JPH10320365A - データ交換装置およびその方法 - Google Patents

データ交換装置およびその方法

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JPH10320365A
JPH10320365A JP10103000A JP10300098A JPH10320365A JP H10320365 A JPH10320365 A JP H10320365A JP 10103000 A JP10103000 A JP 10103000A JP 10300098 A JP10300098 A JP 10300098A JP H10320365 A JPH10320365 A JP H10320365A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通メモリを介して2つのプロセッサユニッ
ト間にてデータを交換する、改良された装置および方法
を提供する。 【解決手段】 共通メモリ7中のデータメモリ領域を介
して第2プロセッサユニット8,6とデータを交換する
ときに同期モードまたは非同期モードのいずれかで選択
的に作動するよう構成された第1プロセッサユニット
(6,8)を有する。好ましくは、データメモリ領域へ
のアクセスは1つプロセッサユニット中のステートマシ
ンによって制御される。このステートマシンはデータメ
モリ領域がフリーである第1状態と、データメモリ領域
がそれぞれ第1プロセッサユニット(6,8)または第
2プロセッサユニット(8,6)に予約された第2状態
および第3状態と、データメモリ領域がそれぞれ第1プ
ロセッサユニット(6,8)または第2プロセッサユニ
ット(8,6)によってアクセスされる第4状態および
第5状態とを有する。このデータ交換装置は望ましくは
フィールドバスシステムにおいて使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つのプロセッサユ
ニット間にてデータを交換するデータ交換装置およびそ
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フィールドバスシステム(デバイスネッ
トワークまたは制御ネットワークとも呼ばれる)は産業
界において、制御システムの異なるユニット間の、例え
ばマスターユニット(スキャナーとも呼ばれる)とスレ
ーブユニット(アダプタとも呼ばれる)との間の通信の
ために、または異なる制御システム間の通信のためにし
ばしば使用される。
【0003】フィールドバスシステムに関する1つの問
題点は、多数の異なるシステムの存在である。これらの
相違点は例えばバス構造、リアルタイム動作、転送され
得るデータの量、伝送メディア、およびバス上の電力分
布である。1つのユニットが異なるフィールドバスシス
テムに適合できるためには、これらのシステムの異なる
技術的な要求を取り扱う必要がある。異なるフィールド
バスシステムに適合可能なこのようなユニットは、もち
ろん特定のフィールドバスシステムのみについて設計さ
れたユニットの製造原価よりはるかに高い。
【0004】この問題点を解決するため、出願人はスレ
ーブユニットとフィールドバスとの間に接続される一連
の適応モジュールを開発した。各適応モジュールは異な
るフィールドバス用に設計され、従って特有のフィール
ドバスインタフェースを有する。しかし、全ての適応モ
ジュールはスレーブユニットに対して同一のインタフェ
ースを有する。従って、1つのスレーブユニットは単一
のインタフェースを介して多数の異なるフィールドバス
に接続することが可能である。
【0005】適応モジュールとスレーブユニットとの間
のインタフェースは、適応モジュールのプロセッサユニ
ットとスレーブユニットのプロセッサユニットとによっ
てアクセス可能なデュアルポートメモリによって実現さ
れる。このメモリへのアクセスはメモリ中のハンドシェ
イクレジスタによって制御される。デフォルト状態にお
いて、メモリは適応モジュールに割り当てられる。スレ
ーブユニットがメモリにアクセスしようとする場合、ス
レーブユニットはハンドシェイクレジスタの中にアクセ
ス要求を書き込まなければならない。このスレーブユニ
ットは、適応モジュールが自由にその要求を処理するこ
とができるまで、待たなければならない。この適応モジ
ュールは非常に頻繁にフィールドバスと通信しているの
で、ある程度の時間がかかる可能性がある。適応モジュ
ールは、ハンドシェイクレジスタの中に確認を書き込む
ことによってスレーブユニットにメモリへのアクセスを
許可する。スレーブユニットがメモリにアクセスした
後、スレーブユニットはハンドシェイクレジスタの中に
解放を書き込むことによって適応モジュールに対してメ
モリを解放する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】デュアルポートメモリ
にアクセスするこの方法の欠点は、スレーブユニットが
メモリに対するアクセスを要求する前に適応モジュール
が常にメモリにアクセスしていれば、スレーブユニット
が適応モジュールによってロックアウトされることにあ
る。他の欠点は、長い予測不能なアクセス時間のために
データ交換が遅いことである。これは、適応モジュール
がマスターユニットとフィールドバスとの間において使
用できないことを意味する。この箇所では迅速なデータ
交換に対する要求がさらに厳しいからである。
【0007】さらに、フィールドバスシステムにおいて
は、通常マスターユニットとスレーブユニットとの間に
おいて次のようなデータ、すなわち時間クリティカルな
周期的入力および出力データ、時間クリティカルでない
非周期的メッセージおよび/またはコマンド、および非
周期的フィールドバス制御データおよび状態データを転
送する必要がある。上述した方法のさらに他の欠点は、
非周期的データおよびメッセージの転送を支援しないこ
とにある。
【0008】なお、上述した問題点は、2つのプロセッ
サユニットが共通メモリを介してデータを交換する他の
種々の応用においても生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、共通
メモリを介して2つのプロセッサユニット間にてデータ
を交換する、改良された装置および方法を提供すること
を目的とする。
【0010】この目的は請求項1によるデータ交換装置
および請求項16によるデータ交換方法によって達成さ
れる。本発明の実施の形態は従属クレーム中に開示され
ている。
【0011】さらに詳しくは、本発明のデータ交換装置
は、共通メモリ中のデータメモリ領域を介して第2プロ
セッサユニットとデータを交換するときに同期モードま
たは非同期モードのいずれかで選択的に作動するよう構
成された第1プロセッサユニットを有している。
【0012】このような2つの異なるモードで作動でき
ることは非常に有利であり、またデータ交換を一層効率
的にする。同期モードを選択することにより、第1プロ
セッサユニットはロックアウトを防止し、また両方のプ
ロセッサユニットがデータメモリ領域にアクセスするよ
う配慮することができる。しかし、場合によっては、デ
ータメモリ領域へのアクセスを同期化しない方が望まし
い。このような状況においては、第1プロセッサを非同
期モードで作動させることにより、データ交換効率を最
適化することができる。
【0013】プロセッサユニットはハードウェア回路に
より、またはハードウェアとソフトウェアとの組合わせ
により、好ましくは適当にプログラミングされたマイク
ロプロセッサによって実現することができる。
【0014】第1プロセッサユニットは共通メモリの両
側に配置することができる。従って、フィールドバスシ
ステムにおいてはまた、プロセッサユニットはスレーブ
ユニット中に、または適応モジュール中に、またはマス
ターユニット中に配置されたプロセッサユニットとする
ことができる。
【0015】同期モードにおいては、第1プロセッサユ
ニットのいずれか1つがデータメモリ領域にアクセスし
た後、これらの先行するユニットが次回にそのデータメ
モリ領域にアクセス可能となる前に、他方のプロセッサ
ユニットがデータメモリ領域にアクセスするよう構成さ
れるとよい。このようにして、第1プロセッサユニット
は、この第1プロセッサユニットがメモリにアクセスし
た後、次回にこの第1プロセッサユニットがメモリにア
クセスする前に、第2プロセッサユニットがメモリにア
クセスできるよう構成される。これは例えば、同期モー
ドにおいて、第2プロセッサユニットがデータメモリ領
域にアクセスするまでに第1プロセッサユニットがデー
タメモリ領域にアクセスすることができないよう第1プ
ロセッサユニットが第2プロセッサユニットのためにデ
ータメモリ領域を予約して、第1プロセッサユニットが
データメモリ領域へのアクセスを終了することにより実
現することができる。データが次回に第1プロセッサユ
ニットによって更新される前に第2プロセッサユニット
がこれらのデータを読み取ることを第1プロセッサユニ
ットが望む場合には、第1プロセッサユニットがこのよ
うにすることが望ましい。
【0016】また、第1プロセッサユニットは、第2プ
ロセッサユニットがメモリにアクセスした後、次回にこ
の第2プロセッサユニットがメモリにアクセスする前に
第1プロセッサユニットがメモリにアクセスできるよう
構成される。これは例えば、同期モードにおいて、第2
プロセッサユニットが次回にデータメモリ領域にアクセ
スする前に第1プロセッサユニットがデータメモリにア
クセスできるようデータメモリを予約して、第1プロセ
ッサユニットがデータメモリ領域へのアクセスを要求す
ることにより実現することができる。特に、第1プロセ
ッサユニットが一定の操作を実行する前に第2プロセッ
サユニットからデータを読み取る必要のあることを知っ
ている場合には、第1プロセッサユニットがこのように
することが望ましい。
【0017】なお、上述した2つの場合を組み合わせる
ことも当然可能である。
【0018】第1プロセッサユニットが同期モードまた
は非同期モードのいずれかで作動できることは、第1プ
ロセッサユニットが同期モードまたは非同期モードのい
ずれかでデータメモリ領域へのアクセスを終了するよう
構成されていること、および/または第1プロセッサユ
ニットが同期モードまたは非同期モードのいずれかでデ
ータメモリ領域へのアクセスを要求するよう構成されて
いることを意味する。
【0019】好ましくは、第1プロセッサユニットが同
期モードにおいてメモリ領域にアクセスしたとき、この
第1プロセッサユニットが次回にデータメモリ領域にア
クセスする前にこのデータメモリ領域にアクセスする要
求(すなわち、同期モードにおけるアクセス要求)を第
2プロセッサユニットから受ければ、第1プロセッサユ
ニットはデータメモリ領域へのそのアクセスを終了す
る。このようにして、第2プロセッサユニットも、同期
モードまたは非同期モードのいずれかでデータ交換を実
行すべきかについて影響を与えることができる。
【0020】非同期モードにおいて、第1プロセッサユ
ニットはデータメモリ領域をフリー状態に(すなわちメ
モリ領域がいずれのプロセッサユニットにも予約されて
いない状態に)解放することにより、データメモリ領域
へのアクセスを終了することができる。これは他方のプ
ロセッサユニットがデータメモリ領域のフリー状態また
は非フリー状態を調査する必要がないので、データメモ
リ領域に対するアクセスを要求するプロセッサユニット
に対してデータメモリ領域を迅速に割り当てることがで
きるので望ましい。このような短いアクセス時間は、こ
の装置をマスターユニットとフィールドバスとの間の適
応モジュールとして使用できることを意味する。
【0021】第1プロセッサユニットは好ましくは、デ
ータメモリ領域へのアクセスを制御するためのステート
マシン(state machine)を含み、このステートマシン
はデータメモリ領域がフリーである第1状態と、データ
メモリ領域がそれぞれ第1プロセッサユニットまたは第
2プロセッサユニットに予約される第2状態および第3
状態と、データメモリ領域がそれぞれ第1プロセッサユ
ニットまたは第2プロセッサユニットによってアクセス
される第4状態および第5状態とを有する。このステー
トマシンはアクセス制御の実行を容易にする。第1プロ
セッサユニットのみがデータメモリ領域の状態の追跡を
保持する必要がある。第2プロセッサユニットは単にデ
ータメモリ領域に対するアクセスを要求して終了する。
【0022】好ましくは、本発明のデータ交換装置はさ
らに、前記共通メモリをなすとともに前記データメモリ
領域を有するメモリを含み、前記メモリは制御メモリ領
域を有する。この制御メモリ領域は好ましくは、それぞ
れのプロセッサユニット用の2つのハンドシェイクレジ
スタとして構成される。第1プロセッサユニットは、デ
ータメモリ領域へのアクセスを制御するため、第2プロ
セッサユニットに制御情報を書き込み、かつ第2プロセ
ッサユニットから制御情報を読み取るよう構成される。
制御情報は例えばビットパタンであって、その1つまた
は複数のビットが、要求アクセス、終了アクセス、同期
モードまたは非同期モードを表示する。
【0023】メモリは市販のデュアルポートメモリと
し、または特にこの用途のために設計されたメモリとす
ることができる。
【0024】データ交換速度をさらに増大するため、メ
モリは両方のプロセッサユニットによってアクセス可能
な複数のデータメモリ領域を有することができる。この
ようにして、データ交換が並列で実行されるように、両
方のプロセッサユニットが同時に異なるメモリ領域にア
クセスすることができる。
【0025】いずれのデータメモリ領域に対して制御情
報が付属するかを表示する項目を制御情報の中に含める
ことにより、同一制御メモリ領域が全てのデータメモリ
領域のデータの交換を制御するために使用される。
【0026】望ましくは制御メモリ領域は、データメモ
リ領域を介しての周期的データ交換とは独立して第2プ
ロセッサユニットとの非周期的データの交換のために使
用することができる。
【0027】また、本発明によるデータ交換装置は、第
2プロセッサユニットを含むことができる。好ましく
は、この第2プロセッサユニットは第1プロセッサユニ
ットと同様に作動するよう構成され、両方のプロセッサ
ユニットが選択的に同期モードまたは非同期モードで作
動するとよい。
【0028】本発明によるデータ交換装置およびその方
法は、1つのプロセッサユニットがフィールドバスを介
して第3プロセッサユニットに接続されたフィールドバ
スシステムにおいて使用する場合に特に好適である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について詳細に説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
【0030】以下の実施の形態において本発明はフィー
ルドバスシステムに適用される。
【0031】図1に概略的に示されたフィールドバスシ
ステムはマスターユニット1を含み、このマスターユニ
ットはフィールドバス3と適応モジュール4とを介して
スレーブユニット2に接続される。フィールドバス3は
適応モジュール4に対して標準型コネクタ(図示されて
いない)によって接続されている。また、適応モジュー
ル4はスレーブユニット2に対して標準型コネクタ(図
示されていない)によって接続されている。適応モジュ
ール4はバスモジュール5と、第1プロセッサユニット
6と、デュアルポートメモリ7とを有する。スレーブユ
ニット2は第2プロセッサユニット8を有し、またマス
ターユニット1は第3プロセッサユニット9を有する。
バスモジュール5はフィールドバス3に対する物理的イ
ンタフェースをなす。このバスモジュール5は例えば、
信号レベルを第1プロセッサユニット6によって使用さ
れる信号レベルに適合させる。メモリ7は2つのポート
10,11を有し、一方のポート10は第1プロセッサ
ユニット6用であり、他のポート11は第2プロセッサ
ユニット8用である。このメモリ7は標準型コンポーネ
ント、例えば米国、CA 95134、サンホセ、ノー
ス・ファースト・ストリート3901、サイプレス・セ
ミコンダクター・コーポレーション(Cypress Semicond
uctor Corporation)から市販されているDPRAM
CY7C131、またはこの応用のために特別に設計製
造されたコンポーネントとすることができる。メモリ7
と第1プロセッサユニット6および第2プロセッサユニ
ット8とはそれぞれ、データバス11,12、アドレス
バス13,14、コントロールバス15,16、および
割込みライン17,18を介して通信する。第1プロセ
ッサユニット6はシリアルバス19を介してバスモジュ
ール5と通信する。
【0032】メモリ7は読取りおよび書込み操作のため
に両方のプロセッサユニット6,8によってアクセスさ
れる4つのデータメモリ領域と、2つのハンドシェイク
レジスタを有する制御情報領域とを含む。4つのデータ
メモリ領域はそれぞれ、入力プロセスデータ(マスター
ユニットからスレーブユニットへのデータ)、出力プロ
セスデータ(スレーブユニットからマスターユニットへ
のデータ)、フィールドバス固有データおよびメッセー
ジ/コマンドパス、および状態データのためのものであ
る。データメモリ領域へのアクセスは、ハンドシェイク
レジスタおよび各データメモリ領域のステートマシンに
よって制御される。ステートマシンは適応プロセッサユ
ニット中のソフトウェアの中に実現される。ステートマ
シンの遷移はプロセッサユニットによって引き起こされ
る。1つのプロセッサユニットがそのハンドシェイクレ
ジスタの中に制御情報を書き込むときを検出し、また制
御情報が検出されたときに他のプロセッサユニットに割
込みを発生するため、ハンドシェイクレジスタには論理
回路が接続されている。これらの論理回路は、上述した
CYC7C131等の標準型デュアルポートメモリの中
に含まれている。
【0033】図2は、図1に示すデュアルポートメモリ
7のデータメモリ領域へのアクセスを制御するために使
用することのできるステートマシンの状態ダイヤグラム
を示す図である。このステートマシンは次のような8つ
の状態、すなわち(A)メモリ領域がフリーである状
態、すなわちメモリ領域が適応モジュール4によって
も、スレーブユニット2によっても使用されていない状
態、(B)メモリ領域がスレーブユニット2によって使
用されている状態、(C)メモリ領域がスレーブユニッ
ト2によって使用されているが、適応モジュール4がメ
モリ領域にアクセスするまではスレーブユニット2がこ
のメモリ領域にアクセスできないよう適応モジュール4
に対して予約された状態、(D)メモリ領域が適応モジ
ュール4によって使用されている状態、(E)メモリ領
域が適応モジュール4によって使用されているが、スレ
ーブユニット2がこのメモリ領域にアクセスするまでは
適応モジュール4がメモリ領域にアクセスできないよう
スレーブユニット2に対して予約された状態、(F)メ
モリ領域がフリーであるが、スレーブユニット2に対し
て予約された状態、および(G)メモリ領域がフリーで
あるが、適応モジュール4に対して予約された状態を有
している。
【0034】ステートマシンは次のような遷移を有す
る。すなわち、(1)スレーブユニット2が非同期モー
ドでメモリ領域へのアクセスを要求する。メモリ領域が
フリーであれば、スレーブユニットがこのメモリ領域に
アクセスする。(2)スレーブユニット2が同期モード
でメモリ領域へのアクセスを要求する。メモリ領域がフ
リーであれば、スレーブユニット2がこのメモリ領域に
アクセスする。もしフリーでなければ、スレーブユニッ
ト2がメモリ領域にアクセスするようメモリ領域がスレ
ーブユニット2に対して予約される。3)スレーブユニ
ット2が非同期モードでメモリ領域を解放し、メモリが
フリーとなる。4)スレーブユニット2が非同期モード
でメモリ領域を解放し、このメモリ領域が適応モジュー
ルに予約される。5)適応モジュール4が非同期モード
でメモリ領域へのアクセスを要求する。6)適応モジュ
ール4が同期モードでメモリ領域へのアクセスを要求す
る。7)適応モジュール4が非同期モードでメモリ領域
を解放する。8)適応モジュール4が同期モードでメモ
リ領域を解放する。
【0035】メモリ領域へのアクセスが図2に従ってス
テートマシンによって制御される場合には、図1に示す
装置は次のように作動する。
【0036】メモリ領域がフリーであると仮定する(状
態A)。適応モジュール4が同期モードまたは非同期モ
ードでメモリ領域へのアクセスを要求すれば(遷移5お
よび6)、適応モジュール4はそれぞれの領域にアクセ
スする。
【0037】ここで、適応モジュール4が入力プロセス
データをメモリ領域の中に書き込んだと仮定する。これ
らのメモリ領域中の入力プロセスデータの更新が有意義
となるまでに、これらの入力プロセスデータはスレーブ
ユニット2によって読み取られる。すなわち、適応モジ
ュール4が同期モードでメモリ領域へのアクセスを終了
すると(遷移8)、状態Fへの遷移が生じる。スレーブ
ユニット2がメモリ領域へのアクセスを要求するとすぐ
に、スレーブユニット2はこのメモリ領域にアクセスす
る(状態Bへの遷移1および2)。適応モジュール4か
らのアクセス要求は全て拒絶される。しかし、もしメモ
リ領域がスレーブユニット2に予約されているときにス
レーブユニット2がそのメモリ領域を同期モードで解放
すれば(遷移4)、このメモリ領域はフリーとなる(状
態A)。この状態Fから状態Aへの遷移の結果、もし例
えばスレーブユニット2が内部エラーを検出し、または
メモリにアクセスできる前にマスターユニット1からさ
らに他のデータまたはコマンドを受ける必要を検出すれ
ば、スレーブユニット2がメモリ領域を解放する可能性
を生じる。
【0038】次に、適応モジュール4がメモリ領域の中
に入力プロセスデータを書き込むのではなく、スレーブ
ユニット2が入力プロセスデータを読み取るときに常に
この入力プロセスデータが更新されることを適応モジュ
ール4が要求すると仮定する。この場合、適応モジュー
ル4が非同期モードでメモリを解放し(状態Aへの遷移
7)、メモリへの次のアクセスは最初にそのメモリへの
アクセスを要求したユニットによって実施されることに
なる。このようにして適応モジュール4は、マスターユ
ニット1から新規な入力プロセスデータを受ける際にこ
の入力プロセスデータを読み取る前にこの入力プロセス
データを更新することができるであろう。
【0039】適応モジュール4がそのメモリへのアクセ
ス中に(すなわち状態Dにおいて)同期モードでそのメ
モリにアクセスする要求をスレーブユニットから受けれ
ば(遷移2)、適応モジュール4は状態Eに進み、この
適応モジュール4がそのアクセスを終了するときにメモ
リはこの状態Eから状態Fに解放される。しかし、もし
状態Eにある適応モジュール4がスレーブユニット2か
ら同期モードで解放を受ければ、すなわち次のアクセス
が適応モジュール4によって実施されなければならない
という表示を受ければ、適応モジュール4は状態Dに戻
る。
【0040】スレーブユニット2は適応モジュール4と
同様に作動する。
【0041】プロセッサユニット中のソフトウェアはタ
イムアウト処理を含み、このタイムアウト処理が誤動作
の検出に使用され、または図2に示す以外の遷移を生じ
させることを了解されたい。
【0042】スレーブユニットは、メモリ中の対応のハ
ンドシェイクレジスタの中にビットパタンを書き込むこ
とによってメモリへのアクセスを要求して終了する。適
応モジュール4は、そのハンドシェイクレジスタの中に
ビットレジスタを書き込むことにより、要求され、また
は終了されたアクセスを確認する。スレーブユニット2
と適応モジュール4とによって同一のビットパタンが使
用される。ビットパタンの構成を図3に示す。設定時に
は、ビット7(CMD)はビット6−0がコマンドID
であることを示す。リセットされたとき、ビット7はビ
ット6−0が下記のように翻訳されなければならないこ
とを意味する。ビット6は使用されない。ビット5(R
EQ/REL)は、これが要求(0)であるかまたは解
放(1)であるかを示す。ビット4(LOCK)は、非
同期モード(0)または同期モード(1)の使用を示
す。ビット3(IN AREA)は入力プロセスデータ
領域のフラグである。ビット2(OUT AREA)は
出力プロセスデータ領域のフラグである。ビット1(F
B AREA)はフィールドバス固有領域のフラグであ
り、ビット0(CTRL AREA)は状態データ領域
のフラグである。
【0043】この実施の形態において、プロセッサユニ
ット6,8中のソフトウェアはメモリ7へのアクセスを
処理するための3つのソフトウェアプロセスを含む。図
4に示されたこれらのプロセスは、データ転送プロセス
41、第1プロセッサユニット6中のスケジューラプロ
セス42、および第2プロセッサユニット8中の応用プ
ロセス43である。データ転送プロセス41は、第1プ
ロセッサユニット6によるメモリ7中のデータの読取り
および書込みを制御する。応用プロセス43はスレーブ
ユニット2に対して同様の目的に役立つ。スケジューラ
プロセス42はステートマシンを含み、各メモリ領域へ
のアクセスを制御する。
【0044】メモリ領域がフリーであり、スレーブユニ
ット2が入力プロセスデータのためにこのメモリ領域を
読み取ろうとする場合を仮定しよう。この場合、応用プ
ロセス42がそのハンドシェイクレジスタの中に次のよ
うなビットパタン(7−0)、すなわち(0,0,0,
0,1,0,0,0)を書き込むことによってこの領域
へのアクセスを要求する(非同期モードでの入力領域へ
のアクセスの要求)。割込みライン17上に適応モジュ
ール4への割込みが発生される。スケジューラプロセス
42がこの要求を処理する。メモリ領域がフリーであれ
ば、ステートマシン中の状態Aから状態Bへの遷移1が
実行される。スケジューラプロセス42が適応モジュー
ル4のハンドシェイクレジスタの中に同一ビットパタン
を書き込むことによってこの要求を確認する。しかし、
もしそのメモリ領域が適応モジュール4によってアクセ
スされていれば、適応モジュール4はビットパタンのビ
ット3を0にリセットしてハンドシェイクレジスタに戻
すことによってその要求を拒絶する。このような場合、
ステートマシンにおいて遷移は生じない。スレーブユニ
ット2からの全てのアクセス要求およびアクセス終了要
求はこれに対応して処理される。
【0045】適応モジュール4がメモリ領域にアクセス
しようとする場合またはメモリ領域へのアクセスを終了
しようとする場合、データ転送プロセス41が、スレー
ブユニット2について述べたのと同様にして同一ビット
パタンを使用してスケジューラプロセス42を呼び出
す。唯一の相違点は、スケジューラプロセス42がハン
ドシェイクレジスタを経由しないで直接に呼び出される
ことである。
【0046】スレーブユニット2または適応モジュール
4が他のユニットにコマンドまたはメッセージを送りた
い場合には、ビット7が1にセットされたビットパタン
とこれに続く6ビットのコマンドIDをハンドシェイク
レジスタの中に書き込む。他のプロセッサユニットがこ
のビットパタンを読み取ると、このプロセッサユニット
は最後の6ビットをコマンドとして翻訳する。このハン
ドシェイクレジスタを介してのコマンド転送はデータメ
モリ領域を介してのデータ転送とは別個に生じる。コマ
ンドまたはメッセージは対応データ、例えばパラメータ
を有することができ、これらのデータはフィールドバス
データ領域を介して転送される。
【0047】他の実施の形態 図2に示す状態ダイヤグラムはもちろん他の状態を持つ
よう拡大することができる。図5はこのような拡大され
た状態ダイヤグラムを示し、この場合、状態HおよびI
が追加されている。状態Hにおいて、メモリ領域はスレ
ーブユニットのために予約され、次に適応モジュール4
のために予約される。状態Iにおいて、メモリ領域は適
応モジュール4のために予約され、次にスレーブユニッ
トのために予約される。
【0048】図1乃至図4に示す実施の形態において、
フィールドバスシステムは1つのマスターユニットと1
つのスレーブユニットとを有する。他の実施の形態にお
いては、フィールドバスシステムは1つ以上のマスター
ユニットおよび/または1つ以上のスレーブユニットを
有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィールドバスシステムに適用された本発明の
一実施の形態を示す概略ブロック図。
【図2】本発明の一実施の形態を実現するために使用さ
れる状態ダイヤグラムを示す図。
【図3】図1および図2に示す実施の形態において使用
されるビットパタンを示す図。
【図4】図1乃至図3に示す実施の形態において使用さ
れるソフトウェアプロセスの一例を示す概略図。
【図5】他の状態ダイヤグラムを示す図。
【符号の説明】
1 マスターユニット 2 スレーブユニット 3 フィールドバス 4 適応モジュール 5 バスモジュール 6,8,9 プロセッサユニット 7 デュアルメモリ 11,12 データバス 13,14 アドレスバス 15,16 コントロールバス 17,18 割込みライン 41 データ転送プロセス 42 スケジューラプロセス 43 応用プロセス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤーゲン、ヨハンソン スエーデン国ハルムスタッド、ノルドバン ガタン、49 (72)発明者 スタファン、ダールストラム スエーデン国グルブランドストルプ、ブヨ ルクスティゲン、18 (72)発明者 アンドレアス、クループ スエーデン国ハルムスタッド、アンデルス ベルグスリンゲン、171

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのプロセッサユニット間にてデータを
    交換する際に使用されるデータ交換装置において、 共通メモリ(7)中のデータメモリ領域を介して第2プ
    ロセッサユニット(8,6)とデータを交換するときに
    同期モードまたは非同期モードのいずれかで選択的に作
    動するよう構成された第1プロセッサユニット(6,
    8)を有することを特徴とするデータ交換装置。
  2. 【請求項2】同期モードにおいて、第1プロセッサユニ
    ット(6,8)のいずれか1つがデータメモリ領域にア
    クセスした後、これらの先行するユニット(6,8)が
    次回にそのデータメモリ領域にアクセス可能となる前
    に、他方のプロセッサユニット(8,6)がデータメモ
    リ領域にアクセスするよう構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のデータ交換装置。
  3. 【請求項3】第1プロセッサユニット(6,8)は同期
    モードまたは非同期モードのいずれかにおいてデータメ
    モリ領域へのアクセスを終了するよう構成され、このう
    ち同期モードにおいて、第2プロセッサユニット(8,
    6)がデータメモリ領域にアクセスするまでに第1プロ
    セッサユニット(6,8)がデータメモリ領域にアクセ
    スすることができないよう第1プロセッサユニット
    (6,8)が第2プロセッサユニット(8,6)のため
    にデータメモリ領域を予約し、一方、非同期モードにお
    いて、データメモリ領域へ最初にアクセスを要求するプ
    ロセッサユニットがこのメモリ領域にアクセスできるよ
    う第1プロセッサユニット(6,8)がデータメモリ領
    域を解放することを特徴とする請求項1または2記載の
    データ交換装置。
  4. 【請求項4】第1プロセッサユニット(6,8)は、同
    期モードにおいてデータメモリ領域にアクセスしたと
    き、この第1プロセッサユニット(6,8)が次回にデ
    ータメモリ領域にアクセスする前にこのメモリ領域にア
    クセスする要求を第2プロセッサユニット(8,6)か
    ら受ければ、第1プロセッサユニット(6,8)がデー
    タメモリ領域へのそのアクセスを終了するよう構成され
    ていることを特徴とする請求項3記載のデータ交換装
    置。
  5. 【請求項5】非同期モードにおいて、第1プロセッサユ
    ニット(6,8)はデータメモリ領域をフリー状態に解
    放することによってデータメモリ領域へのアクセスを終
    了するよう構成されていることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか記載のデータ交換装置。
  6. 【請求項6】第1プロセッサユニット(6,8)は同期
    モードまたは非同期モードのいずれかにおいてデータメ
    モリ領域へのアクセスを要求するよう構成され、このう
    ち同期モードにおいて、第1プロセッサユニット(6,
    8)は第2プロセッサユニット(8,6)が次回にデー
    タメモリ領域にアクセスする前にデータメモリ領域にア
    クセスするようデータメモリ領域を予約し、一方、非同
    期モードにおいて、第1プロセッサユニット(6,8)
    はデータメモリ領域がフリーである場合にのみデータメ
    モリ領域へのアクセスを要求することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか記載のデータ交換装置。
  7. 【請求項7】第1プロセッサユニット(6,8)はデー
    タメモリ領域へのアクセスを制御するためのステートマ
    シンを含み、このステートマシンはデータメモリ領域が
    フリーである第1状態と、データメモリ領域がそれぞれ
    第1プロセッサユニット(6,8)または第2プロセッ
    サユニット(8,6)に予約される第2状態および第3
    状態と、データメモリ領域がそれぞれ第1プロセッサユ
    ニット(6,8)または第2プロセッサユニット(8,
    6)によってアクセスされる第4状態および第5状態と
    を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記
    載のデータ交換装置。
  8. 【請求項8】前記共通メモリをなすとともに前記データ
    メモリ領域を有するメモリ(7)を含み、前記メモリ
    (7)は制御メモリ領域を有し、第1プロセッサユニッ
    ト(6,8)はデータメモリ領域へのアクセスを制御す
    るため、第2プロセッサユニット(8,6)に制御情報
    を書き込み、かつ第2プロセッサユニット(8,6)か
    ら制御情報を読み取るよう構成されていることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか記載のデータ交換装置。
  9. 【請求項9】メモリ(7)は第1および第2プロセッサ
    ユニットによってアクセス可能の複数のデータメモリ領
    域を有し、前記制御情報はその制御情報がどのデータメ
    モリ領域に付属するかを表示するための1つの項目を含
    むことを特徴とする請求項8記載のデータ交換装置。
  10. 【請求項10】第1プロセッサユニット(6)がフィー
    ルドバス(3)に接続され、メモリ(7)はフィールド
    バスからの入力データ用の少なくとも1つのデータメモ
    リ領域と、フィールドバスへの出力データ用の少なくと
    も1つのデータメモリ領域と、フィールドバス固有デー
    タ用の少なくとも1つのデータメモリ領域とを有するこ
    とを特徴とする請求項8または9記載のデータ交換装
    置。
  11. 【請求項11】第1プロセッサユニット(6,8)は、
    前記データメモリ領域を介して周期的データを第2プロ
    セッサユニット(8,6)と交換するとともに、周期的
    データの交換とは独立して前記制御メモリ領域を介して
    非周期的データを第2プロセッサユニットと交換するよ
    う構成されていることを特徴とする請求項8乃至10の
    いずれか記載のデータ交換装置。
  12. 【請求項12】前記第2プロセッサユニットをなす他の
    プロセッサユニット(8,6)を含み、この第2プロセ
    ッサユニットは第1プロセッサユニットとデータを交換
    するときに選択的に同期モードまたは非同期モードのい
    ずれかで作動するよう構成されていることを特徴とする
    請求項1乃至11のいずれか記載のデータ交換装置。
  13. 【請求項13】第2プロセッサユニット(8,6)は同
    期モードまたは非同期モードのいずれかにおいてデータ
    メモリ領域へのアクセスを終了するよう構成され、この
    うち同期モードにおいて、第1プロセッサユニット
    (6,8)がデータメモリ領域にアクセスするまでに第
    2プロセッサユニット(8,6)がデータメモリ領域に
    アクセスすることができないよう第2プロセッサユニッ
    ト(8,6)が第1プロセッサユニット(6,8)のた
    めにデータメモリ領域を予約し、一方、非同期モードに
    おいて、データメモリ領域へ最初にアクセスを要求する
    プロセッサユニットがこのメモリ領域にアクセスできる
    よう第2プロセッサユニット(8,6)がデータメモリ
    領域を解放することを特徴とする請求項12記載のデー
    タ交換装置。
  14. 【請求項14】第2プロセッサユニット(8,6)は、
    同期モードにおいてデータメモリ領域にアクセスしたと
    き、この第2プロセッサユニット(8,6)が次回にデ
    ータメモリ領域にアクセスする前にこのメモリ領域にア
    クセスする要求を第1プロセッサユニット(6,8)か
    ら受ければ、第2プロセッサユニット(8,6)がデー
    タメモリ領域へのそのアクセスを終了するよう構成され
    ていることを特徴とする請求項12または13記載のデ
    ータ交換装置。
  15. 【請求項15】第2プロセッサユニット(8,6)は同
    期モードまたは非同期モードのいずれかにおいてデータ
    メモリ領域へのアクセスを要求するよう構成され、この
    うち同期モードにおいて、第2プロセッサユニット
    (8,6)は第1プロセッサユニット(6,8)が次回
    にデータメモリ領域にアクセスする前にデータメモリ領
    域にアクセスするようデータメモリ領域を予約し、一
    方、非同期モードにおいて、第2プロセッサユニット
    (8,6)はデータメモリ領域がフリーである場合にの
    みデータメモリ領域へのアクセスを要求することを特徴
    とする請求項12乃至14のいずれか記載のデータ交換
    装置。
  16. 【請求項16】共通メモリ(7)中のデータメモリ領域
    を介して第1および第2プロセッサユニット(6,8)
    間にてデータを交換するデータ交換方法において、 データの交換は同期モードまたは非同期モードのいずれ
    かにおいて選択的に実行されることを特徴とするデータ
    交換方法。
  17. 【請求項17】同期モードにおいてプロセッサユニット
    (6,8)がデータメモリ領域に交互にアクセスし、一
    方、非同期モードにおいてデータメモリ領域がフリーで
    あるときにプロセッサユニット(6,8)がこのデータ
    メモリ領域へアクセスを要求する順序でデータメモリ領
    域にアクセスすることを特徴とする請求項16記載のデ
    ータ交換方法。
  18. 【請求項18】プロセッサユニット(6,8)がデータ
    メモリ領域へのアクセスを終了するときに同期モードま
    たは非同期モードのいずれかを選択することを特徴とす
    る請求項16または17記載のデータ交換方法。
  19. 【請求項19】プロセッサユニットが非同期モードでデ
    ータメモリ領域へのアクセスを終了するときに、そのメ
    モリ領域をフリー状態に解放することを特徴とする請求
    項18記載のデータ交換方法。
  20. 【請求項20】プロセッサユニットがデータメモリ領域
    へのアクセスを要求するときに同期モードまたは非同期
    モードのいずれかを選択することを特徴とする請求項1
    6乃至19のいずれか記載のデータ交換方法。
  21. 【請求項21】プロセッサユニットがメモリを介して制
    御情報を交換することにより同期モードまたは非同期モ
    ードの選択を制御することを特徴とする請求項16乃至
    20のいずれか記載のデータ交換方法。
  22. 【請求項22】プロセッサユニットがメモリを介して制
    御情報を交換することによりメモリ中の複数のデータメ
    モリ領域のいずれか1つに対するアクセスを個別に制御
    することを特徴とする請求項16乃至21のいずれか記
    載のデータ交換方法。
  23. 【請求項23】プロセッサユニットが周期的データをデ
    ータメモリ領域を介して交換するとともに、非周期的メ
    ッセージを共通メモリ中のレジスタを介して交換し、こ
    れらのデータおよびメッセージの交換が互いに独立に実
    行されることを特徴とする請求項16乃至22のいずれ
    か記載のデータ交換方法。
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