JPH10325358A - シリンダブロックとクランクケースの組付構造及び組付方法 - Google Patents
シリンダブロックとクランクケースの組付構造及び組付方法Info
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- JPH10325358A JPH10325358A JP13547197A JP13547197A JPH10325358A JP H10325358 A JPH10325358 A JP H10325358A JP 13547197 A JP13547197 A JP 13547197A JP 13547197 A JP13547197 A JP 13547197A JP H10325358 A JPH10325358 A JP H10325358A
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- Japan
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- cylinder block
- rear end
- crankcase
- crank case
- positioning member
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0065—Shape of casings for other machine parts and purposes, e.g. utilisation purposes, safety
- F02F7/0073—Adaptations for fitting the engine, e.g. front-plates or bell-housings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0002—Cylinder arrangements
- F02F7/0007—Crankcases of engines with cylinders in line
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0043—Arrangements of mechanical drive elements
- F02F7/0046—Shape of casings adapted to facilitate fitting or dismantling of engine parts
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コスト高の要因となるダウエル等に代わり、
簡便な構造及び方法にてシリンダブロックとクランクケ
ースとの後端面同士の位置合わせを行う。 【解決手段】 本発明に係るシリンダブロック1とクラ
ンクケース2の組付構造及び組付方法は、シリンダブロ
ック1又はクランクケース2の少なくとも一方の後端面
6に位置決め部材7を設け、この位置決め部材7に他方
の後端面5を当接させつつ、両者を互いに結合するもの
である。
簡便な構造及び方法にてシリンダブロックとクランクケ
ースとの後端面同士の位置合わせを行う。 【解決手段】 本発明に係るシリンダブロック1とクラ
ンクケース2の組付構造及び組付方法は、シリンダブロ
ック1又はクランクケース2の少なくとも一方の後端面
6に位置決め部材7を設け、この位置決め部材7に他方
の後端面5を当接させつつ、両者を互いに結合するもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのシリン
ダブロックとクランクケースとの組付けに際し適用され
る組付構造及び組付方法に関するものである。
ダブロックとクランクケースとの組付けに際し適用され
る組付構造及び組付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、一般的なエンジンa
においては、シリンダブロックbの下部にクランクケー
スcを組み付け、それら後端面d,eにトランスミッシ
ョンケースfを組付けるようになっている。シリンダブ
ロックbとクランクケースcとの組付けに際しては、シ
リンダブロックbから突出されたダウエルgを、クラン
クケースcに形成されたダウエル穴hに挿入し、互いの
位置決めを行いつつ、両者を互いに接合しボルトで締結
するようになっている。なおこれらダウエルgとダウエ
ル穴hとの配置関係は逆の場合もある。またダウエルの
代わりにリーマボルトやピン等を用いて位置決めを行う
こともある(実開昭64-34448号公報参照)。さらにトラ
ンスミッションケースfの代わりにフライホイールハウ
ジングが組み付けられることもある。図中iはシリンダ
ヘッド、jはオイルパンを示す。
においては、シリンダブロックbの下部にクランクケー
スcを組み付け、それら後端面d,eにトランスミッシ
ョンケースfを組付けるようになっている。シリンダブ
ロックbとクランクケースcとの組付けに際しては、シ
リンダブロックbから突出されたダウエルgを、クラン
クケースcに形成されたダウエル穴hに挿入し、互いの
位置決めを行いつつ、両者を互いに接合しボルトで締結
するようになっている。なおこれらダウエルgとダウエ
ル穴hとの配置関係は逆の場合もある。またダウエルの
代わりにリーマボルトやピン等を用いて位置決めを行う
こともある(実開昭64-34448号公報参照)。さらにトラ
ンスミッションケースfの代わりにフライホイールハウ
ジングが組み付けられることもある。図中iはシリンダ
ヘッド、jはオイルパンを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シリンダブ
ロックbとクランクケースcとの後端面d,eは、トラ
ンスミッションケースfを接合させる接合面となるた
め、組付後には面一にされなければならない。仮に図5
に示すように、後端面d,e同士に段差θができてしま
うと、接合部に隙間が生じたりボルトやフランジの損傷
を招いたりする。
ロックbとクランクケースcとの後端面d,eは、トラ
ンスミッションケースfを接合させる接合面となるた
め、組付後には面一にされなければならない。仮に図5
に示すように、後端面d,e同士に段差θができてしま
うと、接合部に隙間が生じたりボルトやフランジの損傷
を招いたりする。
【0004】上記構造において、ダウエルgの軸心間距
離はX±α1 、ダウエル穴hの穴心間距離はX±α2 で
ある。特に後方のダウエルgの軸心と後端面dとの距離
はY±β1 、後方のダウエル穴hの穴心と後端面eとの
距離はY±β2 である。このとき段差θはθ=±(β1
+β2 )で定まる。要するに段差θをゼロにするには、
ダウエルgやダウエル穴hの位置、寸法等を正確に管理
する必要があり、高い加工精度、組立精度が要求され、
結果的にコスト高を招く。
離はX±α1 、ダウエル穴hの穴心間距離はX±α2 で
ある。特に後方のダウエルgの軸心と後端面dとの距離
はY±β1 、後方のダウエル穴hの穴心と後端面eとの
距離はY±β2 である。このとき段差θはθ=±(β1
+β2 )で定まる。要するに段差θをゼロにするには、
ダウエルgやダウエル穴hの位置、寸法等を正確に管理
する必要があり、高い加工精度、組立精度が要求され、
結果的にコスト高を招く。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシリンダブ
ロックとクランクケースの組付構造は、シリンダブロッ
ク又はクランクケースの少なくとも一方の後端面に位置
決め部材を設け、この位置決め部材に他方の後端面を当
接させつつ、両者を互いに結合するものである。
ロックとクランクケースの組付構造は、シリンダブロッ
ク又はクランクケースの少なくとも一方の後端面に位置
決め部材を設け、この位置決め部材に他方の後端面を当
接させつつ、両者を互いに結合するものである。
【0006】また、本発明に係るシリンダブロックとク
ランクケースの組付方法は、シリンダブロック又はクラ
ンクケースの少なくとも一方の後端面に位置決め部材を
設け、この位置決め部材に他方の後端面を当接させつ
つ、両者を互いに結合するものである。
ランクケースの組付方法は、シリンダブロック又はクラ
ンクケースの少なくとも一方の後端面に位置決め部材を
設け、この位置決め部材に他方の後端面を当接させつ
つ、両者を互いに結合するものである。
【0007】上記構造及び方法によれば、位置決め部材
により、シリンダブロックとクランクケースとの後端面
同士を面一に合わせられる。これにより従来のダウエル
等で正確な位置合わせを行わずに済み、これらの廃止や
減少も可能となって低コスト化が可能になる。
により、シリンダブロックとクランクケースとの後端面
同士を面一に合わせられる。これにより従来のダウエル
等で正確な位置合わせを行わずに済み、これらの廃止や
減少も可能となって低コスト化が可能になる。
【0008】ここで、上記シリンダブロック及び上記ク
ランクケースの後端面が、トランスミッションケース又
はフライホイールハウジングを接合させる接合面であっ
てもよい。
ランクケースの後端面が、トランスミッションケース又
はフライホイールハウジングを接合させる接合面であっ
てもよい。
【0009】また、上記位置決め部材が、上記トランス
ミッションケース又は上記フライホイールハウジングの
開口部を閉塞するダストカバー部を有するのが好まし
い。
ミッションケース又は上記フライホイールハウジングの
開口部を閉塞するダストカバー部を有するのが好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
を添付図面に基づいて詳述する。
【0011】図1及び図2は、本発明に係るシリンダブ
ロックとクランクケースの組付構造を示し、図1は後方
から見たときの図(背面図)、図2は側方から見たとき
の図(側面図)である。図示するように、シリンダブロ
ック1の下部にはクランクケース2が組み付けられ、こ
れらはそれぞれの接合面3,4で接合され、図示しない
ボルトで締結されるようになっている。従来同様、接合
面3,4の一方にはダウエル等の位置決め用突起が、他
方にはその突起を嵌合させるための穴(ダウエル穴等)
が複数設けられる(図示省略)。ただし、後述するよう
に、これらはあくまで粗位置決めのために用いられ、寸
法精度や配置管理が従来ほど厳密ではない。
ロックとクランクケースの組付構造を示し、図1は後方
から見たときの図(背面図)、図2は側方から見たとき
の図(側面図)である。図示するように、シリンダブロ
ック1の下部にはクランクケース2が組み付けられ、こ
れらはそれぞれの接合面3,4で接合され、図示しない
ボルトで締結されるようになっている。従来同様、接合
面3,4の一方にはダウエル等の位置決め用突起が、他
方にはその突起を嵌合させるための穴(ダウエル穴等)
が複数設けられる(図示省略)。ただし、後述するよう
に、これらはあくまで粗位置決めのために用いられ、寸
法精度や配置管理が従来ほど厳密ではない。
【0012】両者の後端面5,6はトランスミッション
ケースやフライホイールハウジング(図示せず)を接合
させる接合面とされる。そしてこれら後端面5,6同士
は、位置決め部材としてのエンドプレート7により正確
に位置合わせされ面一とされている。エンドプレート7
は、ここでは左右側に一対設けられ、クランクケース2
の後端面6にそれぞれボルト8で取り付けられている。
そしてエンドプレート7は、クランクケース2の接合面
4の位置より上方に突出する突出部9を有している。よ
ってこの突出部9にシリンダブロック1の後端面5を当
接させることで、後端面5,6同士を正確に面一に合わ
せることができる。いずれのエンドプレート7も、トラ
ンスミッションケース等の組付けの邪魔にならぬよう、
適度な大きさの小片とされ、位置、形状等が定められて
いる。なお後端面5,6には、トランスミッションケー
ス等の位置決め或いは固定を行うべく、ボルト穴或いは
ダウエル、ダウエル穴等からなる複数の位置決め固定部
10が適宜間隔で設けられる。
ケースやフライホイールハウジング(図示せず)を接合
させる接合面とされる。そしてこれら後端面5,6同士
は、位置決め部材としてのエンドプレート7により正確
に位置合わせされ面一とされている。エンドプレート7
は、ここでは左右側に一対設けられ、クランクケース2
の後端面6にそれぞれボルト8で取り付けられている。
そしてエンドプレート7は、クランクケース2の接合面
4の位置より上方に突出する突出部9を有している。よ
ってこの突出部9にシリンダブロック1の後端面5を当
接させることで、後端面5,6同士を正確に面一に合わ
せることができる。いずれのエンドプレート7も、トラ
ンスミッションケース等の組付けの邪魔にならぬよう、
適度な大きさの小片とされ、位置、形状等が定められて
いる。なお後端面5,6には、トランスミッションケー
ス等の位置決め或いは固定を行うべく、ボルト穴或いは
ダウエル、ダウエル穴等からなる複数の位置決め固定部
10が適宜間隔で設けられる。
【0013】次に、この構造におけるシリンダブロック
1とクランクケース2の組付方法を説明する。先ず、ク
ランクケース2にそれぞれのエンドプレート7をボルト
8で取り付け、次にエンドプレート7の突出部9にシリ
ンダブロック1の後端面5を当接ないし突き当てつつ、
シリンダブロック1とクランクケース2とを互いに接合
させる。この接合時、接合面3,4の一方に設けられた
突起が、他方に設けられた穴に嵌合され、これによって
も位置決めがなされる。ただしこのときの位置決めはあ
くまで粗位置決めであって、即ち、突起と穴との嵌め合
い公差が従来より大きいため、シリンダブロック1とク
ランクケース2とは前後左右(水平方向)に多少の位置
ずれ(相対移動)が可能となっている。これによりシリ
ンダブロック後端面5はエンドプレート7に確実に当接
でき、突起と穴との嵌め合いがエンドプレート7による
位置決めに何等影響を及ぼさぬようになっている。こう
して接合が終了した後、両者を図示しないボルトで締結
すれば、後端面5,6同士を面一とした状態で両者を結
合し互いに組付けることが可能となる。
1とクランクケース2の組付方法を説明する。先ず、ク
ランクケース2にそれぞれのエンドプレート7をボルト
8で取り付け、次にエンドプレート7の突出部9にシリ
ンダブロック1の後端面5を当接ないし突き当てつつ、
シリンダブロック1とクランクケース2とを互いに接合
させる。この接合時、接合面3,4の一方に設けられた
突起が、他方に設けられた穴に嵌合され、これによって
も位置決めがなされる。ただしこのときの位置決めはあ
くまで粗位置決めであって、即ち、突起と穴との嵌め合
い公差が従来より大きいため、シリンダブロック1とク
ランクケース2とは前後左右(水平方向)に多少の位置
ずれ(相対移動)が可能となっている。これによりシリ
ンダブロック後端面5はエンドプレート7に確実に当接
でき、突起と穴との嵌め合いがエンドプレート7による
位置決めに何等影響を及ぼさぬようになっている。こう
して接合が終了した後、両者を図示しないボルトで締結
すれば、後端面5,6同士を面一とした状態で両者を結
合し互いに組付けることが可能となる。
【0014】このように、上記構造及び方法にあって
は、一方の後端面6に設けたエンドプレート7で後端面
5,6同士の位置合わせを行うため、接合面3,4に設
けたダウエル等で位置合わせを行う必要がなくなり、そ
れらの寸法管理等を実質不要とし、延いてはそれらを廃
止、減少することも可能となる。要するにエンドプレー
ト7を設けたことによって、製作に高コストを要するダ
ウエル等に代わり、簡便な構造、方法で後端面5,6同
士の位置合わせを行える。これによって高い加工精度、
組立精度が不要となり、低コスト化を達成できる。当然
ながら、後端面5,6同士が面一となるので、トランス
ミッションケースを組付けたときに隙間が空いたり、ボ
ルトやフランジ等が損傷することがない。
は、一方の後端面6に設けたエンドプレート7で後端面
5,6同士の位置合わせを行うため、接合面3,4に設
けたダウエル等で位置合わせを行う必要がなくなり、そ
れらの寸法管理等を実質不要とし、延いてはそれらを廃
止、減少することも可能となる。要するにエンドプレー
ト7を設けたことによって、製作に高コストを要するダ
ウエル等に代わり、簡便な構造、方法で後端面5,6同
士の位置合わせを行える。これによって高い加工精度、
組立精度が不要となり、低コスト化を達成できる。当然
ながら、後端面5,6同士が面一となるので、トランス
ミッションケースを組付けたときに隙間が空いたり、ボ
ルトやフランジ等が損傷することがない。
【0015】以上の説明で分かるように、位置決め部材
は、板状のエンドプレート7に限らず他のもの、例えば
ステー状のものであってもよい。ただし上述のエンドプ
レート7とすると、自ずと平面がでているため位置合わ
せが容易且つ正確となり、構造も簡単なので低コストと
なる利点がある。また、位置決め部材はシリンダブロッ
ク1の後端面5に設けることもできるし、両方の後端面
5,6に設けることもできるし、数、位置等も限定され
ない。さらにはシリンダブロック1とクランクケース2
との組付後(締結後)に取り外すことも可能である。も
っともクランクシャフトやフライホイールとの干渉がな
ければ取り付けたままにしておく方が工程削減には有利
である。
は、板状のエンドプレート7に限らず他のもの、例えば
ステー状のものであってもよい。ただし上述のエンドプ
レート7とすると、自ずと平面がでているため位置合わ
せが容易且つ正確となり、構造も簡単なので低コストと
なる利点がある。また、位置決め部材はシリンダブロッ
ク1の後端面5に設けることもできるし、両方の後端面
5,6に設けることもできるし、数、位置等も限定され
ない。さらにはシリンダブロック1とクランクケース2
との組付後(締結後)に取り外すことも可能である。も
っともクランクシャフトやフライホイールとの干渉がな
ければ取り付けたままにしておく方が工程削減には有利
である。
【0016】図3は他の実施の形態を示し、ここでは右
側に示すエンドプレート7aが、トランスミッションケ
ース又はフライホイールハウジングの前端の開口部を閉
塞するダストカバー部11を一体に有している。通常、
その開口部は、別部品であるダストカバーをトランスミ
ッションケース等に取り付けて閉塞されるが、ここでは
エンドプレート7aがダストカバーを兼用するため、ダ
ストカバーを廃止でき部品点数の削減、低コスト化が可
能となる。
側に示すエンドプレート7aが、トランスミッションケ
ース又はフライホイールハウジングの前端の開口部を閉
塞するダストカバー部11を一体に有している。通常、
その開口部は、別部品であるダストカバーをトランスミ
ッションケース等に取り付けて閉塞されるが、ここでは
エンドプレート7aがダストカバーを兼用するため、ダ
ストカバーを廃止でき部品点数の削減、低コスト化が可
能となる。
【0017】他にも、本発明の実施の形態については様
々なものが考えられる。
々なものが考えられる。
【0018】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【0019】(1) コスト高の要因となるダウエル等
を廃止、減少でき、低コスト化が可能となる。
を廃止、減少でき、低コスト化が可能となる。
【0020】(2) 従来別部品であったダストカバー
を廃止でき、さらなる低コスト化が可能となる。
を廃止でき、さらなる低コスト化が可能となる。
【図1】本発明に係るシリンダブロックとクランクケー
スの組付構造を示す背面図である。
スの組付構造を示す背面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】他の実施の形態を示す背面図である。
【図4】従来の組付構造を示す側面図である。
【図5】後端面の位置ずれの様子を示す拡大側面図であ
る。
る。
1 シリンダブロック 2 クランクケース 5,6 後端面 7 エンドプレート 11 ダストカバー部
Claims (4)
- 【請求項1】 シリンダブロック又はクランクケースの
少なくとも一方の後端面に位置決め部材を設け、該位置
決め部材に他方の後端面を当接させつつ、両者を互いに
結合することを特徴とするシリンダブロックとクランク
ケースの組付構造。 - 【請求項2】 上記シリンダブロック及び上記クランク
ケースの後端面が、トランスミッションケース又はフラ
イホイールハウジングを接合させる接合面である請求項
1記載のシリンダブロックとクランクケースの組付構
造。 - 【請求項3】 上記位置決め部材が、上記トランスミッ
ションケース又は上記フライホイールハウジングの開口
部を閉塞するダストカバー部を有する請求項2記載のシ
リンダブロックとクランクケースの組付構造。 - 【請求項4】 シリンダブロック又はクランクケースの
少なくとも一方の後端面に位置決め部材を設け、該位置
決め部材に他方の後端面を当接させつつ、両者を互いに
結合することを特徴とするシリンダブロックとクランク
ケースの組付方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13547197A JPH10325358A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | シリンダブロックとクランクケースの組付構造及び組付方法 |
DE69837523T DE69837523T2 (de) | 1997-05-26 | 1998-05-26 | Vorrichtung und verfahren zum zusammenbau von motorblock und kurbelwellengehäuse |
PCT/JP1998/002292 WO1998054456A1 (fr) | 1997-05-26 | 1998-05-26 | Structure et procede permettant d'assembler un bloc cylindres et un carter de vilebrequin |
EP98921802A EP0933523B8 (en) | 1997-05-26 | 1998-05-26 | Structure and method for assembling cylinder block and crank case |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13547197A JPH10325358A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | シリンダブロックとクランクケースの組付構造及び組付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10325358A true JPH10325358A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15152500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13547197A Pending JPH10325358A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | シリンダブロックとクランクケースの組付構造及び組付方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0933523B8 (ja) |
JP (1) | JPH10325358A (ja) |
DE (1) | DE69837523T2 (ja) |
WO (1) | WO1998054456A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3994926B2 (ja) | 2003-06-04 | 2007-10-24 | 日産自動車株式会社 | スタータ取付構造 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2002211A (en) * | 1934-10-05 | 1935-05-21 | Franklin L Torney | Motor crank case or the like |
US3817354A (en) * | 1972-06-01 | 1974-06-18 | Gear Co M W | Oil pan for tractors |
JPH071026B2 (ja) * | 1986-05-27 | 1995-01-11 | マツダ株式会社 | エンジンのブロツク構造 |
JPS634356U (ja) * | 1986-06-26 | 1988-01-12 | ||
JPH0626677B2 (ja) | 1987-07-31 | 1994-04-13 | 宇部興産株式会社 | 竪型ロ−ラミルの運転制御方法 |
JPH02139348U (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-21 |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP13547197A patent/JPH10325358A/ja active Pending
-
1998
- 1998-05-26 EP EP98921802A patent/EP0933523B8/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-05-26 DE DE69837523T patent/DE69837523T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-05-26 WO PCT/JP1998/002292 patent/WO1998054456A1/ja active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69837523T2 (de) | 2007-12-27 |
WO1998054456A1 (fr) | 1998-12-03 |
EP0933523A1 (en) | 1999-08-04 |
EP0933523B8 (en) | 2007-07-11 |
EP0933523A4 (en) | 2004-03-31 |
EP0933523B1 (en) | 2007-04-11 |
DE69837523D1 (de) | 2007-05-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Effective date: 20040421 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060801 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20060920 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |