JPH10329657A - 複合構造接続具 - Google Patents

複合構造接続具

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JPH10329657A
JPH10329657A JP9139035A JP13903597A JPH10329657A JP H10329657 A JPH10329657 A JP H10329657A JP 9139035 A JP9139035 A JP 9139035A JP 13903597 A JP13903597 A JP 13903597A JP H10329657 A JPH10329657 A JP H10329657A
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electric connector
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稔 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線接続用の電気コネクタと配管接続用の管
継ぎ手が相互に安定した位置を保ち得るような複合構造
接続具を提供する。 【解決手段】 電気配線13,14を接続可能な電気コ
ネクタ10と、この電気コネクタ10に連結された、配
管16,17を接続可能な管継ぎ手15と、から構成さ
れている。管継ぎ手15は、コネクタ10に着脱可能に
支持されるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気配線および配
管を接続する複合構造接続具、例えば車両のワイヤーハ
ーネスおよびウォッシャーチューブを同様な経路で配線
および配管する場合に好適な複合構造接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等の乗物においては、限られた狭い
スペース内に電気配線や配管等を引き回す必要がある。
自動車の場合であれば、例えばワイヤーハーネスの配索
経路にウォッシャー液を供給するためのウォッシャーチ
ューブを配管する場合があるが、この場合、通常は、図
4および図5に示すように、ワイヤーハーネス1,2と
ウォッシャーチューブ3,4とが別々に準備され、それ
ぞれ電気コネクタ5および管継ぎ手6を用いて、ワイヤ
ーハーネス1,2とウォッシャーチューブ3,4とが並
行するように接続作業がなされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような接続具にあっては、多くの場合、ワイヤーハ
ーネス1,2の接続位置とウォッシャーチューブ3,4
の接続位置が図4に示すように相互に近接しており、車
両走行時の振動、衝撃によって電気配線用のコネクタ5
とウォッシャーチューブ用の管継ぎ手6がぶつかって打
音が発生することがあった。
【0004】そこで本発明は、電気コネクタと管継ぎ手
が相互に安定した位置を保ち得るような複合構造接続具
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係る複合構造接続具は、電気配線を接続可能な電
気コネクタと、該電気コネクタに連結された、配管を接
続可能な管継ぎ手と、から構成されている。したがっ
て、電気コネクタと管継ぎ手が相対的に変位することが
なく、これらのぶつかりによる打音が発生することが防
止される。
【0006】前記管継ぎ手は、好ましくは前記電気コネ
クタに着脱可能に連結される。この場合、電気コネクタ
および管継ぎ手の加工および取り扱いを容易化すること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について添付図面を参照しつつ説明する。図1および
図2は本発明に係る複合構造接続具の一実施形態を示す
図である。両図において、10は電気コネクタで、雌雄
のコネクタ部材11,12からなる。コネクタ部材1
1,12は接続対象である電気配線13,14に接続可
能であり、コネクタ部材12はコネクタ部材11に挿入
可能になっている。この電気コネクタ10は、公知のも
のと同様に、電気配線13,14の図示しない接続端同
士を電気的に接続可能なものとなっている。
【0008】15は管継ぎ手で、接続すべき可撓性チュ
ーブ16,17(配管)に挿入可能な両端部15a,1
5bと、両端部15a,15bの間でコネクタ部材11
に連結された中間部15cと、を有している。この管継
ぎ手15の両端部15a,15bの間には、可撓性チュ
ーブ16,17内を相互に連通させる連通路15dが形
成されており、管継ぎ手15によって両チューブ16,
17が配管接続されるようになっている。電気配線1
3,14および可撓性チューブ16,17は、例えば車
両に使用されるワイヤーハーネスとウォッシャーチュー
ブである。
【0009】図2に示すように、管継ぎ手15は、コネ
クタ部材11に着脱される平板状の着脱部15eと、そ
の着脱部15eから着脱方向と直交する方向に突出した
突出部15f,15gとを有し、この着脱部15eを介
してコネクタ部材11に着脱可能に連結されている。一
方、コネクタ部材11には、管継ぎ手15の着脱部15
eが嵌入されたときにこれを案内および保持するL字形
断面の案内保持部11a,11bが、コネクタ部材1
1,12の着脱(挿入および引き抜き)方向と同一方向
に延在して設けられている。そして、管継ぎ手15の突
出部15f,15gは、着脱部15eが両案内保持部1
1a,11b内に所定深さまで挿入されたときに案内保
持部11a,11bに突き当り、電気コネクタ11に対
し管継ぎ手15を位置決めすることができる。
【0010】このような構成によれば、管継ぎ手15が
電気コネクタ10の外周部に連結、支持されることか
ら、電気コネクタ10と管継ぎ手15が相対的に変位す
ることがなく、これらのぶつかりによる打音が発生する
ことはない。また、管継ぎ手15が電気コネクタ10に
着脱可能に連結されるので、電気コネクタ10および管
継ぎ手15の加工および取り扱いを容易にできる。さら
に、電気コネクタ10を構成するコネクタ部材11,1
2のうち、外側になるコネクタ部材11の外周部に管継
ぎ手15が連結され、しかも、その管継ぎ手15のコネ
クタ部材11に対する着脱が両コネクタ部材11,12
の抜き差しされる方向と同一方向になっているから、電
気配線13,14および可撓性チューブ16,17の接
続作業が簡単にできる。したがって、容易な配索、配管
作業で、かつ打音等の発生しないような接続作業が可能
になる。
【0011】なお、上述の実施形態においては、車両用
のワイヤーハーネスおよびウォーターチューブを例にあ
げたが、電気配線および配管はこれらに限定されるもの
ではなく、他の電気配線および配管に適用することがで
きる。図3は本発明に係る複合構造接続具の他の実施形
態を示す図である。同図において、25は、上述した管
継ぎ手15に対応する管継ぎ手で、可撓性チューブ1
6,17に挿入可能な両端部25a,25bと、両端部
25a,25bの間でコネクタ部材11に連結された中
間部25cと、を有している。この管継ぎ手25の両端
部25a,25bの間には、「く」の字形に屈曲しつつ
可撓性チューブ16,17内を相互に連通させる連通路
25dが形成されており、管継ぎ手25によって両チュ
ーブ16,17が接続されたとき、これらによって一本
の流体通路が形成される。その他の構成は上述の実施形
態と同様であるので、それぞれ対応する部材に同一符号
を付し、重複する内容の説明を割愛する。
【0012】本実施形態においても、上述の実施形態と
同様な効果が期待でき、さらに電気配線の配線経路と部
分的に配管経路の異なる配管にも対応できる。この他、
詳細には説明しないが、管継ぎ手は、上述したような屈
曲形状のみならずY字形やT字形の分岐形状を有するも
のでもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
配管接続用の管継ぎ手を、電気コネクタに連結する構成
としているので、電気コネクタと管継ぎ手が振動等によ
って相対変位するのを防止して、これらのぶつかりによ
る打音の発生等を確実に防止することができる。
【0014】また、管継ぎ手を、電気コネクタに着脱可
能に連結するようにして、電気コネクタおよび管継ぎ手
の加工および取り扱いを容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合構造接続具の一実施形態を示
す斜視図である。
【図2】図1に示した一実施形態の要部構成を示す図
で、(a)はその要部の正面図、(b)は(a)のB−
B矢視断面図である。
【図3】本発明に係る複合構造接続具の他の実施形態を
示す斜視図である。
【図4】従来の管継ぎ手および電気コネクタの接続態様
を示す斜視図である。
【図5】従来の管継ぎ手の接続状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 電気コネクタ 11,12 コネクタ部材 11a,11b 案内保持部 13,14 電気配線 15;25 管継ぎ手 15a,15b;25a,25b 両端部 15c;25c 中間部 15d;25d 連通路 15e 着脱部 15f,15g 突出部 16,17 チューブ(配管)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気配線を接続可能な電気コネクタと、 該電気コネクタに連結された、配管を接続可能な管継ぎ
    手と、からなることを特徴とする複合構造接続具。
  2. 【請求項2】前記管継ぎ手が、前記電気コネクタに着脱
    可能に連結されたことを特徴とする請求項1に記載の複
    合構造接続具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011527963A (ja) * 2008-07-15 2011-11-10 ヴァレオ システム デシュヤージュ 車両ウインドスクリーン用ワイパシステム
JP2013530086A (ja) * 2010-06-30 2013-07-25 ヴァレオ ヴィシャーズュステーメ ゲーエムベーハー 車両風防ガラスを洗浄するワイパブレード
JP2015108379A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 大和化成工業株式会社 ウオッシャーホースおよびウオッシャーホースの接続構造

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