JPH10326280A - 電子事典の表示方法および検索方法、並びに電子事典 - Google Patents

電子事典の表示方法および検索方法、並びに電子事典

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JPH10326280A
JPH10326280A JP12793297A JP12793297A JPH10326280A JP H10326280 A JPH10326280 A JP H10326280A JP 12793297 A JP12793297 A JP 12793297A JP 12793297 A JP12793297 A JP 12793297A JP H10326280 A JPH10326280 A JP H10326280A
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Application number
JP12793297A
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English (en)
Inventor
Yuji Ogiwara
雄二 荻原
Yasubumi Fujii
泰文 藤井
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Hitachi Ltd
Hitachi Digital Heibonsha Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Digital Heibonsha Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子事典および電子事典の表示・検索方法にお
いて、誰にでも使い勝手のよいユーザインターフェース
を提供し、高速な検索表示を実現できるようにすること
を目的とする。 【解決手段】複数の表示態様から選択された態様で各種
のアイコンおよび画面デザインを表示する。項目名検索
時には、項目名入力エリアに文字入力する度に、候補項
目名表示エリアに表示する候補の項目名を絞りこんでい
くようにする。またひらがなを入力して、漢字やカタカ
ナの本見出しの項目を検索できるようにする。候補とし
て一覧表示された本見出しにマウスカーソルを合わせる
と、読み表記をバルーンヘルプのように表示する。任意
のテーマ項目で電子事典の項目を集めて保存し、逆にテ
ーマ項目を読み出して該テーマ項目に含まれる項目にす
ぐにアクセスできるようにする。検索は、全文検索エン
ジンを用いて項目名検索まで行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子事典の表示方
法および検索方法、並びに電子事典に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の事典、辞書、辞典などの情
報をCD(Compact Disk)−ROM(Read Only Memory)に
格納したいわゆる電子事典が商品化されている。該CD
−ROMをパーソナルコンピュータ(パソコン)などに
装着し、所定のソフトウエアを用いて該CD−ROM内
の情報を検索表示する。CD−ROMは多くの情報を格
納できるので、本として作成すれば大部になるもので
も、CD−ROM化することによりコンパクトにするこ
とができる。また、ソフトウエアにより検索表示するの
で、本である事典を手で引くよりも高速で簡便に所望の
情報を検索表示できる。さらに、最近では、文字や図表
や写真以外に動画や音声情報などを含む事典も作成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような電子事典で
は、パソコンなどに装着してグラフィカルな画面を表示
しマウスなどのポインティングデバイスを使用して操作
することにより検索表示するものも少なくない。マウス
などを使用するので、初心者にも分かりやすく操作性は
よい。しかし、さらにユーザインターフェースを向上
し、子供でも大人でも初心者でもベテランでも使い勝手
よく操作でき、高速な検索表示を行なうことができるよ
うにすることが求められている。
【0004】本発明は、電子事典および電子事典の表示
・検索方法において、誰にでも使い勝手のよいユーザイ
ンターフェースを提供し、高速な検索表示を実現できる
ようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、記憶媒体に記憶された電子
事典から種々の情報を読み出して表示装置に表示する電
子事典の表示方法であって、画面上に各種のアイコンを
表示するとともに、該表示されたアイコンをポインティ
ングデバイスで指定する操作を行なうことで、電子事典
からの各種情報の読み出し制御指示を行なう読み出し制
御指示ステップと、複数の表示態様から1つを選択する
表示態様選択ステップと、上記表示態様選択ステップで
表示態様が選択された後は、画面上に表示する前記各種
のアイコンおよび画面デザインを前記選択された表示態
様ですべて表示するステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0006】請求項2に係る発明は、記憶媒体に記憶さ
れた電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に表
示する電子事典の表示方法であって、検索すべき項目名
を入力する項目名入力エリアと検索結果である候補の項
目名を一覧表示する候補項目名表示エリアとを有する項
目名検索画面を表示するステップと、上記項目名入力エ
リアに、検索すべき項目名の文字列を順次入力していく
ステップと、上記項目名入力エリアに入力された文字列
に基づいて電子事典を検索し、検索結果である候補の項
目名を上記候補項目名表示エリアに一覧表示するステッ
プであって、上記項目名入力エリアに文字入力する度
に、上記候補項目名表示エリアに表示する候補の項目名
を絞りこんでいくステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0007】請求項3に係る発明は、記憶媒体に記憶さ
れた電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に表
示する電子事典の表示方法であって、検索すべき項目名
を入力する項目名入力エリアと検索結果である候補の項
目名を一覧表示する候補項目名表示エリアとを有する項
目名検索画面を表示するステップと、上記項目名入力エ
リアに、検索すべき項目名の文字列をひらがなで入力す
るステップと、上記項目名入力エリアに入力されたひら
がな文字列に基づいて電子事典を検索し、該ひらがな文
字列を本見出しに含む項目の項目名、該ひらがな文字列
を項目読みに含む項目の項目名、および該ひらがな文字
列に対応するカタカナ文字列を本見出しに含む項目の項
目名を、検索結果である候補の項目名として、上記候補
項目名表示エリアに一覧表示するステップとを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項4に係る発明は、記憶媒体に記憶さ
れた電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に表
示する電子事典の表示方法であって、電子事典から検索
した項目の本見出しを、画面上の所定の表示エリアに表
示するステップと、該表示エリアに表示されている本見
出しにポインティングデバイスのカーソルを合わせたと
き、該本見出しの項目読みをバルーンヘルプで表示する
ステップとを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項5に係る発明は、記憶媒体に記憶さ
れた電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に表
示する電子事典の表示方法であって、1つのテーマ項目
に含める幾つかの項目を集めてその項目名を保存するス
テップと、該テーマ項目を読み出して、該テーマ項目に
含まれる項目の項目名を一覧表示するステップと、該一
覧表示された項目名から任意の項目名を選択して該項目
の本文を表示するステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項6に係る発明は、記憶媒体に記憶さ
れた電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に表
示する電子事典の表示方法であって、検索された項目の
本文を全画面表示するか分割画面表示するかを指定する
ステップと、所定の検索画面を表示し、ユーザからの検
索指示を受付け、指示にしたがって電子事典の検索を実
行し、検索された項目の項目名を一覧表示するステップ
と、一覧表示された項目名から本文を表示する項目を指
定するステップと、本文を表示する項目が指定されたと
き、全画面表示が指定されていたときは上記検索画面を
消去して全画面に該項目の本文を表示し、分割画面表示
が指定されていたときは上記検索画面中の所定領域に該
項目の本文を表示するステップとを備えたことを特徴と
する。
【0011】請求項7に係る発明は、請求項6におい
て、前記分割画面表示で表示された項目の本文中に所定
のアクションがあったときのみ該項目本文の履歴を取得
するとともに、前記全画面表示で表示された項目の本文
の履歴を取得することを特徴とするものである。
【0012】請求項8に係る発明は、記憶媒体に記憶さ
れた電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に表
示する電子事典の表示方法であって、所定の検索画面で
あって項目本文を表示する領域を有する検索画面を表示
し、ユーザからの検索指示を受付け、指示にしたがって
電子事典の検索を実行し、検索された項目の項目名を一
覧表示するステップと、上記一覧表示された項目名から
本文を表示する項目が指定されたとき、上記項目本文を
表示する領域に該指定された項目の本文を表示するとと
もに、上記一覧表示された項目名中で項目の指定のし直
しが行なわれたときには、すぐに指定された項目の本文
を表示するステップとを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項9に係る発明は、記憶媒体に記憶さ
れた電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に表
示する電子事典の表示方法であって、指定された項目の
本文を画面表示するとともに、該項目に関連する関連項
目の表示を指定するアイコンを表示するステップと、上
記アイコンをポインティングデバイスで指定する操作が
行なわれたとき、上記本文が表示されていた項目の関連
項目の本文のうちの最初の所定文字数分の文字情報およ
び付帯情報を表示するステップとを備えたことを特徴と
する。
【0014】請求項10に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、電子事典中の地
図データを読み出し該地図データに基づいて地図を表示
する際に、画面上の一部領域を使用して上記表示した地
図より広い範囲の概略地図を表示し、該概略地図の中で
上記表示した地図の位置を示す表示を行なうようにした
ことを特徴とする。
【0015】請求項11に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、電子事典中の地
図データを読み出し、該地図データに基づいて地図を表
示するステップと、該地図の表示領域の上下左右の辺の
付近にポインティングデバイスのカーソルが位置したと
き、該カーソルの形状を変更して表示するステップと、
カーソルの形状が変更された状態でポインティングデバ
イスのボタンがオンされた場合には、カーソルが位置す
る辺の方向に存在する隣の地図であって、論理的に意味
のある地図の表示に切り替えるステップとを備えたこと
を特徴とする。
【0016】請求項12に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、電子事典中の地
図データを読み出し、該地図データに基づいて地図を表
示するステップと、地図の関連項目の表示を指示するス
テップと、上記地図が表示されている状態から関連項目
の表示が指示されたときは、表示されている地図に関連
する関連項目を表示する画面に切り替えるステップとを
備えたことを特徴とする。
【0017】請求項13に係る発明は、請求項12にお
いて、関連項目の表示を、前記表示されていた地図に関
連する電子事典の項目見出し、該項目の本文の一部分、
および該項目に付随する図表類を表示するものとしたこ
とを特徴とする。
【0018】請求項14に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、電子事典中の地
図データに基づいて、各種の表示オブジェクトを含む地
図を表示するステップと、所定の表示オブジェクトの表
示部分を少なくとも第1の領域と第2の領域とに分け、
ポインティングデバイスのカーソルが第1の領域に位置
したときは第1のバルーンヘルプを表示し、ポインティ
ングデバイスのカーソルが第2の領域に位置したときは
第2のバルーンヘルプを表示するステップと、ポインテ
ィングデバイスのカーソルが上記表示オブジェクトの表
示部分の第1の領域に位置した状態でボタンがオンされ
た場合には該表示オブジェクトに関連する第1の情報を
表示し、ポインティングデバイスのカーソルが上記表示
オブジェクトの表示部分の第2の領域に位置した状態で
ボタンがオンされた場合には該表示オブジェクトに関連
する第2の情報を表示するステップとを備えたことを特
徴とする。
【0019】請求項15に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、地名検索指示を
受付けるステップと、上記地名検索指示が受付けられた
とき、所定の地名検索画面を表示し、ユーザに所望の地
名を選択させるステップと、上記選択された地名を含む
地図を表示するステップと、上記表示された地図中の上
記選択された地名の位置に、該位置を明確にするための
所定の図形を表示するステップとを備えたことを特徴と
する。
【0020】請求項16に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、電子事典中の年
表データに基づいて、時間軸を持つ年表を表示するステ
ップと、ポインティングデバイスのカーソルが上記年表
中に位置されたとき、該カーソルの周りに矩形を表示す
るとともに、該矩形の時間軸方向の長さを、その位置で
ポインティングデバイスのボタンをオンしたときに表示
される年表の項目が含まれる時間範囲に相当する長さと
して、表示するステップと、上記矩形が表示されている
状態でポインティングデバイスのボタンをオンしたと
き、該矩形の時間軸方向の長さに相当する時間範囲の年
表の項目を表示するステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0021】請求項17に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、電子事典中の年
表データに基づいて、所定の時間範囲の年表を1画面に
表示するステップと、それぞれが1画面分の年表に対応
するブロックを、複数個時間順に並べて表示するステッ
プと、上記複数個のブロックの任意の1つをポインティ
ングデバイスでオンすることにより、その時点で表示さ
れている年表を、オンされたブロックに対応する年表に
切り替えて表示するステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0022】請求項18に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、画面上に地図や
年表や家系図などの任意の図面を、別途用意した説明や
画像などのデータにリンクしたテキストや図形などのホ
ットスポットを埋め込んで、表示するステップと、上記
画面上の図面の上記ホットスポットをポインティングデ
バイスでオンすることにより、該ホットスポットにリン
クしたテキストや図形などを表示するステップとを備え
たことを特徴とする。
【0023】請求項19に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、指定された項目
の本文を画面表示するとともに、該項目に付随するメデ
ィアがあるときには該メディアの一覧であるメディアリ
ストを同時に表示するステップと、上記メディアリスト
から1つのメディアをポインティングデバイスで指定す
る操作が行なわれたとき、そのメディアを表示するステ
ップとを備えたことを特徴とする。
【0024】請求項20に係る発明は、請求項19にお
いて、ポインティングデバイスで前記表示されたメディ
ア上をクリックされたとき、該メディアの種類に応じ
て、メディアの拡大表示、またはメディアの再生を実行
することを特徴とするものである。
【0025】請求項21に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、画面上に第1〜
第6のアイコンを表示するステップと、上記第1のアイ
コンをポインティングデバイスでオンすることにより、
電子事典の項目の本文の表示に画面を切り替えるステッ
プと、上記第2のアイコンをポインティングデバイスで
オンすることにより、電子事典の項目を項目名で検索す
る画面に切り替えるステップと、上記第3のアイコンを
ポインティングデバイスでオンすることにより、電子事
典の本文の全体をキーワードで全文検索する画面に切り
替えるステップと、上記第4のアイコンをポインティン
グデバイスでオンすることにより、電子事典の地図デー
タを検索表示する画面に切り替えるステップと、上記第
5のアイコンをポインティングデバイスでオンすること
により、電子事典の年表データを検索表示する画面に切
り替えるステップと、上記第6のアイコンをポインティ
ングデバイスでオンすることにより、電子事典の図解デ
ータを表示する画面に切り替えるステップとを備え、上
記各アイコンの何れかをオンして画面を切り替えたとき
には、直前の画面の状態を再現した状態で画面表示する
ことを特徴とする。
【0026】請求項22に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、各ジャンルに割
り当てられた色を用いてそれらのジャンルの一覧を表示
し、それらのジャンルの中からユーザが所望するジャン
ルを設定するステップと、設定されたジャンルに関連す
る項目を抽出して一覧表示するステップと、一覧表示さ
れた中から選択した項目の本文を表示するとともに、該
項目が属するジャンルに割り当てられている色および該
ジャンル名称を表示するステップとを備えたことを特徴
とする。
【0027】請求項23に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、電子事典に格納
されている複数の地図を所定のカテゴリでグループ分け
し、各グループに属する地図の地図名称一覧である地図
目次を選択するために表示するグループごとの表示オブ
ジェクトを、各グループに対応する色で表示するステッ
プと、上記表示オブジェクトを選択することにより、所
望のグループの地図目次を表示するステップと、上記地
図目次から所望の地図名称を選択することにより該地図
名称の地図を表示するとともに、該地図が属するグルー
プに対応する色および該地図名称を表示するステップと
を備えたことを特徴とする。
【0028】請求項24に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から所望の項目を検索する電子事典の検
索方法であって、各項目の本見出しおよび項目読みの前
後に特殊な分離記号を付して並べた検索用インデックス
をあらかじめ用意しておき、項目名検索時には、全文検
索エンジンを用いて、検索すべき項目名の文字列の前ま
たは後ろに該分離記号を付けた文字列を検索対象文字列
として上記検索用インデックスから全文検索することを
特徴とする。
【0029】請求項25に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から所望の項目を検索する電子事典の検
索方法であって、あらかじめ全項目を幾つかのグループ
に分けておき、各グループごとに別々の分離記号を割り
当て、各グループに属する項目の本見出しおよび項目読
みの前後に該グループに割り当てられた分離記号を付し
て並べた検索用インデックスをあらかじめ用意してお
き、項目名検索時には、全文検索エンジンを用いて、検
索すべき項目名の文字列の前または後ろに該文字列が属
するグループに割り当てられた分離記号を付けた文字列
を検索対象文字列として、上記検索用インデックスから
全文検索することを特徴とする。
【0030】請求項26に係る発明は、請求項24また
は25において、前記検索用インデックスの各項目ごと
に、その項目に関連するジャンルを表すジャンル情報を
特殊な文字列で含めておき、検索時に、検索対象文字列
として該ジャンル情報を示す文字列を指定することによ
り、ジャンルで検索を行なえるようにしたことを特徴と
する。
【0031】請求項27に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、電子事典に格納
した各項目の本文データに、事典の本文としての表示を
行なうためにSGMLにしたがって設計したタグを埋め
込み、該本文を表示する際には、SGMLに基づき該タ
グにしたがった表示を行なうことを特徴とする。
【0032】請求項28に係る発明は、記憶媒体に記憶
された電子事典から種々の情報を読み出して表示装置に
表示する電子事典の表示方法であって、あらかじめ各項
目の本文のファイル群を結合して1つの大きなファイル
とし、さらにそのファイルをバイナリ変換したファイル
を電子事典の本文ファイルとして格納しておき、項目の
本文の読み出し時には、上記本文ファイルから必要な部
分を切り出し、逆変換して元のファイルを復元し、それ
を表示することを特徴とする。
【0033】請求項29に係る電子事典は、請求項1か
ら23の何れか1つに記載の表示方法を実現するプログ
ラムを、電子事典の検索用インデックス、本文データ、
地図データ、年表データ、および図解データとともに記
憶媒体に格納してなることを特徴とする。なお、本文デ
ータには、本文に含まれる図表・写真・動画・音声情報
なども含まれる。
【0034】請求項30に係る電子事典は、請求項24
から26の何れか1つに記載の検索方法を実現するプロ
グラムを、電子事典の検索用インデックスおよび本文デ
ータとともに記憶媒体に格納したことを特徴とする。
【0035】請求項31に係る電子事典は、請求項27
に記載のSGMLにしたがって設計したタグを埋め込ん
だ本文データを格納したことを特徴とする。
【0036】請求項32に係る電子事典は、請求項28
に記載のあらかじめ各項目の本文のファイル群を結合し
て1つの大きなファイルとし、さらにそのファイルをバ
イナリ変換した電子事典の本文ファイルを格納したこと
を特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施の形態を説明する。
【0038】図1は、本発明に係る電子事典を検索して
表示するのに用いる汎用のパーソナルコンピュータ(パ
ソコン)の概略構成を示す。このパソコンは、中央処理
処理(CPU)101、ランダムアクセスメモリ(RA
M)102、リードオンリメモリ(ROM)103、デ
ィスプレイ104、ハードディスク装置105、CD−
ROM(Compact Disk-ROM)装置106、キーボード1
07、マウス108、およびバスライン109を備えて
いる。各部101〜108は、バスライン109を介し
て接続されている。
【0039】CPU101は、この装置全体の動作を制
御する処理装置である。特に、CPU101は、所定の
プログラム(その動作は後述する)を実行することによ
り電子事典の検索や表示を行なう。RAM102は、プ
ログラムやデータをロードして実行するために用いるメ
モリである。ROM103は、BIOS(Basic Inputo
/Output System)などの基本的なプログラムやデータを
保持する不揮発メモリである。ディスプレイ104は、
CPU101からの指示に基づいて各種のデータを表示
する表示装置である。ハードディスク105は、プログ
ラムやデータを格納する記憶装置である。CD−ROM
装置106は、挿入されたCD−ROM(電子事典)か
らプログラムやデータを読み出す装置である。キーボー
ド107やマウス108は、ユーザがこの装置に各種の
指示を与えるときに使用する入力装置である。マウス1
08はマウスボタンを備えており、クリックなどの操作
を行なうことができるものである。以下では説明を簡単
にするため、マウスカーソルを合わせてマウスボタンを
クリックすることを、単に「オンする」と言うことがあ
る。なお、図1のパソコンには、あらかじめウインドウ
システムを備えた何らかのオペレーティングシステム
(OS)がインストールされているものとする。
【0040】本発明に係る電子事典は、CD−ROMの
形で提供される。その電子事典を使用可能にするために
は、そのCD−ROMをCD−ROM装置106に挿入
してインストール(セットアップ)を行なう。これによ
り、検索や表示を行なうプログラムおよび検索用のイン
デックスデータなどの必要なデータがハードディスク装
置105に格納され、使用可能になる。以後は、OSに
より規定される所定の方法(例えば、コマンドを入力し
たり、所定のアイコンを開く操作を行なうなど)でCD
−ROM上の電子事典を開き検索表示を行なうことがで
きる。なお、ハードディスク装置105にインストール
せずに、直接、CD−ROM上の検索表示プログラムを
RAM102上にロードして実行することにより検索表
示を行なうようにしてもよい。
【0041】この実施の形態では、電子事典をCD−R
OMで提供する例を説明するが、CD−ROMだけでな
く、DVD−ROMなどの他の記憶媒体で提供するよう
にしても良いし、ネットワーク(例えば、インターネッ
トやパソコン通信)で提供するようにしても良い。
【0042】電子事典の検索表示の外部仕様について説
明する。まず、OSにより定められた所定の方法により
電子事典を開くと、ディスプレイ104上に表紙ページ
が表示される。表紙には、電子事典の名称などが記載さ
れている。表紙の下部に、選択できるアイコンが表示さ
れる。図2(a)は、始めに表紙下部に表示されるアイ
コン群200を示す。各アイコン211〜217にはそ
れぞれ機能が割り当てられており、マウス108を操作
して画面上のマウスカーソルをアイコン211〜217
の何れかに合わせマウスボタンをクリックすることによ
り、当該アイコンの色が所定色に変更され、当該アイコ
ンに割り当てられている機能を開始する(当該機能を実
行している間はアイコンの色が所定色になり、現在実行
している機能がどれか分かるようになっている)。な
お、これらのアイコン211〜217は、表紙以外に
も、後述する各ウインドウの下部に表示されている。こ
れらのアイコン211〜217が表示されている限り、
その画面からこれらのアイコン211〜217をクリッ
クすることにより各アイコンに割り当てられた機能を即
時に開始できる。
【0043】次に、バルーンヘルプの機能について説明
する。この電子事典では、各種のアイコンを用いて検索
表示の指示が行なわれるが、任意のアイコンにマウスカ
ーソルを合わせると当該アイコンの機能概要を説明する
バルーンヘルプが自動的に表示され、ユーザが当該アイ
コンの機能概要を簡単に知ることができるようになって
いる。
【0044】図2(b)〜図2(g)は、バルーンヘル
プの表示例を示す。ここでは、アイコン群200のうち
の何れかのアイコンにマウスカーソルを合わせたときの
バルーンヘルプを示す。図2(b)は、アイコン211
にマウスカーソルを合わせたときのバルーンヘルプ22
1を示す。アイコン211は各種のオプションの選択設
定および電子事典を閉じる機能を実現するものであるの
で、「オプション/終了」とバルーンヘルプ221が表
示される。図2(c)は、アイコン213にマウスカー
ソルを合わせたときのバルーンヘルプ223を示す。ア
イコン213は電子事典を項目名で検索する機能を実現
するものであるので、「項目名検索」とバルーンヘルプ
223が表示される。図2(d)は、アイコン214に
マウスカーソルを合わせたときのバルーンヘルプ224
を示す。アイコン214は電子事典を全文検索する機能
を実現するものであるので、「全文検索」とバルーンヘ
ルプ224が表示される。図2(e)は、アイコン21
5にマウスカーソルを合わせたときのバルーンヘルプ2
25を示す。アイコン215は電子事典の地図を検索す
る機能を実現するものであるので、「地図検索」とバル
ーンヘルプ225が表示される。図2(f)は、アイコ
ン216にマウスカーソルを合わせたときのバルーンヘ
ルプ226を示す。アイコン216は電子事典の年表を
検索する機能を実現するものであるので、「年表検索」
とバルーンヘルプ226が表示される。図2(g)は、
アイコン217にマウスカーソルを合わせたときのバル
ーンヘルプ227を示す。アイコン217は電子事典の
図解データを表示する機能を実現するものであるので、
「図解検索」とバルーンヘルプ227が表示される。
【0045】次に、画面表示の態様を切り替える機能に
ついて説明する。この電子事典では、画面表示の態様を
「一般向け」と「子供向け」とで切り替えることができ
る。画面表示の態様とは、表紙の絵柄や各種のアイコン
の絵柄などの画面デザインのことである。「子供向け」
が選択されているときは、表紙の絵柄や各種のアイコン
の絵柄を子供でも分かるようにカラフルで漫画的なもの
にする。「一般向け」が選択されているときは、画面表
示の態様を一般向けにする。なお、表紙の絵柄や各種の
アイコンの絵柄だけでなく、各種の情報表示のためのウ
インドウの絵柄、バルーンヘルプなどのヘルプや各種の
メッセージの説明文などを「子供向け」と「一般向け」
とで変更するようにしてもよい。例えば、「子供向け」
が選択されているときは、バルーンヘルプなどのヘルプ
や各種のメッセージの説明文をひらがなのみで記載す
る、などである。
【0046】画面表示の態様の切り替えは以下のように
する。まずアイコン211にマウスカーソルを合わせ
(このとき図2(b)のバルーンヘルプ221が表示さ
れる)マウスボタンをクリックする。なお、その時点で
画面がどのような状態であっても、画面下部にアイコン
211が表示されている画面であれば、そのアイコン2
11をクリックすることで次に説明する「画面設定」ウ
インドウ(ダイアログボックス)310を開くことがで
きる。
【0047】図3(a)は、アイコン211のクリック
により表示されるポップアップメニュー301を示す。
メニュー301のうち、「画面設定」302を選択する
と、図3(b)の「画面設定」ウインドウ(ダイアログ
ボックス)310が表示される。「アイコン選択」グル
ープ311内のオプションボタン(ラジオボタン)31
2,313により画面表示の態様を切り替える。図3
(b)は、「一般向け」のオプションボタン312がオ
ンされていた状態から、「子供向け」のオプションボタ
ン313をマウス108でクリックし、「子供向け」に
切り替えた状態を示す。この後、「設定完了」ボタン3
14をマウス108でクリックすると、「画面設定」ウ
インドウ310が閉じ、これ以後の画面表示の態様が
「子供向け」に切り替わる。すなわち、これ以後は、す
べてのアイコンが「子供向け」の絵柄で表示される。ま
た、現在表示されているのが表紙ページであるときは、
その表紙の絵柄も「子供向け」になる。
【0048】図3(c)は、「一般向け」のアイコン群
200が、「子供向け」に切り替わって子供向けの絵柄
のアイコン群320になった様子を示す。アイコン32
1〜327は、それぞれ、アイコン211〜217に対
応する。「子供向け」から「一般向け」に切り替えると
きは、同様に、アイコン321をマウス108でクリッ
クして、図3(b)の「画面設定」ウインドウ310を
表示させ、「一般向け」のオプションボタン312をマ
ウスでクリックし、「設定完了」ボタン314をクリッ
クすればよい。なお、「設定完了」ボタン314の代わ
りに、「キャンセル」ボタン315をマウス108でク
リックすると、「画面設定」ウインドウ310の設定は
キャンセルされ、画面表示の態様は変更されない。
【0049】画面表示の態様が「一般向け」か「子供向
け」かは、ハードディスク105内の所定の領域に記憶
される。そして、パソコンのスイッチがオフされても、
次にオンされて電子事典を使用する際には、該領域が参
照され、設定されている画面表示の態様が再現される。
なお、以下では「一般向け」が選択されているものとし
て説明する。
【0050】次に、電子事典の項目名検索の機能につい
て説明する。項目名検索とは、ユーザが項目名(項目読
みや本見出し)を入力すると、その項目名に見合った見
出しの項目を検索表示する機能である。項目名検索を行
なうには、まず図2(a)のアイコン213にマウスカ
ーソルを合わせ(このとき図2(c)のバルーンヘルプ
223が表示される)マウスボタンをクリックする。こ
れにより、画面上に図4の項目名検索ウインドウ400
が表示される。なお、その時点で画面がどのような状態
であっても、画面下部にアイコン213が表示されてい
る画面であれば、そのアイコン213をクリックするこ
とで次に説明する項目名検索ウインドウ400を開くこ
とができる。その場合、一番近い過去に表示されていた
項目名検索ウインドウ400の状態を保持した形で項目
名検索ウインドウ400が開かれる。またアイコン21
3をクリックした時点でアイコン213の色が所定色
(ここでは赤)に変わり、項目名検索が行なわれている
間はそのアイコン213の色が(機能が切り替えられる
まで)保持される。
【0051】図4の項目名検索ウインドウ400におい
て、401は項目名を入力するエリアであり、該エリア
401内にはカーソル402が表示されている。403
は検索条件入力エリアである。検索条件入力エリア40
3は、いわゆるリストボックスになっており、該エリア
403の右側にある下向き三角ボタン404をマウス1
08でクリックすることにより、検索条件のリストが表
示され、その中から選択できるようになっている。具体
的には、検索条件として、「で始まる」、「で終わ
る」、または「テーマ項目を読む」のうちから1つを選
択できる。図4は、「で始まる」が選択されている状態
を示す。「で始まる」が選択されているときは、項目名
入力エリア401に入力された文字列で始まる項目をリ
ストアップして候補項目名表示エリア406に一覧表示
する。「で終わる」が選択されているときは、項目名入
力エリア401に入力された文字列で終わる項目をリス
トアップして候補項目名表示エリア406に一覧表示す
る。「テーマ項目を読む」については後述する。「クリ
ア」ボタン405は、項目名入力エリア401および候
補項目名表示エリア406をクリアするときクリックす
るボタンである。407は候補項目名表示エリア406
に表示された項目の数(検索件数)を示す。項目名検索
ウインドウ400の下部には、アイコン群420が設け
られている。アイコン群420のアイコンのうち左側の
7つのアイコンは、表紙ページのアイコン群200の7
つのアイコンと同じものである。右端の家の形のアイコ
ン421は表紙に戻るためのホームページアイコンを示
す。
【0052】図5は、図4の項目名入力エリア401に
「び」と入力した状態を示す。項目名入力エリア401
に文字を入力するとすぐ検索が実行され、検索結果が候
補項目名表示エリア406に表示される。検索条件とし
ては「で始まる」が選択されているので、「び」で始ま
る項目が検索され候補項目名表示エリア406に表示さ
れている。検索件数の表示407は「検索件数 22
件」と表示されている。候補の項目すべてを候補項目名
表示エリア406に表示することができない場合は、エ
リア406の右側にスクロールバー408やスクロール
ボタン409、410を表示し、マウス108でこれら
を操作することにより候補項目名表示エリア406内の
表示をスクロールできるようにし、これにより全候補を
参照できるようにする。
【0053】なお、候補項目名表示エリア406に表示
されている候補項目は、検索結果の項目のみである。従
来の電子事典類の項目名検索機能では、項目名入力エリ
アに見出しを入力すると、その見出しに位置付けされて
項目リストが表示されていた。例えば、「び」と入力し
た結果、候補項目名表示エリアには「び」から始まる項
目が表示されるが、その前後には、「び」から始まる項
目の直前の項目や直後の項目も並んでいる。したがっ
て、ユーザが見たい項目以外の項目が候補項目名表示エ
リアに表示されて煩雑になったり、少しスクロールをし
過ぎてユーザにとって不要な項目が表示されるといった
不都合があった。一方、本実施形態の電子事典では、候
補項目名表示エリア406には、検索結果の候補項目の
みが表示され、それ以外の項目が表示されることはない
ので、上述したような不都合はない。
【0054】候補項目名表示エリア406内では、図5
に示すように、項目名の本見出しを並べて候補項目が表
示される。「ビエト」、「鼻カタル」、「微気候」、…
などが項目名本見出しである。候補項目名表示エリア4
06に表示するのは本見出しのみであり、その項目の項
目読み(読み表記)は表示されない。そこで、この電子
事典では、候補項目名表示エリア406に表示された本
見出しにマウスカーソルを合わせると、バルーンヘルプ
のように、当該項目の項目読みを表示するようにしてい
る。図6は、図5の候補項目名表示エリア406の「微
速度撮影」の項目にマウスカーソルを合わせた状態を示
す。412に示すように、「微速度撮影」の項目読みが
「びそくどさつえい」と表示されている。これにより、
ユーザはマウスカーソルをその項目に合わせるだけで、
その項目読みを知ることができる。
【0055】図7は、図5のように項目名入力エリア4
01に「び」と入力した後、続けて「に」と入力した状
態を示す。「に」を入力するとすぐに検索が実行され、
検索条件は「で始まる」が選択されているので、「び
に」で始まる候補の項目のみが候補項目名表示エリア4
06に表示される。以上のようにして項目名入力エリア
401に見出しを入力していくと、1文字入力する度に
候補項目を絞っていくことができる。上記では「で始ま
る」が選択された場合を説明したが、「で終わる」が選
択されている場合も同様である。ただし、「で終わる」
が選択された場合は、項目名検索ウインドウ中に検索開
始ボタンが表示され、該ボタンがクリックされて検索開
始が指示されると、項目名入力エリア401に入力され
た文字列で終わる項目が検索され、候補項目名表示エリ
ア406に表示される。
【0056】なお、項目名入力エリア401の文字列に
したがって検索を行ない検索結果を候補項目名表示エリ
ア406に表示する処理は、項目名入力エリア401の
文字列が変更される度に実行される。すなわち、上記で
は「び」の後に「に」を追加する場合を説明したが、文
字を後ろに追加していく場合だけでなく、項目名入力エ
リア401の文字列の途中に文字を挿入したり、文字を
削除した場合も、すぐに検索が実行され検索結果が候補
項目名表示エリア406に表示される。例えば、図7の
状態から項目名入力エリア401の「びに」のうち
「に」を削除すると、「び」で検索が再度実行され検索
結果が図5のように表示されることになる。
【0057】また、上記では項目名入力エリア401に
ひらがなで「びに」と入力した場合を説明したが、ひら
がなで入力したときは、そのひらがな文字列を本見出し
に含む項目、そのひらがな文字列を項目読み(読み見出
し)に含む項目、そのひらがな文字列に対応するカタカ
ナ文字列を本見出しに含む項目が、すべて検索される。
例えば、上述のようにひらがなで「びに」と入力したと
きは(検索条件は「で始まる」とする)、本見出しが
「びに」、「ビに」、「びニ」、または「ビニ」で始ま
る項目、および項目読みが「びに」で始まる項目がすべ
て検索される。また、漢字やカタカナを含む本見出しを
項目名入力エリア401に入力して検索することもでき
る。例えば、項目名入力エリア401に「金」と入力す
ると(検索条件は「で始まる」とする)、本見出しが
「金」で始まる項目が検索され候補項目名表示エリア4
06に表示される。さらに、「金」の次に「海」と入力
すると、本見出しが「金海」で始まる項目に絞り込まれ
て候補項目名表示エリア406に検索結果が表示され
る。
【0058】なお、漢字入力はいわゆるかな漢字変換プ
ログラム(OSに付属のものでよい)を用いるが、「で
始まる」が指定されているときには、項目名入力エリア
401に入力した漢字が確定したときに検索を開始する
ようになっている。「金海」などの2文字以上が一遍に
確定される場合は、直接それらの確定された文字列で検
索が実行される。
【0059】以上のように、本実施形態の電子事典で
は、図4のような項目名検索ウインドウ400により、
ひらがなでも検索できるし、漢字やカタカナでも検索で
きる。ひらがなで入力したときには、その文字列を項目
読みに持つ項目やカタカナの項目も検索されるので、例
えば漢字を入力することができない子供や初心者でも電
子事典を引くことができる。
【0060】次に、検索した候補項目から1つを選んで
その項目の本文を表示する機能について説明する。本文
の表示の仕方としては、本文を全画面に表示する方法と
項目名検索ウインドウの右側の分割画面に本文を表示す
る方法の2つがある。それらの表示方法の切り替えは、
「画面設定」ウインドウで行なうが、これについては後
述する。
【0061】図7のように候補項目を絞り込んだ後、候
補項目名表示エリア406の項目のうちの1つをマウス
108でクリックして、当該項目の本文を表示する。い
ま図7の状態から候補項目名表示エリア406の「ビニ
ル樹脂」をマウス108でクリックしたとする。本文を
全画面に表示する方法が選択されていた場合は、図8の
ように、全画面を使って「ビニル樹脂」の項目の本文8
01が表示される。分割画面に本文を表示する方法が選
択されていた場合は、図10のように、項目名検索ウイ
ンドウ400の右側の分割画面の領域に「ビニル樹脂」
の項目の本文1001が表示される。
【0062】図8のように、本文を全画面に表示する方
法が選択されていた場合、表示された項目の本文801
中に他の項目が含まれているときは、その部分の色が所
定の色に変更されて表示され(いわゆるリンクが貼られ
ているホットスポットの表示)、マウス108でその部
分をクリックすると当該項目へジャンプすることができ
る。例えば、図8の本文801では「塩化ビニル樹脂」
の部分の色が本文中の他の部分とは異なる所定色になっ
ており、このホットスポット部分をマウス108でクリ
ックすると、図9のように当該項目「塩化ビニル樹脂」
の本文901が表示される。このようにして、本文中の
種々の関連する項目をたどっていくことができ、電子事
典をハイパーテキストとして使用できるようになってい
る。また、電子事典の別項目へジャンプするだけでな
く、本文中にURL(Uniform Resource Locator)を埋め
込んでおき、当該URLに対応するホットスポット部分
をクリックするとインターネットに自動接続して当該U
RLにアクセスすることもできる。なお、図8や図9で
は項目の本文が文字データのみの場合を示したが、文字
データだけでなく、図表、写真、動画、音声などの情報
を本文中に含むようにしてもよい。
【0063】なお、「全画面」というのは、ウインドウ
システムで動作している場合は電子事典を開いているウ
インドウの画面のことであり、必ずしも表示装置の全画
面と言うことではない。要するに、検索画面を消去し
て、本文を表示すると言うことである。
【0064】図10のように、本文を分割画面で表示す
る方法が選択されていた場合、表示された本文1001
中にリンクが貼られた他の項目や埋め込まれたURLが
あり、対応するホットスポット部分をマウスでクリック
するとジャンプできることは、図8の全画面表示の場合
と同様である。分割画面で表示する場合、右側に本文が
表示されている項目については、候補項目名表示エリア
406の当該項目名が反転されて表示される。例えば、
図10では、右側に「ビニル樹脂」の本文1001が表
示されているので、左側の候補項目名表示エリア406
の「ビニル樹脂」が反転表示されている。さらに、左側
に表示されている候補項目名表示エリア406の各項目
をマウス108でクリックすることにより、当該項目の
本文を右側に表示することができる。例えば、図10の
状態から、候補項目名表示エリア406の「ビニル線」
をマウス108でクリックすると、図11のように「ビ
ニル線」の本文1101が表示される。なお、候補項目
名表示エリア406の各項目をマウス108でクリック
する代わりに、キーボード107のカーソル移動キー
(↑キーおよび↓キー)を用いて表示する項目を選択し
てもよい。例えば、図10の状態から、↓キーを1回押
下して候補項目名表示エリア406の「ビニル線」を反
転させると、図11のように「ビニル線」の本文110
1が表示される。
【0065】次に、本文を全画面に表示するか分割画面
に表示するかを切り替える方法を説明する。画面下部に
図2(a)のアイコン211(「子供向け」の態様の場
合もある)が表示されているときは、いつでも、このア
イコン211をクリックして以下の手順で指定していく
ことにより、全画面表示か分割画面表示かを切り替える
ことができる。
【0066】図12は、図7の状態からアイコン211
をマウス108でクリックした状態を示す。これによ
り、図3(a)でも説明したように、ポップアップメニ
ュー301が表示される。メニュー301のうち、「画
面設定」302を選択すると、図13の「画面設定」ウ
インドウ1300が表示される。この「画面設定」ウイ
ンドウ1300は、図3(b)の「画面設定」ウインド
ウ310と同じものである。「画面設定」ウインドウ1
300において、「検索表示画面」グループ1301内
のオプションボタン1302,1303により検索表示
画面を全画面表示にするか分割画面表示にするかを切り
替える。図13は、「分割画面」が選択された状態を示
す。この状態から「設定完了」ボタン1304をマウス
108でクリックすると、「画面設定」ウインドウ13
00が閉じ、これ以後の項目本文の表示は分割画面表示
となる。「全画面」表示にしたいときは、オプションボ
タン1302をオンして「設定完了」ボタン1304を
オンすればよい。なお、「設定完了」ボタン1304の
代わりに、「キャンセル」ボタン1305をマウス10
8でクリックすると、「画面設定」ウインドウ1300
の設定はキャンセルされ、検索表示画面の態様は変更さ
れない。
【0067】次に、上述したように全画面表示または分
割画面表示で本文が表示されている状態から、その関連
項目を表示する機能を説明する。ある指定された項目の
本文が、全画面表示で表示されている場合(例えば、図
8)、あるいは分割画面表示で表示されている場合(例
えば、図10)は、画面下部に「関連項目」アイコンが
表示される。「関連項目」アイコンは、図8や図10の
画面下部の↑と↓を組み合わせたアイコンである。この
「関連項目」アイコンをクリックすると、いま本文が表
示されていた項目に関連のある項目の一覧(関連項目画
面)が表示される。なお、「関連項目」アイコンをクリ
ックすると、関連項目画面が表示されるまでの間のみ、
アイコンの色が所定色に変わる。
【0068】図46に、関連項目表示画面(ウインド
ウ)の例を示す。関連項目表示画面に表示される関連項
目リストは、「文中送り」項目と「文末送り」項目と
「呼び元」項目(「直送」項目は除く)で構成される。
「文中送り」項目とは、その項目(前回全画面表示また
は分割画面表示で本文が表示されていた項目)の本文中
に含まれるホットテキストの項目(すなわち、その部分
をクリックすると、直接、当該項目本文の表示に飛ぶこ
とができるような項目)のことである。「文末送り」項
目とは、前回本文表示されていた項目の本文の文末に関
連項目として明示されている項目のことである。「呼び
元」項目とは、前回本文表示されていた項目に対してリ
ンクを張っている呼び元の項目のことである。「直送」
項目とは、前回本文表示されていた項目と同じ本文を指
す項目(別の見出し)のことである。
【0069】図46のような関連項目表示画面では、
「重要関連項目」と表示した後に「文末送り」項目と
「文中送り」項目をこの順で表示する。その次に、「そ
の他の関連項目」と表示し、その後に「呼び元」項目を
表示する。各関連項目については、項目名(タイトル)
と読みを表示するとともに、本文先頭からの所定文字数
分(例えば、35文字程度)だけ表示する。この文字数
を超える場合は、最後に「…」を表示する。さらに、各
関連項目に関して付帯情報を表示する。付帯情報とは、
例えば、人名チェック欄(その関連項目が人名の項目で
ある場合にマーキングされる欄)や地名チェック欄(そ
の関連項目が地名である場合にマーキングされる欄)な
どであり、何らかの付帯的な情報であればよい。関連項
目が多いときは、スクロールバーを表示してスクロール
させる。関連項目表示画面の右上にもジャンルを示す表
示がなされ、ここには前回に表示していた本文のジャン
ルと同じものが表示される。関連項目表示画面の関連項
目リストの項目名をクリックすることにより、その項目
の本文表示に切り替える。また、関連項目表示画面は、
右上の「閉じる」ボタンのクリックにより閉じ、前回表
示していた本文表示に戻る。なお、図46は関連項目表
示画面のフォームを示すための図であり、その内容(同
じ関連項目が表示されている点や人名と地名の両方にチ
ェックがされている点など)は意味がない。
【0070】次に、検索時に各種の条件設定を行なって
検索結果を絞り込む機能について説明する。図4〜図7
で説明したような項目名検索ウインドウ400は、候補
項目名表示エリア406の下に「条件設定」ボタン41
1を備えており、これにより各種の条件設定を行なって
検索結果を絞り込むことができるようになっている。
【0071】図14は、図5の状態から「条件設定」ボ
タン411をマウス108でクリックしたときの状態を
示す。項目名検索ウインドウ400の右側に条件設定画
面1401が表示されている。この条件設定画面140
1の「ジャンルで探す」には、チェックボックス付きで
各種のジャンルの一覧が表示されている。「地域・国で
探す」には、チェックボックス付きで地域・国の名称の
一覧が表示されている。また、「人名で探す」および
「メディアで探す」のチェックボックスが表示されてい
る。ユーザは、これらのジャンルあるいは地域・国など
の中から、絞り込みたい条件のチェックボックスをチェ
ックする。チェックは、マウス108でチェックボック
スをクリックすることにより行なう。チェックされたチ
ェックボックスには、レ点が表示される。チェックを戻
すには、再度チェックボックスをクリックすればよい。
チェックするチェックボックスは、複数あってよい。複
数のチェックボックスがチェックされている場合は、
「ジャンルで探す」の中はいずれかを含む(OR)で結
ばれ、「地域・国で探す」の中はいずれかを含む(OR
条件)で結ばれ、「ジャンルで探す」と「地域・国で探
す」と「人名で探す」と「メディアで探す」との間はこ
れらを含む(AND条件)で結ばれて検索表示される。
ユーザが所望のチェックボックスをチェックするごと
に、候補の絞り込みが行なわれる。また、チェックを外
すごとに候補一覧が元に戻る。
【0072】図15は、図14の状態から「経済・産業
と技術」のチェックボックス1405をチェックした状
態を示す。図14の候補項目名表示エリア406には多
くの候補が表示されていたが、チェックボックス140
5のチェックにより、図15では「経済・産業と技術」
に関連する項目のみに絞り込まれて候補項目名表示エリ
ア406に候補が表示されている(逆に言えば、各項目
には、当該項目が関連するジャンルや地域・国の情報が
付されている)。このようにして、ユーザは、候補項目
名表示エリア406に表示される候補を所望の条件で絞
り込んでいくことができる。絞り込んだ後は、候補項目
名表示エリア406の何れかの項目をクリックして、当
該項目の本文を表示する。図16は、図15の状態から
候補項目名表示エリア406の「微粉炭」をクリックし
た状態を示す。「微粉炭」の項目の本文1601が表示
されている(分割画面が選択されているものとする)。
【0073】なお、図14の条件設定の画面1401
中、「クリア」ボタン1403はすべてのチェックをク
リアするためのボタン、「閉じる」ボタン1404は条
件設定の画面1401を閉じるためのボタンである。
【0074】上記では候補項目名表示エリア406に表
示された項目を条件設定して絞り込む場合を説明した
が、始めから所定の条件に見合う項目をすべて検索する
こともできる。そのためには、候補項目名表示エリア4
06に何も表示されていない状態で(クリアボタン40
5でクリアすればよい)、「条件設定」ボタン411を
オンし、上述の図14で所望のチェックボックスをチェ
ックして条件設定すればよい。これにより、設定した条
件に合致する項目すべてが検索され、候補項目名表示エ
リア406に表示される。その後、候補項目名表示エリ
ア406の何れかの項目をクリックして、当該項目の本
文を表示すればよい。要するに、条件設定では、図14
で設定された条件に合致する項目を検索するが、その検
索対象は、候補項目名表示エリア406に項目名が存在
する場合はそれらの項目であり、候補項目名表示エリア
406に項目名が存在しない場合は全項目である。な
お、候補項目名表示エリア406に何も表示されていな
い状態で条件設定して該条件に合致する項目を候補項目
名表示エリア406に表示した後、項目名入力エリア4
01に文字入力することにより図4〜7で説明したよう
な候補項目の絞り込みを行なうことができる。すなわ
ち、項目名入力エリア401に文字入力することによる
候補の絞り込みと条件設定による候補の絞り込みとは、
任意の順で任意の回数だけ行なうことができ、これによ
りユーザは所望の候補に絞り込むことができる。
【0075】次に、電子事典の全文検索機能について説
明する。全文検索機能とは、ユーザが入力した幾つかの
キーワードを電子事典の本文の全体から検索し、検索結
果を表示する機能である。全文検索を行なうには、まず
図2(a)のアイコン214にマウスカーソルを合わせ
(このとき図2(d)のバルーンヘルプ224が表示さ
れる)マウスボタンをクリックする。これにより、画面
上に図17の全文検索ウインドウ1700が表示され
る。なお、その時点で画面がどのような状態であって
も、画面下部にアイコン214が表示されている画面で
あれば、そのアイコン214をクリックすることで次に
説明する全文検索ウインドウ1700を開くことができ
る。その場合、一番近い過去に表示されていた全文検索
ウインドウ1700の状態を保持した形で全文検索ウイ
ンドウ1700が開かれる。
【0076】図17の全文検索ウインドウ1700にお
いて、1701はキーワードを入力するエリアであり、
3つのキーワードを入力できるように3段に分かれてい
る。図17は、そのキーワード入力エリア1701の第
1段目に「昆虫」と入力した状態を示す。入力文字の後
にカーソル1702が表示されている。1703は検索
条件入力エリアである。検索条件入力エリア1703
は、いわゆるリストボックスになっており、該エリア1
703の右側にある下向き三角ボタン1704をマウス
108でクリックすることにより、検索条件のリストが
表示され、その中から選択できるようになっている。具
体的には、検索条件として、「をすべて含む」、「のい
ずれかを含む」、または「テーマ項目を読む」のうちか
ら1つを選択できる。なお、「テーマ項目を読む」は、
項目名検索の場合のみ選択可能とし、全文検索の場合は
選択できないようにしても良い。
【0077】図17は、「をすべて含む」が選択されて
いる状態を示す。「をすべて含む」が選択されていると
きは、キーワード入力エリア1701の各段に入力され
た文字列をすべて本文中に含むような項目をリストアッ
プして候補項目名表示エリア406に一覧表示する。
「のいずれかを含む」が選択されているときは、キーワ
ード入力エリア1701の各段に入力された文字列のい
ずれかを本文中に含むような項目をリストアップして候
補項目名表示エリア406に一覧表示する。「テーマ項
目を読む」については後述する。「検索開始」ボタン1
705は、全文検索の開始を指示するためのボタンであ
る。「クリア」ボタン1706は、キーワード入力エリ
ア1701および候補項目名表示エリア406をクリア
するときクリックするボタンである。407は候補項目
名表示エリア406に表示された項目の数(検索件数)
を示す。全文検索ウインドウ1700の下部には、アイ
コン群1720が設けられている。アイコン群1720
のアイコンのうち左側の7つのアイコンは、表紙ページ
のアイコン群200の7つのアイコンと同じものであ
る。
【0078】図18は、図17のキーワード入力エリア
1701に「昆虫」と入力し、「検索開始」ボタン17
05をマウス108でクリックした状態を示す。「検索
開始」ボタン1705のクリックにより検索が実行さ
れ、検索結果が候補項目名表示エリア406に表示され
る。検索条件としては「をすべて含む」が選択されてい
るので、3段あるキーワード入力エリア1701の各段
のキーワードを本文中にすべて含む項目が検索される
が、ここでは1つのキーワードのみ入力されているの
で、そのキーワード「昆虫」が本文中に含まれるような
項目が検索され、候補項目名表示エリア406に表示さ
れている。その件数が検索件数の表示407に表示され
ている。候補の項目すべてを候補項目名表示エリア40
6に表示することができない場合は、図5で説明した項
目名検索ウインドウ400の場合と同様に、候補項目名
表示エリア406の右側にスクロールバーやスクロール
ボタンを表示し、マウス108でこれらを操作すること
により候補項目名表示にエリア406内の表示をスクロ
ールできるようにし、これにより全候補を参照できるよ
うにする。候補項目名表示エリア406の候補の表示の
仕方は、項目名検索の場合と同様である。
【0079】図18のように、候補項目名表示エリア4
06に検索結果が表示された後、それらの候補のうちか
ら1つを選択して本文を表示させる仕方は、項目名検索
で説明したのと同じである。すなわち、候補項目名表示
エリア406から1つの項目をクリックすると、その項
目の本文が表示される。「画面設定」ウインドウ130
0で検索表示画面として「全画面」が設定されていると
きは図8で説明したような全画面表示が行なわれ、「分
割画面」が設定されているときは図10で説明したよう
な分割画面表示が行なわれる。図19は、図18の状態
から候補項目名表示エリア406の「アリガタバチ」を
マウス108でクリックしたときの状態を示す。ただ
し、分割画面表示が設定されているものとする。全文検
索ウインドウ1700の右側領域に「アリガタバチ」の
本文1901が表示されている。
【0080】なお、図18や図19の全文検索ウインド
ウ1700においても、候補項目名表示エリア406に
表示された候補を絞り込むために条件設定を行なうこと
ができる。そのためには、「条件設定」ボタン411を
クリックすればよい。条件設定による絞り込みの仕方
は、図14〜図16で説明したとおりである。
【0081】次に、テーマ項目への保存の機能、および
テーマ項目から読む機能について説明する。テーマ項目
とは、あるテーマに関連する項目群を集めたものであ
る。あらかじめファクトリ・プリセットされたテーマ項
目も存在するが、この電子事典では、ユーザが所望のテ
ーマを決めそのテーマのもとに幾つかの項目を集めて保
存しておき、後でそのテーマ項目を読むことにより、当
該テーマに関連する項目を簡単に検索表示できるように
なっている。以下では、まずテーマ項目への保存の仕方
を説明し、次にテーマ項目の読み出し方について説明す
る。
【0082】ある項目をテーマ項目へ保存するには以下
のようにする。まず、図2(a)のアイコン211にマ
ウスカーソルを合わせ(このとき図2(b)のバルーン
ヘルプ221が表示される)マウスボタンをクリックす
る。これにより、図3(a)でも説明したように、ポッ
プアップメニュー301が表示される。メニュー301
のうち、「テーマ項目へ保存」を選択する。図20は、
図19の状態からアイコン211をクリックしてポップ
アップメニュー301を表示し、そのうち「テーマ項目
へ保存」2001を選択した状態を示す。これにより、
図21の「テーマ項目へ保存」ウインドウ2100が表
示される。なお、表示されているのが本文表示画面、項
目名検索画面、全文検索画面の何れかであるときは、画
面下部にアイコン211が表示されており、そのアイコ
ン211をクリックしてメニュー301から「テーマ項
目へ保存」2001を選択することで、次に説明する
「テーマ項目へ保存」ウインドウ2100を開くことが
できる。
【0083】図21は、「テーマ項目へ保存」ウインド
ウ(ダイアログボックス)2100を示す。2110は
テーマ項目へ保存する項目の複写元を指定するグループ
である。このグループ2110で指定した複写元の項目
群が複写元候補項目一覧2120に表示される。複写元
グループ2110のうち、2111は「本文参照履歴」
ボタンであり、このボタン2111をオンすると、複写
元候補項目一覧2120にはこの時点から遡って本文を
参照した項目が所定数だけ表示される。すなわち、最近
本文を参照した所定数の項目である。複写元グループ2
110のうち、2112は「項目名一覧」ボタンであ
り、このボタン2112をオンすると、複写元候補項目
一覧2120にはこの時点で候補項目名表示エリア40
6に表示されていた項目が表示される。図21は「項目
名一覧」ボタンがオンされた状態を示し、ここでは図1
9の全文検索を行なった状態から図21の「テーマ項目
へ保存」ウインドウ2100を開いているから、図19
の候補項目名表示エリア406に表示されていた項目が
図21の複写元候補項目一覧2120に表示されてい
る。複写元グループ2110のうち、2113は「既存
テーマ項目」ボタンであり、このボタン2113をオン
して、既存テーマ項目入力エリア2114に既存のテー
マ項目名を入力すると、複写元候補項目一覧2120に
は当該名称の既存テーマ項目に含まれる項目名がすべて
表示される。なお、参照ボタン2115をオンして、既
存のテーマ項目の一覧を表示し、既存テーマ項目入力エ
リア2114に入力するテーマ項目名を、その一覧の中
から選択することもできる。
【0084】ユーザは、以上のようにして複写元候補項
目一覧2120に表示された項目から所望の項目を選択
して複写項目一覧2140に移すことにより、テーマ項
目へ保存する項目を決める。具体的には、複写元候補項
目一覧2120に表示された項目をクリックして選択状
態とし(選択状態の項目は反転表示される)、矢印21
50をクリックすることにより、複写項目一覧2140
に移す。ウインドウシステムが本来備えている複数項目
を選択状態にする機能を用いて、複写元候補項目一覧2
120内の複数の項目を選択状態とし、矢印2150を
クリックして、一遍に複写項目一覧2140に移しても
よい。また、「全件複写」ボタン2130をクリックし
て、複写元候補項目一覧2120内の全件を一遍に複写
項目一覧2140に移してもよい。複写項目一覧214
0に移した項目のうち、テーマ項目に保存するのを取り
やめたい項目があったときには、当該項目をマウス10
8でクリックして選択状態とし矢印2160をオンすれ
ばよい。図21は、複写元候補項目一覧2120内の
「アリガタバチ」をマウス108でクリックし、矢印2
150をクリックし、複写元候補項目一覧2120内の
「イワヒバリ」をマウス108でクリックし、矢印21
50をクリックして、これら2件を複写項目一覧214
0に移した状態を示している。
【0085】以上のような操作で、テーマ項目に保存し
たい項目を複写項目一覧2140に移した後、「保存」
ボタン2171をマウス108でクリックする。これに
より、不図示のテーマ項目ファイル名指定ウインドウが
開き、そこでテーマ項目のファイル名を入力して保存ボ
タンをオンすることにより、複写項目一覧2140の項
目が、入力されたテーマ項目名で、保存される。なお、
図21で「キャンセル」ボタン2172をオンすると、
「テーマ項目へ保存」ウインドウ2100の設定はキャ
ンセルされる。いま図21のように「アリガタバチ」と
「イワヒバリ」を、「アで始まる昆虫」というテーマ項
目名を付けて、保存したとする。
【0086】次に、テーマ項目から読む機能について説
明する。テーマ項目から読みたい場合は、上述の図4〜
図7などで説明した項目名検索ウインドウ400の検索
条件入力エリア403、あるいは図17〜図19で説明
した全文検索ウインドウ1700の検索条件入力エリア
1703で、検索条件として「テーマ項目を読む」を選
択する。図22は、全文検索を行なった図19の状態か
ら、検索条件入力エリア1703で検索条件として「テ
ーマ項目を読む」を選択しようとしている状態を示す。
具体的には、図19の状態から下向き矢印1704をオ
ンした状態が図22である。ここから、マウスカーソル
を「テーマ項目を読む」に合わせてマウスボタンをクリ
ックすることにより、検索条件として「テーマ項目を読
む」を選択する。
【0087】検索条件入力エリア403,1703で検
索条件として「テーマ項目を読む」を選択すると、図2
3の「テーマ項目を読む」ウインドウ2300が開く。
このウインドウ2300において、2311はテーマ項
目を読むときに指定するボタンである。2312は、読
みたいテーマ項目のファイル名称を入力するエリアであ
る。2313は参照ボタンであり、このボタン2313
をオンすることによりテーマ項目として登録されている
ファイル名がすべて一覧表示され、その中からエリア2
312に入力するテーマ項目ファイル名を選択すること
ができる。テーマ項目ボタン2311をオンし、テーマ
項目ファイル名2312を設定し、開くボタン2314
をオンすると、「テーマ項目を読む」ウインドウ230
0は閉じ、元の項目名検索ウインドウ400または全文
検索ウインドウ1700の候補項目名表示エリア406
に当該テーマ項目に含まれる項目が表示される。
【0088】図24は、図23のテーマ項目を読むウイ
ンドウ2300で「アで始まる昆虫」をテーマ項目とし
て開く操作を行なったときの状態を示す。テーマ項目を
読むウインドウ2300を開く前は図22に示すような
全文検索ウインドウ1700の状態であったが、テーマ
項目「アで始まる昆虫」を開くことにより、図24の候
補項目名表示エリア406にはテーマ項目「アで始まる
昆虫」に含まれる2件の項目名が表示されている。この
後は、このエリア406に表示されているいずれかの項
目をマウスでクリックするとその項目の本文が表示され
る。図25は、図24の状態から「アリガタバチ」をマ
ウス108でクリックした状態を示す。アリガタバチに
関する本文2501が表示されている。このようにし
て、ユーザは、テーマ項目として所望の項目を登録して
おき、テーマ項目を読む機能で簡単にそのテーマに関す
る項目を検索表示させることができる。
【0089】次に、この電子事典の地図検索機能につい
て説明する。地図検索機能とは、世界地図や日本地図な
どを検索しながら表示していく機能である。地図検索を
行なうには、まず図2(a)のアイコン215にマウス
カーソルを合わせ(このとき図2(e)のバルーンヘル
プ225が表示される)マウスボタンをクリックする。
これにより画面上に図26の地図検索ウインドウ260
0が表示される。なお、その時点で画面がどのような状
態であっても、画面下部にアイコン215が表示されて
いる画面であれば、そのアイコン215をクリックする
ことで次に説明する地図検索ウインドウ2600を開く
ことができる。その場合、一番近い過去に表示されてい
た地図検索ウインドウ2600の状態を保持した形で地
図検索ウインドウ2600が開かれる。
【0090】図26の地図検索ウインドウ2600にお
いて、画面右側には地図目次を選択する5つの分類ボタ
ン2601〜2605が表示されている。2610は選
択された分類の地図目次を表示するエリアである。例え
ば、「大陸・地域」ボタン2601をオンすると、地図
目次エリア2610には、「大陸・地域」の地図目次が
表示される。「世界の国」ボタン2602をオンする
と、地図目次エリア2610には、「世界の国」の地図
目次が表示される。図26は、「日本の県」ボタン26
04がオンされて、日本の県に関する地図目次が表示さ
れた状態を示す。地図目次エリア2610に表示しきれ
ない場合には、画面をスクロールするためのスクロール
バー2611、および上下のスクロールボタン261
2,2613が用意される。
【0091】図27は、図26の状態から「世界の国」
ボタン2602をオンした状態を示す。地図検索ウイン
ドウ2600の地図目次エリア2610には「世界の
国」の地図目次が表示されている。実際に地図を表示し
たいときは、地図目次エリア2610に表示されている
地図名をマウス108でクリックすればよい。図28
は、図27の状態から「アメリカ合衆国」2701をマ
ウス108でクリックした状態を示す。地図ウインドウ
2800に、いま指定されたアメリカ合衆国の地図28
01が表示されている。地図2801内には、アメリカ
合衆国の都市や地域の名前が幾つか表示されている。右
上の矩形2802には、現在表示されている地図の範囲
が、より広い範囲から見てどの辺りであるかを示す大ま
かな地図が表示される。例えば、図28のようにアメリ
カ合衆国の地図2801が表示されている場合、矩形2
802には、北アメリカ大陸のアメリカ合衆国を含む少
し広い範囲の地図を表示し、その中でいま地図を表示し
ているアメリカ合衆国の位置を色を変えて示すようにす
る。
【0092】この電子事典では、図28のような地図の
表示から、その地図に含まれる地域や都市の地図にジャ
ンプしたり、あるいはその地図に含まれる地域や都市の
項目本文にジャンプして表示することができる。例え
ば、図28のアメリカ合衆国の地図2801において、
都市名「サンフランシスコ」の文字の下側半分にマウス
カーソルを合わせると、図29の2901に示すような
「項目」と記載されたバルーンヘルプが表示される。こ
の状態でマウスボタンをクリックすると、「サンフラン
シスコ」に関する電子事典の項目の本文が表示される。
図30は、そのようにして項目「サンフランシスコ」の
本文3001を表示した状態を示す。図30の状態か
ら、アイコン215をマウス108でクリックすると、
再び元の図28の地図ウインドウ2800の表示に戻
る。図28の状態から、都市名「サンフランシスコ」の
文字の上側半分にマウスカーソルを合わせると、図29
の2902に示すように「地図」と記載されたバルーン
ヘルプが表示される。この状態でマウスボタンをクリッ
クすると、図31に示すような「サンフランシスコ」の
都市の地図3101が表示される。このように、その時
点で表示されている地図内の地名や都市名など各種の名
称のうち、その名称の地図や本文項目がさらに存在する
場合には、その名称の上側半分にマウスカーソルを合わ
せると「地図」のバルーンヘルプが表示され、下側半分
にマウスカーソルを合わせると「項目」のバルーンヘル
プが表示されるので、それらにジャンプできることがす
ぐに分かり便宜である。またその部分をクリックするこ
とにより、地図や項目の表示を即時に行なうことがで
き、地図検索や関連する項目検索が容易に行なえる。な
お、このように上側と下側でバルーンヘルプとジャンプ
先を異ならせるのは、上述した地名の表示部分に限ら
ず、他の表示オブジェクトについて適用してもよい。
【0093】さらに、画面下部のアイコンを用いて、現
在表示されている地図に関する関連項目を表示させるこ
とができる。例えば、図32のようにアメリカ合衆国の
地図の表示2801がなされている場合、画面下部のア
イコン3201にマウスカーソルを合わせると、「関連
項目」と記載されたバルーンヘルプ3202が表示され
る。この状態で当該アイコン3201をマウス108で
クリックすると、図33のような地図関連項目の一覧が
表示される。
【0094】図33の地図関連項目ウインドウ3300
において、3301は直前に表示されていた地図に関連
する項目の本見出し部分を示す。各項目は電子事典の本
文を有する項目である。各項目に関する本文は、先頭か
ら所定の文字数分だけ3302のように表示される。ま
た、各項目に図表や写真などの画像データがあるとき
は、3303のように表示される。関連項目のすべてが
表示できない場合は、右側にスクロールバーと上下スク
ロールボタンが表示され、スクロールすることにより関
連項目のすべてを参照できるようにする。これらの地図
関連項目のうち、ユーザは本文を参照したい見出し33
01をクリックすると、当該項目の本文が表示される。
また、各項目の本文内にURLが埋め込まれている場合
には、本文の表示3302の下に当該URLにジャンプ
するためのホットスポットが表示され、当該ホットスポ
ットをクリックするとインターネットに自動接続して当
該URLにアクセスすることもできる。
【0095】なお、表示されている地図中でさらに小区
域の地図が表示できる場合はその範囲に所定の矩形が表
示される。例えば図29の矩形2911は「アメリカ合
衆国西部」をクリックしたときに表示される地図の範囲
を示す。矩形2912は「アメリカ合衆国北東部」をク
リックしたときに表示される地図の範囲を示す。矩形2
913は「合衆国南東部」をクリックしたときに表示さ
れる地図の範囲を示す。
【0096】次に、地図を表示したウインドウにおいて
表示範囲を移動する機能について説明する。図34は、
図28,29において「アメリカ合衆国西部」をマウス
108でクリックしたときに表示されるアメリカ合衆国
西部の地図ウインドウ3400を示す。この地図ウイン
ドウ3400の地図3401が表示されている領域の上
下左右の境界付近にマウスカーソルを合わせると、それ
ぞれの方向に向いた矢印が表示される。例えば、341
1はこの地図3401の右辺付近にマウスカーソルを合
わせたときに表示される右向きの矢印である。これと同
様にして、上辺部にマウスカーソルを合わせると上方向
の矢印が、左辺にマウスカーソルを合わせると左方向の
矢印が、下辺にマウスカーソルを合わせると下方向の矢
印が、それぞれ表示される。このような矢印が表示され
た状態でマウスボタンをクリックすることにより、地図
の表示範囲をその方向に移動することができる。
【0097】上下左右に地図の表示範囲を移動する場
合、それらの方向に存在する同レベルの地図であって一
遍に表示する意味のある地図を表示する。「同レベル」
というのは、現在表示されているのがある地域の地図な
ら移動先も地域の地図、現在表示されているのがある国
の地図なら移動先も国の地図、現在表示されているのが
都市の地図なら移動先も都市の地図、という意味であ
る。例えば、図34の状態から地図3401の右辺にマ
ウスカーソルを持っていって右向き矢印3411を表示
しマウスボタンをクリックすると、図35のように「ア
メリカ合衆国北東部」の地域地図3501が表示され
る。図35の「アメリカ合衆国西部」の地域地図は図2
9の矩形2911の範囲であり、図35の「アメリカ合
衆国北東部」の地域地図は図29の矩形2912の範囲
である。すなわち、「アメリカ合衆国西部」の地図から
真横右側に表示範囲を移動すると矩形2912の範囲に
はならないのであるが、ここでは右側に存在する地図で
あって一遍に表示する意味のある地域地図であるところ
の「アメリカ合衆国北東部」を表示するようにしてい
る。同様にして、例えば、スペインの地図が表示されて
いる状態から表示範囲を右に移動すると、大きな地図上
で見ると地中海になるが、右側に存在する国であるイタ
リアに移動することになる。このように、表示範囲を単
に地図上で上下左右に移動するのではなく、移動する方
向にあって意味のある地図に移動するようにしているの
で、ユーザにとって地図の使い勝手がよい。
【0098】次に、地名検索および地図表示での十字線
表示の機能について説明する。図26、27の地図検索
ウインドウ2600や図28、29、31,32の地図
ウインドウは、右下に「地名検索」ボタンを有する。こ
の「地名検索」ボタンをオンすることにより、地名検索
ウインドウが開く。地名検索ウインドウは、地名一覧を
表示し、その中から所望の地名を選択するためのウイン
ドウである。入力エリアを備え、ユーザが地名を入力で
きるようにしても良い。ユーザは、地名検索ウインドウ
で地名を選択し、その地図を開く操作を行なう。このよ
うに地名検索から地図表示されたときには、その地図上
に地名一覧で選択された地名の位置を示す十字線を表示
する。この十字線は、他の地図が表示されると消える。
これにより、例えばユーザが「東京都**区**町」と
いうような地名を選択した場合に、「**区」の地図が
表示され、そのうちユーザが指定した「**町」の位置
に十字線が表示され、選択した地名の位置が明確に分か
るようになる。
【0099】次に、この電子事典の年表検索機能につい
て説明する。年表検索機能とは、世界各国や日本の年表
を検索しながら表示していく機能である。年表検索を行
なうには、まず図2(a)のアイコン216にマウスカ
ーソルを合わせ(このとき図2(f)のバルーンヘルプ
226が表示される)マウスボタンをクリックする。こ
れにより画面上に図36の年表検索ウインドウ3600
が表示される。なお、その時点で画面がどのような状態
であっても、画面下部にアイコン216が表示されてい
る画面であれば、そのアイコン216をクリックするこ
とで次に説明する年表検索ウインドウ3600を開くこ
とができる。その場合、一番近い過去に表示されていた
年表検索ウインドウ3600の状態を保持した形で年表
検索ウインドウ3600が開かれる。
【0100】図36の年表検索ウインドウ3600にお
いて、3601は年表目次を示す。年表目次3601の
下側には「現在の国名・地域名」が3602のように表
示され、年表目次3601の左側には西暦を表すスケー
ルが3604のように表示される。3603は各国・地
域の各年代における時代の名称や文明の名称を帯状のグ
ラフで表したものである(図では帯内の文明名称や時代
名称の表示を省略した)。全年代を表示できるようにす
るため、スクロールバー3611と上下のスクロールボ
タン3612,3613が付されている。このスクロー
ルバー3611と上下のスクロールボタン3612,3
613をマウス108で操作することにより、年表目次
3601の表示範囲をスクロールできる。
【0101】図37は、図36の状態からスクロールバ
ー3611をマウス108で一番下までドラッグした状
態を示す。図36や図37の年表目次から実際の年表の
表示を行なうには、マウスカーソルを所望の年代の付近
に合わせてクリックする。例えば、図37の年表目次中
にマウスカーソルを持っていくと、そのマウスカーソル
の周りに矩形が表示され、クリックしたときにどの程度
の時間範囲の年表が表示されるかが分かるようになって
いる。図38の矩形3801は、図37の年表目次36
01の年代3701付近にマウスカーソルを合わせたと
きに表示される矩形を示す。この矩形3801の横幅
は、年表目次3601の横幅に等しい(ただし右側のス
クロールバーの部分は含まない)。またこの矩形380
1の縦幅は、この位置でマウスボタンをクリックしたと
きに表示される年表の範囲に応じて変化する。したがっ
て、クリックしたときに表示される年表の項目が多い年
代付近では、短い時間範囲に多くの年表の項目が存在す
るので、矩形3801の縦幅は小さくなる(縦幅が小さ
すぎる場合には、2画面分の幅とし、クリックしたら古
い年代の画面を表示するものとする)。逆に、クリック
したときに表示される年表の項目が少ない年代付近で
は、長い時間範囲に少ない年表の項目しか存在しないの
で、矩形3801の縦幅は大きくなる。
【0102】図39は、図38のようにマウスカーソル
を合わせて矩形3801が表示された状態でマウスボタ
ンをクリックしたときに表示される年表3901を示
す。年表3901では、先に表示されていた矩形380
1の時間的範囲に含まれる年表の項目が表示されている
(逆に言えば、1画面で表示できる年表の項目から矩形
3801の縦幅を決定している)。3902は元の年表
目次3601の表示に戻るための「年表目次」ボタンで
ある。年表3901の下側には、30個のブロック39
11が表示される。このブロックの1つ1つは1画面で
表示される年表に対応しており、マウスで何れかのブロ
ックをクリックすることにより当該ブロックに対応する
1画面分の年表が表示される。また、30個のブロック
3911の下側には、これらのブロックに対応する西暦
の年号3912が大まかに記載されている。30個のブ
ロック3911の各々をクリックしたときに表示される
年表の時間範囲はブロックごとに異なる。
【0103】これらのブロック3911にマウスカーソ
ルを合わせると、バルーンヘルプで当該ブロックに対応
する年代が表示される。例えば、図39のブロック39
11のうち一番左のブロック3913にマウスカーソル
を合わせると、図40の4001に示すようなバルーン
ヘルプが表示される。このブロック3913は、大体紀
元前35世紀頃からの年表に対応するので、バルーンヘ
ルプ4001では「BC35世紀」と表示されている。
図41は、図40の状態から当該ブロック3913をマ
ウス108でクリックした状態を示す。当該ブロック3
913に対応する紀元前35世紀頃からの年表4101
が表示されている。なお、年表が表示されているブロッ
クは、他のブロックと色を異ならせて、一目で位置が分
かるようになっている。また、図39〜図41などの年
表には、別項目やURLにジャンプするためのホットス
ポットを埋め込むことができる。
【0104】次に、この電子事典の図解機能について説
明する。図解機能とは、地図や年表や家系図などの任意
の図面内に、別途用意した説明や画像などのデータにリ
ンクしたテキストや図形などのホットスポットを埋め込
んで、図面を見ながら適宜説明などを見ることができる
ようにした機能である。何らかの主題に沿って図解機能
を用いるのがよい。図解機能を使用するには、まず図2
(a)のアイコン217にマウスカーソルを合わせ(こ
のとき図2(g)のバルーンヘルプ227が表示され
る)マウスボタンをクリックする。これによりアイコン
217が所定色(赤)になり、画面上に図47の図解目
次ウインドウ4701が表示される。なお、その時点で
画面がどのような状態であっても、画面下部にアイコン
217が表示されている画面であれば、そのアイコン2
17をクリックすることで図解機能に移行することがで
きる。その場合、一番近い過去に表示されていた図解ウ
インドウの状態を保持した形でウインドウが開かれるも
のとする。
【0105】図47の図解目次ウインドウ4701で
は、幾つか用意されている図解データから1つを選択で
きる。4711と4712は「世界の美術館」の表紙と
タイトル、4713と4714は「ルネッサンス」の表
紙とタイトル、4715と4716は「京都寺社」の表
紙とタイトル、4717と4718は「奥の細道」の表
紙とタイトルを、それぞれ示す。各表紙は、その図解デ
ータの内容に沿った絵柄であるが、図では省略した。こ
れらの表紙またはタイトルをクリックすることにより、
各図解データの表示を行なうことができる。なお、ここ
では4つの図解データから1つを選択する例を示した
が、さらに多くの図解データから選択できるようにして
も良いし、ページをめくって所望の図解データを選択で
きるような目次の表示の仕方としても良い。
【0106】図48は、図47の図解目次ウインドウ4
701で「世界の美術館」の表紙4711またはタイト
ル4712をクリックしたときに表示される「世界の美
術館」ウインドウ4801を示す。ウインドウの上部に
は美術館名が「オルセー美術館」と表示され、その下側
にはオルセー美術館に所蔵されている絵画の静止画48
11,4812(図では省略)が作者名(ファミリーネ
ームのみ)4821,4822とともに20個表示され
ている。右側に各美術館のボタン4802,4803が
幾つか設けられており、何れかの美術館のボタンをクリ
ックすることにより、該当する美術館の絵画に表示を切
り替えることができる。他の美術館の表示も図48と同
様である。表示中の美術館に対応するボタンは、押され
たことを示すように凹状態で表示され、再度クリックし
ても何も動作しない。なお、図解目次ウインドウ470
1から「世界の美術館」が選択された場合は、常に初期
状態の美術館の画面が表示される。初期状態の美術館
は、あらかじめファクトリプリセットしておく。
【0107】図48の状態から、絵画または作者名の部
分(これらはセットで1つの領域と認識されている)に
マウスカーソルを移動すると、バルーンヘルプで当該絵
画の作品名が表示され、クリックすると該当する絵画の
項目本文が表示される。上部の美術館名の部分、絵画が
20個未満で空いた部分、および各絵画の境界線はクリ
ックしても何も動作しない。「図解目次」ボタン480
4をクリックすると、図47の図解目次に戻る。
【0108】図49は、図47の図解目次ウインドウ4
701で「京都寺社」の表紙4715またはタイトル4
716をクリックしたときに表示される「京都寺社」ウ
インドウ4901を示す。これは、京都の寺社に関する
年表4911(年表内の寺社名や事項名などは一部のみ
図示し後は省略した)であり、横軸には各宗派を示す文
字列を表示し、縦軸には年代を表示してある。この年表
4911中に、京都の寺社の名前や寺社にかかわる事項
(建立の年代など)、および種々の事物の移り変わりを
示す矢印などの図を表示し、京都の寺社に関する事項を
一覧できるようになっている。年表4911の右側には
スクロールバーやスクロールボタンが設けられており、
年表をスムーズスクロールできるようになっている。な
お、図解目次ウインドウ4701から「京都寺社」が選
択された場合は、常に初期状態(年表の最古の年代部分
が表示された状態)で画面が表示される。「図解目次」
ボタン4804をクリックすると、図47の図解目次に
戻る。
【0109】図49の状態から、年表の横軸の各宗派の
部分にマウスカーソルを移動すると、マウスカーソルの
形状が手(人差し指)の形に変わり、クリックすると、
地図型の図解表示に切り替わる。地図は宗派別になって
おり、クリックした宗派に対応する地図が表示されるも
のとする。また、年表上の寺社名の部分にマウスカーソ
ルを移動すると、マウスカーソルの形状が手(人差し
指)の形に変わり、クリックすると、地図型の図解表示
に切り替わる。地図は宗派別になっており、クリックし
た寺社が現在属している宗派に対応する地図が表示さ
れ、その寺社の位置を示す十字線が表示されるものとす
る。他の宗派の地図が表示されると十字線は消える。
【0110】図50は、図49の状態から地図型の図解
表示に切り替わった状態を示す。ウインドウ内に地図領
域5001が表示され、この範囲に上述したような宗派
別の京都地図が表示される(図50では地図の図示を省
略した)。図50の状態から、「京都寺社年表」ボタン
5002をクリックすると、図49のような年表型の図
解表示に戻る。「図解目次」ボタン4804をクリック
すると、図47の図解目次に戻る。なお、図50の領域
5001に表示される地図の構成は、年表に記載された
すべての寺院の所在が地図上にマーク(この例では灰色
表示)され、右上に年表に記載されたすべての宗派名が
表示されている。各宗派には、地図上のマークと同じ形
でそれぞれ異なる色が塗られたものが表示されており、
現在表示中の宗派が選択された状態を表すようになって
いる。また、現在表示中の宗派に属する寺院にのみ該当
する色がマークされ、寺院名が表示される。
【0111】図50の領域5001に表示される地図に
おいて、地図上の右上の各宗派の部分をクリックする
と、該当する宗派の地図に切り替わる。現在表示中の宗
派をクリックしても何も動作しないものとする。図49
の年表上には、京都寺社にかかわる僧侶の名前が幾つか
表示されており、その僧侶名の部分にマウスカーソルを
移動すると、マウスカーソルの形状が手(人差し指)の
形に変わり、クリックすると、該当する僧侶の項目本文
が表示される。また、図50の地図上の寺院名およびそ
の所在を表すマークの部分(現在表示中の宗派のみ)に
マウスカーソルを移動すると、マウスカーソルの形状が
手(人差し指)の形に変わり、クリックすると、該当す
る寺院にかかわる項目本文が表示される。
【0112】図42は、図47の図解目次ウインドウ4
701で「奥の細道」の表紙4717またはタイトル4
718をクリックしたときに表示される「奥の細道」ウ
インドウを示す。これは松尾芭蕉が奥の細道で辿った道
筋を図解したものであり、芭蕉が出発した日にちや、芭
蕉に関連する場所・建物などが表示されている。ユーザ
は、このような図を参照して、芭蕉が辿った道筋を順に
辿ることができる。また、この図内の地名や建物などの
部分をクリックすると、その土地で芭蕉が読んだ俳句
や、その建物の説明などを表示する。このようにして、
ユーザは、図を参照しながら所定の主題について学習す
ることができる。
【0113】具体的には、まず初期状態で図42の図解
検索画面が表示されるときには、最北の部分が表示され
た状態で表示する。図解表示するデータが画面より大き
いときには、右側にスクロールバーやスクロールボタン
を表示し、スクロールさせる。スムーズスクロール可能
とする。図42のような画面で、図解上の地名(所定
色、例えば緑で表示されている)をクリックすると、芭
蕉がその地で詠んだ俳句を表す短冊の静止画が表示され
る。該当する俳句が無い地名(所定色、例えば白で表示
されている)はクリックしても何も動作しない。短冊の
静止画は、図解表示の上に重ねて表示する。表示位置
は、選択した地名が図解上の左半分の側にある場合は右
寄せ、選択した地名が図解上の右半分の側にある場合は
左寄せとする。短冊の静止画の天地はセンタリングとす
る。短冊の周りには枠線を付ける。
【0114】短冊が表示されている場合、短冊の上の地
名部分にマウスを移動すると、「項目」というバルーン
ヘルプが表示され、ここをクリックすると、該当する本
文を表示(本文表示画面)する。その本文表示後、図解
検索(アイコン217)を選択した場合には、短冊が表
示された状態が復元される。該当する項目がない地名
は、上述のバルーンヘルプは表示されず、クリックして
も何も動作しない。短冊の上の俳句の部分にマウスを移
動すると、「短冊を消す」というバルーンヘルプが表示
され、ここをクリックすると、短冊の表示が消える。短
冊の表示がなされている状態で、他の地名(俳句があ
る)をクリックすると、現在表示中の短冊が消え、クリ
ックした地名に該当する短冊が表示される。短冊の下に
隠れた地名がクリックできない。短冊の表示がなされて
いる状態で、スクロールバーをクリックすると、現在表
示中の短冊が消え、図解の絵がスクロールする。短冊の
表示がなされている状態で、画面下部のアイコンをクリ
ックして検索画面を切り替え、その後、図解検索を選択
した場合には短冊が表示された状態が復元される。な
お、図解検索ウインドウでも、右上にジャンルを示す表
示を行なう。この表示は、図解共通の色が塗られたバー
に図解のタイトル(図42の例では「奥の細道」)を右
寄せで表示する。
【0115】次に、「博物図鑑」と「絵巻物」の機能に
ついて説明する。この電子事典では、書物の博物図鑑や
絵巻物をコンピュータ上で再現することができるような
機能を備えている。
【0116】図51は、「博物図鑑」の初期画面であ
る。この画面は、電子事典を開いた直後に表示されるホ
ームページに備えられている所定のアイコンをクリック
して表示されるメニューから「博物図鑑」を選択するこ
とにより表示される。この初期画面5101では、猫な
どの動物が表示されており、下部には博物図鑑のページ
を進めたり戻したりするボタンや終了ボタンが備えられ
ている。図51の状態から猫の絵5102をクリックす
ると、図52のように、猫に関する博物的な事項を説明
するサブウインドウ5201が表示される。このサブウ
インドウ5201には、猫のミイラに関する説明文のほ
か、猫のミイラの静止画5202や「閉じる」ボタン5
203が表示される。説明文中には、色を変えたホット
テキストが表示されており、その部分をクリックする
と、直接、当該項目本文の表示に飛ぶことができるよう
になっている。図52の例では、「ネコ」や「ミイラ」
がホットテキストになっている。図53は、図52で
「ミイラ」の部分をクリックしたときに表示される「ミ
イラ」の項目本文5301の表示例を示す。「閉じる」
ボタン5302をクリックすると、元の図52の画面に
戻るものとする。
【0117】図54は、「絵巻物」の初期画面である。
この画面は、電子事典を開いた直後に表示されるホーム
ページに備えられている所定のアイコンをクリックして
表示されるメニューから「絵巻物」を選択することによ
り表示される。この初期画面5401では、2巻の絵巻
物5411,5412と、それぞれに対応する「解説」
ボタン5421,5422と、「終了」ボタン5413
が、表示されている。ここで絵巻物の静止画部分をクリ
ックすると、その絵巻物が開く。
【0118】図55は、絵巻物が開いたところを示す画
面5501を示す。5502は開いて見えている絵巻物
の絵の部分(図では省略した)を示す。「メニュー」ボ
タン5503をクリックすると、「絵巻物」の初期画面
を表示する前のメニューに戻る。絵の部分の表示550
2の下部には、絵巻物の軸部分の駆動機構を模擬した表
示が為されている。レバー5505をクリックすると、
絵巻物は左に巻き取られていく。レバー5506をクリ
ックすると、絵巻物は右に巻き取られていく。5507
は、絵巻物中で、現在表示されている位置を示すメータ
の表示である。メータ5507は、絵巻物を開いた初期
状態では一番左に位置しており、絵巻物を右側に巻いて
いくに連れて徐々に右に移動する。絵巻物を右側に巻き
きり、最後の絵が表示されている状態では、メータ55
07は一番右側に位置する。なお、図55のように絵巻
物の1画面分の絵が表示された場合に、その画面にサウ
ンドデータの解説が付随しているときは、そのサウンド
の解説が音声で出力される。絵巻物を右や左に巻き取っ
て別の画面にしたときには、サウンドデータの解説も自
動的に切り替わる。
【0119】図55において、5511は上部に隠れて
いる幕に付いている紐付きの輪を模した表示であり、現
在表示されている絵巻物の絵の解説を表示するためのも
のである。この紐付きの輪5511をクリックすると、
図56のように、上部から幕が下りてきて、現在表示さ
れている絵巻物の絵の解説を表示する。この解説部分か
紐付きの輪の部分をクリックすることにより、あるいは
他の部分をクリックすることにより、この解説の表示は
図55のように元に戻る。なお、図56のような解説が
表示されているときでも、画面に応じたサウンドデータ
の解説が音声で出力されているときは、その音声の解説
は引き続き出力されている。
【0120】図57は、図56の状態からレバー550
6をクリックして絵巻物を右に巻き取っていき、絵巻物
の最後の絵5701を表示した状態を示す。巻き取った
右側の軸は太くなっており、左側の軸は細くなってい
る。
【0121】図55や図57のように絵巻物の絵が表示
されている状態で、絵の上をクリックすると、その絵が
拡大して表示され、さらにその下部に絵の解説が表示さ
れる。図58は、図57の状態から絵の上をクリックし
た状態を示す。絵が5801のように拡大されて表示さ
れ、下部に解説文5802が表示されている。「閉じ
る」ボタン5803をクリックすると元の図57の状態
に戻る。
【0122】図58で表示されている絵5801中に
は、そこをクリックすると解説が表示されるホットスポ
ットが埋め込まれている。そのホットスポットをクリッ
クすることにより、図59のような解説が表示される。
図59は、図58の絵5801中の大がめの絵をクリッ
クすることにより表示される「備前焼の大がめ」の解説
5901である。備前焼の大がめの静止画5902と解
説文5903が表示されている。「閉じる」ボタン59
04をクリックすることにより、元の図58の状態に戻
る。
【0123】次に、この電子事典のメディア表示機能に
ついて説明する。メディア表示機能とは、分割画面表示
または全画面表示で本文表示する場合、その本文に付随
するメディアが存在するときに、そのメディアを表示す
る機能である。メディアの表示は、項目の本文が表示さ
れている画面上に表示する場合と、メディアのみを画面
上に表示する場合がある。本文に付随するメディアと
は、本文の項目に関連付けられた静止画、ビデオ、アニ
メ、サウンド、図表・数式・化学式、国旗、地図、年
表、および図解のデータのことである。この電子事典で
は、メディアの種類は上記の9種類とする。なお、その
本文に付随するメディアがないときには、メディア表示
は為されない。
【0124】図60に、メディア表示の例を示す。この
例では、全画面表示で「イワヒバリ」の項目の本文60
01が表示されている。この項目に関連付けられたメデ
ィアが存在するので、画面右下にはメディアリスト60
12が表示され、画面右上にはメディアリスト6012
の最上部にあるメディアが縮小表示されている。メディ
アリスト6012は、当該本文に関連付けられた各メデ
ィアのメディアタイトルおよびメディアの種類を示すア
イコンを一覧表示するものである。この項目には本文に
関連付けられた3つのメディアが存在するので、メディ
アリスト6012には、3行のメディアタイトルと、そ
れらの各メディアタイトルに対応するアイコン6021
〜6023が表示されている。このメディアリスト60
12のうち、6021と6022は静止画のメディアを
示すアイコンであり、6023はサウンドのメディアを
示すアイコンである。アイコンは上述した9種類のメデ
ィア種類に対応して9種類設けられており、アイコンの
絵柄は一目見ただけでそのメディアの種類がイメージで
きるような絵柄になっている。本文を表示した直後の初
期状態ではメディアリスト6012の最上部にあるメデ
ィア(図の例では「イワヒバリ」の静止画)が、画面右
上の領域6011に表示される(なお、図60では領域
6011の静止画の表示を省略した)。領域6011に
表示されているメディアに対応するアイコン6021
は、他のアイコン6022,6023とは異なる色で強
調表示される。
【0125】図60のように、メディア表示されている
状態から、メディアリスト6012に表示されている各
メディアのタイトルまたはアイコンをクリックすること
により、領域6011にそのメディアを表示することが
できる。例えば、図60の状態から、アイコン6022
または6023をクリックすると、それぞれ、クリック
されたアイコンに対応するメディアが領域6011に表
示され、そのアイコンのみが色を変えて表示される。ク
リックされたメディアが静止画、図表・数式・化学式、
国旗、または地図であるときは、それらの画像を縮小し
て領域6011に表示する。クリックされたメディアが
ビデオ、アニメ、またはサウンドであるときは、それら
のメディア種類を示す所定の静止画を領域6011に表
示するとともに、再生制御を行なうためのコントロール
を表示する(図61で後述する)。クリックされたメデ
ィアが年表、または図解のときは、それらのメディア種
類を示す所定の静止画を領域6011に表示する。
【0126】図61は、図60の状態からメディアリス
ト6012の3番目のメディアのアイコン6023をク
リックした状態(ただし、バルーンヘルプ6102につ
いては後述)を示す。アイコン6023に対応するメデ
ィアはサウンドであるので、画面右上にはメディアがサ
ウンドであることを示す所定の静止画6101(図では
省略)が表示されるとともに、再生制御を行なうコント
ロール6103〜6105が表示される。6103は再
生ボタンであり、ここをクリックすることにより、当該
サウンドが再生される。再生中は、再生ボタン6103
は一時停止ボタンに変わるものとし、その一時停止ボタ
ン6103をクリックすると再生が一時停止する。一時
停止状態では、再び6103は再生ボタンになる。61
04は停止ボタンであり、ここをクリックすることによ
り再生を停止することができる。6105は再生位置を
示すインジケータであり、再生につれて左から右へ移動
する。なお、一時停止ボタン6103による一時停止の
ときは、インジケータ6105は一時停止した時点の位
置で停止しており、再生ボタンのオンにより再び再生が
開始されるとその位置から再生を続行する。停止ボタン
6104による停止のときは、インジケータ6105は
左端に戻るものとし、次に再生ボタン6104がオンさ
れるとデータの先頭から再生されるものとする。図61
では、メディアがサウンドの場合を説明したが、メディ
アがビデオまたはアニメであるときも同様である。再生
制御の仕方も同様である。
【0127】図60や図61のように本文の右上にメデ
ィア表示している状態から、本文の表示無しでメディア
表示する状態に切り替えることができる。まず、図60
や図61の状態から、マウスカーソルをメディア表示さ
れている領域6011や6101に移動すると、そこに
表示されているメディアの種類ごとに所定のバルーンヘ
ルプが表示される。メディアが静止画、図表・数式・化
学式、または国旗であるときは、「拡大する」とのバル
ーンヘルプが表示される。この場合、領域6011をク
リックすると、画面が切り替わり、拡大された静止画、
図表・数式・化学式、または国旗が画面に表示される。
図63は、図60の状態から領域6011をクリック
し、その静止画を拡大した状態を示す。6311のよう
に「イワヒバリ」の静止画が拡大表示される。表示する
メディアにキャプションがある場合は、拡大表示された
静止画の右側にそのキャプションが表示される。キャプ
ションは、メディアタイトル、メディアの説明、および
クレジットからなる。図63では、メディアタイトルと
して「イワヒバリ」6313が、クレジットとして「X
XXX・プロダクション」6314が表示されている。
キャプションの表示が表示しきれないときは、スクロー
ルして全体が表示できるようにする。
【0128】メディアがビデオ、アニメ、またはサウン
ドであるとき、図61のように本文の右上の領域610
1にマウスカーソルを移動すると、「再生する」とのバ
ルーンヘルプ6102が表示される。この場合、領域6
101をクリックすると、図62に示すように画面が切
り替わり、画面中央部にビデオ、アニメ、またはサウン
ドの再生用領域6211が再生制御用の各種コントロー
ルとともに表示され、同時に再生が開始される。このメ
ディアにキャプションがある場合は、図63で説明した
のと同様に、画面右側に表示される。図62でも、メデ
ィアタイトル「イワヒバリ」6212とクレジット「X
XXX・プロダクション」が表示されている。なお、図
62の再生用領域6211は、図61の再生用領域61
01と同じ大きさであるが、拡大して再生できるメディ
アの場合は、拡大した大きな領域で表示するようにして
も良い。
【0129】図62および図63の何れも、「閉じる」
ボタン6213、6315をクリックすることにより、
元の図60や図61の画面に戻る。また、図63で静止
画が拡大表示されている領域6311にマウスカーソル
を移動すると、6312に示すように「縮小する」との
バルーンヘルプが表示され、ここでマウスをクリックす
ると、「閉じる」ボタン6315をクリックしたのと同
様に元の画面に戻る。
【0130】メディアが地図、年表、または図解である
とき、図60のような本文の右上の領域6011にマウ
スカーソルを移動すると、それぞれ「地図を見る」、
「年表を見る」、および「図解を見る」とのバルーンヘ
ルプが表示される。そして、その領域6011をクリッ
クすることにより、それぞれ該当する地図、年表、図解
の表示(上述した地図検索機能、年表検索機能、および
図解検索機能で説明した画面)に移行することができ
る。
【0131】次に、表示上の色の使い方について説明す
る。この電子事典では、ユーザに分かりやすいように色
を効果的に使用している。まず、ジャンルによる色の使
い分けについて説明する。図14で、「ジャンル」で条
件設定して、条件に合う項目に絞り込む(あるいは始め
からリストアップする)機能を説明したが、これらの
「ジャンル」のそれぞれには所定の色が割り当てられて
いる。図14の各ジャンル、例えば「音楽」、「政治と
法律」、「歴史と民族」などの表示は、それぞれに割り
当てられた色で表示されている。一方、検索した項目の
本文を表示する場合、図8,9のような全画面表示のと
きは右上の802の位置に、図10,11のような分割
画面表示のときは右上の1002の位置に、それぞれ現
在本文を表示している項目のジャンルが表示される。こ
のジャンルの表示802,1002の表示色は、当該ジ
ャンルに割り当てられている色である。例えば、ジャン
ルの表示802,1002は「経済・産業と技術」と表
示されているが、この表示色は「経済・産業と技術」に
割り当てられている色である。これにより、各項目のジ
ャンルを色別に把握でき、見やすくなる。
【0132】次に、地図の表示における色の使い分けに
ついて説明する。図26〜図35で地図の検索表示機能
について説明した。図26では、ボタン2601〜26
05の何れかをオンしてそれぞれの地図目次を表示する
ことを説明したが、これらのボタン2601〜2605
にはそれぞれ所定色が割り当てられており、それぞれそ
の色で表示されている。言い替えると、「大陸・地
域」、「世界の国」、「世界の都市」、「日本の県」、
および「日本の都市」という5つのグループにそれぞれ
所定色が割り当てられていると言うことである。画面に
表示する実際の地図は、これら5つのグループの何れか
に属している。そこで、地図を表示するときには、右上
に地図の名称を該地図が含まれるグループの色で表示す
る。例えば、図28,29ではアメリカ合衆国の地図を
表示しているので、右上には、2811に示すように
「世界の国」の色で「アメリカ」と表示している。また
図31ではサンフランシスコの地図を表示しているの
で、右上には、3111に示すように「世界の都市」の
色で「サンフランシスコ」と表示している。これによ
り、各地図をそれが属するグループの色別に把握でき、
見やすくなる。
【0133】上述のアイコン213〜217により実現
される項目名検索機能、全文検索機能、地図検索機能、
年表検索機能、および図解検索機能はそれぞれ独立して
おり相互に行き来することができる。また、アイコン2
12は項目の本文を表示するウインドウ(例えば、図3
0)に対応するアイコンであり、これをクリックするこ
とにより直前に開いていた本文を再度表示することがで
きる。これらのアイコン212〜217を用いて、ある
機能を実行している途中で別の機能に切り替え、再度元
の機能に戻ることができ、その場合当該機能を中断した
時点の状態に戻ることができる。例えば、項目名検索ウ
インドウ400で項目名検索を行なっている途中で、地
図検索機能に切り替え、再度項目名検索ウインドウ40
0に戻ったときは、項目名検索を中断した時点の状態に
戻ることができる。言い替えると、項目の本文を表示す
るウインドウは机上に置かれた事典の本文に、項目名検
索を実現する項目名検索ウインドウ400は机上に置か
れた項目名索引に、全文検索機能を実現する全文検索ウ
インドウ1700は机上に置かれた全文の索引に、地図
検索機能を実現する地図検索ウインドウ2600は机上
に置かれた地図帳に、年表検索機能を実現する年表検索
ウインドウ3600は机上に置かれた年表に、図解検索
機能を実現する図解検索ウインドウは机上に置かれた図
解検索帳に、それぞれ対応し、机上に開かれたこれらの
ものをあちこちと参照しながら電子事典を引くような使
い勝手が実現されるものである。
【0134】なお、アイコン213〜217のクリック
により上述のように機能を切り替えたときは、切り替え
た機能のアイコン(すなわち、現在有効な機能に対応す
るアイコン)の色が所定色(この例では赤色)になり、
当該機能を実行している間そのアイコンの色が保持され
る。機能の切り替えとともに、切り替えた機能のアイコ
ンが所定色になる。また、一旦開いたこれらのウインド
ウの状態は、電子事典を閉じるときにハードディスク装
置105内の所定の領域に記憶され、次に電子事典を開
いたときに再現される。したがって、パソコンのスイッ
チを切ったとしても、次に電子事典を使うときには、前
に使ったときの状態が再現されることになる。なお、こ
れらの機能を実現する各ウインドウ下部の一番右には、
家型のアイコン(例えば、図4の421)が表示されて
いる。このアイコンをクリックすることにより、表紙ペ
ージに戻ることができる。
【0135】次に、この電子事典におけるヒストリー機
能について説明する。この電子事典では、上述した項目
名検索、全文検索、地図検索、年表検索、および図解検
索を行なって項目本文を表示したとき、その本文表示履
歴(ヒストリー)を記憶しておき後で利用できるように
している。特に、検索表示画面モードが分割画面の場合
は、その本文に何らかのアクション(例えば、ホットテ
キスト、メディア、またはメディアリストをクリックす
るなど)があったときのみヒストリーを取得する。その
他は、全画面で項目本文が表示されたとき取得する。こ
れにより、本当にユーザが意識的に見たと思われる画面
の履歴のみが取得されるので、後で利用するときに不要
な履歴があることが少なくなる。
【0136】図64〜図67は、ヒストリー機能を説明
するための画面の遷移の例である。まず、図64のよう
に分割画面6401で項目名検索を行ない項目本文を表
示したとする。本文とともに、メディア6403とメデ
ィアリスト6404が表示されている。ここで、本文中
のホットテキスト「伊豆半島」(色を変えて表示されて
いる)6405をクリックしたとする。このとき、この
図64と図65の本文のヒストリーが取得される。いま
ホットテキスト「伊豆半島」6405をクリックしたの
で、図65の6501のように、伊豆半島の項目本文が
表示される。この項目には、メディアとして静岡県の地
図が付随するので、領域6503には静岡県の地図が縮
小表示され、メディアリスト6504にはメディアタイ
トル「静岡県」とアイコン6504が表示される。ここ
で、地図の静止画6503をクリックしたとする。いま
地図の静止画6503をクリックしたので、図66の6
601のように、静岡県の地図が表示される。ここで、
地図内の「富士山」6603をクリックしたとすると、
「富士山」の項目本文が図67に示すように表示され、
この図67の本文のヒストリーが取得される。
【0137】以上の図64から図67の画面遷移におい
て、ヒストリーは、図64の本文、図65の本文、図6
7の本文の順序となる。そこで、図67の画面下部のア
イコン群6702中の戻りボタン6711をクリックす
ると、図65の本文の表示に戻る。次に図65の画面下
部のアイコン群6502中の戻りボタン6511をクリ
ックすると、図64の本文の表示に戻る。
【0138】次に、この電子事典の内部ファイル構造に
ついて説明する。図43(a)は、この電子事典(CD
−ROM)の内部ファイル構造の概要を示す。この電子
事典は、各種プログラム4301、検索用インデックス
4302、本文4303、地図データ4304、年表デ
ータ4305、および図解データ4306を備えてい
る。各種プログラム4301は、この電子事典をパソコ
ンにインストールすることによりハードディスク装置1
05にコピーされ、この電子事典の検索表示を行なう際
にメモリ102上にロードされてCPU101により実
行される。これにより、上述した各種の機能を実現す
る。なお、直接CD−ROM上の各種プログラム430
1からメモリ102上にロードして実行してもよい。検
索用インデックス4302は、上述の項目名検索機能お
よび全文検索機能において検索を行なう際に参照するイ
ンデックスデータである。本文4303は、各項目の本
文データであり、各項目に付随する図表、写真、動画、
音声情報なども含む。地図データ4304は、地図検索
のためのインデックスデータおよび地図本体データを含
む。年表データ4305は、年表検索のためのインデッ
クスデータおよび年表本体データを含む。図解データ
は、図解検索機能で用いるデータである。
【0139】図43(b)は、各種プログラム4301
を詳細化したものである。インストールプログラム43
11は、この電子事典をパソコンにインストールする際
に実行するプログラムであり、後述する各種プログラム
をパソコンのハードディスク装置105にコピーする処
理などを行なう。メインプログラム4312は、この電
子事典が開かれたときに最初に実行されるプログラムで
あり、表紙ページの表示や、必要な種々のタスクの起動
処理などを行なう。バルーンヘルプ表示プログラム43
13は、図2で説明したような、マウスカーソルがバル
ーンヘルプを表示すべきアイコンに位置づけられている
ときに、当該アイコンに対応するバルーンヘルプを表示
する処理を行なう。画面設定プログラム4314は、ア
イコン211のクリックとメニュー301内の「画面設
定」302のクリックによりメインプログラム4312
から起動されるプログラムで、図3(b)および図13
で説明した「画面設定」ウインドウを表示して、ユーザ
の操作を入力し、「設定完了」ボタンがオンされたらそ
の設定を有効とし、「キャンセル」ボタンがオンされた
らその設定を無視する処理を行なう。各種の画面設定状
態はフラグとして記憶され、それ以後はそのフラグ値に
したがって、例えば「子供向け」の表示を行なうか「一
般向け」の表示を行なうかを決定したり、本文の表示形
態を「全画面表示」するか「分割画面表示」するかを決
定する。
【0140】項目名検索プログラム4315は、アイコ
ン213のクリックによりメインプログラム4312か
ら起動されるプログラムで、図4のような項目名検索ウ
インドウ400の表示、項目名入力エリア401への入
力受付け、検索条件入力エリア403での検索条件の選
択、項目名入力エリア401の文字列かつ検索条件入力
エリア403の検索条件で行なう電子事典の項目名検索
および検索結果の候補項目名表示エリア406への表
示、並びに検索件数の表示など、図4,5,7で説明し
た処理を行なう。項目読み表示プログラム4316は、
図6で説明したように、候補項目名表示エリア406内
の項目にマウスカーソルが合わせられたとき、バルーン
ヘルプと同様にして、その項目読みを表示する処理を行
なう。
【0141】全文検索プログラム4317は、アイコン
214のクリックによりメインプログラム4312から
起動されるプログラムで、図17のような全文検索ウイ
ンドウ1700の表示、キーワード入力エリア1701
への入力受付け、検索条件入力エリア1703での検索
条件の選択、キーワード入力エリア1701に入力され
たキーワードかつ検索条件入力エリア1703の検索条
件で行なう電子事典の全文検索および検索結果の候補項
目名表示エリア406への表示、並びに、検索件数の表
示など、図17〜図20で説明したような処理を行な
う。
【0142】なお、上記項目名検索プログラム4315
および全文検索プログラム4317による検索は後述す
る検索エンジンにより行なうが、検索件数が多いとき
は、所定件数ごとに再度の読み込みを行なうようにして
いる。例えば、項目名検索で入力欄に「あ」と入力され
たとき、項目名検索プログラム4315は「あ」で検索
を行なうように検索エンジンを起動し、検索エンジンは
検索結果を返すが、検索件数が例えば3000件と多か
ったときは、まず始めの1000件分を検索エンジンか
ら取得して項目名一覧に表示する。項目一覧でスクロー
ルが行なわれ、いま読み込んでいる1000件以降を表
示しようとしたとき、次の1000件が検索エンジンか
ら読み込まれ、項目名一覧に表示される。
【0143】本文表示プログラム4318は、候補項目
名表示エリア406での項目の選択操作が行なわれたと
きに項目名検索プログラム4315や全文検索プログラ
ム4317から起動されるプログラムであり、指定され
た項目の本文を読み出して表示する処理を行なう。その
際、「全画面表示」が設定されているときは図8のよう
な全画表示を行ない、「分割画面表示」が設定されてい
るときは図10のような分割画面表示を行なう。なお、
これらの本文の表示中にある別の項目をクリックして当
該項目の本文表示にジャンプしたり、地図や年表や図解
表示から項目をクリックして当該項目の本文表示にジャ
ンプする場合なども、本文表示プログラム4318が起
動されて表示処理が実行される。
【0144】条件設定プログラム4319は、項目名検
索ウインドウ400や全文検索ウインドウ1700の
「条件設定」ボタン411のオンにより起動されるプロ
グラムで、図14に示すような条件設定画面の表示、各
チェックボックスへの入力、チェックボックスがチェッ
クされたときの絞り込み、および絞り込んだ結果の候補
項目名表示エリア406への表示など、図14〜図16
で説明した処理を行なう。
【0145】テーマ項目への保存プログラム4320
は、アイコン211のクリックとメニュー301内の
「テーマ項目への保存」のクリックによりメインプログ
ラム4312から起動されるプログラムで、図21で説
明した、「テーマ項目へ保存」ウインドウを表示して、
ユーザの操作を受付け、「保存」ボタンがオンされたら
複写項目一覧2140に集めた項目を入力されたテーマ
項目名で保存し、「キャンセル」ボタンがオンされたら
設定を無視するなどの処理を行なう。テーマ項目を読む
処理プログラム4321は、項目名検索ウインドウ40
0の検索条件入力エリア403または全文検索ウインド
ウ1700の検索条件入力エリア1703で「テーマ項
目を読む」が選択されたとき起動されるプログラムで、
図23で説明した、「テーマ項目を読む」ウインドウの
表示、該ウインドウでの各種の操作入力の受付け、およ
び「開く」ボタンがオンされたときのテーマ項目に含ま
れる項目名の候補項目名表示エリア406への表示など
の処理を行なう。
【0146】地図検索プログラム4322は、アイコン
215のクリックによりメインプログラム4312から
起動されるプログラムで、図26のような地図検索ウイ
ンドウ2600の表示、該ウインドウでの入力受付け、
指定された地図目次の表示、指定された地図の表示、地
図の表示範囲の上下左右への移動、地図内の文字の上半
分あるいは下半分をクリックしたときに分岐する処理、
並びに関連項目の表示など、図26〜図35で説明した
処理を行なう。年表検索プログラム4323は、アイコ
ン216のクリックによりメインプログラム4312か
ら起動されるプログラムで、図36のような年表検索ウ
インドウ3600の表示、該ウインドウでの入力受付
け、マウスカーソルの位置に応じた矩形3801の表
示、および年表の表示など、図36〜図41で説明した
処理を行なう。図解処理プログラム4324は、アイコ
ン217のクリックによりメインプログラム4312か
ら起動されるプログラムで、図解検索ウインドウの表
示、種々の説明の表示など、図解検索機能で説明した処
理を行なう。
【0147】検索エンジン4325は、項目名検索や全
文検索を行なう際に用いる検索プログラムである。検索
は、検索用インデックス4302を参照して行なうが、
これについては後述する。その他プログラム4326
は、上記各プログラムが使用するサブルーチンなどのプ
ログラムである。
【0148】次に、検索用インデックス4302の構造
と検索エンジン4325による検索の方式について説明
する。従来、この種の電子事典で項目名検索を行なう場
合は、所定のインデックスファイルを用意し2分検索法
などを用いていた。したがって、項目名検索を行なうプ
ログラムと全文検索を行なうプログラムの両方を用意し
ておく必要があった。一方、この電子事典の検索エンジ
ン4325は基本的には全文検索を行なうものであり、
この全文検索エンジン4325を用いて全文検索だけで
なく項目名検索も行なうようにしている。これにより、
1つのアルゴリズム、1つの検索エンジンで、項目名検
索と全文検索を行なうことができるので、プログラムの
構成が簡単になる。
【0149】全文検索エンジン4325を用いて項目名
検索をどのように行なうかについて具体的に説明する。
図44は、検索用インデックス4302の内容例を示
す。「☆アア溶岩☆ああようがん☆●(1)(18)」
は、本見出しが「アア溶岩」で項目読み(読み見出し)
が「ああようがん」の項目のインデックスである。同様
に、「☆IR☆あいあーる☆●(1)(15)」は、本
見出しが「IR」で項目読みが「あいあーる」の項目の
インデックスである。以下のインデックスも同様であ
る。なお、図44中の丸数字は明細書中では括弧付き数
字で表記するものとする(例えば、図44中の「丸つき
の18」は明細書中では「(18)」と表記する)。イ
ンデックス中の「☆」は見出しの前後に付ける分離記号
である。「●」はその後に続く「(1)(18)」と合
わせてジャンルや地域・国を表す記号である。例えば、
「●(1)(18)」で、当該項目が関連する1つのジ
ャンル(図14)を示す。「☆」や「●」や丸数字に
は、ユーザが入力できない特殊なコードを割り当ててい
る。
【0150】このようなインデックスを用いた項目名検
索は以下のように行なう。いま検索条件として「で始ま
る」が指定されているとする。このとき項目名入力エリ
ア(図4の401)にひらがなを1文字入力すると、そ
の入力文字の前に「☆」をつけた2文字を検索すべき文
字列として検索用インデックスを全文検索する。例え
ば、ひらがなの「あ」を1文字入力すると「☆あ」を検
索することになる。インデックスは図44のように構成
されているので、「☆あ」で検索した場合には、「☆あ
あようがん」、「☆あいあーる」など「☆あ」が項目読
み中に含まれるすべての項目がヒットし、ヒットした項
目が図5で説明したように候補項目名表示エリア406
に表示される。さらに、続けて「い」と入力すると、
「☆あい」で検索が実行され、候補項目は「☆あいあー
る」や「☆あいえすおーねじ」などに絞られる。このよ
うにして、「で始まる」が指定されている場合の検索を
行なう。
【0151】見出し前後に分離記号「☆」を付けて並べ
た図44のようなインデックスを用意するとともに、検
索する文字の前に分離記号「☆」を付けて検索するの
で、全文検索エンジンで前方一致の項目検索が行なえる
ことになる。また、インデックスには、本見出しが漢
字、英数文字、カタカナ、ひらがな、あるいはこれらの
組み合わせであるものでも、項目読みとしてそれらのひ
らがな読みを含めてあるので、ひらがなを入力すれば、
本見出しが漢字、英数文字、カタカナ、ひらがな、ある
いはこれらの組み合わせであるものでも検索できる。ま
た、入力された文字がひらがな以外の文字種(漢字、英
数文字、カタカナ)であっても、インデックスには本見
出しが含めてあるので、この本見出し部分にヒットする
ことにより同様に全文検索エンジンで検索できる。検索
条件として「で終わる」が指定されている場合は、入力
された文字の後ろに分離記号「☆」を付けて検索すれば
よい。また、ジャンルや地域・国を表す記号列(例えば
「●(1)(18)」)もインデックス中に含めてある
ので、ジャンルや地域・国の条件で検索あるいは絞り込
みを行なうときは、その記号列で全文検索エンジンで検
索を行なえばよい。
【0152】以上のような方式で項目名検索を全文検索
エンジンで実行するが、この場合、項目名検索時には入
力文字に分離記号「☆」を付けて検索することになる。
一方、インデックス中には見出しの前後に必ず分離記号
「☆」が付いているので、特に「で始まる」の検索の場
合はこの「☆」のヒット率が高くなりレスポンスが遅く
なることがある。そこで、この電子事典では、分離記号
「☆」を複数設けて、検索する文字に応じてどの分離記
号を付けて検索するかを判別するようにしている。例え
ば、分離記号「☆」として「第1☆」と「第2☆」を設
け、読みの先頭が「あ行」〜「さ行」の項目については
分離記号「第1☆」を付けてインデックスに設定し、読
みの先頭が「た行」〜「ん行」の項目については分離記
号「第2☆」を付けてインデックスに設定しておく。そ
して、検索時には、入力文字の先頭が「あ行」〜「さ
行」なら前に「第1☆」を付けて検索し、入力文字の先
頭が「た行」〜「ん行」なら前に「第2☆」を付けて検
索する。これにより、分離記号のヒット率が下がり、レ
スポンスが上がる。分離記号を何種類設ければよいか
は、割り当てることができるコードの数やどの程度レス
ポンスが上がるか、およびプログラムがどの程度複雑に
なるかなどに応じて決定すればよい。
【0153】なお、実際には図44のようなインデック
スから検索してヒットしたら、当該項目の本文が格納さ
れている位置を探す必要がある。そのためには、上記イ
ンデックス中に各項目の本文へのポインタ情報を含めて
もよいし、別途、ヒットした項目名から本文の位置を検
索する処理を行なうようにしてもよい。
【0154】次に、本文データ4303の構造について
説明する。検索された項目の本文は、図8,9や図10
で説明したように表示される。本文中には、ホットテキ
ストで表示する部分やイタリックで表示する部分など、
種々の態様で表示する部分がある。この電子事典では、
本文のデータをSGML(Standard Generalized Marku
p Language)で作成しており、特に本文を表現するため
のタグを新たに設計し、該タグを本文中に埋め込んでい
る。そして、本文を表示するときには読み出したタグに
応じた態様で表示を行なうようにしている。これによ
り、ホットテキストやイタリックの表示、および外字の
表示などを行なっている。このようにすることにより、
SGMLでデータを管理でき、表示もSGMLにしたが
って実現でき、標準化を図ることができる。図45に、
本文中に埋め込むタグの例を示す。従来のCD−ROM
化された電子事典では、本文データをSGMLで格納し
たものはなかった。
【0155】各項目の本文は、基本的には項目ごとに1
つのファイルで構成される。項目に付随する図表、写
真、動画、音声などのデータがある場合は、それらもそ
れぞれ1つのファイルで構成される。これらのファイル
をそのままCD−ROMに格納したのでは、不正にコピ
ーされるおそれがある。そこで、この電子事典では、各
項目の本文(付随するデータも含む)のファイル群を結
合して1つの大きなファイルとし、さらにそのファイル
をバイナリ変換(通常読めないコードに変換する)した
ものをCD−ROMに格納している。読み出すときは、
該ファイルから必要な一部分を切り出し、逆変換して1
ファイルに復元して表示するようにしている。地図デー
タや年表データや図解データも、同様である。これによ
り、不正なコピーなどを防ぐことができる。
【0156】
【発明の効果】本発明によれば、誰にでも使い勝手のよ
いユーザインターフェースを提供し、高速な検索表示を
実現できる。特に、請求項1に係る発明によれば、電子
事典の表示態様を切り替えることができるので、「子供
向け」や「一般向け」など、より多くの人に使い勝手の
よい表示態様で電子事典を使用できるようになる。請求
項2に係る発明によれば、検索する文字列を順次入力し
ていく度に候補の項目名を絞りこんでいくので、検索時
の使い勝手がよい。請求項3に係る発明によれば、ひら
がなで入力するだけでそのひらがな文字列を読みに持つ
漢字やカタカナも検索できるので、ひらがなしか入力で
きない人でも検索を行なうことができる。請求項4に係
る発明によれば、候補の本見出し部分にポインティング
デバイスのカーソルを合わせるだけで、その項目読みを
バルーンヘルプのように表示するので、本見出しが読め
ない人でも項目読みを確認できる。請求項5に係る発明
によれば、一定の主題であるテーマ項目の元に電子事典
の項目を集めておき、それを読み出すことにより該テー
マ項目に含まれる項目にすぐにアクセスできるので、あ
らかじめ所定の主題についてまとめたい場合などに便宜
である。請求項6に係る発明によれば、本文の表示を全
画面表示か分割画面表示か選択できるので、ユーザの見
やすい形態で本文表示できる。請求項7に係る発明によ
れば、ユーザが意識的に参照したと思われるヒストリー
を取得できる。請求項8に係る発明によれば、分割画面
表示において、項目を指定する度にすぐに本文表示を行
なうので、複数の項目を参照する際に便利である。請求
項9に係る発明によれば、表示している本文の項目に関
連する項目を付帯情報とともに一覧表示できるので、関
連する項目を把握しやすい。
【0157】請求項10に係る発明によれば、地図の表
示時に、どの辺りの範囲を表示しているのか大域的に把
握できる。請求項11に係る発明によれば、地図の表示
範囲を上下左右に移動する際に、論理的に意味がある地
図に移るようにしているので、単に参照範囲を隣に移す
だけの従来のものに比べて使い勝手がよい。請求項12
に係る発明によれば、地図が表示されている状態からそ
の関連項目にすぐに移行できるので、地図に関連する情
報をすぐに把握できる。また、請求項13に係る発明に
よれば、関連項目として項目本文の一部や図表類を表示
するので、関連する多くの情報を得ることができる。請
求項14に係る発明によれば、地図内の表示オブジェク
トの例えば上下でバルーンヘルプやジャンプ先を異なら
せることができるので、さらに下層の地図に移行したり
関連項目の表示に移行することが、ポインティングデバ
イスのカーソルの位置を少し変えるだけで実現でき、使
い勝手がよい。請求項15に係る発明によれば、地名検
索から地図を表示したときに、選択した地名の位置が明
確に分かるので使い勝手がよい。
【0158】請求項16に係る発明によれば、表示され
た年表内にポインティングデバイスのカーソルがあると
き、カーソルの周りに矩形を表示し、その矩形の長さ
を、そこでクリックしたときに表示される年表の時間範
囲に対応する長さにしているので、ポインティングデバ
イスのカーソルを持っていくだけで、その年代にどの程
度の密度で事件などの年表の項目があるか分かる。請求
項17に係る発明によれば、1画面分の年表の表示とと
もに、それぞれが1画面分の年表に対応するブロックを
複数個時間順に並べて表示し、該ブロックを選択するだ
けで対応する年表を表示できるので、年表の使い勝手が
よい。請求項18に係る発明によれば、文字で説明する
より図解の方が認識・学習しやすい対象について、電子
事典に含ませることができる。図解により理解しやすい
形で情報提供できる。請求項19に係る発明によれば、
本文に付随するメディアを、メディアリストから選択す
るだけで簡単に表示できる。請求項20に係る発明によ
れば、表示されたメディア上をクリックするだけで、容
易に拡大表示や再生を行なうことができる。
【0159】請求項21に係る発明によれば、各機能の
切り替えをアイコンをオンするだけで行なうことがで
き、機能を切り替えたときには元の状態が再現されるの
で、机上に索引や地図帳や年表などを開いて参照するイ
メージで電子事典を使用できる。請求項22に係る発
明、および請求項23に係る発明によれば、色を効果的
に使用しているので、画面からの情報を把握しやすい。
請求項24に係る発明によれば、全文検索エンジンで項
目名検索まで行なえるので、項目名検索のためのプログ
ラムを用意しなくてよいという効果がある。請求項25
に係る発明によれば、全文検索エンジンで項目名検索す
る際に複数の分離記号を用いているので、分離記号のヒ
ット率が高くなるためにレスポンスが低下することを防
止できる。請求項26に係る発明によれば、項目に関連
するジャンルで検索することができる。
【0160】請求項27に係る発明によれば、本文にS
GMLにしたがって設計したタグを埋め込んで保持して
おき、表示する際に該タグにしたがって表示するので、
SGMLに沿ったファイル形式にすることができる。請
求項28に係る発明によれば、各項目の本文のファイル
群を結合して1つの大きなファイルとし、さらにそのフ
ァイルをバイナリ変換したファイルを電子事典の本文フ
ァイルとしているので、不正なコピーなどを防止でき
る。請求項29〜32に係る発明によれば、上述したよ
うな効果を実現できる電子事典が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電子事典を検索して表示するの
に用いる汎用のパーソナルコンピュータ(パソコン)の
概略構成図
【図2】 表紙下部に表示されるアイコン群を示す図
【図3】 画面表示態様の切り替え手順を示す図
【図4】 項目名検索ウインドウ(その1)を示す図
【図5】 項目名検索ウインドウ(その2)を示す図
【図6】 項目名検索ウインドウ(その3)を示す図
【図7】 項目名検索ウインドウ(その4)を示す図
【図8】 検索表示画面(その1)を示す図
【図9】 検索表示画面(その2)を示す図
【図10】 検索表示画面(その3)を示す図
【図11】 項目名検索ウインドウ(その5)を示す図
【図12】 項目名検索ウインドウ(その6)を示す図
【図13】 画面設定ウインドウを示す図
【図14】 条件設定の表示例を示す図
【図15】 条件設定で絞り込んだ表示例を示す図
【図16】 検索表示画面(その4)を示す図
【図17】 全文検索ウインドウ(その1)を示す図
【図18】 全文検索ウインドウ(その2)を示す図
【図19】 全文検索ウインドウ(その3)を示す図
【図20】 全文検索ウインドウ(その4)を示す図
【図21】 テーマ項目へ保存ウインドウを示す図
【図22】 全文検索ウインドウ(その5)を示す図
【図23】 テーマ項目を読むウインドウを示す図
【図24】 全文検索ウインドウ(その6)を示す図
【図25】 全文検索ウインドウ(その7)を示す図
【図26】 地図検索ウインドウ(その1)を示す図
【図27】 地図検索ウインドウ(その2)を示す図
【図28】 地図ウインドウ(その1)を示す図
【図29】 地図ウインドウ(その2)を示す図
【図30】 項目ウインドウを示す図
【図31】 地図ウインドウ(その3)を示す図
【図32】 地図ウインドウ(その4)を示す図
【図33】 地図関連項目ウインドウを示す図
【図34】 地図ウインドウ(その5)を示す図
【図35】 地図ウインドウ(その6)を示す図
【図36】 年表検索ウインドウ(その1)を示す図
【図37】 年表検索ウインドウ(その2)を示す図
【図38】 年表検索ウインドウ(その3)を示す図
【図39】 年表ウインドウ(その1)を示す図
【図40】 年表ウインドウ(その2)を示す図
【図41】 年表ウインドウ(その3)を示す図
【図42】 図解検索表示の例を示す図
【図43】 電子事典の構成および各種プログラム構成
を示す図
【図44】 検索用インデックスの例を示す図
【図45】 本文中に埋め込むタグ一覧を示す図
【図46】 関連項目表示ウインドウを示す図
【図47】 図解目次ウインドウを示す図
【図48】 「世界の美術館」を選択したときの画面を
示す図
【図49】 「京都寺社」を選択したときの画面を示す
【図50】 京都寺社マップの画面を示す図
【図51】 博物図鑑の表示画面を示す図
【図52】 博物図鑑で所定のホットスポットをクリッ
クしたときに表示される解説を示す図
【図53】 博物図鑑からジャンプして本文表示した画
面を示す図
【図54】 絵巻物の表示画面を示す図
【図55】 絵巻物を開いた画面を示す図
【図56】 絵巻物の解説文を表示した画面を示す図
【図57】 絵巻物を巻き取っていったところを示す図
【図58】 絵巻物を拡大表示したところを示す図
【図59】 絵巻物の解説文を表示した画面を示す図
【図60】 メディア表示の例(その1)を示す図
【図61】 メディア表示の例(その2)を示す図
【図62】 メディア表示の例(その3)を示す図
【図63】 メディア表示の例(その4)を示す図
【図64】 ヒストリー機能を説明するための画面の遷
移(その1)を示す図
【図65】 ヒストリー機能を説明するための画面の遷
移(その2)を示す図
【図66】 ヒストリー機能を説明するための画面の遷
移(その3)を示す図
【図67】 ヒストリー機能を説明するための画面の遷
移(その4)を示す図
【符号の説明】
101…中央処理装置(CPU)、102…ランダムア
クセスメモリ(RAM)、103…リードオンリメモリ
(ROM)、104…ディスプレイ、105…ハードデ
ィスク装置、106…CD−ROM装置、107…キー
ボード、108…マウス、109…バスライン。

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶媒体に記憶された電子事典から種々の
    情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示方
    法であって、 画面上に各種のアイコンを表示するとともに、該表示さ
    れたアイコンをポインティングデバイスで指定する操作
    を行なうことで、電子事典からの各種情報の読み出し制
    御指示を行なう読み出し制御指示ステップと、 複数の表示態様から1つを選択する表示態様選択ステッ
    プと、 上記表示態様選択ステップで表示態様が選択された後
    は、画面上に表示する前記各種のアイコンおよび画面デ
    ザインを前記選択された表示態様ですべて表示するステ
    ップとを備えたことを特徴とする電子事典の表示方法。
  2. 【請求項2】記憶媒体に記憶された電子事典から種々の
    情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示方
    法であって、 検索すべき項目名を入力する項目名入力エリアと検索結
    果である候補の項目名を一覧表示する候補項目名表示エ
    リアとを有する項目名検索画面を表示するステップと、 上記項目名入力エリアに、検索すべき項目名の文字列を
    順次入力していくステップと、 上記項目名入力エリアに入力された文字列に基づいて電
    子事典を検索し、検索結果である候補の項目名を上記候
    補項目名表示エリアに一覧表示するステップであって、
    上記項目名入力エリアに文字入力する度に、上記候補項
    目名表示エリアに表示する候補の項目名を絞りこんでい
    くステップとを備えたことを特徴とする電子事典の表示
    方法。
  3. 【請求項3】記憶媒体に記憶された電子事典から種々の
    情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示方
    法であって、 検索すべき項目名を入力する項目名入力エリアと検索結
    果である候補の項目名を一覧表示する候補項目名表示エ
    リアとを有する項目名検索画面を表示するステップと、 上記項目名入力エリアに、検索すべき項目名の文字列を
    ひらがなで入力するステップと、 上記項目名入力エリアに入力されたひらがな文字列に基
    づいて電子事典を検索し、該ひらがな文字列を本見出し
    に含む項目の項目名、該ひらがな文字列を項目読みに含
    む項目の項目名、および該ひらがな文字列に対応するカ
    タカナ文字列を本見出しに含む項目の項目名を、検索結
    果である候補の項目名として、上記候補項目名表示エリ
    アに一覧表示するステップとを備えたことを特徴とする
    電子事典の表示方法。
  4. 【請求項4】記憶媒体に記憶された電子事典から種々の
    情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示方
    法であって、 電子事典から検索した項目の本見出しを、画面上の所定
    の表示エリアに表示するステップと、 該表示エリアに表示されている本見出しにポインティン
    グデバイスのカーソルを合わせたとき、該本見出しの項
    目読みをバルーンヘルプで表示するステップとを備えた
    ことを特徴とする電子事典の表示方法。
  5. 【請求項5】記憶媒体に記憶された電子事典から種々の
    情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示方
    法であって、 1つのテーマ項目に含める幾つかの項目を集めてその項
    目名を保存するステップと、 該テーマ項目を読み出して、該テーマ項目に含まれる項
    目の項目名を一覧表示するステップと、 該一覧表示された項目名から任意の項目名を選択して該
    項目の本文を表示するステップとを備えたことを特徴と
    する電子事典の表示方法。
  6. 【請求項6】記憶媒体に記憶された電子事典から種々の
    情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示方
    法であって、 検索された項目の本文を全画面表示するか分割画面表示
    するかを指定するステップと、 所定の検索画面を表示し、ユーザからの検索指示を受付
    け、指示にしたがって電子事典の検索を実行し、検索さ
    れた項目の項目名を一覧表示するステップと、 一覧表示された項目名から本文を表示する項目を指定す
    るステップと、 本文を表示する項目が指定されたとき、全画面表示が指
    定されていたときは上記検索画面を消去して全画面に該
    項目の本文を表示し、分割画面表示が指定されていたと
    きは上記検索画面中の所定領域に該項目の本文を表示す
    るステップとを備えたことを特徴とする電子事典の表示
    方法。
  7. 【請求項7】前記分割画面表示で表示された項目の本文
    中に所定のアクションがあったときのみ該項目本文の履
    歴を取得するとともに、前記全画面表示で表示された項
    目の本文の履歴を取得する請求項6に記載の電子事典の
    表示方法。
  8. 【請求項8】記憶媒体に記憶された電子事典から種々の
    情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示方
    法であって、 所定の検索画面であって項目本文を表示する領域を有す
    る検索画面を表示し、ユーザからの検索指示を受付け、
    指示にしたがって電子事典の検索を実行し、検索された
    項目の項目名を一覧表示するステップと、 上記一覧表示された項目名から本文を表示する項目が指
    定されたとき、上記項目本文を表示する領域に該指定さ
    れた項目の本文を表示するとともに、上記一覧表示され
    た項目名中で項目の指定のし直しが行なわれたときに
    は、すぐに指定された項目の本文を表示するステップと
    を備えたことを特徴とする電子事典の表示方法。
  9. 【請求項9】記憶媒体に記憶された電子事典から種々の
    情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示方
    法であって、 指定された項目の本文を画面表示するとともに、該項目
    に関連する関連項目の表示を指定するアイコンを表示す
    るステップと、 上記アイコンをポインティングデバイスで指定する操作
    が行なわれたとき、上記本文が表示されていた項目の関
    連項目の本文のうちの最初の所定文字数分の文字情報お
    よび付帯情報を表示するステップとを備えたことを特徴
    とする電子事典の表示方法。
  10. 【請求項10】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 電子事典中の地図データを読み出し該地図データに基づ
    いて地図を表示する際に、画面上の一部領域を使用して
    上記表示した地図より広い範囲の概略地図を表示し、該
    概略地図の中で上記表示した地図の位置を示す表示を行
    なうようにしたことを特徴とする電子事典の表示方法。
  11. 【請求項11】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 電子事典中の地図データを読み出し、該地図データに基
    づいて地図を表示するステップと、 該地図の表示領域の上下左右の辺の付近にポインティン
    グデバイスのカーソルが位置したとき、該カーソルの形
    状を変更して表示するステップと、 カーソルの形状が変更された状態でポインティングデバ
    イスのボタンがオンされた場合には、カーソルが位置す
    る辺の方向に存在する隣の地図であって、論理的に意味
    のある地図の表示に切り替えるステップとを備えたこと
    を特徴とする電子事典の表示方法。
  12. 【請求項12】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 電子事典中の地図データを読み出し、該地図データに基
    づいて地図を表示するステップと、 地図の関連項目の表示を指示するステップと、 上記地図が表示されている状態から関連項目の表示が指
    示されたときは、表示されている地図に関連する関連項
    目を表示する画面に切り替えるステップとを備えたこと
    を特徴とする電子事典の表示方法。
  13. 【請求項13】前記関連項目の表示は、前記表示されて
    いた地図に関連する電子事典の項目見出し、該項目の本
    文の一部分、および該項目に付随する図表類を表示する
    ものである請求項12に記載の電子事典の表示方法。
  14. 【請求項14】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 電子事典中の地図データに基づいて、各種の表示オブジ
    ェクトを含む地図を表示するステップと、 所定の表示オブジェクトの表示部分を少なくとも第1の
    領域と第2の領域とに分け、ポインティングデバイスの
    カーソルが第1の領域に位置したときは第1のバルーン
    ヘルプを表示し、ポインティングデバイスのカーソルが
    第2の領域に位置したときは第2のバルーンヘルプを表
    示するステップと、 ポインティングデバイスのカーソルが上記表示オブジェ
    クトの表示部分の第1の領域に位置した状態でボタンが
    オンされた場合には該表示オブジェクトに関連する第1
    の情報を表示し、ポインティングデバイスのカーソルが
    上記表示オブジェクトの表示部分の第2の領域に位置し
    た状態でボタンがオンされた場合には該表示オブジェク
    トに関連する第2の情報を表示するステップとを備えた
    ことを特徴とする電子事典の表示方法。
  15. 【請求項15】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 地名検索指示を受付けるステップと、 上記地名検索指示が受付けられたとき、所定の地名検索
    画面を表示し、ユーザに所望の地名を選択させるステッ
    プと、 上記選択された地名を含む地図を表示するステップと、 上記表示された地図中の上記選択された地名の位置に、
    該位置を明確にするための所定の図形を表示するステッ
    プとを備えたことを特徴とする電子事典の表示方法。
  16. 【請求項16】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 電子事典中の年表データに基づいて、時間軸を持つ年表
    を表示するステップと、 ポインティングデバイスのカーソルが上記年表中に位置
    されたとき、該カーソルの周りに矩形を表示するととも
    に、該矩形の時間軸方向の長さを、その位置でポインテ
    ィングデバイスのボタンをオンしたときに表示される年
    表の項目が含まれる時間範囲に相当する長さとして、表
    示するステップと、 上記矩形が表示されている状態でポインティングデバイ
    スのボタンをオンしたとき、該矩形の時間軸方向の長さ
    に相当する時間範囲の年表の項目を表示するステップと
    を備えたことを特徴とする電子事典の表示方法。
  17. 【請求項17】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 電子事典中の年表データに基づいて、所定の時間範囲の
    年表を1画面に表示するステップと、 それぞれが1画面分の年表に対応するブロックを、複数
    個時間順に並べて表示するステップと、 上記複数個のブロックの任意の1つをポインティングデ
    バイスでオンすることにより、その時点で表示されてい
    る年表を、オンされたブロックに対応する年表に切り替
    えて表示するステップとを備えたことを特徴とする電子
    事典の表示方法。
  18. 【請求項18】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 画面上に地図や年表や家系図などの任意の図面を、別途
    用意した説明や画像などのデータにリンクしたテキスト
    や図形などのホットスポットを埋め込んで、表示するス
    テップと、 上記画面上の図面の上記ホットスポットをポインティン
    グデバイスでオンすることにより、該ホットスポットに
    リンクしたテキストや図形などを表示するステップとを
    備えたことを特徴とする電子事典の表示方法。
  19. 【請求項19】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 指定された項目の本文を画面表示するとともに、該項目
    に付随するメディアがあるときには該メディアの一覧で
    あるメディアリストを同時に表示するステップと、 上記メディアリストから1つのメディアをポインティン
    グデバイスで指定する操作が行なわれたとき、そのメデ
    ィアを表示するステップとを備えたことを特徴とする電
    子事典の表示方法。
  20. 【請求項20】ポインティングデバイスで前記表示され
    たメディア上をクリックされたとき、該メディアの種類
    に応じて、メディアの拡大表示、またはメディアの再生
    を実行する請求項19に記載の電子事典の表示方法。
  21. 【請求項21】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 画面上に第1〜第6のアイコンを表示するステップと、 上記第1のアイコンをポインティングデバイスでオンす
    ることにより、電子事典の項目の本文の表示に画面を切
    り替えるステップと、 上記第2のアイコンをポインティングデバイスでオンす
    ることにより、電子事典の項目を項目名で検索する画面
    に切り替えるステップと、 上記第3のアイコンをポインティングデバイスでオンす
    ることにより、電子事典の本文の全体をキーワードで全
    文検索する画面に切り替えるステップと、 上記第4のアイコンをポインティングデバイスでオンす
    ることにより、電子事典の地図データを検索表示する画
    面に切り替えるステップと、 上記第5のアイコンをポインティングデバイスでオンす
    ることにより、電子事典の年表データを検索表示する画
    面に切り替えるステップと、 上記第6のアイコンをポインティングデバイスでオンす
    ることにより、電子事典の図解データを表示する画面に
    切り替えるステップとを備え、 上記各アイコンの何れかをオンして画面を切り替えたと
    きには、直前の画面の状態を再現した状態で画面表示す
    ることを特徴とする電子事典の表示方法。
  22. 【請求項22】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 各ジャンルに割り当てられた色を用いてそれらのジャン
    ルの一覧を表示し、それらのジャンルの中からユーザが
    所望するジャンルを設定するステップと、 設定されたジャンルに関連する項目を抽出して一覧表示
    するステップと、 一覧表示された中から選択した項目の本文を表示すると
    ともに、該項目が属するジャンルに割り当てられている
    色および該ジャンル名称を表示するステップとを備えた
    ことを特徴とする電子事典の表示方法。
  23. 【請求項23】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 電子事典に格納されている複数の地図を所定のカテゴリ
    でグループ分けし、各グループに属する地図の地図名称
    一覧である地図目次を選択するために表示するグループ
    ごとの表示オブジェクトを、各グループに対応する色で
    表示するステップと、 上記表示オブジェクトを選択することにより、所望のグ
    ループの地図目次を表示するステップと、 上記地図目次から所望の地図名称を選択することにより
    該地図名称の地図を表示するとともに、該地図が属する
    グループに対応する色および該地図名称を表示するステ
    ップとを備えたことを特徴とする電子事典の表示方法。
  24. 【請求項24】記憶媒体に記憶された電子事典から所望
    の項目を検索する電子事典の検索方法であって、 各項目の本見出しおよび項目読みの前後に特殊な分離記
    号を付して並べた検索用インデックスをあらかじめ用意
    しておき、項目名検索時には、全文検索エンジンを用い
    て、検索すべき項目名の文字列の前または後ろに該分離
    記号を付けた文字列を検索対象文字列として上記検索用
    インデックスから全文検索することを特徴とする電子事
    典の検索方法。
  25. 【請求項25】記憶媒体に記憶された電子事典から所望
    の項目を検索する電子事典の検索方法であって、 あらかじめ全項目を幾つかのグループに分けておき、各
    グループごとに別々の分離記号を割り当て、各グループ
    に属する項目の本見出しおよび項目読みの前後に該グル
    ープに割り当てられた分離記号を付して並べた検索用イ
    ンデックスをあらかじめ用意しておき、項目名検索時に
    は、全文検索エンジンを用いて、検索すべき項目名の文
    字列の前または後ろに該文字列が属するグループに割り
    当てられた分離記号を付けた文字列を検索対象文字列と
    して、上記検索用インデックスから全文検索することを
    特徴とする電子事典の検索方法。
  26. 【請求項26】前記検索用インデックスの各項目ごと
    に、その項目に関連するジャンルを表すジャンル情報を
    特殊な文字列で含めておき、検索時に、検索対象文字列
    として該ジャンル情報を示す文字列を指定することによ
    り、ジャンルで検索を行なえるようにした請求項24ま
    たは25の何れか1つに記載の電子事典の検索方法。
  27. 【請求項27】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 電子事典に格納した各項目の本文データに、事典の本文
    としての表示を行なうためにSGMLにしたがって設計
    したタグを埋め込み、該本文を表示する際には、SGM
    Lに基づき該タグにしたがった表示を行なうことを特徴
    とする電子事典の表示方法。
  28. 【請求項28】記憶媒体に記憶された電子事典から種々
    の情報を読み出して表示装置に表示する電子事典の表示
    方法であって、 あらかじめ各項目の本文のファイル群を結合して1つの
    大きなファイルとし、さらにそのファイルをバイナリ変
    換したファイルを電子事典の本文ファイルとして格納し
    ておき、項目の本文の読み出し時には、上記本文ファイ
    ルから必要な部分を切り出し、逆変換して元のファイル
    を復元し、それを表示することを特徴とする電子事典の
    表示方法。
  29. 【請求項29】請求項1から23の何れか1つに記載の
    表示方法を実現するプログラムを、電子事典の検索用イ
    ンデックス、本文データ、地図データ、年表データ、お
    よび図解データとともに記憶媒体に格納してなることを
    特徴とする電子事典。
  30. 【請求項30】請求項24から26の何れか1つに記載
    の検索方法を実現するプログラムを、電子事典の検索用
    インデックスおよび本文データとともに記憶媒体に格納
    したことを特徴とする電子事典。
  31. 【請求項31】請求項27に記載のSGMLにしたがっ
    て設計したタグを埋め込んだ本文データを格納したこと
    を特徴とする電子事典。
  32. 【請求項32】請求項28に記載の、あらかじめ各項目
    の本文のファイル群を結合して1つの大きなファイルと
    しさらにそのファイルをバイナリ変換した電子事典の本
    文ファイルを、格納したことを特徴とする電子事典。
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