JPH10301354A - カラー画像処理装置 - Google Patents
カラー画像処理装置Info
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- JPH10301354A JPH10301354A JP9120297A JP12029797A JPH10301354A JP H10301354 A JPH10301354 A JP H10301354A JP 9120297 A JP9120297 A JP 9120297A JP 12029797 A JP12029797 A JP 12029797A JP H10301354 A JPH10301354 A JP H10301354A
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
入力カラー情報に適切な色変換処理を行ってプリンタに
入力させる。 【解決手段】 カラー画像生成手段103は、コンピュ
ータあるいはカラースキャナ102から入力カラー画像
情報を受け取る。制御装置108は、使用する転写紙の
サイズ情報、カラーか黒白であるかのカラー情報を受け
取り、それをもとに転写紙種類記憶手段106および転
写紙サイズ記憶手段109から使用する給紙トレイを選
択する。同時に転写紙の種類をもとに転写紙データ記憶
手段105からその転写紙の分光反射濃度データを読み
出して、記録カラー画像生成手段103に渡す。記録カ
ラー画像生成手段103は、先の入力カラー画像情報を
カラープリンタ104に適応した記録カラー画像情報に
変換する際、転写紙の分光反射濃度データをもとにカラ
ーマスキング処理を施し、記録カラー画像情報をカラー
プリンタ104へ出力する。
Description
およびそれを含むデジタルカラー複写機等で用いられる
カラー画像処理装置に関し、特に、転写紙の色再現を考
慮した色補正処理を行うカラー画像処理装置に関する。
ツヤなどの分光反射濃度特性はプリント出力の色再現性
に大きな影響を与える。そのため、画像処理装置におい
てこの点を考慮したカラーマスキング処理を施せば、色
再現性のよりよいプリント出力を得ることができる。例
えば特開昭62−296669号公報に開示される従来
の技術では、読み取り装置を通して転写紙の特性を読み
取り、そのデータをもとに色変換処理を施してこれを改
善している。
使われている転写紙の種類は多くなく、また、使用者が
頻繁に転写紙の種類を替えることは少ない。さらに、転
写紙の品質も安定しており、同じ種類の転写紙であれば
その特性は常に同一であると考えて差し支えない。その
ため、定期的に転写紙の特性を読み取らせる必要はな
く、給紙トレイに転写紙を入れるときに設定すれば十分
である。それに、設定するとしても高々数種類である。
また、読み取り装置を持たないプリンタにおいては、転
写紙の特性を読み取らせる手段がないため、従来技術を
実施することは不可能である。
タ、あるいはカラー複写機では、トレイ毎に転写紙の種
類が異なる場合があるため、この点も考慮しなくてはな
らない。さらに、プリントの目的に応じて同一サイズで
ありながら異なる種類の転写紙をトレイごとに用意して
いる場合もあるため、転写紙のサイズとともに種類をも
考慮しなくてはならない。
をあらかじめいくつか記憶させておくとともに、実際に
プリンタ、あるいはカラー複写機の給紙トレイに入れた
転写紙のサイズ、種類を設定し、入力カラー画像情報に
含まれる用紙サイズとともに、入力された画像情報がカ
ラー、または黒白画像であるかに応じて使用する転写紙
を選択し、その転写紙の種類から使用する転写紙のデー
タを自動的に選択することで、特別な装置、手続きなし
に入力画像情報に応じた転写紙を選択し、またそれに使
用される転写紙の特性に合わせた色変換処理を実現する
カラー画像処理装置を提供することを目的とする。
の目的を達成するために、カラー画像記録手段により転
写紙に記録するための記録カラー画像情報を入力カラー
画像情報に基づいて生成するカラー画像処理装置におい
て、複数種類の転写紙の分光反射濃度データを記憶する
第1の記憶手段と、上記カラー画像記録手段の備える1
つあるいは複数の給紙トレイ内の転写紙の種類を記憶す
る第2の記憶手段と、上記カラー画像記録手段の備える
1つあるいは複数の給紙トレイ内の転写紙のサイズを記
憶する第3の記憶手段と、上記第2の記憶手段に、上記
カラー画像記録手段の給紙トレイ内の転写紙の種類を設
定する第1の設定手段と、上記第2の記憶手段に、上記
カラー画像記録手段の給紙トレイ内の転写紙のサイズを
設定する第2の設定手段と、入力カラー画像情報に含ま
れる転写紙のサイズとカラー情報とに基づいて上記第2
および第3の記憶手段から対応する転写紙の入った給紙
トレイを選択するとともに、上記転写紙の種類に基づい
て上記第1の記憶手段からその転写紙の分光反射濃度デ
ータを読み出し、それに基づいて上記入力カラー画像情
報にカラーマスキング処理を施して上記記録カラー画像
情報を生成する記録カラー画像情報生成手段とを設けて
いる。
入力する入力手段を設け、上記第1の記憶手段は、既存
の転写紙の分光反射濃度データと上記入力されたデータ
とを複数記憶するようにしてもよい。
紙の分光反射濃度データを選択する選択手段と、上記選
択されたデータを編集する編集手段とを設けてもよい。
る第1の実施の形態を示すブロック図である。図2は、
(A)使用する転写紙の分光反射率の例、(B)入力カ
ラー画像情報から期待される記録カラー画像の分光反射
率の例、(C)カラーマスキング処理を施さない記録カ
ラー画像、および(D)カラーマスキング処理を施した
記録カラー画像の分光反射率の例である。
プリンタ、あるいはそれを含むデジタルカラー複写機の
画像処理部のことで、カラープリンタ、あるいはデジタ
ルカラー複写機に内蔵されているものはもちろん、外部
に専用に設けたものも含む。カラー画像処理装置は、カ
ラープリンタではコンピュータから、デジタルカラー複
写機ではカラースキャナ、あるいはコンピュータから入
力された入力カラー画像情報を受け取り、それをもとに
出力すべきカラープリンタの特性に合わせた記録カラー
画像情報を生成し、出力する。
は、転写紙の分光反射濃度データを記憶する記憶手段1
05を持ち、その中には、一般的な転写紙、すなわちカ
ラー推奨紙、アート紙、上質紙、再生紙など複数のデー
タが記憶されている。給紙トレイ内の転写紙種類の記憶
手段106には、カラープリンタ104の1つ、あるい
は複数の給紙トレイ内に積載されている転写紙の種類が
記憶されている。この情報は給紙トレイ内の転写紙種類
の設定手段107により設定される。これには、コント
ロールパネル、もしくは給紙トレイ内のスライドスイッ
チなどが該当する。給紙トレイ内の転写紙サイズの記憶
手段109には、カラープリンタ104の1つ、あるい
は複数の給紙トレイ内に積載されている転写紙のサイズ
が記憶されている。この情報は給紙トレイ内の転写紙サ
イズの設定手段110により設定される。これには、コ
ントロールパネル、もしくは給紙トレイ内のスライドス
イッチなどが該当する。
ュータあるいはカラースキャナ102から入力カラー画
像情報を受け取る。それと同時に制御装置108は、使
用する転写紙のサイズ情報、カラーか黒白であるかのカ
ラー情報を受け取り、それをもとに転写紙種類記憶手段
106および転写紙サイズ記憶手段109から使用する
給紙トレイを選択する。また同時に、転写紙の種類をも
とに転写紙データ記憶手段105からその転写紙の分光
反射濃度データを読み出して、記録カラー画像生成手段
103に渡す。記録カラー画像生成手段103は、先の
入力カラー画像情報をカラープリンタ104に適応した
記録カラー画像情報に変換する際、転写紙の分光反射濃
度データをもとにカラーマスキング処理を施し、記録カ
ラー画像情報をカラープリンタ104へ出力する。
るいはコンピュータ102、カラープリンタ104とカ
ラー画像情報の入出力に必要な制御情報を交わすととも
に、カラー画像処理装置101内においては、記録カラ
ー画像生成手段103、転写紙データ記憶手段105、
転写紙種類記憶手段106、転写紙種類設定手段10
7、転写紙サイズ記憶手段109、転写紙サイズ設定手
段110を制御する。
スキングの効果を、図2に示した例をもとに説明する。
(A)の転写紙はやや黄色みの紙で、(B)の入力から
期待される色は青緑に近い色である。この場合、(A)
の転写紙が黄色に近いため、(C)のカラーマスキング
処理を施さないでプリントしたものは緑に近い色とな
る。これに対して、転写紙のデータに基づいてカラーマ
スキング処理を施した(D)のプリント出力では黄色分
の色材を減らし、見た目に(B)に近い分光反射率を得
ることができる。
施の形態を示すもので、図1と対応する部分には同一番
号を付して説明を省略する。図3は、図1のブロック図
に転写紙データ入力手段111を追加したカラー画像処
理装置101を示したものである。実際に使用するカラ
ープリンタ104の給紙トレイに積載されている転写紙
の分光反射濃度データが転写紙データ記憶手段105に
あらかじめ記憶されているものの中に含まれない場合、
使用者は分光反射濃度計で計測する、あるいは製紙メー
カに問い合わせるなどして使用する転写紙の分光反射濃
度データを入手して、それを転写紙データ入力手段11
1により入力する。入力されたデータは、既定値のデー
タと同様に転写紙データ記憶手段105に記憶され、同
等に取り扱われる。なお、転写紙データ入力手段111
も他の手段と同様に制御装置108により制御される。
施の形態を示すもので、図3のブロック図にさらに転写
紙データ選択手段112、転写紙データ編集手段113
を追加したものである。転写紙データ編集手段113
は、転写紙データ選択手段112により特定された転写
紙データを転写紙データ記憶手段105から受け取る。
利用者は必要に応じて転写紙データ編集手段113によ
りこのデータを編集できる。編集されたデータは転写紙
データ記憶手段105に渡されて記憶され、他のデータ
と同様に取り扱われる。他の各部、各手段の動作は図
1、図3の場合と同様に行われる。
置においては、一般的に使われている転写紙の分光反射
濃度特性のデータをあらかじめいくつか画像処理装置に
記憶させておくとともに、カラープリンタの給紙トレイ
内の転写紙の種類、サイズを記憶させておき、実際のプ
リントに際しては、目的とする転写紙のサイズと、カラ
ーか黒白であるかのカラー情報とから使用する給紙トレ
イを選択する。すなわち、使用するサイズの転写紙が複
数、例えばカラー推奨紙と再生紙と2つあったとする
と、このとき、入力された画像情報がカラーであった場
合、同サイズの2つの転写紙からカラー推奨紙を、逆に
黒白であった場合には再生紙を選択する。これによっ
て、カラープリントにはより発色の良いカラー推奨紙を
用いることでよりよい色再現を得、黒白プリントでは安
価な再生紙を用いることで経費を押さえることができ
る。こうして選択された転写紙の種類の分光反射濃度デ
ータを読み出すことにより、転写紙の色、ツヤなどを考
慮した色変換処理を施すことができる。またこれによ
り、従来必要とされていたスキャナ、そのための処理装
置などを必要としないため、システムの縮小化、コスト
ダウンをはかることができる。
においては、請求項1発明の上記効果に加え、カラー画
像処理装置において使用する転写紙の分光反射濃度特性
のデータが用意されていなくても、転写紙の分光反射濃
度特性のデータを入力し、登録することにより、どのよ
うな転写紙にも対応できる。
においては、請求項1あるいは2発明の上記効果に加
え、カラー画像処理装置において、それが記憶している
転写紙の分光反射濃度特性のデータを呼び出して編集
し、記憶させることにより、カラー画像処理装置が記憶
している転写紙のデータが微妙に間違っている場合、あ
るいは新規に登録する転写紙のデータが既存の転写紙の
データと似通っている場合に、必要な修正を加える、あ
るいは既存のデータをもとに新たなデータを作り出すこ
とができる。
ある。
(B)入力カラー画像情報から期待される記録カラー画
像の分光反射率の例、(C)カラーマスキング処理を施
さない記録カラー画像、および(D)カラーマスキング
処理を施した記録カラー画像の分光反射率の例を示す特
性図である。
ある。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 カラー画像記録手段により転写紙に記録
するための記録カラー画像情報を入力カラー画像情報に
基づいて生成するカラー画像処理装置において、 複数種類の転写紙の分光反射濃度データを記憶する第1
の記憶手段と、 上記カラー画像記録手段の備える1つあるいは複数の給
紙トレイ内の転写紙の種類を記憶する第2の記憶手段
と、 上記カラー画像記録手段の備える1つあるいは複数の給
紙トレイ内の転写紙のサイズを記憶する第3の記憶手段
と、 上記第2の記憶手段に、上記カラー画像記録手段の給紙
トレイ内の転写紙の種類を設定する第1の設定手段と、 上記第2の記憶手段に、上記カラー画像記録手段の給紙
トレイ内の転写紙のサイズを設定する第2の設定手段
と、 入力カラー画像情報に含まれる転写紙のサイズとカラー
情報とに基づいて上記第2および第3の記憶手段から対
応する転写紙の入った給紙トレイを選択するとともに、
上記転写紙の種類に基づいて上記第1の記憶手段からそ
の転写紙の分光反射濃度データを読み出し、それに基づ
いて上記入力カラー画像情報にカラーマスキング処理を
施して上記記録カラー画像情報を生成する記録カラー画
像情報生成手段とを備えることを特徴とするカラー画像
処理装置。 - 【請求項2】 上記転写紙の分光反射濃度データを入力
する入力手段を設け、上記第1の記憶手段は、既存の転
写紙の分光反射濃度データと上記入力されたデータとを
複数記憶することを特徴とする請求項1記載のカラー画
像処理装置。 - 【請求項3】 上記第1の記憶手段から特定の転写紙の
分光反射濃度データを選択する選択手段と、 上記選択されたデータを編集する編集手段とを備えるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のカラー画像処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9120297A JPH10301354A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | カラー画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9120297A JPH10301354A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | カラー画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10301354A true JPH10301354A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14782755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9120297A Pending JPH10301354A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | カラー画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10301354A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008278152A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Canon Inc | 画像処理システム及びその制御方法 |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP9120297A patent/JPH10301354A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008278152A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Canon Inc | 画像処理システム及びその制御方法 |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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