JP3627073B2 - コーナカッター - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙の角を丸く切断するためのコーナカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば図10に示すようなルーズリーフ(商品名)1など、バインダーに綴じる用紙の角2を丸くしたい場合がある。このような場合に、手軽なコーナカッターがなかったので、通常の鋏で角を丸くしていた。また、ルーズリーフとして市販されている用紙には、角を丸くしたものがあり、このように市販されているルーズリーフのコーナカットは、図10に示すように所定の半円形の刃物3を矢印の方向に押し下げて、積み重ねられた用紙1の角4を丸くカットするようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例において、通常の鋏で紙のコーナをカットする場合には、カットされたコーナの丸みが不揃いになって見栄えが悪いと共に、複数枚の紙を切ることができないので非能率的である。また、図10に示すような半円形の刃物3を使用して紙のコーナをカットした場合には、カットされた紙のコーナの丸みは揃うが、例えば小学生などの小さい子供がこれを使用した場合に、慎重に取扱う必要があるため、子供用の事務機器として不適切であり、また刃物3を機械的に矢印の方向に押し下げるようにした場合には、大掛かりなものとなり、高価なものとなるという問題がある。
【0004】
本発明は、カットされた紙の角の丸みが一定であり、事務機器としての取扱が簡単で、かつ、安価なコーナカッターを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1のコーナカッターに係る発明は、固定刃と移動刃とからなり、固定刃には、紙を挿入するためのスリットが設けられると共に、該スリットを直角方向に横切るように移動刃を挿入するための移動刃挿入孔を設け、スリットと移動刃挿入孔とが交わる角で固定刃先を形成し、移動刃には、移動刃挿入孔に挿入される移動刃の下端に紙のコーナを切断するためのコーナ刃先と、紙のコーナ角部を切断する角部切断刃先を形成したことを特徴とする。
【0006】
請求項2のコーナカッターに係る発明は、請求項1の発明において、移動刃の下端に設けたコーナ刃先および角部切断刃先を、固定刃先に対して凹状の円弧にしたことを特徴とする。
また、請求項3のコーナカッターに係る発明は、請求項1または2の発明において、コーナ刃先および角部切断刃先の両側にガイド部を設けたことを特徴とする。
さらに、請求項4のコーナカッターに係る発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、角部切断刃先は、紙のコーナ角部を直線状に切断するように形成されていることを特徴とする。
【0007】
また、上記課題を解決するために、請求項5のコーナカッターに係る発明は、固定刃と移動刃とからなり、固定刃には、紙を挿入するためのスリットが設けられると共に、該スリットを直角方向に横切るように移動刃を挿入するための移動刃挿入孔を設け、スリットと移動刃挿入孔とが交わる角で固定刃先を形成し、移動刃には、移動刃挿入孔に挿入される移動刃の下端に紙のコーナを丸く切断するためのコーナ刃先を形成すると共に、コーナ刃先を固定刃先に対して凹状の円弧に形成したことを特徴とする。
【0008】
請求項6のコーナカッターに係る発明は、請求項5の発明において、コーナ刃先の両側に固定刃先側に挿入される長さのガイド部を設けたことを特徴とする。
請求項7のコーナカッターに係る発明は、請求項1〜6のいずれかの発明において、コーナ刃先の半径は、紙のコーナに接する円の半径よりも大きく形成したことを特徴とする。
また、請求項8のコーナカッターに係る発明は、請求項1〜7のいずれかの発明において、紙のコーナを形成する二辺をガイドするガイド部を有することを特徴とする。
さらに、請求項9のコーナカッターに係る発明は、請求項8の発明において、紙のコーナを形成する各辺は、それぞれ二点でガイドされることを特徴とする。
さらにまた、請求項10のコーナカッターに係る発明は、請求項1〜9のいずれかの発明において、移動刃に併設して打ち抜き刃を備えると共に、固定刃に、打ち抜き刃を挿入するための打ち抜き刃挿入孔を移動刃挿入孔に併設したことを特徴とする。
そして、請求項11のコーナカッターに係る発明は、請求項10の発明において、打ち抜き刃は、模様形状断面に形成されていることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、請求項12のコーナカッターに係る発明は、固定刃と該固定刃に対して移動自在の移動刃とからなるコーナカッターであって、固定刃をキャップと底板との間に嵌着し、キャップと底板との間に、紙のコーナを切断位置に位置決めするガイド部を形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項1の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。図1に示すように、固定刃5と移動刃7とからなり、固定刃5には紙を挿入するためのスリット6が設けられると共に、このスリット6を直角方向に横切るように移動刃7を挿入するための移動刃挿入孔8を設け、前記スリット6と移動刃挿入孔8とが交わる角で固定刃先9を形成する。そして、図2に示すようにこの移動刃挿入孔8に挿入される移動刃7の下端に紙1のコーナを切断するためのコーナ刃先10と、紙1のコーナ角部101を切断する角部切断刃先11を形成する。
【0010】
請求項2の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。移動刃7の下端に設けたコーナ刃先10および角部切断刃先11を、図1に示すように、固定刃先9に対して凹状の円弧にする。
また、請求項3の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。コーナ刃先10および角部切断刃先11の両側にガイド部12を設ける。
さらに、請求項4の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。角部切断刃先11は、図2に示すように、紙1のコーナ角部101を直線状に切断するように形成されている。
【0011】
請求項5の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。図5に示すように、固定刃5と移動刃7とからなり、固定刃5には紙1を挿入するためのスリット6が設けられると共に、スリット6を直角方向に横切るように移動刃7を挿入するための移動刃挿入孔8を設け、スリット6と移動刃挿入孔8とが交わる角で固定刃先9を形成し(図1参照)、移動刃7には、移動刃挿入孔8に挿入される移動刃7の下端に紙1のコーナ102を丸く切断するためのコーナ刃先10(図2参照)を形成すると共に、図1に示すように、該コーナ刃先 10 を固定刃先9に対して凹状の円弧に形成する。
請求項6の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。図1および図6に示すように、コーナ刃先 10 の両側に固定刃先9側に挿入される長さのガイド部 12 を設ける。
【0012】
請求項7の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。コーナ刃先10の半径R(図2参照)を、紙1のコーナ102に接する円の半径R1(図11参照)よりも大きく形成する。
また、請求項8の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。図9に示すように、紙1のコーナ102を形成する二辺をガイドするガイド部19を有する。
さらに、請求項9の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。図9に示すように、紙1のコーナ102を形成する各辺は、それぞれガイド部12およびガイド部19の二点でガイドされる。
さらにまた、請求項10の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。図8に示すように、移動刃7に併設して打ち抜き刃23を備えると共に、固定刃5に、打ち抜き刃23を挿入するための打ち抜き刃挿入孔を移動刃挿入孔8に併設する。
そして、請求項11の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。打ち抜き刃23は、図12に示すように、模様103の形状断面に形成されている。
また、請求項12の記載から把握される本発明の実施の形態は次の通りである。図5〜図7に示すように、コーナカッターは、固定刃5と該固定刃5に対して移動自在の移動刃7とからなり、固定刃5をキャップ 13 と底板 18 との間に嵌着し、キャップ 13 と底板 18 との間に、紙1のコーナ102を切断位置に位置決めするガイド部19を形成している。
【0013】
【実施例】
以下本発明の一実施例について説明する。先ず、図5を用いてコーナカッターの全体を説明する。移動刃7はスプリング17を受けるためのスプリング受け16と移動刃7を押し下げるための押え部15が一体になっている部材に固定されている。また、固定刃5の上面にはスプリング17を保持するためのスプリング保持部22が突設されており、移動刃挿入孔8が、スプリング保持部22からスリット6を直角に横切るように貫通している。スプリング17を固定刃5とスプリング受け16との間に介在させた状態でキャップ13を被せ、キャップ13にあけた孔14に押え部15を挿入して、キャップ13を固定刃5に嵌着することにより、スプリング17は圧縮バネとして固定刃5とスプリング受け16との間に装着される。そして、キャップ13にあけた孔14に挿入されて突出している押え部15を押して、押し下げられた移動刃7をスプリング17にて引き上げるようにしている。
【0014】
底板18には紙1のコーナ102を案内するためのガイド部19が設けられており、このガイド部19に紙1のコーナ102を案内させてスリット6に紙1を挿入することにより、紙1のコーナ角部101が固定刃5の固定刃先9(図1)に対して所定の位置に位置決めされるようになっている。20は切り屑落とし孔であり、切断された紙1の切り屑をこの切り屑落とし孔20から除去できるようになっている。21はカバーであり、移動刃7を押し下げた時に刃先が手に触れないようになっている。この底板18は固定刃5の裏面に着脱可能に嵌着される。
【0015】
図6および図7は組み立てた状態のコーナカッターを縦断面して示した図である。図6および図7に現れているように、底板18の上面181(図5)にキャップ13の下端が密着するように、キャップ13および底板18を固定刃5に嵌着することにより、ガイド部19の段差により間隙191が形成され、この間隙191は固定刃5に設けたスリット6に一致しており、ガイド部19にガイドさせて間隙191からスリット6に紙1が挿入できるようになっている。
【0016】
図1および図2は図5における移動刃7の要部詳細図であり、移動刃7の底面を示す図2において、移動刃7の下端には紙1のコーナ102を丸く切断するためのコーナ刃先10と紙1のコーナ角部101を切断するための角部切断刃先11が形成されている。このコーナ刃先10の頂部と角部切断刃先11との間の厚みTは、図5における底板18に設けたガイド部19に、紙1のコーナ102をガイドさせてスリット6に紙1を挿入した時に、紙1のコーナ角部101が角部切断刃先11から出るように決められている。また、コーナ刃先10の曲率半径Rは、図11に示すように紙1のコーナ102に接する円の半径R1よりも大きな半径になっている。一方角部切断刃先11は、本実施例においては直線状になっている。
【0017】
すなわち、R>R1にすることにより、コーナ刃先10と紙1のコーナ102とが交点P1で交叉するようになっている。そして、移動刃7の正面図である図1に示すように、コーナ刃先10と角部切断刃先11を固定刃先9に対して凹形の湾曲にすることより、紙1は図12に示すように、コーナ刃先10と紙1のコーナ102との間の交点P1(以下単にP1という)から矢印のように内側に向かって切断されるようになっている。この切断は丁度鋏で紙1を切るようになる。このように、P1から矢印のように内側に向かって紙1を切断することにより、移動刃7と固定刃5との間への紙1のコーナ102の噛み込みを防止して、P1からの切り込みを確実にすると共に、紙1を切断する時の力を軽くするようにしている。
【0018】
また、図2に示すように紙1のコーナ角部101を角部切断刃先11から突出させるようにすることにより、コーナ刃先10でP1からP2’まで、すなわち、角部切断刃先11が、角部切断刃先11と紙1のコーナ102との間の交点P2(以下単にP2という)に当接するまで紙1のコーナ102を切断している間は、角部切断刃先11では紙1のコーナ角部101はまだ切断されておらず、コーナ刃先10でP1からP2’の間の切断に要する力を軽くし、コーナ刃先10がP2’まで切断した時に角部切断刃先11にて角部切断刃先11と紙1のコーナ102との間の交点P2(以下単にP2という)から同時に切断が行われるようになる。すなわち、コーナ刃先10にてP2’からP2’の間を切断する間は、角部切断刃先11にてP2からP2の間を同時に切断するので、紙1のコーナ角部101が角部切断刃先11にて押えられる状態(実際には同時切断)になって紙1のコーナ角部101が逃げることなく、コーナ刃先10によってP2’からP2’の間を切断することができるようになっている。
【0019】
また、本実施例ではコーナ刃先10を半径Rの円弧状にし、角部切断刃先11を直線状にすることにより、ガイド部12で十分に強度を得ることができるので、図2におけるT寸法を限りなく小さくすることができる。これにより、切断時におけるP2をP1に近づけることができ、紙1のコーナ角部101側の押え(実際には同時切断)をより早く行うようにして、紙1のコーナ角部101の逃げを早い時点で防止しながら、コーナ刃先10による半径Rの切断をより確実に行うことができる。
【0020】
また、本実施例では角部切断刃先11を直線状にしているが、コーナ刃先10および角部切断刃先11の強度が許される範囲で寸法Tを限りなく小さくし、図2に示すように角部切断刃先11をコーナ刃先10の中心O1と同心の半径R’の円弧状の角部切断刃先11にして、P2をP1に近づけて、紙1のコーナ角部101側の押え(実際には同時切断)をより早い時点で行い、コーナ刃先10による半径Rの切断をより確実に行うようにしてもよい。また、コーナ刃先10の円弧の中心O1からずらせた中心O2から半径R”の大きな円弧にて、角部切断刃先11を形成するようにしてもよい。これに伴い図4に示す移動刃挿入孔8の形状も中心O1から半径R’の円弧または中心O2からの半径R”の円弧にする。
【0021】
このように、コーナ刃先10と角部切断刃先11の両方で、紙1のコーナ102を切断することにより、紙1のコーナ角部101の逃げ(垂れ)を防止し、コーナ刃先10と角部切断刃先11との間に紙1のコーナ102を張った状態でその両側を切断することになる。これにより、例えばコーナ刃先10と固定刃先9との間の片側だけで切断した場合に比べて、固定刃先9とコーナ刃先10および角部切断刃先11との間のクリアランス精度の許容を約1/2に緩やかにすることができる。したがって、コーナ刃先10、角部切断刃先11および固定刃先9の加工を容易にすることができるようになっている。
【0022】
コーナ刃先10および角部切断刃先11の両側にはガイド部12が設けられており、スプリング17の弾性力によって移動刃7が最も上に上がった状態で、ガイド部12の先端が図6および図7に示すように固定刃先9側に挿入される長さになっている。これにより、コーナ刃先10および角部切断刃先11がスリット6を円滑に横切るようにして、固定刃先9との間のクリアランス精度を高めると共に、図9に示すように、底板18に設けたガイド部19に、紙1のコーナ102を案内して、スリット6に挿入した紙1のコーナ角部101に近い紙1のコーナ102が、ガイド部12に案内されて、コーナ刃先10に対する紙1の位置決めの精度を更に上げるようにしている。これにより、紙1のコーナ102に対する半径Rの丸みの不揃いを無くすようにしている。
【0023】
図4は固定刃5のスプリング保持部22の平面を示しており、移動刃挿入孔8の形状は、移動刃7の形状に相似した形状になっている。図8は打ち抜き刃23を移動刃7に併設したものであり、例えば図12に示すように紙1のコーナ102を丸く切断すると同時に、模様103を打ち抜くようにする。この打ち抜き刃23を設けた場合には、固定刃5には打ち抜き刃23の模様形状に相似し、かつ、スリット6を直角に横切る孔(打ち抜き刃挿入孔)が移動刃挿入孔8とは別にあけられる。
【0024】
以上のように構成した本実施例の作用について説明する。図3に示すように、紙1のコーナ102を切断するためのコーナ刃先10と、紙1のコーナ角部101を切断する角部切断刃先11を下端に形成した移動刃7を、固定刃5にあけた移動刃挿入孔8に挿入し、固定刃先9とコーナ刃先10および角部切断刃先11との間で、スリット6に挿入された紙1のコーナ102を切断するようにしたので、角部切断刃先11で紙1のコーナ角部 101が切断される間は、角部切断刃先11とコーナ刃先10の両方で紙1のコーナ102を切断することができる。そして、図2に示すように、紙1のコーナ102をコーナ刃先10と角部切断刃先11の両方で同時に切断することにより、紙1のコーナ102はコーナ刃先10と角部切断刃先11との間に張られた状態になり、紙1のコーナ角部101があたかも角部切断刃先11で押えられた状態で、コーナ刃先10により所定の半径で、紙1のコーナ102を切断することができる。
また、図3に示すように、移動刃挿入孔8は固定刃5に設けたスリット6を直角方向に横切るように設けられており、スリット6と移動刃挿入孔8とが交わる角で固定刃先9を形成しているので、スリット6に挿入された紙1のコーナ102を垂直方向から切断し、複数枚重ねられてスリット6に挿入された紙1のコーナ102を同じ半径で切断することができる。
【0025】
そして、移動刃7の下端に設けたコーナ刃先10および角部切断刃先11を、図1に示すように、固定刃先9に対して凹状の円弧にしたので、移動刃7を押し下げた時に、図1に仮想線で示すように固定刃先9とコーナ刃先10および角部切断刃先11との交点P1’およびP1”で、紙1のコーナ102が切断されることになり、丁度鋏で紙を切るように軽い力で切断することができると共に、図12に示すように紙1のコーナ102を矢印の方向に両側から同じように切断して行くので、位置決めされた紙1が切断時にずれることはない。
また、コーナ刃先10および角部切断刃先11の両側にガイド部12を設けることにより、図2に示すようにコーナ刃先10に対する紙1のコーナ角部101の位置決めをすることができる。また、図6に示すように、移動刃7がスプリング17の弾性力により、最も引き上げられた状態で、ガイド部12が固定刃先9側まで挿入できる長さにすることにより、固定刃先9とコーナ刃先10および角部切断刃先11との間のクリアランスが高い精度で保持されて切れ味を良くすることができる。
さらに、角部切断刃先11は、図2に示すように、紙1のコーナ角部101を直線状に切断するように形成されているので、コーナ刃先10と角部切断刃先11との間のT寸法を限りなく小さくして、切断時におけるP2をP1に近づけることができ、紙1のコーナ角部101側の押えをより早く行うようにして、紙1のコーナ角部101の逃げを早い時点で防止しながら、コーナ刃先10による紙1のコーナ102の切断をより確実に行うことができる。
【0026】
また、図1および図3に示すように、紙1のコーナ102を切断するためのコーナ刃先10を下端に形成した移動刃7を、固定刃5にあけた移動刃挿入孔8に挿入し、スリット6と移動刃挿入孔8とが交わる角で固定刃先9を形成すると共に、コーナ刃先 10 を固定刃先9に対して凹状の円弧に形成して、固定刃先9とコーナ刃先10との間で、スリット6に挿入された紙1のコーナ102を切断するようにしたので、図2に示すように、スリット6に挿入された紙1のコーナ102を位置決めされた状態で丸く切断することができる。
また、コーナ刃先 10 の両側に固定刃先側に挿入される長さのガイド部 12 を設けることにより、図2に示すように、コーナ刃先 10 に対する紙1のコーナ角部 101 の位置決めをすることができる。また、図1および図6に示すように、移動刃7がスプリング 17 の弾性力により、最も引き上げられた状態で、ガイド部 12 が固定刃先9側まで挿入できる長さにすることにより、固定刃先9とコーナ刃先 10 との間のクリアランスが高い精度で保持されて切れ味を良くすることができる。
そして、コーナ刃先10による紙1のコーナ102の切断時に、コーナ刃先10の半径R(図2参照)を紙1のコーナ102に接する円の半径R1(図11参照)よりも大きくしたので、固定刃先9とコーナ刃先10との間への紙1のコーナ102の食い込みをなくして、P1位置における紙1のコーナ102への切り込みを確実に行うことができる。
また、図9に示すように、紙1のコーナ102を形成する二辺をガイドするガイド部19を有するので、このガイド部19に紙1のコーナ102を案内させながらスリット6に紙1を挿入すると、紙1のコーナ102は所定の位置に確実に位置決めされる。この際、紙1のコーナ102を形成する各辺は、ガイド部19とガイド部12によりそれぞれ二点でガイドされるので、紙1のコーナ102の位置決め精度を向上させることができる。
さらに、図8に示すように、移動刃7に併設して模様形状断面に形成された打ち抜き刃23を備えると共に、固定刃5に、打ち抜き刃23を挿入するための打ち抜き刃挿入孔を移動刃挿入孔8に併設した場合には、例えば図12に示すように紙1のコーナ102を丸く切断すると同時に、所定形状の模様103を打抜くことができる。
また、コーナカッターは、図5に示すように、固定刃5と該固定刃5に対して移動自在の移動刃7とからなり、固定刃5をキャップ 13 と底板 18 との間に嵌着し、キャップ 13 と底板 18 との間に、紙1のコーナ102を切断位置に位置決めするガイド部19を形成しているので、このガイド部19に紙1のコーナ102を案内させながらスリット6に紙1を挿入すると、紙1のコーナ102は所定の切断位置に確実に位置決めされる。
【0027】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1の発明によれば、紙のコーナを切断するためのコーナ刃先と、紙のコーナ角部を切断する角部切断刃先を下端に形成した移動刃を、固定刃にあけた移動刃挿入孔に挿入し、固定刃先とコーナ刃先および角部切断刃先との間で、スリットに挿入された紙のコーナを切断するようにし、角部切断刃先で紙のコーナ角部が切断される間は、角部切断刃先とコーナ刃先の両方で紙のコーナを切断するようにしたので、紙のコーナはコーナ刃先と角部切断刃先との間に張られた状態になり、紙のコーナ角部があたかも角部切断刃先で押えられた状態で、コーナ刃先により所定の半径で、紙のコーナを切断することができる。これにより、紙の食い込みがなくなって取扱が容易になり、かつ、切断された紙のコーナの不揃いをなくすことができる。
また、移動刃挿入孔は固定刃に設けたスリットを直角方向に横切るように設けられており、スリットと移動刃挿入孔とが交わる角で固定刃先を形成したので、移動刃のコーナ刃先が固定刃に接触する際に、スリットに挿入された紙のコーナは位置ズレすることなく垂直方向から切断することが可能となり、複数枚重ねられてスリットに挿入された紙のコーナを同じ半径で切断することができるので、能率的であり、かつ、複数の紙を重ねて切断してもずれることはなく、切断された紙のコーナの不揃いをなくすことができる。
【0028】
請求項2の発明によれば、移動刃の下端に設けたコーナ刃先および角部切断刃先を、固定刃先に対して凹状の円弧にし、丁度鋏で紙を切るように軽い力で切断することができるようにしたので、事務機器としての取扱が容易になると共に、紙のコーナを両側から同じように切断して、位置決めされた紙が切断時にずれることはないので、切断された紙のコーナの不揃いをなくすことができる。
また、請求項3の発明によれば、コーナ刃先および角部切断刃先の両側にガイド部を設けたので、コーナ刃先に対する紙のコーナ角部の位置決めをすることができるため、位置決め精度が向上して切断された紙のコーナは常に一定になり、切断された紙のコーナの不揃いをなくすことができる。さらに、移動刃がスプリングの弾性力により、最も引き上げられた状態で、ガイド部が固定刃先側まで挿入されるので、固定刃先とコーナ刃先および角部切断刃先との間のクリアランスが高い精度で保持されて切れ味を良くすることができる。また、構造は簡単であるので、安価な事務機器とすることができ、さらにスリットに紙を挿入して押え部を押し下げるだけでよいので、事務機器としての取扱を容易にすることができる。
さらに、請求項4の発明によれば、角部切断刃先は、紙のコーナ角部を直線状に切断するように形成されているので、コーナ刃先と角部切断刃先との間のT寸法は限りなく小さくなり、角部切断刃先により紙のコーナ角部側の押えをより早く行うようにして、紙のコーナ角部の逃げを早い時点で防止しながら、コーナ刃先による紙のコーナの切断をより確実に行うことができる。
【0029】
請求項5の発明によれば、紙のコーナを切断するためのコーナ刃先を下端に形成した移動刃を、固定刃にあけた移動刃挿入孔に挿入し、スリットと移動刃挿入孔とが交わる角で固定刃先を形成すると共に、コーナ刃先を固定刃先に対して凹状の円弧に形成して、固定刃先とコーナ刃先との間で、スリットに挿入された紙のコーナを丁度鋏で紙を切るように軽い力で切断することができるようにしたので、移動刃のコーナ刃先が固定刃に接触する際に、紙のコーナを両側から同じように切断して、スリットに挿入された紙のコーナは位置ズレすることなく垂直方向から丸く切断することができるため、切断作業が能率的であり、かつ、複数の紙を重ねて切断してもずれることはなく、切断された紙のコーナの不揃いをなくすことができる。
そして、請求項6の発明によれば、コーナ刃先の両側に固定刃先側に挿入される長さのガイド部を設けて、ガイド部で、コーナ刃先に対する紙のコーナ角部の位置決めをして、固定刃先とコーナ刃先との間でスリットに挿入された紙のコーナを切断するようにしたので、位置決め精度が向上して切断された紙のコーナは常に一定になり、切断作業が能率的であり、かつ、複数の紙を重ねて切断してもずれることはなく、切断された紙のコーナの不揃いをなくすことができる。
また、移動刃がスプリングの弾性力により最も引き上げられた状態で、ガイド部が固定刃先側まで挿入される長さになっているので、固定刃先とコーナ刃先との間のクリアランスが高い精度で保持されて切れ味を良くすることができる。
【0030】
また、請求項7の発明によれば、コーナ刃先の半径を紙のコーナに接する円の半径よりも大きくしたので、固定刃先とコーナ刃先との間への紙のコーナの食い込みをなくして、紙のコーナへの切り込みが確実となって、事務機器としての取扱が容易になり、かつ、紙のコーナへの切り込みの位置が常に一定になって、切断された紙のコーナの不揃いをなくすことができる。
さらに、請求項8および請求項9の発明によれば、紙のコーナを形成する二辺をガイドするガイド部を有するので、ガイド部に紙のコーナを案内させながらスリットに紙を挿入すると、紙のコーナは所定の位置に確実に位置決めされるため、切断作業が容易となる。この際に、紙のコーナを形成する各辺は、二ヶ所のガイド部によりそれぞれ二点でガイドされるので、紙のコーナの位置決め精度を向上させて、容易に紙を切断することができる。
また、請求項10および11の発明によれば、移動刃に併設して模様形状断面に形成された打ち抜き刃を備えると共に、固定刃に、打ち抜き刃を挿入するための打ち抜き刃挿入孔を移動刃挿入孔に併設したので、紙のコーナを丸く切断すると同時に、所定形状の模様を打抜くことができる。
そして、請求項12の発明によれば、コーナカッターは、固定刃と該固定刃に対して移動自在の移動刃とからなり、固定刃をキャップと底板との間に嵌着し、キャップと底板との間に、紙のコーナを切断位置に位置決めするガイド部を形成しているので、このガイド部に紙のコーナを案内させながら固定刃に形成したスリットに紙を挿入するだけで、紙のコーナを所定の切断位置に確実に位置決めして不揃いなく切断することができる。
また、紙のコーナを切断位置に位置決めするガイド部を形成する際には、底板の上面にキャップの下端が密着するように、キャップと底板を固定刃に嵌着するだけでガイド部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である移動刃の要部示した正面図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】図1におけるA−A線で縦断面してその要部を示した図である。
【図4】固定刃に設けたスプリング保持部の平面図である。
【図5】コーナカッターの分解組み立て斜視図である。
【図6】組み立てられたコーナカッターの縦断面図である。
【図7】図6におけるB−B線で縦断面した図である。
【図8】打ち抜き刃を併設したコーナカッターの打ち抜き刃の部分を縦断面して示した図である。
【図9】図5における底板の平面図である。
【図10】従来例の斜視図である。
【図11】コーナカットの説明用図である。
【図12】コーナカットの説明用図である。
【符合の説明】
1 紙
101 コーナ角部
102 コーナ
5 固定刃
6 スリット
7 移動刃
8 移動刃挿入孔
9 固定刃先
10 コーナ刃先
11 角部切断刃先
12 ガイド部
13 キャップ
14 孔
15 押え部
16 スプリング受け
17 スプリング
18 底板
19 ガイド部
20 切り屑落とし孔
21 カバー
22 スプリング保持部
23 打ち抜き刃
Claims (12)
- 固定刃(5)と移動刃(7)とからなり、前記固定刃(5)には、紙(1)を挿入するためのスリット(6)が設けられると共に、該スリット(6)を直角方向に横切るように前記移動刃(7)を挿入するための移動刃挿入孔(8)を設け、前記スリット(6)と前記移動刃挿入孔(8)とが交わる角で固定刃先(9)を形成し、前記移動刃(7)には、前記移動刃挿入孔(8)に挿入される前記移動刃(7)の下端に紙(1)のコーナ(102)を切断するためのコーナ刃先(10)と、紙(1)のコーナ角部(101)を切断する角部切断刃先(11)を形成したことを特徴とするコーナカッター。
- 前記移動刃(7)の下端に設けた前記コーナ刃先(10)および前記角部切断刃先(11)を、前記固定刃先(9)に対して凹状の円弧にしたことを特徴とする請求項1記載のコーナカッター。
- 前記コーナ刃先(10)および前記角部切断刃先(11)の両側にガイド部(12)を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のコーナカッター。
- 前記角部切断刃先(11)は、紙(1)のコーナ角部(101)を直線状に切断するように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコーナカッター。
- 固定刃(5)と移動刃(7)とからなり、前記固定刃(5)には、紙(1)を挿入するためのスリット(6)が設けられると共に、該スリット(6)を直角方向に横切るように前記移動刃(7)を挿入するための移動刃挿入孔(8)を設け、前記スリット(6)と前記移動刃挿入孔(8)とが交わる角で固定刃先(9)を形成し、前記移動刃(7)には、前記移動刃挿入孔(8)に挿入される前記移動刃(7)の下端に紙(1)のコーナ(102)を丸く切断するためのコーナ刃先(10)を形成すると共に、該コーナ刃先 (10) を前記固定刃先 (9) に対して凹状の円弧に形成したことを特徴とするコーナカッター。
- 前記コーナ刃先 (10) の両側に前記固定刃先 (9) 側に挿入される長さのガイド部 (12) を設けたことを特徴とする請求項5記載のコーナカッター。
- 前記コーナ刃先(10)の半径(R)は、紙(1)のコーナ(102)に接する円の半径(R1)よりも大き
く形成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコーナカッター。 - 紙(1)のコーナ(102)を形成する二辺をガイドするガイド部(19)を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のコーナカッター。
- 紙(1)のコーナ(102)を形成する各辺は、それぞれ二点(12,19)でガイドされることを特徴とする請求項8記載のコーナカッター。
- 前記移動刃(7)に併設して打ち抜き刃(23)を備えると共に、前記固定刃(5)に、前記打ち抜き刃(23)を挿入するための打ち抜き刃挿入孔を前記移動刃挿入孔(8)に併設したことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のコーナカッター。
- 前記打ち抜き刃(23)は、模様形状断面に形成されていることを特徴とする請求項10記載のコーナカッター。
- 固定刃(5)と該固定刃(5)に対して移動自在の移動刃(7)とからなるコーナカッターであって、前記固定刃 (5) をキャップ (13) と底板 (18) との間に嵌着し、前記キャップ (13) と前記底板 (18) との間に、紙(1)のコーナ(102)を切断位置に位置決めするガイド部(19)を形成したことを特徴とするコーナカッター。
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