、
又は上記シート供給装置を有するプリンタ等の画像形成
装置をホストコンピュータから遠隔操作する場合でも、
ユーザがシート残量を容易に確認でき、使い勝手の良い
装置を提供することができる。
【0016】
【実施例】
〔第1実施例〕以下、本発明を適用したシート供給装置
の一実施例について図面を参照して具体的に説明する。
尚、本実施例は、本発明を適用したシート供給装置とし
てのデッキをオプションとして装備した画像形成装置と
してのレーザービームプリンタを例示している。図1は
本発明の第1実施例に係るデッキの要部斜視図、図2は
前記デッキの要部断面図、図3は前記デッキにおけるシ
ート残量検知手段の状態を示す模式上面図、図4は前記
デッキの斜視図、図5は前記デッキを装着したプリンタ
の全体構成を示す模式断面図である。
【0017】先ず図5を参照してレーザーレーザービー
ムプリンタ及びデッキの概略構成について説明する。1
は画像形成装置としてのレーザーレーザービームプリン
タ(以下『LBP』と略称する)であり、以下の機能を
装備している。2はシートSを積載収納したカセットで
あり、装置下部に上下2段に装置手前側に着脱可能に装
備されている。3はピックアップローラでありカセット
2に積載されたシートSを最上側より送り出す。4はリ
タードローラ対であり、送り出されたシートSを1枚ず
つ分離搬送する。5は送りローラ対であり、分離された
シートSを搬送する。6はレジストローラ対であり、シ
ートSの先端をニップ部に突き当てて斜行を補正した
後、所定のタイミングでシートSを画像形成部に搬送す
る。
【0018】7は画像形成に関する公知のプロセス手段
を内蔵したプロセスカートリッジであり、装置本体より
着脱可能に装備されている。上記プロセスカートリッジ
7内には像担持体としての感光体ドラム7a,該ドラム
7aの表面を帯電させるための帯電器7b,該ドラム7
aに現像像(トナー像)を形成するための現像器7c,
該ドラム7a表面に残留した廃トナー等を除去するため
のクリーニング器7d等が内蔵されており、上記感光体
ドラム7aに対してレーザ露光装置8より画像情報に応
じてレーザー光が照射されて書き込みが行なわれる。ま
た上記感光体ドラム7aには転写ローラ9が押圧してお
り、該感光体ドラム7aと転写ローラ9間を通過する際
に前記トナー像と逆極性の電圧を印加して、前記ドラム
7a表面のトナー像をシートSに転写する。10は定着装
置であり、画像転写後のシートSに対して熱及び圧力を
印加することで転写画像の定着を行なう。そして、画像
定着後のシートSは反転パスを搬送されて、排出ローラ
対11により装置上面に形成された排出トレイ12に画像面
を下側にして(フェースダウン)排出される。
【0019】次にシート供給装置について説明すると、
シート供給装置としてのデッキ13は上記LBP1の載置
台を兼用しており、LBP1の下部に配置されている。
上記シート供給装置13は、上記カセット2では収納でき
ない比較的大サイズのシートSを積載収納しており、該
シートSをLBP1に対して大量に供給することができ
る。
【0020】14はシートSを積載して昇降可能なトレイ
であり、シートSをトレイ14に積載するために引き出し
可能な収納庫15内に装備されている。上記収納庫15は左
右に設けられたガイドレール16がフレーム17内の左右に
対向して設けられたレール状のガイド18により支持さ
れ、該ガイド18に沿って装置手前側に引き出し可能に構
成されている。上記フレーム17には、上記トレイ14上の
シートSを最上側より送り出すピックアップローラ19、
送り出されたシートSを1枚ずつ分離搬送するリタード
ローラ対20、及び分離されたシートSをLBP1に送り
込む搬送部21が備えられている。
【0021】また、上記トレイ14は、ワイヤロープ22
a,22b,22c,22dが四隅近辺に固定されて収納庫15
内に吊り下げられている。上記各ワイヤロープの他端は
収納庫15の上部に回転自在に設けられたプーリ23a,23
b,23c,23dを経由して、収納庫15の下部の前後に設
けられた巻取ウインチ24に連結している。
【0022】上記巻取ウインチ24は、ギア(不図示)が
取り付けられた巻取軸25に固定されており、収納庫15が
フレーム17に装着された状態で該フレーム17に設けられ
たモータMのギア(不図示)と接続される。そして、前
記モータMを駆動することで巻取ウインチ24を回転さ
せ、該巻取ウインチ24の胴体に各ワイヤロープが巻き付
けられてトレイ14が上昇する。また、上記収納庫15をフ
レーム17から引き出すことで巻取ウインチ24のギアとフ
レーム17に固定されたモータMのギアとの接続が解除さ
れ、シートS及びトレイ14の自重によって前記巻取ウイ
ンチ24に巻き付けられた各ワイヤロープが巻き戻されて
前記トレイ14は下降する。このトレイ14の下降時に受け
る衝撃を緩和するために、前記巻取軸25の奥側には図示
しないブレーキダンパーが設けられており、該巻取軸8
に取り付けられたギアと接続されている。
【0023】また、上記フレーム17には、上昇してきた
トレイ14の上面(紙面)を検知する図示しない検知手段
が設けられており、上昇してきたトレイ14の上面(紙
面)を検知すると巻取ウインチ24を回転させているモー
タMの駆動を停止させる。また、上記フレーム17に設置
されたピックアップローラ19、リタードローラ対20によ
ってトレイ14上のシートSが送り出されて、紙面が低く
なると検知手段が紙面を検知するまで再度モータMを駆
動させてトレイ14を上昇させる。これにより、トレイ14
上に積載されているシートSの最上面を略一定の位置に
常に保持することができる。
【0024】ここで、上記トレイ14上に積載されている
シートSの残量(積載量)を検知するシート残量検知手
段について図1乃至図4を参照して説明する。
【0025】図に示すように、上記収納庫15の側面に
は、下端に設けられた支軸26aを中心にして揺動するカ
ムフォロワ26が設けられており、上記トレイ14の側面に
設けられたカム27と摺接して該トレイ14の昇降量に応じ
て揺動するようになっている。上記カムフォロワ26は自
由端側に2本のアーム部材26b,26cを備えており、該
アーム部材26b,26cには、本発明の検知カムであるそ
れぞれ異なる形状のカムが形成されている。尚、本実施
例では、上記カムフォロワ26が下端側の支軸26aを中心
にして上端側が揺動する構成としているが、これに限定
されるものではなく、カムフォロワの揺動中心はどこに
設けても良く、例えば上端側を中心にして下端側を揺動
させるように構成しても良い。
【0026】また、上記カムフォロワ26はバネ28によっ
て上記カム27に摺接する方向に付勢させており、図示し
ないストッパーにより図1に示す所定位置で停止されて
いる。尚、上記カムフォロワ26は、バネ28を用いること
なく、自身の自重によってカム27に摺接するように構成
しても良い。この場合、部品点数が低減できて、より安
価にすることができる。
【0027】また、上記フレーム17において、上記2本
のアーム部材26b,26cの揺動軌跡上には、該アーム部
材26b,26cを各々検知する2つのタクトスイッチSW
1,SW2を備えたスイッチユニット29が設けられてい
る。このスイッチユニット29は、ホルダ30内にタクトス
イッチSW1,SW2を配置し、該タクトスイッチSW
1,SW2の前側に板バネ31,32を配置して構成してい
る。また、上記スイッチユニット29は図2に示すように
タクトスイッチSW1,SW2が上記収納庫15側に向い
た状態でフレーム17の側板17aに摺動自在に設けられて
いる。また、上記ホルダ30の外壁にはリブ30aが複数設
けられていて、スイッチユニット29の摺動抵抗を小さく
するようになっている。また、上記複数のスイッチをユ
ニット化することによって、配線等がし易く組み付け性
を向上させることができる。
【0028】また、上記スイッチユニット29は板バネ33
により上記収納庫15側に突出する方向に付勢されてお
り、突出側には図示しない位置決め突部が設けられてい
て、該突部が上記収納庫15の側板15aに当接してスイッ
チユニット29の位置決めが行われるようになっている。
これにより、上記収納庫15を引き出し方向に調整(前後
の位置合わせ等)しても、上記タクトスイッチSW1,
SW2と収納庫15の側板15aとの間隔が常に一定に保た
れ、上記アーム部材26b,26cによるタクトスイッチS
W1,SW2のON/OFFが確実に行われ、検知不良
を防止することができる。また、上記収納庫15を引き出
した場合もスイッチユニット29は図示しないストッパー
により一定位置で停止されるようになっている。
【0029】前述したように、上記カムフォロワ26には
2本のアーム部材26b,26cが一体に設けられ、それら
の先端側には形状の異なるカムが形成されている。この
カムフォロワ26の揺動量に応じて前記アーム部材26b,
26cがタクトスイッチSW1,SW2を各々ON/OF
Fするように配置されている。上記カムフォロワ26はト
レイ14の移動量(昇降量)に略比例して揺動するよう
に、上記カム27との摺接面が曲面で形成されている(図
1参照)。また、上記タクトスイッチSW1,SW2
は、カムフォロワ26のアーム部材26b,26cに形成され
たカムがスイッチユニット29の板バネ31,32を押すこと
により各々ONする。
【0030】ここで、図3に基づいて、上記カムフォロ
ワ26に設けた2本のアーム部材26b,26cのカム形状及
びシート残量検知動作について説明する。
【0031】一方のアーム26bのカム形状は、中央部が
板バネ31側に突出した形状に形成されている。このアー
ム26bは、シートSの積載量が100 %のときのトレイ14
の位置では、図3(a)に示すようにカムが板バネ31に
当接せず、タクトスイッチSW1はOFFの状態であ
る。そして、シートSの積載量が少なくなるに連れてカ
ムフォロワ26が揺動し、前記アーム26bは図中矢印方向
に移動する。このため、シートSの積載量が75%及び50
%のときのトレイ14の位置では、図3(b),(c)に
示すようにカムが板バネ31に当接し、タクトスイッチS
W1をONする。更にシートSの積載量が少なくなり、
シートSの積載量が25%以下のときのトレイ14の位置で
は、図3(d)に示すようにカムが板バネ31と当接せ
ず、再びタクトスイッチSW1はOFFの状態になる。
【0032】また、他方のアーム26cのカム形状は、移
動方向後部が板バネ32側に突出した形状に形成されてい
る。このアーム26cも上記アーム26bと同様にして、シ
ートSの積載量が少なくなるに連れて図中矢印方向に移
動し、シートSの積載量が100 %及び75%のときのトレ
イ14の位置では、図3(a),(b)に示すようにカム
が板バネ32に当接せず、タクトスイッチはOFFの状態
である。そして、シートSの積載量が50%及び25%のと
きのトレイ14の位置では、図3(c),(d)に示すよ
うにカムが板バネ32に当接し、タクトスイッチをONに
する。
【0033】従って、上記タクトスイッチSW1,SW
2は、上記トレイ14の位置に応じて移動するアーム部材
26b,26cによって下記表1に示すようにON/OFF
される。
【0034】
【表1】
【0035】このように、2個のタクトスイッチSW
1,SW2と、2本のアーム部材26b,26cを備えたカ
ムフォロワ26とにより、上記表1に示すように4種類の
組み合わせが設定でき、この組み合わせ毎に発生する信
号に基づいて4段階のシート残量を検知することができ
る。尚、シートがなくなった場合には、図示しないシー
ト有無検知手段により検知するようになっている。
【0036】また、図5に示すように、上記デッキ13が
装備されたLBP1はホストコンピュータHに接続され
ており、前記シートSの残量を検知した信号はホストコ
ンピュータHに送られて、該ホストコンピュータHのデ
ィスプレイ上にシート残量を表示するようになってお
り、該シート残量をユーザが容易に確認することができ
る。
【0037】〔第2実施例〕次に前記シート供給装置の
第2実施例について図6を参照して説明する。図6は本
発明の第2実施例に係るシート供給装置としてのデッキ
の要部拡大図である。尚、デッキの概略構成は前述した
第1実施例と同様であるので、同一部材には同一符号を
付して説明を援用するものとする。
【0038】本実施例では前述した第1実施例に対し
て、図6に示すように、シート残量検知手段を構成する
カムフォロワ26の揺動方向が収納庫15の着脱方向と同一
方向(図中矢印方向)となるように構成されており、前
記カムフォロワ26のアーム部材26b,26cによって作動
するスイッチユニット29は、ホルダ30の摺動方向がカム
フォロワ20の揺動方向に対して直交する方向となるよう
に90度回転して設けられている。このような構成にする
ことにより、前記カムフォロワ26による収納庫15の側板
15aの占有面積を前述した第1実施例の構成よりも小さ
くすることができる。
【0039】〔第3実施例〕次に前記シート供給装置の
第3実施例について図面を参照して説明する。本実施例
では、シート供給装置として前述した第1実施例のプリ
ンタのシートカセットに本発明を適用した構成を例示し
て説明する。図7は本発明の第3実施例に係るシート供
給装置としてのシートカセットの模式断面図である。
尚、プリンタの概略構成は前述した第1実施例と同様で
あるので、ここでは詳しい説明は省略する。
【0040】図7に示すように、シートカセット2の内
部には、支点34を中心として中板35が揺動自在に設けら
れており、該中板35はコイルバネ36によって下方から上
方にある不図示のピックアップローラ側に付勢されてい
る。また、前記中板35の先端(図中右端)にはカム37が
取り付けられている。更に前記カム37に対向させて支軸
38aを中心にして揺動するカムフォロワ38が設けられて
おり、該カムフォロワ38はバネ39によりカム37に摺接す
る方向に付勢されている。前記カムフォロワ38の揺動側
先端には2本のアーム部材38b,38cが一体に設けられ
ており、該アーム部材38b,38cはカセット外部に突出
して、装置本体側に配設されたスイッチユニット40のタ
クトスイッチSW1,SW2を板バネ41,42を介してO
N/OFFするようになっている。
【0041】図中のカムフォロワ38に設けられたアーム
部材38b,38cのカム形状は、前述した第1実施例のア
ーム部材のカム形状と同様にして形成されており、一方
のアーム部材38bはシートSの積載量が75%及び50%の
ときの中板35の位置でカムが板バネ41と当接してタクト
スイッチSW1をONし、シートSの積載量が100 %及
び25%のときの中板35の位置でカムが板バネ41と当接せ
ずにタクトスイッチSW1をOFFする。また、他方の
アーム部材38cはシートSの積載量が100 %及び75%の
ときの中板35の位置でカムが板バネ42と当接してタクト
スイッチSW2をONし、シートSの積載量が50%及び
25%のときの中板35の位置でカムが板バネ42と当接せず
にタクトスイッチSW2をOFFにするようになってい
る。
【0042】このように、本発明をプリンタのシートカ
セットに適用する場合には、図7に示すように、中板35
の揺動中心(支点34)からできるだけ離れた位置にカム
37を取り付けることが好ましく、これによりカム37の揺
動範囲を大きく設定できるため、シート残量の検知精度
を向上させることができる。
【0043】以上本発明の実施例では、2本のアーム部
材を備えたカムフォロワ及び前記アーム部材によって個
々に作動する2個のスイッチSW1,SW2により、該
スイッチの数よりも多い4段階のシート残量検知が行え
るようにしたため、部品点数が削減でき、更に組み付け
性も向上して、コストの低減も図れる。
【0044】尚、前述した実施例では、揺動手段として
のカムフォロワに2本のアーム部材を設けると共に、該
アーム部材によって個々に作動する2個の検知スイッチ
を設けた構成を例示したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、前記アーム部材,検知スイッチは2組以
上設けても良く、例えば3組設けた構成としても良く、
この構成の場合には8段階のシート残量の検知が行え
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、シートトレイの移
動量に応じて揺動するカムフォロワが、前記トレイの位
置に応じて複数の検知スイッチを各々作動させ、前記複
数の検知スイッチのON/OFFの組み合わせによって
シートトレイの位置、即ちシート残量を検知する構成と
することにより、前記シートトレイの位置を検知スイッ
チの数よりも多くの段階で検知することができ、例え
ば、2本のアーム部材を備えたカムフォロワを、その揺
動量に応じて各々作動する2個の検知スイッチにより検
知し、前記検知スイッチのON/OFFの組み合わせに
よって位置検知を行うことにより、各検知スイッチの検
知信号の組み合わせ数である4ヶ所の検知を行うことが
でき、検知スイッチの数の2倍の検知が行える。これに
より、従来よりも検知スイッチの数を少なくすることが
でき、部品点数の削減及びコストの削減が図れ、更に組
み付け性が向上する。
【0046】また、上記シート供給装置を有するプリン
タ等の画像形成装置をホストコンピュータから遠隔操作
する場合でも、シート残量として検出した信号を遠隔に
いるユーザのホストコンピュータに送信して、該ホスト
コンピュータ上にシート残量を表示することにより、ユ
ーザがシート残量を容易に確認でき、使い勝手の良い装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るデッキの要部斜視図
である。
【図2】前記デッキの要部断面図である。
【図3】前記デッキにおけるシート残量検知手段の状態
を示す模式上面図である。
【図4】前記デッキの斜視図である。
【図5】前記デッキを装着したプリンタの全体構成を示
す模式断面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るデッキのシート残量
検知手段を示す要部拡大図である。
【図7】本発明の第3実施例に係るシートカセットの要
部断面図である。
【符号の説明】
1…レーザービームプリンタ(LBP) 2…シートカ
セット 3…ピックアップローラ 4…リタードローラ
対 5…送りローラ対 6…レジストローラ対7…プロ
セスカートリッジ 7a…感光体ドラム 7b…帯電器
7c…現像器 7d…クリーニング器 8…レーザー
露光装置 9…転写ローラ 10…定着装置 11…排出ロ
ーラ対 12…排出トレイ 13…シート供給装置(デッ
キ) 14…トレイ 15…収納庫 15a…側板 16…ガイ
ドレール 17…フレーム 17a…側板 18…ガイド 19
…ピックアップローラ 20…リタードローラ対 21…搬
送部 22a,22b,22c,22d…ワイヤロープ 23a,
23b,23c,23d…プーリ24…巻取ウインチ 25…巻取
軸 26…カムフォロワ 26a…支軸 26b,26c…アー
ム 27…カム 28…バネ 29…スイッチユニット 30…
ホルダ 30a…リブ 31,32,33…板バネ 34…支点
35…中板 36…コイルバネ 37…カム 38…カムフォロ
ワ 39…バネ 40…スイッチユニット 41,42…板バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯田 雄三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 内田 康浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 斉藤 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−100953(JP,U) 実開 昭56−55248(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 7/04 B65H 1/18 310 G03G 15/00 510

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの積載量に応じて移動するシート
    積載手段と、前記シート積載手段の位置を検知すること
    によってシートの残量を検知するシート残量検知手段を
    備えたシート供給装置において、 前記シート積載手段は、カムを有し、 前記残量検知手段は、前記カムにより揺動可能なカムフ
    ォロアと、該カムフォロアに直交する方向に平行に取り
    付けられた複数のアーム部材と、該アーム部材にそれぞ
    れ設けられた形状の異なる検知カムと、該検知カムのそ
    れぞれと摺接して作動する検知手段とを有し、 前記カムフォロアの揺動量に応じて前記各アーム部材の
    前記各検知カムにより前記各検知手段が検知/非検知状
    態となり、該検知手段の検知/非検知状態の組み合わせ
    により前記検知手段の数よりも多くの前記シート積載手
    段の位置を検知するように構成したことを特徴とするシ
    ート供給装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は前記各アーム部材毎に作
    動する2個の検知スイッチを有し、前記カムフォロアの
    揺動量に応じて各アーム部材の前記検知カムが各検知ス
    イッチをON/OFFし、該検知スイッチのON/OF
    Fの組み合わせにより4段階の検知を行うことを特徴と
    する請求項1に記載のシート供給装置。
  3. 【請求項3】 前記シート供給装置は装置本体に対して
    着脱可能なシート収容手段を有し、前記シート収容手段
    に配置された前記カムフォロアと、装置本体側に配置さ
    れた検知手段との位置決め手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載のシート供給装置。
  4. 【請求項4】 前記シート供給装置は、シートの残量と
    して検出された信号をホストコンピュータに送信して、
    該ホストコンピュータにシートの残量を表示させること
    を特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載のシート供給装置と、前記シート供給装置によって
    供給されたシートに画像情報に応じて画像を形成する画
    像形成手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置は、シートの残量とし
    て検出された信号をホストコンピュータに送信して、該
    ホストコンピュータにシートの残量を表示させることを
    特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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