JPH10328868A - レーザ加工方法およびその装置 - Google Patents

レーザ加工方法およびその装置

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JPH10328868A
JPH10328868A JP9146637A JP14663797A JPH10328868A JP H10328868 A JPH10328868 A JP H10328868A JP 9146637 A JP9146637 A JP 9146637A JP 14663797 A JP14663797 A JP 14663797A JP H10328868 A JPH10328868 A JP H10328868A
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head
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの形状を考慮せずに、最短の距離で加
工開始点への移動位置決めを可能にすると共に高速でレ
ーザ加工を行い得るようにする。 【解決手段】 レーザ加工ヘッド1のノズル3先端とワ
ークWとのギャップをレーザ加工ヘッド1に備えられた
倣いセンサ5にて一定に保持してレーザ加工を行うレー
ザ加工方法において、レーザ加工ヘッド1をスタート位
置から加工開始点まで移動位置決めする際、前記倣いセ
ンサ5で検出された実際のギャップが予め設定した設定
ギャップより大きく、かつレーザ加工ヘッド1の実際の
高さ方向の位置がスタート位置でのレーザ加工ヘッドの
高さ方向の位置より小さいときに、前記ノズル3の先端
がワークWに近づく方向の倣い制御を無効にすることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ノズルの先端と
ワークとのギャップを一定に保持してレーザ加工を行う
レーザ加工方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示されているように、ワー
クテーブル101上に複数のスキッド103を介して板
状のワークを載置せしめてワークWに対して相対的に移
動するレーザ加工ヘッド105の先端に設けられたノズ
ル107よりレーザビームをワークWへ向けてレーザ加
工が行われる。前記レーザ加工ヘッド105の先端には
静電容量型の倣いセンサ109が備えられており、この
倣いセンサ109でもって前記ノズル107とワークW
とのギャップGを一定に保持してレーザ加工が行われ
る。
【0003】レーザ加工を行う際、レーザ加工ヘッド1
05をA位置のスタート位置からB位置の加工開始点ま
で早送り位置決めを倣いセンサ109をオンにした状態
で行っている。すなわち、この場合、倣いセンサ109
をオンにした状態で早送り位置決めを行わないと、ワー
クWの凹凸によりレーザ加工ヘッド105がワークWに
衝突してしまうからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9に示さ
れているように、加工開始点への移動途中にワークWに
穴WH があると、倣い制御によりレーザ加工ヘッド10
5がワークWの方向(図9において下方向)へ突込み、
オーバトラベルのアラームとなる。
【0005】したがって、倣い制御でワークWにレーザ
加工を行う場合には、図10に示されているように、ワ
ークWの形状を考慮して穴WH を避けて加工開始点への
移動位置決めを行うように加工開始点への位置決めプロ
グラムを作成する必要がある。
【0006】また、プログラムミス等により、レーザ加
工ヘッド105がワークWの方向へ突込んだ場合、レー
ザ加工ヘッド105がワークWまたはスキッド103と
干渉し破損する恐れがある。
【0007】このように、従来の倣い制御によるレーザ
加工では、プログラムの作成に時間がかかると共に加工
開始点への位置決めに時間がかかるという問題があっ
た。
【0008】この発明の目的は、ワークの形状を考慮せ
ずに、最短の距離で加工開始点への移動位置決めを可能
にすると共に高速でレーザ加工を行い得るようにしたレ
ーザ加工方法およびその装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のレーザ加工方法は、レーザ
加工ヘッドのノズル先端とワークとのギャップをレーザ
加工ヘッドに備えられた倣いセンサにて一定に保持して
レーザ加工を行うレーザ加工方法において、レーザ加工
ヘッドをスタート位置から加工開始点まで移動位置決め
する際、前記倣いセンサで検出された実際のギャップが
予め設定した設定ギャップより大きく、かつレーザ加工
ヘッドの実際の高さ方向の位置がスタート位置でのレー
ザ加工ヘッドの高さ方向の位置より小さいときに、前記
ノズルの先端がワークに近づく方向の倣い制御を無効に
することを特徴とするものである。
【0010】また、請求項3によるこの発明のレーザ加
工装置は、レーザ加工ヘッドのノズル先端とワークとの
ギャップをレーザ加工ヘッドに備えられた倣いセンサに
て一定に保持してレーザ加工を行うレーザ加工装置にお
いて、前記レーザ加工ヘッドの高さ方向の位置を検出す
る位置検出手段と、前記倣いセンサで検出された実際の
ギャップと予め設定した設定ギャップとを比較すると共
に、前記位置検出手段で検出されたレーザ加工ヘッドの
実際の位置とスタート位置でのレーザ加工ヘッドの高さ
方向の位置とを比較する倣い演算処理部と、前記倣いセ
ンサの制御を有効又は無効にする方向別倣いインターロ
ック制御部と、を備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0011】したがって、請求項1,3では、レーザ加
工ヘッドをスタート位置から加工開始点まで移動位置決
めする際、倣いセンサで検出された実際のギャップと位
置検出手段で検出されたレーザ加工ヘッドの実際の高さ
方向の位置が、倣い演算処理部に取り込まれて、実際の
ギャップと予め設定した設定ギャップとが比較されると
共に、レーザ加工ヘッドの実際の高さ方向の位置がスタ
ート位置でのレーザ加工ヘッドの高さ方向の位置が比較
される。そして、実際のギャップが設定ギャップより大
きく、かつレーザ加工ヘッドの実際の高さ方向の位置が
スタート位置でのレーザ加工ヘッドの高さ方向の位置が
小さいときには、方向倣いインターロック制御部が作動
してノズルの先端がワークに近づく方向の倣い制御が無
効となることにより、ワークの凹凸があってもレーザ加
工ヘッドは干渉することなく、最短距離で加工開始点へ
移動位置決めされる。
【0012】而して、ワークの形状を考慮せず最短の距
離で移動位置決めされて、移動位置決め時間の短縮が図
られると共にプログラム作成時間の短縮が図られる。ま
た、レーザ加工ヘッドの保護が図られる。従来のオーバ
ートラベルが発生したときの加工再開操作が不要とな
る。
【0013】請求項2によるこの発明のレーザ加工方法
は、レーザ加工ヘッドのノズル先端とワークとのギャッ
プをレーザヘッドに備えられた倣いセンサにて一定に保
持してレーザ加工を行うレーザ加工方法において、レー
ザ加工ヘッドを加工開始点から所望の位置までレーザ加
工を行う際、レーザ加工ヘッドの実際の高さ方向の位置
が、予め設定した設定ギャップとワークの板厚とを加え
た高さ方向の値より小さいとき、前記ワークの先端がワ
ークに近づく方向の倣い制御を無効にすることを特徴と
するものである。
【0014】また、請求項4によるこの発明のレーザ加
工装置は、レーザ加工ヘッドのノズル先端とワークとの
ギャップをレーザ加工ヘッドに備えられた倣いセンサに
て一定に制御してレーザ加工を行うレーザ加工装置にお
いて、前記レーザ加工ヘッドの高さ方向の位置を検出す
る位置検出手段と、この位置検出手段で検出されたレー
ザ加工ヘッドの実際の位置と、ワークの板厚と倣いセン
サで検出された実際のギャップを加えた値とを演算処理
する倣い演算処理部と、前記倣いセンサの制御を有効又
は無効にする方向倣いインターロック制御部と、を備え
てなることを特徴とするものである。
【0015】したがって、請求項2,4では、レーザ加
工ヘッドを加工開始点から所望の位置までレーザ加工を
行う際、位置検出手段で検出されたレーザ加工ヘッドの
実際の高さ方向の位置と、倣いセンサで検出された実際
のギャップが倣い演算処理部に取り込まれて、レーザ加
工ヘッドの実際の高さ方向の位置と、実際のギャップと
予め設定されたワークの板厚とを加えた値とが比較され
て、レーザ加工ヘッドの実際の高さ方向の位置が、実際
のギャップと予め設定されたワークの板厚とを加えた値
より小さいときには、方向倣いインターロック制御部が
作動してノズルの先端がワークに近づく方向の倣い制御
が無効となることにより、倣い面積が小さい場合や、ワ
ーク端面からレーザ加工を行うことが可能となり、ピア
スが不要となり、特に厚板のレーザ加工では、加工時間
の短縮が図られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
【0017】図1を参照するに、加工すべき板状のワー
クWの上方にはレーザ加工ヘッド1が設けられていると
共に先端にはノズル3を有している。このレーザ加工ヘ
ッド1とワークWとはX軸方向(図1において紙面に対
して直交する方向),Y軸方向(図1において左右方
向)へ相対的に移動自在となっている。しかも、前記レ
ーザ加工ヘッド1にはノズル3の先端とワークWとのギ
ャップGを検出する静電容量型などの倣いセンサ5が備
えられている。
【0018】また、前記レーザ加工ヘッド1をZ軸方向
(図1において上下方向)へ移動せしめるためのZ軸モ
ータ7が設けられていると共に、このZ軸モータ7には
エンコーダなどの位置検出手段9が備えられている。
【0019】前記倣いセンサ5には倣い演算処理部11
が接続されていると共に、位置検出手段9には位置制御
処理部13が接続されている。この倣い演算処理部11
と位置制御処理部13とは互いに接続されていると共
に、切換え部15を介してサーボアンプ17に接続され
ている。また、倣い演算処理部11には例えばワークW
の種類や板厚毎に予め設定されたギャップGをファイル
したギャップデータ部19,倣い起動停止部21および
方向別倣いインターロック制御部23がそれぞれ接続さ
れている。しかも、ギャップデータ部19,倣い起動停
止制御部21にはプログラム部25が接続されていると
共に、方向別倣いインターロック制御部23にはPMC
(プログラマブルマシンコントローラ)27が接続され
ている。
【0020】X軸またはY軸の移動により、レーザ加工
ヘッド1を例えば図2および図3に示されているよう
に、スタート位置のA位置から加工開始点のB位置へ早
送り位置決めするとき、PMC27からの指令でマイナ
ス方向(−Z)の倣い制御を無効(オン)とし、プラス
方向(+Z)のみ倣い制御を有効(オフ)として行われ
る。なお、図2,図3において、ワークWはテーブル3
1上に複数のスキッド33を介して載置されると共にW
H は穴を示す。
【0021】例えば図4に示したフローチャートを基に
して説明すると、ステップS1で倣い制御が起動中かど
うか判断し、倣い制御が起動中であれば、ステップS2
に進み、レーザ加工中かどうかを判断する。レーザ加工
中でないときには、ステップS3に進んでX,Y軸位置
決め移動中かどうか判断し、位置決め移動中であればス
テップS4に進む。ステップS4で、倣いセンサ5で検
出された実際のギャップGと予め設定された設定ギャッ
プGO とが倣い演算処理部11で比較されて、G≦GO
でなければ、ステップS5に進む。このステップS5で
は位置検出手段9で検出されたレーザ加工ヘッド1の実
際のZ軸方向の位置Zと、予めレーザ加工ヘッド1がス
タート位置におけるZ軸方向の位置ZS とが倣い演算処
理部11で比較されて、Z≦ZS であれば、ステップS
6でマイナス方向倣いインターロックをオン(無効)に
して加工開始点まで移動位置決めされる。ステップS1
〜S5で前述の動作と逆の場合には、ステップS7でマ
イナス方向倣いインターロックをオフ(有効)として位
置決めされる。
【0022】したがって、図4に示したフローチャート
を基にして移動位置決めさせることにより、図2,図3
に示したように穴WH があるところをレーザ加工ヘッド
1が移動しても、ワークWの方向(−Z)へレーザ加工
ヘッド1は突込まずオーバートラベルのアラームは発生
しない。また、プラス方向(+Z)の倣い制御は有効で
あるため、ワークWの凹凸があってもレーザ加工ヘッド
1が干渉することはない。
【0023】而して、レーザ加工ヘッド1を加工開始点
へ移動位置決めする際、マイナス方向(−Z)の倣いイ
ンターロックをオンにすることにより、ワークWの形状
を考慮せず最短の距離で移動せしめることができる。こ
の結果、位置決め移動時間の短縮(高速加工)を図るこ
とができると共に、プログラム作成時間の短縮を図るこ
とができる。また、レーザ加工ヘッド1の保護を図るこ
とができる。
【0024】方向別倣いインターロック制御をレーザ加
工中に使用する場合としては、例えば図5(A),
(B)に示した倣い面積が小さい場合や、図6に示した
ワークWの端面からレーザ加工(切断)する場合にも適
用できる。この場合には、図7に示したように、プログ
ラムおよび加工条件データよりワークWの板厚(t)お
よび倣いセンサ5で検出したギャップG又は予め設定し
たギャップ量を倣い演算処理部11に読み込み、D=t
+Gを演算処理する。しかも、レーザ加工中のレーザ加
工ヘッド1のZ軸の座標Zを位置検出手段11で検出し
常時倣い演算処理部11に取り込ませる。
【0025】この倣い演算処理部11で、ZとDとを比
較し、Z≦Dのとき、マイナス方向倣いインターロック
をオン(無効)にし、Z>Dのとき、マイナス方向倣い
インターロックをオフ(有効)としてレーザ加工(切
断)を行うことにより、図5,図6に示したような倣い
面積が小さい場合や、ワークWの端面からのレーザ加工
を行うことができる。しかも、ワークWの端面から切断
することによりピアスが不要となり、厚板のレーザ加工
(切断)では加工時間の短縮を図ることができる。
【0026】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0027】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態より理解
されるように、請求項1,3の発明によれば、レーザ加
工ヘッドをスタート位置から加工開始点まで移動位置決
めする際、倣いセンサで検出された実際のギャップと位
置検出手段で検出されたレーザ加工ヘッドの実際の高さ
方向の位置が、倣い演算処理部に取り込まれて、実際の
ギャップと予め設定した設定ギャップとが比較されると
共に、レーザ加工ヘッドの実際の高さ方向の位置がスタ
ート位置でのレーザ加工ヘッドの高さ方向の位置が比較
される。そして、実際のギャップが設定ギャップより大
きく、かつレーザ加工ヘッドの実際の高さ方向の位置が
スタート位置でのレーザ加工ヘッドの高さ方向の位置が
小さいときには、方向倣いインターロック制御部が作動
してノズルの先端がワークに近づく方向の倣い制御が無
効となることにより、ワークの凹凸があってもレーザ加
工ヘッドは干渉することなく、最短距離で加工開始点へ
移動位置決めせしめることができる。
【0028】而して、ワークの形状を考慮せず最短の距
離で移動位置決めされて、移動位置決め時間の短縮を図
ることができると共にプログラム作成時間の短縮を図る
ことができる。また、レーザ加工ヘッドの保護を図るこ
とができる。従来のオーバートラベルが発生したときの
加工再開操作が不要にすることができる。
【0029】請求項2,4の発明によれば、レーザ加工
ヘッドを加工開始点から所望の位置までレーザ加工を行
う際、位置検出手段で検出されたレーザ加工ヘッドの実
際の高さ方向の位置と、倣いセンサで検出された実際の
ギャップが倣い演算処理部に取り込まれて、レーザ加工
ヘッドの実際の高さ方向の位置と、実際のギャップと予
め設定されたワークの板厚とを加えた値とが比較され
て、レーザ加工ヘッドの実際の高さ方向の位置が、実際
のギャップと予め設定されたワークの板厚とを加えた値
より小さいときには、方向倣いインターロック制御部が
作動してノズルの先端がワークに近づく方向の倣い制御
が無効となることにより、倣い面積が小さい場合や、ワ
ーク端面からレーザ加工を行うことが可能となり、ピア
スが不要となり、特に厚板のレーザ加工では、加工時間
の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のレーザ加工装置の構成ブロック図で
ある。
【図2】レーザ加工ヘッドをスタート位置から加工開始
点まで移動位置決めする説明の側面図である。
【図3】レーザ加工ヘッドをスタート位置から加工開始
点までの移動位置決めする説明の平面図である。
【図4】レーザ加工ヘッドをスタート位置から加工開始
点までの移動位置決めのフローチャートである。
【図5】レーザ加工ヘッドでレーザ加工を行う説明図で
ある。
【図6】レーザ加工ヘッドでレーザ加工を行う説明図で
ある。
【図7】レーザ加工ヘッドでレーザ加工を行う説明図で
ある。
【図8】従来のレーザ加工ヘッドでスタート位置から加
工開始点までの移動位置決めする説明図である。
【図9】従来のレーザ加工ヘッドでスタート位置から加
工開始点までの移動位置決めする説明図である。
【図10】従来のレーザ加工ヘッドでスタート位置から
加工開始点までの移動位置決めする説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工ヘッド 3 ノズル 5 倣いセンサ 7 Z軸モータ 9 位置検出手段 11 倣い演算処理部 23 方向倣いインターロック制御部 27 PMC W ワーク WH

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工ヘッドのノズル先端とワーク
    とのギャップをレーザ加工ヘッドに備えられた倣いセン
    サにて一定に保持してレーザ加工を行うレーザ加工方法
    において、レーザ加工ヘッドをスタート位置から加工開
    始点まで移動位置決めする際、前記倣いセンサで検出さ
    れた実際のギャップが予め設定した設定ギャップより大
    きく、かつレーザ加工ヘッドの実際の高さ方向の位置が
    スタート位置でのレーザ加工ヘッドの高さ方向の位置よ
    り小さいときに、前記ノズルの先端がワークに近づく方
    向の倣い制御を無効にすることを特徴とするレーザ加工
    方法。
  2. 【請求項2】 レーザ加工ヘッドのノズル先端とワーク
    とのギャップをレーザヘッドに備えられた倣いセンサに
    て一定に保持してレーザ加工を行うレーザ加工方法にお
    いて、レーザ加工ヘッドを加工開始点から所望の位置ま
    でレーザ加工を行う際、レーザ加工ヘッドの実際の高さ
    方向の位置が、予め設定した設定ギャップとワークの板
    厚とを加えた高さ方向の値より小さいとき、前記ワーク
    の先端がワークに近づく方向の倣い制御を無効にするこ
    とを特徴とするレーザ加工方法。
  3. 【請求項3】 レーザ加工ヘッドのノズル先端とワーク
    とのギャップをレーザ加工ヘッドに備えられた倣いセン
    サにて一定に保持してレーザ加工を行うレーザ加工装置
    において、前記レーザ加工ヘッドの高さ方向の位置を検
    出する位置検出手段と、前記倣いセンサで検出された実
    際のギャップと予め設定した設定ギャップとを比較する
    と共に、前記位置検出手段で検出されたレーザ加工ヘッ
    ドの実際の位置とスタート位置でのレーザ加工ヘッドの
    高さ方向の位置とを比較する倣い演算処理部と、前記倣
    いセンサの制御を有効又は無効にする方向別倣いインタ
    ーロック制御部と、を備えてなることを特徴とするレー
    ザ加工装置。
  4. 【請求項4】 レーザ加工ヘッドのノズル先端とワーク
    とのギャップをレーザ加工ヘッドに備えられた倣いセン
    サにて一定に制御してレーザ加工を行うレーザ加工装置
    において、前記レーザ加工ヘッドの高さ方向の位置を検
    出する位置検出手段と、この位置検出手段で検出された
    レーザ加工ヘッドの実際の位置と、ワークの板厚と倣い
    センサで検出された実際のギャップを加えた値とを演算
    処理する倣い演算処理部と、前記倣いセンサの制御を有
    効又は無効にする方向倣いインターロック制御部と、を
    備えてなることを特徴とするレーザ加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105060A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Komatsu Sanki Kk 熱切断機、及び熱切断方法
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