JPH10326719A - 電子部品の取り付け具 - Google Patents

電子部品の取り付け具

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Publication number
JPH10326719A
JPH10326719A JP14998597A JP14998597A JPH10326719A JP H10326719 A JPH10326719 A JP H10326719A JP 14998597 A JP14998597 A JP 14998597A JP 14998597 A JP14998597 A JP 14998597A JP H10326719 A JPH10326719 A JP H10326719A
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JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
taper
flange
fastening
electronic component
Prior art date
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Pending
Application number
JP14998597A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Takeda
嘉宏 竹田
Masataka Otaki
正孝 大滝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marcon Electronics Co Ltd
Original Assignee
Marcon Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Marcon Electronics Co Ltd filed Critical Marcon Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁性、耐振動性に優れ、固定力の大きい取
り付け具を得る。 【解決手段】両端開口円筒の両端外周面に形成したテー
パと両開口端縁から形成した切り込みを有する取り付け
足の両側から、内周面にテーパを形成した2個の締め付
け具を嵌め込み、ねじによって締め付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の取り付
け具に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品、例えばアルミニウム電解コン
デンサ等を金属シャーシ等の基板に取り付けるには、金
属や樹脂からなる取り付け具を使用している。金属から
なる取り付け具は、例えば図6に示すように、バンド2
1状でその両端を折り曲げた締め付け部22と、前記バ
ンド21から外側に向かって突出した取り付け用の鍔2
3と、この鍔23に設けた取り付け穴を有したものから
なり、前記バンド21を電子部品24に巻き付け、締め
付け部22をビス・ナット等で締め付けた後、鍔23に
設けた取り付け穴を用いて基板25に固定するものであ
る。
【0003】しかしながら、このような金属製の取り付
け具は、特に金属製基板の場合、電子部品との絶縁が問
題であり、振動が激しい車両、輸送機等への使用は敬遠
され、最近は絶縁樹脂製の取り付け具が使用されてい
る。
【0004】例えば図7に示すように、両端開口円筒の
外周中央部に形成した鍔31、前記円筒の一端のみに外
周面が薄くなるよう形成したテーパ32及び開口端縁か
ら形成した切り込み33を設けた取り付け足34と、こ
の取り付け足34に被せて使用し前記テーパ32に対応
する内面テーパ35及び鍔36を有する締め付け具37
とからなり、前記取り付け足34の鍔31と締め付け具
37の鍔36を基板38に取り付け、締め付けることに
より電子部品24を基板25に固定するものである。
【0005】この樹脂製の取り付け具では、電子部品2
4の締め付けがテーパ32に内面テーパ35を被せ、鍔
31及び36を基板25に固定することによって行われ
るが、横付けで使用される場合に耐振動性が劣り、ま
た、締め付けが点押さえになるので、電子部品の長さが
長い場合は他の点でも締め付けないと固定力が不足する
等の問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、金
属製の電子部品の取り付け具では、電子部品との絶縁性
に問題があり、樹脂製の取り付け具の場合には、電子部
品の固定力や耐振動性に難点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するもの
で、絶縁性、耐振動性に優れ、固定力が大きい電子部品
の取り付け具を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明になる電子部品の
取り付け具は、上記課題を解決するため提案されたもの
であり、樹脂製の取り付け具を使用し、絶縁性、耐振動
性に優れ、固定力が大きいことを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項1記載の発明は、両端開口円筒の外
周中央部に形成した鍔、前記円筒の両端外周面が薄くな
るよう形成したテーパ、及び前記円筒の両開口端縁から
形成した切り込みを設けた取り付け足と、一端に鍔を有
する開口円筒で、内周面に鍔方向に対して薄くなるテー
パを形成した2個の締め付け具とを具備し、前記取り付
け足の鍔を締め付け具の鍔で両側から締め付けることを
特徴としている。この請求項1の発明によれば、取り付
け足を両端から被せた2個の締め付け具で挟み、テーパ
を利用して電子部品を締め付けるので、締め付けが2箇
所となり、締め付ける力が大きく、耐振動性、絶縁性に
優れた電子部品の取り付け具を得ることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1における
取り付け足の切り込みを複数としたことを特徴とする。
この切り込み数を複数とすることによって、取り付け足
の電子部品に対する固定力を調整・選択することができ
る特徴を有する。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2の発明における締め付け具のテーパが円筒内周面の
開口端付近を除いて形成されていることを特徴とする。
締め付け具のテーパが円筒の開口端付近を除いて形成さ
れていることによって、取り付け足のテーパを締め付け
る締め付け具のテーパ部の強度を保持することができ
る。締め付け具のテーパが円筒の開口端まで形成されて
いる場合は、円筒の厚さが薄くなり、取り付け足のテー
パを締め付ける力が小さくなり好ましくない結果を生ず
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明になる電子部品の取り付け
具の実施例の形態について図1〜図5を参照して説明す
る。図1〜図3に示すように、両端開口円筒1の外周中
央部に形成した鍔2と、前記円筒1の両端外周面が薄く
なるように形成したテーパ3と、このテーパ3を形成し
た円筒1の両開口端縁から形成した切り込み4とを形成
した取り付け足5を電子部品である電解コンデンサ6に
嵌め込む。この取り付け足5の両端の開口円筒1の外面
に、図4及び図5に示すような2個の締め付け具7をそ
れぞれ嵌め込む。締め付け具7は、その一端に鍔8を形
成した開口円筒9で、その内周面に鍔8方向に対して薄
くなるテーパ10を形成してある。
【0013】そして、取り付け足5、及び2個の締め付
け具7にそれぞれ設けた取り付け穴に、ねじ11及びナ
ット12を挿入して基板13に取り付け、ねじ11を締
め付け固定する。この締め付けによって、締め付け具7
に設けた2個のテーパ10が取り付け足5に設けた両端
2個のテーパ3を圧するので、取り付け足5に設けた切
り込み4の作用によって、取り付け足5の両端に設けた
円筒1は電解コンデンサ6の外周面の2箇所を強く圧迫
する。したがって、電解コンデンサ6は、取り付け足5
によって強く圧迫されるとともに、2箇所を強く固定さ
れる。
【0014】述べるまでもなく、前記締め付け具7の内
周面に形成したテーパ10は、ねじ11の締め付けによ
って取り付け足5の外周面に形成したテーパ3を内周方
向に圧する形状、寸法を有するものである。
【0015】なお、取り付け足5の切り込み4の数は1
個でもよいが、締め付け力を考慮して複数であることが
好ましい。また、締め付け具7のテーパ10は、円筒9
の端縁から形成したのでは、端縁が薄くなって取り付け
足5のテーパ3を圧迫する力が小さくなるので、円筒9
の開口端付近を除いて形成することが好ましい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、電子部
品を2箇所で強く固定するので、耐振動性が高く、絶縁
性にも優れた電子部品の取り付け具を提供できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる取り付け具を基板に取り付けた
状態を示す一部正断面図。
【図2】 本発明の取り付け足を示す一部正断面図。
【図3】 本発明の取り付け足を示す平面図。
【図4】 本発明の締め付け具を示す一部正断面図。
【図5】 本発明の締め付け具を示す平面図。
【図6】 従来の取り付け具を基板に取り付けた状態を
示す正面図。
【図7】 従来の取り付け具を基板に取り付けた状態を
示す一部正断面図。
【符号の説明】
1…円筒 2…鍔 3…テーパ 4…切り込み 5…取り付け足 6…電子部品 7…締め付け具 8…鍔 9…円筒 10…テーパ 11…ねじ 12…ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端開口円筒の外周中央部に形成した
    鍔、前記円筒の両端外周面が薄くなるよう形成したテー
    パ、及び前記円筒の両開口端縁から形成した切り込みを
    設けた取り付け足と、一端に鍔を有する開口円筒で、内
    周面に鍔方向に対して薄くなるテーパを形成した2個の
    締め付け具とを具備し、前記取り付け足の鍔を締め付け
    具の鍔で両側から締め付ける電子部品の取り付け具。
  2. 【請求項2】 切り込みが複数であることを特徴とする
    請求項1記載の電子部品の取り付け具。
  3. 【請求項3】 締め付け具のテーパが円筒内周面の開口
    端付近を除いて形成されていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の電子部品の取り付け具。
JP14998597A 1997-05-23 1997-05-23 電子部品の取り付け具 Pending JPH10326719A (ja)

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Effective date: 20040713