JPH1032725A - 色補正装置 - Google Patents
色補正装置Info
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- JPH1032725A JPH1032725A JP8187936A JP18793696A JPH1032725A JP H1032725 A JPH1032725 A JP H1032725A JP 8187936 A JP8187936 A JP 8187936A JP 18793696 A JP18793696 A JP 18793696A JP H1032725 A JPH1032725 A JP H1032725A
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Abstract
色補正を行う。 【解決手段】 編集装置10が入力した網点面積率デー
タを1段の合成LUT60に基づいて色補正する補間演
算付の色補正演算部58と、カラー印刷機による印刷時
の印刷条件を補正するための複数の印刷条件補正データ
66と、色校正用の複数の標準色変換データと、カラー
プリンタの機差の違い等を補正するためのプリンタ条件
補正データ70と、編集装置10からの指示に基づいて
補正データを合成して合成LUT60を補正する合成演
算部64と、色補正演算部により補正された画像データ
をプリント出力するデータ出力部と、からカラープリン
タを構成する。このように1段の合成LUT60を用い
て色補正するので、簡単な装置で高速かつ高精度にカラ
ー画像の色補正を行うことができる。
Description
ラープリンタ、カラー複写機、カラーファクシミリ、カ
ラーディスプレイ等のカラー画像の入出力システムに接
続された入出力装置の色補正を行う色補正装置に関す
る。
カラー複写機、カラーファクシミリ、カラーディスプレ
イ等のカラー画像の入出力システムに接続された入出力
装置に固有の入出力色表現値に色補正する色補正装置と
して、以下に掲げるものがあった。
付ルックアップテーブル法により、L*a*b値やL*
u*v値のような入出力装置の特性に依存しない表現を
CMY値やCMYK値のような入出力装置のための色表
現に変換する装置において、ルックアップテーブルの検
索の前段で、入出力装置の特性に依存しない色表現に対
していわゆるアフィン変換を行う技術が開示されてい
る。
は、入出力システムに接続された入出力装置の機種を判
定し、該機種に対応した色補正テーブルをメモリに設定
し、入力されたカラー画像データに対して該色補正テー
ブルに基づき色補正を実行するという技術が開示されて
いる。この技術によれば、機種による入力信号のばらつ
きやプリント出力濃度のばらつきを高精度に補正でき
る。
刷機では、いわゆる網点画像によるカラー印刷物を作成
しているが、このカラー印刷物を作成する前に、簡単な
構成のカラープリンタによりカラー印刷プルーフ画像
(カラー印刷校正刷りともいう)を予め作成し、該画像
を基にカラー印刷の校正を行っている。このカラープリ
ンタの使用によって、校正の際にカラー印刷機に係る製
版フィルムの作成、刷版(PS版)等の作成が不要とな
り、校正作業を大幅に効率化することができる。
フ画像を作成する前に、カラープリンタの機差や経時的
変化等のプリンタ条件に由来するプリント出力のカラー
印刷物との濃度差を予め補正しておく必要がある(キャ
リブレーション調整という)。
部に入力されたプリンタ信号に対する出力濃度との関係
が一点鎖線で示された基準階調の出力濃度曲線140で
あるように設計されたプリンタでも、装置の固体差或い
は時間の経過と共に特性が出力濃度曲線140とは異な
る出力濃度曲線、例えば、実線で示した出力濃度曲線1
42に変化する。この場合、出力濃度D1 又はD2 を得
ようとしてプリンタ信号P1 又はP2 を当該プリンタの
出力部に入力しても、実際に出力される濃度はD1 ’又
はD2 ’となり、このままでは適正なカラー印刷プルー
フ画像の出力ができない。
換曲線150によりプリンタ信号Pを信号P’に変換
し、補正後の信号をプリンタの出力部に入力することに
より基準階調の出力濃度を得ることとしている。この変
換曲線150では、補正前のプリンタ信号P1 、P2 が
補正後には信号P1 ’、P2 ’となり、図12(a)に
示すように、出力濃度曲線142の特性を持つ出力部で
も補正後のプリンタ信号P1 ’、P2 ’が入力されるこ
とにより適正な出力濃度D1 、D2 が得られる。
ータとしてC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(黄
色)、K(黒色)の各色毎の4版の網点面積率データ
(網%データともいう)をカラープリンタに内蔵された
色補正用の4D(4次元)変換テーブルで変換した後、
さらにキャリブレーション用の1D(1次元)変換テー
ブルで変換したデータをプリント出力し、基準となるキ
ャリブレーションチャート(カラーパッチ)の各色濃度
と比較することにより、キャリブレーション用1D変換
テーブルを調整するという方法を行っている。すなわ
ち、少なくとも2段のテーブルにより画像データを変換
している。
は、カラー印刷機に係る印刷条件(例えば印刷用紙の種
類、印刷用インクの種類)の違いを考慮し、図11に示
すように、該印刷条件を補正するための印刷条件補正用
1D変換テーブルを上記2つのテーブルにさらに加えて
3段のテーブルで色補正を行っている。
来の特開平6−296231号公報に開示された技術で
は、ルックアップテーブルによる変換とアフィン変換と
の2段で色変換を行っているため色変換の処理速度が低
下し、また2段のテーブルを用意することにより装置が
複雑化する、という問題点が生じる。
号公報に開示された技術では、入出力装置の機種による
出力濃度等のばらつきは改善されるが、他の条件、例え
ば印刷条件等を同時に考慮に入れて1段の色補正テーブ
ルで色補正する場合、異なる種類の条件の組み合わせに
ついて色補正テーブルを各々用意しなければならず、き
わめて大容量のメモリが必要となる、という問題が生じ
る。
作成装置としてのカラープリンタは、色補正用4D変換
テーブルとキャリブレーション用1D変換テーブルと印
刷条件補正テーブルの3段で色補正を行っているため、
色補正の処理速度が低下し、また3段のテーブルを用意
することにより装置が複雑化する、という問題点が生じ
る。
を高速かつ高精度に行う簡単な構成の色補正装置を提供
することを目的とする。
に、請求項1の発明は、標準色変換としての色補正と、
少なくともプリンタ条件と印刷条件のいずれかの違いに
由来するカラー出力濃度の違いを補正するための色補正
と、の複数の色補正を行う色補正装置において、カラー
画像データが入力される入力手段と、前記入力手段に入
力したカラー画像データの複数の色補正を、1段の合成
色補正で行う色補正演算手段と、前記色補正演算手段に
より色補正されたカラー画像データを出力する出力手段
と、を備えたことを特徴とする。
入力手段に入力したカラー画像データに対して、標準色
変換としての色補正と、少なくともプリンタ条件と印刷
条件のいずれかの違いに由来するカラー出力濃度の違い
を補正するための色補正との複数の色補正を、1段の合
成色補正で行う。そして、出力手段が色補正演算手段に
より色補正されたカラー画像データを出力する。ここ
で、プリンタ条件とは、出力装置の機差や該装置が置か
れた環境、経年変化等の出力装置側の条件をいい、印刷
条件とは、カラー印刷画像を出力する際の印刷用紙の種
類や印刷環境等のカラー印刷機側の条件をいう。また、
標準色変換とは、カラープリンタやカラー印刷機の出力
方式等に応じて行う標準的な色補正をいい、個別的な上
記条件等には依存しない。
段の合成色補正で行うことにより、2段以上で複数の色
補正を行う場合と比較して簡単な構成で高速に色補正を
行うことができる。しかも、少なくともプリンタ条件と
印刷条件のいずれかに由来する色の違いが補正されるの
で、高精度の色画像を得ることができる。なお、色補正
演算手段を、例えば上記複数の色補正を行うように学習
された1つのニューラルネットワークで構成することも
できる。
演算手段が、前記合成色補正を、1つのルックアップテ
ーブルに基づいて行うことを特徴とする。
テーブルに基づいて合成色補正を行うようにしたので、
より簡単な装置で高速かつ高精度に色補正を行うことが
できる。なお、合成色補正の際に補間演算を行っても良
い。
の発明において、前記色補正の基となる色補正用データ
を各々の色補正毎に複数データ記憶する記憶手段と、前
記色補正用データを各々の色補正毎に1データずつ指定
する指定手段と、前記指定手段により指定された色補正
用データを合成することにより前記合成色補正の基とな
る合成色補正用データを作成する合成手段と、をさらに
備えたことを特徴とする。
基となる色補正用データを各々の色補正毎に複数データ
記憶しており、指定手段が、記憶されている色補正用デ
ータを各々の色補正毎に1データずつ指定する。そし
て、合成手段が、指定手段により指定された色補正用デ
ータを合成することにより合成色補正の基となる合成色
補正用データを作成する。色補正演算手段は、合成され
た合成色補正用データに基づいて合成色補正を行う。こ
のように本発明では、各条件毎に色補正用データを指定
して合成色補正用データを合成することができるので、
多くの条件を考慮した色補正で高精度の色補正を行う場
合にもメモリを節約でき、装置を簡単化することができ
る。
カラー印刷プルーフ画像作成用のカラープリンタに適用
した第1の実施の形態を図面を用いて説明する。
印刷物の作成のためのシステム構成例を示す。図1に示
すように、カラー印刷プルーフ画像作成のためのシステ
ムには、校正用のカラー印刷プルーフ画像14を出力す
るカラープリンタ12と、該カラープリンタ12の上位
装置として機能する編集装置10と、が備えられてい
る。このカラープリンタ12として、後述するように、
いわゆる感熱プリンタなどの簡易な構成の小型プリンタ
を用いることができる。
ュータで構成することができ、編集装置10に接続され
ているカラープリンタ12へ後述するテストチャートデ
ータを送ることにより、カラープリンタ12のキャリブ
レーション調整を制御する。すなわち、カラープリンタ
12は、キャリブレーション調整時には、該カラープリ
ンタの機差等のプリンタ条件に由来して生じるカラー印
刷プルーフ画像14とカラー印刷物26との間の相違を
補正するためのテストチャート16を出力する。そし
て、オペレータは、このテストチャート16と基準階調
にプリントされたリファレンスデータ18とを目視で比
較し、補正が必要な場合は編集装置10を介してプリン
タ条件の調整を行う。
より印刷条件や色補正変換がなされたレイアウトデータ
の製版フィルム22を出力するカラー印刷機20も接続
可能とされている。この製版フィルム22が刷版(PS
版)焼付装置24を経ることにより最終的に得たいカラ
ー印刷物26が作成される。
図2を用いて説明する。図2に示すように、編集装置1
0は、所定のプログラムに基づいて装置全体の制御・管
理を行うCPU30と、上記所定のプログラムが格納さ
れているプログラムメモリ32と、CPU30の作業域
及び入力画像データやビットマップデータの格納場所と
して使用されるRAM34と、不揮発性メモリで構成さ
れたデータ格納用のデータメモリ42と、オペレータの
入力手段としてのキーボード(又はマウス)36と、処
理結果等を表示するディ スプレイ38と、外部入出力機
器との入出力インターフェイスを制御するための入出力
インターフェイス回路40と、が備えられており、各々
がデータや命令を伝達させるためのシステムバス46に
接続されている。
2の機差や経時的変化等のプリンタ条件を補正するため
のプリンタ条件補正データ44が格納されている。な
お、このプリンタ条件補正データ44は、データ1、
2、...、Nのように複数個用意されており、各々の
データは後述するカラープリンタ12に格納されている
プリンタ条件補正データ1、2、..と全く同じデータ
に設定されている。
部入力機器としてカラースキャナ50、外部出力機器と
してカラープリンタ12、及びカラー印刷機20が接続
されている。
像原稿140に光を走査し、原稿からの反射光をR
(赤)、G(緑)、B(青)の各色毎の画像データに変
換し、該データを入出力インターフェイス回路40を介
して編集装置10へ入力する。入力された画像データ
は、図示しないインタプリタにより解釈され図14に示
すように、文字データ144、線画データ146、及び
階調画像データ142が印刷のイメージでレイアウトさ
れたレイアウトデータとしてRAM34に格納される。
なお、画像データを光磁気ディスクやCD−ROM等の
記録媒体から読み取るようにしても良い。
のメインプログラムの他、カラースキャナ50により読
み取られた画像データR、G、Bを網点面積率データ
Y、M、C、Kに変換するためのサブルーチン、テスト
チャートデータをプリンタ条件補正データ44により変
換するサブルーチン等が格納されている。編集装置10
は、カラースキャナ50から送られてきた画像データ
(RGB)を網点面積率データY、M、C、Kに変換
し、カラープリンタ12へ出力する。
図を図3に示す。図3に示すように、カラープリンタ1
2には、編集装置10から送られてきた網点面積率デー
タY、M、C、Kの出力経路を切り換えるためのデータ
切り換え部52が備えられている。このデータ切り換え
部52は、入力されたデータの種類をデータのヘッダ部
又はオペレータからの指示に基づいて識別し、画像原稿
の画像データを第1の出力経路45に出力し、テストチ
ャートデータを第2の出力経路47に出力する。ここ
で、第1の出力経路45は、後述する色補正演算部58
を介して、画像データのプリント出力を行うデータ出力
部62に至る出力経路であり、第2の出力経路47は、
データ出力部62に直接至る出力経路である。
算部58は、網点面積率データY、M、C、Kを合成L
UT60に基づいて色補正し、データ出力部62に出力
する。この合成LUT60は、カラープリンタ12のリ
ード/ライト可能な不揮発性メモリに予め用意された
Y、M、C、Kデータを変換する4次元テーブルであ
り、色補正変換の処理速度の向上を考慮して1段のテー
ブルとされている。
すべての階調(例えば256階調)についてデータを用
意すると、きわめて大容量となるため、通常、より少な
い階調数(例えば33)に対応するテーブルに間引きさ
れている。この場合、色補正演算部58では、合成LU
T60に用意されていない中間のデータに対して補間演
算を行う。さらに、1段の合成LUT60でアフィン変
換を含めた変換を行っても良い。
Y、M、C、Kデータを補正するための印刷条件補正デ
ータ66、カラープリンタやカラー印刷機の出力方式等
に応じて個別的な条件に依らない標準的な色補正を行う
ための標準色変換データ68、及びカラープリンタの機
差や環境、経時的変化等のプリンタ条件を補正するため
のプリンタ条件補正データ70が各条件毎にデータ1、
2、3、.....Nというように複数のテーブル形式
で図示しないメモリに各々用意されている。このメモリ
には合成演算部64がアクセス可能とされている。
最終的に求めているカラー印刷物の印刷用紙の種類(コ
ート紙、マットコート紙、非コート紙等)、印刷に使用
するインキの種類等の相違による色の相違を補正するた
めのデータである。また、標準色変換データ68に、カ
ラー印刷プルーフ画像の色校正用の色補正を行うための
変換を加えても良い。
ード又はマウス36からの指令に基づいて印刷条件補正
データ66、標準色変換データ68、及びプリンタ条件
補正データ70の複数データのうちいずれか1つのデー
タを各々選び、選んだ3つのデータをデータ66、6
8、70の順に合成して合成LUT60を作成する。な
お、合成すべき補正データの指定をカラープリンタ12
に設けられた図示しないタッチパネル等の入力手段で行
っても良い。
のデータ66、68、70による変換を例えば以下のよ
うに設定する。なお、変換による出力をY’、M’、
C’、K’とする。
データは、対応する色の網点面積率データのみの関数と
なる。
データは、すべての色の網点面積率データの関数とな
る。
データは、対応する色の網点面積率データのみの関数と
なる。この関数関係は、図12(b)の変換曲線150
に対応するものである。
合成された場合、合成LUT60による変換は、次のよ
うになる。
の色補正とプリント出力のみについて示したが、文字デ
ータや線画データも図示しないインタープリタにより元
の画像データから解釈され、データ出力部62により出
力される。
感熱プリンタの構成を図4に示す。なお、この感熱プリ
ンタでは、中間シートと受像シートの2枚のシートによ
る2成分発色系の方式を採用している。
は、ハウジング72により覆われており、該ハウジング
72の底部には、プリント前の感熱用紙がセットされて
いる用紙トレイ98が配置されている。該用紙トレイ9
8の底面は、引出し方向Rに高くなるなだらかな傾斜が
つけられており、用紙引出し口付近で一定の高さとな
る。この高い方の底面の下部には、感熱用紙を上側に押
圧させるためのバネ99が設けられている。
Rよりの上部には、セットされている感熱用紙を引き出
すための半円状の引出しローラ101が配置されてい
る。この引出しローラ101は、通常では図示のように
底面が用紙面と略平行になる位置に配置されており、感
熱用紙の引出し時にはQ方向に回転する。この回転によ
り、感熱用紙は1枚毎に順次、引出しローラ101の弧
状の部分とバネ99により押圧された用紙トレイ98の
底面とに挟持され、該ローラ101の回転と共に引出し
方向Rに移動する。
れた感熱用紙を搬送させるための搬送ローラ102が配
置されており、該ローラ102の搬送出口側には感熱用
紙を右斜め上部に導くための弧状の用紙通路103が設
けられている。この用紙通路103の終端部には、さら
に用紙を搬送させるための搬送ローラ104が配置され
ており、この搬送ローラ104の搬送出口側には感熱用
紙を左斜め上部に導くための弧状の用紙通路105が設
けられている。この用紙通路105は、横方向の位置が
搬送ローラ102と略同じ位置となるように配置されて
いる。このようにして用紙トレイ98から引き出された
感熱用紙は、半円を描いて引出し方向Rと反対方向に用
紙通路105の終端から出される。
の搬送方向を切り換えるための案内レバー90が配置さ
れている。この案内レバー90は、図示しない駆動手段
により基軸91の回りにP方向に回動可能とされてお
り、通常、感熱用紙が用紙通路105の終端から出る時
には位置90aに設定されている。感熱開始となると、
案内レバー90は回動されて位置90aから位置90b
に切り換えられる。
ぼ同じ高さになだらかな傾斜がつけられた底板87が配
置されており、用紙通路105から出された感熱用紙
は、位置90aに設定された案内レバー90により、こ
の底板87に導かれる。
0と、プラテンローラ82と、ローラ84とにより張ら
れる搬送ベルト92が配置されている。このベルト駆動
プーリ80は、用紙引出し時等にはT方向に回転し、感
熱開始時にはT’方向に回転するように図示しない駆動
手段によりトルクが与えられる。このベルト駆動プーリ
80のT、T’方向の回転に対応して、搬送ベルト92
は各々S、S’方向に回転する。
ーリ80とローラ84との間の部分は、底板87と共に
用紙引出し時等の用紙通路を形成し、該通路には搬送ベ
ルト92に接する2つの送りローラ88が配置されてい
る。底板87に導かれた感熱用紙は搬送ベルト92と送
りローラ88とにより挟持され、搬送ベルトの回転と共
に移動する。
ーラ82とベルト駆動プーリ80との間の部分には、こ
の搬送ベルト92に接する2つの送りローラ86が配置
されており、感熱途中の感熱用紙は、送りローラ86と
S方向又はS’方向に回転する搬送ベルト92とに挟持
されて各々U方向又はU’方向に移動する。
は、感熱記録途中の感熱用紙の上部を収容するための収
容部105が配置されており、この収容部105の入口
付近には、感熱用紙を収容部105内に引き込んだり、
収容部105から排出させるための駆動ローラ106が
配置されている。
の近傍で該プーリの形状に沿って弧を描く形状とされ、
弧状の底板87の終端が延長される上部には、画像記録
済の感熱用紙を排出するときの通路となる排出通路10
7が配置されている。この排出通路の終端には、図示し
ない駆動手段により駆動する排出ローラ108が配置さ
れており、この排出ローラ108は、排出通路107内
の感熱用紙を引き込んでカラープリンタ12の上部に設
けられた排出トレイ100に排出する。
アーム76が配置されており、該支持アーム76の先端
部には、図示しない発熱素子等を主走査方向(図の紙面
に垂直な画像記録方向)に並べることにより構成された
サーマルプリントヘッド78が備えられている。
写用のインクが各色毎に塗布された長尺のインクシート
110を供給する供給ロール74が配置されている。こ
のインクシート110には、図5(b)に示すように、
感熱用紙の記録可能な画像領域と略同一形状、略同一の
大きさの領域に感熱複写用のインクC、M、Y、
K、....がこの順に塗布されている。
ロール74と反対側の端部には、インクシート110を
回収するための回収ロール96が配置されている。回収
ロール96が、図示しない駆動手段によりV方向に回転
すると供給ロール74に巻き付いているインクシートが
順次、回収ロール96により巻き取られる。なお、イン
クシート110が回収される途中には、該シートを好ま
しい位置に配置するための送りローラ94が配置されて
いる。
ルプリントヘッド78とプラテンローラ82により張ら
れた搬送ベルト92との間に挟まれており、この挟まれ
た部分の搬送ベルト92側に感熱用紙が搬送される。す
なわち、インクシート110は、サーマルプリントヘッ
ド78と感熱用紙との中間に配置される。
76の各発熱素子が、図示しない制御部から送られてき
た画像データに対応する電気信号を熱信号に変換すると
共に、感熱用紙がU方向に搬送される。このサーマルプ
リントヘッド76の熱信号により画像に応じてインクシ
ート110に塗布されたインクと感熱用紙に塗布された
感熱材料とに化学反応が生じ、感熱用紙に画像データに
対応する画像が記録される。
2の背部には、空冷用の空気を外部から取り入れるため
の空冷窓114が設けられており、該空冷窓114の裏
側には、装置空冷用のファンを内蔵した空冷部112が
配置されている。
系と感熱用紙搬送系との斜視図を図5(a)に示す。
リ80がT方向に回転し、この回転に伴って感熱用紙1
16がU方向に搬送され、サーマルプリントヘッド78
によるインクシート110と感熱用紙116への熱転写
により画像が形成されていく様子がわかる。また、画像
データは、網点面積率データC、M、Y、Kとして各々
別個に供給されるので、図5(b)に示したインクC、
M、Y、Kのいずれかが対応する色の網点面積率データ
に応じて感熱用紙116に熱転写されるように回収ロー
ル96がV方向に回転することにより常に適切な位置に
配置される(図5(a)の例では、「K」のインクシー
ト)。
K4色のインクをすべて熱転写するためには、1つの色
を熱転写終了すると、感熱用紙116を画像記録開始時
の位置に戻し、さらに次の色が転写されるようにインク
シート110を配置した上で再び次の色について画像記
録を行うというように計4回の画像記録が必要となる。
このため、カラープリンタ12は、スイッチバック方式
という搬送方式を採用しており、以下、図6(a)〜図
6(e)を用いてこの搬送形式による感熱用紙の搬送経
路について説明する。なお、各図において感熱用紙の搬
送経路を太線で示す。
イ98にセットされている感熱用紙は引出しローラ10
1の回転により引き出され、搬送ローラ102、104
の回転により用紙通路103、105を経由し、半円を
描きながら案内レバー90に至る。このとき、案内レバ
ー90が位置90aに設定されているので、用紙通路1
05から出た感熱用紙は、底板87と搬送ベルト92と
の間の通路に挿入され、S方向に回転する搬送ベルト9
2によって底板87に沿ってI方向に進行する。
終端の弧状の部分に至ると、弧に沿って上昇し、その上
方に配置された排出通路107に挿入され、図6(b)
に示すように、その先端が排出ローラ108の直前の位
置で停止する。このとき、案内レバー90が位置90a
から位置90bに切り換えられ、搬送ベルト92が逆方
向のS’方向に回転する。
は、S’方向に回転する搬送ベルト92に沿って引出し
時とは逆のI’方向に進行し、位置90bに切り換えら
れた案内レバー90に沿って上昇し、その先端がサーマ
ルプリントヘッド78とプラテンローラ82に挟まれる
位置に挿入されると感熱記録が開始される。なお、記録
開始時には、インクシート110のいずれかのインク領
域(例えば「C」)が感熱用紙の記録領域と一致するよ
うにインクシート110の位置が配置されている。
熱用紙はJ方向に進行し、この進行に合わせてインクシ
ート110も供給ローラ74から供給される。このと
き、図示しない制御部から画像データの信号(C、M、
Y、Kのいずれか)がサーマルプリントヘッド78に送
られ、該サーマルプリントヘッド78が画像に対応した
熱信号に変換する。この熱信号により、インクシート1
10上のインクと感熱用紙に塗布された物質とに反応が
生じ、該当色についての画像がJ方向の進行と共に感熱
用紙上に記録されていく。J方向に進行した感熱用紙の
先端部は、図6(c)に示すように、駆動ローラ106
により、その一部が収容部105に引き込まれる。
該色についての画像が記録されると、搬送ベルト92が
S方向に回転し、これにより、感熱用紙は図6(c)の
太線の位置から逆経路を通って図6(c)の点線で示さ
れた感熱記録前の位置に収容される。ここで、次に記録
すべき色のインク領域が感熱用紙の記録領域と一致する
ようにインクシート110の位置が再設定される。そし
て、同様にして再び搬送ベルト92がS’方向に回転
し、サーマルプリントヘッド78が次の色についての画
像データを熱信号に変換し、感熱用紙に当該色の画像が
記録される。このようにしてインクシート110のC、
M、Y、Kのインク領域について1回ずつ計4回の感熱
記録が繰り返される(スイッチバック方式)。
が記録されると、図6(c)の点線で示された画像記録
前の位置で搬送ベルト92がS方向に回転し、感熱用紙
は排出通路107を通って上昇する。そして、図6
(d)に示すように、その先端部が排出ローラ108に
至ると該排出ローラ108の回転により、排出トレイ1
00に排出されていく。
0への画像記録済の感熱用紙の排出が完了すると、案内
レバー90が位置90bから位置90aに切り換えられ
る。
2のキャリブレーション調整を行う手順について図7の
フローチャートを用いて以下に説明する。
がプリンタ条件補正データ番号kを1に設定する(ステ
ップ200)。このプリンタ条件補正データ番号kと
は、編集装置10のデータメモリ42に格納されている
複数のプリンタ条件補正データ44に順番に付与された
番号(データ1、2、3、.....、N)をいい、各
々が対応するカラープリンタ12のプリンタ条件補正デ
ータ70の番号と一致している。なお、予め最適又はそ
の近傍のプリンタ条件の補正データが分かっている場合
等には、該補正データの番号に初期設定しても良く、必
ずしも番号kを1に設定しなくても良い。
34上にキャリブレーション用のテストチャートデータ
を読み出す(ステップ202)。このテストチャートデ
ータは、プリント時には図13に示したようなテストチ
ャートとなるようなデータであり、各濃度毎のK、C、
M、Yデータからなる。図13のテストチャートは、
K、C、M、Yの各色データを網点面積率(%)が0%
から100%まで5%刻みに各々正方形状の領域にプリ
ント出力したものである。なお、このテストチャートデ
ータは、予め用意されたテストチャート用のプリントを
カラースキャナ50が読み取って入力することにより得
られる。勿論、予めデータメモリ42に格納しておいて
も良い。
AM34上にプリンタ条件補正データkを読み出す(ス
テップ204)。ここでは、ステップ200でkが1に
設定されているので、プリンタ条件補正データ1が読み
出される。このプリンタ条件補正データは、データメモ
リ42に記憶されているものであるが、カラープリンタ
12のプリンタ条件補正データ70を読み込むようにし
ても良い。
トチャートデータをステップ204で読み出されたプリ
ンタ条件補正データkにより補正する(ステップ20
6)。この補正によって、補正前テストチャートデータ
のY、M、C、Kデータは、 TY = Py (Y) TM = Pm (M) TC = Pc (C) TK = Pk (K) と補正される。図13のテストチャートデータは21×
4=84個しかなく、きわめて短時間に補正できる。
を入出力インターフェイス回路40を介してカラープリ
ンタ12に送る(ステップ208)。ここで、送出する
テストチャートデータのヘッド部にテストチャートであ
る旨を記載しておき、カラープリンタ12が通常の画像
データと区別できるようにする。
0による色変換を行わずに入力されたテストチャートデ
ータをプリント出力する(ステップ210)。すなわ
ち、図3のデータ切り換え部52が入力データがテスト
チャートデータTY、TM、TC、TKであることを識
別し、第2の出力経路47を介してデータ出力部62に
直接送る。なお、データ出力部62では、図6の各図に
示したスイッチバック形式により各色毎に画像記録を行
い、図13のテストチャートを出力する。
力が有るか否かを判定し(ステップ212)、入力が無
い場合(ステップ212否定判定)、次の処理を行わず
に待機する。ここで、オペレータは、プリントされたテ
ストチャートと、予め基準階調にプリントされた図13
と同一フォーマットのリファレンスデータと、を目視で
比較し、編集装置10のキーボード又はマウス36を用
いて比較結果に基づく次の処理を指示する。
ップ212肯定判定)、編集装置10は、該入力を解析
し、プリンタ条件の補正を要求するものであるか否かを
判定する(ステップ214)。
214肯定判定)、すなわち、テストチャートとリファ
レンスデータの出力濃度とに一定以上の差がある場合、
プリンタ条件補正データ番号kを更新する(ステップ2
16)。この更新において、単純に番号をインクリメン
トする以外に、テストチャートとリファレンスデータの
出力濃度がどの程度異なるかに応じて次にテストすべき
補正データを選ぶようにしても良い。そして、ステップ
204に戻り、更新された番号kのプリンタ条件補正デ
ータについて同様の処理を実行する。
と判定した場合、すなわちテストチャートとリファレン
スデータの出力濃度とに一定以上の差が無かった場合、
既に指定されているカラー印刷機20に係る印刷条件補
正データと、標準色変換データと、上記処理で決定され
たプリンタ条件補正データkと、を合成演算部64によ
り合成することにより合成LUT60を作成し(ステッ
プ218)、キャリブレーション調整を終了する。
ーション調整方法では、プリンタ条件補正データを更新
する毎に、従来のように大容量の合成LUT60を作成
するのではなく、きわめて小容量のデータにプリンタ条
件補正データのみで補正したテストチャートに基づいて
適正なプリンタ条件補正データを決定し、最後に合成L
UT60を作成する。これにより、きわめて短時間にキ
ャリブレーション調整を行うことができる。
にカラー印刷プルーフ画像を作成して色校正を行い、カ
ラー印刷機によるカラー印刷物を作成する。この処理の
流れを図8のフローチャートを用いて説明する。
像を作成する場合(ステップ230肯定判定)、カラー
スキャナ50がカラー印刷プルーフ画像用の画像原稿を
読み取り、画像データR、G、Bを編集装置10に入力
する(ステップ232)。
R、G、Bを網点面積率データY、M、C、Kに変換
し、カラープリンタ12に入力する(ステップ23
4)。
り換え部52がカラー印刷プルーフ画像用の画像データ
であることを識別し、第1の出力経路45を介して色補
正演算部58に入力データを送出し、この色補正演算部
58が、図7のキャリブレーション調整で作成された合
成LUT60に基づいて、印刷条件、校正用の色補正、
及びプリンタ条件を考慮に入れた色補正を行う(ステッ
プ236)。なお、必要に応じて色補正演算部58が補
間演算を行う(図3参照)。
部62が、ステップ236で色補正されたカラー印刷プ
ルーフ画像データを出力する(ステップ238)。な
お、データ出力部62では、図6の各図に示したスイッ
チバック形式により各色毎に感熱用紙に画像記録を行
い、画像原稿のカラー印刷プルーフ画像を出力する。次
に、編集装置10にオペレータからの入力が有るか否か
を判定し(ステップ240)、入力が無い場合(ステッ
プ240否定判定)、次の処理を行わずに待機する。こ
こで、オペレータは、カラー印刷プルーフ画像が適正の
色濃度に出力されているか否かを判定し、編集装置10
のキーボード又はマウス36を用いて判定結果に基づく
次の処理を指示する。
画像を、感熱用紙から実際のカラー印刷に用いる普通紙
に転写し、この普通紙に転写された画像を基にオペレー
タが出力濃度の判定を行う。この普通紙への転写は、図
5で示した感熱用紙116がラミネート紙を兼ねたもの
を用い、順次K、C、M、Yの裏画像を印字して4色裏
画像を作成し、この4色裏画像を普通紙に熱転写する、
という工程を経る。
各色の画像を各1枚ずつプリントし、4色の透明フィル
ムの画像をラミネート紙に1枚ずつ転写することにより
4色の裏画像を作成し、この4色裏画像を普通紙に熱転
写する、という方式なども採用できる。このようにカラ
ー印刷プルーフ画像を実際の印刷に用いる普通紙に転写
するのは、感熱用紙には感熱用の材料が塗布されてお
り、また普通紙にも光沢のあるものや、つや消しのある
ものが有り、オペレータの目視の印象が異なるので、色
校正の公平さを担保するためである。
ップ240肯定判定)、編集装置10は、該入力を解析
し、校正を要求するものであるか否かを判定する(ステ
ップ242)。
(ステップ242肯定判定)、カラープリンタ12の標
準色変換データ68を変更する(ステップ244)。そ
して、指定されている印刷条件補正データと、変更され
た標準色変換データと、図7のキャリブレーション調整
により得られたプリンタ条件補正データと、を合成して
新たな合成LUT60を作成し(ステップ246)、ス
テップ232に戻って同様の処理を繰り返す。この補正
データの変更、再合成は、オペレータが編集装置10の
キーボード又はマウス36を操作することにより行われ
る。一方、色校正が要求されていないと判定した場合に
は(ステップ242否定判定)、処理を終了する。
0否定判定)、カラー印刷機20(図1参照)が、指定
された印刷条件補正データと、校正により得られた標準
色変換データと、キャリブレーション調整により得られ
たプリンタ条件補正データを合成し、合成LUTを作成
する(ステップ248)。なお、この合成LUTは、校
正により最終的に作成されたカラープリンタ12上の合
成LUTを編集機10を介してカラー印刷機20に転送
しても良い。
26の網点面積率データY、M、C、Kを、カラー印刷
機20に入力する。なお、このデータは、カラースキャ
ナ50から得たものである。
積率データをステップ248で得た合成LUTにより色
補正し、この画像を製版フィルム上に出力する(ステッ
プ252)。
により刷版焼付することにより最終的に求めるカラー印
刷物を作成し(ステップ254)、処理を終了する。
タを用いてキャリブレーション調整を行った後で色校正
を行うようにしたので、色校正の効率化が図れる。
形態を図9のブロック図を用いて以下に説明する。な
お、第1の実施の形態と同様の構成要件については同一
の符号を付して説明を省略する。
るカラープリンタ12では、第1の実施の形態のように
データ切り換え部を設けずに、第1の出力経路55の入
力端53と、第2の出力経路57の入力端13と、が設
けられている。そして、編集装置10には、テストチャ
ートデータを出力する出力端11と、カラー印刷プルー
フ画像用の画像データを出力する出力端51と、が設け
られており、出力端11は入力端13に、出力端51は
入力端53に各々接続されている。
10が出力したカラー印刷プルーフ画像用の画像データ
は、第1の出力経路55を通り、色補正演算部58によ
り色補正されて直接データ出力部62から出力される。
編集装置10が出力したテストチャートデータは、第2
の出力経路57を通り、色補正演算部58による色補正
を受けないで直接データ出力部62から出力される。な
お、編集装置10の出力端が1つの場合でも、出力する
データに応じてオペレータが該出力端を入力端11か入
力端53のいずれかに接続するようにしても良い。
作成処理等の流れについては、第1の実施の形態と同様
であるので説明を省略する。
第2の出力経路との切り換えをカラープリンタの外部の
装置との接続の切り換えで行うことにより、カラープリ
ンタに出力経路の切り換え手段を設ける必要がなくな
り、装置を小型化、簡単化することができる。
1つの合成LUT60を用いて色補正を行うので、簡単
な構成で高速に色補正演算を行うことができる。特に、
ソフトウェアで合成LUT60に基づく色補正を行う場
合には、高速演算が可能となり、ハードウェアで行う場
合には、簡易な構成のため安価で小型な装置を実現でき
る。しかも、合成LUT60では、プリンタ条件や印刷
条件の補正も考慮されているので、高精度なカラー印刷
プルーフ画像の作成が可能となる。
リンタ12のキャリブレーション調整方法であるが、上
記例にのみ限定されるものでない。例えば、色補正用の
合成LUT60をテーブル形式としたが、例えばニュー
ラルネットワーク130をテーブルの代わりに色補正に
用いても良い。
10に示すように、Y、M、C、Kの各データが入力さ
れる入力層と、1以上の中間層と、色補正後のY’、
M’、C’、K’データを出力する出力層の3層以上の
構成とされ、各層のニューロン素子132がシナプス結
合134により結線されている。このニューラルネット
ワークを色補正に用いる場合、キャリブレーション調整
時の図7のステップ218で、前段階で調整された
Y”、M”、C”、K”データを教師信号としていわゆ
るバックプロパゲーション学習法で再トレーニングを行
う。
率データY、M、C、Kに対して色補正を行ったが、
R、G、Bデータに対して色補正を行う場合にも本発明
を適用できる。この場合、合成LUT60は3次元テー
ブルとなる。
ータとプリンタ条件補正データの3種類の補正データを
合成して合成LUT60を作成したが、他の条件補正デ
ータ例えばカラースキャナなどの入力装置の機差を補正
する補正データを合成する場合や3以外の種類数の補正
データを用いる場合にも本発明を適用できる。
る合成LUTを用いた本発明は、カラー印刷プルーフ画
像作成装置に限らず、カラー印刷機、カラー複写機、カ
ラーファクシミリ、カラーディスプレイ等のカラー画像
の入出力システムにおいて、接続された入出力装置に固
有の入出力色表現値に変換する色補正装置すべてに適用
可能である。
よれば、複数の色補正を1段の合成色補正で行うように
し、さらに標準色変換以外に少なくともプリンタ条件と
印刷条件のいずれかに由来する色の違いが補正されるよ
うにしたので、簡単な装置で高速かつ高精度に色補正を
行うことができる、という効果が得られる。
を、1つのルックアップテーブルに基づいて行うように
したので、より簡単な装置で高速かつ高精度に色補正を
行うことができる、というさらなる効果が得られる。
を指定して合成色補正用データを合成することができる
ようにしたので、多くの条件を考慮した色補正で高精度
の色補正を行う場合にもメモリを節約でき、装置を簡単
化することができる、というさらなる効果が得られる。
成のためのシステム構成例を示す図である。
位装置として機能する編集装置の回路図である。
タのブロック図である。
例としての感熱プリンタの構成図である。
図であって、(a)は該感熱プリンタにおけるインクシ
ート供給−回収系と感熱用紙搬送系との斜視図、(b)
はインクシートの各インク領域を示す図である。
用紙の搬送経路を示す図であって、(a)は用紙トレイ
からの引出し時、(b)は感熱開始時、(c)はスイッ
チバック方式の実行時、(d)は用紙排出時、(e)は
排出完了時の搬送経路を示す図である。
ャリブレーション調整の流れを示すフローチャートであ
る。
理、及びカラー印刷機によるカラー印刷物の作成処理の
流れを示すフローチャートである。
タのブロック図である。
色補正用の合成LUTに代わりに使用されるニューラル
ネットワークの構成図である。
正テーブルを示す図である。
を説明するための図であって、(a)はプリンタ信号と
出力濃度との関係を示すグラフ、(b)は補正前プリン
タ信号と補正後のプリンタ信号との関係を示すグラフで
ある。
テストチャート又は比較用のリファレンスチャートのフ
ォーマットを示す図である。
稿を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 標準色変換としての色補正と、少なくと
もプリンタ条件と印刷条件のいずれかの違いに由来する
カラー出力濃度の違いを補正するための色補正と、の複
数の色補正を行う色補正装置において、 カラー画像データが入力される入力手段と、 前記入力手段に入力したカラー画像データの複数の色補
正を、1段の合成色補正で行う色補正演算手段と、 前記色補正演算手段により色補正されたカラー画像デー
タを出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする色補正装置。 - 【請求項2】 前記色補正演算手段は、 前記合成色補正を、1つのルックアップテーブルに基づ
いて行うことを特徴とする請求項1の色補正装置。 - 【請求項3】 前記色補正の基となる色補正用データを
各々の色補正毎に複数データ記憶する記憶手段と、 前記色補正用データを各々の色補正毎に1データずつ指
定する指定手段と、 前記指定手段により指定された色補正用データを合成す
ることにより前記合成色補正の基となる合成色補正用デ
ータを作成する合成手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2
の色補正装置。
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