JPH10325525A - 焼却炉におけるホッパ構造 - Google Patents

焼却炉におけるホッパ構造

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Publication number
JPH10325525A
JPH10325525A JP13267697A JP13267697A JPH10325525A JP H10325525 A JPH10325525 A JP H10325525A JP 13267697 A JP13267697 A JP 13267697A JP 13267697 A JP13267697 A JP 13267697A JP H10325525 A JPH10325525 A JP H10325525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
bridge
incinerator
incinerated
matter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13267697A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Higashimura
一弘 東村
Tadayuki Iwami
忠之 石見
Satoshi Wada
聰 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP13267697A priority Critical patent/JPH10325525A/ja
Publication of JPH10325525A publication Critical patent/JPH10325525A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホッパ内に充満された被焼却物に発生したブ
リッジを簡単な操作で効率よく、しかも圧密を招くこと
なく突き崩し解消することができるようにする。 【解決手段】 投入された被焼却物Wを自重によって焼
却炉1のロータリーキルン炉2の入口部2aに滑り落し
供給させるシュート7が連設されているホッパ6の周壁
6bの複数箇所に、該ホッパ6の外部に設置したシリン
ダ9を介して投入被焼却物Wのブリッジを突き崩すよう
に駆動摺動可能なブリッジブレーカー8を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ゴミや廃棄物
の焼却処理に用いられる焼却炉におけるホッパ構造に関
し、詳しくは、焼却炉の入口部の上方に設置されてクレ
ーンバケットなどにより投入された被焼却物のブリッジ
を突き崩し解消する手段を備えている焼却炉におけるホ
ッパ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の焼却炉におけるホッパでは、都
市ゴミや廃棄物などの被焼却物をシュートの入口付近の
空間まで満たすように投入して用いられる。それは、投
入された被焼却物がホッパの開放部から焼却炉内への外
気(空気)の流入を防いで炉内の燃焼がホッパ内の被焼
却物にまで延焼しないようにすることと、該ホッパへの
被焼却物の投入に使用されるクレーンに投入操作以外に
焼却物貯溜ピット内の攪拌操作や休止などの時間的余裕
を持たせることのためである。
【0003】被焼却物の嵩密度が小さく、ホッパ内で局
所的に圧密になったり、被焼却物とホッパ内表面との摩
擦係数が小さい場合、その被焼却物がホッパのノド部で
ブリッジ現象を呈して炉内への供給が滞ることがあり、
これを解消する手段として、従来では、図3に示すよう
に、焼却炉1におけるロータリーキルン炉2の入口部2
aの上方に設置され、投入された被焼却物Wを自重によ
って上記ロータリーキルン炉2の入口部2aに滑り落し
供給させるシュート7が連設されているホッパ6の側壁
部に揺動開閉可能なホッパゲート10を設け、このホッ
パゲート10を図3の矢印のように揺動開閉操作するこ
とにより被焼却物Wのブリッジを突き崩す手段が採用さ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなブリッ
ジ解消手段を持つ従来の焼却炉では、ホッパゲート10
自体が大きいためにブリッジの解消機能に優れているも
のの、実際にブリッジが発生している箇所に限定してブ
リッジを突き崩すことができず、また、ホッパゲート1
0を過剰に揺動開閉操作すると、被焼却物Wを圧密にし
てしまい、その結果、被焼却物Wをシュート6に沿って
自重で焼却炉1に滑り落し供給する際、該シュート6上
でブリッジを起こしたり、あるいは焼却炉1内で焼却処
理されにくくしたりする不都合があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、ホッパ内に充満された被焼却物に発生したブリッジ
を簡単な操作で効率よく、しかも圧密を招くことなく突
き崩し解消することができる焼却炉におけるホッパ構造
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る焼却炉におけるホッパ構造は、焼却炉
の入口部の上方に設置され、投入された被焼却物を自重
によって上記焼却炉内に滑り落し供給させるシュートが
連設されている焼却炉におけるホッパの周壁の複数箇所
に、該ホッパの外部操作により投入被焼却物のブリッジ
を突き崩し可能なブリッジブレーカーを設けていること
を特徴とするものである。
【0007】上記した構成によれば、ホッパ内に充満さ
れた被焼却物にブリッジが発生した場合、そのブリッジ
発生箇所に設置されたブリッジブレーカーをホッパの外
部から操作することにより、ブリッジを効率よく突き崩
して解消することが可能であり、このとき、被焼却物を
圧密することもないので、ブリッジが解消された被焼却
物をシュート上に沿ってスムーズに焼却炉内に滑り落し
供給することが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係るホッパ構造を
持つ焼却炉の全体構造を示す概略側面図、図2は要部の
拡大正面図であって、これらの図において、焼却炉1は
その軸心周りに回転運動可能なロータリーキルン炉2と
このロータリーキルン炉2の出口部2bに段落ち状に接
続されたストーカ炉3とからなり、この焼却炉1におけ
る上記ロータリーキルン炉2の入口部2aには給塵プッ
シャー4が設けられているとともに、上記入口部2aの
上方には被焼却物Wをクレーンバケット5等を介して投
入可能なホッパ6が設置され、このホッパ6と上記ロー
タリーキルン炉2の入口部2aとの間に亘って、ホッパ
6内に投入された被焼却物Wを自重により上記ロータリ
ーキルン炉2内へ滑り落し供給する傾斜シュート7が連
設されている。
【0009】上記ホッパ6におけるノド部6a付近の周
壁6bの複数箇所には、直径が200mm程度の丸棒か
らなるブリッジブレーカー8…が図2の矢印で示す方向
に摺動可能に支持されているとともに、これら各ブリッ
ジブレーカー8…の外端部には摺動駆動用シリンダ9…
がホッパ6の外部に突出状態に連結されており、このシ
リンダ9…を介して上記ブリッジブレーカー8…を駆動
摺動させることにより、ホッパ6内の被焼却物Wに発生
しているブリッジを突き崩し可能としている。
【0010】なお、上記ストーカ炉3の底部には上記ロ
ータリーキルン炉2の出口部2bから炉内に投入された
乾燥及び一部燃焼済みの被焼却物を排出口3b側に向け
て移動させるストーカ3aが設けられ、このストーカ3
aにより移動される被焼却物を該ストーカ3aの下方か
ら一次燃焼空気を取り込みながらガス化燃焼および置き
燃焼(後燃焼)させ、焼却灰を上記排出口3bから炉外
へ排出するとともに、燃焼ガスをストーカ炉3上部に連
設した煙道11から炉外へ排出するように構成されてい
る。
【0011】上記のような構成を有する焼却炉1によれ
ば、クレーンバケット5等を介してホッパ6内のノド部
6a付近にまでに投入され充満された被焼却物Wにブリ
ッジが発生した場合、そのブリッジ発生箇所に近く位置
する一つまたは複数のブリッジブレーカー8をシリンダ
9によりホッパ6の外部から操作して図2の矢印方向に
摺動させることにより、被焼却物Wを圧密することなく
ブリッジを効率よく突き崩して解消することが可能であ
り、このようにしてブリッジが解消された被焼却物Wは
自重によりシュート7上に沿ってスムーズに焼却炉1に
おけるロータリーキルン炉2の入口部2aに滑り落し供
給された後、給塵プッシャー4によりロータリーキルン
炉2内に送り込まれ、一連の焼却処理が行われる。
【0012】なお、上記実施の形態に示したブリッジブ
レーカー8の場合は、その摺動量をシリンダ9のストロ
ーク調整にて任意に調節することで、被焼却物Wの性状
に合った最適なブリッジ解消方法を決定することが可能
であるけれども、その摺動量は一定であってもよい。
【0013】また、ブリッジブレーカー8をホッパ6の
外部での人手操作により摺動させるようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ホッパ
内に充満された被焼却物にブリッジが発生した場合、そ
のブリッジ発生箇所に設置されたブリッジブレーカーの
ホッパ外部からの簡単な操作により、ブリッジを効率よ
く突き崩して解消することができる。また、このブリッ
ジ解消時に被焼却物を圧密することもないので、ブリッ
ジの解消された被焼却物をシュート上に沿ってスムーズ
に焼却炉内に滑り落し供給することができるとともに、
焼却炉内で確実に焼却処理することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホッパ構造を含めた焼却炉全体の
構造を示す概略側面図である。
【図2】要部の拡大正面図である。
【図3】従来の焼却炉におけるホッパ構造を示す要部の
概略側面図である。
【符号の説明】
1 焼却炉 2 ロータリーキルン炉 3 ストーカ炉 6 ホッパ 7 シュート 8 ブリッジブレーカー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却炉の入口部の上方に設置され、投入
    された被焼却物を自重によって上記焼却炉内に滑り落し
    供給させるシュートが連設されている焼却炉におけるホ
    ッパの周壁の複数箇所に、該ホッパの外部操作により投
    入被焼却物のブリッジを突き崩し可能なブリッジブレー
    カーを設けていることを特徴とする焼却炉におけるホッ
    パ構造。
JP13267697A 1997-05-23 1997-05-23 焼却炉におけるホッパ構造 Pending JPH10325525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13267697A JPH10325525A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 焼却炉におけるホッパ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13267697A JPH10325525A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 焼却炉におけるホッパ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10325525A true JPH10325525A (ja) 1998-12-08

Family

ID=15086908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13267697A Pending JPH10325525A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 焼却炉におけるホッパ構造

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JP (1) JPH10325525A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100901365B1 (ko) * 2002-12-13 2009-06-05 삼성엔지니어링 주식회사 고형 물질 공급 장치

Cited By (1)

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