JPH0123423Y2 - - Google Patents

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JPH0123423Y2
JPH0123423Y2 JP1984115243U JP11524384U JPH0123423Y2 JP H0123423 Y2 JPH0123423 Y2 JP H0123423Y2 JP 1984115243 U JP1984115243 U JP 1984115243U JP 11524384 U JP11524384 U JP 11524384U JP H0123423 Y2 JPH0123423 Y2 JP H0123423Y2
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JP
Japan
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arm
corner
curved
cutting blade
pair
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JP1984115243U
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JPS6130473U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案は定期券、身分証明書、クレジツトその
他の各種カード類、写真、ノート、その他種々の
方形をしたシート類のコーナー部を丸くなるよう
に曲線状に切断するに適した簡易構造の曲線カツ
ターに関する。
(2) 従来の技術 定期券、カード類、写真等の日常使用される身
回品類に属する種々の方形をしたシート類のコー
ナー部を切断する手段としては従来適当なものが
なく、主として金属板のコーナー切断用に開発さ
れた比較的大掛りの装置を用いるほかなかつた。
この主として金属板等のコーナー切断用の装置
としては、たとえば実開昭52−46383号に開示さ
れたものが一般的に知られている。
かかる公知の加工工具は基板上に一対の案内柱
を樹立させるとともに、該案内柱に沿つて上方に
付勢されつつ昇降するところの弧状断面の切断刃
先を下向きに固定した昇降体を有し、かつ上記し
た基板上には一対の定規板を直交状態で且つその
間隔を広狭調節自在に配設したものである。
(3) 考案が解決しようとする問題点 一方既述した定期券、カード類、その他方形の
シート類にあつては日常の取り扱いに際し、方形
の角部により負傷し易く、また体裁上から角部を
円弧状に切削することが多くなつた。
しかしながら既述した従来構造のコーナーカツ
ターにあつては本来紙その他の簡単なシート類の
コーナー切断用に設計されたものではないため
に、装置的に大がかりであり、必然的に重量もあ
り持ち運びに不便であつて、取扱いも面倒であ
り、かつ高価であるために簡便に使用するには不
向きであつた。
(4) 問題点を解決するための手段 本考案は上記した状況に鑑み、上記した問題点
を解決し、定期券、カード類その他種々のシート
類の角部を簡便に切断でき、しかも軽量、安価な
コーナーカツターを開発するに至つたものであ
り、具体的には一端を同軸にて回動自在に止着さ
れ、他端を相互に接離自在とした上下一対のアー
ムにおいて、該アームの先端に位置し、一方のア
ームにコーナー切断用刃体を、また他方のアーム
にベースシートを相互に対向させて設けるととも
に、上記コーナー切断用刃体は略半月状に湾曲
し、しかも湾曲した内周面をアームの先端方向に
臨ませて位置させるとともに、その立ち上がり高
さを中央部から湾曲した左右両端方向にかけて次
第に低くなるべくテーパー状に構成したことを特
徴とするものである。
(5) 実施例 以下において本考案の具体的な内容を図示の実
施例をもとにして説明すると、第1図は本考案の
第1実施例であつて、1は下アーム、3は上アー
ムを示し、上下一対のアーム1,3はその一端部
のヒンジ1a,3aをもつて軸4により同軸にて
回動自在に止着され、他端を相互に接離自在とさ
れている。
5は板バネであつて上下アーム1,3間に圧入
され、上アーム3を下アーム1に対して常時離間
させる方向に付勢している。
上アーム3の先端部3bには該上アームの長手
方向に沿わせたカートリツジ嵌合部7aを有し、
しかも該嵌合部の側壁には平行かつ対向して設け
られた溝部6,6を有し、該溝部内にはカートリ
ツジ7がその両サイドに凸設させた凸条7c,7
cを嵌装させて着脱自在に取りつけられている。
さらにカートリツジ7には上面および下面に引
き出し用の凹部7bを有するとともに、下面に円
弧状のコーナー切断用の刃体8が一体に取りつけ
られており、しかも該切断用刃体8は、略半月状
に湾曲し、かつ湾曲した内周面をアームの先端方
向に臨ませて位置させるとともに、その立ち上が
り高さを中央部から湾曲した左右両端方向にかけ
て次第に低くなるべくテーパー状に構成されてい
る。
一方下アーム1の先端部1bの上アーム側の面
にはベースシート9が設けられ、さらにその一部
には被切断シートの少なくとも二面に当接するこ
とが可能な相互に直交するガイド2が植立されて
いる。
尚上記のベースシート9はゴム板等の比較的軟
質のものを使用するのが好ましい。
さらに上記したガイド2の植立位置については
必ずしも第1図のものに限られるものではなく、
第3図に示したように刃体8の当接する位置の後
方にガイド2aを植立させるようにしてもよい。
第4図は本考案の第2実施例を示し、下アーム
21のヒンジ21aと上アーム22のヒンジ22
aとは軸23により同軸かつ回動自在に軸着され
ている。
26は中間アームを示し、該中間アームは上下
一対のアーム21,22間に位置し、一端を上記
一対のアーム21,22を止着した軸23と同軸
にしかも回動自在に軸着するとともにその先端に
上アーム22のコーナー切断用刃体25の取付位
置と対応する位置および大きさの開口部27が形
成されている。
24は板バネを示し、上アーム22と中間アー
ム26の間に介在され、上アーム22を中間アー
ム26に対して常時離間させる方向に付勢させて
いる。
尚28は下アーム21の先端であつて上記中間
アーム26の開口部27と対応する位置に設けた
台座を示し、該台座28は中間アーム26と下ア
ーム21とが接近する際の衝撃を緩衝させる材質
のもの、たとえばプラスチツク等が選ばれる。
(6) 作用 本考案は上記した通りの構成からなり、使用に
あたつては、まず第1実施例(第1〜3図)の構
成のものにおいて、各種の切断すべきシートの角
部を下アーム1のベースシート9上に植立された
一対のガイド2,2に直交する二面を突き当てた
後、上アーム3を圧下させて下アーム1に接近さ
せる。
コーナー切断用の刃体8は一対のガイド2,2
より後方にはみ出したシート状物の角部上面に当
接した後さらに下アーム1に向けて押圧されて湾
曲した刃体8に沿つて角部が曲線状に切断され
る。
尚この場合においてはシート状物に対して先ず
刃体8の中央の立ち上り高さの高い部分が当接
し、シート状物内に切り進むにつれて順次その両
わきの立ち上り高さの低い方へと当接位置が移行
してゆくために圧下抵抗がなく、しかも無理のな
い美しい切断面を得ることができる。
また切断すべき刃の湾曲形状を変える必要のあ
る場合においてはカートリツジ7を引き抜いて、
別の刃体を備えたカートリツジを装着するものと
する。
また第2実施例(第4図)の構成のものにおい
ては、台座28上にシート状物の切断すべき角部
を位置合わせした後、上アーム22を上方から押
圧すると先ず中間アーム26が板バネ24に押圧
されて下降し、下アームの台座28との間にシー
ト状物を挟圧保持し、そのままの状態において、
上アーム22はさらに押圧され、板バネ24の押
上力に抗して下降する。
そして刃体25は中間アーム26の開口部27
を通過し、台座28上のシート状物に当接して当
該当接部分を曲線状に切断する。
(7) 考案の効果 本考案は上記した通りであるから、定期券、身
分証明書、クレジツト、その他の各種カード類、
写真、ノート、その他種々の方形をしたシート類
のコーナー部を曲線状に切断する際に簡便に利用
することができ、安価でしかも取り扱いが簡単で
あること、カートリツジ式により任意形状の刃体
のものと簡単に取り替えが可能であること、刃体
の立ち上り高さが中央より両わきにかけて次第に
低くテーパー状に形成したために切断に際しての
圧下抵抗が少なく、しかも仕上がり切断線が美し
いこと、 さらに第2実施例のように中間アームを有する
場合には切断に際してのシート状物の事前押えが
完全におこなわれること、 中間アームの開口部内を刃体が通過するために
子供達が取り扱う場合にも全く危険がないこと、
等種々の有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である簡易コーナー
曲線カツターの斜視図、第2図は第1図のコーナ
ー曲線カツターに用いられるカートリツジの斜視
図、第3図は下アーム先端部の別の実施例をあら
わす部分的斜視図、第4図は本考案の第2実施例
であるところの簡易コーナー曲線カツターの側面
図である。 1,21……下アーム、2,2a……ガイド、
3,22……上アーム、7……カートリツジ、7
a……カートリツジ嵌合部、8,25……刃体、
9……ベースシート、26……中間アーム、27
……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端を同軸にて回動自在に止着され、他端を
    相互に接離自在とした上下一対のアームにおい
    て、該アームの先端に位置し、一方のアームに
    コーナー切断用刃体を、また他方のアームにベ
    ースシートを相互に対向させて設けるととも
    に、上記コーナー切断用刃体は略半月状に湾曲
    し、しかも湾曲した内周面をアームの先端方向
    に臨ませて位置させるとともに、その立ち上が
    り高さを中央部から湾曲した左右両端方向にか
    けて次第に低くなるべくテーパー状に構成した
    ことを特徴とする簡易コーナー曲線カツター。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のもの
    において、一方のアームに設けられたベースシ
    ートの近傍には被切断シートの少なくとも二面
    に当接することが可能な相互に直交するガイド
    を設けたことを特徴とする簡易コーナー曲線カ
    ツター。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のもの
    において、一方のアームに設けられたところの
    コーナー切断用刃体に対向したベースシートは
    上下一対のアーム間に位置し、一端を該一対の
    アームを止着した軸と同軸にしかも回動自在に
    軸着するとともに、その先端にコーナー切断用
    刃体の取付位置と対応する位置および大きさの
    開口部を形成した中間アームをもつて代用させ
    たところの簡易コーナー曲線カツター。
JP11524384U 1984-07-28 1984-07-28 簡易コーナー曲線カッター Granted JPS6130473U (ja)

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JP11524384U JPS6130473U (ja) 1984-07-28 1984-07-28 簡易コーナー曲線カッター

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JP11524384U JPS6130473U (ja) 1984-07-28 1984-07-28 簡易コーナー曲線カッター

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Publication Number Publication Date
JPS6130473U JPS6130473U (ja) 1986-02-24
JPH0123423Y2 true JPH0123423Y2 (ja) 1989-07-18

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ID=30674224

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JP11524384U Granted JPS6130473U (ja) 1984-07-28 1984-07-28 簡易コーナー曲線カッター

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021133453A (ja) * 2020-02-26 2021-09-13 有限会社望織意匠設計 打抜具

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JP3519887B2 (ja) * 1996-11-18 2004-04-19 ブラザー工業株式会社 テープのトリミング装置

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JPS4822289B1 (ja) * 1964-03-02 1973-07-05

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JPS4822289U (ja) * 1971-07-19 1973-03-14
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JPS6130473U (ja) 1986-02-24

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