JPH1032950A - 電気モータ - Google Patents

電気モータ

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JPH1032950A
JPH1032950A JP9092462A JP9246297A JPH1032950A JP H1032950 A JPH1032950 A JP H1032950A JP 9092462 A JP9092462 A JP 9092462A JP 9246297 A JP9246297 A JP 9246297A JP H1032950 A JPH1032950 A JP H1032950A
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シュテファン ヨアヒム
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    • H02K5/22Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管状ハウジング部材およびこれに取り付けら
れた少なくとも一つのカバーを含む電気モータにおい
て、カバーとハウジング部材との間の結合手段および技
術を改善すること。 【解決手段】 カバーがフランジを介してハウジング部
材の端面に隣接することと;カバーが、挿入領域とフラ
ンジとの遷移領域に少なくとも一つの開口部を有してお
り、該開口部はアクセス開口を通して外部からアクセス
可能であると共に、挿入領域にアンダーカット部分を形
成しており、ハウジング部材の端面領域の夫々の部分
は、ラムを前記アクセス開口の中に移動させることによ
り、変形して前記アンダーカット部分と係合し、これに
よってカバーは前記ハウジング部材の位置にロックされ
る電気モータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、管状ハウジング部
材およびこれに取り付けられた少なくとも一つのカバー
を含む電気モータであって、前記カバーは本質的に密着
嵌合されて前記ハウジング部材の中に挿入され、且つ前
記ハウジング部材の端面領域の少なくとも一つの変形さ
れた部分によって前記ハウジング部材に結合される挿入
領域を有する電気モータに関する。
【0002】
【従来の技術】特に小さな電気モータの場合は、プラス
チック材料でできたカバーを、停止部材に接触するまで
管状ハウジング部材の端部の中に本質的に密着嵌合させ
て挿入し、続いて、前記ハウジングの端面末端(これは
前記カバーをカラーのように閉じる)を、押圧によって
その特定の断面で変形させることにより、前記カバーの
対応領域もまた変形させることが一般に行われている。
一方では、この構造設計のために、前記カバーのための
停止部材を前記ハウジングの内部に設ける必要があり、
他方では、固定点が外表面に位置し、全ての外的影響に
対して露出されることが必要である。加えて、カバーの
固定領域において実質的な変形が生じるから、前記カバ
ーのこの種の固定は、全ての材料については実行するこ
とはできない。従って、このタイプの構造設計を改善す
る試みがなされている。
【0003】
【解決しようとする課題】本発明の目的は、カバーとハ
ウジング部材との間の結合手段および技術を改善した、
最初に述べたタイプの電気モータを提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、前記カバーがフランジを介して前記ハウジング
部材の端面に隣接することと;前記カバーが、挿入領域
とフランジとの遷移領域に少なくとも一つの開口部を有
しており、該開口部はアクセス開口を通して外部からア
クセス可能であると共に、挿入領域にアンダーカット部
分を形成しており、ハウジング部材の端面領域の夫々の
部分は、ラムを前記アクセス開口の中に移動させること
により、変形して前記アンダーカット部分と係合し、こ
れによってカバーは前記ハウジング部材の位置にロック
されることとからなる特徴によって達成される。本発明
は、ハウジング部材の全ての端面領域が前記カバーのフ
ランジにより覆われて保護され、前記フランジは更に前
記カバーを軸方向に位置決めするために用いられるとい
う利点を提供する。従って、ハウジング部材の内側に如
何なる停止部材を設けることも必要とはされず、またこ
れは前記ハウジング部材の単純な構造設計を可能にす
る。加えて、ハウジング部材の端面領域の変形は、ハウ
ジング部材の外周およびカバーのフランジによって囲ま
れた領域内の保護された点で生じる。更に、アンダーカ
ット部を設けることによって、このような構成の場合に
は、カバーの一定領域をも変形させることは不要とな
る。従って、前記カバーは変形プロセスに関与しないか
ら、カバーを形成するために多くの異なった材料を用い
ることができる。加えて、変形プロセスのために、一つ
の強制手段は常にハウジング部材の内側の方向に作用す
るから、端面領域の部分の材料をアンダーカット部分に
押し込む手段は常に、フランジが容易に前記端面領域に
隣接することを保証する。
【0005】本発明については、完全を期すために、カ
バーのフランジはハウジング部材の端面領域に直接載置
されず、シール部材などのような追加の部品が中間に配
置されることも考慮すべきであるという事実が参照され
る。前記開口部は、フランジにおける開口として設けら
れており、これはモータの軸に対して平行で且つ前記挿
入領域の中に延出しており、内部に前記ハウジング部材
の端面領域を収容するために前記挿入領域の外周に開口
しているのが有利であろう。この構造設計によって、ア
ンダーカット部分並びにアクセス開口は、単純な幾何学
的設計を有する開口によって製造することができる。加
えて、この実施例の変形の主な方向もまた、前記カバー
およびハウジング部材の軸に対して軸方向に平行であ
り、そのため変形はラムの比較的単純な構造設計により
種々の開口部において同時に行われる。
【0006】一変形例に従えば、前記挿入領域によって
予め決定された断面が、カバーを固定するように働く全
ての開口部断面を横切るとき、前記アンダーカット部分
は、該アンダーカット部分の形成に関する高度の要求
(例えば射出成型機)を何等充足する必要なく、全ての
開口部に自動的に形成される。変形操作の際にできるだ
け均一な力を適用し、これに対応してカバーの均一な固
定を得るために、複数の開口部を、カバーの軸を中心と
するの同じ参照円上に均一に分布させることができる。
この均一な配置に基づけば、可能な他の目的(例えば追
加部品の固定)のためにこれら開口部を使用すること
が、より容易に可能になるであろう。有利な実施例によ
れば、前記開口部によって定義される外径は挿入領域の
直径よりも大きくすることができ、また開口部によって
定義される内径は挿入領域の直径よりも小さくすること
ができる。ハウジング部材およびカバーの円筒状の構造
設計に基づいて、この有利な実施例では、カバーの挿入
領域が挿入されるとき、ハウジング部材の端面領域は常
に、フランジと接触した後に開口部内に自動的に配置さ
れるであろう。変形のために利用可能な材料の量は、こ
れら所定の直径寸法によって予め自動的に決定されるの
で、この直径の大きさは、問題の状況および望ましい結
合強度に対して常に適合することができる。
【0007】本発明は更に、上記の請求範囲とは独立し
て別個に保護が請求される一つの実施例にも言及する。
この実施例は、前記カバーの端面の端部に該カバーを越
えて突出し、且つカバーの領域内に設けられたハウジン
グ取付け部材の対応する対向接点と接触した接点が設け
られた、特に請求項1〜5の何れかに記載の電気モータ
に関する。この実施例は、前記カバー上の夫々の接点に
切断ブレードまたはクリンピングブレードが設けられ、
これは取付け状態において前記ハウジング取付け部材に
おける相補的凹部に挿入されており、前記対向接点は、
非取付け状態において前記カバーに対面する前記凹部の
開口部側の少なくとも一定の領域を横切って延出してい
る構成と、前記対向接点は、取付け状態において、その
少なくとも一定の領域が前記切断ブレードまたはクリン
ピングブレードによって前記凹部の中に押し込められ、
該凹部内に位置決めされる構成とを特徴とする。
【0008】この実施例は、カバーがハウジング部材に
取り付けられると、単に前記ハウジング取付け部材を取
り付けることによって、ハウジング取付け部材を短時間
でカバーに設けられた接点部材に接触させることができ
るという利点を有している。ある種のハウジング取付け
部材について従来用いられていた時間のかかる高価な半
田付け接合は、もはやこの目的のために必要ではない。
この実施例は、ハウジング取付け部材には接触のための
特別の装置が何等必要とされず、利用可能な導電体の末
端を使用するだけで充分であるから、特に製造に関して
非常に大きな利点を提供する。可能な大きな接触領域を
保証するために、前記対向接点の自由端領域は、取り付
け状態において前記対向接点が前記凹部の中へとその一
定領域に沿って押し込められるときに、前記対向接点の
自由端が前記凹部の外側に配置されるような方法および
長さで、非取付け状態においては前記凹部を横切って延
出することができる。
【0009】取り付けられた状態において、前記対向接
点の自由端は、前記カバーと前記ハウジング取付け部材
との間で締め付け固定されるのが有利である。これは、
取付け操作の目的における別の安全手段である。更に、
自由末端は正確に位置決めされ得るので、接触ミスを回
避することができる。一つの変形例に従えば、夫々の対
向接点を、予め形成された屈曲部を前記凹部の中に設け
たワイヤ材料またはストリップ材料によって形成するこ
とが示唆される。このストリップ材料は、ハウジング取
付け部材を望ましい仕方で当該位置にクランピングする
ように、夫々の凹部の中に押し込められることに対する
望ましい抵抗を与える。この点において、この配置はハ
ウジング取付け部材の固定手段としても確かに働くと思
われる。
【0010】特に単純な変形例は、夫々の対向接点が変
形可能なストランド化された導電体によって形成され、
それによってストリップ化されたケーブル端を簡単に対
向接点として使用できる場合である。ハウジング取付け
部材もまた、ロッキング手段を介して前記カバーに結合
することができ、このロッキング手段は接点部材の迅速
な取付けおよび固定を可能にする。本発明は更に、挿入
領域およびフランジを設けたカバーを、請求項1〜11
の何れか1項に記載の電気モータのハウジング部材の中
に固定する方法であって、 a) 前記挿入領域を、前記フランジが前記ハウジング
部材の端面に隣接するまで、前記ハウジング部材の中に
挿入する工程と、 b) ラムを前記開口部の中に導入して、前記端面領域
の一部を、前記開口部のアンダーカット部分の中へ変形
させる工程とを特徴とする方法。
【0011】この方法は、ハウジング取付け部材の材料
のみを変形させればよく、またこの材料はアンダーカッ
ト部分の所定の形状に従ってアンダーカット部分に密接
に嵌合されるという利点を提供する。この方法は、その
一つの変形例に従って、ラムを前記カバーおよび前記ハ
ウジング部材の軸に対して本質的に平行に前記開口部の
中に移動して、前記端面領域の部分を前記軸に向けて本
質的に放射状に変形させるときに、特に簡単な方法で実
施することができる。
【0012】
【実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実施例を
詳細に説明する。特に図4に見られるように、本発明に
よる電気モータは、円筒管の形状を有するハウジング部
材1と、その少なくとも一方の側端において該ハウジン
グ部材1に固定されたカバー2とを有している。その望
ましい機能に従えば、カバー2には更に、シャフトを通
すために中心に設けられた開口部、またはこの位置に形
成されたベアリング受容手段および同様の構成を設ける
ことができる。図1および図3に従えば、カバー2は、
本質的に密着嵌合でハウジング部材1のハウジング孔に
挿入される円筒形の挿入領域3と、前記ハウジング部材
の端面領域6の端面5と接触する、周縁部に延設された
フランジ4とを有している。図4に示した直径DT を有
する参照円に沿って、複数の均一に分布した円筒状の開
口部7が前記カバー2に設けられている。前記開口部7
の直径DA は、二つの直径の和DA +DT が、挿入領域
3の直径およびハウジング部材1の内径DE よりも大き
くなるような寸法である。このことは、フランジ4の厚
さよりも長い選択された開口部7の深さに基づいて、開
口部7が、挿入領域の遷移区画およびフランジ4の背面
内で自動的に開口することを保証する。従って、端面領
域6の変形予定領域8は、カバー2がハウジング部材1
の中に挿入されたときに、開口部7内に直接に配置され
る。開口部7の底9は更に、挿入領域3の前面10に対
するアンダーカットとして機能する。
【0013】次に、前記変形領域8を以下に記述するよ
うに変形することによって、カバー2とハウジング部材
1との間の結合が行われる。以下、本発明の動作モード
および機能モードを詳細に説明する。カバー2をハウジ
ング部材1に結合するために、前記カバーの挿入領域3
は、端面5がフランジ4と接触するまでハウジング部材
1の中に挿入される。これは、ハウジング部材1の変形
領域8が、自動的に開口部7内に配置されるという効果
を有する。その後に、ラム11が、外側からアクセス可
能な開口部7の各アクセス孔の中に導入される。このラ
ム11は、カバー2およびハウジング部材1の軸に対し
て平行に、且つ開口部7の軸方向に導入される。これ
は、変形領域8が図3に示した初期形状から図1および
図2に夫々示した固定形状に変形されるという効果を有
する。この変形に起因して、閉鎖ヘッド12が形成さ
れ、これは開口部7の底部9と係合する。次いで、この
底部9はアンダーカットとして作用して、カバー2はハ
ウジング部材1と閉鎖ヘッド12との間にロックされ
る。このプロセスは、全ての開口7の場合繰り返され、
または共通のラム要素につい行われる。
【0014】次いで、結合点を更に保護するために開口
部7は閉じてもよく、または開口部7を利用して追加の
要素を設けることもできる。他の利点の中でも、この結
合法は、カバー2のエリア内の比較的保護された点で実
行され、加えて、ハウジング部材1の変形領域8のみが
変形されるという利点を有している。一つの変形例に従
えば、例えば、種々の部品を接続するための接点として
働く外側に向かって突出した切断ブレードまたはクリン
ピングブレード13を、カバー2に設けることができ
る。図5には、例えばロック手段を介してカバー2に結
合できる、ハウジング取付け部材14が示されている。
ハウジング取付け部材14には、各接点ブレード13の
ための相補的な凹部15が設けられており、対向接点1
6が該凹部15を横切って延設されている。
【0015】この実施例に従えば、対向接点16はワイ
ヤ材料またはストリップ材料でできており、自由端18
が前方に突出するように、予め形成された屈曲部17が
設けられている。ハウジング取付け部材14およびカバ
ー2が結合されるとき、予め形成された屈曲部17によ
って、接点ブレード13を介して対向接点16の挿入が
容易になる。図6から分かるように、接触は、二つの部
品を結合することによって単純な方法で達成され、対向
接点16は接点ブレード13によって強制的に凹部15
の中に挿入され、その位置にクランプされる。次いで、
自由端18はカバー2の開口部19とハウジング取付け
部材との間で締め付け固定され、信頼性をもって位置決
めされる。この種の接触では、困難で高価な半田付け操
作は何等必要とされないし、またこのような接触のため
に必要とされる構造的な出費は比較的低いから、必要と
される構造部品の数に関しても有利であると考えること
ができる。
【0016】図7および図8による実施例は、対向接点
16がケーブルの細長いストランド化された導電体端部
によって単純に形成される点のみにおいて、先の実施例
とは異なっている。このようなストランド化された導電
体の端部はまた、接点ブレード13を適用することに起
因して、前記凹部15の中に挿入されるときに極めて旨
く凹部15に順応する。上記の説明は、本発明を例示す
ることのみを目的とするものであり、本発明は特許請求
の範囲の欄の記載によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、カバーとハウジング部材との間の固定
点を示す断面図である。
【図2】図2は、図1の固定点を左側から見た図であ
る。
【図3】図3は、ラムの変形および導入の少し前の、図
1と同様の固定点を示す図である。
【図4】図4は、ハウジング部材にに固定されたカバー
を示す縮小された破断斜視図である。
【図5】図5は、カバーとハウジング取付け部材との接
触の間の結合の変形例を、非取付け状態で示す部分断面
図である。
【図6】図6は、図5に従う部品を取付け状態で示す図
である。
【図7】図7は、カバーを越えて突出した接点とハウジ
ング取付け部材との間の結合の更なる変形例を、非取付
け状態で示す部分断面図である。
【図8】図8は、図7に従う部品を取付け状態で示す図
である。
【符号の説明】
1…ハウジング部材、2…カバー、3…挿入領域、4…
フランジ、5…端面、6…端面領域、7…開口部、8…
変形領域、9…底、10…前面、11…ラム、12…閉
鎖ヘッド、13…切断またはクリンピングブレード、1
4…ハウジング取付け部材、15…凹部、16…対向接
点、17…屈曲部、18…自由端、19…開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン マイアー スイス ツェーハー6072 ザクセルン ブ ルーエッグリー 3

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状ハウジング部材(1)およびこれに
    固定された少なくとも一つのカバー(2)とを含み、該
    カバー(2)は、本質的に密着嵌合で前記ハウジング部
    材(1)の中に挿入され且つ前記ハウジング部材(1)
    の端面領域(6)の少なくとも一つの変形部分(8)に
    よって前記ハウジング部材(1)に結合される挿入領域
    (3)を有する電気モータにおいて、 前記カバー(2)はフランジ(4)を介して前記ハウジ
    ング部材(1)の端面に隣接することと、 前記カバー(2)は、挿入領域(3)とフランジ(4)
    との遷移領域に少なくとも一つの開口部(7)を有して
    おり、該開口部(7)はアクセス開口を通して外部から
    アクセス可能であると共に、挿入領域(3)にアンダー
    カット部分(9)を形成しており、ハウジング部材
    (1)の端面領域(6)の夫々の部分は、ラム(11)
    を前記アクセス開口の中に移動させることにより、変形
    して前記アンダーカット部分(9)と係合し、これによ
    ってカバー(2)は前記ハウジング部材(1)の位置に
    ロックされることとを特徴とする電気モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気モータであって、
    前記開口部(7)はフランジ(4)における開口として
    設けられており、これはモータの軸に対して平行で且つ
    前記挿入領域(3)の中に延出しており、内部に前記ハ
    ウジング部材(1)の端面領域(6)を収容するために
    前記挿入領域の外周に開口していることを特徴とする電
    気モータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電気モータであって、
    前記挿入領域(3)によって予め決定された断面は、カ
    バー(2)を固定するように働く全ての開口部断面を横
    切ることを特徴とする電気モータ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の電気モータで
    あって、カバー(2)の軸を中心とするの同じ参照円上
    に、複数の開口部(7)が均一に分布していることを特
    徴とする電気モータ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電気モータであって、
    開口部(7)によって定義される外径(DT +DA )は
    挿入領域(3)の直径(DE )よりも大きいことと、開
    口部(7)によって定義される内径(DT +DA )は挿
    入領域(3)の直径(DE )よりも小さいこととを特徴
    とする電気モータ。
  6. 【請求項6】 前記カバー(2)の端面の端部に該カバ
    ーを越えて突出し、且つカバー(2)の領域内に設けら
    れたハウジング取付け部材(14)の対応する対向接点
    (16)と接触した接点(13)が設けられた、請求項
    1〜5の何れか1項に記載の電気モータであって、 前記カバー(2)上の夫々の接点には切断ブレードまた
    はクリンピングブレードが設けられ、これは取付け状態
    において前記ハウジング取付け部材(14)における相
    補的凹部(15)に挿入されており、前記対向接点(1
    6)は、非取付け状態において前記カバー(2)に対面
    する前記凹部(15)の開口部側の少なくとも一定の領
    域を横切って延出していることと、 前記対向接点(16)は、取付け状態において、その少
    なくとも一定の領域が前記切断ブレードまたはクリンピ
    ングブレード(13)によって前記凹部(15)の中に
    押し込められ、該凹部内に位置決めされることとを特徴
    とする電気モータ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電気モータであって、
    前記対向接点(16)の自由端領域は、取り付け状態に
    おいて前記対向接点が前記凹部(15)の中へとその一
    定領域に沿って押し込められるときに、前記対向接点
    (16)の自由端(18)が未だ前記凹部(15)の外
    側に配置されるような方法および長さで、非取付け状態
    では前記凹部(15)を横切って延出することを特徴と
    する電気モータ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電気モータであって、
    取り付けられた状態において、前記対向接点(16)の
    自由端(18)は、前記カバー(2)と前記ハウジング
    取付け部材(14)の間で締め付けられることを特徴と
    する電気モータ。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8の何れか1項に記載の電気
    モータであって、夫々の対向接点(16)は、予め形成
    された屈曲部(17)を前記凹部(15)の中に設けた
    ワイヤ材料またはストリップ材料によって形成されるこ
    とを特徴とする電気モータ。
  10. 【請求項10】 請求項6〜8の何れか1項に記載の電
    気モータであって、夫々の対向接点(16)が変形可能
    なストランド化された導電体によって形成されることを
    特徴とする電気モータ。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10の何れか1項に記載の
    電気モータであって、前記ハウジング取付け部材(1
    4)は、ロッキング手段を介して前記カバー(2)に結
    合されることを特徴とする電気モータ。
  12. 【請求項12】 挿入領域(3)およびフランジ(4)
    を設けたカバー(2)を、請求項1〜11の何れか1項
    に記載の電気モータのハウジング部材(1)の中に固定
    する方法であって、 a) 前記挿入領域(3)を、前記フランジ(4)が前
    記ハウジング部材(1)の端面(5)に隣接するまで、
    前記ハウジング部材(1)の中に挿入する工程と、 b) ラム(11)を前記開口部(7)の中に導入し
    て、前記端面領域(6)の一部(8)を、前記開口部
    (7)のアンダーカット部分(9)の中へ変形させる工
    程とを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法であって、ラ
    ム(11)は、前記カバー(2)および前記ハウジング
    部材(1)の軸に対して本質的に平行に前記開口部
    (7)の中に移動して、前記端面領域(6)の部分
    (8)を前記軸に向けて本質的に放射状に変形させるこ
    とを特徴とする方法。
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