JP2503782Y2 - 蓋体回動構造 - Google Patents

蓋体回動構造

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JP2503782Y2
JP2503782Y2 JP1990024987U JP2498790U JP2503782Y2 JP 2503782 Y2 JP2503782 Y2 JP 2503782Y2 JP 1990024987 U JP1990024987 U JP 1990024987U JP 2498790 U JP2498790 U JP 2498790U JP 2503782 Y2 JP2503782 Y2 JP 2503782Y2
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lid
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和実 大島
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Hitachi Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子機器の操作釦を具備した回動自在な蓋
体と、この蓋体を電気的に機器本体に設置したプリント
配線基板に接続するための配線処理の方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の構造は、実開昭62-80286号あるいは実開平1-86
266号公報に記載のように、蓋体からのフレキシブルケ
ーブルの長さを、接続作業性上無理のない様にある程度
余裕をもった長さに設定した上で、直接本体側のプリン
ト配設基板上に具備したコネクタに接続していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、接続後の余分な長さのフレキシブル
ケーブルが複雑に湾曲して破損したり、余分な負荷とな
って蓋体の回動の障害となったり、また場合によっては
異音を発生する等の問題があった。
また、フレキシブルケーブル(以下フレキと呼ぶ、)
先端を相手プリント配線基板(以下基板と呼称する、)
上に具備したコネクタに、いちいち手作業によって挿入
固定しなければならず、接続の為の面倒な作業性の点に
ついては配慮されていなかった。
本考案の目的は上述した問題点の解決と接続作業性の
改善を図る事にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、蓋体を軸支するフロント
パネルに、フレキを接続するコネクタと更に本体側基板
に具備した雄型コネクタと嵌着接合する他方の雌型コネ
クタを具備し、両者をプリント配線した中継基板を設
け、これを係合保持する様にしたものである。
〔作用〕
フレキを接続するコネクタを中継基板に具備し、これ
をフロントパネルに保持する事によって、フレキの接続
作業をフロントパネル単体時に行なう事ができるため、
フレキの長さを余分に必要としない。これは回動軸から
のフレキの出口部とコネクターへの挿入口までの距離を
最小限にできる事であり、それによってフレキを略U字
状に湾曲させるだけで、余分な長さを複雑に折り曲げた
上で収納させる必要は無い。
従って前述した問題の原因となる事はない。
他方、対向位置に配した一対のコネクターで本対基板
と蓋体を軸支するフロントパネルは嵌着接続が可能であ
り、作業性は至って容易である。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図から第2図により説明
する。第1図は本考案の実施例を示すもので、操作釦12
を配した蓋体1の回動の様子と、フロントパネル2に係
した中継基板3に具備したコネクタ4に略U字状に湾曲
させて接続したフレキ5と、本体側プリント基板6と一
対の雄,雌型コネクタ71,72を嵌着して結合した部分を
示す要部断面図である。
この図に於いて、蓋体1は左右両端に具備した軸11で
フロントパネル2に支持し、回動可能な構造とする。ま
た、蓋体1に配した操作釦12にその内部で電気的に結合
したフレキ5を蓋体1の幾何的な回動中心にできる限り
近い一端から排出する。
他方、第2図に示すように、排出したフレキ5の他端
を容易に取付けて固定でき、しかもフレキ長さを最短に
できるよう配慮した対向位置にコネクタ4と、プリント
配線を経由して電気的に接続される雌型コネクタ72を適
宜配置した中継プリント基板3を、フロントパネル2に
一体形成した保持リブ21、係合部材8等によりフロント
パネル2に係合保持する。
このような構造を形成すれば、フレキ5をコネクター
4に第1図に示すごとく湾曲させ接続する事は非常に容
易な作業となり、しかも機械的にも電気的にも結合させ
得る。
また、この状態となった中継基板3に具備した雌型コ
ネクタ72の結合部73と対向するように、本体側プリント
基板6上に雄型コネクター10を配置する。これを他の手
段によって位置決めし、それに沿って前述の状態まで組
み込んだフロントパネル2を本体側に圧着して組み込め
ば、これもまた容易に機械的,電気的に結合し接続する
事ができる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、
フレキ長さを最短にでき、これを略U字状に湾曲させ接
続する事によって蓋体の回動による変動量が少なくでき
るので、このフレキが負荷となって回動時の障害となっ
たり、異音の発生、フレキの破損、折損の原因となった
りする事がない。
又、従来、手作業のスペースが無く、そのため本体へ
のフレキの接続作業が困難であったのを、コネクターの
圧着によってのみ接続するので、この作業性を大幅に改
善させる事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の様部断面図、第2図は第1
図のA-A断面図、第3図は本考案実施例の全体正面図、
第4図は従来の要部断面図である。 1……蓋体 2……フロントパネル 3……中継プリント基板 4……コネクタ 5……フレキシブルケーブル 6……本体側プリント基板 8……係合部材 11……軸 12……操作釦 21……保持リブ 71……雄型コネクタ 72……雌型コネクタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体機器に組み込まれたフロントパネル
    に、操作釦を具備した回動自在な蓋体を軸支し、電気的
    に該蓋体と該本体機器とを接続する蓋体回動構造におい
    て、 前記蓋体と前記本体機器側とを接続し、前記蓋体の回動
    に応じて自在に湾曲するフレキシブルケーブル、 前記フロントパネルに係合保持され、前記フレキシブル
    ケーブルの本体機器側の一端が接続された中継プリント
    配線基盤、 前記中継プリント配線基盤上に設けられ、プリント配線
    によって前記フレキシブルケーブルと接続された第1の
    コネクタ、 前記本体機器に設けられた本体側プリント配線基板、及
    び 前記本体側プリント配線基盤上に設けられ、前記フロン
    トパネルが前記本体機器に組み込まれると同時に、前記
    第1のコネクタと着脱自在に嵌着する第2のコネクタを
    有することを特徴とする蓋体回動構造。
JP1990024987U 1990-03-14 1990-03-14 蓋体回動構造 Expired - Lifetime JP2503782Y2 (ja)

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JPH03116071U JPH03116071U (ja) 1991-12-02
JP2503782Y2 true JP2503782Y2 (ja) 1996-07-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001160185A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Atsumi Electric Co Ltd 電子機器の警報装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59173377U (ja) * 1983-05-09 1984-11-19 日本電気株式会社 ケ−ブルガイド
JPH0214779U (ja) * 1988-07-12 1990-01-30

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JPH03116071U (ja) 1991-12-02

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