JPH0970793A - コーナカッター - Google Patents

コーナカッター

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JPH0970793A
JPH0970793A JP7251795A JP25179595A JPH0970793A JP H0970793 A JPH0970793 A JP H0970793A JP 7251795 A JP7251795 A JP 7251795A JP 25179595 A JP25179595 A JP 25179595A JP H0970793 A JPH0970793 A JP H0970793A
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edge
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D3/00Cutting work characterised by the nature of the cut made; Apparatus therefor
    • B26D3/10Making cuts of other than simple rectilinear form
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/0006Means for guiding the cutter

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カットされた紙の角の丸みが一定であり、か
つ、事務機器としての取扱を簡単にすること。 【解決手段】 紙1のコーナ 102を切断するためのコー
ナ刃先10と、コーナ角部101を切断する角部切断刃先11
を下端に形成した移動刃を、固定刃にあけた移動刃挿入
孔に挿入し、固定刃先とコーナ刃先10および角部切断刃
先11との間で、スリットに挿入された紙1のコーナ 102
を切断する。これにより、角部切断刃先11で紙1のコー
ナ 102が切断される間は、角部切断刃先11とコーナ刃先
10の両方でコーナ 102を切断することになり、コーナ 1
02はコーナ刃先10と角部切断刃先11との間に張られた状
態で、コーナ角部 101があたかも角部切断刃先11で押え
られて、コーナ刃先10により、コーナ 102が切断され、
紙の食い込みがなくなって取扱が容易になり、かつ、切
断されたコーナの不揃いをなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙の角を丸く切断
するためのコーナカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図10に示すようなルーズリーフ
(商品名)1など、バインダーに綴じる用紙の角2を丸
くしたい場合がある。このような場合に、手軽なコーナ
カッターがなかったので、通常の挟みで角を丸くしてい
た。また、ルーズリーフとして市販されている用紙に
は、角を丸くしたものがあり、このように市販されてい
るルーズリーフのコーナカットは、図10に示すように所
定の半円形の刃物3を矢印の方向に押し下げて、積み重
ねられた用紙1の角4を丸くカットするようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
通常の挟みで紙のコーナをカットする場合には、カット
されたコーナの丸みが不揃いになって見栄えが悪いと共
に、複数枚の紙を切ることができないので非能率的であ
る。また、図10に示すような半円形の刃物3を使用して
紙のコーナをカットした場合には、カットされた紙のコ
ーナの丸みは揃うが、例えば小学生などの小さい子供が
これを使用した場合に、手を切る可能性が大きいことか
ら、事務機器として不適切であり、また刃物3を機械的
に矢印の方向に押し下げるようにした場合には、大掛か
りなものとなり、高価なものとなるという問題がある。
【0004】本発明は、カットされた紙の角の丸みが一
定であり、事務機器としての取扱が簡単で、かつ、安価
なコーナカッターを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、請求項1の記載から把握される本発明に係る手段
は、固定刃と移動刃とからなり、固定刃には紙を挿入す
るためのスリットが設けられると共に、該スリットを直
角方向に横切るように移動刃を挿入するための移動刃挿
入孔を設け、前記スリットと該移動刃挿入孔とが交わる
角で固定刃先を形成し、該移動刃挿入孔に挿入される移
動刃の下端に紙のコーナを切断するためのコーナ刃先
と、紙のコーナ角部を切断する角部切断刃先を形成し、
前記コーナ刃先の半径を紙のコーナ切線半径よりも大き
くしたことを特徴とする。
【0006】次に請求項2の記載から把握される本発明
に係る手段は、上記移動刃の下端に設けたコーナ刃先お
よび角部切断刃先を、固定刃先に対して凸状の円弧にし
たことを特徴とする。
【0007】次に請求項3の記載から把握される本発明
に係る手段は、上記コーナ刃先および角部切断刃先の両
側にガイド部を設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1の記載から把握される本
発明の実施の形態は次の通りである。図1に示すよう
に、固定刃5と移動刃7とからなり、固定刃5には紙を
挿入するためのスリット6が設けられると共に、このス
リット6を直角方向に横切るように移動刃7を挿入する
ための移動刃挿入孔8を設け、前記スリット6と移動刃
挿入孔8とが交わる角で固定刃先9を形成する。そし
て、図2に示すようにこの移動刃挿入孔8に挿入される
移動刃7の下端に紙1のコーナを切断するためのコーナ
刃先10と、紙1のコーナ角部 101を切断する角部切断刃
先11を形成し、前記コーナ刃先10の半径Rを紙1のコー
ナ切線半径R1(図11参照)よりも大きくする。
【0009】次に請求項2の記載から把握される本発明
の実施の形態は次の通りである。上記移動刃7の下端に
設けたコーナ刃先10および角部切断刃先11を、図1に示
すように、固定刃先9に対して凸状の円弧にする。
【0010】次に請求項3の記載から把握される本発明
の実施の形態は次の通りである。上記コーナ刃先10およ
び角部切断刃先11の両側にガイド部12を設ける。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。先
ず、図5を用いてコーナカッターの全体を説明する。移
動刃7はスプリング17を受けるためのスプリング受け16
と移動刃7を押し下げるための押え部15が一体になって
いる部材に固定されている。また、固定刃5の上面には
スプリング17を保持するためのスプリング保持部22が突
設されており、移動刃挿入孔8が、スプリング保持部22
からスリット6を直角に横切るように貫通している。ス
プリング17を固定刃5とスプリング受け16との間に介在
させた状態でキャップ13を被せ、キャップ13にあけた孔
14に押え部15を挿入して、キャップ13を固定刃5に嵌着
することにより、スプリング17は圧縮バネとして固定刃
5とスプリング受け16との間に装着される。そして、キ
ャップ13にあけた孔14に挿入されて突出している押え部
15を押して、押し下げられた移動刃7をスプリング17に
て引き上げるようにしている。
【0012】底板18には紙1のコーナ 102を案内するた
めのガイド部19が設けられており、このガイド部19に紙
1のコーナ 102を案内させてスリット6に紙1を挿入す
ることにより、紙1のコーナ角部 101が固定刃5の固定
刃先9(図1)に対して所定の位置に位置決されるよう
になっている。20は切り屑落とし孔であり、切断された
切り屑をこの切り屑落とし孔20から除去できるようにな
っている。21はカバーであり、移動刃7を押し下げた時
に刃先が手に触れないようになっている。この底板18は
固定刃5の裏面に着脱可能に嵌着される。
【0013】図6および図7は組み立てた状態を縦断面
して示した図である。図6および図7に現れているよう
に、底板18の上面 181(図5)にキャップ13の下端が密
着するように、キャップ13および底板18を固定刃5に嵌
着することにより、ガイド部19の段差により間隙 191が
形成され、この間隙 191は固定刃5に設けたスリット6
に一致しており、ガイド部19にガイドさせて間隙 191か
らスリット6に紙1が挿入できるようになっている。
【0014】図1および図2は図5における移動刃7の
要部詳細図であり、移動刃7の底面を示す図2におい
て、移動刃7の下端には紙1のコーナを丸く切断するた
めのコーナ刃先10と紙1のコーナ角部 101を切断するた
めの角部切断刃先11が形成されている。このコーナ刃先
10の頂部と角部切断刃先11との間の厚みTは、図5にお
ける底板18に設けたガイド部19に、紙1のコーナ 102を
ガイドさせてスリット6に紙1を挿入した時に、紙1の
コーナ角部 101が角部切断刃先11から出るように決めら
れている。また、コーナ刃先10の曲率半径Rは、図11に
示すように紙1のコーナ 102に接する半径R1よりも大き
な半径になっている。一方角部切断刃先11は、本実施例
においては直線状になっている。
【0015】すなわち、R>R1にすることにより、コー
ナ刃先10と紙1のコーナ 102とが交点P1で交叉するよう
になっている。そして、移動刃7の正面図である図1に
示すように、コーナ刃先10と角部切断刃先11を固定刃先
9に対して凸形の湾曲にすることより、紙1は図12に示
すように、コーナ刃先10と紙1のコーナ 102との間の交
点P1(以下単にP1という)から矢印のように内側に向か
って切断されるようになっている。この切断は丁度挟み
で紙を切るようになる。このように、P1から矢印のよう
に内側に向かって紙1を切断することにより、移動刃7
と固定刃5との間へのコーナ 102の噛み込みを防止し
て、P1からの切り込みを確実にすると共に、紙を切断す
る時の力を軽くするようにしている。
【0016】また、図2に示すようにコーナ角部 101を
角部切断刃先11から突出させるようにすることにより、
コーナ刃先10でP1から角部切断刃先11とコーナ 102との
間の交点P2′(以下単にP2′という)まで紙1のコーナ
102を切断している間は角部切断刃先11ではまだ切断さ
れておらず、この間の切断に要する力を軽くし、コーナ
刃先10がP2′まで切断した時に角部切断刃先11にて角部
切断刃先11とコーナ 102との間の交点P2(以下単にP2と
いう)から同時に切断が行われるようになる。すなわ
ち、コーナ刃先10にてP2′間を切断する間は、角部切断
刃先11にてP2間を同時に切断するので、紙1のコーナ角
部 101が角部切断刃先11にて押えられる状態(実際には
同時切断)になってコーナ角部 101が逃げることなく、
コーナ刃先10によってP2′間を切断することができるよ
うになっている。
【0017】また、本実施例ではコーナ刃先10を半径R
の円弧状にし、角部切断刃先11を直線状にすることによ
り、ガイド部12で十分に強度を得ることができるので、
図2におけるT寸法を限りなく小さくすることができ
る。これにより、切断時におけるP2をP1に近づけること
ができ、コーナ角部 101側の押え(実際には同時切断)
をより早く行うようにして、コーナ角部 101の逃げを早
い時点で防止しながら、コーナ刃先10による半径Rの切
断をより確実に行うことができる。
【0018】また、本実施例では角部切断刃先11を直線
状にしているが、コーナ刃先10および角部切断刃先11の
強度が許される範囲で寸法Tを限りなく小さくし、図2
に示すように角部切断刃先11をコーナ刃先10の中心O1
と同心の半径R′の円弧状の角部切断刃先11にして、P2
をP1に近づけて、コーナ角部 101側の押え(実際には同
時切断)をより早い時点で行い、コーナ刃先10による半
径Rの切断をより確実に行うようにしてもよい。また、
コーナ刃先10の円弧の中心O1 からずらせた中心O2 か
ら半径R″の大きな円弧にて、角部切断刃先11を形成す
るようにしてもよい。これに伴い図4に示す移動刃挿入
孔8の形状も中心O1 から半径R′の円弧または中心O
2 からの半径R″の円弧にする。
【0019】このように、コーナ刃先10と角部切断刃先
11の両方で、紙1のコーナ 102を切断することにより、
コーナ角部 101の逃げ(垂れ)を防止し、コーナ刃先10
と角部切断刃11との間に紙1のコーナ 102を張った状態
でその両側を切断することになる。これにより、例えば
コーナ刃先10と固定刃先9との間の片側だけで切断した
場合に比べて、固定刃先9とコーナ刃先10および角部切
断刃先11との間のクリアランス精度の許容を約1/2に
緩やかにすることができる。したがって、コーナ刃先1
0、角部切断刃先11および固定刃先9の加工を容易にす
ることができるようになっている。
【0020】コーナ刃先10および角部切断刃11の両側に
はガイド部12が設けられており、スプリング17の弾性力
によって移動刃7が最も上に上がった状態で、ガイド部
12の先端が図6および図7に示すように固定刃先9側に
挿入される長さになっている。これにより、コーナ刃先
10および角部切断刃11がスリット6を円滑に横切るよう
にして、固定刃先9との間のクリアランス精度を高める
と共に、図9に示すように、底板18に設けたガイド部19
に、紙1のコーナ 102を案内して、スリット6に挿入し
た紙1の、コーナ角部 101に近いコーナ 102が、ガイド
部12に案内されて、コーナ刃先10に対する紙1の位置決
の精度を更に上げるようにしている。これにより、紙1
のコーナ 102に対する半径Rの丸みの不揃いを無くすよ
うにしている。
【0021】図4は固定刃5のスプリング受け部22の平
面を示しており、移動刃挿入孔8の形状は、移動刃7の
形状に相似した形状になっている。図8は打ち抜き刃23
を移動刃7に併設したものであり、例えば図12に示すよ
うにコーナ 102を丸く切断すると同時に、模様 103を打
ち抜くようにする。この打ち抜き刃23を設けた場合に
は、固定刃5には打ち抜き刃23の模様形状に相似し、か
つ、スリット6を直角に横切る孔が移動刃挿入孔8とは
別にあけられる。
【0022】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて、次に説明する。図3に示すように、紙1のコーナ
を切断するためのコーナ刃先10と、紙1のコーナ角部 1
01を切断する角部切断刃先11を下端に形成した移動刃7
を、固定刃5にあけた移動刃挿入孔8に挿入し、固定刃
先9とコーナ刃先10および角部切断刃先11との間で、ス
リット6に挿入された紙1のコーナ 102を切断するよう
にしたので、角部切断刃先11で紙1のコーナ 102が切断
される間は、角部切断刃先11とコーナ刃先10の両方でコ
ーナ 102を切断することができる。このように、コーナ
102をコーナ刃先10と角部切断刃先11の両方で同時に切
断することにより、コーナ 102はコーナ刃先10と角部切
断刃先11との間に張られた状態になり、コーナ角部 101
があたかも角部切断刃先11で押えたれた状態で、コーナ
刃先10により所定の半径で、コーナ 102を切断すること
ができる。
【0023】上記コーナ刃先10によるコーナ 102の切断
において、コーナ刃先10の半径Rを紙1のコーナ切線半
径R1(図11参照)よりも大きくしたので、固定刃先9と
コーナ刃先10との間へのコーナ 102の食い込みをなくし
て、P1におけるコーナ 102への切り込みを確実に行うこ
とができる。
【0024】また、移動刃挿入孔8は固定刃5に設けた
スリット6を直角方向に横切るように設けられており、
スリット6と移動刃挿入孔8とが交わる角で固定刃先9
を形成しているので、スリット6に挿入された紙1のコ
ーナ 102を垂直方向から切断し、複数枚重ねられてスリ
ット6に挿入された紙1のコーナ 102を同じ半径で切断
することができる。
【0025】そして、移動刃7の下端に設けたコーナ刃
先10および角部切断刃先11を、図1に示すように、固定
刃先9に対して凸状の円弧にしたので、移動刃7を押し
下げた時に、図1に仮想線で示すように固定刃先9とコ
ーナ刃先10および角部切断刃先11との交点P1′、P1″
で、紙1のコーナ 102が切断されることになり、丁度挟
みで紙を切るように軽い力で切断することができると共
に、図12に示すようにコーナ 102を矢印の方向に両側か
ら同じように切断して行くので、位置決された紙1が切
断時にずれることはない。
【0026】また、コーナ刃先10および角部切断刃先11
の両側にガイド部12を設けることにより、図2に示すよ
うにコーナ刃先10に対するコーナ角部 101の位置決をす
ることができる。また、図6に示すように、移動刃7が
スプリング17の弾性力により、最も引き上げられた状態
で、ガイド部12が固定刃先9側まで挿入できる長さにす
ることにより、固定刃先9とコーナ刃先10および角部切
断刃先11との間のクリアランスが高い精度で保持されて
切れ味を良くすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の記載に基
づいて、発明の詳細な説明から把握される本発明によれ
ば、紙のコーナを切断するためのコーナ刃先と、紙のコ
ーナ角部を切断する角部切断刃先を下端に形成した移動
刃を、固定刃にあけた移動刃挿入孔に挿入し、固定刃先
とコーナ刃先および角部切断刃先との間で、スリットに
挿入された紙のコーナを切断するようにし、角部切断刃
先で紙のコーナが切断される間は、角部切断刃先とコー
ナ刃先の両方でコーナを切断するようにしたので、コー
ナはコーナ刃先と角部切断刃先との間に張られた状態に
なり、コーナ角部があたかも角部切断刃先で押えたれた
状態で、コーナ刃先により所定の半径で、コーナを切断
することができる。これにより、紙の食い込みがなくな
って取扱が容易になり、かつ、切断されたコーナの不揃
いをなくすことができる。
【0028】また、移動刃挿入孔は固定刃に設けたスリ
ットを直角方向に横切るように設けられており、スリッ
トと移動刃挿入孔とが交わる角で固定刃先を形成し、ス
リットに挿入された紙のコーナを垂直方向から切断し、
複数枚重ねられてスリットに挿入された紙のコーナを同
じ半径で切断することができるので、能率的であり、か
つ、複数の紙を重ねて切断してもずれることはなく、切
断されたコーナの不揃いをなくすことができる。
【0029】また、コーナ刃先の半径Rを紙のコーナ切
線半径よりも大きくし、固定刃先とコーナ刃先との間へ
のコーナの食い込みをなくして、コーナへの切り込みを
確実にしたので、上記コーナの食い込みの除去作業がな
くなって、事務機器としての取扱が容易になり、かつ、
コーナへの切り込みの位置が常に一定になって、切断さ
れたコーナの不揃いをなくすことができる。
【0030】次に、請求項2の記載に基づいて、発明の
詳細な説明から把握される本発明によれば、移動刃の下
端に設けたコーナ刃先および角部切断刃先を、固定刃先
に対して凸状の円弧にし、丁度挟みで紙を切るように軽
い力で切断することができるようにしたので、事務機器
としての取扱が容易になると共に、コーナを両側から同
じように切断して、位置決された紙が切断時にずれるこ
とはないので、切断されたコーナの不揃いをなくすこと
がでる。
【0031】次に、請求項3の記載に基づいて、発明の
詳細な説明から把握される本発明によれば、コーナ刃先
および角部切断刃先の両側にガイド部を設け、コーナ刃
先に対するコーナ角部の位置決をするようにしたので、
位置決精度が向上して切断されたコーナは常に一定にな
り、切断されたコーナの不揃いをなくすことができる。
そして、構造は簡単であるので、安価な事務機器とする
ことができ、さらにスリットに紙を挿入して押え分を押
し下げるだけでよいので、事務器としての取扱を容易に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である移動刃の要部示した正
面図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】図1におけるA−A線で縦断面してその要部を
示した図である。
【図4】固定刃に設けた押え部の平面図である。
【図5】コーナカッターの分解組み立て斜視図である。
【図6】組み立てられたコーナカッターの縦断面図であ
る。
【図7】図6におけるB−B線で縦断面した図である。
【図8】打ち抜き刃を併設したコーナカッターの打ち抜
き刃の部分を縦断面して示した図である。
【図9】図5における底板の平面図である。
【図10】従来例の斜視図である。
【図11】コーナカットの説明用図である。
【図12】コーナカットの説明用図である。
【符合の説明】
1 紙 101 コーナ角部 102 コーナ 5 固定刃 6 スリット 7 移動刃 8 移動刃挿入孔 9 固定刃先 10 コーナ刃先 11 角部切断刃先 12 ガイド部 13 キャップ 14 孔 15 押え部 16 スプリング受け 17 スプリング 18 底板 19 ガイド部 20 切り屑落とし孔 21 カバー 22 スプリング保持部 23 打ち抜き刃

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定刃と移動刃とからなり、固定刃には
    紙を挿入するためのスリットが設けられると共に、該ス
    リットを直角方向に横切るように移動刃を挿入するため
    の移動刃挿入孔を設け、前記スリットと該移動刃挿入孔
    とが交わる角で固定刃先を形成し、該移動刃挿入孔に挿
    入される移動刃の下端に紙のコーナを切断するためのコ
    ーナ刃先と、紙のコーナ角部を切断する角部切断刃先を
    形成し、前記コーナ刃先の半径を紙のコーナ切線半径よ
    りも大きくしたことを特徴とするコーナカッター。
  2. 【請求項2】 移動刃の下端に設けたコーナ刃先および
    角部切断刃先を、固定刃先に対して凸状の円弧にしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のコーナカッター。
  3. 【請求項3】 コーナ刃先および角部切断刃先の両側に
    ガイド部を設けたことを特徴とする請求項1または2記
    載のコーナカッター。
JP25179595A 1995-09-05 1995-09-05 コーナカッター Expired - Fee Related JP3627073B2 (ja)

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DE69605991T DE69605991T2 (de) 1995-09-05 1996-05-09 Eckschneider
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