JPH10329098A - 多穴孔明けパンチ - Google Patents

多穴孔明けパンチ

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JPH10329098A
JPH10329098A JP14140997A JP14140997A JPH10329098A JP H10329098 A JPH10329098 A JP H10329098A JP 14140997 A JP14140997 A JP 14140997A JP 14140997 A JP14140997 A JP 14140997A JP H10329098 A JPH10329098 A JP H10329098A
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JP
Japan
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hole
paper
holes
punch
base
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JP14140997A
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English (en)
Inventor
Chuzo Mori
忠三 森
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KARL JIMUKI KK
CARL Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
KARL JIMUKI KK
CARL Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのパンチ本体で多数の孔明けができるよ
うにして、部品などの紛失による弊害をなくし、かつ、
不使用時の保管スペースを少なくし、更に孔明けの能率
を向上すること。 【解決手段】 基盤8に装着されたパンチ9によってあ
けられる孔列に対して平行に矢印X方向に移動する孔列
位置決部材10を基盤8に設け、規格紙Mの種類に応じて
孔列の位置決をすると共に、紙の縁M1 から孔列までの
位置を決める位置決部 802を基盤8に設ける。また、孔
列の同一ピッチの延長上に孔マーク 803を設ける。これ
によって、一つのパンチ本体で紙の縁M1 から孔列まで
の寸法および紙の端部M2 から孔列までの寸法を規制
し、孔マーク 803に合わせて一定のピッチ間隔で所定の
孔数の孔を明け、各種規格紙に所定の孔列を形成するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多穴孔明けパンチの改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】規格紙A4は三十穴、規格紙A5は二十
穴、規格紙B5は二十六穴の孔が開けられてファイルに
綴じられる。また、ヨーロッパ規格紙A4では二十一
穴、アメリカ規格では11インチで十九孔があけられて
ファイルに綴じられる。この規格紙に孔明けする従来の
多穴孔明けパンチを図6に示して説明する。基盤1に対
して開閉可能に紙押え2を設けて、基盤1と紙押え2の
間に紙3を挟んで位置決めし、紙押え2に一体に設けた
定規4の凹部5にパンチ本体6の突起部7を嵌合するよ
うにして、パンチ本体6を定規4に沿わせて移動しなが
ら孔明けするようにしている。ここに例示する従来例で
は凹部5が五個あり、パンチ本体6のパンチにより一度
に六個の孔が明けられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の多穴孔明け
パンチにおて、定規4を含む基盤1とパンチ本体6の二
物品が必要であるので、次のような改良すべき問題があ
る。すなわち、二物品で一つの多穴孔明けパンチを構成
した場合に、例えば基盤を紛失した時には孔明けするこ
とができないので問題があり、また孔明けしない時に収
納スペースをとるという問題がある。そして、孔明けす
る場合には紙を挟んだ基盤を片手に持ち、他方の手でパ
ンチ本体を持って孔明けしなければならないので、孔明
けに際してはパンチ本体を持っている手の握力に依存し
なければならない。そのために、多数枚の紙に一度に孔
明けするのに限度があり、能率の点で問題がある。ま
た、一度に孔明けできる孔の数が多いほど、孔明けに強
い力が必要になる。そこで、握力で孔明けするにはその
孔数に限度があり、この従来例におては、パンチ本体で
一度に孔明けできるのは六孔であるので能率の点で改良
すべき問題がある。
【0004】本発明は一つのパンチ本体で多数の孔明け
ができるようにして、部品などの紛失による弊害をなく
し、かつ、不使用時の保管スペースを少なくし、更に孔
明けの能率を向上するようにした多穴孔明けパンチを提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る請求項1の記載から把握される手段は、
基盤に装着されたパンチによってあけられる孔列に対し
て平行に移動する孔列位置決部材を前記基盤に設けると
共に、該孔列位置決部材を移動するための移動手段を設
け、紙の縁から孔列までの位置を決める位置決部を基盤
に設け、孔列の同一ピッチの延長上に孔マークを設けた
ことを特徴とする。
【0006】次に、請求項2の記載から把握される手段
は、移動手段によって互いに等しい移動量で離間接近す
るように、孔列位置決部材を基盤の両側に設けたことを
特徴とする。
【0007】次に、各請求項の記載から把握される本発
明によって、課題がどのように解決されるかについて説
明する。まず、請求項1の記載から把握される本発明に
おいて、基盤に装着されたパンチによってあけられる孔
列に対して平行に移動する孔列位置決部材を前記基盤に
設け、この孔列位置決部材を移動するための移動手段を
設けたので、規格紙の種類に応じて孔列の位置決をする
ことができる。そして、紙の縁から孔列までの位置を決
める位置決部を基盤に設けることによって、紙の縁から
孔列までの寸法を規制し、かつ、孔列の同一ピッチの延
長上に孔マークを設けることにより、一定のピッチ間隔
で所定の孔数の孔を明けることができ、各種規格紙に所
定の孔列を形成する。また、孔明けにおいては、基盤を
机上においてできるので、握力以外に掌で体重をかける
ようにして孔明けすることが可能である。
【0008】次に、請求項2の記載から把握される本発
明において、移動手段によって互いに等しい移動量で離
間接近するように、孔列位置決部材を基盤の両側に設け
ることにより、規格紙の種類に関係なく孔列の両端の孔
と紙の縁との間の間隔を同一にする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、各請求項の記載から把握さ
れる本発明の実施の形態について説明する。まず、請求
項1の記載から把握される本発明の実施の形態は、図4
に示すように、基盤8に装着されたパンチ9によってあ
けられる孔列に対して平行に、矢印Xの方向に移動する
孔列位置決部材10を基盤8に設ける。そして、図1に示
すように、孔列位置決部材10の裏面に設けたガイドピン
101を、移動部材11に設けたガイド孔 111に嵌合し、図
2に示すように移動部材11を矢印Yの方向に移動し、ガ
イド面 801にそって孔列位置決部材10を移動する。また
図4に示すように、紙の縁から孔列までの位置を決める
位置決部を基盤8に固定し、孔列の同一ピッチの延長上
に孔マーク 803を設ける。
【0010】次に、請求項2の記載から把握される本発
明の実施の形態は、図1に示すように、孔列位置決部材
10の裏面に設けたガイドピン 101を、移動部材11の両側
に設けたガイド孔 111に嵌合し、図2に示すように移動
部材11を矢印Yの方向に移動し、ガイド面 801にそって
孔列位置決部材10を移動する。これによって互いに等し
い移動量で、孔列位置決部材10が離間接近する。
【0011】以下本発明の実施の形態を更に詳しく説明
する。まず、図4を用いて概略を説明すると、基盤8に
はパンチ9が装着されていて、このパンチ9の両側には
紙Mの縁M1 を位置決する位置決部 802が設けられてい
ると共に、孔マーク 803が設けられている。また、パン
チ9の前側には紙Mの端部M2 を位置決するための孔列
位置決部材10が設けられていて、この孔列位置決部材10
は後で説明する移動手段によって、矢印Xの方向に移動
するようになっている。カバー12には孔列位置決部材10
の矢印X方向への移動が可能なように、切欠部 122が設
けられている。また、カバー12には表示孔 121が明けら
れている。次に、各部の詳細について説明する。
【0012】図1において、基盤8の両側には位置決部
802が設けられている。この位置決部 802から孔マーク
803の中心までの距離L1 は、図3に示す紙Mの縁M1
から孔列13までの距離L1 に等しい距離になっており、
紙Mの縁M1 を位置決部 802に当てがって孔を開けるこ
とにより、図3に示すように、紙Mの縁M1 からL1の
位置に孔列13が形成されるようになっている。この位置
決部 802は基盤8に一体成形した固定型になているが、
距離L1 が調整できるように可動型にしてもよい。
【0013】また、基盤8の先端にはガイド面 801を備
えた凹溝 804が形成されている。この凹溝 804は、孔マ
ーク 803の中心を結ぶ線に平行に設けられている。そし
て、凹溝 804に嵌合される孔列位置決部材10のガイド面
102が、凹溝 804のガイド面801にガイドされて、孔列
位置決部材10が移動するようになっている。孔列位置決
部材10には孔列位置決部 103が設けられていて、この孔
列位置決部 103に紙Mの端部M2 を当てがって孔をあけ
ることにより、図3に示す紙Mの端部M2 から孔列13の
両端の孔までの距離L2 を位置決するようになってい
る。
【0014】また、基盤8には移動部材11の摘み部 112
が嵌合するように、幅W1 の開口部が設けられており、
この開口部には移動部材11のガイド溝 113が嵌合するガ
イドレール 805が設けられている。移動部材11の両側に
は孔列位置決部材10の裏面に設けたガイドピン 101が嵌
合するガイド孔 111があけられている。そして、移動部
材11の両端縁にはロック窪み11a 〜11c が設けられてお
り、ロック部材14の腕142に設けたロック凸部 141が、
規格紙の大きさに合わせて、腕 142の弾性力によりロッ
ク窪み11a 〜11c のいづれかに嵌合して移動部材11の移
動をロックし、図3に示すL2 の距離を位置決するよう
にしている。
【0015】例えば、ロック窪み11a は規格紙B5であ
って孔数26、ロック窪み11b は規格紙A4であって孔
数30、ロック窪み11c は規格紙A5であって孔数20
である。このように、ロック部材14が14′のように基盤
8に装着固定され、ロック凸部 141がロック窪み11a 〜
11c のいづれかに嵌合するように、基盤8に設けたガイ
ド面 801の端部をW2 だけ短くして、ガイド部材14と移
動部材11が装着できるスペースを形成している。
【0016】図2は基盤8に移動部材11とロック部材14
を装着した状態の平面図であり、ロック部材14のロック
凸部 141がロック窪み11b に嵌合して、移動部材11の矢
印Y方向への移動を規制している。そして、移動部材11
の表示部 114にB5.26、A4.30、A5.20の
いづれかを表示し、それぞれのロック状態に応じた表示
を、カバー12の表示孔 121に表示するようにしている。
例えば、図の状態においては、ロック凸部 141がロック
窪み11b に嵌合していることから、表示孔 121にはA
4.30と表示され、孔列位置決部材10の孔列位置決部
103にA4の紙の端部M2 を当てがって孔明けすること
により、A4 の紙に適応した図3におけるL2 の距離を
位置決し、30孔をあけることができるようになってい
る。
【0017】図2において、孔マーク 803は基盤8に装
着されたパンチ9の孔明けパンチ 901と同一ピッチの延
長上に設けられており、孔マーク 803は孔明けパンチ 9
01の両端から、孔明けパンチ 901のピッチ間隔Pの二倍
の距離である2Pの位置に設けられている。このよう
に、孔マーク 802の位置を2Pにすることにより、孔マ
ーク 803がパンチ9の外側に位置することになって目視
することができ、かつ、図5に示すように、孔列位置決
部 103が103a〜 103c の範囲で移動できるスペースを確
保して、図5の(ニ)に示すような半円弧状の孔が明か
ないようにしている。
【0018】ここに示している実施の形態においては、
孔明けピン 901が10本設けられていて、一回のパンチ
で10個の孔があけられるようになっている。また、ヨ
ーロッパ規格A4で二十一孔の場合には、孔数が割り切
れるように孔明けピン 901を7本にしてもよい。また、
ここに示している実施の形態において、孔の形状が丸孔
であるか、角であってもよい。移動部材11はカバー12の
裏面と基盤8に形成した凹溝 804の底との間に挟持さ
れ、かつ、ガイドレール 805によってガイドされて、矢
印Yの方向に移動できるようになっている
【0019】次に、作用について説明する。まず、図2
において移動部材11を矢印Y方向に移動することによ
り、ガイド孔 111に嵌合しているガイドピン 101(図
1)が、ガイド孔 111に案内されて、図4の矢印X方向
に孔列位置決部材10を移動する。そして、カバー12にあ
けた表示孔 121に所定の表示がでたところで、丁度ロッ
ク窪み11a 〜11c のいづれかと、ロック凸部 141とが係
合し、移動部材11の移動をロックする。
【0020】そして、図4に示すように、紙Mの端部M
2 を孔列位置決部材10の孔列位置決部 103に当てがい、
かつ、紙Mの縁M1 を位置決部 802に当てがって孔明け
することにより、図3に示すように規格紙に応じたL1
とL2 の距離が決められて、孔列13が形成される。この
孔明けに際して、基盤8を机上に置いて孔明けすること
ができるので、パンチ9を押えるのは握力だけに依存す
るのではなく掌に体重をかけるようにして孔明けするこ
とができる。これにより、孔明けされる紙の枚数を増や
すことができると共に、一度にあけられる孔の数を多く
することができる。
【0021】図5を用いて更に具体的に説明すると、規
格紙B5に孔明けする場合に、表示孔 121にB5.26
と表示されるように移動部材11を移動する。これによ
り、ロック窪み11a とロック凸部 141とが係合して、移
動部材11がロックされた状態になり、孔列位置決部 103
は 103c の位置にロックされる。そして(イ)のように
紙の端部M2 を孔列位置決部 103c に当てがって孔明け
する。次に(ロ)に示すように、(イ)で開けられた孔
13a を孔マーク 803に合わせて明けすることにより、孔
数20の孔が明けられる。そして、孔列位置決部材10は
両側に設けられていて、同じ移動量だけ互いに離間接近
するように設けられているので、(ハ)に示すように紙
Mの他方の端部M2 ′を他方の孔列位置決部材10の孔列
位置決部 103c に当てがって孔明けすることにより、紙
Mの端部M2 ′から(イ)と同じ距離に孔列13を形成す
ることができる。
【0022】この場合に、10本の孔明けピン 901にて
26個の孔をあけるので、孔列13′は先に明けられた孔
列に重ねて明けられることになり、10本の孔明けピン
901によって26の孔を明けることができる。また、
(ハ)のように端部M2 ′を孔列位置決部 103c に当て
がわないで、先にあけた孔13b を孔マーク 803に合わせ
てあけた場合には、(ニ)に示すように端部M2 ′には
半円弧の孔が明けられることになる。しかしながら、孔
列位置決部材10を両側に設け、かつ、同じ移動量だけ互
いに離間接近するようにしたので、(ハ)のように孔明
けすることができ、(ニ)に示すような半円弧の孔明け
を防止することができる。
【0023】次に規格紙A4に孔明けする場合に、表示
孔 121にA4.30と表示されるように移動部材11を移
動する。これにより、ロック窪み11b とロック凸部 141
とが係合して、移動部材11がロックされた状態になり、
孔列位置決部 103は 103b の位置に移動してロックされ
る。そして(イ)のように紙の端部M2 を孔列位置決部
103b に当てがって孔明けする。次に,(イ)で開けら
れた孔13a を孔マーク803に合わせて(ロ)のように明
けることにより、孔数20の孔が明けられる。このA
4.30孔の場合には、孔明けピン 901が10本あるの
で三回孔明けすれば、30の孔が明けられるので、孔マ
ーク 803に先に明けた孔13b を合わせて明けることによ
り、(ニ)に示すような半円弧状の孔はできず、端部M
2 ′にも(イ)と同じように明けることができる。ま
た、孔列位置決部材10は両側に設けられていて、同じ移
動量だけ互いに離間接近するので、(ハ)において紙M
の他方の端部M2 ′を他方の孔列位置決部材10の孔列位
置決部 103b に当てがって孔明けすることにより、紙M
の端部M2 ′から(イ)と同じ距離に孔列13を形成する
ことができるのは勿論である。
【0024】次に規格紙A5に孔明けする場合に、表示
孔 121にA5.20と表示されるように移動部材11を移
動する。これにより、ロック窪み11c とロック凸部 141
とが係合して、移動部材11がロックされた状態になり、
孔列位置決部 103は 103a の位置に移動してロックされ
る。そして(イ)のように紙の端部M2 を孔列位置決部
103a に当てがって孔明けする。次に,(イ)で開けら
れた孔13a を孔マーク803に合わせて(ロ)のように明
けることにより、孔数20の孔が明けられる。このA
5.20孔の場合には、孔明けピン 901が10本あるの
で二回孔明けすれば、20の孔が明けられる。また、孔
列位置決部材10は両側に設けられていて、同じ移動量だ
け互いに離間接近するので、(ハ)において紙Mの他方
の端部M2′を他方の孔列位置決部材10の孔列位置決部
103a に当てがって孔明けすることにより、紙Mの端部
M2 ′から(イ)と同じ距離に孔列13を形成することが
できるのは勿論である。
【0025】上記説明は規格紙を対象にして説明した
が、例えばメモ用紙などのように無規格紙であっても、
孔マーク 803を利用して孔数に関係なく、同一ピッチ間
隔Pの孔列を形成することができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の記載に基
づいて、発明の詳細な説明から把握される本発明によれ
ば、基盤に装着されたパンチによってあけられる孔列に
対して平行に移動する孔列位置決部材を基盤に設け、こ
の孔列位置決部材を移動するための移動手段を設け、規
格紙の種類に応じて孔列の位置決をすることができ、か
つ、紙の縁から孔列までの位置を決める位置決部を基盤
に設けることによって、紙の縁から孔列までの寸法を規
制すると共に、孔列の同一ピッチの延長上に孔マークを
設け、一定のピッチ間隔で所定の孔数の孔を明けるよう
にして、各種規格紙に所定の孔列を形成するようにした
ので、各種紙の大きさに対して多穴孔明けパンチを一物
品で構成することができる。
【0027】また、孔明けにおいては、基盤を机上にお
いて行い、握力以外に掌で体重をかけるようにして孔明
けすることが可能であることから、一度に多数枚の紙へ
の孔明けができると共に、一度に明けられる孔の数を多
くすることができる。これにより、一つのパンチ本体で
多数の孔(10孔)明けができるようにして、部品など
の紛失による弊害をなくし、かつ、不使用時の保管スペ
ースを少なくし、更に孔明けの能率を向上することがで
きる。
【0028】次に、請求項2の記載に基づいて、発明の
詳細な説明から把握される本発明によれば、移動手段に
よって互いに等しい移動量で離間接近するように、孔列
位置決部材を基盤の両側に設け、規格紙の種類に関係な
く孔列の両端の孔と紙の縁との間の間隔を同一にするこ
とができるので、孔明けの失敗はなくその取扱を容易に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の要部を組み立て分解斜
視図で示した図である。
【図2】図1の組み立て後の平面図である。
【図3】孔列と紙との関係を平面図で示した説明用図で
ある。
【図4】図1に示した要部を適用した多穴孔明けパンチ
の外形を示す斜視図である。
【図5】図4に示した多穴孔明けパンチを用いて孔明け
する時の要領を示した模式図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【符合の説明】
8 基盤 801 ガイド面 802 位置決部 803 孔マーク 10 孔列位置決部材 103 孔列位置決部 11 移動部材 13 孔列

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤に装着されたパンチによってあけら
    れる孔列に対して平行に移動する孔列位置決部材を前記
    基盤に設けると共に、該孔列位置決部材を移動するため
    の移動手段を設け、紙の縁から孔列までの位置を決める
    位置決部を基盤に設け、孔列の同一ピッチの延長上に孔
    マークを設けたことを特徴とする多穴孔明けパンチ。
  2. 【請求項2】 移動手段によって互いに等しい移動量で
    離間接近するように、孔列位置決部材を基盤の両側に設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の多穴孔明けパン
    チ。
JP14140997A 1997-05-30 1997-05-30 多穴孔明けパンチ Pending JPH10329098A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004000513A1 (ja) * 2002-06-25 2003-12-31 Soick Incorporated 情報流出防止用パンチ
CN100408285C (zh) * 2006-06-09 2008-08-06 阮永华 打孔机

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