JPH10324613A - シート状貼付材 - Google Patents

シート状貼付材

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JPH10324613A
JPH10324613A JP14872397A JP14872397A JPH10324613A JP H10324613 A JPH10324613 A JP H10324613A JP 14872397 A JP14872397 A JP 14872397A JP 14872397 A JP14872397 A JP 14872397A JP H10324613 A JPH10324613 A JP H10324613A
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JP
Japan
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sheet
sticking
layer
patch
adhesive
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JP14872397A
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English (en)
Inventor
Masayuki Konno
真之 今野
Takashi Kawasaki
隆志 川崎
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Nitto Denko Corp
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Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鼻頭のかぶれを少なくして、小鼻の角栓除去
に適したシート状貼付材を提供する。 【解決手段】 不織布や透気性フィルムなどのシート状
をした支持体11上に、そのほぼ中央部分に、貼付層1
2が形成されていない貼付層非形成部16からなる皮膚
面非貼着領域15を帯状に設けるとともに、その両側に
湿潤粘着性組成物を含有する貼付層12を形成して、本
発明に係るシート状貼付材10を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状貼付材に
関する。具体的には、顔面、特に鼻部に貼付し、角栓を
除去するに適したシート状貼付材の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、女性の美容に関して、いわゆるT
ゾーンのケアが着目されている。Tゾーンとは、顔面の
額から鼻すじにかけての領域を示し、特に鼻の部分にお
ける黒ずみ、広くは「角栓」若しくは「コメド」を対象
とする化粧用料が数多く開発されている。
【0003】これらの黒ずみ(以下「角栓」と称す
る。)を除去するために、従来からパック剤が用いられ
てきた。これらのパック剤として、ゼリー状、ペースト
状及び粉末状のものが知られている。これらのパック剤
は、一般に、被膜形成剤を顔面に塗布し、一定時間放置
して被膜が形成された後に、被膜を除去するものであ
る。
【0004】しかし、係るパック剤は使用時に手に取っ
て顔面に塗布するものであって、使用時に塗布する手間
を必要とし、手が汚れるなどの不便さや均一に塗布する
のが困難であるなどの不都合があった。
【0005】これらの不都合を解決するため、被膜形成
剤を予めシート状に形成し、所定の形状に裁断したシー
ト状貼付材が開発されている。これらのシート状貼付材
100は、図13に示すように、不織布や透気性フィル
ムなどのシート状をした支持体101上に、被膜形成剤
が塗布された貼付層102が形成され、さらに貼付層1
02の上面に剥離層103が形成されている。このシー
ト状貼付材100は、適当な形状に必要量だけ切り取っ
て使用される。あるいは、切り取る手間を省くため、図
14に示すシート状貼付材100や図15に示すシート
状貼付材100のように、鼻部の使用に適した所定の形
状に、予め裁断されているものもある。
【0006】シート状貼付材100の被膜形成剤として
は、一般的に各種の水溶性有機高分子材料を主成分とす
る湿潤粘着性組成物が用いられており、この湿潤粘着性
組成物は、水又はメチルアルコールやエチルアルコール
などの親水性媒体によって湿潤状態または濡れ状態とさ
れて粘着性を示すものである。これらのシート状貼付材
100は、貼付前に水又は親水性媒体と接触させて湿潤
状態または濡れ状態とした後、貼付部位に貼り付ける
か、貼付部位に予め水または親水性媒体を塗布した後、
貼り付けて使用される。
【0007】このとき、湿潤若しくは濡れ状態となった
湿潤粘着性組成物が、皮膚の毛穴に侵入し、この侵入し
た湿潤粘着性組成物が毛穴に存在する角栓と結合する。
そして、乾燥した貼付層102が引き剥がされると同時
に、角栓が毛穴から除去される。
【0008】しかしながら、これらのシート状貼付材1
00にあっては、貼付層102が貼付部位から強制的に
引き剥がされる結果、皮膚面を痛め、かぶれを引き起こ
す場合がある。このため、使用回数は週に2〜3回程度
に制限されており、一度の使用では角栓を十分に除去で
きなかったとしても、直ちに繰り返して使用することが
できなかった。特に、鼻頭の部分は皮膚が弱く、かぶれ
やすい。このことは、表1に示すように、実際に20名
のパネラーに、左右の小鼻をまたぐようにして1日5回
繰り返して使用してもらった結果からも明らかである。
【0009】
【表1】
【0010】一方、いわゆる小鼻の部分は角栓を生じや
すく、汚れが目立つ部分でもあり、繰り返し使用するこ
とが望まれていた。しかしながら、図13〜図15に示
したシート状貼付材100にあっては、貼付層102が
支持体101上の全面に形成されているため、小鼻のみ
ならず鼻頭にも同時に貼付されてしまい、小鼻だけに適
用するのは困難であった。
【0011】また、小鼻だけに適用するために、小面積
のシート状貼付材とすれば、貼付面積が小さくなり取扱
いにくくなる。このため、貼付が不十分となり、十分に
角栓を除去できないという問題もあった。
【0012】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、鼻頭のかぶ
れを少なくして、小鼻の角栓除去に適したシート状貼付
材を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のシート状貼付材
は、支持体上に、湿潤粘着性組成物を含有する貼付層及
び皮膚面と貼着しない皮膚面非貼着部を有することを特
徴としている。
【0014】この皮膚面非貼着部は、例えば、貼付層が
形成されていない貼付層非形成部を支持体上に形成する
ことにより設けることができる。
【0015】あるいは、支持体の全面に形成された前記
貼付層上に、皮膚面に貼着しない非貼着層を形成するこ
とにより皮膚面非貼着部を設けることができる。
【0016】このとき、剥離層を、前記支持体の全面に
形成された前記貼付層上に前記非貼着層と一体に形成す
るとともに、当該剥離層を剥離して前記非貼着層を形成
可能にするのが好ましい。
【0017】さらに、本発明のシート状貼付材にあって
は、鼻部に適用可能な形状に予め裁断しておくのがよ
く、このとき、前記皮膚面非貼着部を、貼付時に少なく
とも鼻頭に位置する領域に設けるのが望ましい。また、
当該皮膚面非貼着部を帯状に設け、当該帯状になった皮
膚面非貼着部の両側に貼付層を設けることもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係るシート状貼付材は、
例えば、後述するように不織布や透気性フィルムなどの
シート状をした支持体上に、湿潤粘着性組成物を含有す
る貼付層及び皮膚面に貼着しない皮膚面非貼着部とが形
成されている。図1〜図5に示すシート状貼付材10に
あっては、当該皮膚面非貼着部15は、貼付層12が形
成されていない貼付層非形成部16を支持体11上に形
成することにより設けられている。以下、各図に従って
詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施の形態であるシー
ト状貼付材10の斜視図であって、当該シート状貼付材
10は、左右両側にある小鼻に届く程度の幅に裁断され
ており、支持体11のほぼ中央に、帯状の皮膚面非貼着
部15が設けられ、当該皮膚面非貼着部15の両側に湿
潤粘着性組成物を含有する貼付層12が形成されてい
る。また、貼付層12上には、さらに剥離層13が形成
されている。
【0020】本発明に適用できる支持体11としては、
例えば、貼付後における貼付層12の乾燥速度や貼付前
後における柔軟性を阻害することなく、機械的強度の向
上に寄与できるものであれば、特に限定されるものでは
なく、種々の材料からなる種々の構造のものを用いるこ
とができる。構造に関しては、織布、不織布、編布、紙
などの繊維の集合体類、および多孔性フィルム、透気性
フィルムなどのフィルム類等のシート状物が例示され
る。これらのうち、貼付部位の曲面になじみ易い適度の
伸縮性を有するものが特に好ましい。また、材料に関し
ては、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリウレタン、セルロースなどの合成あるい
は天然の有機高分子類が例示される。
【0021】また、本発明が適用できる貼付層12とし
ては、湿潤粘着性組成物からなるものであれば特に制限
されるものではなく、ピールオフタイプの化粧料、つま
りシート状に形成された貼付層12が貼付部位に貼付さ
れ、一定時間放置され、乾燥した後に被膜が形成される
組成物であって、使用時に塗布された水や化粧水、メチ
ルアルコールやエチルアルコール等の親水性媒体によっ
て粘着性を有するものであれば特に限定されるものでは
ない。特に、本発明においては、角栓除去に適したもの
が好ましく、例えば、ポリビニルアルコールとその他の
高分子と多価アルコールからなる組成物や、アルギン酸
ナトリウム及び多価アルコールとからなる組成物、ポリ
アクリル酸ナトリウムとグリセリンなどポリアクリル酸
ナトリウムと相溶性を有し、溶解して可塑化効果を示す
材料からなる混合物をはじめ、これら以外にもポリアク
リルアミド、カルボシキメチルセルロース、アラビアゴ
ム、ポリメチルビニルエーテルなどを主成分とする各種
湿潤粘着性組成物を用いることができる。
【0022】本発明に用いられる剥離層13としては、
広く一般的な貼付材の剥離層13として用いられるもの
であれば特に限定されるものでなく、例えば、ポリエス
テル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのプラスチッ
クフィルム、アルミ箔などの金属フィルム、その他の各
種フィルムやシートなどを用いることができる。また、
上質紙、グラシン紙、パーチメント紙あるいはこれらの
剥離紙にポリエチレンなどをラミネートした上質紙など
を用いても差し支えない。
【0023】このシート状貼付材10は次のようにして
作製される。上記した各種の湿潤粘着性組成物とエチル
アルコールやメチルアルコールなどの親水性媒体や水等
とからなる塗布液を、剥離層13となる上記のシート状
物上に、そのほぼ中央部分には塗布液が塗布されないよ
うにして、筋塗り塗工する。その後、上記支持体11を
積層してこのものを乾燥することにより、貼付層12及
び貼付層非形成部16を一度に作製できる。あるいは、
筋塗り塗工された塗布液を乾燥して、貼付層12及び貼
付層非形成部16を形成した後に、上記支持体11を積
層して圧着することにより、シート状貼付材10を作製
することもできる。
【0024】こうして作製されたシート状貼付材10
は、適宜必要量、例えば図1に示すように端部から破線
で示す部分だけ切り取って用いられる。この必要量切り
取られたシート状貼付材10は、使用直前に剥離層13
を剥離し、貼付層12に水又は親水性媒体を付与して湿
潤状態又は濡れ状態にした後、貼付部位に貼り付ける
か、あるいは、貼付部位に予め水又は親水性媒体を塗布
した後、上記貼付材を当該貼付部位に貼り付られて用い
られる。このとき、図2に示すように、皮膚面非貼着部
15がちょうど鼻筋に位置するように貼り付ける。その
後、一定時間放置し、貼付層12に塗布された水等が揮
散して乾燥した後に、貼付層12を支持体11とともに
引き剥がす。
【0025】このシート状貼付材10にあっては、上述
したように、貼付層非形成部16からなる帯状の皮膚面
非貼着部15が、シート状貼付材10のほぼ中央に設け
られているので、鼻頭に貼付層12が貼付されず、小鼻
付近にだけ貼付層12を貼付できる。したがって、鼻頭
に刺激を与えることなく、小鼻の角栓を取り除ける。特
に、貼付層12は、シート状貼付材10の中央に設けら
れた当該皮膚面非貼着部15の両側に設けられているの
で、一方の貼付層12を片方の小鼻に貼付して、残る一
方の貼付層12を残る小鼻に容易に貼り付けることがで
きる。また、剥がす際には、一方の貼付層12を持って
引っ張ることにより、残る貼付層12も容易に引き剥が
せ、取扱いが非常に容易である。
【0026】このシート状貼付材10は、用時適宜裁断
して用いるような形状について説明したが、例えば、図
3に示すシート状貼付材10や図4に示すシート状貼付
材10のように、鼻部への適用が容易な形状に予め裁断
しておくのが好都合である。また、図5に示すようにテ
ープ状に形成したシート状貼付材10をロール状に作製
することもできる。
【0027】上記シート状貼付材10にあっては、貼付
層非形成部16は、シート状貼付材のほぼ中央に帯状に
設けた場合について説明したが、必ずしも帯状に設ける
必要もなく、必要に応じて部分的に設けることもでき
る。例えば、図6のシート状貼付材20に示すように、
少なくとも鼻頭に位置する領域に貼付層非形成部16を
設ければよく、図7に示すように貼付層12をかぶれや
すい鼻頭に貼付しないようにできる。この場合には、上
述した湿潤粘着性組成物からなる塗布液を、部分的に塗
布しないように塗工すればよい。また、鼻部のみなら
ず、おできや傷がある部位に当該皮膚面非貼着部15を
位置させて用いることもできる。
【0028】さらに、この皮膚面非貼着部15は、複数
箇所に設けてもよく、例えば、図8のシート状貼付材3
0に示すように、複数列(図8では3列)の帯状の皮膚
面非貼着部15を設け、適宜使用時に裁断して用いるよ
うにすることもできる。この場合には、鼻部への適用が
容易なように、所定位置にミシン目や切り取り線などの
切断箇所を示す表示線21を、剥離紙13や支持体11
あるいは貼付層12にも施しておくのが好ましい。
【0029】次に図9及び図10に示すシート状貼付材
40並びに図11に示すシート状貼付材50における前
記皮膚面非貼着部15は、貼付層12上に皮膚面に貼着
しない非貼着層17が設けられて形成されたものであ
る。シート状貼付材40は、図9に示すように、シート
状をした支持体11全面に、上記の湿潤粘着性組成物か
らなる貼付層12が設けられており、貼付層12の上面
には、その中央部分に帯状の非貼着層17が設けられ、
皮膚面非貼着部15が形成されている。また、この皮膚
面非貼着部15の左右両側の貼付層12上には、剥離層
13が設けられている。
【0030】この非貼着層17は、剥離されずに貼付層
12上に貼付された状態で使用されるものであり、使用
時には皮膚面に貼着されないようになっている。また、
この非貼着層17は、剥離層13と一体として作製され
ており、貼付層12上に設けられたシート状物にミシン
目や切れ目などの切り欠き線22が設けられ、剥離層1
3のみが剥離可能になっている。
【0031】このとき、剥離層13及び非貼着層17に
用いるシート状物は、皮膚面と接触する観点から、皮膚
刺激がなく柔軟性のあるものが好ましい。また、貼付層
12と非貼着層17との段差による貼付時の違和感を少
なくするため、できるかぎり薄いものが望ましく、例え
ば、ポリエステルやポリエチレン等の薄手のプラスチッ
クフィルムを用いるのがよい。
【0032】このような構成にしておけば、従来のシー
ト状貼付材100の剥離層13に切り欠き線22を設け
るだけで済み、簡単に製造できる点で効率的である。
【0033】もちろん、この非貼着層17は使用時に容
易に剥離されないものであれば特に限定されるものでは
なく、支持体11として用いられる上記各種シート状物
を用いることもできる。
【0034】また、図10に示すシート状貼付材40の
ように、鼻部への適用が容易な形状に予め裁断しておい
てもよく、また、図示はしないが図4に示すようにロー
ル状にすることもできる。また、図11に示すシート状
貼付材50に示すように、鼻頭に位置する領域に非貼着
層17を設けるのが好適である。このとき、図6に示す
シート状貼付材20にあっては、湿潤粘着性組成物から
なる塗布液を部分的に塗布しないようにする必要があり
高度な技術を要するが、この点、貼付層12上に非貼着
層17を形成する構造にすれば、簡単に部分的に皮膚面
非貼着部15を設けることができる。
【0035】また、本発明にあっては上記実施例に限定
されるものではなく、様々な態様が考えられる。例え
ば、図12に示すシート状貼付材60のように、支持体
11の中央部に帯状の凸部18を支持体11と一体に作
製し、この凸部18の両側に貼付層12を形成すること
によって、皮膚面非貼着部15を形成することも考えら
れる。もちろん、この凸部18を皮膚面に貼付されない
ような材質のもの(組成物でもよい。)から形成するこ
とにしてもよい。また、形状も特に限定されることもな
いのは、言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】本発明のシート状貼付材は、支持体上
に、湿潤粘着性組成物を含有する貼付層及び皮膚面と貼
着しない皮膚面非貼着部を有しているので、皮膚面非貼
着部を鼻頭など、使用に適さない部位、例えば、鼻頭等
に位置させて使用することができる。この結果、かぶれ
やすい鼻頭を除いて小鼻など鼻部の一部のみに適用で
き、小鼻の角栓除去に適したシート状貼付材を提供でき
る。
【0037】例えば、貼付層が形成されていない貼付層
非形成部から皮膚面非貼着部を設けることができる。こ
の構成であれば、筋塗り塗工等に簡単に作製できる。
【0038】また、支持体の全面に形成された貼付層上
に、皮膚面に貼着しない非貼着層を形成して、皮膚面非
貼着部を設けることができ、この構成によれば、従来の
シート状貼付材と同様な工程で簡単に作製することがで
きる。
【0039】このとき、剥離層を、支持体の全面に形成
された貼付層上に前記非貼着層と一体に形成するととも
に、当該剥離層を剥離して前記非貼着層を形成可能にす
れば、従来のシート状貼付材の剥離層に切れ込み線を入
れるだけで済み、製造工程が非常に簡単になる。
【0040】また、鼻部に適用可能な形状に裁断してお
くと、そのまま鼻部に適用できる。特に皮膚面非貼着部
を、貼付時に少なくとも鼻頭に位置する領域に設けてお
くと、小鼻のみならず、周辺のより広い範囲の角栓を除
去できるので効率的である。
【0041】また、皮膚面非貼着部を帯状に設け、貼付
層を皮膚面非貼着部の両側に設けるようにすれば、左右
両側の小鼻に貼付層を貼り付けることができ、2つの貼
付層は支持体で繋がれた状態になるので使用が簡単であ
り、両側の小鼻の角栓を効率的に取ることができる。ま
た、貼付層非形成部を形成する場合には、筋塗り工程に
より簡単に製造できる点でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるシート状貼付材の
斜視図である。
【図2】同上のシート状貼付材の使用状態を示す説明図
である。
【図3】同上の別な実施の形態であるシート状貼付材か
ら剥離層を剥離した状態を示す平面図である。
【図4】同上のさらに別な実施の形態であるシート状貼
付材から剥離層を剥離した状態を示す平面図である。
【図5】同上のさらに別な実施の形態であるシート状貼
付材の斜視図である。
【図6】同上のさらに別な実施の形態であるシート状貼
付材の斜視図である。
【図7】同上のシート状貼付材の使用状態を示す説明図
である。
【図8】同上のさらに別な実施の形態であるシート状貼
付材の一部破段した斜視図である。
【図9】同上のさらに別な実施の形態であるシート状貼
付材の斜視図である。
【図10】同上のさらに別な実施の形態であるシート状
貼付材から剥離層を剥離した状態を示す平面図である。
【図11】同上のさらに別な実施の形態であるシート状
貼付材から剥離層を剥離した状態を示す平面図である。
【図12】同上のさらに別な実施の形態であるシート状
貼付材の斜視図である。
【図13】従来例であるシート状貼付材の斜視図であ
る。
【図14】別な従来例であるシート状貼付材の平面図で
ある。
【図15】さらに別な従来例であるシート状貼付材の平
面図である。
【符号の説明】
10、20、30、40、50、60 本発明に係るシ
ート状貼付材 11 支持体 12 湿潤粘着性組成物を含有する貼付層 13 剥離層 15 皮膚面非貼着部 16 貼付層非形成部 17 非貼着層 18 凸部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、湿潤粘着性組成物を含有す
    る貼付層及び皮膚面と貼着しない皮膚面非貼着部を有す
    ることを特徴とするシート状貼付材。
  2. 【請求項2】 前記皮膚面非貼着部は、前記貼付層が形
    成されていない貼付層非形成部からなることを特徴とす
    る請求項1に記載のシート状貼付材。
  3. 【請求項3】 前記皮膚面非貼着部は、支持体の全面に
    形成された前記貼付層上に、皮膚面に貼着しない非貼着
    層を有してなることを特徴とする請求項1に記載のシー
    ト状貼付材。
  4. 【請求項4】 剥離層を、前記支持体の全面に形成され
    た前記貼付層上に前記非貼着層と一体に形成するととも
    に、当該剥離層を剥離して前記非貼着層を形成可能にし
    たことを特徴とする請求項3に記載のシート状貼付材。
  5. 【請求項5】 前記シート状貼付材は、鼻部に適用可能
    な形状に裁断されたことを特徴とする請求項1、2、3
    又は4に記載のシート状貼付材。
  6. 【請求項6】 前記皮膚面非貼着部が、貼付時に少なく
    とも鼻頭に位置する領域に設けられたことを特徴とする
    請求項5に記載のシート状貼付材。
  7. 【請求項7】 前記皮膚面非貼着部は、帯状に設けら
    れ、前記貼付層が当該皮膚面非貼着部の両側に設けられ
    たことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に
    記載のシート状貼付材。
JP14872397A 1997-05-21 1997-05-21 シート状貼付材 Pending JPH10324613A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6342561B1 (en) 1999-11-17 2002-01-29 3M Innovative Properties Company Organic particulate-filled adhesive

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US6342561B1 (en) 1999-11-17 2002-01-29 3M Innovative Properties Company Organic particulate-filled adhesive
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