JPH10326398A - ワイヤレスコントローラ - Google Patents

ワイヤレスコントローラ

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JPH10326398A
JPH10326398A JP13312297A JP13312297A JPH10326398A JP H10326398 A JPH10326398 A JP H10326398A JP 13312297 A JP13312297 A JP 13312297A JP 13312297 A JP13312297 A JP 13312297A JP H10326398 A JPH10326398 A JP H10326398A
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JP
Japan
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wireless sensor
abnormality
wireless
controller
signal
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JP13312297A
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Inventor
Masakazu Matsushima
正和 松島
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Atsumi Electric Co Ltd
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Atsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤレスセンサから無線送信される信号を
受信するワイヤレスコントローラにおいて、どのワイヤ
レスセンサがどのような異常な状態にあるかを明確に特
定できるようにする。 【解決手段】 コントローラの制御部12は、ワイヤレ
スセンサから信号を受けると、それがどのような異常を
示す信号であるのか、どの登録番号のワイヤレスセンサ
からの信号であるのかを認識して異常テーブル30に書
き込む。チェックボタン22が押されると制御部12は
異常テーブル30に書き込まれている情報を同時に、あ
るいは所定の順序で順次に表示部24に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレスセンサ
から無線送信される信号を受信するワイヤレスコントロ
ーラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤレスセキュリティシステム
が知られている。図8はそのようなワイヤレスセキュリ
ティシステムの概略の構成例を示す図であり、図中、1
はワイヤレスセンサ、2はワイヤレスセンサのアンテ
ナ、3はワイヤレスコントローラ(以下、単にコントロ
ーラと称す)、4はコントローラのアンテナ、5は通信
回線、6はセンター装置を示す。
【0003】いま、当該ワイヤレスセキュリティシステ
ムがオフィスビルに構築されているものとすると、ワイ
ヤレスセンサ1は当該オフィスビルの適宜な箇所に設置
されている。ここで、ワイヤレスセンサ1はワイヤレス
化された熱線センサでもよく、ワイヤレス化されたマグ
ネットスイッチでもよく、ワイヤレス化された火災セン
サでもよく、あるいはその他のワイヤレス化されたセン
サでよい。要するにワイヤレスセンサ1としては何等か
の異常を検知するワイヤレス化されたセンサを用いるこ
とができる。なお、図8ではワイヤレスセンサ1は一つ
しか示していないが、これは図を煩雑にしないために代
表して示しているものであって、実際には複数のワイヤ
レスセンサが設置されることは当然である。そして、そ
れぞれのワイヤレスセンサ1には呼び出し信号が予め割
り当てられている。
【0004】さて、図8において、ワイヤレスセンサ1
は異常を検知すると、自己に割り当てられた呼び出し信
号を付して異常を検知した旨を示すデータを無線送信す
る。即ち、ワイヤレスセンサ1がワイヤレス化された熱
線センサである場合は移動物体を検知すると侵入者を検
知した旨を示すデータを無線送信し、ワイヤレスセンサ
1がワイヤレス化されたマグネットスイッチである場合
は当該マグネットスイッチが設置されている窓あるいは
ドアが開けられると異常を検知した旨を示すデータを無
線送信し、ワイヤレスセンサ1がワイヤレス化された火
災センサである場合は、火災を検知すると、火災を検知
した旨を示すデータを無線送信する。
【0005】ここで、送信する信号は図9に示すようで
あり、先頭にビット同期信号が配置され、次にフレーム
同期信号が配置され、その次に呼び出し信号が配置さ
れ、最後に実際のデータが配置される実データ部が配置
されている。そして、上述した異常を検知した旨を示す
データは実データ部に配置される。
【0006】ワイヤレスセンサ1から無線送信されたデ
ータはコントローラ3で受信される。このコントローラ
3は当該オフィスビルの適宜な箇所に設置されている。
そして、コントローラ3は、警戒状態が設定されている
場合においてワイヤレスセンサ1から異常を検知した旨
を示すデータを受信すると、電話回線等からなる通信回
線5を介して異常事態が発生したことをセンター装置6
に通報する。センター装置6は警備会社に設置されてい
るものである。
【0007】以上のようであるので、当該オフィスビル
において何等かの異常が発生し、それがワイヤレスセン
サ1で検知された場合にはセンター装置6に通報される
ので、センター装置6のオペレータは警備員を当該オフ
ィスビルに派遣する手続き等の所定の手続きをとること
ができる。
【0008】以上、ワイヤレスセキュリティシステムの
概略について説明したが、次にワイヤレスセンサ1の構
成の概略について図10を参照して説明する。図10に
おいて、7はセンサヘッド、8は制御部、9は送信部、
10は電池を示す。
【0009】センサヘッド7は所定の状態を検知するも
のであり、当該ワイヤレスセンサ1がワイヤレス化され
た熱線センサである場合には、焦電素子、反射鏡等の警
戒ゾーンを形成するための光学系、焦電素子からの出力
信号を処理して移動物体を検知したときに信号(以下、
この信号を発報信号と称する)を出力する信号処理回路
等で構成される。
【0010】制御部8はマイクロプロセッサを用いたプ
ロセッシングユニットで構成され、センサヘッド7から
発報信号を受けると、侵入者を検知したことを示すデー
タを生成し、そのデータに自己の呼び出し信号を付し、
更にビット同期信号、フレーム同期信号を付して図9に
示す形態の信号を作成して送信部9から無線送信する。
【0011】電池10は当該ワイヤレスセンサ1の電源
となるものであり、センサヘッド7、制御部8、送信部
9には電池10から常時電源が供給されている。
【0012】図11はコントローラ3の概略の構成例を
示す。図中、11は受信部、12は制御部、13はモデ
ム、14は操作部を示す。
【0013】ワイヤレスセンサ1から送信された信号は
受信部11で受信、復調されて制御部12に渡される。
操作部14は、警戒状態/解除状態を設定するためのも
のであり、通常リモコン等と称されているものである。
【0014】制御部12はマイクロプロセッサを用いた
プロセッシングユニットで構成されており、操作部14
で解除状態が設定されている場合にはワイヤレスセンサ
1から異常発生を示す信号を受信しても無視するが、操
作部14で警戒状態が設定されている場合にはワイヤレ
スセンサ1から異常発生を示す信号を受信するとモデム
13により通信回線5を介してセンター装置6に異常発
生を通報する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワイヤレス
センサの電池10が消耗した場合には交換しなければな
らない。そこで、ワイヤレスセンサの制御部8は、電池
10の電圧を監視し、電池10の電圧が所定値を下回っ
た場合には、電池交換を要求するデータ(以下、これを
電池交換要求データと称す)を送信するようになされて
いるのが通常である。この電池交換要求データは送信す
る信号の実データ部に配置されることは当然である。
【0016】また、悪戯等によってワイヤレスセンサが
取り外されたり、あるいはワイヤレスセンサのカバー
(図10には図示せず)が取り外されたりした場合に
は、当該ワイヤレスセンサを取り付け直したり、カバー
を取り付け直す必要がある。そこで、ワイヤレスセンサ
には、ワイヤレスセンサが取り外された場合に動作する
スイッチ、あるいはカバーが取り外された場合に動作す
るスイッチ(以下、これらのスイッチを総称してタンパ
スイッチと称す)が設けられており、これらのタンパス
イッチが動作したときには制御部8はタンパスイッチが
動作したことを示すデータ(以下、これをタンパ異常デ
ータと称す)を送信するようになされているのが通常で
ある。このタンパ異常データは送信する信号の実データ
部に配置されることは当然である。
【0017】更に、ワイヤレスセンサの制御部8は、正
常に動作していることを示すために、所定時間毎、例え
ば1時間毎に定時通報を行うようになされているのが通
常である。この定時通報は、送信する信号の実データ部
に定時通報である旨を示すデータ(以下、これを定時通
報データと称す)を配置して送信する。この定時通報デ
ータを受信することによって、コントローラの制御部1
2はワイヤレスセンサが正常に動作していることを認識
することができる。
【0018】ワイヤレスセンサから、電池交換要求デー
タあるいはタンパ異常データを受信した場合、または定
時通報データを受信しなかった場合には、ワイヤレスセ
ンサに対して所定のメンテナンスが必要となることは明
らかである。即ち、電池交換要求データを受信した場合
には当該ワイヤレスセンサの電池10を交換する必要が
あり、タンパ異常データを受信した場合には当該ワイヤ
レスセンサを取り付け直したり、カバーを取り付け直す
必要があり、定時通報データを受信しなかった場合には
当該ワイヤレスセンサが故障していると考えられるの
で、修理する必要がある。
【0019】そこで、ワイヤレスセンサから電池交換要
求データあるいはタンパ異常データを受信した場合、ま
たは定時通報データを受信しなかった場合には、コント
ローラからセンター装置6に対して、どのワイヤレスセ
ンサにどのような異常が発生しているか、その具体的な
内容を通報するようにすることが望まれるのであるが、
主にコストの観点から、コントローラからは単に異常発
生を示す信号しか通報しないようになされているのが現
実である。
【0020】従って、センター装置6側ではコントロー
ラから異常通報があった場合に、侵入者があったのか、
電池の交換が要求されているのか、またはタンパ異常で
あるのか、更には定時通報がなされなかったのかを特定
することができないものであった。そこで、コントロー
ラから異常通報があった場合には、センター装置の担当
者は警備員を派遣してどのような異常であるのかを確認
させ、適切な措置を講じさせることになるが、その際に
はどのワイヤレスセンサがどのような異常のデータを送
信したかを容易且つ明確に知ることができるようになさ
れていることが重要である。
【0021】そこで、本発明は、電池交換等の上記のメ
ンテナンスを必要とする異常の事項に関する信号を受信
した場合に、これらの異常のデータを送信したワイヤレ
スセンサを特定することができるワイヤレスコントロー
ラを提供することを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のワイヤレスコントローラは、ワイヤレス
センサから無線送信される信号を受信するワイヤレスコ
ントローラであって、ワイヤレスセンサの電池異常、タ
ンパ異常、定時通報異常等のワイヤレスセンサに対する
メンテナンスが必要な事項の異常を認識した場合には、
これらの異常を発生しているワイヤレスセンサを特定で
きる情報を表示する手段を備えることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ実施の形
態について説明する。なお、以下においては、ワイヤレ
スセンサはワイヤレス化された熱線センサであるとし、
従来と同様に、移動物体を検知したときには侵入者を検
知したことを示すデータを送信し、電池10の電圧が所
定値を下回った場合には電池交換要求データを送信し、
タンパスイッチが動作した場合にはタンパ異常データを
送信し、一定時間毎に定時通報データを送信するものと
する。
【0024】図1は本発明に係るワイヤレスコントロー
ラの一実施形態を示す図であり、図中、21は登録テー
ブル、22はチェックボタン、23は復旧ボタン、24
は表示部、25は表示灯部、26、27、28、29は
LED、30は異常テーブルを示す。なお、図11に示
す構成要素と同等なものについては同一の符号を付して
重複する説明を省略する。
【0025】図1に示すように、このコントローラに
は、登録テーブル21、チェックボタン22、復旧ボタ
ン23、表示部24、表示灯部25、LED26、2
7、28、29が設けられている。
【0026】登録テーブル21は、図2に示すように、
登録番号毎に登録したワイヤレスセンサの呼び出し信号
及びそのチャンネル番号が書き込まれるテーブルであ
る。登録番号は登録したワイヤレスセンサの呼び出し信
号に対して制御部12が割り当てる内部の番号であり、
登録可能なワイヤレスセンサの台数だけの数がある。図
2では登録番号は1〜9であるので、このコントローラ
には9台のワイヤレスセンサが登録可能となされている
ことになる。
【0027】また、チャンネル番号は警戒エリアに割り
当てられた番号である。即ち、例えばオフィスビルを考
えた場合、このオフィスビルの領域は、玄関ホール、応
接室、事務室等適宜な領域毎に区切って警戒エリアが設
定されるのが通常であり、これらの警戒エリア毎に番号
を割り当てられる。これがチャンネル番号である。どの
警戒エリアにどのようなチャンネル番号を割り当てるか
は担当者が任意に定めることができる。
【0028】ワイヤレスセンサの登録テーブル21への
登録は適宜な手法、例えば従来行われていると同様な手
法で行えばよい。
【0029】チェックボタン22は、警備員等のメンテ
ナンスを行う者が、どのワイヤレスセンサでどのような
異常を生じているのかをチェック、確認する場合に操作
するボタンであり、例えば押しボタンスイッチで構成さ
れる。復旧ボタン24は、メンテナンスが終了した後に
表示灯部25、LED26〜29を消灯させると共に、
制御部12が管理している異常テーブル30の内容をク
リアするためのボタンであり、例えば押しボタンスイッ
チで構成される。
【0030】表示部24は、液晶表示装置(LCD)、
あるいは、後述するように7セグメントのLEDからな
る、いわゆる日字形の表示装置等の適宜な表示装置で構
成することができる。
【0031】表示灯部25は複数のLEDが配置されて
構成されている。この表示灯部24は当該コントローラ
の筐体表面の表示パネルに設けられる。また、LED2
6、27、28、29も当該表示パネルに設けられる。
その表示パネルの例を図3に示す。
【0032】図3では、チャンネル番号毎に表示灯部2
5を構成するLED31が配置されている。図ではチャ
ンネル番号が1〜9であるので、表示灯部25には9個
のLEDが設けられている。そして、各LED31に対
応して名称欄32が設けられており、この名称欄32に
警戒エリアの名称が記入できるようになされている。従
って、この表示パネルによって、各警戒エリアに対して
どのようなチャンネル番号が割り当てられているかを知
ることができる。なお、名称欄32には警戒エリアの名
称を記入した用紙を取り付けるようにしてもよいことは
当然である。
【0033】また、当該表示パネルの下部には、LED
26、27、28、29が設けられている。ここでは、
図3に示すように、LED26は電池交換の表示を行う
ためのもの、LED27はタンパ異常の表示を行うため
のもの、LED28は定時通報異常の表示を行うための
もの、LED29は侵入異常の表示を行うためのものと
なされている。従って、LED26が点灯している場合
には何れかのワイヤレスセンサの電池交換が必要である
ことを知ることができる。同様に、LED27が点灯し
ている場合には何れかのワイヤレスセンサが取り外され
ていたり、カバーが外されていることを知ることがで
き、LED28が点灯している場合には何れかのワイヤ
レスセンサが故障して定時通報を行っていないことを知
ることができ、LED29が点灯している場合には侵入
者があったことを知ることができる。ただし、この表示
だけでは電池交換が必要なワイヤレスセンサがどれであ
るのか、どのワイヤレスセンサがタンパ異常データを送
信したのか、どのワイヤレスセンサが定時通報を行って
いないのか、どのワイヤレスセンサが侵入者を検知した
のかを特定することはできない。
【0034】また、制御部12は異常テーブル30を管
理している。この異常テーブル30は図4に示すよう
に、異常コードとワイヤレスセンサの登録番号が対応し
て書き込まれるものである。ここでは異常コードの
「1」は電池交換要求に対応するものとし、異常コード
の「2」はタンパ異常に対応するものとし、異常コード
の「3」は定時通報異常に対応するものとし、異常コー
ドの「4」は侵入異常に対応するものとする。
【0035】なお、制御部12は、センター装置への通
報に際しては、従来と同様に単に異常発生を示す信号を
通報するものとする。
【0036】次に、動作について説明する。制御部12
は、登録テーブル21に登録されている呼び出し信号を
有するワイヤレスセンサから電池交換要求データを受信
した場合には、登録テーブル21を参照して、受信した
呼び出し信号に対応する登録番号、チャンネル番号を認
識し、異常テーブル29の異常コードの「1」の欄に当
該登録番号を対応させて書き込むと共に、電池交換の要
求を示すLED26、及び表示灯部25の中の当該チャ
ンネル番号に対応するLED30を点灯させ、更にセン
ター装置に対して異常通報を行う。
【0037】また、制御部12は、登録テーブル21に
登録されている呼び出し信号を有するワイヤレスセンサ
からタンパ異常データを受信した場合には、登録テーブ
ル21を参照して、受信した呼び出し信号に対応する登
録番号、チャンネル番号を認識し、異常テーブル29の
異常コードの「2」の欄に当該登録番号を対応させて書
き込むと共に、タンパ異常を示すLED27、及び表示
灯部25の中の当該チャンネル番号に対応するLED3
0を点灯させ、更にセンター装置に対して異常通報を行
う。
【0038】更に、制御部12は、登録テーブル21に
登録されている呼び出し信号を有するワイヤレスセンサ
から、前回の定時通報の後、所定時間経過しても定時通
報データを含む信号を受信しなかった場合には、登録テ
ーブル21を参照して、当該ワイヤレスセンサの登録番
号、チャンネル番号を認識し、異常テーブル29の異常
コードの「3」の欄に当該登録番号を対応させて書き込
むと共に、定時通報異常を示すLED28、及び表示灯
部25の中の当該チャンネル番号に対応するLED30
を点灯させ、更にセンター装置に対して異常通報を行
う。
【0039】同様に、制御部12は、登録テーブル21
に登録されている呼び出し信号を有するワイヤレスセン
サから侵入者を検知したことを示すデータを受信した場
合には、登録テーブル21を参照して、受信した呼び出
し信号に対応する登録番号、チャンネル番号を認識し、
異常テーブル29の異常コードの「4」の欄に当該登録
番号を対応させて書き込むと共に、侵入異常を示すLE
D29、及び表示灯部25の中の当該チャンネル番号に
対応するLED30を点灯させ、更にセンター装置に対
して異常通報を行う。
【0040】従って、例えば表示灯部25の中のチャン
ネル番号1番のLEDと、LED26が点灯している場
合には、チャンネル番号が1番の警戒エリアに設置され
てるワイヤレスセンサが電池交換要求データを送信した
ことが分かる。しかし、一つの警戒エリアには複数のワ
イヤレスセンサが設置されるのが通常であるので、この
表示だけではどのワイヤレスセンサが電池交換要求デー
タを送信したかを特定することは一般的にはできない。
【0041】そこで、何等かの異常を示すデータを送信
したワイヤレスセンサを特定できる情報を表示すること
が望まれるが、このために設けられているのがチェック
ボタン22と表示部24である。
【0042】チェックボタン22が押されると、制御部
12は異常テーブル30に書き込まれているデータを順
序に表示する。その表示の態様は表示部24の構成に応
じて適宜設定すればよい。その表示例を以下に示す。
【0043】図5は、表示部24が、複数行の文字表示
が可能で、しかも異常テーブル30に書き込まれている
全てのデータの表示が可能な大きさの表示画面を有する
LCDで構成されている場合の表示例を示しており、こ
の場合には一目でどの登録番号のワイヤレスセンサがど
のような異常を送信したかを知ることができる。図5で
は、登録番号が1番と3番のワイヤレスセンサから電池
交換要求データが送信され、登録番号が4番のワイヤレ
スセンサから定時通報が行われていないことが分かる。
【0044】また、表示部24が1行だけの文字表示が
可能なLCDである場合には、制御部12を、チェック
ボタン22が1回押される度毎に、異常コードの順に、
且つ登録番号の順に一つずつ表示するような動作を行う
ように設定しておけばよい。例えば、登録番号が1番と
3番のワイヤレスセンサから電池交換要求データが送信
され、登録番号が4番のワイヤレスセンサからタンパ異
常が送信された場合には、最初にチェックボタン22が
押されたときには図6(a)に示すように異常コード
「1」と登録番号「1」を表示し、次にチェックボタン
22が押されたときには図6(b)に示すように異常コ
ード「1」と登録番号「3」を表示し、次にチェックボ
タン22が押されたときには図6(c)に示すように異
常コード「3」と登録番号「4」を表示し、次にチェッ
クボタン22が押された場合には図6(a)に示す最初
の表示に戻るような表示制御を行うようにすればよい。
【0045】更に、表示部24として、図7に示すよう
に、7セグメントのLEDからなる、いわゆる日字形の
表示装置を2個用いることもできる。この場合には、一
方で異常コードを表示し、他方で登録番号を表示するよ
うにすればよい。このときにも、チェックボタン22が
1回押される度毎に、異常コードの順に、且つ登録番号
の順に一つずつ表示するような動作を行うように設定し
ておけばよい。
【0046】以上のようであるので、このコントローラ
によれば、チェックボタン22を押したときに表示部2
4に表示される情報によって、どのワイヤレスセンサが
電池交換を必要としているか、どのワイヤレスセンサが
タンパ異常であるか、どのワイヤレスセンサが定時通報
異常の状態にあるか、どのワイヤレスセンサが侵入者を
検知したかを明確に特定することができるので、警備員
はそれらのワイヤレスセンサに対して必要な措置を講じ
ればよい。即ち、電池交換が必要なワイヤレスセンサに
対しては電池交換を行い、タンパ異常にあるワイヤレス
センサに対しては当該ワイヤレスセンサを元の位置に取
り付け直したり、カバーを取り付け直したり、また定時
通報異常にあるワイヤレスセンサに対しては故障を直せ
ばよい。そして、警備員は、それぞれの異常の内容に応
じた必要な措置を講じてワイヤレスセンサを復旧させた
後は復旧ボタン23を押せばよい。
【0047】復旧ボタン23が押されると、制御部12
は、異常テーブル30に書き込まれているデータを消去
すると共に、表示灯部25の中の点灯しているLED、
及びLED26〜29の中の点灯しているLEDを消灯
させる。
【0048】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、
種々の変形が可能である。例えば、上述した表示部24
の表示の態様はあくまでも例に過ぎないものであり、要
するにどのワイヤレスセンサでどのような異常が生じて
いるかを表示することができればよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコントローラの一実施形態を示
す図である。
【図2】 図1に示すコントローラの制御部12が管理
する登録テーブル21の構造例を示す図である。
【図3】 図1に示すコントローラの筐体表面に設けら
れる表示パネルの例を示す図である。
【図4】 図1に示すコントローラの制御部12が管理
する異常テーブル30の構造例を示す図である。
【図5】 図1に示すコントローラの表示部24の表示
例を示す図である。
【図6】 図1に示すコントローラの表示部24の他の
表示例を示す図である。
【図7】 図1に示すコントローラの表示部24の更に
その他の表示例を示す図である。
【図8】 ワイヤレスセキュリティシステムの概略の構
成を示す図である。
【図9】 ワイヤレスセンサが送信する信号の形態を示
す図である。
【図10】 ワイヤレスセンサの構成例を示す図であ
る。
【図11】 従来のワイヤレスコントローラの構成例を
示す図である。
【符号の説明】
1…ワイヤレスセンサ、2…ワイヤレスセンサのアンテ
ナ、3…ワイヤレスコントローラ、4…コントローラの
アンテナ、5…通信回線、6…センター装置、7…セン
サヘッド、8…制御部、9…送信部、10…電池、11
…受信部、12…制御部、13…モデム、14…操作
部、21…登録テーブル、22…チェックボタン、23
…復旧ボタン、24…表示部、25…表示灯部、26、
27、28、29…LED、30…異常テーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレスセンサから無線送信される信
    号を受信するワイヤレスコントローラであって、ワイヤ
    レスセンサの電池異常、タンパ異常、定時通報異常等の
    ワイヤレスセンサに対するメンテナンスが必要な事項の
    異常を認識した場合には、これらの異常を発生している
    ワイヤレスセンサを特定できる情報を表示する手段を備
    えることを特徴とするワイヤレスコントローラ。
JP13312297A 1997-05-23 1997-05-23 ワイヤレスコントローラ Pending JPH10326398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13312297A JPH10326398A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 ワイヤレスコントローラ

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JP13312297A JPH10326398A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 ワイヤレスコントローラ

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ID=15097313

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JP13312297A Pending JPH10326398A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 ワイヤレスコントローラ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006027929A1 (ja) * 2004-09-08 2006-03-16 Omron Corporation 検知装置、異常監視システム、検知装置の制御プログラム、検知装置の制御プログラムを記録した記録媒体

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006027929A1 (ja) * 2004-09-08 2006-03-16 Omron Corporation 検知装置、異常監視システム、検知装置の制御プログラム、検知装置の制御プログラムを記録した記録媒体

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