JPS5843181Y2 - 雌型電気接続子 - Google Patents

雌型電気接続子

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Publication number
JPS5843181Y2
JPS5843181Y2 JP14146181U JP14146181U JPS5843181Y2 JP S5843181 Y2 JPS5843181 Y2 JP S5843181Y2 JP 14146181 U JP14146181 U JP 14146181U JP 14146181 U JP14146181 U JP 14146181U JP S5843181 Y2 JPS5843181 Y2 JP S5843181Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
male
female
electrical connector
electrical
force
Prior art date
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Expired
Application number
JP14146181U
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English (en)
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JPS5852768U (ja
Inventor
俊弘 槇
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気接続子を収容した相対向する一対の雌、
雄コネクタハウジングより構成される電気コネクタにお
いて、その雌型電気接続子の形状に改良を施し、相手側
の雄型電気接続子に対する挿入力が小さくしかも安定な
電気的接続を達威し得るようにしたものである。
従来のコネクタの一例を図面により具体的に説明すると
、第1図において、Aは雄型電気接続子aを収容する雌
ハウジング、Bは雌型電気接続子すを収容する雄ハウジ
ングであり、雄ハウジングBの外周壁には山形のロック
爪1が突設され、雌ハウジングAの套体部2には2条の
スリット3により可撓性のアーム4を形成し、該アーム
4にはロック爪1に対する係止孔5が設けられている。
また、雌型電気接続子すは弾性金属体よりなる基板部6
の前部に電気接触部b1、後部に電線の導体加締片7及
び絶縁体加締片8を備えた電線接続部b2を有して成り
、電気接触部b1は、基板部6の両側に起立連成した側
板9を折曲して枠体10を形成すると共に、枠体10内
に基板部6に連続して形成した折返し弾性接触板11を
位置せしめた構成である。
上記能、雄ハウジングA、Bに各々電気接続子a、l)
を収容した雌、雄のコネクタを嵌合、接続する場合の力
の作用について考察する。
先ず、雌、雄ハウジングA、Bの嵌合にはロック爪1を
アーム4の弾性抵抗に打克って套体部2に進入させるた
め、雄ハウジングBの押込み、挿入に要する力(以下、
単に挿入力という。
)は、第3図の直線OCに示す如く、両ハウジングの嵌
合と共に急増し、ロック爪1の頂点1aが係止孔5に達
するに及んで急激に減少しく直線CD)、次いでアーム
4の弾性復帰力によりロック爪1の背面傾斜部1bに挿
入力と同方向に押圧力が作用するため、直線DE、EF
の如く逆挿入力が作用し、この逆挿入力はロック爪1が
係止孔5に完全に嵌入するとゼロ(点F)になる。
一方、雌、雄の電気接続子す、aは、雌、雄ハウジング
A、Bの挿入力がゼロ(点D)付近で接触が開始し、雄
型電気接続子aの雄タブ部a1が雌型電気接続子すの枠
体10と折返し弾性接触板11との間に進入しはしめる
と(第2図イ)、その挿入力は第3図の直線DGの如く
漸増し、更に進入して圧接挾持されると(第2図口)、
その挿入力は一点接触方式であるから雄タブ部a1の進
入深度に拘らず直線GG’の如く一定となる。
即ち、雌、雄コネクタの嵌合、接続の際には、雌、雄ハ
ウジングA、B間のロックの反発力が雌、雄電気接続子
す、aの接触直前にゼロとなり、作業者の力は慣性力と
なってそのまま雌、雄電気接続子す。
aの挿入力に代わり、コネクタの完全嵌合が達成される
この慣性ロック方式によれば、雌、雄ハウジングの挿入
力FCと雌、雄電気接続子の挿入力FGとのギャップが
大なる程嵌合はより確実となるが、FCの大きすぎるの
は作業性が悪くなる欠点がある。
一方、雌、雄電気接続子す、aの安定した接触を得るた
め、接触荷重を十分にとれば、当然FGが大となる。
そして、この接触荷重FGは、第3図の直線DG、GG
’に示す如く、始めの傾きが急なうえに嵌合終了迄続く
従って、コネクタが多極になるにつれて、最大挿入力に
達し、雌、雄コネクタの嵌合に大きな力を要し、ロック
時の慣性力を有効に利用できないという結果になる。
本考案は上記のよ8うな点に着目してなされたもので、
雌型電気接続子の電気接触部と雄型電気接続子の雄タブ
部との接触方式を二点接触方式とすることにより、初期
挿入力の極端な増加がなく、多極にした場合でもロック
時の慣性力を有効に利用し、嵌合作業が容易で安定な電
気的接続を行うことができる雌型電気接続子を提供する
ことを目的とする。
以下、本考案を図面と共に説明すると、第4図において
、b′は雌型電気接続子であり、基板部6の前部に枠体
10を具備する電気接触部b′1、後部に導体加締片7
及び絶縁体加締片8を具備する電線接続部b′2を有し
て戒るのは、従来(第1図)と同様であるが、本考案に
あっては、この枠体10内に別部材よりなる波形の弾性
接触板12を装着しである。
弾性接触板12は、図の場合断面がほぼW字形に成形さ
れ、前方の谷部13は後方の谷部14より浅くとり、谷
部13.14間にギャップを設ける。
この弾性接触板12の両端は、枠体10の上壁16の前
後両端に設けた折返しフック部17.18により係止さ
れると共に、その中間の山部15の下部には、一方の側
壁9に切起し成形したコジリ防止片19を位置せしめで
ある。
なお、20は基板6に設けた補強用の打出し部である。
また、弾性接触板12の枠体10内への装着は、例えば
両側の側板9を基板部6に対して斜め上方に折曲げた状
態で、コジリ防止片19上に弾性接触板120山部15
を引っ掛けた後、側板9,9を更に折曲して枠体10を
形威し、弾性接触板12の両端部を折曲加工によって折
返しフック部17.18によって固定するようにすれば
よい。
上記構成において、雌型電気接続子b′を雄ハウジング
Bに収容し、雌ハウジングAには段付の雄タブ部a′1
を有する雄型電気接続子a’(第5図参照)を収容し、
両ハウジングA、Bを嵌合すれば、その挿入力は第6図
の直線QC,CD・・・・・・の如く第3図と全く同様
になるが、雌、雄電気接続子b′、a′の挿入力は、第
6図の直線DH,HI、II’の如くなる。
すなわち、雌、雄ハウジングA、Bの嵌合により、第5
図イの如く、段付の雄タブ部a /、は枠体10内に進
入するが、弾性接触板12には接触しない。
そして、雌、雄ハウジングA、Bのロックがほぼ完結す
る付近で、第5図口の如く、雄タブ部a /、の細径部
a2が弾性接触板12の後方の谷部14に接触し、その
挿入力は直線DHのようにゆるやかに増加する。
更に、雄タブ部a /、が進入し、その大径部a3が前
方の谷部13に接触しはじめるに及んで(第5図へ)、
その接触力は直線HIの如くやや急激に増加し、遂には
ほぼ一定(直線II’)となる。
このように、本考案の雌型電気接続子の場合には、弾性
接触板を波形に形威し、雄タブ部の挿入力(即ち接触荷
重)を谷部13.14の二点接触方式に分けたので、雌
、雄電気接続子の接続が円滑に行われ、ロック時の慣性
力を有効に利用し安定な電気的接続状態を遠戚すること
ができる。
また、雄タブ部a /、の細径部a2はコジリ防止片1
9の下を通過するから、雄タブ部a /、の挿入に際し
、弾性接触板12がねじられるようなことがない。
本考案は上記の如く、基板部の前部に電気接触部、後部
に電線接続部を有し、電気接触部は前記基板部に雄型電
気接続子の雄タブ部を受けれる枠体と弾性接触板を設け
て戊る雌型電気接続子において、前記弾性接触板は波形
に形成すると共に、前方の谷部を後方の谷部より浅くと
り、前記雄タブ部と二点接触するようにしたものである
から、雌、雄電気接続子の接続に際し、初期挿入力の急
激な増加がなく、多極にした場合でもロック時の慣性力
を有効に利用し、作業が容易で安定な電気的接続状態が
遠戚される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコネクタの分離した状態の斜視図、第2
図イ9口は雌、雄電気接続子の作用状態の説明図、第3
図は雌、雄コネクタの挿入深度と挿入力との関係を示す
グラフ、第4図は本考案の雌型電気接続子の一例を示す
一部切欠斜視図、第5図イ〜ハはその作用状態の説明図
、第6図は本考案の雌型電気接続子を適用した雌、雄コ
ネクタの挿入深度と挿入力との関係を示すグラフである
。 b′・・・・・・雌型電気接続子、b′1・・・・・・
電気接触部、b′2・・・・・・電線接続部、6・・・
・・・基板部、10・・・・・・枠体、12・・・・・
・弾性接触板、13.14・・・・・・谷部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板部の前部に電気接触部、後部に電線接続部を有し、
    電気接触部は前記基板部に雄型電気接続子の雄タブ部を
    受けれる枠体と弾性接触板を設けて戊る雌型電気接続子
    において、前記弾性接触板は波形に形成すると共に、前
    方の谷部を後方の谷部より浅くとり、前記雄タブ部と二
    点接触するようにしたことを特徴とする雌型電気接続子
JP14146181U 1981-09-25 1981-09-25 雌型電気接続子 Expired JPS5843181Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14146181U JPS5843181Y2 (ja) 1981-09-25 1981-09-25 雌型電気接続子

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JP14146181U JPS5843181Y2 (ja) 1981-09-25 1981-09-25 雌型電気接続子

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Publication Number Publication Date
JPS5852768U JPS5852768U (ja) 1983-04-09
JPS5843181Y2 true JPS5843181Y2 (ja) 1983-09-29

Family

ID=29934559

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14146181U Expired JPS5843181Y2 (ja) 1981-09-25 1981-09-25 雌型電気接続子

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62216182A (ja) * 1986-03-15 1987-09-22 日本航空電子工業株式会社 ソケツトコンタクト
JP2011198567A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd 雌型端子金具

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JPS5852768U (ja) 1983-04-09

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