JPH103245A - 画像形成装置の作像ユニット - Google Patents

画像形成装置の作像ユニット

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JPH103245A
JPH103245A JP8175949A JP17594996A JPH103245A JP H103245 A JPH103245 A JP H103245A JP 8175949 A JP8175949 A JP 8175949A JP 17594996 A JP17594996 A JP 17594996A JP H103245 A JPH103245 A JP H103245A
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Toshitaka Yamaguchi
俊隆 山口
Masaru Tanaka
勝 田中
Haruji Mizuishi
治司 水石
Shigeru Watanabe
滋 渡邊
Kenzo Tatsumi
謙三 巽
Takeo Suda
武男 須田
Hiroshi Yoshinaga
洋 吉永
Masaru Amamiya
賢 雨宮
Mayumi Ohori
真由美 大堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体、現像装置、帯電装置等を一体のケー
ス内に納めた画像形成装置の作像ユニットを、部品点数
増加やコストアップを生じさせず、しかも熱遮蔽のため
の手段を無駄にせずに効率的に再使用可能な構造とす
る。 【解決手段】 感光体18や帯電ローラ19等を収納す
る作像ユニット10の感光体周りケース17の、転写紙
Pの搬送方向で下流側にあたるケース17の外壁部44
を二重壁構造とし、内壁45と外壁46との間に空隙4
7を形成し、空隙47内の空気で定着装置12からの熱
を遮断するとともに、二重壁構造によりケース17の強
度も高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の作
像ユニットに関し、特に定着装置からの断熱性を改良し
たものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】複写機
やファクシミリ等の画像形成装置では近年とみに小型化
が図られているが、小型化の要求を達成するために、感
光体、現像装置、帯電装置等を一体のケース内に納めて
作像ユニットを構成し、画像形成装置全体としての小型
化に資するようにすることが多くなってきている。この
ような構成にすると、作像系の感光体、現像ユニット、
クリーニングブレード、帯電ローラ、トナーリサイクル
部等の各部品の寿命を同じとしてより経済的なものとす
ることができ、また部品交換も別々の時期に行なうので
はなく、一括で一つのユニットを交換するだけで済むよ
うになり、取扱いも容易になるという利点がある。
【0003】このような作像ユニットを画像形成装置本
体内に装着すると、当然転写紙の搬送方向で下流側に熱
定着装置が位置することになるが、作像ユニットの熱定
着装置と対向する壁部の内側に廃トナー(リサイクルト
ナー)の回収手段が位置すると、ケースが熱を伝えやす
いプラスチック製であるため、熱定着装置からの熱で廃
トナーの変性、強固な固着等が発生しやすく、両者の間
に熱の伝搬を遮断する手段が必要である。このような場
合、従来では、作像ユニットと熱定着装置との間に断熱
材で別途に形成した熱遮蔽板を配する等して対処してい
た。ところがこのような別部材を用いるということは、
当然にその分の部品増加、コストアップ等の不具合が生
じ、この点の解決が望まれていた。
【0004】また、近年の環境保護志向の高まりにより
省資源化が重要な課題となり、画像形成装置にあっても
作像ユニットその他の構成部品をできるだけ再利用可能
なように設計、製作するようになってきている。ところ
が、上述のように別部品で形成した熱遮蔽板はリサイク
ルすることがほとんどできず、これも解決が望まれてい
た。
【0005】そこで本発明は上記従来の問題点に鑑み、
部品点数を増やさず、また特段のコストアップを生じさ
せず、しかも再使用可能な構造の画像形成装置の作像ユ
ニットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
作像ユニットのうち請求項1に係るものは、上記目的を
達成するために、感光体、現像装置、帯電装置等を一体
のケース内に納めてなる画像形成装置の作像ユニットに
おいて、画像形成装置本体内に装着した際に転写紙搬送
方向下流側の熱定着装置側に位置する上記ケースの外壁
部を二重壁として空隙を形成してなることを特徴とす
る。
【0007】同請求項2に係るものは、上記空隙の上部
を開放したことを特徴とする。
【0008】同請求項3に係るものは、上記外壁部の二
重壁部分の底部に開口を設けてなることを特徴とする。
【0009】同請求項4に係るものは、上記空隙内を仕
切って複数の小さな室を形成してなることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像形成装置の作像
ユニットの実施の形態を図面を参照して以下説明する。
【0011】図1は本発明に係る画像形成装置の作像ユ
ニットの一実施形態の外観を示す斜視図、図2は本発明
実施形態に係る作像ユニット、転写・分離装置、定着装
置等の配置を示す断面図、図3は図1の作像ユニットの
感光体周りケースの構造を示す斜視図、図4は同要部を
拡大して外観を示す斜視図である。
【0012】これらの図において、10は作像ユニッ
ト、11は転写・分離装置、12は定着装置であり、作
像ユニット10はカートリッジ状に形成してあって図示
せぬ画像形成装置本体に対して着脱可能になっている。
また転写・分離装置11は、転写ローラ13を備え、回
動支点14により図中上下方向で回動可能にしてあり、
定着装置12は、加圧ローラ15と加熱ローラ16とか
ら構成してある。
【0013】また図示の作像ユニット10は、感光体周
りケース(以下単にケースという)17内に、感光体1
8、帯電装置を構成する帯電ローラ19、現像装置2
0、クリーニング装置21及びクリーニング装置21で
回収した残留トナーを現像装置11へ送り込むトナーリ
サイクルベルト22、トナー搬送スクリュー42、剤撹
拌部材43等を設けてある。なお図中37はケース17
上を覆うように取り付ける上カバーで感光体18や帯電
ローラ19等に人が接触するのを防止している。
【0014】このように構成した作像ユニットを用いた
作像動作を簡単に説明する。まず画像形成装置本体を所
定の位置に装着した状態で、感光体18が図示せぬ駆動
源によって図2中の矢示方向に回転可能になり、画像形
成動作が開始すると、感光体18に図示せぬ除電ランプ
から除電光を照射してその表面を除電し、表面電位を例
えば0〜−150Vの基準電位に平均化する。次に、感
光体18の表面に接触状態にある帯電ローラ19に高電
圧を印加して感光体18を帯電し、その表面電位を例え
ば−1100V前後にする。そして、その帯電した電位
面に対して露光して、画像となる表面電位が例えば0〜
−290Vの潜像部分を形成する。
【0015】この潜像部分が、感光体18の回転によっ
て現像装置20の現像スリーブ23の位置まで移動する
と、その潜像部分に例えば−800V前後のバイアスを
掛けてある現像スリーブ23の表面に保持されているト
ナーが付着し、潜像部分が現像されてトナー像(可視
像)となる。
【0016】一方、図示せぬ給紙部から給紙された転写
紙Pは、その先端と感光体18上のトナー像の先端とを
転写ローラ13の位置で一致するようにレジストローラ
対24によってタイミング調整され、感光体18上のト
ナー像が転写ローラ13によって転写紙Pに転写され
る。その転写紙Pを定着装置12の加圧ローラ15と加
熱ローラ16間へ搬送し、そこで熱と圧力により転写し
たトナーを転写紙Pへ融着させ、機外の図示せぬ排紙ト
レイ等に排出する。
【0017】画像転写後に感光体18上に残った残留ト
ナーは、クリーニング装置21のクリーニングブレード
25により掻き落とし、感光体18の表面にほとんどト
ナーが付着、残留していない状態として次の作像工程へ
移る。クリーニング装置21によって回収した残留トナ
ーは、トナーリサイクルベルト22により現像装置20
の現像剤撹拌部26へ搬送して回収し、剤撹拌部材43
で撹拌して再度現像スリーブ23へ供給してトナーをリ
サイクルする。なお図中41はクリーニングブレード2
5のホルダーである。
【0018】ところで図示の作像ユニット10は、転写
紙Pの搬送方向で下流側にあたるケース17の外壁部4
4の内側にトナー搬送スクリュー42が位置する。この
部分にはクリーニングブレード25により掻き落とした
残留トナーが存在し、これに定着装置12の加熱ローラ
16からの熱が加わると、既に述べたようにトナーの変
性や固着等が生じる。そのため、本実施形態のケース1
7は、外壁部44を図示のように二重壁構造とし、トナ
ー搬送スクリュー42側の内壁45と外部に露出する外
壁46との間には空隙47を形成してあり、この空隙4
7内に存在する空気が定着装置12からの熱を遮断する
とともに、二重壁構造によりケース17の強度も高めて
ある。
【0019】また空隙47は、図3、4に示すように、
内壁45と外壁46との間をつなぐ仕切り49によって
複数の小室48に区分してあり、内部空気の対流による
熱伝搬を防ぐと共に、上部を開口して熱せられた空気が
小室48外へ出やすくしてケース17の内部に熱がより
伝わりにくくなるようにしてある。
【0020】なお図示は省略するが、内壁45と外壁4
6の下部をつなぐ底部50に孔やスリットを設け、空隙
47内の空気がケース17の外側の空気と対流により入
れ換わりやすくすることもできる。
【0021】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置の作像ユニ
ットは以上説明してきたように、感光体、現像装置、帯
電装置等を一体のケース内に納めた画像形成装置の作像
ユニットの熱定着装置側に位置するケース外壁部を二重
壁として空隙を形成したので、部品点数増加やコストア
ップせずに熱定着装置の熱から遮蔽できるようになると
いう効果がある。また熱の遮蔽に別部材を用いなくて済
むので、再使用に当たって廃棄する部材がなく、効率的
なリサイクルが可能になるという効果もある。
【0022】請求項2に係る画像形成装置の作像ユニッ
トは、空隙の上部を開放したので、上記共通の効果に加
え、熱せられた空気が外へ出やすくなってさらに断熱性
が向上するという効果がある。
【0023】請求項3に係る画像形成装置の作像ユニッ
トは、外壁部の二重壁部分の底部に開口を設けたので、
上記共通の効果に加え、空隙内の空気がケースの外側の
空気と対流により入れ換わりやすくなってさらに断熱性
が向上するという効果がある。
【0024】請求項4に係る画像形成装置の作像ユニッ
トは、空隙内を仕切って複数の小さな室を形成したの
で、上記共通の効果に加え、空隙内の空気が内部で対流
しにくくなることによってさらに断熱性が向上するとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の作像ユニットの一
実施形態の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明実施形態に係る作像ユニット、転写・分
離装置、定着装置等の配置を示す断面図である。
【図3】図1の作像ユニットの感光体周りケースの構造
を示す斜視図である。
【図4】図1の作像ユニットの要部を拡大して外観を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 作像ユニット 11 転写・分離装置 12 定着装置 13 転写ローラ 14 回動支点 15 加圧ローラ 16 加熱ローラ 17 感光体周りケース 18 感光体 19 帯電ローラ 20 現像装置 21 クリーニング装置 22 トナーリサイクルベルト 23 現像スリーブ 24 レジストローラ対 25 クリーニングブレード 26 現像剤撹拌部 37 上カバー 41 クリーニングブレードのホルダー 42 トナー搬送スクリュー 43 剤撹拌部材 44 外壁部 45 内壁 46 外壁 47 空隙 48 小室 49 仕切り 50 外壁部の底部 P 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 滋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 巽 謙三 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 須田 武男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉永 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 雨宮 賢 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大堀 真由美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体、現像装置、帯電装置等を一体の
    ケース内に納めてなる画像形成装置の作像ユニットにお
    いて、画像形成装置本体内に装着した際に転写紙搬送方
    向下流側の熱定着装置側に位置する上記ケースの外壁部
    を二重壁として空隙を形成してなることを特徴とする画
    像形成装置の作像ユニット。
  2. 【請求項2】 上記空隙の上部を開放したことを特徴と
    する請求項1の画像形成装置の作像ユニット。
  3. 【請求項3】 上記外壁部の二重壁部分の底部に開口を
    設けてなることを特徴とする請求項1または2の画像形
    成装置の作像ユニット。
  4. 【請求項4】 上記空隙内を仕切って複数の小さな室を
    形成してなることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかの画像形成装置の作像ユニット。
JP17594996A 1996-06-14 1996-06-14 画像形成装置の作像ユニット Expired - Fee Related JP3455018B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009014895A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009014895A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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